JP2005292475A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印字枚数の変化に起因するトナー画像の濃度変化を打ち消すことができ、記録紙の画像濃度を適正化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム13の静電潜像を現像する現像器21の現像ローラ24に交流電源26、直流電源27及び可変電源28により所要の電圧を印加する。記録紙カセット31の記録紙32の印字枚数Xをカウントする枚数検出器34の検出信号を制御装置51に入力する。制御装置51のROM53に予め記憶され、かつ印字枚数Xの増加に伴って段階的に減衰率aが小さくなる線形一次関数〔Y=b−a・X:bは初期現像バイアス〕に基づいて現像バイアス電位の補正値Yを演算する。この演算された補正値Yに基づいて現像ローラ24の可変電源28を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録紙の印字枚数が多くなるのに伴って、画像濃度が変化するのを補正することができる画像形成装置に関する。
一般に、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に採用されている電子写真方式の画像形成装置では、帯電器によって帯電された感光体ドラムの表面に、露光器によって静電潜像を形成し、この静電潜像を現像ローラを備えた現像器によって現像するようになっている。又、画像形成装置は、現像されたトナー画像を転写器によって、感光体ドラムから記録紙上に転写するとともに、転写器の下流側に設けた定着器でトナー画像を永久画像として記録紙に定着するようになっている。
現像剤として、非磁性一成分トナーを用いる画像形成装置においては、現像の際に小粒径のトナーから大粒径のトナーが選択的に消費されるのが一般的である。又、粒状のトナーには、ミルによって粉砕形成された不定形のトナーと、重合反応によって作製された球形のトナーとがあるが、特に球形のトナーを用いると、小粒径のトナーから選択されて現像に用いられる現象が顕著に起こる。これは、現像ローラの表面にゴムのブレードが接触されて、トナーの層厚が規制されるが、そのブレートの接触界面の細隙を透過し易い小粒径のトナーがまず先に現像に用いられるためである。又、記録紙の印字枚数の増加に伴ってトナーの帯電量が一次関数的に増加し、トナーの消費量が次第に増加するので、最初は記録紙に小粒径のトナーによる薄い画像が現れ、次に、中間粒径のトナーによる濃い画像が現れ、最後に大粒径のトナーによるさらに濃い画像が現れるという問題がある。
画像濃度を適正化するため、従来、特許文献1に開示された画像形成装置が提案されている。この装置は、環境の温度や、印字枚数により感光体ドラムや帯電ローラの状態が変化しても、画質を適正に維持するため、次のような方法を採用している。すなわち、現像器の現像ローラに印加する現像バイアスのDC(直流)電圧を、一次帯電手段(帯電器)に印加するバイアスのDC(直流)値から一定値を差し引いたものとしている。
一方、高級機種の画像形成装置では、画像濃度を検出して、その検出値に基づいて制御装置のコンピューターによって、現像バイアス電位の適正な補正値を演算し、この補正値に基づいて、現像ローラのバイアス電位を制御するものもある。(特許文献2参照)
特開平6−186815号公報 特開2001−147588号公報
ところが、特許文献1に記載された前者の画像形成装置では、現像ローラに印加する現像バイアスを、おおざっぱに制御することしかできないため、前述した記録紙の印字枚数の増加に伴って消費されるトナーの粒径が次第に大きくなることに起因する画像濃度の変化を解消できず、画像濃度の適正な制御ができないという問題がある。
後者の画像形成装置では、画像濃度の検出器又はトナーの消費量の検出器が高価であるためコストダウンを図ることができないという問題がある。又、前記画像濃度の検出値に基づいて、制御装置のコンピューターにより複雑な演算を行って現像バイアス電位の補正値を求める必要がある。従って、動作プログラムが煩雑になり、そのコンピューターへの入力が面倒で、この点からもコストダウンを図ることができないという問題がある。
本発明は、記録紙の印字枚数の増加によって生じるトナー画像の濃度変化の傾向に着目してなされたものであって、その第1の目的は、印字枚数の変化に起因するトナー画像の濃度変化を打ち消すことができ、記録紙の画像濃度を適正化することができる画像形成装置を提供することにある。
