JP2005291848A - 電磁界評価用複合プローブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高密度実装化された電子機器の電子回路基板において、外来電磁波の影響を受けやすい箇所を高分解能で効率的に特定するための、電磁波を印加する領域を正確且つ迅速に切替えることができる電磁界評価用複合プローブを提供する。
【解決手段】 枠状の大きさが異なる各ループコイル11、12、13を同一支持体14上に配設してループアンテナ1を形成し、当該ループアンテナ1のループ開口面を電子回路基板100に対向させて外来電磁波の影響を受け易い特定電磁波感受箇所を検出して評価するようにしているので、任意枠状のループコイルからより小さな枠状のループコイルへ切替えて検出する際に、より小さな枠状のループコイルの位置決めを正確且つ迅速に行うことができることとなり、特定電磁波感受箇所の絞り込みを効率的に行ってEMC評価を確実且つ円滑に実行できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品が実装された電子回路基板の電磁波適合性(EMC;electro-magnetic compatibility)を評価する電磁界評価用複合プローブ装置に関し、特に電子回路基板に対する電磁波を検出するループアンテナの配置構成を改良した電磁界評価用複合プローブ装置に関する。
従来、この種の電磁界評価用複合プローブ装置としての近磁界プローブ及び回路実装プリント基板の誤動作箇所検出装置が特開平10−311857号公報(以下、特許文献1)及び特許第3209944号公報(以下、特許文献2)に各々開示されるものがあり、これを図9及び図10に示す。図9は、特許文献1に記載する従来の近磁界プローブアレーの斜視図、図10(a)、(b)は特許文献1に記載する従来の磁界計測システムの概略構成図である。
前記図9において従来の近磁界プローブアレー157は、基板上に導電性薄膜でコイルとその引出し線及び引出し線が接続されるパッドで形成される近磁界プローブ単体130a、130bが大きさを異なる2種類で構成され、この近磁界プローブ単体130a、130bを平板状のプローブ支持基板153上に立設する構成である。この近磁界プローブアレー157は、コイル寸法の小さなコイル135aを有する近磁界プローブ単体130aと、コイル寸法の大きなコイル135bを有する近磁界プローブ単体130bとを複数配設して構成される。
このように、近磁界プローブアレー157のように、複数配置したアレー内のコイル寸法の大きさの異なる各近磁界プローブ単体130a、130bで検知することにより、例えば、磁界強度の大きな箇所を特定したい場合に、一連の測定で広い領域を測定できる大きなコイル寸法の近磁界プローブ単体130bで行う大まかな磁界分布の測定に引き続いて、より小さなコイル寸法の近磁界プローブ単体130aで磁界強度の大きな分布領域だけを選んで、詳細な磁界の分布計測を行うことで、始めから小さなコイル寸法の近磁界プローブで計測する場合に比べ、測定時間が短縮でき且つ高精度に計測できる。
前記図10(a)、(b)において従来の近磁界プローブユニット168は、基板上に導電性薄膜でコイルとその引出し線及び引出し線が接続されるパッドで形成される近磁界プローブ単体130a、130bが大きさを異なる2種類で構成され、この近磁界プローブ単体130a、130bを同一の支持基板170a上にコイル寸法が小さなコイル135aを有する近磁界プローブ単体130aと、コイル寸法の大きなコイル135bを有する近磁界プローブ単体130bとを並列して形成したものである。この例の場合、大小のコイル135a、135bが重なり合う部分があるが、小さなコイル135aと大きなコイル135bの間には、コイル製作時に絶縁層171が介在されており、大小のコイルの重なり合う部分での短絡が防止されている。
このように形成された近磁界プローブユニット168の支持基板170aをXYZステージ67に固定して磁界計測システムを構成している。
このXYZステージ167は、基台165に固定されたステージ支持部材166の上部には測定対象物支持基板169が固定され、測定対象物155をその支持基板169に固定する。従って、XYZステージ167で測定対象物155に対する目的の位置にコイル寸法の異なる複数の近磁界プローブ単体130a、130bを有する近磁界プローブユニット168を移動させて計測することができる。
