JP2005290890A - 作業用機械におけるオーバーヒート防止システム - Google Patents

作業用機械におけるオーバーヒート防止システム Download PDF

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Abstract

【課題】 酷暑の環境下で破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメントを作動させるような場合であっても、エンジンや油圧系がオーバーヒートしてしまうことを、未然に防止できるようにする。
【解決手段】 作業機械に装着される作業用アタッチメントの作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷の場合、該作業用アタッチメントの作動時に、油圧ポンプの出力を設定出力値まで低下させて、エンジンや油圧系が過熱状態に状態になってしまうことを未然に防止できるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業用機械におけるオーバーヒート防止システムの技術分野に属するものである。
一般に、油圧ショベル等の作業用機械のなかには、掘削作業や積込作業を行うためのバケット、解体作業を行うためのハンマーや破砕機、磁着物を選別するための磁選機等の各種作業用アタッチメントを、任意に選択して着脱自在に装着できるように構成されたものがある。このようなものにおいて、例えば破砕機を装着して解体作業を行う場合は、バケットで積込作業を行う場合の作業負荷と比べて大きく、このため、特に酷暑の環境下では、作業用機械のエンジンや油圧系が過熱状態となってオーバーヒートし易くなる。そこで従来、酷暑下で破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメントを装着した場合のオーバーヒートに備え、ラジエータやオイルクーラー等のクーリング装置を大型化したり、あるいはこれらクーリング装置を冷却するファンを大型化することで、エンジンや油圧系の冷却能力の増大を図っていた。しかしながら、そのために機体外騒音が大きくなり、環境的に好ましくない許りか、バケット等の比較的作業負荷の小さい作業用アタッチメントで作業を行う場合には、前記クーリング装置やファンの大型化が無駄になるという問題があった。
そこで、エンジンの冷却水温を検出し、該検出した冷却水温が所定水温設定値を越えた場合には、油圧ポンプの吸収トルクやエンジン回転数を下げることでオーバーヒートを防止するように構成した技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2604404号公報
しかるに、前記特許文献のものは、冷却水温が所定水温設定値を越えるまで上昇してから、つまり、エンジンが過熱状態となってから油圧ポンプの吸収トルクやエンジン回転数を下げるものであるから、酷暑の環境下で破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメントを作動させるような場合には対応できない惧れもある。またこのものにおいて、エンジンオーバーヒートの状態が悪化しようとする場合には、エンジン回転数をローアイドルまで下げるようになっているが、該エンジン回転数がローアイドルの状態では作業を続行することができず、作業能率が低下してしまうという問題があって、エンジンや油圧系の過熱を未然に防止することが要求されており、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、複数の作業用アタッチメントのなかから任意の作業用アタッチメントを選択し、該選択した作業用アタッチメントを着脱自在に装着できると共に、該装着された作業用アタッチメントを、油圧ポンプから吐出される作動油で作動せしめるように構成してなる作業用機械において、前記装着した作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であると判断される場合に、ポンプ出力を低下させるべく油圧ポンプの出力低下制御を行うことを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷の場合には、油圧ポンプの出力低下制御が行われることになって、エンジンや油圧系のオーバーヒートを未然に防止できる。
請求項2の発明は、請求項1において、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であるか否かの判断は、装着される作業用アタッチメントの種類に基づいて行われることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、破砕機等の作業負荷の高い作業用アタッチメントで作業を行うような場合には、油圧ポンプの出力低下制御が行われることになって、エンジンや油圧系のオーバーヒートを未然に防止できる。
請求項3の発明は、請求項1において、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であるか否かの判断は、装着される作業用アタッチメントの種類および作動時間に基づいて行われることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、破砕機等の作業負荷の高い作業用アタッチメントで連続して作業を行うような場合には、油圧ポンプの出力低下制御が行われることになって、エンジンや油圧系のオーバーヒートを未然に防止できる。