又、本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加えて、検出器のコストを低減し、現像バイアス電位の補正値の動作プログラムを簡素化し、そのコンピューターへの入力を容易に行い、コストダウンを図ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、帯電手段によって帯電された感光体の表面に、露光手段によって静電潜像を形成し、この静電潜像を現像ローラを備えたトナー方式の現像手段によって現像し、現像されたトナー画像を転写手段によって記録紙上に転写するようにした画像形成装置において、前記現像手段の現像ローラに印加する現像バイアス電位を、記録紙の印字枚数に基づいて補正制御する現像バイアス電位制御手段を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記現像バイアス電位制御手段は、前記記録紙の印字枚数をカウントするカウント手段と、上記カウント手段によりカウントされた印字枚数を記憶する枚数記憶手段と、現像バイアス電位の補正値を演算する演算式を予め記憶する演算式記憶手段と、前記カウント手段によりカウントされた印字枚数に基づいて、前記演算式により現像バイアス電位の補正値を演算する補正値演算手段とにより構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、現像バイアス電位の補正値Yの前記演算式は、初期現像バイアス電位b、印字枚数X、印字枚数Xに対する現像バイアス電位の減衰率aを用いて、線形一次関数〔Y=b−a・X〕で表されることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記現像バイアス電位制御手段は、前記記録紙の印字枚数をカウントするカウント手段と、上記カウント手段によりカウントされた印字枚数を記憶する枚数記憶手段と、前記印字枚数と現像バイアス電位の補正値との関係を予めデータベースとして記憶する補正値記憶手段と、前記カウント手段によりカウントされた印字枚数に基づいて、前記補正値記憶手段から現像バイアス電位の該当する補正値を読み出す補正値読出手段とにより構成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項において、現像手段が新しい現像手段と交換された場合に、前記枚数記憶手段に記憶された印字枚数をゼロにリセットするリセット手段を備えていることを要旨とする。
請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明によれば、現像バイアス電位制御手段によって、記録紙の印字枚数の増加によって生じるトナー画像の濃度の変化を打ち消すように現像手段に印加する現像バイアス電位を制御することができる。このため、記録紙の印字枚数の増加によって生じるトナー画像の濃度変化を容易に補正し、記録紙の画像濃度を適正化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、印字枚数をカウントするカウント手段を用いているので、検出器のコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、現像バイアス電位の補正値を求める演算式が、線形一次関数であるため、コンピューターへの動作プログラムの入力設定を容易に行い、コストダウンを図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、補正値記憶手段から現像バイアス電位の該当する補正値を補正値読出手段により読み出すようにしたので、演算式が不要となって、動作プログラムが簡素化され、コンピューターへの動作プログラムの入力設定を容易に行い、コストダウンを図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、現像手段が交換された場合に、リセット手段によって枚数記憶手段に記憶された印字枚数がゼロにリセットされるので、作業者が手作業によりリセットしなくても済むという利点がある。
以下、本発明を複写機、ファクシミリ装置又はプリンタ等に採用されている電子写真方式の画像形成装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、画像形成装置11の本体フレーム12には、感光体としての感光体ドラム13が回転可能に支持され、その外周面には光導電膜14が形成されている。前記感光体ドラム13と接触するように、本体フレーム12には導電性刷毛体を植設したブラシローラよりなる帯電手段としての帯電器15が回転可能に支持され、感光体ドラム13の光導電膜14を所定電位に一様帯電させる。前記帯電器15には、交流電源16及び直流電源17から交流と直流の電圧が印加される。前記本体フレーム12には、感光体ドラム13の直上の所定位置に位置するように、露光手段としての露光器18が取り付けられ、その下面に設けた発光ダイオード(LED)アレイ19から感光体ドラム13の光導電膜14に光を照射して、図示しない原稿の読み取り装置によって読み取られた画像データに基づいて、静電潜像を形成する。