例えば、近磁界プローブユニット168を用いた磁界計測システムの測定動作の一例を説明する。測定対象物155の磁界強度の大きな箇所を特定したい場合に、XYZステージ167で、近磁界プローブユニット168を移動しての一連の測定で、まず、広い領域を測定できる大きなコイル寸法の近磁界プローブ単体130bで、大まかな磁界分布の測定と分布計算を行い、磁界強度の大きな領域を決定した後、引き続いて、より小さなコイル寸法の近磁界プローブ単体130aで、磁界強度の大きな分布領域だけを選んで、詳細な磁界の分布計測を行うことで、始めから小さなコイル寸法のプローブで細かく計測する場合に比べ、測定時間を短縮でき且つ高精度に計測できる。
また、特許文献2に記載の回路実装プリント基板の誤動作箇所検出装置は、ノイズ印加用プローブを大中小の3種類で構成し、大きなサイズのプローブで広範囲にノイズを加えて回路実装プリント基板全体のおおまかな誤動作分布を把握した上で、ノイズに弱かった範囲に対してより小さなサイズのプローブで試験することにより、ノイズに弱い場所の絞込みを効率的に行うようにしたものである。
特開平10−311857号公報 特許第3209944号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている背景技術の場合、近磁界プローブのループ側面を被測定物に向けた配置であり、ループの指向性により、プリント基板上の配線の方向により、感度の強弱が発生してしまうという課題を有する。
このようにループ側面部に沿ったライン上が受信強度が高くなることから、プローブが大きい場合には受信強度の高い範囲がループ側面部の長さに応じて1次元的に長くなるだけで、XYステージを用いて荒い測定間隔で測定した場合、プローブ側面部に対向した場所でない測定対象物の箇所により、またプローブの指向性の関係により、測定漏れが発生してしまうという問題点がある。
また、特許文献2では、ノイズを印加する範囲を絞り込むために、大中小のプローブを取り替える必要があり、被試験体との位置合わせも再度し直すため、作業効率の低下や、位置ずれなどが原因で回路実装プリント基板の誤動作箇所を正確且つ迅速な検出ができないという課題を有する。
また、回路実装プリント基板上に実装されている部品とプローブとが干渉するためプローブを被試験体近傍まで近づけられず、電磁波を印加する範囲の微細化が制限されることとなり、より精密な検出ができないという課題を有する。
本発明は、前記課題を解消するためになされたもので、高密度実装化された電子機器の電子回路基板において、外来電磁波の影響を受けやすい箇所を高分解能で効率的に特定するための、電磁波を印加する領域を正確且つ迅速に切替えることができる電磁界評価用複合プローブを提供することを目的とする。
本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は、電子部品が基板上に複数実装された電子回路基板にループアンテナのループの開口面を対向させ、当該ループアンテナに対向した電子回路基板の対向する範囲に対しループアンテナから電磁波を印加することにより前記電子回路基板のうち外来電磁波の影響を受け易い箇所を検出して評価する電磁界評価用複合プローブ装置において、前記ループアンテナが、大きさの異なる複数の独立した枠状に形成されたループコイルからなり、当該複数のループコイルを同一の支持体上に配設され、高周波電流を流すループコイルを切替えることで、前記電子回路基板において電磁界の印加される領域を切替えるものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、ループアンテナが、各ループコイルの各共通する基準位置を前記支持体の特定点に一致させて配設されるものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、ループアンテナが、各ループコイルを矩形状の枠体で形成し、当該矩形状の枠体におけるコーナー部を各々基準位置とし、当該基準位置を前記支持体の特定点に一致させて配設されるものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、支持体が、先細状の段差部で形成され、当該段差部に前記各ループコイルを小型のものから大型のものへと順に各々配設されるものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、支持体が電磁気的な影響の少ない樹脂系材料又は電磁波吸収材料で形成されるものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、各ループコイルと電子回路基板との対向距離を調整して電磁界の印加される領域の大きさを制御するものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、各ループコイルに印加する電圧を調整して電磁波の強度を変化して発生させ、前記各ループコイル毎に前記電子回路基板上に誘起される電磁波の電圧レベルを同一レベルに調整するものである。
