JP2005291396A - 能動型防振装置および能動型防振装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 防振装置本体150のばね特性を測定して得られたばね特性測定値と、電磁アクチュエータ110に対する連結ロッド84の相対位置を測定して得られたロッド位置測定値とを考慮して、位置決め部材132の形状を調節することにより該連結ロッド84の軸方向におけるアーマチャ122の固定位置を調節設定した。
【選択図】 図1
Description
能動型防振装置の製造方法に関する本発明の特徴とするところは、振動が入力される本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる主液室を有し、該主液室の壁部の一部が変位可能な加振部材で構成された防振装置本体と、該防振装置本体に固定されたハウジングにコイルを収容して該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向変位可能に組み込み、該アーマチャを該防振装置本体の該加振部材に連結せしめて該コイルへの通電によって該アーマチャから該加振部材に駆動力を及ぼす電磁アクチュエータとを、備えた能動型防振装置の製造方法であって、前記加振部材から前記アーマチャに向かって連結ロッドを突設すると共に、該アーマチャにおいて軸方向に延びる挿通孔を設けて、該挿通孔に該連結ロッドを挿し通し、該アーマチャに対して該連結ロッドの突出方向先端側に向かう付勢力を及ぼす付勢手段を設けると共に、該連結ロッドの軸方向中間部分に段差面を設けて、該段差面への当接により該連結ロッドの軸方向における該加振部材側への移動端が規定される位置決め部材を該連結ロッドの突出方向先端側から装着して該段差面への当接状態で該連結ロッドに対して固定することにより、該アーマチャを該付勢手段の付勢力に抗して該位置決め部材で該連結ロッドの軸方向中間部分に実質的に固定するようにした構造を採用する一方、前記電磁アクチュエータのハウジングの底部における該連結ロッドの軸方向外方に作業用孔を開口形成して該作業用孔を通じて該連結ロッドに対する該位置決め部材の組付けを可能と為し、前記防振装置本体のばね特性を測定して得られたばね特性測定値と、前記電磁アクチュエータに対する該連結ロッドの相対位置を測定して得られたロッド位置測定値とを考慮して、装着する該位置決め部材の形状を調節することにより該連結ロッドの軸方向における該アーマチャの固定位置を調節設定することにある。
シリーズタイプの能動型防振装置に関する本発明の特徴とするところは、振動が入力される本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる主液室を有し、該主液室の壁部の一部が変位可能な加振部材で構成された防振装置本体と、該防振装置本体に固定されたハウジングにコイルを収容して該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向変位可能に組み込み、該アーマチャを該防振装置本体の該加振部材に連結せしめて該コイルへの通電によって該アーマチャから該加振部材に駆動力を及ぼす電磁アクチュエータとを、備えた能動型防振装置が複数製造されて個別に提供されるシリーズタイプの能動型防振装置であって、前記加振部材から前記アーマチャに向かって連結ロッドを突設すると共に、該アーマチャにおいて軸方向に延びる挿通孔を設けて、該挿通孔に該連結ロッドを挿し通し、該アーマチャに対して該連結ロッドの突出方向先端側に向かう付勢力を及ぼす付勢手段を設けると共に、該連結ロッドの軸方向中間部分に段差面を設けて、該段差面への当接により該連結ロッドの軸方向における該加振部材側への移動端が規定される位置決め部材を該連結ロッドの突出方向先端側から装着して該段差面への当接状態で該連結ロッドに対して固定することにより、該アーマチャを該付勢手段の付勢力に抗して該位置決め部材で該連結ロッドの軸方向中間部分に実質的に固定するようにした構造を採用する一方、各個別の前記能動型防振装置のそれぞれにおけるばね特性の特性値に応じて、前記位置決め部材の形状を異ならせて、該連結ロッドの軸方向における該アーマチャの固定位置を相互に異ならせたことにある。