前記本体フレーム12には現像手段としてのユニット化された現像器21が新しい現像器21と交換可能に装着されている。この現像器21は、トナーケース22と、そのトナーケース22内の下部に配置されて、図示しない電源によって所定電圧が供給される供給ローラ23と、その供給ローラ23と感光体ドラム13との間に位置するように、トナーケース22の下端開口部に配置されて、所要の電圧が供給される現像ローラ24とを備えている。トナーケース22内には、攪拌体25が回転可能に軸支されている。この攪拌体25の回転によりトナーケース22内のトナーが常に撹拌されて、トナーが一様な密度に保たれる。
前記現像ローラ24には、交流電源26、直流電源27及び可変電源28から所要の電圧が供給されるようになっている。前記トナーケース22から供給ローラ23によって搬送され、かつ現像ローラ24により所要の電位が付与されたトナーは、その付与された電位と、感光体ドラム13上に形成された前記静電潜像の電位との差によって、静電潜像に選択的に付着される。この静電潜像に付着したトナーにより感光体ドラム13上にトナー画像が形成される。
前記本体フレーム12には、記録紙カセット31が取り外し可能に装着され、所定サイズの記録紙32が、積層状態で収容されている。前記本体フレーム12には、記録紙カセット31に収容されている最上部の記録紙32を1枚ずつ送り出す半月ローラ33が装着されている。そして、送り出された記録紙32は、感光体ドラム13に向かって移送される。なお、一点鎖線Pは記録紙32の移送経路を示している。前記本体フレーム12には、半月ローラ33の下流側に位置するように、前記記録紙32の印字枚数をカウントする枚数カウント手段としての枚数検出器34が装着されている。
前記本体フレーム12には、感光体ドラム13の直下に位置するように、転写手段としての転写器35が回転可能に配設され、図示しない電源によって所定電位に制御されるようになっている。この転写器35の所定電位と、トナー画像の電位との差に基づいて、感光体ドラム13上のトナー画像を記録紙32に転写する。
前記本体フレーム12には、導電性ブラシよりなるメモリ除去ブラシ36が装着され、このメモリ除去ブラシ36によって、転写後の感光体ドラム13上に残留するトナーを掻き乱して、感光体ドラム13上に一様に分散する。
前記本体フレーム12には前記感光体ドラム13の記録紙送り出し側に位置するように、加熱ローラ41及び加圧ローラ42によって構成された加熱定着器43が装着されている。従って、記録紙32が加熱ローラ41と加圧ローラ42の間に送り込まれることによって、記録紙32上にトナー画像が加熱定着される。
前記現像器21は、トナーケース22の内部に収容されたトナーが無くなると、本体フレーム12から取り外されて、新しい現像器21と交換されるようになっている。前記本体フレーム12には、現像器21が新しいものと交換されたか否かを検出するための交換有無検出器44が設けられている。
なお、本実施形態においては、以上説明した感光体ドラム13への帯電、露光、現像及び記録紙32への転写、記録紙32の画像の定着という一連のプロセスが一単位の記録プロセスである。
前記画像形成装置11は、各種の動作を制御するためのコンピューターを備えた制御装置51を備えている。前記制御装置51には、各種の演算処理を行うための中央演算処理装置(CPU)52、演算式記憶手段及び補正値記憶手段としてのリードオンリーメモリ(ROM)53、枚数記憶手段としてのランダムアクセスメモリ(RAM)54及び図示しない入出力インターフェイスが設けられている。前記制御装置51には前記枚数検出器34によりカウントされた印字枚数の検出信号が入力され、RAM54に記憶されるようになっている。又、前記交換有無検出器44により検出された検出信号も前記制御装置51に入力されるようになっている。さらに、制御装置51は、前記可変電源28に現像ローラ24の現像バイアス電位を制御する動作信号を出力するようになっている。
前記ROM53には、記録紙32の印字枚数の増加に伴って、現像ローラ24に印加する現像バイアス電位を補正するための補正値を演算する演算式が予め記憶されている。この演算式について以下に説明する。