また、本発明に係る電磁界評価用複合プローブ装置は必要に応じて、通電し動作状態にした電子回路基板から放射される近傍電磁波分布を前記対向配設されたループアンテナにより検出するものである。
本発明においては、枠状の大きさが異なるループコイルを同一支持体上に配設してループアンテナを形成し、当該ループコイルのループ開口面を電子回路基板に対向させ、高周波電流を流すループコイルを切替えることで、外来電磁波の影響を受け易い箇所を検出して評価するようにしているので、電磁界の印加される領域を切替えるため、プローブにおける各ループコイルの交換が不要となり、任意枠状のループコイルからより小さな枠状のループコイルへ切替えて検出する際に、当該より小さな枠状のループコイルの位置決めを正確且つ迅速に行うことができることとなり、前記特定電磁波感受箇所の絞り込みを効率的に行ってEMC評価を確実且つ円滑に実行できるという効果を奏する。
また、本発明において、各ループコイルの各共通する基準位置を支持体の特定点に一致させてループアンテナを形成するようにしているので、この特定点に一致して配設された各基準位置相互間の関係から、任意の枠状のループコイルの検出領域においてより小さな枠状のループコイルをより正確且つ迅速に位置決めして移動できることとなり、EMC評価を確実且つ迅速に実行できるという効果を有する。
また、本発明においては、矩形状の枠体からなる各ループコイルのコーナー部を各々基準位置として前記支持体の特定点に一致させて配設するようにループアンテナを構成しているので、任意のループコイルにて特定された検出領域においてより小さなループコイルを移動させて検出する際に移動起点を共通の位置から開始できることとなり、EMC評価を高速且つ正確に実行できるという効果を有する。
また、本発明においては、大きさが異なるループコイルを先細状の段差部で形成される支持体に順次配設するようにしているので、電気回路基板に実装される電子部品間等の狭い領域へ先細状の段差部先端部分に配設されたループコイルを挿入して対象となる配線又は電子部品により近づけることができることとなり、より高分解能に誤動作箇所を絞り込むことが可能となるという効果を有する。
また、本発明においては、電磁気的な影響の少ない樹脂系材料又は電磁波吸収材料で支持体を形成しているので、支持体による電磁波の反射等によるループコイルの誤検出を防止できることとなり、EMC評価をより確実且つ正確に実行できるという効果を有する。
また、本発明においては、各ループコイルと電子回路基板との対向距離を調整して検出領域の範囲を制御するようにしているので、EMC評価をより高い精度とすることができるという効果を有する。
また、本発明においては、ループコイルに印加する電圧を調整して電磁波の強度を変化して発生させ、この変化した電磁波による電子回路基板の影響を受け易い特定電磁波感受箇所を検出するようにしているので、EMC評価をより確実且つ正確に実行できるという効果を有する。
さらに、本発明においては、電子回路基板の各電子部品に電圧を印加し、この各電子部品から放射される電磁波をループアンテナにより検出するようにしているので、EMC評価をより確実且つ正確に実行できるという効果を有する。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置を図1ないし図3に基づいて説明する。この図1は本実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置におけるプローブ部の斜視図、図2は本実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置の全体ブロック構成図、図3は図2記載の電磁界評価用複合プローブ装置の概略構成斜視図を示す。
前記各図において本実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置は、電子部品が基板上に複数実装置された被試験体となる電子回路基板100のうち外来電磁波の影響を受け易い箇所(以下、特定電磁波感受箇所)を検出するための電磁波を発生させるループアンテナ1と、このループアンテナ1に高周波信号を印加する電磁波発生制御部2と、前記ループアンテナ1を電子回路基板100の所定位置へX軸・Y軸・Z軸方向に移動させるXYZステージ3と、このXYZステージ3の移動制御する移動制御部4と、前記電磁波発生制御部2及び移動制御部4を制御して電子回路基板100の特定電磁波感受箇所を検出する検出制御部5とを備え、前記ループアンテナ1が大きさの異なる3種の枠状に形成された小・中・大の各ループコイル11、12、13からなり、この小・中・大の各ループコイル11、12、13を段差状の支持体14上に配置してプローブを構成するものである。