請求項4の発明は、請求項1において、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であるか否かの判断は、油圧ポンプからの吐出油が供給される油圧回路の回路圧が、リリーフ弁によって設定される回路設定圧に達してからの経過時間に基づいて行われることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、回路圧が回路設定圧に達してから所定時間経過すると、油圧ポンプの出力低下制御が行われることになって、エンジンや油圧系のオーバーヒートを未然に防止できる。
次に、本発明の第一の実施の形態について、図1〜図3に基づいて説明する。図1において、1は油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着される作業部4等の各部から構成されており、さらに該作業部4は、上部旋回体3に上下揺動自在に軸支されるブーム5、該ブーム5の先端部に前後揺動自在に軸支されるアーム6、該アーム6の先端部に取付けられる作業用アタッチメント7等から構成されている。
前記図1では、作業用アタッチメント7として、作業負荷の大きい作業用アタッチメントの代表例である破砕機が取り付けられているが、作業内容に対応して、バケット、グラップル、ブレーカ、磁選機等の各種作業用アタッチメント7を着脱自在に装着できるように構成されている。
扨、前記油圧ショベル1には、左右の走行モータ8、9、旋回モータ10、ブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシリンダ13等の各種油圧アクチュエータが設けられると共に、バケット以外の作業用アタッチメント7を装着した場合には、該作業用アタッチメント7を作動せしめるための作業用油圧アクチュエータ14が設けられることになるが、これら油圧アクチュエータ8〜14に対する油圧制御の概略を図2の回路図に示すと、該図2において、15、16はエンジン17により駆動する可変容量型の油圧ポンプ、15a、16aはポンプ斜板の傾転角変位により油圧ポンプ15、16の流量の可変制御を行う容量可変装置、18はパイロットポンプ、19は油タンク、20〜26はパイロットバルブであって、これらパイロットバルブ20〜26は、前記各油圧アクチュエータ8〜14用の操作具操作に基づいてパイロット圧を出力する。さらに、27〜33は各油圧アクチュエータ8〜14用の制御バルブであって、これら制御バルブ27〜33は、前記パイロットバルブ20〜26からのパイロット圧の供給に基づいて中立位置Nから作動位置XまたはYに切換わって、各油圧アクチュエータ8〜14に対する油給排制御を行う構成になっている。尚、図2において、丸付きの数字は結合子記号であって、対応する丸付き数字同士が接続される。
さらに、図2において、34、35は圧力センサであって、該圧力センサ34、35は、作業用油圧アクチュエータ14用の操作具操作に基づくパイロットバルブ26からのパイロット圧の出力を検知する。そして、該圧力センサ34、35によりパイロット圧の出力が検知されているときには、作業用油圧アクチュエータ用の制御バルブ33が作動位置XまたはYに位置していて作業用油圧アクチュエータ14への油の給排が行われている、つまり作業用油圧アクチュエータ14が作動中であると判断される。
尚、本実施の形態では、パイロット圧を検出する圧力センサ34、35により作業用油圧アクチュエータ14が作動中であることの判断を行う構成になっているが、これに限定されることなく、例えば作業用アタッチメント用の操作具の操作を検知する検知スイッチ等により、作業用油圧アクチュエータ14が作動中であることの判断を行うように構成することも、勿論できる。
一方、36は油圧ショベル1に搭載されるコントローラであって、マイクロコンピュータ等から構成されているが、該コントローラ36は、前記圧力センサ34、35、エンジン回転数センサ37、後述する出力低下設定スイッチ38等からの信号を入力し、該入力信号に基づいて、前記油圧ポンプ15、16の容量可変装置15a、16aに制御指令を出力する。
前記出力低下設定スイッチ38は、例えば破砕機や磁選機等、作業負荷の大きい作業用アタッチメント7を装着した場合に、オペレータがONする操作スイッチである。
次に、前記コントローラ36におけるポンプ出力制御について図3に示すフローチャート図に基づいて説明すると、コントローラ36は、まず、出力低下設定スイッチ38がONか否かを判断する(ステップS1)。ここで、出力低下設定スイッチ38がONの場合、コントローラ36は、装着された作業用アタッチメント7による作業負荷が予め設定される設定負荷以上であると判断し、続けて、圧力スイッチ34または35が作業用アタッチメント14用のパイロットバルブ26からのパイロット圧の出力を検知しているか否かを判断する(ステップS2)。そして、圧力スイッチ34または35がパイロット圧の出力を検知している場合、つまり作業用アタッチメント14が作動中の場合には、『ポンプ出力低下制御』を行う。
コントローラ36は、前記『ポンプ出力低下制御』時には、破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメント7を作動させてもエンジン17や油圧系がオーバーヒートしないように、容量可変装置15a、16aに対して油圧ポンプ15、16の出力(油圧ポンプ15、16の出力トルク、出力馬力、あるいはエンジン17から油圧ポンプ15、16に供給される吸収トルク、吸収馬力)を予め設定される設定出力値まで低下させるよう制御指令を出力する。このときに、エンジン回転数を低下させる制御は行われないようになっている。
