JP2005288717A - ラミネート装置およびラミネート方法 - Google Patents

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Kazukiyo Kobayashi
一清 小林
Takumi Hanai
工 花井
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Abstract

【課題】 複数種類の帯状の基材を正確に位置合わせをしながら連続的にラミネート加工することを可能とする。
【解決手段】 スプロケットピン6との係合孔Qを連続穿孔した第1基材P1を巻回した第1ロール2と、同様にスプロケットピン6’との係合孔Q’を連続穿孔した第2基材P2を巻回した第2ロール3と、係合孔Q、Q’にスプロケットピン6、6’を係合した状態で、第1ロール2及び第2ロール3から第1基材P1及び第2基材P2を引き出しつつ、両基材の少なくとも一方に設けた接着材を介して第1基材P1及び第2基材P2を貼り合わせて積層材とする一対のスプロケットロールから成るラミネート手段11と、該積層材の巻き取りロール8とを少なくとも備えて成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、連続的に穿孔加工したフィルム、紙、テープ等、複数種類の帯状の基材を用いてロールツーロールによる連続ラミネート(貼り合わせ)加工を可能とするためにスプロケットロールを使用したラミネート装置およびラミネート方法に関する。
従来、例えば二種類の帯状の基材をラミネート(貼り合わせ)加工するにおいて、基材に穿孔形成されたパンチ孔にスプロケットピンを係合して位置決めしつつ行うラミネート加工が存在するが、これはあくまで裁断されたシート片単体とシート片単体同士、もしくは裁断されたシート片単体と長尺のロール材との貼り合わせに用いられていた。
特に無し
従来のスプロケットロールを使用してラミネートする手段は、このように、複数種類の基材を裁断しないで帯状のまま基材ロールから巻き取りロールへ連続的にラミネート加工することができないため、ラミネート加工に時間が掛かり、しかも量産性に劣るものとなる等の問題を有していた。
そこで本発明は叙上のような事情に鑑み創出されたもので、複数種類の基材を位置合わせをしながら正確に貼り合わせることができ、しかも連続的なラミネート加工が可能となるラミネート装置およびラミネート方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、スプロケットピンとの係合孔を連続穿孔して成る第1基材を巻回した第1ロールと、同様にスプロケットピンとの係合孔を連続穿孔して成る第2基材を巻回した第2ロールと、前記係合孔にピンを係合させて前記第1基材及び第2基材を引き出しつつ、該第1基材及び第2基材の少なくとも一方に設けた接着材層を介して該第1基材と第2基材とを貼り合せて積層材とする一対のスプロケットロールからなるラミネート手段と、該積層材の巻き取りロールとから構成されることを特徴とするラミネート装置を提供する。
前記ラミネート手段によって引き出される前記第1基材及び第2基材に対し最適な張力を付与すべく前記第1ロールとラミネート手段との間、前記第2ロールとラミネート手段との間それぞれに張力制御手段を備えたものとすることができる。
前記張力制御手段は、一対の中間ロールを対向配置させた電磁式のパウダーブレーキから成るものとすることができる。
前記ラミネート手段と巻き取りロールとの間には、前記積層材の接着強度を増大させるべく一対の加圧ロールから成る引き取りロールユニットを備えたものとすることができる。
前記ラミネート手段と前記引き取りロールユニットとの間には、当該ラミネート手段の出口側に近接して、前記スプロケットロールのピンから前記積層材の係合孔の離脱を補助する剥離ガイドを設けたものとすることができる。
前記ラミネート手段の前記スプロケットロールユニットは、ノンバックラッシュの連結ギヤを介して互いに連結された上側スプロケットロールと下側スプロケットロールとを有し、上側スプロケットロールはピンが前記第1及び第2基材の奇数番目の係合孔に係合するように配置されると共に、下側スプロケットロールはピンが前記第1及び第2基材の偶数番目の係合孔に係合するように配置されたものとすることができる。
