JP2005289586A - シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ジャムしたシートを操作性良く、かつ短時間で処理することのできるシート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置を提供する。
【解決手段】 シート搬送通路Rの上面を構成するカバー部材を、シート搬送方向と直交する幅方向に二分し、かつ二分されたカバー部材103,111をそれぞれ幅方向に開放可能とし、シート搬送通路Rとシート搬送通路Rを通過するシートの斜行を補正する斜行補正手段とを備えた斜行補正部30にシートのジャムが発生した場合には、斜行補正部30を引出した後、カバー部材103,111を幅方向に開放し、ジャムしたシートを処理するようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置に関し、特にシートの斜行を補正する斜行補正部の構成に関する。
従来、プリンタ、複写機等の画像形成装置及び画像読取装置においては、シートを画像形成部、又は画像読取部に搬送するためのシート搬送装置を備えている。ここで、このようなシート搬送装置において、シートを搬送する際、構成部品の組立精度による搬送ローラのアライメントずれ、シートガイドの歪み等により、シートに斜行が発生する場合がある。
そして、このように斜行した状態のまま搬送されたシートに対して画像形成、或は画像読み取りを行うと、シートには歪んだ画像が形成されたり、画像を読み取られたりする。特に、両面印刷機能を持つ画像形成装置においては、1面目の形成画像と2面目の形成画像が著しくずれてしまうことがある。
このため、従来のシート搬送装置においては、シート搬送通路にシートの斜行を補正するための斜行補正部を設けるようにしている。ここで、このような斜行補正部としては、レジストローラを用いる方式や、シート搬送通路のシート搬送方向と直交する幅方向の一端にシート搬送方向と平行して設けられた基準壁にシートの側端を突き当てることによりシートの斜行を補正する方式(例えば、特許文献1参照)などがある。
ところで、このようなシート搬送装置において、斜行補正部にシートのジャムが発生した場合には、斜行補正部を引き出した後、シート搬送通路の上面を構成するカバー部材を開放することにより、ジャムしたシートを取り除くようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−12182号公報 特開平10−212049号公報
しかしながら、このような従来のシート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置において、シート搬送通路の上面を構成するカバー部材の幅方向の長さは、少なくとも搬送する最大サイズのシートの幅方向長さよりも長いため、カバーを開放操作する際に必要な力が大きくなり、操作性が悪いという問題があった。特に、大きなサイズのシートを搬送する装置では顕著であった。
また、ジャムしたシートが斜行補正部の引き出し方向手前側にある場合でも、カバー部材を開放するためには、斜行補正部全体を引き出さなければならず、このためジャムしたシートを処理するのに要する時間が長くなる等の問題もあった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みて為されたものであり、ジャムしたシートを操作性良く、かつ短時間で処理することのできるシート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート搬送通路と、前記シート搬送通路を通過するシートの斜行を補正する斜行補正手段とを備えた斜行補正部を引出し可能に設けたシート搬送装置において、前記シート搬送通路の上面を構成するカバー部材を、シート搬送方向と直交する幅方向に二分し、それぞれ開放可能としたことを特徴とするものである。
本発明のように、シート搬送通路の上面を構成するカバー部材をシート搬送方向と直交する幅方向に二分し、開放可能とすることにより、ジャムしたシートを処理する際、少ない操作力でカバー部材を開閉することができる。この結果、ジャムしたシートを操作性良く、かつジャム処理を短時間で行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるカラー画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1において、1はカラー画像形成装置、1Aはカラー画像形成装置本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体1Aには、画像形成部1Bと、シートSを給送するシート給送部3と、シートを画像形成部1Bに搬送するシート搬送装置1Cと、画像形成部1Bで形成されたトナー画像をシート給送部3により給送されたシートSに転写する転写部1Dとを備えている。
ここで、画像形成部1Bは、それぞれ感光ドラム91、スキャナユニット93、現像器95、帯電器99及び一次転写装置45等から構成される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の画像形成ユニット90,96〜98により構成されている。なお、本カラー画像形成装置1は、不図示の画像読取部、PC、サーバー等により送られてきた画像情報をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)に色分解し、各画像形成ステーション90,96〜98から連続的に多重転写することでカラー画像を形成するものである。
