JP2005292992A - 記録媒体処理装置及び記録媒体処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の券面に対して印字情報が正しく印字されていることを確実に確認することができ、記録媒体の券面に対する印字処理を確実に行うことができる。
【解決手段】 記録媒体の券面における印字領域を判断してその印字領域に印字情報を印字した後、上記印字領域の画像を読み取り、上記印字領域の読取画像に基づいて券面に印字情報が正しく印字されているか否かを確認するようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、鉄道やバスなどの交通機関で乗車券や定期券として用いられる券などの記録媒体を処理する記録媒体処理装置及び記録媒体処理方法に関する。
従来、例えば、鉄道やバスなどの交通機関では、乗車券情報や定期券情報を記録した記録媒体を乗車券や定期券として用いている。このような乗車券や定期券には、その券の内容を人間が目視で判別できるように、券面に乗車券情報や定期券情報など券の内容を示す情報が印字される。近年では、上記のような乗車券や定期券の発行や処理は、記録媒体処理装置としての自動券売機や定期券処理機などにより利用者自身の操作で行うように自動化されている。
しかしながら、従来の券売機や定期券処理機では、記録媒体の券面に印字した内容を確実に確認して発行あるいは処理するものがなく、券面の印字内容が不完全な状態の券が発行されるような場合があるという問題点がある。
また、近年では、定期券やストアードフェアカード(SFカード)の記録媒体としてICカードを利用する場合も増えてきている。例えば、ICカードを定期券として用いる場合、コスト等の理由から1つのICカードが繰り返し利用される運用形態が一般的である。また、ICカードを定期券として用いる場合、ICカードには定期券の内容を示す定期券情報が電子情報としてICカード内に記憶されるが、これらの情報は目視できないため、少なくとも主要な情報についてはICカードの券面に印刷する必要がある。このため、定期券として用いられるICカードには、その表面に書き替え可能な印字層(以下リライト層)を設けて、有効区間や有効期限等の主要な情報をリライト層に印字するものが実用化されている。
しかしながら、従来の技術では、上述したようなリライト層に対する印字内容の書き替えが十分でなく、元の印字内容が完全に消去されていなかったり、新たに印字した内容の印字が不十分であったりすることがある。このような場合、券面の印字内容が目視で判別できなかったり、券面の印字内容が見難かったりするという問題点がある。
特開2001−93003号公報
この発明は、上記のような問題点を解決するものであり、記録媒体の表面に印字した内容の正当性を確実に確認することができ、確実に券面の印字内容を良好な状態にすることができる記録媒体処理装置及び記録媒体処理方法を提供することを目的とする。
この発明の記録媒体処理装置は、記録媒体の印字面への印字処理を行うものにおいて、前記記録媒体の印字面に印字する印字情報の印字領域を判断する判断手段と、この判断手段により判断した前記印字領域に前記印字情報を印字する印字手段と、前記印字手段により印字した前記印字領域の画像を読み取る読取手段と、この読取手段により読み取った前記印字領域の画像に基づいて前記印字手段により印字した印字情報が前記印字面に正しく印字されているか否かを確認する確認手段とを有する。
この発明の記録媒体処理装置は、記録媒体の印字面への印字処理を行うものにおいて、前記記録媒体の印字面において既に情報が印字されている印字領域を判断する判断手段と、この判断手段により判断した前記記録媒体の印字面の印字領域における印字内容を消去する消去手段と、この消去手段により印字内容を消去した記録媒体の印字面において前記判断手段により判断した前記印字領域の画像を読み取る読取手段と、この読取手段により読み取った前記印字領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面の印字内容が消去されているか否かを確認する確認手段とを有する。
この発明の記録媒体処理装置は、書き替え可能な印字面が設けられた記録媒体を処理するものにおいて、前記記録媒体の印字面における印字情報の更新領域を判断する判断手段と、この判断手段により更新領域を判断した前記記録媒体の印字面に印字されている印字内容を消去する消去手段と、この消去手段により印字内容を消去した前記記録媒体の印字面における前記更新領域の画像を読み取る第1の読取手段と、この第1の読取手段により読み取った前記更新領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面における前記更新領域の印字内容が消去されているか否かを確認する第1の確認手段と、この第1の確認手段により前記更新領域の印字内容が消去されていることを確認した場合、前記判断手段により判断した前記更新領域に新たに印字すべき更新印字情報を印字する印字手段と、前記印字手段により印字処理した前記更新領域の画像を読み取る第2の読取手段と、この第2の読取手段により読み取った前記更新領域の画像に基づいて前記印字手段により更新印字情報が前記更新領域に正しく印字されているか否かを確認する第2の確認手段とを有する。
この発明の記録媒体の印字面への印字処理を行う記録媒体処理装置に用いられる方法であって、前記記録媒体の印字面に印字する印字情報の印字領域を判断する判断工程と、この判断工程により判断した前記印字領域に前記印字情報を印字する印字工程と、前記印字工程により印字した前記印字領域の画像を読み取る読取工程と、この読取工程により読み取った前記印字領域の画像に基づいて前記印字工程により印字した印字情報が前記印字面に正しく印字されているか否かを確認する確認工程とを有する。
