JP2005290874A - 床パネル - Google Patents

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Keiju Tsuge
桂樹 柘植
Manabu Yamanishi
学 山西
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Abstract

【課題】オフィスレイアウトを見栄えよく行えるとともに、生産性や施工性等にも優れ、且つ、環境問題にも効果的に対応できるといった、高機能な床パネルを提供する。
【解決手段】二重床を構成すべく、建築床面FLから離間した位置に配置されるパネル本体PMと、前記パネル本体PMを着脱可能に支持し且つ前記建築床面FLに接地し得る支持脚1とを具備してなり、前記パネル本体PMを前記支持脚1に支持させた状態で複数配置して使用するタイプの床パネルPであって、前記パネル本体PMを金属製のものとする一方、前記支持脚1を樹脂製のものとし、前記パネル本体PMに前記支持脚1を予め取り付けた状態で、前記建築床面FLに対して敷設するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築床面上に敷設され二重床を構成する床パネルに関するものである。
近年の情報化社会に対応すべくオフィスのフロアは、電源コードやLANケーブル等の配線によってオフィスレイアウトの見栄えが悪くならないようにするために、2重床構造を有するようにとしたものが多くなってきている。
このような2重床構造を実現するものとしては、樹脂製の床パネルを建築床面上に直接置敷きするようにした置敷タイプと呼称されるもの(例えば、特許文献1、2参照。)や、パネル本体とこのパネル本体を支持する支持脚とからなる床パネルを建築床面上に置敷くようにした施工タイプと呼称されるものが、一般的に知られている。
特開平8−158607号公報(第2〜4頁、第1図) 特開2000−345692号公報(第2〜4頁、第7図)
しかしながら、置敷タイプの床パネルは、樹脂の使用率が高くリサイクルに向いてはいるものの、例えば、難燃性を付与するためには高価な樹脂材料を用いなければならないといった問題を有している。
一方、施工タイプの床パネルは、置敷タイプのものと比べて配線スペースや強度を確保できるものの、施工性に劣るといった問題点を有している。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、オフィスレイアウトを見栄えよく行えるとともに、生産性や施工性等にも優れ、且つ、環境問題にも効果的に対応可能であるといった、高機能な床パネルを提供することにある。
すなわち、本発明の床パネルは、二重床を構成すべく、建築床面から離間した位置に配置されるパネル本体と、前記パネル本体を着脱可能に支持し且つ前記建築床面に接地し得る支持脚とを具備してなり、前記パネル本体を前記支持脚に支持させた状態で複数配置して使用するタイプの床パネルであって、前記パネル本体を金属製のものとする一方、前記支持脚を樹脂製のものとし、前記パネル本体に前記支持脚を予め取り付けた状態で、前記建築床面に対して敷設するように構成していることを特徴とする。
このようなものであれば、金属製のパネル本体とこのパネル本体を着脱可能に支持する樹脂製の支持脚とにより二重床を成すように床パネルを構成し、且つ、パネル本体に支持脚を予め取り付けているため、近時の情報化社会に対応しつつもコンピュータ配線等によりオフィスレイアウトが乱雑になることを有効に防止でき、且つ、特にパネル本体によって剛性の高い床パネルを実現できる上に、当該床パネルの製造・組立および施工・解体も容易にでき、さらには、支持脚を取り替えるだけで、異なる高さの二重床にも対応することができ、加えて、パネル本体と支持脚とを分別廃棄できるので、地球環境にも優しいといった、床パネルを実現できる。すなわち、オフィスレイアウトを見栄えよく行えるとともに、生産性や特に施工性にも優れ、且つ、環境問題にも効果的に対応可能であるといった、高機能な床パネルを提供することができる。
なお、前記支持脚が、前記パネル本体を支持する複数の脚本体とこれら脚本体同士を連結する連結部とを具備するものであれば、複数の脚本体によって、パネル本体を安定支持する機能を確保しつつも、且つ、例えば、連結部材を建築床面やパネル本体から離間させたものととすれば、二重床部分を有効に活用することができる。
また、前記支持脚が、当該床パネルを平面視した際に、少なくとも一部が前記パネル本体の側縁より外方に突出する位置決め手段を備えるものであって、一の床パネルに対して他の床パネルを隣接配置する際に、一の床パネルの位置決め手段に対して、他の床パネルの位置決め手段を当接させて他の床パネルの位置決めを行い得るように構成しているものであれば、隣接する位置にある一の位置決め手段と他の位置決め手段とをそれぞれ当接させるだけで、一の床パネルの配置位置に対する他の床パネルの配置位置を決定できるため、床パネルのレイアウト作業を簡単に行うことができる。また、位置決め手段は、樹脂製であるため、例えば、複数並べた状態で床パネルを使用している際に、位置決め手段同士が擦れあっても、床パネル同士が擦れ合うことがないので、金属同士が擦れあったときに発生するような異音が発生せず、好適に使用できる。
また、前記支持脚が、複数の脚本体を備えるものであって、複数の脚本体のうち2つの脚本体を、前記パネル本体の側縁部に沿って並べて配置するとともに、その側縁部に沿って並べて配置した脚本体に、前記位置決め手段を設けているものであれば、複数の脚本体にそれぞれ設けた位置決め手段同士を当接させて、一の床パネルと他の床パネルとの間に形成される隙間を、より安定して確保することができるため、前記異音の発生を確実に防止することができる。
床パネル同士を近接させて配置する際の位置決めを行い易いようにするためには、前記位置決め手段が、隣接配置した床パネル同士が所定位置よりさらに近接することを禁止する近接禁止手段としての機能を有することが望ましい。
また、側縁部に沿って並べて配置している複数の脚本体において、一の脚本体が、前記パネル本体の側縁部と平行を成すべく隣接する他の脚本体に向かって延出させてなり且つ前記近接禁止手段を構成する延出部を備えるものであって、一の床パネルに設けた延出部と他の床パネルに設けた延出部とを当接させることにより、隣接する床パネル同士が所定位置よりさらに近接することを禁止しているようにしたものであれば、例えば、延出部のパネル本体の側縁部に沿って延びる寸法を大きく設定すれば、延出部同士の当接部分が増えるので、床パネルを隣接配置する際に、その位置決め作業を行いやすい。
