JP2005291246A - 機械可動部密封構造 - Google Patents

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敏成 田中
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Abstract

【課題】 構造が簡素でかつコストが低廉な水中機械等の可動部密封構造を提供する。
【解決手段】 不動部2の台部2aの外部環境41の海水と連通する箇所に第1シール室31を設けゴム系材料からなる第1シール部材31を封入し、不動部3の内部空間42の空気と連通する箇所に第2シール室12を設けゴム系材料からなる第2シール部材32を封入し、これらの中間箇所に微少厚さを有する侵入防止空間13を設けるとともに海水よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有するグリースからなる充填材50を侵入防止空間13に封入した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水中等で作動する機械の可動部への防水を行う機械可動部密封構造などに関するものである。
図4に示すように、水中で使用するモータ等においては、不動部202に対して可動部203が可動、例えば、図における水平線C2を回転の中心線として回転する。この場合、外部環境241は水中であり、例えば海水W2が充満している。また、内部空間242は、空気A2が充満している。また、海水W2の圧力の方が、空気A2の圧力よりも大きい。したがって、可動部203は、内部空間242と外部環境241の両方に接触して運動することになる。このような場合、可動部(例えば回転軸)203の周辺から内部へ水が漏洩することを防止する必要がある。
このため、従来は、図示のように、シール室211等を形成し、この凹部に、ゴム系材料からなるOリング、ゴム系材料からなる成型パッキン部材などを配置していた。しかし、Oリング231は、圧力によって変形しやすく、図4に示すように、Oリング321と可動部202との間の間隙221などを通って海水W2が内部空間242の側へ漏出することは避けられなかった。
この漏水をさらに小さく抑えるための対策として、オイルシール、メカニカルシール等を配置する対策、あるいは、機械の外部環境の圧力と、機械の内部の圧力をほぼ同一の圧力とする構造(以下、「均圧構造」という。)を用いて、圧力差による漏水を防止する対策が採用されていた。
しかしながら、オイルシールやメカニカルシールは、設置する箇所に密着させる必要があり、高い精度で加工・作製を行うことから、コストが非常に高価であり、かつ部品の大きさが大きくなり、水中機械自体を大型化させる、という問題があった。また、均圧構造は、機構が複雑になり、コストも高価である、という問題があった(特許文献1を参照)。
特開平**−****号公報
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、構造が簡素でかつコストが低廉な水中機械等の可動部密封構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る機械可動部密封構造は、
水又は水溶液からなる液体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、前記液体よりも圧力の低い気体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記外部環境から前記可動部を経て前記内部空間へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入したこと
を特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る機械可動部密封構造は、
水又は水溶液からなる液体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、前記液体よりも圧力の低い気体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記外部環境から前記可動部を経て前記内部空間へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を複数設けるとともにゴム系材料からなる中間シール部材を当該複数の侵入防止空間で挟まれる箇所に封入し、前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を前記複数の侵入防止空間のそれぞれに封入したこと
を特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る機械可動部密封構造は、
気体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、水又は水溶液からなり前記気体よりも圧力の高い液体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記内部空間から前記可動部を経て前記外部環境へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入したこと
を特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る機械可動部密封構造は、
気体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、水又は水溶液からなり前記気体よりも圧力の高い液体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記内部空間から前記可動部を経て前記外部環境へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を複数設けるとともにゴム系材料からなる中間シール部材を当該複数の侵入防止空間で挟まれる箇所に封入し、前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間のそれぞれに封入したこと
を特徴とする。
本発明に係る機械可動部密封構造は、水又は水溶液からなる液体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、液体よりも圧力の低い気体が充満した内部空間を有し、かつ内部空間と外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、外部環境から可動部を経て内部空間へ液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、不動部の外部環境と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、不動部の内部空間と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、第1シール室と第2シール室により挟まれかつ不動部と可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入するようにした。あるいは、気体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、水又は水溶液からなり気体よりも圧力の高い液体が充満した内部空間を有し、かつ内部空間と外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、内部空間から可動部を経て外部環境へ液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、不動部の内部空間と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、不動部の外部環境と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、第1シール室と第2シール室により挟まれかつ不動部と可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入した。このため、高圧の液体は、侵入防止空間の充填材により阻止され、漏洩することが防止される、という利点がある。また、構造が簡素でかつコストが低廉である、という利点を有している。