この発明の記録媒体処理方法は、記録媒体の印字面への印字処理を行う記録媒体処理装置に用いられる方法であって、前記記録媒体の印字面において既に情報が印字されている印字領域を判断する判断工程と、この判断工程により判断した前記記録媒体の印字面の印字領域における印字内容を消去する消去工程と、この消去工程により印字内容を消去した記録媒体の印字面において前記判断工程により判断した前記印字領域の画像を読み取る読取工程と、この読取工程により読み取った前記印字領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面の印字内容が消去されているか否かを確認する確認工程とを有する。
この発明の記録媒体処理方法は、書き替え可能な印字面が設けられた記録媒体を処理する記録媒体処理装置に用いられる方法であって、前記記録媒体の印字面における印字情報の更新領域を判断する判断工程と、この判断工程により更新領域を判断した前記記録媒体の印字面に印字されている印字内容を消去する消去工程と、この消去工程により印字内容を消去した前記記録媒体の印字面における前記更新領域の画像を読み取る第1の読取工程と、この第1の読取工程により読み取った前記更新領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面における前記更新領域の印字内容が消去されているか否かを確認する第1の確認工程と、この第1の確認工程により前記更新領域の印字内容が消去されていることを確認した場合、前記判断工程により判断した前記更新領域に新たに印字すべき更新印字情報を印字する印字工程と、前記印字工程により印字処理した前記更新領域の画像を読み取る第2の読取工程と、この第2の読取工程により読み取った前記更新領域の画像に基づいて前記印字工程により前記更新印字情報が前記更新領域に正しく印字されているか否かを確認する第2の確認工程とを有する。
この発明によれば、記録媒体の表面に印字した内容の正当性を確実に確認することができ、確実に券面の印字内容を良好な状態にすることができる記録媒体処理装置、及び記録媒体処理方法を提供できる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
まず、この実施の形態では、鉄道やバスなどの交通機関において記録媒体としてのICカードが定期券として使用され、上記定期券を記録媒体処理装置としての定期券処理装置が処理するものについて説明する。例えば、上記定期券処理装置は、期限切れになった定期券を更新処理して再利用を可能にするものである。
まず、上記定期券処理装置にて処理される記録媒体としての定期券の構成例について説明する。
上記定期券処理装置にて処理対象とする定期券は、ICカードにより構成され、その表面に印字層が形成されている。なお、定期券として使用されるICカードは、非接触式のICカードであっても接触式のICカードであっても良い。本実施の形態では、定期券としてのICカードは、一般的に定期券として使用されている非接触式のICカードであるものと想定して説明する。上記印字層は、所定の処理によって文字を印字したり、印字されている文字を消去したりする機能を有している。従って、上記定期券の印字層に印字される内容は、所定の処理によって書き換え(リライト)ができるようになっている。
また、上記定期券としての非接触式ICカードには、種々の処理を実現するためのICチップや無線通信用のアンテナなどが埋設されている。上記ICチップは、制御部、記憶部及び通信制御部などを有している。上記ICチップの記憶部には、少なくとも定期券情報が記録される。なお、上記ICチップの記憶部には、定期券情報の他に、SFカード(ストアードフェアカード)として利用可能な金額情報や利用履歴情報なども記録される。
上記定期券情報としては、定期区間情報、有効期間情報、使用者情報、定期区分情報、発行駅情報などが記憶される。上記定期区間情報としては、発駅、着駅、及び、経由等の定期券の利用区間を示す情報が記録される。また、上記有効期間情報としては、有効期限日などの当該定期券の有効期間を示す記録される。また、上記使用者情報としては、氏名、年齢、性別などの当該定期券を利用可能な人物に関する情報が記録される。上記定期区分情報としては、通勤定期券あるいは通学定期券等の定期券の種別を示す情報が記録される。また、上記発行駅情報としては、当該定期券の発行処理を行った駅あるいは装置を示す情報が記録される。
次に、上記のような定期券に対して処理を行う定期券処理装置の構成について説明する。
図1は、定期券処理装置の接客面の外観構成を示す概略的に示す図である。
上記定期券処理装置の接客面には、LCDタッチパネル21、定期券挿入口22、紙幣挿入口23、コイン投入口24、使用履歴/レシートプリンタ用紙出口25、及び釣銭返却口26等が設けられている。
上記LCDタッチパネル21は、タッチパネル内蔵の液晶表示装置等により構成され、当該定期券処理装置10における利用者からの操作を受付けるとともに、利用者への案内等を表示するものである。上記定期券挿入口22は、非接触式ICカードで形成される記録媒体としての定期券を受け入れて当該装置内に取り込む定期券の挿入口である。上記紙幣挿入口23は、紙幣を受け入れて当該装置内に取り込む紙幣の挿入口である。上記コイン投入口24は、硬貨を受け入れて当該装置内に取り込む硬貨の投入口である。上記使用履歴/レシートプリンタ用紙出口25は、利用内容や使用履歴情報などを印字したレシートを排出する用紙の排出口である。上記釣銭返却口26は、利用者に対して返却すべき釣銭を排出する排出口である。
図2は、定期券処理装置10の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、上記定期券処理装置10では、主制御部30にLCDタッチパネル21、ICカードインタフェース(I/F)31、リライト印字機構32、紙幣処理ユニット33、コイン処理ユニット34、プリンタ35、及び上位機器インタフェース(I/F)36などが接続されている。