また、シート給送部3は、シートSをリフトアップ装置11の上に積載される形で収納するシート収納部10と、吸引ファン12と、不図示の紙面検知センサとを備えており、シートSを給送する際は、シートSを吸引ファン12により吸い上げた後、シートSを不図示の搬送ベルトで下流に送り込むことによりシートSの給送を行うようにしている。
なお、このシート給送部3は、不図示の紙面検知センサの情報により、リフタ板11を連続的に昇降動作させ、不送りや重送のない紙面位置を制御している。また、シートSの搬送方向及びシート搬送方向と直交する幅方向からシートSを捌く捌きエアーを送出することにより、シートSが重送して送られるのを防ぐようにしている。
また、転写部1Dは、駆動ローラ42、ベルトの寄りを制御するステアリングローラ41及び多重転写されたトナー像をシートSへ転写する2次転写内ローラ43等のローラ類によって張架され、図中矢印Bの方向へと搬送駆動される中間転写ベルト40を備えている。
ここで、この中間転写ベルト40は、一次転写装置45により与えられる所定の加圧力及び静電的負荷バイアスにより、感光ドラム上に形成されたトナー像が転写されると共に、略対向する二次転写内ローラ43及び二次転写外ローラ44により形成される二次転写部において所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることでシートSへ未定着画像を吸着させるものである。
なお、2次転写内ローラ43の上流部には多重転写したトナー像の色ずれ及びトナー像の先端位置を検知するためのパッチ検センサ47が配置される。また下流部には中間転写ベルト40上に残ったトナーを回収するためのクリーナ46が配置されている。
そして、このような構成のカラー画像形成装置1において、画像を形成する際には、まず、帯電器99により表面を一様に帯電され、図中矢印の方向に回転する感光ドラム91に対し、不図示のコントローラにより送出された画像情報の信号に基づいてスキャナユニット93がレーザー光を発光し、このレーザー光を折り返しミラー94等を適宜経由して照射する。ここで、このようにレーザー光を照射することにより、表面が光導電性皮膜によりコーティングされると共に帯電器99により均一にマイナス帯電されている感光ドラム91のレーザー光照射部分の電荷がなくなる。そして、これを連続的に行うことによりドラム表面に電子の像(潜像)が形成される。
次に、このようにして感光ドラム91上に形成された静電潜像に対して、現像器95を通過する際、+(プラス)トナーを吸着させることによりトナー像を得ることができる。なお、トナーの種類によっては電荷の極性が逆転しているものもあるが、本実施の形態においては+に帯電するトナーを用いている。
この後、一次転写装置45により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト40上にトナー像が転写される。なお、画像形成部1BのY、M、C及びBkの各画像形成ステーション90,96〜98による画像形成は、中間転写ベルト上に一次転写された上流のトナー像に重ね合わせるタイミングで行われる。この結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト40上に形成される。
また、シートSは、シート給送手段12により画像形成部1Bの画像形成タイミングに合わせて送り出され、この後、このシートSはシート搬送部2に設けられた搬送パス2aを通過してレジスト部30へと搬送される。そして、このレジスト部30において斜行補正やタイミング補正を行った後、二次転写内ローラ43及び二次転写外ローラ44により形成される二次転写部へと搬送され、二次転写部においてシートS上にフルカラーのトナー像が二次転写される。
次に、このようにトナー像が二次転写されたシートSは定着前搬送部51により定着装置5へと搬送される。そして、この定着装置5において、略対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えてシートS上にトナーを溶融固着させる。
次に、このようにして得られた定着画像を有するシートSは分岐搬送装置60により、そのまま排紙トレー61上に排出される。なお、シートSの両面に画像を形成する場合には、不図示の切替フラッパの切替により、この後、反転搬送装置70へと搬送される。
ここで、このように反転搬送部70へと搬送されると、シートSはスイッチバック動作を行うことで先後端を入れ替え、両面搬送部80へと搬送され、この後、シート給送部3から搬送されてくる後続ジョブのシートとのタイミングを合わせてシート搬送部2の再給紙パス2bから合流し、同様に二次転写部へと送られる。画像形成プロセスに関しては1面目と同様なので省略する。なお、本実施の形態において、シート搬送装置1Cは、シート搬送部2、レジスト部30、分岐搬送装置60、反転搬送装置70、両面搬送部80等により構成される。
ところで、本実施の形態において、シートSの斜行補正やタイミング補正を行う斜行補正部であるレジスト部30は、シート搬送通路Rと、シート搬送通路Rの一方の側端に設けられると共に、シートSの横幅に応じて移動可能な基準ガイドであるシート矯正板と、シート矯正板にシートSの側端を押し当てるための斜送手段である斜送ローラとを備えた斜行補正手段によりシートSの斜行を補正し、シートSの主走査方向(幅方向)の位置を調整するようにしている。また、シート先端と画像先端の位置合わせをローラ回転数により調整するためのレジストローラを備え、このレジストローラにより副走査方向(シート搬送方向)を調整するようにしている。なお、副走査方向の調整はパッチ検センサの情報を元にシート送り速度を決定している。
