JP2005295754A - スイッチングレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 スイッチングレギュレータにおいて、スイッチングトランジスタのスイッチングノイズがエラーアンプに影響を与えることによる出力の発振などの誤動作を防ぎ、安定かつ所望の出力電圧が得られるスイッチングレギュレータを提供する。
【解決手段】 スイッチングレギュレータの、分割抵抗の出力とエラーアンプの入力の間に、抵抗と容量で構成されるノイズ除去フィルタを挿入した。また、ノイズ除去フィルタを可変抵抗と可変容量で構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチングレギュレータに関し、特にスイッチングレギュレータコントロールICのノイズによる誤動作を防止する手段に関する。
従来の昇圧型スイッチングレギュレータ及び、これに使われる昇圧型対応のスイッチングレギュレータコントロールIC(例えば、特許文献1参照)を図7に示す。一般に昇圧型スイッチングレギュレータではスイッチングレギュレータコントロールIC内の分割抵抗71、72によって負荷抵抗73の両端の電位差をモニタし、これをエラーアンプ74にて基準電圧75の電圧値と比較する。制御回路76はエラーアンプ74の比較結果からNchMOSスイッチングトランジスタ77のゲート電圧をON/OFF制御するための発振波形を出力する。NchMOSスイッチングトランジスタ77の閾値電圧よりも高い電圧(以下、“H”とする)がNchMOSスイッチングトランジスタ77のゲートに入力されたときに、NchMOSスイッチングトランジスタ77はONとなり、電流は電圧源78、コイル79、NchMOSスイッチングトランジスタ77、グランドレベルの電源端子710の経路を流れ、コイル79に流れる電流は増加する。コイル79に流れる電流は増加するので、コイル79にはエネルギーが蓄えられる。このとき負荷抵抗73に流れる電流は電圧源78からは供給されないので、出力容量711から供給され出力電圧値は低下する。この動作を第一の動作モードとする。一方、グランドレベルの電圧(以下、“L”とする)がNchMOSスイッチングトランジスタ77のゲートに入力されたときは、NchMOSスイッチングトランジスタ77はOFFとなり、電流は電圧源78、コイル79、ダイオード712の経路を流れる。第一の動作モードにてコイル79に蓄えられたエネルギーが供給され、出力電圧値が上昇する。この動作を、第二の動作モードとする。第一の動作モードと第二の動作モードを交互の行うことにより、一定の出力電圧値となるように制御を行う。
特開2003−244945号公報(第6頁、図9)(特願2002−36743(第1頁、図8))
しかしながら、現実問題としてスイッチングレギュレータではNchMOSスイッチングトランジスタ77、コイル79、出力容量711など部品の配置、配線の引き回しによっては、NchMOSスイッチングトランジスタ77がON/OFFすることによるグランドレベルまたは電源電圧の揺れやスパイクノイズなどのノイズ情報が発生する。このときそのノイズ情報を含めて分割抵抗71,72でモニタされた信号がエラーアンプ74に入力され、制御回路76を介してNchMOSスイッチングトランジスタ77がON/OFFする。このため、ノイズ情報が出力に伝播され、スイッチングレギュレータの出力発振などの誤動作を生じる結果となる。
上記問題を解決するために、本発明のスイッチングレギュレータは、分割抵抗の出力とエラーアンプの入力の間に、抵抗と容量で構成されるノイズ除去フィルタを挿入した。また、ノイズ除去フィルタを可変抵抗と可変容量で構成した。
以上のように本発明によれば、スイッチングレギュレータにおいてエラーアンプの入力にノイズ防止策用のノイズ除去フィルタを設けることで、シミュレーションでは再現されないノイズを除去し、発振などの誤動作を防ぎ、安定かつ所望の出力電圧値となるように制御を行うことが可能となる。
図2は、本発明の第1の実施例である昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。図7のエラーアンプ74の入力にノイズ防止策用のノイズ除去フィルタ113を設けたものである。ノイズ除去フィルタ113は、抵抗と容量で構成されたローパスフィルタで構成される。NchMOSスイッチングトランジスタ27がON/OFFすることによりグランドレベルまたは電源電圧の揺れやスパイクノイズなどが、グランドレベルに接続された分割抵抗22に伝播される。これにより分割抵抗21、22でモニタする電源電圧より高い昇圧型スイッチングレギュレータの出力電圧はノイズ情報を含めてノイズ除去フィルタ113に入力されるが、先に接続されたノイズ除去フィルタ113により、特定パルス幅以下のパルスを除去し、ノイズ成分を除去した所望の電圧値のみがエラーアンプ24に入力される。よって従来の技術で述べた第一の動作モードと第二の動作モードを交互の行うことにより、発振などの誤動作を防ぎ、安定かつ所望の出力電圧値となるように制御を行うことができる。昇圧型対応のスイッチングレギュレータコントロールICの特徴としては、電源電圧より高い出力電圧を得るためコイル29蓄積されたエネルギーを開放するための時間が必須である。このためNchMOSスイッチングトランジスタ27が常時ON状態ではなく、必ずOFF状態を設ける機構、つまり100%デューティーにならないよう内部回路で調整していることである。
図3は、本発明の第2の実施例である昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。図2との相違点はノイズ除去フィルタ113内の抵抗と容量が可変できることである。第1の実施例記載のスイッチングレギュレータコントロールICでは、ノイズ除去フィルタ113の抵抗を固定抵抗、容量を固定容量として考えているが、部品の配置、配線の引き回しによってノイズの大きさが異なることや、回路設計段階におけるシミュレーションではノイズの大きさは再現できなく適切な抵抗値、容量値を設定できないことを考慮すると、部品の配置配線やスイッチング周波数に適したノイズ除去フィルタ113の微調整が必要不可欠である。この場合、抵抗を可変抵抗、容量を可変容量にすることでノイズ除去フィルタ113を微調整することができ、固定抵抗、固定容量の場合と比べ、より高精度にノイズ除去をすることができる。前記ノイズ除去フィルタ113の微調整は、ICに組み込まれた抵抗や容量をレーザトリミングなどにより実現することが可能である。