上記主制御部30は、CPUや各種のメモリ等により構成され、当該定期券処理装置全体の制御を司るものである。上記主制御部30は、メモリに記憶されている制御プログラムや制御データに基づいて種々の処理手段を実現するようになっている。上記ICカードインタフェース(I/F)31は、上記定期券挿入口22により受け入れた定期券としての非接触式ICカードとのデータ通信を行うインタフェースである。
上記リライト印字機構32は、定期券挿入口22により受け入れた定期券としての非接触ICカードの表面に設けられている印字層に文字を印字したり、印字層の文字を消去したり、印字層の文字を書き換え(リライト)したりするものである。また、上記リライト印字機構32は、印字部41、スキャナ42及び消去部43などを有している。
上記印字部41は、印字手段として機能し、定期券の券面に設けられている印字層に印字処理を施すものである。上記印字部41は、上記印字層に文字を印字する印字用ヘッドなどにより構成される。上記スキャナ42は、読取手段として機能し、定期券の券面の画像を読み取って画像情報に変換するものである。上記消去部43は、消去手段として機能し、定期券の券面に設けられている印字層の印字内容を消去するものである。上記消去部43は、上記印字層に形成されている文字等の印字を消去する消去用ヘッドなどにより構成される。なお、上記印字部41及び上記消去部43は共通化して1つのヘッドにより印字処理及び消去処理を行うものであっても良い。
上記紙幣処理ユニット33は、上記紙幣挿入口23に接続され、上記紙幣挿入口により受け入れた紙幣を処理するユニットである。上記コイン処理ユニット34は、コイン投入口24に接続され、上記コイン投入口により投入された硬貨を処理するユニットである。上記プリンタ35は、上記使用履歴/レシートプリンタ用紙出口25に接続され、利用内容や使用履歴を示すレシートを印字して上記用紙出口25から排出するものである。上記上位機器インタフェース(I/F)36は、上位機器と接続され、当該定期券処理装置10と上位機器とのデータ通信を行うインタフェースである。
次に、定期券の券面(印字層)に対する印字処理について説明する。
上記定期券処理装置10では、券面に何も印字されていない初期状態の定期券の券面に定期券情報を印字したり、定期券情報が既に印字されている既存の定期券の券面に新たな定期券情報をリライトしたりする機能を有している。
例えば、新規定期券を発行する場合、あるいは新規の非接触式ICカードで継続定期券を発行する場合、上記定期券処理装置10は、初期状態の定期券の券面に定期券情報を印字する。また、継続定期券を発行する場合、あるいは利用者が既に所持している定期券を別の区間の定期券として発行する場合、上記定期券処理装置10は、既に定期券情報が印字されている既存の定期券の券面を新たな定期券情報に書き換える。
なお、ここでは、定期券処理装置10において新規定期券や継続定期券を発行する際の定期券の券面への印字処理について説明するが、以下に説明する実施の形態は、例えば、普通乗車券や各種の企画券を発行する券処理装置に適用することも可能である。
図3は、記録媒体の印字面(券面)に対する券面処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
ここで説明する券面処理は、記録媒体に対する処理における券面処理として実行されるものである。すなわち、上記主制御部30は、まず、記録媒体に対する券面処理の処理内容を決定する(ステップS11)。この処理内容は、上記LCDタッチパネル21等により利用者が入力した情報あるいは当該利用者が既に所持している記録媒体内のメモリに電子情データをして記録されている情報に基づいて決定される。
例えば、新規定期券の発行処理あるいは新規乗車券の発行処理における券面の印字処理においては、券面処理として、初期状態の記録媒体に新規の定期券(あるいは乗車券)としての情報(印字情報)を券面に印字する処理(すなわち、記録媒体の券面に新たに情報を印字する処理)を行う。このような場合、上記主制御部30は、上記LCDタッチパネル21により利用者が入力した発行情報に基づいて発行する券の内容(処理内容)を決定する。
また、継続定期券の発行処理(定期券の更新処理)あるいは既存の券の内容を変更する処理においては、券面処理として、既に情報が印字されている記録媒体に別な情報(書換情報)を印字する処理(すなわち、記録媒体の券面の印字内容を書き替える処理)を行う。このような場合、上記主制御部30は、上記LCDタッチパネル21等により利用者が入力した情報および当該記録媒体内のメモリに電子情報として記録されている情報に基づいて処理内容としての更新内容を決定する。
以下、新規の記録媒体の券面に印字情報を印字する場合の券面処理の例として新規定期券の新規発行処理における券面処理と、既存の記録媒体の券面における印字内容を書き換える場合の券面処理の例として継続定期券の更新処理における券面処理と、に分けて説明する。
まず、新規定期券の発行処理における券面処理の例について説明する。
上記ステップS11において処理内容が新規定期券の新規発行処理における券面処理であると決定すると、上記主制御部30は、新規定期券として発行する記録媒体の印字面に印字する情報(印字情報)のレイアウトを確定する(ステップS12)。このような記録媒体の券面に印字する情報のレイアウトは、予めROM等に記憶されるものであり、券面処理する券種に基づいて決定される。このような記録媒体の券面のレイアウトが決定すると、券面に印字する印字情報の各文字の券面における印字領域が確定する。
ここでは、新規定期券としての記録媒体の券面への券面処理を想定しているため、券面のレイアウトは、所定の新規定期券のレイアウトに決定される。新規定期券の券面のレイアウトは、例えば、図4に示すようなレイアウトで構成される。図4に示す新規定期券の券面のレイアウト50では、定期券情報としての発駅情報の印字領域51、着駅情報の印字領域52及び経由情報の印字領域53などが確定される。