図2は、このようなレジスト部30の全体図を表す斜視図であり、レジスト部30は、図2に示すように、斜送ローラガイド部100、固定ガイド部110、斜送ガイドジョギング部120、レジストローラ部130、レジストローラ駆動部140、レジストローラスライド部150、レジストローラ圧解除部160によって構成される。
また、このレジスト部30は、装置本体1Aに引出し可能に設けられており、レジスト部30にジャム等が発生した場合には、レジスト部30を引き出した後、ジャム処理等を行うようにしている。
図3はレジスト部30のジャム処理時の様子を示した斜視図であり、図3に示すように斜送ローラガイド部100及び固定ガイド部110は、後述するカバー部材である上ガイド103,111を矢印に示される幅方向に開閉することにより、シート搬送路Rを開放するように構成されている。なお、図3において、102,112はシート搬送路Rのシートガイド面を構成する下ガイドである。
つまり、本実施の形態においては、シート搬送路Rの上面を構成するカバー部材を、斜送ローラガイド部側の上ガイド103と、固定ガイド部側の上ガイド111とに2分し、レジスト部30のジャム処理を行う場合には、これら各上ガイド103,111を開放することにより、ジャムしたシートを処理するようにしている。
図4は、斜送ローラガイド部100の斜視図であり、この斜送ローラガイド部100は、ベース部101、下ガイド102、上ガイド103、ヒンジ部104Aによって構成されている。
ベース部101の側壁面には、図5及び図5のX矢視図である図6に示すように、ヒンジ軸103aと、フック軸105とが左右対称に設けられている。ここで、ヒンジ軸103aには、ロック軸280が設けられたヒンジ278が回転自在に軸支されており、ヒンジ軸103aにはトーションバネ103bが設けられている。そして、ヒンジ278に上ガイド103が取り付けられ、上ガイド103はシートの搬送方向と平行な軸線回りで回動可能となっている。
また、フック軸105には、ヒンジ278のロック軸280を介してヒンジ278を所定の位相でロックするためのロック手段であるヒンジフック104と、フック解除板106が固着されている。また、フック軸105にはトーションバネ109が設けられており、このトーションバネ109によりヒンジフック104は図6の(a)で示す矢印A方向に常に付勢されている。
また、ベース部101の上面には、解除軸108に所定の位相で固着された手動操作部である解除ボタン107が解除軸108を支点として回動自在に取り付けられている。なお、解除軸108にはトーションバネ170が設けられており、このトーションバネ170により解除ボタン107は常に図6の(a)で示す矢印B方向に付勢されている。
ここで、この解除ボタン107を図6の(b)で示す矢印D方向に押すと、解除ボタン107の下端部107aと、解除ボタン107と共にロック解除手段を構成するリンク部材であるフック解除板106とが係合し、フック解除板106がフック軸105を支点として図6の(b)で示す矢印C方向に回動し、これに伴いヒンジフック104も矢印C方向に回動する。
これにより、ヒンジフック104によるヒンジ278のロックが解除され、ヒンジ278は図6の(c)で示す矢印E方向へ回動することができるようになる。そして、このようにヒンジ278を回動可能とすることにより、既述した図3に示すように斜送ローラガイド部100の上ガイド103を開放することができるようになる。なお、上ガイド103をヒンジ278を介して上下方向に回動自在に支持するシート搬送方向に平行な軸103aは、図3に示すようにシート搬送通路Rの外方に配されている。
なお、解除ボタン107の押圧をやめると、トーションバネ109,170の付勢作用によりヒンジフック104は解除ボタン107を押圧する以前の状態へ復帰する。また、斜送ローラガイド部100を閉じるようヒンジ278を操作すると、ヒンジ278のロック軸280がヒンジフック104に弾性的にロックされる。
また、ベース部101の上面には、図5に示すように上部ガイド部171aと、シートの側端が当接する当接面を備えた下部ガイド部171bとにより構成され、シートを矯正するためのシート矯正板171が設けられている。なお、このシート矯正板171は、シート矯正板171に設けられた調整用穴171cに緩く嵌合している調整軸172を調整し、調整軸172との嵌合ガタに沿って移動することにより、位置を調整することができるようになっている。
図7は下ガイド102を上方から見た斜視図であり、この下ガイド102の上面には、シートをガイドするガイド部174aが設けられている。なお、この下ガイド102には、ゴムローラからなる斜送ローラ253が一部突出した状態で取り付けられている。
また、図8は下ガイド102を下方から見た斜視図であり、下ガイド102の下面には、モータ175を支持するモータ支持部174b、斜送ローラ253が固定されたローラ軸250,251,252を回転自在に支持するローラ支持部174c、駆動軸176,177,178を回転自在に支持する駆動支持部174dが設けられている。なお、ローラ軸250,251,252は、斜送ローラ253がシート搬送方向、即ちシート矯正板171に対してθ(deg)傾いた角度となるようにローラ支持部174cより支持されている。