一方、コントローラ36は、前記ステップS1において出力低下設定スイッチ38がOFFの場合、あるいはステップ2において圧力スイッチ34、35が共にパイロット圧の出力を検知していない場合には、エンジン回転数や作業負荷等に対応した通常のポンプ出力となるように容量可変装置15a、16aに対して制御指令を出力する『ポンプ出力通常制御』を行う。
而して、出力低下設定スイッチ38がONで、且つ圧力スイッチ34または35がパイロット圧の出力を検知している、つまり作業用アタッチメント7が作動中の場合には、油圧ポンプ15、16の出力を設定出力値まで低下させる『ポンプ出力低下制御』が行われ、これにより、破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメント7で作業を行う場合にエンジン17や油圧系が過熱状態になってしまうことを未然に防止できるようになっている。
叙述の如く構成された第一の実施の形態において、破砕機等の作業負荷の高い作業用アタッチメント7で作業を行う場合には、まず、出力低下設定スイッチ38をONにする。これによりコントローラ36は、装着された作業用アタッチメント7による作業負荷が予め設定される作業負荷以上であると判断する。この状態で作業用アタッチメント7を作動させると、コントローラ36から容量可変手段15a、16aに対し油圧ポンプ15、16の出力を設定出力値まで低下させるように制御指令が出力されることになる。
この結果、破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメント7での作業中は、油圧ポンプ15、16の出力が自動的に低下することになって、エンジン17や油圧系が過熱状態になってしまうことを未然に防止できることになる。しかもこの場合に、油圧ポンプ15、16の出力は低下してもエンジン回転数の制御は行われないため、ポンプ負荷の軽減に伴いエンジン回転数は高くなる傾向となり、オペレータが出力低下を殆ど実感しないで済むという利点がある。而して、酷暑の環境下で破砕機等の作業負荷の大きい作業用アタッチメント7を作動させるような場合であっても、エンジンや油圧系がオーバーヒートしてしまうことを未然に回避し得て、作業能率の向上に寄与できる。
尚、本発明は、上記第一の実施の形態に限定されないことは勿論であって、第一の実施の形態では、作業用アタッチメント7の作動開始と同時に油圧ポンプ15、16の出力低下制御が行われる構成になっているが、作業負荷の大きい作業用アタッチメント7を装着した場合であっても、短時間の作業であってオーバーヒートの心配が無い場合には、油圧ポンプ15、16の出力低下制御は不要となる。そこで、作業用アタッチメント7を設定時間T以上(例えば、30分以上)連続して作動させた場合にのみ、油圧ポンプ15、16の出力低下制御を行うように構成することもできる。さらにこの場合、上記設定時間Tの長さをオペレータがダイヤル等により任意に設定できるようにしておけば、装着した作業用アタッチメントの種類や大気温度等の環境に対応させて設定時間Tを調整することができ、便利である。
また、ポンプ出力低下制御時には、油圧ポンプ15、16の出力を設定出力値以下となるまで低下させることになるが、該設定出力値を一つだけでなく複数設定しておいて、装着した作業用アタッチメント7の種類や大気温度等の環境に対応させて、オペレータがダイヤル等により設定出力値を任意に選択できるように構成することもできる。
さらに、上記第一の実施の形態では、オペレータによる出力低下設定スイッチ38のON−OFFに基づいて、コントローラ36は、装着された作業用アタッチメント7による作業負荷が予め設定される作業負荷以上であるか否かの判断を行うように構成されているが、例えば、装着した作業用アタッチメント7の各種設定を、運転席近傍に配したモニタ等でインストールできるように構成されている作業用機械のような場合には、インストール時に油圧ポンプ15、16の出力低下制御が行われるように設定することもできる。この場合には、出力低下設定スイッチ38は不要となり、而して、前記図3のフローチャートにおけるステップS1の判断も不要となる。
次に、本発明の第二の実施の形態について、図1、図4、図5に基づいて説明する。尚、図1については、第一の実施の形態のものを共用する。
前記図4において、8、9は左右の走行モータ、10は旋回モータ、11はブームシリンダ、12はアームシリンダ、13はバケットシリンダ、14は作業用アクチュエータ、15、16は油圧ポンプ、15a、16aは油圧ポンプ15、16の容量可変装置、18はパイロットポンプ、19は油タンク、20〜26はパイロットバルブ、27〜33は制御バルブであって、これらは前記第一の実施の形態と同様のものであるため、その説明は省略する。
さらに、図4において、39は油圧ポンプ15、16の吐出ラインに接続されるリリーフ弁であって、該リリーフ弁39によって、油圧ポンプ15、16からの吐出油が供給される油圧回路の回路圧が回路設定圧Pに保持されるようになっている。また、40は前記リリーフ弁39の上流側に接続される圧力センサであって、該圧力センサ40によって、油圧ポンプ15、16の吐出油が供給される油圧回路の回路圧を検出できるようになっている。