記録媒体の券面のレイアウトが確定すると、上記主制御部30は、レイアウト上の印字領域に印字する印字情報としての文字に関する情報を確定する処理を行う(ステップS13)。前記印字領域に印字する印字情報としての文字に関する情報とは、各文字の構成や印字領域内における各文字の配置などを示す情報である。例えば、印字情報としての文字に関する情報としては、印字領域内に印字する各文字の印字位置、文字数、文字種(フォント)、大きさ(フォントサイズ)などが判別される。
例えば、図5は、図4に示すレイアウトに、発駅が渋谷、着駅が川崎、経由が品川経由の定期券情報を印字した場合のイメージを示すものである。この場合、印字領域51に印字される印字情報は、「渋谷」という2文字であり、印字領域52に印字される印字情報は、「川崎」という2文字であり、印字領域53に印字される印字情報は、「品川経由」という4文字である。
つまり、発駅が渋谷、着駅が川崎、経由が品川経由の新規定期券に対する券面処理を行う場合、上記主制御部30は、印字領域51に印字する「渋谷」という2文字、印字領域52に印字する「川崎」という2文字、及び、印字領域53に印字する「品川経由」という4文字の各文字について、印字位置、フォント、フォントサイズなどを印字情報としての文字に関する情報として判別する。
このように新規定期券としての記録媒体の券面への印字内容(レイアウト及び印字情報)が確定すると、上記主制御部30は、ここでは新規定期券の発行処理であるため(ステップS14、NO)、初期状態の記録媒体の券面に上記のような印字情報を印字する印字処理を行う(ステップS20)。この印字処理として、上記主制御部30は、当該定期券処理装置10内の図示しないホッパ等に収納されている初期状態の定期券として利用される記録媒体を取り出して上記リライト印字機構32に供給し、上記リライト印字機構32の印字部41により上記レイアウトに基づいて各印字領域に印字情報を当該記録媒体の券面に印字する処理を行う。
このような印字処理により記録媒体の券面に印字情報を印字すると、上記主制御部30は、上記リライト印字機構32のスキャナ42により印字処理を施した記録媒体の券面における各印字領域の画像を読み取る(ステップS21)。
上記スキャナ42により券面における各印字領域の画像を読み取ると、上記主制御部30は、上記スキャナ42により読み取った各印字領域の画像に基づいて各印字領域に印字された印字内容の状態(印字結果)を確認する(ステップS22)。
この印字結果の確認では、上記スキャナ42により読み取った各印字領域の画像と各印字領域に印字すべき印字情報との比較に基づいて上記ステップS13で確定した印字内容(印字領域に印字する印字情報)が正しく印字されているか否かを判定する。つまり、上記印字結果の確認は、上記ステップS13が確定した各印字領域に印字されるべき印字情報が各印字領域に正しく印字されているか否かを上記スキャナ42にて読み取った各印字領域の画像により判定するものである。
例えば、上記ステップS22の記録媒体の券面における印字内容の確認は、上記スキャナ42にて読み取った各印字領域の画像における濃度が、上記ステップS13で判別した各印字領域に印字すべき印字情報としての各文字に関する情報に基づく各印字領域の濃度として妥当であるか否かにより各印字領域の印字内容が正しいか否かを判定するようにしても良い。
この場合、図5に示す例では、上記スキャナ42にて読み取った印字領域51の画像における濃度が「渋谷」と印字した場合の印字領域51の画像の濃度として妥当であるか否かを確認することにより印字領域51の印字内容が正しいか否かを判定する。同様に、上記スキャナ42にて読み取った印字領域52(及び印字領域53)の画像における濃度が「川崎」(及び「品川経由」)と印字した場合の印字領域52(及び印字領域53)の画像の濃度として妥当であるか否かにより印字領域52(及び印字領域53)の印字内容が正しいか否かを判定する。
また、上記ステップS13で各文字の印字位置や大きさ等が判別されるため、記録媒体の券面における印字内容の確認としては、上記スキャナ42に読み取った各印字領域の画像において、各印字領域内の各文字が印字されるべき印字位置に当該文字らしい濃度の画像が読み取られたか否かにより各印字領域の印字内容が正しいか否かを判定するようにしても良い。
この場合、図5に示す例では、上記スキャナ42にて読み取った印字領域51の画像において、印字領域51内の「渋」及び「谷」の各文字が印字されるべきそれぞれの印字位置に「渋」及び「谷」らしい濃度の画像が読み取れたか否かを確認することにより印字領域51の印字内容が正しいか否かを判定する。
同様に、上記スキャナ42にて読み取った印字領域52(及び印字領域53)の画像についても、印字領域52(及び印字領域53)内の「川」及び「崎」(及び「品」、「川」、「経」、「由」)の各文字が印字されるべきそれぞれの印字位置に「川」及び「崎」(及び「品」、「川」、「経」、「由」)らしい濃度の画像が読み取れたか否かを確認することにより印字領域52(及び印字領域53)の印字内容が正しいか否かを判定する。
また、上記ステップS13で各印字領域に印字すべき文字や各文字のフォント等が判別されるため、記録媒体の券面における印字内容の確認としては、上記スキャナ42に読み取った各印字領域の画像について文字認識処理(OCR処理)を実施し、各印字領域に印字されるべき各文字がOCR処理の結果として得られるか否かを確認することにより各印字領域の印字内容が正しいか否かを判定するようにしても良い。