ここで、これら駆動軸176,177,178にはそれぞれプーリ176a,177a,177b,178aが固定されている。そして、これら駆動軸176,177,178とモータ175のモータ軸175aとは、それぞれタイミングベルト259,260,270を介して連結されている。また、駆動軸176,177,178とローラ軸250,251,252とはユニバーサルジョイント256,257,258により連結されている。
これにより、モータ175の回転は、タイミングベルト259,260,270、プーリ176a,177a,177b,178aを介して駆動軸176,177,178に伝達され、さらにユニバーサルジョイント256,257,258よりローラ軸250,251,252に伝達され、この結果、シート搬送方向に対してθ(deg)傾いた角度となるようにローラ支持部174cより支持されている斜送ローラ253が回転する。そして、このように斜送ローラ253が回転することにより、シートはシート矯正板171に押し付けられる方向に搬送される。
図9は、上ガイド103の斜視図であり、この上ガイド103にはローラ加圧ユニット260が固定されている。ここで、このローラ加圧ユニット260は、下ガイド102に設けられた斜送ローラ253と共にシートを搬送する斜送手段を構成する加圧コロ271を斜送ローラ253に接離可能に圧接させるためのものである。
このローラ加圧ユニット260は、図10及び図11に示すように、解除モータ262と、解除モータ262を支持するモータ支板261とを備え、このモータ支板261の側壁面にはギア軸263とアーム軸400とが設けられている。そして、このギア軸263には加圧調整ギア264、アーム軸400には加圧アーム265がそれぞれ回転自在に取り付けられている。なお、加圧アーム265には軸270が固定され、この軸270に加圧コロ271が回転自在に取り付けられている。また、加圧アーム265と加圧調整ギア264は引っ張りバネ272で接続されている。
また、モータ支板261の上端には解除ロッド支板266が固定されており、この解除ロッド支板266にはピン267a,267bが固定されている。そして、このピン267a、267bには解除ロッド268がスライド可能に嵌合されている。なお、この解除ロッド268は解除ロッド支板266と、引っ張りバネ269を介して接続されている。
さらに、モータ支板261にはセンサ支板273が固定されており、このセンサ支板273上には加圧ローラユニット260の位置を検出するためのセンサ275と、軸274を介してセンサフラグ401が回動自在に設けられている。そして、このセンサフラグ401はトーションバネ276により図中矢印方向に常に付勢されている。なお、図11は、センサ275がONの状態を示している。
ところで、図11は、加圧コロ271と斜送ローラ253とが当接している待機状態を示しているが、この状態から解除モータ262がCCW(反時計方向)である矢印A方向に回転すると、加圧調整ギア264はCW(時計方向)である矢印B方向に回転し、やがて図11の(b)に示すように加圧調整ギア264の突当部264aが解除ロッド268に当接し、解除ロッド268を、図12の(b)に示す矢印C方向に移動させる。
そして、この後、解除モータ262を更に回転させると、次に解除ロッド268は加圧アーム265に当接し、アーム軸263を中心にD方向に回転させる。これにより、加圧コロ271が上昇し、斜送ローラ253と離間する。これにより、加圧コロ271と斜送ローラ253との圧接状態が解除される。なお、このように解除ロッド268が移動すると、図12の(a)に示すように、センサ275がOFF状態となる。
一方、この状態から解除モータ262がCW方向に回転すると、加圧調整ギア264はCCW方向に回転し、これに伴い引っ張りバネ269により引っ張られながら解除ロッド268は加圧調整ギア264の突当部264aと当接しながら加圧調整ギア側に移動し、やがて図13の(b)に示すように、解除ロッド268が加圧アーム265から離間する。
そして、このように解除ロッド268が瞬間すると、引っ張りバネ272の張力により加圧アーム265がCCW方向に回動し、加圧コロ271を斜送ローラ253に圧接させる加圧力が発生する。なお、この後、さらに解除モータ262をCW方向に回転させると、引っ張りバネ272は引き伸ばされることから、解除モータ262の回転量に対してリニアに加圧コロ271の加圧力を制御することができる。
図14は、固定ガイド部110の斜視図であり、固定ガイド部110は、フレーム200に対して支持板113を介して固定されている下ガイド112と、ヒンジ110Bにより開放可能に設けられている上ガイド111とを備えている。
ここで、このヒンジ110Bは、フレーム200に固定されているヒンジ台114と、上ガイド111が固定されると共に、ヒンジ台114に設けられたフック軸116によって回動自在に支持されているヒンジ板115とを備えている。したがって、上ガイド111はシートの搬送方向と平行な軸線回りで回動可能となっている。なお、フック軸116にはロック手段であるフック117と解除板118が所定の位相で固定され、ヒンジ台114にはフック117と係合し、ヒンジ板115を固定するロック軸119が固定されている。また、フック軸116には図15に示すようにトーションバネ180が配置され、このトーションバネ180により、ヒンジ板115は、図14に示す矢印方向に付勢されている。