尚、本実施の形態では、後述するように、油圧ポンプ15、16からの吐出油が供給される油圧回路の回路圧が回路設定圧Pに達したか否かの判断を、前記圧力センサ40からの検出値に基づいて行うように構成されているが、これに限定されることなく、例えば、リリーフ弁39が開状態になったことを検知するセンサを設け、該センサによりリリーフ弁39の開状態が検知されたときに回路圧が回路設定圧Pに達したと判断する構成にすることもできる。
一方、コントローラ36は、前記圧力センサ40、エンジン回転数センサ37等からの信号を入力し、該入力信号に基づいて、油圧ポンプ15、16の容量可変装置15a、16aに制御指令を出力する。
次に、前記コントローラ36におけるポンプ出力制御について図5に示すフローチャート図に基づいて説明すると、コントローラ36は、まず、圧力センサ40により検出される回路圧が回路設定圧Pに達しているか否かを判断する(ステップS1)。ここで、検出された回路圧が回路設定圧Pに達していると判断された場合には、続いて、コントローラ36に内蔵されるタイマTがカウント中であるか否かが判断される(ステップS2)。そして、タイマTがカウント中の場合、あるいはタイマTがカウント中でない場合にはタイマをスタートさせた後、タイマTのカウントが予め設定される所定時間Tsを経過したか否かが判断される(ステップS3)。
前記ステップS3の判断において、所定時間Tsを経過したと判断された場合、コントローラ36は、前述した第一の実施の形態と同様の『ポンプ出力低下制御』を行う。而して、圧力センサ40により検出される回路圧が回路設定圧Pに達してから所定時間Tsを経過した場合には、コントローラ36から容量可変装置15a、16aに対して油圧ポンプ15、16の出力(油圧ポンプ15、16の出力トルク、出力馬力、あるいはエンジン17から油圧ポンプ15、16に供給される吸収トルク、吸収馬力)を予め設定される設定出力値まで低下させるよう制御指令が出力されるが、このとき、エンジン回転数を低下させる制御は行われないようになっている。
一方、コントローラ36は、前記ステップS1において、圧力センサ40により検出される回路圧が回路設定圧Pに達していないと判断された場合、タイマTをリセットした後、前述した第一の実施の形態と同様の『ポンプ出力通常制御』を行う。また、ステップS3において、タイマTのカウントが所定時間Tsを経過していない場合にも、『ポンプ出力通常制御』を行うように構成されている。
つまり、この第二の実施の形態では、コントローラ36は、油圧ポンプ15、16の吐出油が供給される油圧回路の回路圧が、リリーフ弁39によって設定される回路設定圧Pに達してから所定時間Ts経過した場合に、作業アタッチメント7による作業負荷が予め設定される設定負荷以上であると判断して、『ポンプ出力低下制御』を行い、これにより、エンジン17や油圧系が過熱状態になってしまうことを未然に防止できるようになっている。
而して、この第二の実施の形態においても、前記第一の実施の形態と同様に、エンジン17や油圧系がオーバーヒートしてしまうことを未然に防止し得て、作業能率の向上に寄与できる。
油圧ショベルの斜視図である。 第一の実施の形態におけるオーバーヒート防止システムを示す回路図である。 第一の実施の形態におけるポンプ出力制御を示すフローチャート図である。 第二の実施の形態におけるオーバーヒート防止システムを示す回路図である。 第二の実施の形態におけるポンプ出力制御を示すフローチャート図である。
符号の説明
7 作業用アタッチメント
14 作業用油圧アクチュエータ
15 油圧ポンプ
15a 容量可変装置
16 油圧ポンプ
16a 容量可変装置
34 圧力センサ
35 圧力センサ
36 コントローラ
38 出力低下設定スイッチ
39 リリーフ弁
40 圧力センサ

Claims (4)

  1. 複数の作業用アタッチメントのなかから任意の作業用アタッチメントを選択し、該選択した作業用アタッチメントを着脱自在に装着できると共に、該装着された作業用アタッチメントを、油圧ポンプから吐出される作動油で作動せしめるように構成してなる作業用機械において、前記装着した作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であると判断される場合に、ポンプ出力を低下させるべく油圧ポンプの出力低下制御を行うことを特徴とする作業用機械におけるオーバーヒート防止システム。
  2. 請求項1において、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であるか否かの判断は、装着される作業用アタッチメントの種類に基づいて行われることを特徴とする作業用機械におけるオーバーヒート防止システム。
  3. 請求項1において、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であるか否かの判断は、装着される作業用アタッチメントの種類および作動時間に基づいて行われることを特徴とする作業用機械におけるオーバーヒート防止システム。
  4. 請求項1において、作業用アタッチメントによる作業負荷が予め設定される設定負荷以上の負荷であるか否かの判断は、油圧ポンプからの吐出油が供給される油圧回路の回路圧が、リリーフ弁によって設定される回路設定圧に達してからの経過時間に基づいて行われることを特徴とする作業用機械におけるオーバーヒート防止システム。
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