図2に示すように、記録紙32の印字枚数Xの増加に伴ってトナーの消費量(重量基準又は体積基準)が次第に増加し、消費されるトナーの粒径も次第に小粒径から大粒径に変化する。このため、背景の技術で述べたように、印字枚数Xの増加に伴って、画像濃度が次第に濃くなっていく。球形状のトナーの場合には、実験の結果、トナーの消費量の変化が線形一次関数により近い傾向となることが分かった。このため、印字枚数Xが増加する毎に、現像ローラ24に印加する現像バイアス電位を線形一次関数的に低減することにより、トナーの消費量を抑制すれば、画像濃度が適正化される。従って、現像バイアス電位の補正値Yの演算式(1)を前記ROM53に設定して、現像ローラ24の現像バイアス電位を補正すればよい。そこで、演算式(1)の設定方法について説明する。
初期現像バイアス電位b、印字枚数X、この印字枚数Xに対するバイアス減衰率aとすると、演算式(1)は、次のように線形一次関数として表される。
Y=b−a・X・・・(1)
上記バイアス減衰率aは、図2に示すように現像バイアス電位の補正値Yを、印字枚数Xの増加に伴って、段階的にそれぞれ線形一次関数的に補正するため、複数段階(例えば図2に示すように4段階)に変化するように設定されている。しかし、上記演算式(1)では単に「a」と表記する。
なお、前記初期現像バイアス電位b及び減衰率aは、現像ローラ24の正帯電プロセスにおいては正数である。
前記CPU52は枚数検出器34によって、カウントされた印字枚数Xの検出信号に基づいて、前記演算式(1)により現像バイアス電位の補正値Yを演算する補正値演算手段としての機能を備えている。
この実施形態では、前記可変電源28、枚数検出器34、制御装置51、CPU52、ROM53及びRAM54等によって、現像バイアス電位制御手段が構成されている。
前記制御装置51のCPU52は、交換有無検出器44の検出信号に基づいて、現像器21が新しい現像器21と交換された場合に、印字枚数Xをゼロにリセットするリセット手段としての機能を備えている。
次に、前記のように構成された画像形成装置における現像バイアス電位の補正方法について、図3のフローチャートをもとに説明する。
ステップS1において、検出器44からの信号に基づいて制御装置51によって、新しい現像器21か否かが判定され、YESの場合には、ステップS2において、演算式(1)に用いるRAM54に記憶された印字枚数Xがゼロにリセットされる。
次に、ステップS3で、前記枚数検出器34によって、記録紙32の印字枚数Xがカウントされる。一方、ステップS1において、NOと判断された場合には、ステップS4で、前回の印字枚数Xが、前記CPU52によってRAM54から読み出され、前述したステップS3に移行する。
ステップS3によって、カウントされた印字枚数Xによって、前述した演算式(1)に基づいてCPU52が現像バイアス電位の補正値Yを演算する。この演算結果に基づいて、ステップS6で、現像ローラ24に印加する現像バイアス電位が可変電源28を制御することにより制御される。次に、ステップS7でCPU52によって印字作業が終了したか否かが判断され、NOの場合には、前述したステップS3に戻り、YESの場合には終了となる。
上記実施形態の画像形成装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、記録紙32の印字枚数Xをカウントして、前述した演算式〔Y=b−a・X1〕によって、現像ローラ24に印加される現像バイアス電位の補正値Yを演算し、これに基づいて、可変電源28を制御することにより現像バイアス電位を制御するようにした。このため、記録紙32の印字枚数Xの増加によって生じるトナー画像の濃度の変化を適正に補正することができる。
(2)上記実施形態では、記録紙32の印字枚数Xをカウントする比較的安価な枚数検出器34を用いるとともに、図2に示すように、記録紙32の印字枚数Xの増加に伴ってトナー消費量が段階的に、それぞれ線形一次関数的に増加するのを打ち消すように、演算式〔Y=b−a・X1〕を線形一次関数として設定した。このため、前記ROM53への演算式の設定を容易に行うことができるとともに、補正値Yを演算する動作プログラムのコンピューターへの設定作業を容易に行うことができ、コストを低減することができる。
(3)上記実施形態では、現像器21が交換された場合に、CPU52によってRAM54に記憶された印字枚数Xがゼロにリセットされるので、作業者が手作業によりリセットしなくても済むという利点がある。
次に、この発明の別の実施形態について説明する。