ヒンジ板115内には解除棒181が2箇所の軸受182によって支持されている。また、ヒンジ板115には手動操作部である解除ボタン183が回転自在に固定されている。ここで、解除ボタン183は、図16の(a)に示すように圧縮バネ181aにより矢印方向に付勢されているため、常に解除ボタン183と共にロック解除手段を構成するリンク部材である解除棒181は解除ボタン183に係合している。なお、解除ボタン183はストッパ115aにより回転が規制されているため、このストッパ115aを超えて解除ボタン183は回転しない。
さらに、フック117は、図16の(b)に示すように、バネかけ114b,118aにより係止された引っ張りバネ184を介してヒンジ板115と連結されると共に、この引っ張りバネ184により常に矢印方向に付勢力が働いている。また、解除棒181の移動範囲は解除ボタン183を介してストッパ115aにより制限されるため、解除棒181により解除板118の動作範囲が制限され、この結果、引っ張りバネ184が自然長まで縮み、バネかけ114bもしくはバネかけ118aより脱落するのを防止している。
ここで、図17のフック詳細図に示すとおり、フック117の係合部117aは、ロック軸119に対する係合時、フック117に対してF方向に力が作用すると、フック117はロック軸119の接点よりベクトル502で示される力を受ける。これは、フック117のフック軸116を中心とする法線成分(ベクトル500)と接線成分(ベクトル502)に分解できる。
そして、本実施の形態においては、ベクトル502の方向を方向Fと逆向きに作用するように、ロック軸119と当接するフック117の係合部117aの斜面を決定しているため、一度フック117がロックするとフック117の位置は一意的に決定し、解除板118を押さない限りフック117のフックが解除させることはない。
なお、上ガイド111を開放させる場合は、まず解除ボタン183を図18の(a)に示す矢印方向に押圧するようにしている。そして、このように解除ボタン183を押圧すると、図18の(b)に示すように、解除棒181がフック117の上端を押圧し、これによりフック117がフック軸116を中心として矢印方向に揺動し、フック117の係合部117aがロック軸119から外れる。この結果、ヒンジ板115が回動可能となり、上ガイド111の開放が可能となる。なお、上ガイド111をヒンジ板115を介して上下方向に回動自在に支持するシート搬送方向に平行なフック軸116は、図3に示すようにシート搬送通路Rの外方に配されている。
なお、図14において、185は搬送通路上のシート位置を検出するための光学式紙センサであり、185Aは、下ガイド112の光学式紙センサ185と対向する位置に設けられ、光学式紙センサ185の赤外光の反射を防止するための穴である。
図19は、斜送ローラガイド部100の幅方向の位置を調整するための斜送ガイドジョギング部120の構成を示す斜視図であり、この斜送ガイドジョギング部120は、ベース部121と、ベース部上に設けられた第1軸受台122及び第2軸受123と、第1及び第2軸受台122,123に回転自在に支持されているリードスクリュー124とを備えている。ベース121はフレーム200(図14参照)に固定されている。
なお、図20に示すように第1軸受台122内には複列にアンギュラ玉軸受115が圧入されている。なお、このアンギュラ玉軸受125は、ロックナット127により二つのスペーサ126を介してリードスクリュー124に固定されている。このため、ロックナット127を所定のトルクで締め付ければ複列に配置したアンギュラ玉軸受125のガタ詰めの効果によりリードスクリュー124は第1軸受台112に対して一意的に位置が決定されるようになる。
また、第2軸受台123内には深溝玉軸受129が所定の隙間にて嵌合されている。この深溝玉軸受129とリードスクリュー124は所定の隙間にて嵌合されている。また、深溝玉軸受129の抜け止めのためにきんてい190がリードスクリュー124に取付けられている。
また、モータ193はモータ支板194に固定されており、このモータ193の軸193aとリードスクリュー124の先端部124aとはカップリング194にて接続され、、このカップリング194によりモータ193とリードスクリュー124の回転中心のズレを吸収している。
リードスクリュー124のスプライン部にはナット191が回転自在に取り付けられ、このナット191には斜送ローラガイド部100と接続するためのブラケット192が固定されている。これにより、モータ193を回転させることにより、斜送ローラガイド部100を移動させることができる。
なお、本実施の形態のように、搬送パスを分割することで、シート突き当て部を有し、シートサイズ毎に移動しなければならない被駆動部を限局することができる。このためこれを駆動するモータに小型のモータを採用できるほか、装置全体のサイズをコンパクトに構成することができる。
図21はレジストローラ部130の斜視図である。斜送ローラガイド部100でのシートの位置決めは、斜送ローラ253によりシート矯正板171にシート端部を突き当てることにより行われるが、このシート矯正板171のシート搬送方向と直交する幅方向の位置は、正規のシート搬送基準の位置よりも外側に所定量(Fmm)オフセットさせている。