能動型防振装置に関する本発明の特徴とするところは、振動が入力される本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる主液室を有し、該主液室の壁部の一部が変位可能な加振部材で構成された防振装置本体と、該防振装置本体に固定されたハウジングにコイルを収容して該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向変位可能に組み込み、該アーマチャを該防振装置本体の該加振部材に連結せしめて該コイルへの通電によって該アーマチャから該加振部材に駆動力を及ぼす電磁アクチュエータとを、備えた能動型防振装置であって、前記加振部材から前記アーマチャに向かって連結ロッドを突設すると共に、該アーマチャにおいて軸方向に延びる挿通孔を設けて、該挿通孔に該連結ロッドを挿し通し、該アーマチャに対して該連結ロッドの突出方向先端側に向かう付勢力を及ぼす付勢手段を設けると共に、該連結ロッドの軸方向中間部分に段差面を設けて、該段差面への当接により該連結ロッドの軸方向における該加振部材側への移動端が規定される位置決め部材を該連結ロッドの突出方向先端側から装着して該段差面への当接状態で該連結ロッドに対して固定することにより、該アーマチャを該付勢手段の付勢力に抗して該位置決め部材で該連結ロッドの軸方向中間部分に実質的に固定するようにした構造を採用して、かかる位置決め部材における該連結ロッドの段差面に対して当接せしめられる段差当接面と前記アーマチャに当接せしめられるアーマチャ当接面との軸方向における相対的な離隔寸法を調節することによって該連結ロッドの軸方向における該アーマチャの固定位置を調節設定することができるようにしたことにある。
12 第一の取付金具
14 第二の取付金具
16 本体ゴム弾性体
30 ダイヤフラム
84 駆動軸
85 段差面
100 受圧室
102 振動入力室
104 加振室
106 平衡室
110 電磁加振器
118 下側ヨーク
122 滑動子
130 コイルスプリング
132 位置決めナット
Claims (5)
- 振動が入力される本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる主液室を有し、該主液室の壁部の一部が変位可能な加振部材で構成された防振装置本体と、該防振装置本体に固定されたハウジングにコイルを収容して該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向変位可能に組み込み、該アーマチャを該防振装置本体の該加振部材に連結せしめて該コイルへの通電によって該アーマチャから該加振部材に駆動力を及ぼす電磁アクチュエータとを、備えた能動型防振装置の製造方法であって、
前記加振部材から前記アーマチャに向かって連結ロッドを突設すると共に、該アーマチャにおいて軸方向に延びる挿通孔を設けて、該挿通孔に該連結ロッドを挿し通し、該アーマチャに対して該連結ロッドの突出方向先端側に向かう付勢力を及ぼす付勢手段を設けると共に、該連結ロッドの軸方向中間部分に段差面を設けて、該段差面への当接により該連結ロッドの軸方向における該加振部材側への移動端が規定される位置決め部材を該連結ロッドの突出方向先端側から装着して該段差面への当接状態で該連結ロッドに対して固定することにより、該アーマチャを該付勢手段の付勢力に抗して該位置決め部材で該連結ロッドの軸方向中間部分に実質的に固定するようにした構造を採用する一方、前記電磁アクチュエータのハウジングの底部における該連結ロッドの軸方向外方に作業用孔を開口形成して該作業用孔を通じて該連結ロッドに対する該位置決め部材の組付けを可能と為し、前記防振装置本体のばね特性を測定して得られたばね特性測定値と、前記電磁アクチュエータに対する該連結ロッドの相対位置を測定して得られたロッド位置測定値とを考慮して、装着する該位置決め部材の形状を調節することにより該連結ロッドの軸方向における該アーマチャの固定位置を調節設定することを特徴とする電磁アクチュエータを備えた能動型防振装置の製造方法。 - 前記位置決め部材として、前記連結ロッドの段差面に対して当接せしめられる段差当接面と、前記アーマチャに当接せしめられるアーマチャ当接面との、軸方向における相対的な離隔寸法が、相互に異なる値に設定された複数種類を予め準備しておいて、前記ばね特性測定値と前記ロッド位置測定値に基づいて、それら複数種類の位置決め部材の中から適当なものを選択して組み付ける請求項1に記載の能動型防振装置の製造方法。
- 前記連結ロッドに対して前記位置決め部材をねじ構造で締め付けることにより、該連結ロッドの前記段差面に対して該位置決め部材を当接状態で固定するようにした請求項1又は2に記載の能動型防振装置の製造方法。