一の床パネルに対して他の床パネルを配置する際に、所定方向における位置決めを好適に行えるうえ、床パネル同士を所定方向に沿ってずれ動くことを効果的に禁止できるようにするためには、前記位置決め手段が、隣接配置した床パネル同士が、それらのパネル本体の側縁部同士を略沿わせた状態で、所定位置よりさらに所定方向に沿ってずれ動くことを禁止するずれ移動禁止手段としての機能を有することが望ましい。
ずれ移動禁止手段を簡単な構成で実現しながらも有効な効果を得るためには、前記支持脚が、当該床パネルを平面視した際に、前記パネル本体の側縁より外方に突出する位置に位置付けられ、且つ前記ずれ移動禁止手段を構成する突出部を備え、一の床パネルに設けた突出部と他の床パネルに設けた突出部とを、前記所定方向において重合するように当接させることにより、隣接する床パネル同士が所定位置よりさらに所定方向へずれることを禁止していることが好ましい。
パネル本体を、剛性を確保しつつも安価なものとするには、前記パネル本体が、薄板状のスチール素材を塑性変形加工した概略平板状の表材と、当該表材の下面側に重合するように設けられ且つ薄板状のスチール素材を塑性変形加工した裏材とを備えていることが望ましい。
前記支持脚の少なくとも前記建築床面に接する部位を、軟質樹脂にて形成しているものであれば、効果的に床衝撃音等が発生することを効果的に防止できる。
以上説明したように本発明の床パネルによれば、金属製のパネル本体とこのパネル本体を着脱可能に支持する樹脂製の支持脚とにより二重床を成すように床パネルを構成しているため、近時の情報化社会に対応しつつもコンピュータ配線等によりオフィスレイアウトが乱雑になることを有効に防止でき、且つ、特にパネル本体によって剛性の高い床パネルを実現できる上に、当該床パネルの製造・組立および施工・解体も容易にでき、さらには、支持脚を取り替えるだけで、異なる高さの二重床にも対応することができ、加えて、パネル本体と支持脚とを分別廃棄できるので、地球環境にも優しいといった、床パネルを実現できる。すなわち、オフィスレイアウトを見栄えよく行えるとともに、生産性や施工性等にも優れ、且つ、環境問題にも効果的に対応可能であるといった、高機能な床パネルを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る床パネルPは、図1、図2などに示すように、所定部位に形成した分画開口部によって分画された複数の単位パネルを有する平面視略正方形状のパネル本体PMと、隣接する単位パネルのコーナー部が集合する部位を支持する支持脚たる第1支持脚1と、パネル本体PMの四つの隅部をそれぞれ支持する第2支持脚2と、パネル本体PMの略中央部を支持する第3支持脚3とを備えたものである。そして、パネル本体PMを第1支持脚1、第2支持脚2、第3支持脚3に支持させた状態で、当該床パネルPを、例えば、建築床面FL(図14、図15参照。)に複数並べて敷設することにより、パネル本体PMと建築床面FLとの間にコード類を配線可能な二重床としての機能を発揮するようにしている。
より具体的に各部を説明する。
パネル本体PMは、概略平板状の表材PM1と、この表材PM1の下面側に位置する裏材PM2とを重合させるとともに、これら表材PM1と裏材PM2とを後述する適宜の手段で一体的に連結したものとしている。
さらに、この表材PM1と裏材PM2とについて説明すると、表材PM1は、薄板状のスチール素材を塑性変形加工することにより形成されたものであり、4つの辺に囲まれた平面視略正方形状をなす面板部PM1aと、この面板部PM1aの各辺から垂下して設けた側縁部PM1bとを備えている。面板部PM1aには、各辺の中点X1から面板部PM1aの中心部に向かって所定距離延びる第1表材スリットSL1aと、隣り合う第1表材スリットSL1aの内方端部(面板部PM1aの中心側に位置する端部)同士を結ぶ線に沿って延びる第2表材スリットSL1bとを形成するとともに、これら第1表材スリットSL1a及び第2表材スリットSL1bにより分画開口部たる表材分画開口部SL1を構成し、この表材分画開口部SL1によって一枚の表材PM1が複数の単位パネル(1つの第1表材単位パネルPM11及び4つの第2表材単位パネルPM12)に分画されるようにしている。具体的には、第1表材単位パネルPM11は、4つの第2表材スリットSL1bに囲まれ、面板部PM1aの中央部に位置する平面視略正方形状のものである。第2表材単位パネルPM12は、1つの第2表材スリットSL1b、この第2表材スリットSL1bの両端からそれぞれ延びる第1表材スリットSL1a及びこれら各第1表材スリットSL1aの外方端部(面板部PM1aの反中心側に位置する端部)から第2表材スリットSL1bに対向する表材PM1のコーナー部に向かって延びる2つの辺PM121によって囲まれ、表材PM1の隅部を構成するようにした平面視略五角形状のものである。なお、各第2表材スリットSL1bの略中間部位には、表材PM1の肉厚方向に貫通していない接続部たる表材接続部PM1Xを設け、この表材接続部PM1Xにより第1表材単位パネルPM11と第2表材単位パネルPM12とが一部において連続するようにしている。また、各側縁部PM1bの中央部には、前記第1表材スリットSL1aの外方端部から側縁部PM1bに下方に向かって延びる第3表材スリットSL1cを形成している。また、各第2表材単位パネルPM12には、後述する裏材PM2に設けた突部PM22Tを収容し得る収容部PM12Sを形成してある。これら突部PM22Tと収容部PM12Sとが、位置ずれ抑制手段としての機能を発揮する。
各収容部PM12Sは、本実施形態では、下方に窪ませてなる平面視円形状の有底のものとしているが、例えば、貫通させた無底のものなど、これに限られない。