これは、シート矯正板171をシート搬送基準に位置決めしておくと、ほぼシート搬送基準で搬送されてくるシートのバラツキによりシートとシート矯正板171とが干渉してしまうおそれがあるからである。そのため、給送ローラガイド部100ではシート搬送基準から所定量外側にずれた位置でシート端部を規制し、レジストローラ部130で、そのオフセットした量(Fmm)を戻すことにより搬送されるシートをシート搬送基準位置に位置決めする。これにより、搬送されるシートの斜行が補正され、搬送される位置が決まり、精度の高い画像形成処理が行える。
このレジストローラ部130は、上ローラ131及び下ローラ132を備えている。なお、下ローラ132はフレーム200上に固定されたすべり軸受133により回転自在に支持され、上ローラ131は加圧アーム134上に固定されたすべり軸受133aにより回転自在に支持されている。ここで、加圧アーム134はフレーム200上に形成された軸200aに回転自在に支持されると共に、引っ張りバネ136により図中矢印方向へ付勢されることにより、上ローラ131を下ローラ132に圧接させるようにしている。
また、下ローラ132には、図22に示すようにレジローラギア137がビスにより固定され、このレジローラギア137により、後述する図23に示すレジストローラ駆動部140からの駆動を下ローラ132に伝達している。なお、下ローラ132の一方の端部にはホルダ138が軸受により回転自在に支持されており、このホルダ138にはレジストローラ対131,132の主走査方向のホームポジション(HP)位置を検出するためのセンサフラグ213が取り付けられている。
更に、このホルダ138はストッパ212とビスとによりタイミングベルト151に固定されている。これにより、レジストローラ駆動部140からの駆動によりタイミングベルト151が主走査方向に移動すると、ホルダ138と一体に下ローラ132が移動するようになっている。
また、下ローラ132の他方の端部には図21に示すようにコロ受け210が固定され、更にこれに係合するようにコロ211が上ローラ131に回転自在に支持されている。これにより、タイミングベルト151の動作に追従し、上ローラ131と下ローラ132は同期して主走査方向に往復動作することができる。
また、レジストローラ対131,132のシート搬送方向上流側には入口ガイド300、下流側には出口ガイド301がフレーム200に固定され、各ガイド上には紙検知センサ302,303が設けられている。
図23は、レジストローラ駆動部140の構成を示すものであり、レジストローラ駆動部140は、フレーム200に固定されたモータ141と、モータ141の駆動をレジローラギア137に伝達する第1及び第2駆動ギア142,143を備えている。ここで、第2駆動ギア143はレジローラギア137が往復動作しても噛合いが脱落しないように歯面の長さdが取られている。なお、第1駆動ギア142は固定軸200b、駆動ギア143は固定軸200cに対して軸受を介してそれぞれ回転自在に保持されている。また、モータ141はモータ141の取り付け面側から見て、図23の矢印で示すCCW方向に回転するようになっている。
レジストローラスライド部150は、図22に示すように、スライドモータ151を備えており、このスライドモータ151はモータ台152に固定されているモータ支板153にビス止めされている。なお、このモータ支板153には、これに対向してプーリ支板154がビス止めされており、このプーリ支板154には第1プーリ台155及び第2プーリ台156が固定されている。
そして、図23に示すように、第1プーリ台155には第1プーリ軸157、第2プーリ台156には第2プーリ軸158が固定され、さらに第1プーリ軸157には第1プーリ220、第2プーリ221、第2プーリ軸158には第3プーリ222がそれぞれ固定されている。またスライドモータ151の出力軸先端には第4プーリ223が固定されている。
さらに、第1プーリ220と第4プーリ223との間と、第2プーリ221と第3プーリ222との間には、それぞれタイミングベルト224,151が掛けられている。なお、モータ台152及びプーリ台154は軸間調整可能に取り付けられているので任意のベルトテンションで取り付けることが可能となっている。
そして、このような構成のレジストローラスライド部150は、スライドモータ151がCW回転した場合には、図23に示す矢印A方向へ、またCCW回転した場合は矢印B方向へレジストローラ対131,132が移動する。ここで、第1プーリ220と第3プーリ223との減速比をi、タイミングベルト151のピッチをp(mm)、第2プーリ221の歯数をt、スライドモータ151のステップ角をs(deg)とすると、スライドモータ151の1パルス当たりのレジストローラ対131,132の移動量l(mm)は次式で与えられる。
Figure 2005289586
例えばP=2(mm)、t=15、i=(22/15)、s=1.8(deg)の時、
Figure 2005289586
となり約0.1mmピッチでの制御が可能となる。また、スライドモータ151の方式をマイクロステップ分割すれば、これよりも細かい移動量でも制御可能となる。
図24は、レジストローラ圧解除部160の構成を示す斜視図であり、このレジストローラ圧解除部160は、レジ解除モータ165と、フレーム200に位置決めされた軸受により支持されると共にレジ解除モータ165により駆動される圧解除軸161と、図25に示す圧解除軸161の両端部に平行ピンで固定された第1解除カム162及び第2解除カム163と、下ローラ132を上ローラ131に圧接させる位置と、上ローラ131から離間させる位置に移動する押圧板168とにより構成される。