この別の実施形態では、印字枚数Xと現像バイアス電位の補正値Yとの関係を予めデータベースとして補正値記憶手段としてのROM53に記憶する。又、枚数検出器34によってカウントされた印字枚数Xに基づいて、前記データベースから現像バイアス電位の該当する補正値Yを補正値読出手段として機能するCPU52によって読み出し可能に構成する。そして、読み出された補正値Yに基づいて、現像ローラ24の現像バイアス電位を制御する。
上記別の実施形態によれば、ROM53から現像バイアス電位の該当する補正値をCPU52により読み出すようにしたので、演算式が不要となって、動作プログラムが簡素化され、コンピューターへの動作プログラムの入力設定を容易に行い、コストダウンを図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ バイアス減衰率aが印字枚数Xの増加に伴って、段階的にそれぞれ変化する線形一次関数の演算式(1)に代えて、無段階的に制御するようにしてもよい。又、演算式(1)を線形一次関数の近似式としてもよい。
○ 前記各種の記憶手段として、ROM53及びRAM54に代えて、ハードディスク、磁気記録媒体等の他の手段を用いてもよい。
実施例1について説明すると、前述した演算式〔Y=b−a・X〕の初期現像バイアス電位b=400V、印字枚数Xが0〜16000枚ではバイアス減衰率a=7.5/1000枚、16000枚以上では、バイアス減衰率a=0と設定した。これに基づいて、記録紙32に画像を形成したところ、画像濃度の変化を抑制して画質を向上することができた。
この発明を具体化した画像形成装置の一実施形態を示す部分断面図。 印字枚数、トナー消費量及び現像バイアス電位の関係を示すグラフ。 現像ローラに印加するバイアス電位を補正する動作を説明するフローチャート。
符号の説明
X…印字枚数、Y…現像バイアス電位の補正値、11…画像形成装置、24…現像ローラ、32…記録紙、34…枚数カウント手段としての枚数検出器、52…補正値演算手段、補正値読出手段及びリセット手段としてのCPU、53…演算式記憶手段及び補正値記憶手段としてのROM、54…枚数記憶手段としてのRAM。

Claims (5)

  1. 帯電手段によって帯電された感光体の表面に、露光手段によって静電潜像を形成し、この静電潜像を現像ローラを備えたトナー方式の現像手段によって現像し、現像されたトナー画像を転写手段によって記録紙上に転写するようにした画像形成装置において、
    前記現像手段の現像ローラに印加する現像バイアス電位を、記録紙の印字枚数に基づいて補正制御する現像バイアス電位制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1において、前記現像バイアス電位制御手段は、
    前記記録紙の印字枚数をカウントするカウント手段と、
    上記カウント手段によりカウントされた印字枚数を記憶する枚数記憶手段と、
    現像バイアス電位の補正値を演算する演算式を予め記憶する演算式記憶手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた印字枚数に基づいて、前記演算式により現像バイアス電位の補正値を演算する補正値演算手段と
    により構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2において、現像バイアス電位の補正値Yの前記演算式は、初期現像バイアス電位b、印字枚数X、印字枚数Xに対する現像バイアス電位の減衰率aを用いて、線形一次関数〔Y=b−a・X〕で表されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1において、前記現像バイアス電位制御手段は、
    前記記録紙の印字枚数をカウントするカウント手段と、
    上記カウント手段によりカウントされた印字枚数を記憶する枚数記憶手段と、
    前記印字枚数と現像バイアス電位の補正値との関係を予めデータベースとして記憶する補正値記憶手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた印字枚数に基づいて、前記補正値記憶手段から現像バイアス電位の該当する補正値を読み出す補正値読出手段と
    により構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項において、現像手段が新しい現像手段と交換された場合に、前記枚数記憶手段に記憶された印字枚数をゼロにリセットするリセット手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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