前記上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのピンは截頭円錐形状の頭部を備えると共に、該上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのいずれか一方におけるピン間には、他方のスプロケットロールのピンが係入する穴部が設けられたものとすることができる。
また、第2の発明にあっては、スプロケットピンとの係合孔を連続穿孔して成る第1基材及び第2基材をそれぞれ巻回した第1ロール及び第2ロールから、一対のスプロケットロールからなるラミネート手段により、前記係合孔にピンを係合させて前記第1基材及び第2基材を引き出しつつ、該第1基材及び第2基材の少なくとも一方に設けた接着材層を介して該第1基材と第2基材とを貼り合せて積層材とし、該積層材を巻き取りロールにより巻き取ることからなることを特徴とするラミネート方法を提供する。
前記第1ロールとラミネート手段との間、前記第2ロールとラミネート手段との間それぞれに配した張力制御手段により、前記積層材に対して最適な張力を付与するようにすることができる。
前記ラミネート手段と巻き取りロールとの間において、一対の加圧ロールから成る引き取りロールユニットにより、前記積層材を上下から加圧して接着強度を増大させるようにすることができる。
前記ラミネート手段と前記引き取りロールユニットとの間には、当該ラミネート手段の出口側に近接して剥離ガイドを設け、前記スプロケットロールのピンから前記積層材の係合孔の離脱を補助するようにすることができる。
前記ラミネート手段の前記スプロケットロールユニットは、上側スプロケットロールと下側スプロケットロールとをノンバックラッシュの連結ギヤを介して回転させ、上側スプロケットロールはピンを前記第1及び第2基材の奇数番目の係合孔に係合させる共に、下側スプロケットロールはピンを前記第1及び第2基材の偶数番目の係合孔に係合させるようにすることができる。
前記上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのピンの頭部を截頭円錐形状に形成すると共に、該上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのいずれか一方のピンを、他方のスプロケットロールのピン間に係入するようにすることができる。
以上のように構成された本発明に係るラミネート装置およびラミネート方法にあって、ラミネート手段11は、スプロケット4のピン6との係合孔Qが連続穿孔された第1基材P1を巻回した第1ロール2、前記第1基材P1の係合孔Qと対向させてスプロケット5のピン6’との係合孔Q’が連続穿孔された第2基材P2を巻回した第2ロール3から、互いに逆方向に回転可能に対向配置されたスプロケットロール4,5によって、係合孔Q,Q’にスプロケットピン6,6’が係合した状態で、第1基材P1及び第2基材P2を引き出しつつ、両基材の少なくとも一方に設けた接着材を介して第1基材P1及び第2基材P2を貼り合わせて積層材とする。
また、前記第1ロール2とラミネート手段11との間、前記第2ロール3とラミネート手段11との間それぞれに配したブレーキ制御手段12,12’は、ラミネート手段11によって巻き込まれる基材に対し任意の張力を付与して基材の弛みの発生を未然に防止し、またこれによって接合される基材の間から空気を確実に排除し、気泡が閉じ込められることない連続的な接着を可能にする。
ラミネート手段11と巻き取りロール8との間における引き取りロールユニット13は、両基材同士の厚み条件に応じてロール13A,13Bの隙間を調整するとともに、ラミネート手段11のスプロケットロール4,5の速度を基準として、基材の物性である例えば引っ張り強度、伸び率等の条件に応じて適宜修正を加えることにより、引き取りロール13A,13Bの速度を調整し、ラミネート手段11による接合後の基材間の接着強度を補強する。しかる後、巻き取りロール8により安定的に接着された基材を巻き取ってロール状の完成品とする。