一方、裏材PM2は、薄板状のスチール素材を塑性変形加工することにより形成されたものであり、4つの辺によって囲まれた平面視略正方形状をなし、前記表材分画開口部SL1の投影位置に沿う位置に分画開口部たる裏材分画開口部SL2を形成している。具体的には、各辺の中点X2から裏材PM2の中心部に向かって所定距離延びる第1裏材スリットSL2aと、隣り合う第1裏材スリットSL2aの内方端部(裏材PM2の中心側に位置する端部)同士を結ぶ線に沿って延びる第2裏材スリットSL2bとを形成し、これら第1裏材スリットSL2a及び第2裏材スリットSL2bにより裏材分画開口部SL2を構成し、この裏材分画開口部SL2によって一枚の裏材PM2が複数の単位パネル(1つの第1裏材単位パネルPM21及び4つの第2裏材単位パネルPM22)に分画されるようにしている。具体的には、第1裏材単位パネルPM21は、4つの第2裏材スリットSL2bに囲まれ、裏材PM2の中央部に位置する平面視略正方形状のものである。第2裏材単位パネルPM22は、1つの第2裏材スリットSL2b、この第2裏材スリットSL2bの両端からそれぞれ延びる第1裏材スリットSL2a及びこれら各第1裏材スリットSL2aの外方端部(裏材PM2の反中心側に位置する端部)から第2裏材スリットSL2bに対向する裏材PM2のコーナー部に向かって延びる2つの辺PM221によって囲まれ、裏材PM2の4つの隅部にそれぞれ位置する平面視略五角形状のものである。なお、各第2裏材スリットSL2bの略中間部位に、裏材PM2の肉厚方向に貫通していない接続部たる裏材接続部PM2Xを設け、この裏材接続部PM2Xにより第1裏材単位パネルPM21と第2裏材単位パネルPM22とをそれぞれ一部において連続させている点も表材PM1と同様である。
しかして、裏材PM2は、表材PM1と重合させた状態において、図2に示すように、表材PM1の下面側に密接する平板部PM2mと、裏材PM2の強度を確保すべく絞り加工により溝状に形成された補強部PM2nとを有し、部分的に凹凸形状をなすように形成されている。具体的には、平板部PM2mについては、第1裏材単位パネルPM21及び各第2裏材単位パネルPM22の各周縁部と、第1裏材単位パネルPM21及び各第2裏材単位パネルPM22の中央部位を平板部PM2mとしている。なお、その平板部PM2mのうち、各第2裏材単位パネルPM22の略中央部の平板部PM2mは、平面視略三角形状をなすものとし、また、第1裏材単位パネルPM21の略中央部に対向させるようにして設けた4つの平板部PM2mは、それぞれ平面視略三角形状をなすものとしている。一方、補強部PM2nについては、第1裏材単位パネルPM21及び各第2裏材単位パネルPM22の各周縁部位に沿った所定部位を、補強部PM2nとしてる。ここで、その所定部位とは、第1裏材単位パネルPM21の略中央部に対向させるようにして設けた4つの平板部PM2mに係るものについては、それぞれの平板部PM2mが、他の平板部PM2m及び第1裏材単位パネルPM21の周縁部に対して側面視略凹溝状に接続される部位としている。また、各第2裏材単位パネルPM22の略中央部の平板部PM2mに係るものについては、その平板部PM2mが、第2裏材単位パネルPM22の周縁部に対して側面視略凹溝状に接続される部位としている。
また、図1、図2に示すように、第1裏材単位パネルPM21の各コーナー部に後述する第1支持脚1の第1突起部113が取付可能な第1取付口T1を形成するとともに、第1裏材単位パネルPM21の中央に後述する第3支持脚3が取付可能な第4取付口T4を形成してある。一方、第2裏材単位パネルPM22の各コーナー部のうち、第1裏材単位パネルPM21及び他の第2裏材単位パネルPM22に隣接するコーナー部に後述する第1支持脚1の第2突起部123が取付可能な第2取付口T2を形成するとともに、第1裏材単位パネルPM21及び他の第2裏材単位パネルPM22に隣接しないコーナー部、すなわち裏材PM2の四隅の隅部に後述する第2支持脚2が取付可能な第3取付口T3を形成してある。これら第1取付口T1、第2取付口T2、第3取付口T3及び第4取付口T4(以下、取付口Tと総称する。)は、何れも補強部PM2nの前記面板部PM1aに対して平行な面に形成され、その面の肉厚方向に貫通している。第1取付口T1、第3取付口T3及び第4取付口T4は、平面視円形状をなし、第2取付口T2のみが、平面視長円形状をなすようにしている。なお、本実施形態では、第2取付口T2が、裏材PM2に設けた複数の第2裏材スリットSL2bのうち、当該第2取付口T2に最も近接している第2裏材スリットSL2b(換言すれば、第2表材スリットSL1b)の長手方向と直交する方向に、長手寸法を有するようにしている(図16参照。)。
また、複数のパネル本体PMを積み重ねて収納などする際に、それら複数のパネル本体PMのスタッキング(図18参照。)を好適に行うために、第2裏材単位パネルPM22には、前記表材PM1の第2表材単位パネルPM12に形成した収容部PM12Sと対応する箇所に、その収容部PM12Sに収容され得る突部PM22Tを複数設けている(図1、図2参照。)。各突部PM22Tは、補強部PM2nよりもさらに下方に突出させたものであり、本実施形態においては、4つの第2裏材単位パネルPM22のうち、裏材PM2の対角線状線上に位置する一対の第2裏材単位パネルPM22にそれぞれ突部PM22Tを設けている(図2参照。)。
これら表材PM1の下面側と裏材PM2の上面側とを重合させて、複数箇所を適宜の手段(例えば、スポット溶接など)で連結することにより、表材PM1と裏材PM2とを一体的に組み付けてなる一のパネル本体PMが形成される。このパネル本体PMは、表材PM1と裏材PM2とを組み付けた状態において、第1表材単位パネルPM11と第1裏材単位パネルPM21とが重合するとともに、各第2表材単位パネルPM12と各第2裏材単位パネルPM22とが重合し、表材PM1及び裏材PM2それぞれに形成した表材分画開口部SL1及び裏材分画開口部SL2(以下、分画開口部SLと総称する。)を介して上述した重合関係にある第1表材単位パネルPM11と第1裏材単位パネルPM21とが第1単位パネルとして、また、各第2表材単位パネルPM12と各第2裏材単位パネルPM22とが第2単位パネルとして、おのおの同時に変形するように設定している。しかして、このパネル本体PMは、分画開口部SLを介して隣接する第1単位パネルと第2単位パネルとを相対変位させ得るように構成されている。そして、隣接する第1単位パネルと第2単位パネルと(以下、第1単位パネルと第2単位パネルとを「単位パネル」と総称する。)のコーナー部同士が集合する部位(以下、コーナー部集合部位とする。)に、後述する第1支持脚1を取り付けることができるようにしている。