この場合、図5に示す例では、上記スキャナ42にて読み取った印字領域51の画像についてOCR処理を実行し、そのOCR処理の結果として「渋谷」という2文字が得られたか否かを確認することにより印字領域51の印字内容が正しいか否かを判定する。同様に、上記スキャナ42にて読み取った印字領域52(及び印字領域53)の画像についてOCR処理を実行し、そのOCR処理の結果として「川崎」という2文字(及び「品川経由」という4文字)が得られたか否かを確認することにより印字領域52(及び印字領域53)の印字内容が正しいか否かを判定する。
上記のような記録媒体の券面における印字内容の確認により印字領域に印字情報が正しく印字されていると確認した場合(ステップS23、YES)、上記主制御部30は、新規定期券としての当該記録媒体に対する券面処理を終了する。
また、上記印字内容の確認により印字領域に印字情報が正しく印字されていないと判断した場合(ステップS23、NO)、上記主制御部30は、当該記録媒体の券面の印字内容を一旦消去する処理を行い(ステップS15〜S19)、再度、上記ステップS20〜S23の処理を実行することにより当該記録媒体への印字情報の印字を行う。なお、上記記録媒体の券面の印字内容を消去する処理については、以下に説明する継続定期券の更新処理における印字内容を消去する処理(ステップS15〜S19)と同様である。
上記のように、記録媒体の券面における印字領域を判断してその印字領域に印字情報を印字した後、上記印字領域の画像を読み取り、上記印字領域の読取画像に基づいて券面に印字情報が正しく印字されているか否かを確認するようにしたものである。
これにより、記録媒体の券面に対して印字情報が正しく印字されていることを確実に確認することができ、記録媒体の券面に対する印字処理を確実に行うことができる。また、券面における印字領域や印字領域における印字位置等を判断してその印字領域の画像を読み取るようにしたため、確実に印字領域に所望の印字情報が印字されているか否かを確認できる。
次に、継続定期券の更新処理における記録媒体への券面処理について説明する。
ここでは継続定期券の更新処理であるため、利用者が所持している既存の定期券(更新処理の対象となる定期券)を上記挿入口22から受け入れる。この挿入口22にて受け入れた定期券については、上記ICカードインタフェース31により当該定期券としての記録媒体(ICカード)内の図示しない内部メモリに記憶されている電子データを読み取る。定期券には、少なくとも現在の定期券情報を示す情報が電子データとして内部メモリに記憶されており、その電子データに基づいて自動改札機等の駅務機器での処理を実現している。
従って、上記挿入口22にて受け入れた利用者が提示した更新処理の対象となる定期券からは、定期券情報が電子データとして読み取られる。この定期券情報は、上記ステップS11における処理内容を決定する際に利用される。つまり、上記ステップS11では、利用者が上記LCDタッチパネル21にて入力した情報と利用者が提示した既存の定期券から読み取った情報とに基づいて処理内容を決定している。
当該券面処理の処理内容を決定すると、上記主制御部30は、記録媒体の印字面に印字する情報(更新印字情報)のレイアウトを決定する(ステップS12)。この券面に印字する情報のレイアウトは、予めROM等に記憶されているものであり、券面処理する券種に基づいて判断される。
上記ステップS11において処理内容が継続定期券の更新処理における券面処理であると決定すると、上記主制御部30は、継続定期券として更新処理する記録媒体の印字面に新に印字する情報(更新印字情報)のレイアウトを確定する(ステップS12)。このような記録媒体の券面に印字する情報のレイアウトは、予めROM等に記憶されるものであり、券面処理する券種に基づいて決定され、券面において印字情報を書き替える印字領域としての更新領域が確定する。
ここでは、継続定期券としての記録媒体の券面への券面処理を想定しているため、券面のレイアウトは、所定の継続定期券のレイアウトに決定される。継続定期券の券面のレイアウトは、例えば、図6に示すようなレイアウト60で構成される。図6に示す継続定期券の券面のレイアウト60では、定期券情報としての発駅情報の更新領域61、着駅情報の更新領域62及び経由情報の更新領域63などが確定される。
記録媒体の券面のレイアウトが確定すると、上記主制御部30は、レイアウト上の印字領域としての更新領域に新たに印字する更新印字情報としての各文字に関する情報を確定する処理を行う(ステップS13)。前記更新領域に印字する更新印字情報としての各文字に関する情報とは、各文字の構成や印字領域内における各文字の配置などを示す情報である。例えば、更新印字情報としての各文字に関する情報としては、更新領域内に印字する各文字の印字位置、文字数、文字種(フォント)、大きさ(フォントサイズ)などが判別される。
ここでは継続定期券の更新処理であるため(ステップS14、YES)、上記のように継続定期券としての記録媒体の券面における書き替え内容(書き替える券面のレイアウト及び更新印字情報)が確定すると、上記主制御部30は、まず、当該記録媒体の券面に既に印字されている印字内容を消去する処理を行う(ステップS15〜S19)。
この印字内容を消去する処理において、上記主制御部30は、当該記録媒体に現在印字されている印字内容(印字領域及び印字情報)を確認する。当該記録媒体に現在印字されている印字内容は、現在の定期券情報(更新前の定期券情報)に基づいて判断される。
例えば、定期券情報により発駅が5文字、着駅が5文字、経由が10文字であると確認した場合、上記主制御部30は、図6に示すように、レイアウト60において、発駅情報の印字領域(更新領域)61に5文字、着駅情報の印字領域(更新領域)62に5文字、及び経由情報の印字領域(更新領域)63に10文字がそれぞれ印字されていることを確認する。
これにより、当該記録媒体において消去すべき各更新領域における各文字に関する情報として印字されている文字数や位置などが確認できる。また、定期券には所定のフォントを用いて所定のサイズで券面に印字される仕様となっている場合、当該記録媒体の各更新領域に印字されている各文字に関する情報として、文字数、文字位置、フォント、フォントサイズ等が確認できる。