また、ラミネート手段11のスプロケットロールユニットの下流側に近接配置した剥離ガイド14は、スプロケットロール4,5により接合された基材の係合孔Q,Q’からのスプロケットピン6,6’の離脱を補助する。
ラミネート手段11のスプロケットロールユニットは、基材の係合孔Q,Q’のピッチ間隔に対応して植設されたスプロケットピン6,6’を有する上側スプロケットロール4と下側スプロケットロール5とを、ノンバックラッシュの連結ギヤ9A,9Bを介して互いに逆回転するように連結して構成されており、上側スプロケットロール4と下側スプロケットロール5の少なくとも一方を駆動源によって回転させる。
また、第1基材P1、第2基材P2の係合孔Q,Q’にスプロケットピン6,6’が係合した状態で両基材を巻き込んで接着する際に、一方のスプロケットピン6(6’)の頭部に形成された截頭円錐形状のテーパ先端部6A(6A’)を、他方のスプロケットロール周面に形成されたスプロケット穴7(7’)に係入させる。
上記した構成により、複数種類の帯状の基材を位置合わせをしながら正確に貼り合わせることができ、しかも連続的なラミネート加工が可能となる。
すなわちこれは本発明が、スプロケットピン6との係合孔Qが連続穿孔された第1基材P1を巻回した第1ロール2と、同様にスプロケットピン6’との係合孔Q’が連続穿孔された第2基材P2を巻回した第2ロール3と、前記係合孔Q,Q’に前記スプロケットピン6,6’を係合させて前記第1基材P1及び第2基材P2を引き出しつつ、該第1基材P1及び第2基材P2の少なくとも一方に設けた接着材層を介して該第1基材P1と第2基材P2とを貼り合せて積層材とする一対のスプロケットロール4,5からなるラミネート手段11と、該積層材の巻き取りロール8とから構成されるからである。
また、前記ラミネート手段11によって巻き込まれる基材に対し張力を付与すべく前記第1ロール2とラミネート手段11との間、前記第2ロール3とラミネート手段11との間それぞれにブレーキ制御手段12,12’を備え、しかもブレーキ制御手段12、12’は、一対の中間ロール12A,12B、12A’,12B’を対向配置した電磁式のパウダーブレーキを使用しているので、ラミネート手段11によって巻き込まれる基材に対し最適な張力を付与して基材の弛みの発生を未然に防止することができる。
ラミネート手段11と巻き取りロール8との間には、ラミネート手段11により貼り合せた基材同士の接着状態を補強すべく加圧力が可変な一対の中間ロール13A,13Bを対向配置した引き取りロールユニット13を備えたので、ラミネート手段11により比較的軽く貼り合わせ状態にある第1基材P1、第2基材P2を分離させることなく確実な接着状態で完成品とすることができる。
ラミネート手段11と引き取りロールユニット13との間には、ラミネート手段11のスプロケットロールユニット4,5の下流側に近接させた位置に剥離ガイド14を設けたので、例えば、基材P1,P2に塗布されている粘着剤の染み出し等により、スプロケットピン6,6’が基材の係合孔Q,Q’に接着あるいは密に係合していても、基材P1,P2をスプロケットロール4,5から確実に分離することができる。
ラミネート手段11のスプロケットロール4,5は、ノンバックラッシュ状態で噛合する連結ギヤ9A,9Bを介して互いに逆回転可能に連繋され、基材P1,P2の係合孔Q,Q’のピッチ間隔に対応ピッチ間隔で植設されたスプロケットピン6,6’と該ピン間に穿設されたスプロケット穴7,7’とを有し、少なくとも一方のスプロケットロールに駆動源を連結して構成されるので、連続ラミネートが可能なロールツーロール構成によるラミネート手段11を簡易な構成でしかも低コストに作製することができる。また、上側スプロケットロール4、下側スプロケットロール5それぞれの位置ズレを未然に防止することができる。すなわち、スプロケットピン6,6’による連続ラミネート加工において、係合孔Q,Q’とスプロケットピン6,6’との係合ピッチズレ、および係合孔Q,Q’とスプロケットピン6,6’の配置関係に起因する累積誤差を最小限に抑えることができる。