前記ループコイル11、12、13は、方形の枠体状に電気配線を形成し、この枠体の各辺を1:3:9の比率で構成される。また、前記支持体14は、合成樹脂製の方形状に形成される3枚の板体14a、14b、14cをその各中心(共通する基準位置に相当する。)を一致させて階段状に積層し、この各板体14a、14b、14cの中心を中空の支柱15で一体的に固着させる構成である。この支柱15は、中空の内部にループコイル11、12、13に接続されるシールド被覆の同軸ケーブル16a、16b、16cが挿通され、端部に設けられるコネクタ17a、17b、17cに同軸ケーブル16a、16b、16cが接続される構成である。 前記ループアンテナ1は各ループコイル11、12、13を片面銅箔プリント基板などにループアンテナ状の電気配線をエッチングして形成し、このプリント基板の中央部に穴を開けて支持体14の各板体14a、14b、14cに差し込み、接着剤などで固定して製作することもできる。各ループコイル11、12、13には、同軸ケーブルなどが接続されており、それぞれのループコイル11、12、13に電流を流すことでループ開口面に対し垂直方向の磁界を発生させる。
前記電磁波発生制御部2は、前記ループアンテナ1の各ループコイル11、12、13に対する接続を切替える切替スイッチ21と、この切替スイッチ21を介して各ループコイル11、12、13へ高周波信号を発生させて印加する信号発生器22とを備える構成である。この切替スイッチ21は、シールド被覆された同軸ケーブル18を介してループアンテナ1のコネクタ17a、17b、17cに接続され、信号発生器22からの高周波電圧を切替てループコイル11、12、13のいずれかへ印加する構成である。
前記XYZステージ3は、電子回路基板100を載置して固定する基板装着台6に隣接した対向する位置に配設され、この基板装着台6と共に装置本体7を構成している。なお、基板装着台6は、XYZステージ3のX軸・Y軸・Z軸の移動基準点から特定される位置に電子回路基板100を位置決めして固定する。また、基板装着台6の任意の位置に電子回路基板100を固定した後、この固定位置に基づいて前記XYZステージ3の移動基準点を特定することもできる。
前記移動制御部4は、基板装着台6上に固定された電子回路基板100における近傍平面上の全領域に亘ってX軸・Y軸方向へループアンテナ1を順次移動させてスキャニングするようにXYZステージ3を制御し、また必要に応じてZ軸方向へもループアンテナ1が移動するように制御する。この移動制御は、ループアンテナ1のループコイル11、12、13のいずれかで検査(試験)を実行しているかにより、移動距離が設定される。例えば、前記ループコイル11、12、13による電子回路基板100に対する電磁波の照射(以下、印加)ができる電磁波印加範囲(Xn×Yn)とした場合には、X軸の方向にはXnの距離、Y軸の方向にはYnの距離を最大として移動制御される。
前記検出制御部5は、切替スイッチ21に対してループコイル11、12、13を選択して切替る制御を行い、信号発生器22に対してループコイル11、12、13に対する高周波電圧を印加する制御を行うと共に、移動制御部4に対してループアンテナ1を所定位置へ移動させる制御を支持する構成である。なお、切替スイッチ21に対して検出制御部5から切替え制御を行う構成としたが切替スイッチ21に対して直接手動により又は切替の指令により信号発生器22と同軸ケーブル18との接続を切替えることもできる。
また,ループアンテナ1の各ループコイル11、12、13から発生する電磁界の印加範囲の微妙な位置ずれに関する補正情報をあらかじめ測定しておき,各ループコイル毎に位置補正をかけることも行う。
次に、前記構成に基づく本実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置の検出試験動作について説明する。例として被試験体となる電子回路基板100の基板面積を270mm×270mmとし、プローブとなるループアンテナ1のループコイル11、12、13の電磁波印加範囲(Xn×Yn)を各々10mm×10mm、30mm×30mm、90mm×90mmとし、特定電磁波感受箇所を10mm×10mmの範囲で特定することとする。試験を行う際は、電子回路基板100を駆動制御部101により駆動(例えば、演算回路基板の場合は演算動作、表示制御基板の場合は表示動作、音声出力基板の場合は出力動作等)させた状態(以後、正常動作状態と表記)にしておき、試験実施担当者が表示や音声に異常を認めた場合、誤動作が発生したと判断する。最初に検出制御部5の制御により切替スイッチ21がループアンテナ1のループコイル13を選択して接続する。