- 振動が入力される本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる主液室を有し、該主液室の壁部の一部が変位可能な加振部材で構成された防振装置本体と、該防振装置本体に固定されたハウジングにコイルを収容して該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向変位可能に組み込み、該アーマチャを該防振装置本体の該加振部材に連結せしめて該コイルへの通電によって該アーマチャから該加振部材に駆動力を及ぼす電磁アクチュエータとを、備えた能動型防振装置が複数製造されて個別に提供されるシリーズタイプの能動型防振装置であって、
前記加振部材から前記アーマチャに向かって連結ロッドを突設すると共に、該アーマチャにおいて軸方向に延びる挿通孔を設けて、該挿通孔に該連結ロッドを挿し通し、該アーマチャに対して該連結ロッドの突出方向先端側に向かう付勢力を及ぼす付勢手段を設けると共に、該連結ロッドの軸方向中間部分に段差面を設けて、該段差面への当接により該連結ロッドの軸方向における該加振部材側への移動端が規定される位置決め部材を該連結ロッドの突出方向先端側から装着して該段差面への当接状態で該連結ロッドに対して固定することにより、該アーマチャを該付勢手段の付勢力に抗して該位置決め部材で該連結ロッドの軸方向中間部分に実質的に固定するようにした構造を採用する一方、各個別の前記能動型防振装置のそれぞれにおけるばね特性の特性値に応じて、前記位置決め部材の形状を異ならせて、該連結ロッドの軸方向における該アーマチャの固定位置を相互に異ならせたことを特徴とするシリーズタイプの能動型防振装置。 - 振動が入力される本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入されることにより振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる主液室を有し、該主液室の壁部の一部が変位可能な加振部材で構成された防振装置本体と、該防振装置本体に固定されたハウジングにコイルを収容して該コイルの中空孔にアーマチャを軸方向変位可能に組み込み、該アーマチャを該防振装置本体の該加振部材に連結せしめて該コイルへの通電によって該アーマチャから該加振部材に駆動力を及ぼす電磁アクチュエータとを、備えた能動型防振装置であって、
前記加振部材から前記アーマチャに向かって連結ロッドを突設すると共に、該アーマチャにおいて軸方向に延びる挿通孔を設けて、該挿通孔に該連結ロッドを挿し通し、該アーマチャに対して該連結ロッドの突出方向先端側に向かう付勢力を及ぼす付勢手段を設けると共に、該連結ロッドの軸方向中間部分に段差面を設けて、該段差面への当接により該連結ロッドの軸方向における該加振部材側への移動端が規定される位置決め部材を該連結ロッドの突出方向先端側から装着して該段差面への当接状態で該連結ロッドに対して固定することにより、該アーマチャを該付勢手段の付勢力に抗して該位置決め部材で該連結ロッドの軸方向中間部分に実質的に固定するようにした構造を採用して、かかる位置決め部材における該連結ロッドの段差面に対して当接せしめられる段差当接面と前記アーマチャに当接せしめられるアーマチャ当接面との軸方向における相対的な離隔寸法を調節することによって該連結ロッドの軸方向における該アーマチャの固定位置を調節設定することができるようにしたことを特徴とする能動型防振装置。
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JP2004108207A JP4055008B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 能動型防振装置および能動型防振装置の製造方法 |
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CN103791023A (zh) * | 2014-02-18 | 2014-05-14 | 哈尔滨工业大学深圳研究生院 | 一种卫星发射过程中用于卫星减振的整星六维隔振装置 |
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- 2004-03-31 JP JP2004108207A patent/JP4055008B2/ja not_active Expired - Fee Related
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