スプロケットピン6,6’は、頭部に截頭円錐形状のテーパ先端部6A,6A’を備えると共に、一方のスプロケットロール周面のスプロケットピン6(6’)に対向する他方のスプロケットロール周面には、当該スプロケットピン6(6’)のテーパ先端部6A(6A’)を係入させるスプロケット穴7(7’)が設けられているので、スプロケットロール4,5は、回転しながら一方4(5)のスプロケットピン6(6’)の先端を基材P1,P2の係合孔Q,Q’と、他方5(4)のスプロケットロールのスプロケット穴7’(7)に係入させることができ、しかも基材にキズを付けることがない。これによってラミネート(貼り合わせ)加工において最も重要な貼り合わせ精度を充分に確保することができる。
スプロケットピン6の係合孔Qを連続穿孔した第1基材P1を巻回した第1ロール2、同様にスプロケットピン6’の係合孔Q’を連続穿孔した第2基材P2を巻回した第2ロール3から、スプロケットロール4,5によってそれぞれの基材P1,P2を引き出し、係合孔Q,Q’にスプロケットピン6,6’が係合した状態で巻き込み、基材P1,P2の対向面を粘着材を介して接合した後、巻き取りロール8により基材P1,P2を巻き取ってロール状の完成品とする。第1ロール2とスプロケットロール4,5との間、第2ロール3とスプロケットロール4,5との間のそれぞれにブレーキ制御手段12を配して、基材P1,P2に対し張力を付与するようにしたので、基材の弛みの発生を未然に防止することができる。また、ラミネート手段11と巻き取りロール8との間に、加圧力が可変な一対の中間ロール13A,13Bを対向配置した引き取りロールユニット13を配置し、スプロケットロール4,5により比較的弱く接合されている基材P1,P2の接着状態を基材の位置合わせをしながら補強するようにしたので、連続的なラミネート加工を確実に行うことができる。
ラミネート手段11のスプロケットロール4,5の下流側に剥離ガイド14を近接配置したので、例えば、基材に塗布されている粘着剤の染み出し等により、スプロケットピン6,6’が基材の係合孔Q,Q’に一部が接着あるいは密に係合していても、スプロケットピン6,6’を係合孔Q,Q’から確実に離脱させることができる。
ラミネート手段11のスプロケットロールユニットは、基材P1,P2の係合孔Q,Q’のピッチ間隔に対応して互いに上下千鳥状に植設されたスプロケットピン6,6’を有する上側及び下側のスプロケットロール4,5をノンバックラッシュの連結ギヤ9A,9Bを介して互いに逆回転するように作動させるように構成されている。上側スプロケットロール4、下側スプロケットロール5の少なくとも一方が駆動源によって回転される。第1基材P1、第2基材P2それぞれの係合孔Q,Q’にスプロケットピン6,6’が係合した状態で、両基材P1,P2を巻き込む際に、一方のスプロケットピン6(6’)の頭部に形成された截頭円錐形状のテーパ先端部6A(6A’)が、他方のスプロケットロール周面に形成されたスプロケット穴7’(7)に係入するようにしたので、上側スプロケットロール4、下側スプロケットロール5それぞれの位置ズレを未然に防止することができる。すなわち、スプロケットピン6,6’による連続ラミネート加工において、係合孔Q,Q’とスプロケットピン6,6’との係合ピッチズレ、および係合孔Q,Q’とスプロケットピン6,6’の配置関係に起因する累積誤差を最小限に抑えることができる。また、スプロケットロール4,5は、その一方4(5)が、回転しながらスプロケットピン6(6’)先端を他方のスプロケットロール5(4)のスプロケット穴7’(7)に容易に係入させることができ、しかも基材に対しキズを付けることがなく、これによってラミネート(貼り合わせ)加工において最も重要な貼り合わせ精度を充分に確保することができる。さらに複数種類の基材を位置合わせをしながら正確に貼り合わせることができ、しかも連続的なラミネート加工が可能となる。
尚、上記の発明の効果の項において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