ここで検出制御部5において、前記電子回路基板100の全体を網羅する範囲を90mm×90mmの正方形大領域に分割し、最初の領域にループアンテナ1を移動する。最初の領域にループアンテナ1が到達したら、信号発生器22の出力電圧を徐々に強めてゆく。駆動制御部101上の表示や音声出力などで誤動作が確認された場合、その時に印加していた信号発生器22の設定電圧を誤動作発生電圧として検出制御部5のメモリ(図示を省略)に記録する。記録が完了したら、次の領域にループアンテナ1を移動し、前記電子回路基板100を正常動作状態にしてから最初の領域と同様の作業を繰り返す。この作業を全ての領域に対し繰り返し行う。
前記全ての領域での試験が完了したら、検出制御部5の出力表示部(図示を省略)の画面上で、各領域毎の誤動作発生電圧を表示させ、どこの領域が、より低い設定電圧で誤動作したか確認する。より低い電圧で誤動作した領域が比較的誤動作しやすい領域ということになる。そこで、その領域のみを検出制御部5において、30mm×30mmの領域に分割し、使用するループコイルをループアンテナ1のループコイル12に切替えて、30mm×30mmの領域毎に評価する。同様の考え方で、さらに10mm×10mmのループアンテナ1のループコイル11に切替えて行う。このようにループコイル12がループコイル13と同一の支持体14に配設されているので、切替スイッチ21による切替え動作で簡易に実行でき、且つ電子回路基板100の特定電磁波感受箇所が検出された正方形中領域に対しても確実且つ迅速に移動制御できる。
前記9箇所の正方形中領域で特定電磁波感受箇所が検出されると、この特定電磁波感受箇所における30mm×30mmの正方形大領域を10mm×10mmとする正方形小領域の9箇所に分割してループコイル11により前記ループコイル13、12と同様に検出試験動作を実行して10mm×10mmの領域における特定電磁波感受箇所へより迅速に絞り込んで検出できることとなる。このようにループコイル11がループコイル12と同一の支持体14に一体的に且つ共通する基準位置である中心を一致させて配設されているので、切替スイッチ21による切替え動作で簡易に実行でき、且つ電子回路基板100の特定電磁波感受箇所が検出された正方形小領域に対しても確実且つ迅速に移動制御できる。
このように電磁波印加範囲が異なる複数のループコイル11、12、13を順次切替えて検出試験を行うことにより、ループコイル13で9回、ループコイル12で9回、ループコイル11で9回からなる合計27回の検出動作で10mm×10mmの領域における特定電磁波感受箇所を検出動作できるのに対し、電磁波印加範囲が10mm×10mmのプローブのみを用いた場合には729回(27×27)の検出動作が必要となる。従って、本実施形態の場合は、従来の検出動作の27分の1での検出動作回数で済み、正確且つ効率よく特定電磁波感受箇所を絞り込むことが可能となる。
なお、被試験体の電子回路基板100に表面の凹凸が少ない場合、大きさの異なる複数のループコイルを同一平面上に形成したループアンテナ1でも良いが、被試験体の電子回路基板100に凹部を有する場合について、ループアンテナ1をXYZステージ3によりZ軸方向へ移動させて極力近づけたい場合には、ループアンテナ1の各ループコイル11、12、13の先端に近いほど、この各ループコイル11、12、13の大きさが段階的に小さくなるように取り付けられた構造としていることより、被試験体との干渉が低減するようになっている。
前記移動制御部4の制御によりループアンテナ1を移動させる測定間隔も特に限定しないが、使用する電磁界評価用プローブとなるループコイル11、12、13のサイズよりも試験間隔が広い場合には、試験漏れが生じる場所が発生する恐れがあるので、使用するループコイル11、12、13の外枠(又は電磁波印加範囲)が重なり合う程度以下の間隔で測定することが望ましい。
また、ループコイル11、12、13の形状についても特に限定しないが、均一な電磁界分布を有し、マトリクス状に移動させて試験する際、より少ない回数で測定漏れがないように測定するためには正方形が望ましく、電子回路基板100の形状に応じて長方形とすることもできる。
また、使用するループアンテナ1におけるループコイル11、12、13の数は大小2個以上で特に個数の制限はないが、電磁波の印加範囲を9分割以外に4分割づつ段階細分化していくと、範囲の絞り込みの効率が良いので、電磁評価用プローブの面積比率が約9分の1以外に約4分の1の割合で小さくなるように組合わせるのが望ましい。