ここで、第1解除カム162及び第2解除カム163にはそれぞれの回転中心から偏心させた位置に深溝玉軸受164が圧入されており、解除軸161を1回転させたときに深溝玉軸受164の押圧板168に対する当接、離間の作用により、1回ずつレジストローラ対131,132の加圧及び解除を行うことができる。
また、図25に示すように、第1解除カム162にはギア162aが形成されており、このギア162aを介してレジ解除モータ165より駆動が伝達され、第1解除カム162を介して解除軸161を回転させている。さらに、第2解除カム163にはセンサフラグ163aが形成されており、フレーム200に固定されたセンサ支板166に位置決め固定された検知センサ167により解除軸161の位相を検出し、レジ解除モータ165の回転を制御している。なお、センサフラグ163aは加圧動作を行っているときに検知センサ167を遮蔽するように第1解除カム162、第2解除カム163の位相が決められている。
次に、このように構成されたレジスト部30の動作について図26を用いて説明する。
1.シートが搬送される前、斜送ガイドジョギング部120により、シート矯正板171が予め搬送されるシートSの幅に応じた所定量(Fmmとする)オフセットした位置にくるように斜送ローラガイド部100の位置を調整する。
2.シート搬送部2では、吸引ファン12及びシート搬送部2での搬送ばらつきを吸収するためシート搬送部2で一旦停止し(t1)、所定のタイミングでシートの搬送を再スタートする(t2)。
3.シート搬送部2より送り込まれたシートを斜送ローラ253及び加圧コロ271に挟持、搬送し、角度θ(deg)にてシート矯正板171に向かって斜送し、シートの側端をシート矯正板171に突き当てる。
4.斜送ローラ253び加圧コロ271に挟持された時、シート搬送部2内のローラは不図示の圧解除機構により圧解除を行う。
5.シート矯正板171に突き当てられたシートをレジストローラ対131,132に送り込む(t3)。このとき、レジストローラ対131,132は転写速度V0よりも速い速度V1で回転している。
6.シートを一定量送り込んだところで、ローラ加圧ユニット260により、斜送ローラ253に対向している加圧コロ271の斜送ローラ253に対する加圧解除動作を行う。
7.加圧コロ271の加圧解除動作が完了した段階でレジストローラスライド部150のスライドモータ151をCW方向に回転し、レジストローラ対131.132を既述した図23の矢印A方向に移動させる。(移動量はFmm)
8.紙検知センサ303がシートの通過を検知した時間(t4)と、パッチ検センサ47の情報を元に減速時間を不図示の演算器により演算し、この結果を受けてレジストローラ対131,132を演算されたタイミングにて転写速度V0まで減速する(t5)。
9.2次転写外ローラ44へシートSが送り込まれた後(t6)、レジストローラ圧解除部160によりレジストローラ対132,133を圧解除する。
10.シート後端がレジストローラ対131,132を通過後、スライドモータ151をCW方向に回転し、レジストローラ対131.132を既述した図23の矢印B方向に移動させる。(移動量はFmm)
11.レジストローラ対131.132の移動完了後、レジストローラ圧解除部160により加圧動作を行う。
12.レジストローラの速度をV0からV1に加速する。
連続してシートSを処理する場合は2〜12を繰り返す。
ところで、このようにシートを搬送する際、レジスト部30にジャムが発生する場合がある。そして、この場合には、まずレジスト部30を装置本体1Aから引き出し、この後、斜送ローラガイド部100の解除ボタン107(図5及び図6参照)を操作してヒンジフック104のラッチによるロックを解除すると共に、固定ガイド部110の解除ボタン183(図15及び図16参照)を操作してフック117のラッチによるロックを解除する。
そして、このようにロックを解除することにより、既述した図3に示すように斜送ローラガイド部100の上ガイド103及び固定ガイド部110の上ガイド111を上方回動することができ、シート搬送通路Rを独立に開閉することができるようにしている。
なお、このようにして上ガイド103,111を開放してジャムシートを取り除いた後、手動により上ガイド103,111を下方に押圧するようにしている。そして、このように上ガイド103,111を下方に押圧することにより、上ガイド103,111はヒンジフック104及びフック117により、シートの通過が可能な所定の位置にそれぞれロック(固定)される。
ここで、このように斜送ローラガイド部100の上ガイド103及び固定ガイド部110の上ガイド111を独立に開閉するようにすることにより、ジャム処理時、ジャムシートの位置に応じて任意の上ガイド103,111を解放してジャム処理を行うことができ、この結果、ジャム処理を迅速に行うことができる。
特に、レジスト部30の引き出し方向側に位置する、例えば斜送ローラガイド部100にジャムが発生した場合には、ジャムシートを処理する場合には、レジスト部30を、斜送ローラガイド部100の上ガイド103が開放可能な位置まで引き出せば良く、この結果、ジャム処理をより迅速に行うことができる。
また、シート搬送通路Rの上面を構成するガイド部材を、斜送ローラガイド部側の上ガイド103と固定ガイド部側の上ガイド111とに2分することにより、上ガイド103,111のサイズを小さくすることができ、少ない操作力で上ガイド103,111の開閉動作を行うことができ、ジャム処理時の操作性が向上する。
さらに、上ガイド103,111の開放動作を解除ボタン107,183の操作によって行うことにより、更にジャム処理時の操作性を向上させることができる。