以下図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、プレス機械によりパンチ孔である係合孔Q,Q’を連続的に穿孔加工された、例えばフィルム、紙、テープ等の基材をロールツーロールにより連続ラミネート、例えば二つの合成樹脂材製の基材を粘着性のある接着剤を介して連続的に貼り合わせる加工を可能としたスプロケット方式採用のラミネート装置である。尚、本形態に係るラミネート装置1においては、第1基材P1と第2基材P2との貼り合わせのために、第1基材P1を巻回した第1ロール2と第2基材P2を巻回した第2ロール3から、それぞれの基材を引き出しつつ巻き込んで両基材の対向面を粘着材を介して二層構造に接合するラミネート手段11を備えたもとしてあるが、これに限定されるものではない。三つ以上の複数の基材を三層以上の構造に接合するラミネート手段11を備えたものとしても良いことは勿論である。
ラミネート装置1は、図1に示すように、スプロケットピン6と係合する係合孔Qを等間隔に連続穿孔して成る第1基材P1(図9参照)を巻回して上方に配置され、時計方向に回転するものとした第1ロール2と、同様に、スプロケットピン6’と係合する係合孔Q’を等間隔に連続穿孔して成る第2基材P2を巻回して下方に配置され、反時計方向に回転するものとした第2ロール3とを備えている。このとき両基材の係合孔Q,Q’は、図9に示すように、幅方向に対しては左右定ピッチで加工され、しかも両基材の流れ方向に対しても定ピッチで加工されている。尚、係合孔Q,Q’の穿孔形状は例えば円形、長円形、楕円形、矩形等のいずれでも良くスプロケットピン6,6’が確実に係入できれば足りるものである。
そして、第1ロール2、第2ロール3から基材P1,P2が引き出される先には、互いに逆方向に回転可能に対向配置させたスプロケットロール4,5のユニットから成るラミネート手段11を設け、第1ロール2、第2ロール3それぞれから両基材を引き出し、係合孔Q,Q’にスプロケットピン6を係合させた状態で巻き込んで両基材の対向面に設けた接着剤を介して両者を軽く接合するように構成してある。また、ラミネート手段11により接合された両基材を巻き取る巻き取りロール8を第2ロール3の近傍に備えてある。
ラミネート手段11のスプロケットロールユニットの具体的な構成として、例えばSS材あるいはSUS材等の硬質金属製の円柱体から成る上側スプロケットロール4、下側スプロケットロール5は、それぞれの回転軸の一端側に取り付けたノンバックラッシュ機能を有する連結ギヤ9A,9B(図6参照)の噛合により互いに逆回転するように連結されている。図1から分かるように、下側スプロケットロール5は、その連結ギヤ9B側で、下方に配した駆動源10とエンドレス・ベルト10Aを介して連結されて時計方向に回転駆動される。また、図2に示したように、両ロール4,5それぞれの周面側縁部には両基材の係合孔Q,Q’に対応させて等ピッチ間隔でスプロケットピン6,6’とスプロケット穴7、7’とを交互に設けてある。また、図4及び図5に示されるように、上側スプロケットロール4のスプロケットピン6及びスプロケット穴7と、下側スプロケットロール5のスプロケットピン6’及びスプロケット穴7’とは、半ピッチずらしてあり、両者の巻き込み方向への回転に伴い一方のスプロケットロール4(5)のスプロケットピン6(6’)が他方のスプロケットロール5(4)のスプロケット穴7’(7)に係入するように構成されている。なお、図5は、スプロケットロール4,5間のピン・穴ピッチと同一スプロケットロール4(5)上のピン・穴ピッチとを比較するための直線的説明図である。
スプロケットピン6,6’の具体的な形状としては、図2、図3に示すように、スプロケットロール4,5が回転しながら、スプロケット穴7,7’に対しスプロケットピン6,6’が容易に係入しやすくしかも基材P1,P2同士の貼り合わせの位置ズレを防止できるように、ピン頭部に截頭円錐形状のテーパ端部6A,6A’を備え、また基材P1,P2にキズを付けないよう頭部先端平面を平滑加工してある。このときスプロケットピン6,6’の円柱形状の基部の高さL、およびテーパ端部6A,6A’のテーパ角度θそれぞれは、基材の厚味に応じて異なるように設定される。また、ラミネート加工において最も重要な貼り合わせ精度を確保するために、スプロケットロール4,5周面に設けたスプロケット穴7、7’の穴径、および両基材P1,P2の係合孔Q,Q’の孔径に対するスプロケットピン6,6’のピン径を、公差0から−0.2程度細く加工したものを用いる。尚、上側スプロケットロール4、下側スプロケットロール5の何れか一方側は、上下方向へのスライド微調整が可能であり、両スプロケットロール4,5相互間の隙間を両基材P1,P2の厚味に応じて適宜調整できるようにしてある。これによっても両基材P1,P2間の貼り合わせの位置ズレを低減させることができる。こうして、第1基材P1、第2基材P2それぞれの係合孔Q,Q’にスプロケットピン6,6’を係合した状態で両基材を巻き込む際に、一方のスプロケットロール4(5)のスプロケットピン6(6’)の頭部に形成された截頭円錐形状のテーパ端部6A(6A’)を、他方のスプロケットロール5(4)のスプロケット穴7’(7)にスムーズに係入させることができる。