また、使用するループアンテナ1におけるループコイル11、12、13のサイズも特に限定しないが、最大のものは被試験体のサイズ程度、最小のものは、被試験体の電子回路基板100で使用されている電気配線の中から特定の電気配線を選別できる程度までと考えられる。
また、ループアンテナ1におけるループコイル11、12、13には、それぞれ同軸ケーブル18やツイストペア線、シールド付きツイストペア線、プリント基板やフレキシブル基板を用いたストリップ線路、シールドを施したマイクロストリップ線路、シールドを施したコプレナ線路など、高周波伝送に適しコイル以外の部分から不要な電磁波が生じないよう配慮した電気配線が接続され、切替スイッチ21などを介することで、ループコイル11、12、13の切替えを行う構成としたが、切替スイッチ21を介することなく信号発生器22の入力端子部でループコイル11、12、13に接続されている個々のケーブルをつなぎ変えることで切替えることもできる。もしくはループアンテナ1の内部に切替スイッチ21があり、電気的制御等により切替えることもできる。
また、ループアンテナ1におけるループコイル11、12、13の構造自体については特に限定しないが、主に磁界の印加を主な目的とする場合には、単純に銅配線を樹脂材などにループ状に固定したものや銅箔付きプリント基板や銅箔付きフレキシブル基板などの銅箔部分をループコイル状にエッチングしたもの,樹脂基板などに導電性塗料をループ状に塗布したもの等がある。それらのいずれについても単純にループ状の電気配線にしたものや,ループ状の電気配線の周囲をシールドしたシールデッドループ構造のもの等がある。その他,セミリジッドケーブル等の同軸ケーブルを用いたシールデッドループ構造のものもある。
ループアンテナ1における個々のループコイルは,電気的特性や機械的特性などに応じ上記の各種構造の物を組合わせる場合もある。
(本発明の第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置におけるプローブ部の斜視図である。同図において本実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置は、前記第1の実施形態と同様にループアンテナ1、電磁波発生制御部2、XYZステージ3、移動制御部4、検出制御部5を備え、前記ループアンテナ1の各ループコイル11、12、13及び板体14a、14b、14cの配置構成を異にする。
前記ループアンテナ1は、大きさが異なる3種の方形枠状に形成された小・中・大の各ループコイル11、12、13からなり、この小・中・大の各ループコイル11、12、13を各コーナー部19を一致するように積層させた段差状の支持体14上に配設する構成である。このようにループコイル11、12、13の各コーナー部19を一箇所に一致させて構成されているので、例えば大きなループコイル13から最小のループコイル11に順次切替えて検出動作を行う場合に、切替え時にスキャニングの起点となる位置を各ループコイル11、12、13の総てが共通する位置とできることとなり、正確且つ高速にEMC評価を実行することができる。
本発明の実施例1を図5及び図6に基づいて説明する。この図5は前記図1に記載する実施形態に係るループアンテナによる放射磁界強度分布検出実験装置の構成図、図6は図5の実験で得られた放射磁界強度分布特性図を示す。
本実施例に係る放射磁界強度分布検出実験装置は、前記図1及び図2に記載の電磁界評価用複合プローブ装置と同様にループアンテナ1、電磁波発生制御部2、XYZステージ3(図示を省略)、移動制御部4(図示を省略)を備え、この構成に加えループアンテナ1の対向する位置に微小磁界プローブ8を配置し、この微小磁界プローブ8からの出力をスペクトラムアナライザ9に入力して磁界強度分布として出力する構成である。
前記ループアンテナ1は、図5に示すように、1辺90がmmの正方形状のループコイル13と、1辺30mmの正方形状のループコイル12と、1辺10mmの正方形状のループコイル11とを、5mmの間隔で同心を共通にして積層して組合わせて構成する。
信号発生器22から100MHzの高周波電流を切替えスイッチ21を介し、ループコイル11、もしくはループコイル12、もしくはループコイル13に供給し、ループコイル13と約5mm離れた平面上での磁界強度分布を、スペクトラムアナライザ9に接続された微小磁界プローブ8をマトリクス状にスキャンさせて測定した。
なお、測定は、X軸方向、Y軸方向ともループアンテナ1の各ループコイル11、12、13の中心部を中心とした±80mmの範囲を2mm間隔で行った。
前記実験の測定結果は、全測定ポイントの中の最大値から最大値−2dBまでを黒色で表示し、−2dB区切りで徐々に淡白色へ至る濃淡で受信強度を表現している。また、使用したループコイル11、12、13のループ形状も併せて表示し、プローブの位置と磁界強度分布の関係も確認できるようにしている。