さらに、本実施形態では、裏材PM2に形成した第2取付口T2は、平面視長円形状を有しているため、この第2取付口T2に第1支持脚1の第2突起部123を取り付けた場合には、この第2突起部123は、裏材PM2に対して「遊びをもって取り付けられる状態」を有するようになる。すなわちこの取付状態において前記単位パネル同士の相対変位に伴って前記第2突起部123と第2取付口T2との相対位置が変化することにより、単位パネル同士(すなわち、第1単位パネルと第2単位パネル同士)の相対移動を許容する許容手段としての機能を発揮する。なお、本実施形態では、裏材PM2に形成した第1取付口T1と、第1支持脚1の第1突起部113とを取り付けた場合には、この第1突起部113が、裏材PM2に対して「遊びを生じることなく嵌合した状態」を有するように構成している。
第1支持脚1は、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図16等に示すように、コーナー部集合部位に隣接する各単位パネルの枚数に対応して設けた複数の脚本体と、これら脚本体同士を連結する連結部13とを備えたものである。具体的には、第1支持脚1は、例えば合成樹脂素材からなる一体成形品であり、コーナー部集合部位における第1裏材単位パネルPM21のコーナー部周辺を支持し得る第1脚本体11と、コーナー部集合部位において第1裏材単位パネルPM21に隣接する第2裏材単位パネルPM22のコーナー部周辺を支持し得る一対の第2脚本体12と、これら各脚本体を一体に連結する連結部13とを備えている。なお、本実施形態では、これら各脚本体11、12の中心部同士を結ぶ線分が第1脚本体11の中心部を頂点とする平面視略二等辺三角形状となるように各脚本体11、12を配置している(図4参照。)。またこのとき、一対の第2脚本体12を、当該床パネルPを平面視した際に、後述する位置決め手段がパネル本体PMから突出する位置に位置付けられるように、パネル本体PMの各側縁部PM1bにおいて並べて配置するようにしている。また、第1脚本体11および第2脚本体12の上端側を硬質樹脂とする一方、第1脚本体11および第2脚本体12の下端側(特に建築床面FLと接触する部位)及び連結部13を軟質樹脂とするとともに、これら各部を一体に射出成形によって形成する2色(異材質)成形方法を採用するようにしている。
以下、各部についてより具体的に説明すると、第1脚本体11は、概略円筒状をなす第1周壁部111と、第1周壁部111の内周に平面視略十字状に設けられ第1周壁部111と略同じ高さ寸法を有する第1リブ112と、第1リブ112同士が交叉する部位に関連付けて設けられ第1周壁部111の上端より上方に突出させてなる突起部たる第1突起部113とを有する。この第1突起部113は、前記裏材PM2の第1裏材単位パネルPM21のコーナー部に形成した第1取付口T1に係合可能なものであり、第1突起部113の軸中心を中心として十字状をなすように形成したスリット113Sと、このスリット113Sを挟むように配置した弾性変形し得る4つの弾性部1131とを備えている。そして、各弾性部1131には、その先端部に鉤状の係合片1131aを一体に備えるようにしている。また、第1周壁部111と第1リブ112との間には、後述する高さ調節部材たる第1ライナーR1に設けた第1挿入部が挿入可能な概略円筒状をなす挿入穴たる第1挿入穴11Xを設けている。さらに、第1周壁部111の外周には、第2脚本体12側に向かって延出させてなる一対の鍔部114を設けている。そして、この鍔部114の上端が、第1周壁部111の上端及び突起部の上端よりもさらに上方に位置するように設定している。また、第1周壁部111の下端部における径が第1周壁部111の他の部位より若干大径となるように設定するとともに、この第1周壁部111の下端側に、建築床面FLに接地し得る円環状の第1接地部115を設けている。さらにまた、本実施形態では、この第1周壁部111の高さ寸法と、後述する第2支持脚2を構成する隅部支持用周壁部21の高さ寸法と、後述する第3支持脚3の中央支持用周壁部31の高さ寸法とを、略同一に構成している。
一方、各第2脚本体12は、概略円筒状をなし前記第1脚本体11の第1周壁部111より大きい高さ寸法を有する第2周壁部121と、第2周壁部121の内周に平面視略十字状に設けられ前記第1周壁部111と略同じ高さ寸法を有する第2リブ122と、第2リブ122同士が交叉する部位に関連付けて設けられ第2リブ122の上端より上方に突出させてなる突起部たる第2突起部123とを有する。
さらに詳述すると、第2周壁部121は、その上縁が前記第1脚本体11の鍔部114の上縁と略同じ高さ位置となるように設定されており、第2周壁部121の一部に第2リブ122の上縁と略同じ高さ位置まで切り欠いてなる切欠部124を形成してある。そして、各第2脚本体12をそれぞれ対応する第2裏材単位パネルPM22のコーナー部に取り付けた場合に、第2周壁部121の上縁が第2裏材単位パネルPM22の平板部PM2mに当接するとともに、切欠部124によって第2周壁部121の上縁と第2裏材単位パネルPM22の補強部PM2nとの干渉を回避し、切欠部124に第2裏材単位パネルPM22の補強部PM2nが位置するように設定している。
第2突起部123は、前記裏材PM2の第2裏材単位パネルPM22のコーナー部に形成した第2取付口T2に係合可能なものであり、前記第1脚本体11の第1突起部113と略同様の形状をなすものである。
加えて、本実施形態では、第2周壁部121の下端部に第2周壁部121の他の部位より若干大径となるように設定している。そして、この第2周壁部121の下端側に、建築床面FLに接地し得る第2接地部125を形成するとともに、第2周壁部121の外周に他方の第2脚本体12に向かって延出させてなる概略板状の延出部126を設けている。各延出部126は第2リブ122よりも小さい高さ寸法を有し、これら各延出部126に、前記第1脚本体11から離れる方向に概略板状の突出部127を設け、これら突出部127が各第2脚本体12の第2接地部125の外縁同士を結んた線分よりも前記第1脚本体11から離れる方向に突出するように設定している。そして、本実施形態においては、突出部127の正面視における巾寸法d1(延出部126の延出方向に沿った寸法)を、延出部126の正面視における巾寸法d2の略半分に設定し(図4参照。)、一方の第2脚本体12の延出部126には、突出部127を延出部126の基端部側に設け、他方の第2脚本体12の延出部126には、突出部127を延出部126の先端部に設けている。これにより、一対の第1支持脚1を第2脚本体12同士が当接するように対向配置した場合、対応する突出部127同士が延出方向に隣接し、第1支持脚1を、延出部126の延出方向へ相対移動することが禁止される。このように、各延出部126は、当該床パネルPの位置決めを行う位置決め手段(特に、隣接配置した床パネルP同士が所定位置よりさらに近接することを禁止する近接禁止手段)としての機能を発揮する。また、各突出部127は、当該床パネルPの位置決めを行う位置決め手段(特に、隣接配置した床パネルP同士が、それらのパネル本体PMの側縁部PM1b同士を略沿わせた状態で、所定位置よりさらに延出部126の延出方向に沿ってずれ動くことを禁止するずれ移動禁止手段)としての機能を発揮する。