以下に説明する実施例は、水又は水溶液からなる液体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、液体よりも圧力の低い気体が充満した内部空間を有し、かつ内部空間と外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、外部環境から可動部を経て内部空間へ液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、不動部の外部環境と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、不動部の内部空間と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、第1シール室と第2シール室により挟まれかつ不動部と可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入するようにしたものであり、本発明を実現するための構成として最良の形態である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。図1は、本発明の第1実施例であるシール構造が用いられる水中アクチュエータの構成を示す図である。
図1に示すように、この水中アクチュエータ1は、略円筒状の不動部2の内部に、可動部3が設けられている。可動部3は、軸部3aと基部3bを有しており、通電による電動モータの原理等により、軸部3aと基部3bが回転するように構成されている。本発明に係る機械可動部密封構造の第1実施例であるシール構造4は、不動部2の台部2aと、可動部3の基部3bとの間に介在するように配設される。
図2は、図1に示す水中アクチュエータにおけるシール構造の構成を示す断面図である。図2に示すように、まず、不動部2の台部2aにおいて外部環境41の水中と連通する箇所に凹部を設け、第1シール室11とする。この第1シール室11は、全体として見ると、細い円環状となっている。そして、ゴム系材料からなり略円環状に形成された第1シール部材31をこの第1シール室11に封入する。この場合、可動部3の軸部3aと第1シール部材31の間には、符号21で示すような第1間隙が形成される。これは、軸部3aの回転に必要な隙間であり、これ以上第1間隙21の隙間の厚みが薄いと、軸部3aの円滑な回転が損なわれることになるので、最低限の厚みの隙間は必要である。
第1間隙21は、その下端で水平に(図2において右方へ向かって)屈曲し、侵入防止空間13を形成する。この侵入防止空間13は、第1間隙21よりも大きな厚みを持つ空間であり、不動部2の台部2aの底面が侵入防止空間13の天井面となり、かつ、可動部3の台部3aの内部の上面が侵入防止空間13の底面となっている。侵入防止空間13の厚みは、0.5〜2.0ミリメートル程度に設定されている。この侵入防止空間13は、全体として見ると、薄い円盤状となっており、軸部3aに相当する中央部が開口した円盤状となっている。
上記した侵入防止空間13の内部には、充填材50が充填されている。充填材50としては、グリースが用いられいる。グリースは、JIS−K−2220に規定されるような「潤滑油中に増ちょう剤を分散させて半固体状又は固体状にしたもの」である。グリースは、いわゆる油脂材料の一つであり、水(海水、他の水溶液も含む)よりも高い粘度を有しており、かつ、疎水性(親油性)を有している。充填材50に用いるグリースとしては、JIS−K−2220に規定されているものは、すべて使用可能である。例えば、一般用グリース1種、一般用グリース2種等である。なお、充填材50として用いるグリースのちょう度番号としては、ある程度固いもの(軟らかすぎないもの)が必要であることから、ちょう度番号1号〜4号程度がよい。好ましくは、ちょう度番号2号又は3号がよい。ここに、ちょう度番号は、NLGI(米国グリース協会)で規定している番号である。ちょう度番号2号のちょう度の範囲は、265〜295であり、ちょう度番号3号のちょう度の範囲は、220〜250となっている。ここに、グリースのちょう度とは、規定の円錐を落下させ、グリースへ侵入した深さ(ミリメートル)の10倍の数値で示される。したがって、ちょう度が大きいほど、グリースが軟らかいことを示している。
また、侵入防止空間13の外側の端部(図2における右端)には、侵入防止空間13の外端部から上方へ食い込むような凹部が形成され、第2シール室12となっている。この第2シール室12は、全体として見ると、細い円環状となっている。そして、ゴム系材料からなり略円環状に形成された第2シール部材32がこの第2シール室12の中に封入される。
第2シール室12の外端部(図2における右端部)から、図の下方へ向かって、可動部3の軸部3aと、不動部2の台部2aの間には、符号22で示すような第2間隙が形成される。これは、軸部3aの回転に必要な隙間であり、これ以上第2間隙22の隙間の厚みが薄いと、軸部3aの円滑な回転が損なわれることになるので、最低限の厚みの隙間は必要である。そして、第2間隙22の図における下端は、内部空間42に連通している。
この場合、外部環境41は水中であり、例えば海水が充満している。また、内部空間42は、空気が充満している。また、海水の圧力の方が、空気の圧力よりも大きくなっている。
上記のような構成により、充填材50であるグリースは、ある程度固い流動体状であるので、可動部3の軸部3aが回転した場合でも、侵入防止空間13から第1間隙21を通って外部環境41へ流出し全部が失われることはない。同様に、このグリースは、侵入防止空間13から第2間隙22を通って内部空間42へ流出し全部が失われることはない。また、グリースは粘着性に富んでいるから、侵入防止空間13に隙間無く充満するだけでなく、図2に示すように、第1間隙21や第2間隙22に一部が出ても、第1間隙21や第2間隙22の一部を隙間無く充填する。また、グリースは疎水性を有しているから、図2に示すように、第1間隙21において、外部環境41の水中から高い圧力により押し込まれてきた海水と接触した場合でも、高圧の海水がグリース内を経て内部空間42に到達することは困難である。その理由は、高圧海水がグリース内を貫通するためには、海水が侵入した孔が維持され、後続の高圧海水との間に海水が充満し、高い水圧が作用し続ける必要があるが、グリースはある程度の軟らかさを有しているから、たとえ微少な海水が押し込んできても孔は形成されず、すぐに塞がってしまうと考えられるからである。