また、新規定期券の発行処理における券面処理で消去する処理を行う場合、つまり、券面への印字処理の失敗に伴って券面の印字内容を消去する処理を行う場合(ステップS23、NO)、上記主制御部30は、上記ステップS12及びS13等で確定した印字内容に基づいて印字内容を確認する。
当該記録媒体における現在の印字内容を確認すると、上記主制御部30は、上記リライト印字機構32の消去部43により当該記録媒体の券面に対する印字内容の消去処理を行う(ステップS16)。当該記録媒体の券面に対する消去処理を施すと、上記主制御部30は、上記リライト印字機構32のスキャナ42により当該記録媒体の券面における更新領域の画像を読み取る(ステップS17)。
上記スキャナ42により当該記録媒体の券面における前記更新領域の画像を読み取ると、上記主制御部30は、上記スキャナ42にて読み取った各更新領域の画像に基づいて券面における各更新領域の状態(消去結果)を確認する(ステップS18)。
この消去結果の確認は、上記スキャナ42にて読み取った各更新領域の画像に基づいて上記ステップS15で確認した現在の印字内容(更新領域に印字されている情報)が正しく消去されているか否かを判定する。つまり、消去結果の確認では、上記ステップS15が確認した各更新領域に既に印字されている情報が確実に消去されているか否かを上記スキャナ42にて読み取った各印字領域の画像により判定するものである。
例えば、上記ステップS18の記録媒体の券面における各更新領域の消去結果の確認は、上記スキャナ42にて読み取った各更新領域の画像における濃度が、所定の濃さ(閾値)以下であるか否かを確認することにより各更新領域の印字内容が確実に消去されているか否かを判定するようにしても良い。
この場合、図6に示す例では、上記スキャナ42にて読み取った各更新領域61、62、63の画像における濃度が所定の閾値以下であるか否かを確認することにより更新領域61、62、63の印字内容が確実に消去されているか否かを判定する。
従って、図7に示すような消去結果の画像を上記スキャナ42が読み取った場合、更新領域61及び62については各更新領域61、62内の画像の濃度が所定の閾値以下となるが、更新領域63については、「品」という文字が消し残しとなっているため、更新領域63内の画像の濃度が所定の閾値よりも大きくなる。このような場合、上記主制御部30は、当該記録媒体の券面の印字内容が正常に消去されていないと判定する。
また、上記ステップS15で各更新領域内における各文字の印字位置や大きさ等が判別されるため、記録媒体の券面における消去結果の確認としては、上記スキャナ42に読み取った各更新領域の画像において、各更新領域内の各文字が印字されていた印字位置の画像の濃度が所定の濃さ(閾値)以下であるか否かを確認(つまり、各更新領域の画像において各文字の印字位置に当該文字の消し残しらしい濃度の画像が無いか有るかを確認)することにより各更新領域の印字内容が確実に消去されたか否かを判定するようにしても良い。
この場合、図6に示す例では、上記スキャナ42にて読み取った更新領域61、62、63の画像において更新領域61、62、63内の印字されていた各文字の印字位置の画像の濃度が所定の閾値以下であるかか否かを確認することにより更新領域61、62、63の印字内容が確実に消去されたか否かを判定する。
従って、図7に示すような消去結果の画像を上記スキャナ42が読み取った場合、更新領域61及び62については各更新領域61、62内における各文字の印字位置の画像の濃度がすべて所定の閾値以下となるが、更新領域63については、「品」という文字が消し残しとなっているため、各更新領域63内における「品」という文字の印字位置の画像の濃度が所定の閾値よりも大きくなる。このような場合、上記主制御部30は、当該記録媒体の券面の印字内容が正常に消去されていないと判定する。
なお、上記のような判定に用いる閾値は、予め上記主制御部30内の図示しないROM等に記憶しておくようにすれば良い。また、上記閾値は、上記主制御部30が消去処理の対象となる記録媒体や処理状況に応じて変更するようにしても良い。例えば、1つの記録媒体に対して2回目以降の消去処理を行う場合には、上記主制御部30が閾値を変更するようにしても良い。
また、上記消去結果の確認により更新領域の印字内容が正常に消去されていないと判定した場合(ステップS19、NO)、上記主制御部30は、上記ステップS15へ戻り、再度、上述した記録媒体の券面の印字内容を消去する処理を再度実行する(ステップS15〜S19)。
なお、上記のように1つの記録媒体の券面における印字内容を消去する処理を繰り返し実行する場合、上記主制御部30は、上記ステップS16での消去処理の制御を変更するようにしても良い。例えば、上記消去部43が所定の制御温度で券面の印字内容を消去する場合、2回目以降の消去処理では、印字内容を消去する際の制御温度を高くするようにしても良い。これにより、2回目以降の消去処理では、上記消去部43による印字内容の消去能力が高くなるため、前回の消去処理よりも確実に印字内容を消去することができるという効果が期待できる。
また、上記のような記録媒体の券面における印字内容の消去結果の確認により各更新領域の印字内容が確実に消去されていると確認した場合(ステップS19、YES)、上記主制御部30は、当該記録媒体の券面に更新印字情報を印字する処理を実行する(ステップS20〜S23)。なお、当該記録媒体の券面に更新印字情報を印字する処理は、上述した新規定期券の発行処理における券面に印字情報を印字する処理と同様であるため詳細な説明は省略する。