また、一方の第2脚本体12の第2周壁部121に設定した前記第2接地部125に、他方の第2脚本体12に向かって延出する概略薄板状の舌片部128を一体に設けている。舌片部128の先端部における下面には、下方に向かって所定寸法突出させてなる突起129を設け(図3、図5、図8参照。)、図示はしていないが、この突起129を、下段側に位置付けたパネル本体PMの第1表材スリットSL1aに挿入して、複数の第1支持脚1をスタッキング可能に構成している。なお、舌片部128はある程度の柔軟性を有するものであり、第1支持脚1を建築床面FL等に接地させた場合、第1支持脚1の最下位に位置する突起129が他の部位より優先して接地するが、第1支持脚1自体の自重により突起129の突出寸法に対応して舌片部128の先端部が上方に浮き上がるように弾性変形可能に設定してある。
第2支持脚2は、図1に示すように、パネル本体PMのコーナー部であって且つ前記単位パネルが隣接しない部位において、前記建築床面FLに接地しながら前記パネル本体PMを支持するものである。なお、図示はしていないが、当該第2支持脚2と建築床面FLとの間に、床面の高さ調節をするための高さ調節部材たる第2ライナー(図示せず)を設け、当該第2支持脚2が建築床面FLに対して直接接しないようにしてもよい。
より具体的にこの第2支持脚2は、図9、図10、図11、図15などに示すように、概略円筒状をなす隅部支持用周壁部21と、隅部支持用周壁部21の内周に平面視略十字状に設けられ隅部支持用周壁部21と略同じ高さ寸法を有する隅部支持用リブ22と、隅部支持用リブ22同士が交叉する部位に関連付けて設けられ隅部支持用周壁部21の上端より上方に突出させてなる突起部たる隅部支持用突起部23と、前記隅部支持用周壁部21の外周に設けた4枚の隅部支持用羽根部24とを具備し、これら各部を合成樹脂により一体に形成した一体成形品である。
さらに各部を詳述すると、隅部支持用周壁部21は、その上端部に、当該第2支持脚2を前記パネル本体PMに取り付けた状態において前記裏材PM2の前記補強部PM2nを支持し得る第1支持部21aを有している。また、隅部支持用周壁部21の下端部における径が隅部支持用周壁部21の他の部位より若干大径となるように設定するとともに、この隅部支持用周壁部21の下端側に、建築床面FLに接地し得る円環状の隅部支持用接地部25を設けている。
隅部支持用リブ22は、前記第1脚本体11の第1リブ112と略同様のものであるので説明を省略する。
隅部支持用突起部23は、第1裏材単位パネルPM21及び他の第2裏材単位パネルPM22に隣接しないコーナー部、すなわち裏材PM2の四隅の隅部に形成した第3取付口T3に係合可能なものであり、その構成は、前記第1脚本体11の第1突起部113と略同様であるので説明を省略する。
隅部支持用羽根部24は、隅部支持用周壁部21から外方に向かって延出する薄板状のものであって、その上端部に、当該第2支持脚2を前記パネル本体PMに取り付けた状態において前記裏材PM2の前記平板部PM2mを支持し得る第2支持部24aを有している。また、この隅部支持用羽根部24の上端が、隅部支持用周壁部21の上端及び突起部の上端よりもさらに上方に位置するように設定している。さらに、本実施形態では、4枚の隅部支持用羽根部24のうち2枚の隅部支持用羽根部24を平面視略直線状を成すとともに前記隅部支持用周壁部21を挟むように配置し、他の2枚の隅部支持用羽根部24を平面視略ハの字状に配置することにより、4枚の隅部支持用羽根部24に設けた第2支持部24aが、パネル本体PMの隅部にある裏材PM2の平板部PM2mを支持するように、換言すれば、この第2支持部24aが、前記第1支持部21aよりもさらにパネル本体PMの縁部に近い部位を支持するように構成している。
第3支持脚3は、図1に示すように、パネル本体PMの略中央部において、前記建築床面FLに接地しながら前記パネル本体PMを支持するものである。なお、図示はしていないが、当該第3支持脚3と建築床面FLとの間に、床面の高さ調節をするための高さ調節部材たる第3ライナー(図示せず)を設け、当該第3支持脚3が建築床面FLに対して直接接しないようにしてもよい。
より具体的にこの第3支持脚3は、図12、図13などに示すように、概略円筒状をなす中央支持用周壁部31と、中央支持用周壁部31の内周に平面視略十字状に設けられ中央支持用周壁部31と略同じ高さ寸法を有する中央支持用リブ32と、中央支持用リブ32同士が交叉する部位に関連付けて設けられ中央支持用周壁部31の上端より上方に突出させてなる突起部たる中央支持用突起部33とを具備し、これら各部を合成樹脂により一体に形成した一体成形品である。
さらに各部を詳述すると、中央支持用周壁部31は、第2支持脚2の隅部支持用周壁部21と略同様のものであるので説明を省略する。なお、本実施形態では、この中央支持用周壁部31の下端側に、建築床面FLに接地し得る円環状の中央支持用接地部34を設けている。
中央支持用リブ32は、前記第1脚本体11の第1リブ112と略同様のものであるので説明を省略する。
中央支持用突起部33は、裏材PM2の第4取付口T4に係合可能なものであり、その構成は、前記第1脚本体11の第1突起部113と略同様であるので説明を省略する。
なお、本実施形態では、図8等に示すように、高さ調節部材たる第1上ライナーR11および高さ調節部材たる第1下ライナーR12(以下、第1ライナーR1と総称する。)を、層状に重合配置可能に構成することにより、当該床パネルPが、前記建築床面FLの不陸に対応し得るものとなるようにしている。
具体的には、第1上ライナーR11を、単独で前記第1支持脚1の下面側に取り付ける態様(第1取付態様)と、前記第1上ライナーR11と第1下ライナーR12とを重ねた状態で前記第1支持脚1の下面側に取り付ける態様(第2取付態様)とを取り得るようにしており、建築床面FLの不陸に対して適宜対応し得るようにしている。