実際に、外部環境41として約3気圧の水圧のかかる地点(水深約20メートル付近)で、NLGIちょう度番号2号のグリースを上記のような構成のシール構造4の侵入防止空間13に封入して試験をした結果、空気(約1気圧)の内部空間42への漏水は認められなかった。このため、第1実施例のシール構造4は、所用の性能を発揮できることが確認された。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではない。上記各実施例は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、第1実施例のように屈曲したシール構造だけではなく、図3に示す第2実施例のような屈曲しない構成としても本発明は実現可能である。この第2実施例のシール構造4Aの場合も、不動部2Aの外部環境(水又は水溶液で充満された空間)41Aと連通する箇所に第1シール室11Aを設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材31Aを当該第1シール室11Aに封入し、不動部2Aの内部空間(空気で充満された空間)42Aと連通する箇所に第2シール室12Aを設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材32Aを当該第2シール室12Aに封入する。また、第1シール室11Aと第2シール室12Aにより挟まれかつ不動部2Aと可動部(直線C1を回転の中心として回転する部分)3Aに挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間13Aを設けるとともに、外部環境41Aを構成する液体(水、又は水溶液)よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料、例えばグリースなどからなる充填材50Aを当該侵入防止空間13Aに封入するようにしてもよい。
また、第1シール室と第2シール室により挟まれかつ不動部と可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を複数設け、その複数の侵入防止空間の中にそれぞれ充填材を充填するようにしてもよい。また、複数の侵入防止空間どうしの中間には、ゴム系材料からなる中間シール部材を、当該複数の侵入防止空間で挟まれるそれぞれの箇所に封入するようにしてもよい。
また、上記各実施例においては、外部環境として、高圧な海水を例に挙げて説明したが、外部環境としては真水又は水溶液であってもよい。また、外部環境を低圧の空気環境とし、内部空間に高圧の水又は水溶液を封入した機械の可動部においても、本発明は適用可能である。
また、上記した可動部の可動方向は、回転だけに限定されない。例えば、図3において可動部3Aが不動部2Aに対して、直線C1に平行な方向に往復摺動運動する場合であっても、本発明は適用可能である。
本発明は、水中で作動し可動部を有する機械を製造する機械製造業等で実施可能であり、これらの産業で利用可能である。
本発明の第1実施例であるシール構造が用いられる水中アクチュエータの構成を示す図である。 図1に示す水中アクチュエータにおけるシール構造の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施例であるシール構造の構成を示す断面図である。 従来の水中アクチュエータのシール構造の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 水中アクチュエータ
2、2A 不動部
2a 台部
3、3A 可動部
3a 軸部
3b 基部
4 シール構造
11、11A 第1シール室
12、12A 第2シール室
13、13A 侵入防止空間
14A 連通空間
15A 連通空間
21、21A 第1間隙
22、22A 第2間隙
31、31A 第1シール部材
32、32A 第2シール部材
41、41A 外部環境
42、42A 内部空間
50、50A 充填材
202 不動部
203 可動部
211 シール室
221 間隙
231 Oリング
241 外部環境
242 内部空間
243、244 接続空間
A1、A2 空気
C1、C2 回転中心線
W1、W2 海水

Claims (4)

  1. 水又は水溶液からなる液体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、前記液体よりも圧力の低い気体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記外部環境から前記可動部を経て前記内部空間へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
    前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入したこと
    を特徴とする機械可動部密封構造。
  2. 水又は水溶液からなる液体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、前記液体よりも圧力の低い気体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記外部環境から前記可動部を経て前記内部空間へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
    前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を複数設けるとともにゴム系材料からなる中間シール部材を当該複数の侵入防止空間で挟まれる箇所に封入し、前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を前記複数の侵入防止空間のそれぞれに封入したこと
    を特徴とする機械可動部密封構造。
  3. 気体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、水又は水溶液からなり前記気体よりも圧力の高い液体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記内部空間から前記可動部を経て前記外部環境へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
    前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を設けるとともに前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間に封入したこと
    を特徴とする機械可動部密封構造。
  4. 気体が充満した外部環境の中に設置されて使用されるとともに、水又は水溶液からなり前記気体よりも圧力の高い液体が充満した内部空間を有し、かつ前記内部空間と前記外部環境の両方に接触して運動する可動部を有する機械において、前記内部空間から前記可動部を経て前記外部環境へ前記液体が侵入することを防止する機械可動部密封構造であって、
    前記不動部の前記内部空間と連通する箇所に第1シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第1シール部材を当該第1シール室に封入し、前記不動部の前記外部環境と連通する箇所に第2シール室を設けるとともにゴム系材料からなる第2シール部材を当該第2シール室に封入し、前記第1シール室と前記第2シール室により挟まれかつ前記不動部と前記可動部に挟まれる箇所に微少厚さを有する侵入防止空間を複数設けるとともにゴム系材料からなる中間シール部材を当該複数の侵入防止空間で挟まれる箇所に封入し、前記液体よりも高い粘度を有しかつ疎水性を有する油脂系材料からなる充填材を当該侵入防止空間のそれぞれに封入したこと
    を特徴とする機械可動部密封構造。
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