上記のように、記録媒体の券面の印字内容を消去する場合、記録媒体の印字面において情報が印字されている印字領域を判断してその印字領域における印字内容を消去した後、その印字内容を消去した券面の印字領域の画像を読み取り、上記印字領域の読取画像に基づいて当該記録媒体の券面から印字内容が消去されていることを確認するようにしたものである。
これにより、記録媒体の券面から印字内容が確実に消去されていることを確認することができ、記録媒体の券面に対する印字内容の消去処理を確実に行うことができる。また、券面における印字領域や印字領域に印字されている情報の印字位置等を判断してその印字領域の画像を読み取って確認するようにしたため、確実に印字領域から印字内容が消去されているか否かを確認できる。
また、記録媒体の券面に対するリライト処理を行う場合、記録媒体の券面における印字情報の更新領域を判断してその更新領域に印字されている印字内容の消去処理を行った後、この印字内容を消去した券面における上記更新領域の画像を読み取り、上記更新領域の読取画像に基づいて当該記録媒体の券面の印字内容が消去されていることを確認し、さらに、印字内容が消去されていることを確認した場合に、上記更新領域に更新印字情報の印字処理を行った後、その印字処理した上記更新領域の画像を読み取り、上記更新領域の読取画像に基づいて更新印字情報が記録媒体の券面に正しく印字されていることを確認するようにしたものである。
これにより、記録媒体の券面に対して印字内容が確実に消去され、かつ、更新印字情報が正しく印字されていることを確認することができ、記録媒体の券面に対するリライト処理を確実に行うことができる。また、券面における更新領域や更新領域に既に印字されている印字位置や更新領域に新たに印字する印字位置等を判断して消去処理及び印字処理ごとに上記更新領域の画像を読み取って確認するようにしたため、確実に更新領域の印字内容が消去され、さらに、その更新領域に更新印字情報が印字されているか否かを確認できる。
なお、上述した実施の形態では、主に、記録媒体としてICカードにより形成される定期券に対する券面処理について説明したが、上記実施の形態は、券面に印字が施される記録媒体に対する券面処理であれば適用できる。例えば、上記実施の形態は、磁気情報の記録層が設けられている記録媒体(磁気券)で形成される券(普通乗車券、特急券、座席指定券、企画券、定期券等)の券面に対する処理にも適用できる。
また、上記実施の形態では、鉄道やバスなどの交通機関で使用される定期券や乗車券等の記録媒体に対する処理として説明したが、それ以外の用途で用いられる記録媒体に対する処理にも適用できる。つまり、上記実施の形態は、記録媒体の券面に印字される印字情報のレイアウトが記録媒体処理装置側で判定できるものであれば適用できる。例えば、上記実施の形態では、リライト処理が可能なリライト層が設けられた定期券として利用されるICカードを処理する定期券処理装置を例に説明したが、定期券以外の用途で用いられるICカードであっても、リライト層が設けられたICカードを処理する処理装置であれば上記実施の形態が適用できる。
本発明の実施の形態に係る定期券処理装置の接客面の外観構成を示す図。 定期券処理装置の概略構成を示すブロック図。 記録媒体への券面処理の手順を説明するためのフローチャート。 定期券の券面におけるレイアウトの構成例を示す図。 図4のレイアウトに沿って印字処理された券面から読み取った画像の例を示す図。 定期券の券面におけるレイアウトの構成例を示す図。 図6のレイアウトの印字内容を消去処理した券面から読み取った画像の例を示す図。
符号の説明
10…定期券処理装置、21…LCDタッチパネル、22…定期券挿入口、30…主制御部、31…ICカードインタフェース、32…リライト印字機構、41…印字部、42…スキャナ、43…消去部、50…レイアウト、51、52、53…印字領域、60…レイアウト、61、62、63…更新領域

Claims (11)

  1. 記録媒体の印字面への印字処理を行う記録媒体処理装置において、
    前記記録媒体の印字面に印字する印字情報の印字領域を判断する判断手段と、
    この判断手段により判断した前記印字領域に前記印字情報を印字する印字手段と、
    前記印字手段により印字した前記印字領域の画像を読み取る読取手段と、
    この読取手段により読み取った前記印字領域の画像に基づいて前記印字手段により印字した印字情報が前記印字面に正しく印字されているか否かを確認する確認手段と、
    を有することを特徴とする記録媒体処理装置。
  2. さらに、前記確認手段により前記印字情報が前記記録媒体の印字面に正しく印字されていることが確認できなかった場合、再度、前記印字手段により当該記録媒体の印字面における前記印字領域に前記印字情報を印字する処理手段を有する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の記録媒体処理装置。
  3. さらに、前記判断手段により判断した印字領域内に印字する印字情報としての文字に関する情報を判別する判別手段と、を有し、
    前記確認手段は、前記判別手段により判別した前記印字領域内に印字する文字に関する情報に基づき前記読取手段により読み取った前記印字領域の画像が印字結果として妥当であるか否かにより前記印字領域内に文字が正しく印字されているか否かを確認する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の記録媒体処理装置。
  4. 記録媒体の印字面への印字処理を行う記録媒体処理装置において、
    前記記録媒体の印字面において既に情報が印字されている印字領域を判断する判断手段と、
    この判断手段により判断した前記記録媒体の印字面の印字領域における印字内容を消去する消去手段と、
    この消去手段により印字内容を消去した記録媒体の印字面において前記判断手段により判断した前記印字領域の画像を読み取る読取手段と、