図4は、本発明の第3の実施例である昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。図3との相違点は分割抵抗41、42が外付けである点である。一般的に分割抵抗41、42が外付けの場合、図3のような内蔵タイプと比べてスイッチングレギュレータコントロールICのグランドレベルと外付け部品のグランドレベルとに微小な電圧差異が発生し、それが原因でノイズの影響が大きくなる傾向がある。これを回避するため、スイッチングレギュレータコントロールIC内部にノイズ除去フィルタを接続することで、実施例1で示した同様の効果が得られることは明白である。
図5は、本発明の第4の実施例である降圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。図1との相違点は、降圧型スイッチングレギュレータである点である。昇圧型では電圧源よりも高い電圧を出力する機構であるのに対して、降圧型では電圧源以下の電圧を出力する機構を有している。降圧型対応のスイッチングレギュレータコントロールICの特徴としては、電源電圧以下の出力電圧を得るため電源電圧58、NchMOSスイッチングトランジスタ57、コイル59の経路を通り、電源電圧と等しい出力電圧を得る必要がある。このためNchMOSスイッチングトランジスタ57が常時ON状態である機構、つまり100%デューティーが存在するように内部回路で調整していることである。
降圧型スイッチングレギュレータも昇圧型スイッチングレギュレータと同様の理由によりノイズの影響を受けやすく、降圧型スイッチングレギュレータコントロールIC内部にノイズ除去フィルタを接続することで、実施例1で示した同様の効果が得られることは明白である。
図6は、本発明の第5の実施例である反転型スイッチングレギュレータのブロック図である。図1との相違点は、反転型スイッチングレギュレータである点である。昇圧型では電圧源よりも高い電圧を出力する機構であるのに対して、反転型では電圧源と極性が異なる電圧(例えば電圧源が正の電圧に対して負の電圧を出力する)を出力する機構を有している。反転型対応のスイッチングレギュレータコントロールICの特徴としては、分割抵抗61、62で分割された出力電圧とグランドレベルをエラーアンプで比較することである。また負電圧を出力するため100%デューティーとならないよう内部回路で調整していることである。
反転型スイッチングレギュレータも昇圧型スイッチングレギュレータと同様の理由によりノイズの影響を受けやすく、反転型スイッチングレギュレータコントロールIC内部にノイズ除去フィルタを接続することで、実施例1で示した同様の効果が得られることは明白である。
本発明の実施例を示す昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。 本発明の第1の実施例で示す昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。 本発明の第2の実施例を示す昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。 本発明の第3の実施例を示す昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。 本発明の第4の実施例を示す降圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。 本発明の第5の実施例を示す反転型スイッチングレギュレータのブロック図である。 従来の昇圧型スイッチングレギュレータのブロック図である。
符号の説明
11 分割抵抗
13 負荷抵抗
14 エラーアンプ
15 基準電圧
16 スイッチ制御回路
17 NchMOSスイッチングトランジスタ
47 PchMOSスイッチングトランジスタ
18 電圧源
19 コイル
110 グランド
111 出力容量
112 ダイオード
113 ノイズ除去フィルタ
114 発振回路

Claims (8)

  1. 出力端子の電圧を分圧する分割抵抗の出力と基準電圧との差をエラーアンプでモニタして前記出力電圧を制御するスイッチングレギュレータにおいて、前記分割抵抗の出力と前記エラーアンプの入力の間にノイズ除去フィルタを挿入することを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 前記ノイズ除去フィルタは、抵抗と容量で構成されることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 前記ノイズ除去フィルタは、可変抵抗と可変容量で構成されることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  4. 前記分割抵抗は、スイッチングレギュレータコントロールICに内蔵されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  5. 前記分割抵抗は、スイッチングレギュレータコントロールICの外に設けられていることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  6. 前記スイッチングレギュレータの出力電圧は、電池電圧より高電圧であることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  7. 前記スイッチングレギュレータの出力電圧は、電池電圧以下の電圧でかつ正電圧であることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  8. 前記スイッチングレギュレータの出力電圧は、負電圧であることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006196935A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Nec Saitama Ltd 携帯電話装置
JP2008086135A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 負電源回路を有する電源装置
JP2008306875A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Nec Corp 電源装置とその制御方法
JP2009278756A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータ
US9590496B2 (en) 2013-12-16 2017-03-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Voltage regulator and power delivering device therewith

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