図1から分かるように、第1ロール2とラミネート手段11との間、第2ロール3とラミネート手段11との間には、ラミネート手段11によって巻き込まれる基材P1,P2に対し一定の張力を付与すべくブレーキ制御手段12,12’を設けてある。このブレーキ制御手段12,12’は、例えば一対の中間ロール12A,12Bを対向配置させた電磁式のパウダーブレーキを使用している。すなわちこれは、第1ロール2、第2ロール3それぞれの送り方向とは反対方向に回転するモータと、この回転が伝達される電磁クラッチ、すなわち電磁的に切替可能なパウダークラッチ(図示せず)と、このパウダークラッチの回転力を、第1基材P1、第2基材P2の搬送方向の移動に対して作用させることで、所定の張力を付与するものとしてある。尚、このブレーキ制御手段12は、慣性力による両基材の過剰回転を阻止するものであるが、電磁式パウダーブレーキ構造以外の他の機構を採用しても良いことは勿論である。
スプロケットロール4,5によって貼り合わされた基材P1,P2は、ときとしてスプロケットロール4,5のスプロケットピン6,6’が基材P1,P2の係合孔Q、Q’から抜けない、すなわち剥離分離されないことがある。また、基材P1,P2の接合面に塗布されている粘着性の接着剤の染みだしによりスプロケットピン6,6’が係合孔Q,Q’から抜けない現象もある。このような状態を図7(a)に示した。これらを解消するために、図7(b)に示すように、スプロケットロール4,5の下流側の近接した位置に剥離ガイド14を設けてある。すなわち、この剥離ガイド14は、スプロケットロール4、スプロケットロール5間の基材排出側に、上側プレート14Aと下側プレート14Bとを対向配置させ、排出側に向けられている両プレート14A,14Bの端部を、それぞれ外方へ折り曲げて、両者間が拡がるように形成されている。
剥離ガイド14よりも下流側には、スプロケットロール4,5による接合後の基材同士の接着状態を補強すべく加圧力が可変な一対の中間ロール13A,13Bを対向配置した引き取りロールユニット13を備えてある。この引き取りロールユニット13としては、例えば一対の中間ロール13A,13Bを対向配置させた電磁式のパウダーブレーキを使用することができる。すなわち、スプロケットロール4,5によって貼り合わされた第1基材P1、第2基材P2は引き取りロールユニット13にてさらに圧着され、完成製品として巻き取りローラ8に供給されるのである。スプロケットロール4,5によって貼り合わされた基材P1,P2は、スプロケットロール4,5間の隙間調整により軽く貼り合わせた状態であり、軽い負荷によって両基材は分離されてしまう可能性がある。これを防ぐべく剥離ガイド14の次工程として引き取りロールユニット13を設けてある。
この引き取りロールユニット13は、図1及び図8から分かるように,シリンダー構造の加圧調整部13Cによって、上下一対のロール13A,13B間の加圧力を適宜可変することができると共に、圧着する基材P1,P2の厚味条件に対し、上下一対のロール13A,13B間の隙間を適宜調整することができるように構成されている。さらに、スプロケットロール4,5相互の回転速度を基準として、引き取りロールユニット13の上下一対の中間ロール13A,13Bの回転速度を、基材の物性である例えば引っ張り強度、伸び率等の条件に応じて適宜変更することができるように構成されている。これにより、スプロケットロール4,5による接合後の基材P1,P2の接着強度を補強することができる。尚、巻き取りロール8は、この例では,不図示のモータによって時計方向へ回転駆動される。