    この読取手段により読み取った前記印字領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面の印字内容が消去されているか否かを確認する確認手段と、
    を有することを特徴とする記録媒体処理装置。
  5. さらに、前記確認手段により前記記録媒体の印字面における印字内容が消去されていることを確認できなかった場合、再度、前記消去手段により当該記録媒体の印字面における印字内容を消去する処理手段を有する、
    ことを特徴とする前記請求項4に記載の記録媒体処理装置。
  6. さらに、前記判断手段により判断した印字領域内に既に印字されている文字に関する情報を判別する判別手段と、を有し、
    前記確認手段は、前記判別手段により判別した前記印字領域内に印字されていた文字に関する情報に基づき前記読取手段により読み取った前記印字領域の画像が消去結果として妥当であるか否かにより前記印字領域内に印字されていた文字が正しく消去されているか否かを確認する、
    ことを特徴とする前記請求項4に記載の記録媒体処理装置。
  7. 書き替え可能な印字面が設けられた記録媒体を処理する記録媒体処理装置において、
    前記記録媒体の印字面における印字情報の更新領域を判断する判断手段と、
    この判断手段により更新領域を判断した前記記録媒体の印字面に印字されている印字内容を消去する消去手段と、
    この消去手段により印字内容を消去した前記記録媒体の印字面における前記更新領域の画像を読み取る第1の読取手段と、
    この第1の読取手段により読み取った前記更新領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面における前記更新領域の印字内容が消去されているか否かを確認する第1の確認手段と、
    この第1の確認手段により前記更新領域の印字内容が消去されていることを確認した場合、前記判断手段により判断した前記更新領域に新たに印字すべき更新印字情報を印字する印字手段と、
    前記印字手段により印字処理した前記更新領域の画像を読み取る第2の読取手段と、
    この第2の読取手段により読み取った前記更新領域の画像に基づいて前記印字手段により更新印字情報が前記更新領域に正しく印字されているか否かを確認する第2の確認手段と、
    を有することを特徴とする記録媒体処理装置。
  8. さらに、前記第2の確認手段により前記記録媒体の印字面における前記更新領域に更新印字情報が正しく印字されていることを確認できなかった場合、再度、前記消去手段により当該記録媒体の印字面における前記更新領域の印字内容を消去し、前記印字手段により当該記録媒体の印字面における前記更新領域に更新印字情報を印字する処理手段を有する、
    ことを特徴とする前記請求項7に記載の記録媒体処理装置。
  9. 記録媒体の印字面への印字処理を行う記録媒体処理装置に用いられる記録媒体処理方法であって、
    前記記録媒体の印字面に印字する印字情報の印字領域を判断する判断工程と、
    この判断工程により判断した前記印字領域に前記印字情報を印字する印字工程と、
    前記印字工程により印字した前記印字領域の画像を読み取る読取工程と、
    この読取工程により読み取った前記印字領域の画像に基づいて前記印字工程により印字した印字情報が前記印字面に正しく印字されているか否かを確認する確認工程と、
    を有することを特徴とする記録媒体処理方法。
  10. 記録媒体の印字面への印字処理を行う記録媒体処理装置に用いられる記録媒体処理方法であって、
    前記記録媒体の印字面において既に情報が印字されている印字領域を判断する判断工程と、
    この判断工程により判断した前記記録媒体の印字面の印字領域における印字内容を消去する消去工程と、
    この消去工程により印字内容を消去した記録媒体の印字面において前記判断工程により判断した前記印字領域の画像を読み取る読取工程と、
    この読取工程により読み取った前記印字領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面の印字内容が消去されているか否かを確認する確認工程と、
    を有することを特徴とする記録媒体処理方法。
  11. 書き替え可能な印字面が設けられた記録媒体を処理する記録媒体処理装置に用いられる記録媒体処理方法であって、
    前記記録媒体の印字面における印字情報の更新領域を判断する判断工程と、
    この判断工程により更新領域を判断した前記記録媒体の印字面に印字されている印字内容を消去する消去工程と、
    この消去工程により印字内容を消去した前記記録媒体の印字面における前記更新領域の画像を読み取る第1の読取工程と、
    この第1の読取工程により読み取った前記更新領域の画像に基づいて当該記録媒体の印字面における前記更新領域の印字内容が消去されているか否かを確認する第1の確認工程と、
    この第1の確認工程により前記更新領域の印字内容が消去されていることを確認した場合、前記判断工程により判断した前記更新領域に新たに印字すべき更新印字情報を印字する印字工程と、
    前記印字工程により印字処理した前記更新領域の画像を読み取る第2の読取工程と、
    この第2の読取工程により読み取った前記更新領域の画像に基づいて前記印字工程により前記更新印字情報が前記更新領域に正しく印字されているか否かを確認する第2の確認工程と、
    を有することを特徴とする記録媒体処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282837A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp リライタブルカード処理装置

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