図6(a)に示すように、1辺90mmの正方形状のループアンテナからなるループコイル13の場合、使用したループコイル13のループ枠内のほぼ全域は最高受信レベル−6dB以内で強い電磁界強度を有しており、ループ枠から外れると急速に磁界レベルが低下しており、プローブの存在する領域に局所的に強い電磁波を印加していることを確認できる。
この傾向は、図6(b)や、図2(c)に示すように、1辺30mmの正方形状のループアンテナからなる電磁界評価用プローブ23や1辺10mmの正方形状のループアンテナからなるループコイル12の場合でも同様であり、これらの結果から電磁界印加用複合プローブに取り付けられたループコイル11、12、13の中から任意の電磁界評価用プローブに切替えることで、局所的な電磁波を印加する範囲を制御できることを確認した。
以上のように、電磁界評価用プローブの形状と局所的な電磁界の印加範囲はほぼ一致するので、例えば、最初にループコイル13で被試験体全体を9cm×9cmの領域に分割して試験することで、被試験体全体の電磁波への感受性を大まかな傾向を把握し、より詳細に確認したい範囲を、ループコイル12で3cm×3cmの領域に9分割して再度試験し、同様のことをループコイル11でも行うという手順で効率的に範囲の絞り込みを行うことが可能である。
本発明の実施例2を図7及び図8に基づいて説明する。この図7は前記図1に記載する実施形態に係るループアンテナによる放射磁界強度分布検出実験装置構成図、図8は図7の実験で得られた放射磁界強度分布特性図を示す。
本実施例に係る放射磁界強度分布検出実験装置は、前記図1及び図2に記載の電磁界評価用複合プローブ装置と同様にループアンテナ1、電磁波発生制御部2、XYZステージ3(図示を省略)、移動制御部4(図示を省略)を備え、このループアンテナ1の構成にを異にすると共に、ループアンテナ1の対向する位置に微小磁界プローブ8を配置し、この微小磁界プローブ8からの出力をスペクトラムアナライザ9に入力して磁界強度分布として出力する構成である。
前記ループアンテナ1は、図7に示すように、直径85mmのループアンテナからなるループコイル12aと直径18mmのループアンテナからなるループコイル11aとを5mmの間隔で同心を共通にして積層して組合わせた構成である。
信号発生器22から100MHzの高周波電流を切替えスイッチ21を介し、ループコイル12aもしくはループコイル11aに供給し、ループコイル12aと約10mm離れた平面上を、スペクトラムアナライザ9に接続された微小磁界プローブ8を2mm間隔でマトリクス状にスキャンさせながら、電磁界強度を測定する。
図8(a)に示すように、直径85mmのループアンテナからなるループコイル12aの場合、使用したループコイル12aのループサイズである85mmの枠内のほぼ全域は最高受信レベル−5dB以内でほぼ均一な電磁界強度を有しており、プローブの範囲から外れると急速に磁界レベルが低下しており、プローブの存在する領域のみ局所的に電磁波を印加していることを確認できる。
図8(b)に示すように、直径18mmのループアンテナからなるループコイル11aの場合も、使用したループコイル11aのループサイズである18mmの枠内のほぼ全域は最高受信レベル−5dB以内でほぼ均一な電磁界強度を有しているおり、プローブの範囲から外れると急速に磁界レベルが低下している。図8(a)(b)の結果からループアンテナ1に取り付けられたループコイル11a、12aの中から任意の電磁界評価用プローブに切替えることで、電磁波を印加する範囲を制御できることを確認した。
本発明の第1の実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置におけるプローブ部の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置の全体ブロック構成図である。 図2記載の電磁界評価用複合プローブ装置の概略構成斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る電磁界評価用複合プローブ装置におけるプローブ部の斜視図である。 図1に記載する実施形態に係るループアンテナによる放射磁界強度分布検出実験装置の構成図である。 図5の実験で得られた放射磁界強度分布特性図である。 図1に記載する実施形態に係るループアンテナによる放射磁界強度分布検出実験装置構成図である。 図7の実験で得られた放射磁界強度分布特性図である。 従来の近磁界プローブアレーの斜視図である。 従来の磁界計測システムの概略構成図である。