次に、本発明に係るラミネート装置1の動作の一例を説明する。ラミネート手段11のスプロケットロール4,5により、第1基材P1を巻回した第1ロール2、同様に第2基材P2を巻回した第2ロール3から、係合孔Q,Q’にスプロケットピン6,6’を係合させた状態で、基材P1,P2を巻き込み、基材P1,P2を対向面に設けられた接着剤を介して軽く接合する。このとき、ラミネート手段11のスプロケットロール4,5は、少なくとも一方が駆動源によって回転駆動されると共に、連結ギヤ9A,9Bを介して互いに逆回転する。基材P1,P2には、第1ロール2とラミネート手段11との間、第2ロール3とラミネート手段11との間に配したブレーキ制御手段12によって、任意の張力を付与し、基材がスプロケットロール4,5に供給される際の弛みの発生を未然に防止する。
接合後の基材P1,P2は、ラミネート手段11の下流側に近接配置した剥離ガイド14により、その係合孔Q,Q’とスプロケットピン6との係合が解かれる。次いで、基材P1,P2は、剥離ガイド14の下流に配置された引き取りロールユニット13を通過する。ここでは、基材P1,P2の厚みや物性、ラミネート手段11のスプロケットロール4,5の回転速度等に応じて引き取りロール13A,13Bの間隔、加圧力、回転速度が調節され、最適の加圧力で基材P1,P2の接着状態が補強される。しかる後、基材P1,P2は巻き取りロール8に巻き取られてロール状の完成製品となる。
本発明に係るラミネート装置1は、インクジェットプリンタ、印刷、複写機等で画像形成された受像メデイア等、シート状の被保護材の表面にフィルムを定着させるための装置、あるいはまたプリント回路基板におけるフィルムラミネート装置、ICまたはLSI等の電子部品を実装するためのフィルムキャリアテープを製造するための装置等として利用することができる。
本発明を実施するための最良の形態を示す概略構成図である。 スプロケットロールの一側をスプロケットピンと係合孔に沿って断面し、かつ詳細を省略した簡略断面図と、一つのスプロケットピンの拡大図である。 スプロケットピンと基材の係合孔との寸法関係を示す部分断面図である。 上下のスプロケットロール間におけるスプロケットピンとスプロケット穴の関係を示すための、第1基材と第2基材のラミネート加工時における上下のスプロケットロールの一部切欠断面図である。 スプロケットピンとスプロケット穴のピッチ構成を説明するための直線的な説明断面図である。 上下のスプロケットロールを連繋動作させる連結ギヤを示す一部切欠斜視図である。 (a)は剥離ガイドを設けない場合の基材の係合孔とスプロケットピンとの関係を示し、(b)は剥離ガイドを設けた場合を示す一部切欠断面図である。 スプロケットロールユニットと引き取りロールユニットとの関係を示す概略説明図である。 第1基材または第2基材の係合孔の配置関係を説明するための一部切欠斜視図である。
符号の説明
P1…第1基材 P2…第2基材
Q、Q’…係合孔
1…ラミネート装置 2…第1ロール
3…第2ロール 4…上側スプロケットロール
5…下側スプロケットロール 6,6’…スプロケットピン
7,7’…スプロケット穴 8…巻き取りロール
9A,9B…連結ギヤ 10…駆動源
10A…エンドレスベルト 11…ラミネート手段
12…ブレーキ制御手段 12A,12B…ブレーキ制御手段の中間ロール
13…引き取りロールユニット 13A,13B…引き取りロールユニットの中間ロール 13C…加圧調整部
14…剥離ガイド 14A,14B…剥離ガイドの上下プレート

Claims (13)

  1. スプロケットピンとの係合孔を連続穿孔して成る第1基材を巻回した第1ロールと、同様にスプロケットピンとの係合孔を連続穿孔して成る第2基材を巻回した第2ロールと、前記係合孔にピンを係合させて前記第1基材及び第2基材を引き出しつつ、該第1基材及び第2基材の少なくとも一方に設けた接着材層を介して該第1基材と第2基材とを貼り合せて積層材とする一対のスプロケットロールからなるラミネート手段と、該積層材の巻き取りロールと、から構成されることを特徴とするラミネート装置