各部を詳述すると、第1上ライナーR11は、概略薄板状の上ライナー面板部R111と、この上ライナー面板部R111の周端を略直角に起立させた上ライナー起立壁R112とを備えてなる。より具体的に、上ライナー面板部R111は、前記第1支持脚1の下面側を略覆い得る平面視略三角形状をなすものである。また、この上ライナー面板部R111の略中央部で且つ当該第1上ライナーR11と前記第1支持脚1とを取り付けた際にその第1支持脚1の第1挿入穴11Xと対応する位置に、円筒状の第1挿入部R11Xを設けている。
第1下ライナーR12は、概略薄板状の下ライナー面板部R121と、この下ライナー面板部R121の周端を略直角に起立させた下ライナー起立壁122とを備えてなる。より具体的に、下ライナー面板部R121は、前記第上ライナー面板部R111に重合配置してその下面側を略覆い得る平面視略三角形状をなすものである。また、この下ライナー面板部R121の略中央部で且つ当該第1下ライナーR12と前記第1上ライナーR11とを十合配置した際にその第1上ライナーR11の第1挿入部R11Xに挿入される円筒状の第2挿入部R12Xを設けている。そして、第1上ライナーR11と第1下ライナーR12とを重合配置した際に、上ライナー起立壁R112が下ライナー起立壁122に呑み込まれるように、下ライナー面板部R121を上ライナー面板部R111よりも若干大きく構成している。
以下、上述のように構成される床パネルPの使用方法について、(1)床パネルPの敷設方法、(2)敷設後の二重床としての使用方法、および(3)床パネルPの収納方法に分けて具体的に説明を行う。
(1)床パネルPの敷設方法について。
まず、パネル本体PMの第1取付口T1に対して第1支持脚1の第1突起部113をそのパネル本体PMの下方から挿入するとともに、パネル本体PMの第2取付口T2に対して第1支持脚1の第2突起部123をそのパネル本体PMの下方から挿入することにより、パネル本体PMと第1支持脚1とを取り付ける。同様にして、パネル本体PMと第2支持脚2および第3支持脚3とを取り付けることにより、床パネルPを完成させる。このとき、パネル本体PMを、天地を逆にするなどして、第1支持脚1などを取り付けるようにしてもよい。このように、パネル本体PMに第1支持脚1等を予め取り付けておくことで、施工時間の短縮などを図ることができる。
そして、建築床面FLの適宜位置に、一の床パネルPを配置する。なお、床パネルPの第1支持脚1を建築床面FL等に接地させた場合、第1支持脚1の最下位に位置する突起129が他の部位より優先して接地するが、第1支持脚1自体の自重により突起129の突出寸法に対応して舌片部128の先端部が弾性変形して上方に浮き上がる(図示せず。)ので、この突起129が、床パネルPの配置の妨げとなることは無い。
次に、建築床面にFLに配置済みの一の床パネルPに対して、他の床パネルPを整列させて配置する。このとき、まず、両方の床パネルPの側縁部PM1b同士を沿わすように配置してから、側縁部PM1b同士を沿わすようにしながら他の床パネルPを移動して整列させても良いし、あるいは、両床パネルPをある程度整列させた状態においてから、他の床パネルPを一の床パネルPに近づけて整列させても良い。
しかして、一の床パネルPと他の床パネルPとが整列する状態になると、双方に設けている位置決め手段同士が当接を行う。この状態で、一の床パネルPを他の床パネルPに対して、近接する向きに外力(図示せず)を加えても、一の床パネルPの位置決め手段と他の床パネルPの位置決め手段とが、当接するため(図17参照。)、双方の床パネルPは、その場に留まり続ける。したがって、双方のパネル本体PM同士も当接することが無く、パネル本体PM同士が当接することにより生じる金属音の発生は起こらない。また、両方の床パネルPの側縁部PM1b同士を沿わすようにしながら他の床パネルPを移動して整列させたその向きと同方向に外力(図示せず)を加えても、双方の床パネルPの突出部126同士が当接するため、双方の床パネルPは、その場に留まり続ける。
このようにして、複数の床パネルPを建築床面FL上に整列させて適宜配置することができる。
なお、一般的な建築床面FLは、通常若干の不陸を有しているが、このような不陸を有する建築床面FLに対して床パネルPを配置した場合でも、効果的にその不陸を吸収することができる。
具体的には、裏材PM2に形成した第2取付口T2は、平面視長円形状を有しているため、図14に示すように、この第2取付口T2に第1支持脚1の第2突起部123を取り付けた場合には、この第2突起部123は、裏材PM2に対して「遊びをもって取り付けられる状態」を有するようになる。すなわちこの取付状態において前記単位パネル同士の相対変位に伴って前記第2突起部123と第2取付口T2との相対位置が変化することにより、単位パネル同士(すなわち、第1単位パネルと第2単位パネル同士)の相対移動を許容する許容手段としての機能を発揮する。したがって、一方の単位パネル側に凸状の不陸があると、その不陸に対応すべく第2取付口T2内を第2突起部123が移動して、すなわち、第2取付口T2と第2突起部123との取付位置が相対的に変化して、これにともない、単位パネル同士も相対変位する。また、このとき、連結部13も、単位パネルの変形に伴って変形し得るので、単位パネル同士の相対変位が円滑に行われる。このようにして、効果的に不陸を吸収することができる。
(2)敷設後の二重床としての使用方法。
複数の床パネルPを建築床面FL上に敷設し、パネル本体PMと建築床面FLとの間の空間SP(図14、図15参照。)に、例えば、配線類(図示せず)を通せば、床パネルPの表面側にそれら配線類が露出することを効果的に防止できるので、オフィス空間内に配線類が無駄に露出しないといった非常に見栄えのよいオフィスレイアウトを行うことができる。
このとき、図17に示すように、隣接する床パネルPの位置決め手段が、略常時当接する状態にあり、隣接するパネル本体PM同士が直接当接することはない。したがって、床パネルP上を歩行したとしても、パネル本体PM同士が当接することにより生じる金属音(ここでは、歩行音に類される。)の発生もない。
しかも、床パネルPMを金属製のものとしているため、床パネルP自体の剛性を効果的に確保でき、好適な歩行感を得られる。
さらに、建築床面FLが、異なる高さを有するものであったとしても、第1支持脚1等を樹脂製のものとしているので、然るべき高さ寸法を有するものに適宜交換して、そのようなものにも有効に対応することもできる。
(3)床パネルPの収納方法。