なお、これまでの説明においては、画像形成装置に設けられたシート搬送装置1Cについて述べてきたが、本発明は、これに限らず、画像読取装置に設けられたシート搬送装置に適用することができるのは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるカラー画像形成装置の概略構成を示す図。 上記シート搬送装置に設けられたレジスト部の全体図を表す斜視図。 上記レジスト部のジャム処理時の様子を示す斜視図。 上記レジスト部を構成する斜送ローラガイド部の斜視図。 上記斜送ローラガイド部を構成するベース部の斜視図。 図5のX矢視図。 上記斜送ローラガイド部を構成する下ガイド部を上方から見た斜視図。 上記斜送ローラガイド部を構成する下ガイド部を下方から見た斜視図。 上記斜送ローラガイド部を構成する上ガイドの斜視図。 上記上ガイドに設けられたローラ加圧ユニットの斜視図。 上記ローラ加圧ユニットの待機時の状態を示す図。 上記ローラ加圧ユニットの圧接解除時の状態を示す図。 上記ローラ加圧ユニットの圧接時の状態を示す図。 上記レジスト部を構成する固定ガイド部の斜視図。 上記固定ガイド部のヒンジの構成を説明する斜視図。 上記固定ガイド部に設けられた解除レバーの構成を説明する図。 上記固定ガイド部に設けられた解除フックの詳細を説明する図。 上記解除レバーによるロック解除動作を説明する図。 上記レジスト部を構成するジョギング部の斜視図。 上記ジョギング部の構成を説明する図。 上記レジスト部を構成するレジローラ部の斜視図。 上記レジスト部を構成するレジストローラスライド部の斜視図。 上記レジスト部を構成するレジストローラ駆動部の構成を示す斜視図。 上記レジスト部を構成するレジストローラ圧解除部の構成を示す斜視図。 上記レジストローラ圧解除部の断面図。 上記レジスト部の動作を説明するシート搬送ダイアグラム図。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
1A 装置本体
1B 画像形成部
1C シート搬送装置
30 レジスト部
100 斜送ローラガイド部
102 下ガイド
103 上ガイド
103a 軸
104 ヒンジフック
106 フック解除板
107 解除ボタン
110 固定ガイド部
111 上ガイド
112 下ガイド
116 フック軸
117 フック
119 ロック軸
171 シート矯正板
181 解除棒
183 解除ボタン
253 斜送ローラ
280 ロック軸
R シート搬送通路
S シート

Claims (11)

  1. シート搬送通路と、前記シート搬送通路を通過するシートの斜行を補正する斜行補正手段とを備えた斜行補正部を引出し可能に設けたシート搬送装置において、
    前記シート搬送通路の上面を構成するカバー部材を、シート搬送方向と直交する幅方向に二分し、それぞれ開放可能としたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記二分されたカバー部材は、それぞれ前記シート搬送通路の両側端側に配置されているシート搬送方向に平行な軸により上下方向に回動自在に支持されていることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記二分されたカバー部材をそれぞれ上下方向に回動自在に支持する軸は、前記シート搬送通路の外方に配置されていることを特徴とする請求項2記載のシート搬送装置。
  4. 前記二分されたカバー部材をシートの通過が可能な所定の位置にそれぞれロックするロック手段と、前記ロック手段のロックを解除するロック解除手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記ロック手段はラッチにより構成されることを特徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
  6. 前記ロック解除手段は、手動操作部と、前記手動操作部と係合し、かつ前記ロック手段に作用するリンク部材とにより構成されることを特徴とする請求項4又は5記載のシート搬送装置。
  7. 前記斜行補正手段は、前記シート搬送通路の一方の側端に形成された基準ガイドと、前記シートを斜送させ、該シートの側端を前記基準ガイドに突き当てる斜送手段とを備えたものであることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  8. 前記シート搬送通路をシート搬送方向と直交する幅方向で2つのガイド部に分割し、前記斜行補正手段を設けた一方のガイド部を前記幅方向に移動可能に支持し、他方のガイド部を固定とし、各ガイド部に前記カバー部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記斜行補正手段のシート搬送方向の下流側に搬送されるシートをシート搬送基準に一致させるためのレジストローラ部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  10. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像読取部と、前記画像読取部にシートを搬送する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
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