  2. 前記ラミネート手段によって引き出される前記第1基材及び第2基材に対し最適な張力を付与すべく前記第1ロールとラミネート手段との間、前記第2ロールとラミネート手段との間それぞれに張力制御手段を備えた請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 前記張力制御手段は、一対の中間ロールを対向配置した電磁式のパウダーブレーキから成る請求項1または請求項2に記載のラミネート装置。
  4. 前記ラミネート手段と巻き取りロールとの間には、前記積層材の接着強度を増大させるための一対の加圧ロールから成る引き取りロールユニットを備えた請求項1乃至3のいずれかに記載のラミネート装置。
  5. 前記ラミネート手段と前記引き取りロールユニットとの間には、当該ラミネート手段の下流側に近接して、前記スプロケットロールのピンから前記積層材の係合孔の離脱を補助する剥離ガイドを設けた請求項1乃至4のいずれかに記載のラミネート装置。
  6. 前記ラミネート手段の前記スプロケットロールユニットは、ノンバックラッシュ状態に噛合した連結ギヤを介して互いに連結された上側スプロケットロールと下側スプロケットロールとを有し、上側スプロケットロールはピンが前記第1及び第2基材の奇数番目の係合孔に係合するように配置されると共に、下側スプロケットロールはピンが前記第1及び第2基材の偶数番目の係合孔に係合するように配置されて成る請求項1乃至5のいずれかに記載のラミネート装置。
  7. 前記上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのピンは截頭円錐形状の頭部を備えると共に、該上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのいずれか一方におけるピン間には、他方のスプロケットロールのピンが係入する穴部が設けられている請求項1乃至6のいずれかに記載のラミネート装置。
  8. スプロケットピンとの係合孔を連続穿孔して成る第1基材及び第2基材をそれぞれ巻回した第1ロール及び第2ロールから、一対のスプロケットロールからなるラミネート手段により、前記係合孔にピンを係合させて前記第1基材及び第2基材を引き出しつつ、該第1基材及び第2基材の少なくとも一方に設けた接着剤を介して該第1基材と第2基材とを貼り合せて積層材とし、該積層材を巻き取りロールにより巻き取ることを特徴とするラミネート方法
  9. 前記第1ロールとラミネート手段との間、前記第2ロールとラミネート手段との間それぞれに配した張力制御手段により、前記積層材に対して最適な張力を付与する請求項8記載のラミネート方法。
  10. 前記ラミネート手段と巻き取りロールとの間において、一対の加圧ロールから成る引き取りロールユニットにより、前記積層材を上下から加圧して接着強度を増大させる請求項8または9記載のラミネート方法。
  11. 前記ラミネート手段と前記引き取りロールユニットとの間には、当該ラミネート手段の出口側に近接して剥離ガイドを設け、前記スプロケットロールのピンから前記積層材の係合孔の離脱を補助する請求項8乃至10のいずれかに記載のラミネート方法。
  12. 前記ラミネート手段の前記スプロケットロールユニットは、上側スプロケットロールと下側スプロケットロールとをノンバックラッシュの連結ギヤを介して回転させ、上側スプロケットロールはピンを前記第1及び第2基材の奇数番目の係合孔に係合させる共に、下側スプロケットロールはピンを前記第1及び第2基材の偶数番目の係合孔に係合させる、請求項8乃至11のいずれか記載のラミネート方法。
  13. 前記上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのピンの頭部を截頭円錐形状に形成すると共に、該上側スプロケットロールと下側スプロケットロールのいずれか一方のピンを、他方のスプロケットロールのピン間に係入させる請求項8乃至12のいずれか記載のラミネート方法。
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WO2024009770A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 日本メクトロン株式会社 ワーク仮接着装置

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