まず、第1支持脚1をパネル本体PMから取り外す向きにその第1支持脚1に外力を加えると、第1支持脚1は第1突起部113によって、パネル本体PMの第1取付口T1に、その弾性変形を利用して取り付けているだけであるので、容易に第1支持脚1を、パネル本体PMから簡単に取り外すことができる。また、同様にして、第2支持脚2および第3支持脚3を、簡単にパネル本体PMから取り外すことができる。すなわち、床パネルPを、樹脂製のものと金属性のものとに容易に分解できる。
そして、面板部が上方を向くようにした一のパネル本体PMに対して、同様にした他のパネル本体PMを積み重ねる。すると、下段側のパネル本体PMの面板部に設けた収容部PM12Sに対して、上段側のパネル本体PMに設けた突部PM22Tが収納される。
しかして、複数のパネル本体PMを、図18に示すように、積み重ねた状態で、例えば水平方向に外力が加わったとしても、位置ずれ抑制手段としての機能を発揮する収容部PM12Sと突部PM22Tとによって、積み重ねている状態が崩れることを効果的に防止することができる。
なお、図示はしないが、パネル本体PMと第1支持脚1等とを分解しないで、すなわち、床パネルPを完成品のままで積み重ねても良い。
この場合には、下段側のパネル本体PMの第1表材スリットSL1aに対して、上段側の第1支持脚1に設けた突起129が挿入される。しかして、複数の床パネルPを積み重ねた状態で、例えば水平方向に外力が加わったとしても、第1表材スリットSL1aと突起129とによって、積み重ねている状態が崩れることを効果的に防止することができる。
このように、本実施形態に係る床パネルPは、金属製のパネル本体PMと、このパネル本体PMを着脱可能に支持する樹脂製の第1支持脚1、第2支持脚2及び第3支持脚3とにより二重床を成すように床パネルPを構成し、且つ、パネル本体PMに第1支持脚1等を予め取り付けているため、近時の情報化社会に対応しつつもコンピュータ配線等によりオフィスレイアウトが乱雑になることを有効に防止でき、且つ、特にパネル本体PMによって剛性の高い床パネルPを実現できる上に、当該床パネルPの製造・組立および施工・解体も容易にでき、さらには、第1支持脚1等を取り替えるだけで、異なる高さの二重床にも対応することができ、加えて、パネル本体PMと第1支持脚1等とを分別廃棄できるので、地球環境にも優しいといった、床パネルPを実現できる。すなわち、オフィスレイアウトを見栄えよく行えるとともに、生産性や特に施工性にも優れ、且つ、環境問題にも効果的に対応可能であり、さらに比較的安価に構成できるといった、高機能な床パネルPを提供することができる。
なお、前記第1支持脚1が、前記パネル本体PMを支持する第1脚本体11及び一対の第2脚本体12とこれら脚本体11、12同士を連結する連結部13とを具備するものとしているため、これら複数の脚本体11、12によって、パネル本体PMを安定支持する機能を確保しつつも、連結部13を建築床面FL及びパネル本体PMから離間させているため、二重床部分を有効に活用することができる。
また、前記第1支持脚1が、当該床パネルPを平面視した際に、少なくとも一部が前記パネル本体PMの側縁より外方に突出する位置決め手段を備えるものであって、一の床パネルPに対して他の床パネルPを隣接配置する際に、一の床パネルPの位置決め手段に対して、他の床パネルPの位置決め手段を当接させて他の床パネルPの位置決めを行い得るように構成しているため、隣接する位置にある一の位置決め手段と他の位置決め手段とをそれぞれ当接させるだけで、一の床パネルPの配置位置に対する他の床パネルPの配置位置を決定できるため、床パネルPのレイアウト作業を簡単に行うことができる。また、位置決め手段は、樹脂製であるため、例えば、複数並べた状態で床パネルPを使用している際に、位置決め手段同士が擦れあっても、床パネルP同士が擦れ合うことがないので、金属同士が擦れあったときに発生するような異音が発生せず、好適に使用できる。
また、前記第1支持脚1が、第1脚本体11と対を成す第2脚本体12とを備えるものであって、複数の脚本体11、12のうち対を成す第2脚本体12を、前記パネル本体PMの側縁部に沿って並べて配置するとともに、その側縁部に沿って並べて配置した第2脚本体12に、前記位置決め手段を設けているため、その第2脚本体12にそれぞれ設けた位置決め手段同士を当接させて、一の床パネルPと他の床パネルPとの間に形成される隙間を、より安定して確保することができるため、前記異音の発生を確実に防止することができる。
このとき、前記位置決め手段が、隣接配置した床パネルP同士が所定位置よりさらに近接することを禁止する近接禁止手段としての機能を有するようにしているため、床パネルP同士を近接させて配置する際の位置決めを行い易い。
また、側縁部PM1bに沿って並べて配置した対を成す第2脚本体12において、一の脚本体が、前記パネル本体PMの側縁部PM1bと平行を成すべく隣接する他の脚本体に向かって延出させてなり且つ前記近接禁止手段を構成する延出部126を備えるものであって、一の床パネルPに設けた延出部126と他の床パネルPに設けた延出部126とを当接させることにより、隣接する床パネルP同士が所定位置よりさらに近接することを禁止しているため、例えば、延出部126のパネル本体PMの側縁部PM1bに沿って延びる寸法を大きく設定すれば、延出部126同士の当接部分が増えるので、床パネルPを隣接配置する際に、その位置決め作業を行いやすい。
前記位置決め手段が、隣接配置した床パネルP同士が、それらのパネル本体PMの側縁部PM1b同士を略沿わせた状態で、所定位置よりさらに所定方向に沿ってずれ動くことを禁止するずれ移動禁止手段としての機能を有するため、一の床パネルPに対して他の床パネルPを配置する際に、所定方向における位置決めを好適に行えるうえ、床パネルP同士を所定方向に沿ってずれ動くことを効果的に禁止できる。
前記第1支持脚1が、当該床パネルPを平面視した際に、前記パネル本体PMの側縁部PM1bより外方に突出する位置に位置付けられ、且つ前記ずれ移動禁止手段を構成する突出部127を備え、一の床パネルPに設けた突出部127と他の床パネルPに設けた突出部127とを、前記所定方向において重合するように当接させることにより、隣接する床パネルP同士が所定位置よりさらに所定方向へずれることを禁止しているため、ずれ移動禁止手段を簡単な構成で実現ながらも有効な効果を得られる。
前記パネル本体PMが、薄板状のスチール素材を塑性変形加工することにより形成したものであるので、パネル本体PMを、剛性を確保しつつも安価なものとできる。