符号の説明
1 ループアンテナ
2 電磁波発生制御部
3、167 XYZステージ
4 移動制御部
5 検出制御部
6 基板装着台
7 装置本体
8 微小磁界プローブ
9 スペクトラムアナライザ
11、12、13、11a、12a ループコイル
14 支持体
15 支柱
16a、16b、16c 同軸ケーブル
17a、17b、17c コネクタ
18 同軸ケーブル
21 切替スイッチ
22 信号発生器
100 電子回路基板
101 駆動制御部
130a、130b 近磁界プローブ単体
135a、135b コイル
153 プローブ支持基板
155 測定対象物
157 近磁界プローブアレー
165 基台
166 ステージ支持部材
168 近磁界プローブユニット
169 測定対象物支持基板
170a 支持基板
171 絶縁層






Claims (8)

  1. 電子部品が基板上に複数実装された電子回路基板にループアンテナのループの開口面を対向させ、当該ループアンテナに対向した電子回路基板の対向する範囲に対しループアンテナから電磁波を印加することにより前記電子回路基板のうち外来電磁波の影響を受け易い箇所を検出して評価する電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記ループアンテナが、大きさの異なる複数の独立した枠状に形成されたループコイルからなり、当該複数のループコイルを同一の支持体上に配設され、高周波電流を流すループコイルを切替えることで、前記電子回路基板において電磁界の印加される領域を切替えることを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  2. 前記請求項1に記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記ループアンテナが、各ループコイルの各共通する基準位置を前記支持体の特定点に一致させて配設されることを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  3. 前記請求項1に記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記ループアンテナが、各ループコイルを矩形状の枠体で形成し、当該矩形状の枠体におけるコーナー部を各々基準位置とし、当該基準位置を前記支持体の特定点に一致させて配設されることを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  4. 前記請求項1ないし3のいずれかに記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記支持体が、先細状の段差部で形成され、当該段差部に前記各ループコイルを小型のものから大型のものへと順に各々配設されることを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  5. 前記請求項1ないし4のいずれかに記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記支持体が電磁気的な影響の少ない樹脂系材料又は電磁波吸収材料で形成されることを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  6. 前記請求項1ないし5のいずれかに記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記各ループコイルと電子回路基板との対向距離を調整して電磁界の印加される領域の大きさを制御することを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  7. 前記請求項1ないし6のいずれかに記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    前記各ループコイルに印加する電圧を調整して電磁波の強度を変化して発生させ、前記各ループコイル毎に前記電子回路基板上に誘起される電磁波の電圧レベルを同一レベルに調整することを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
  8. 前記請求項1ないし7のいずれかに記載の電磁界評価用複合プローブ装置において、
    通電し動作状態にした電子回路基板から放射される近傍電磁波分布を前記対向配設されたループアンテナにより検出することを
    特徴とする電磁界評価用複合プローブ装置。
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