前記第1支持脚1の建築床面FLに接する部位を軟質樹脂にて形成しているため、パネル本体PMに衝撃(例えば、歩行による震動やボールの落下など)が加わった際に、建築床面FLと第1支持脚1との間で発生する震動を、軟質樹脂部分で効果的に吸収し、床衝撃音が発生することを効果的に防止できる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、表材PM1及び裏材PM2を、それぞれ薄板状のスチール素材を塑性変形加工することにより形成しているが、例えば、アルミダイキャスト製のものとする等、その形成方法は本実施形態に限られるものではない。
また、第1挿入孔11Xを、第1脚本体11に設けているが、第2脚本体2に設けるようにしてもよい。
また、第1支持脚1の構成は、本発明の支持脚としての機能を具備するものであれば、本実施形態のものに限られるものではなく、さらに第2支持脚2に本発明の支持脚としての機能を具備させても良い。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態における床パネルの構成を一部分解した状態で示す部分分解斜視図。 同実施形態における床パネルの底面図。 同実施形態における支持脚の全体斜視図。 同実施形態における支持脚の平面図。 同実施形態における支持脚の正面図。 同実施形態における支持脚の側面図。 図4におけるA−A線断面図。 図4におけるB−B線断面図。 同実施形態における第2支持脚の全体斜視図。 同実施形態における第2支持脚の正面図、側面図、底面図。 図10におけるC−C線断面図およびD−D線断面図。 同実施形態における第3支持脚の全体斜視図。 同実施形態における第3支持脚の正面図、底面図。 図2におけるE−E線断面図。 図2におけるF−F線断面図。 図2における円で囲んだ部分の拡大図。 同実施態様における床パネルを隣接配置した際の隣接部分を拡大して示す図。 同実施態様における複数の本体パネルをスタッキングした態様を示す図。
符号の説明
FL・・・・・・・建築床面
P・・・・・・・・床パネル
PM・・・・・・・パネル本体
PM1b・・・・・側縁部
1・・・・・・・・支持脚(第1支持脚)
11・・・・・・・脚本体(第1脚本体)
12・・・・・・・脚本体(第2脚本体)
13・・・・・・・連結部
126・・・・・・位置決め手段、近接禁止手段(延出部)
127・・・・・・位置決め手段、移動禁止手段(突出部)

Claims (10)

  1. 二重床を構成すべく、建築床面から離間した位置に配置されるパネル本体と、前記パネル本体を着脱可能に支持し且つ前記建築床面に接地し得る支持脚とを具備してなり、前記パネル本体を前記支持脚に支持させた状態で複数配置して使用するタイプの床パネルであって、
    前記パネル本体を金属製のものとする一方、前記支持脚を樹脂製のものとし、前記パネル本体に前記支持脚を予め取り付けた状態で、前記建築床面に対して敷設するように構成していることを特徴とする床パネル。
  2. 前記支持脚が、前記パネル本体を支持する複数の脚本体とこれら脚本体同士を連結する連結部とを具備することを特徴とする請求項1記載の床パネル。
  3. 前記支持脚が、当該床パネルを平面視した際に、少なくとも一部が前記パネル本体の側縁より外方に突出する位置決め手段を備えるものであって、
    一の床パネルに対して他の床パネルを隣接配置する際に、一の床パネルの位置決め手段に対して、他の床パネルの位置決め手段を当接させて他の床パネルの位置決めを行い得るように構成していることを特徴とする請求項1又は2記載の床パネル。
  4. 前記支持脚が、複数の脚本体を備えるものであって、
    複数の脚本体のうち2つの脚本体を、前記パネル本体の側縁部に沿って並べて配置するとともに、
    その側縁部に沿って並べて配置した脚本体に、前記位置決め手段を設けていることを特徴とする請求項3記載の床パネル。
  5. 前記位置決め手段が、隣接配置した床パネル同士が所定位置よりさらに近接することを禁止する近接禁止手段としての機能を有することを特徴とする請求項4記載の床パネル。
  6. 側縁部に沿って並べて配置している複数の脚本体において、一の脚本体が、前記パネル本体の側縁部と平行を成すべく隣接する他の脚本体に向かって延出させてなり且つ前記近接禁止手段を構成する延出部を備えるものであって、
    一の床パネルに設けた延出部と他の床パネルに設けた延出部とを当接させることにより、隣接する床パネル同士が所定位置よりさらに近接することを禁止している請求項4記載の床パネル。
  7. 前記位置決め手段が、隣接配置した床パネル同士が、それらのパネル本体の側縁部同士を略沿わせた状態で、所定位置よりさらに所定方向に沿ってずれ動くことを禁止するずれ移動禁止手段としての機能を有することを特徴とする請求項4、5又は6記載の床パネル。
  8. 前記支持脚が、当該床パネルを平面視した際に、前記パネル本体の側縁より外方に突出する位置に位置付けられ、且つ前記ずれ移動禁止手段を構成する突出部を備え、
    一の床パネルに設けた突出部と他の床パネルに設けた突出部とを、前記所定方向において重合するように当接させることにより、隣接する床パネル同士が所定位置よりさらに所定方向へずれることを禁止している請求項7記載の床パネル。
  9. 前記パネル本体が、薄板状のスチール素材を塑性変形加工した概略平板状の表材と、当該表材の下面側に重合するように設けられ且つ薄板状のスチール素材を塑性変形加工した裏材とを備えるものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の床パネル。
  10. 前記支持脚の少なくとも前記建築床面に接する部位を、軟質樹脂にて形成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の床パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008121299A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Itoki Corp 二重床パネルの支持脚ユニットとこの支持脚ユニットを用いた二重床パネルの施工方法
CN112854785A (zh) * 2020-12-31 2021-05-28 中国建筑第二工程局有限公司 一种电梯井洞口安全防护装置

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