JP2005288037A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技盤面上に、複数の図柄表示手段と、前記複数の図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための複数の始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備え、複数回の当たり遊技が連続的に発生した場合でも、後続の図柄表示手段の表示内容が不自然になることを防止する。
【解決手段】
複数の図柄表示手段のうち一の図柄表示手段に前記当たりを報知する図柄が表示されると、他の図柄表示手段の表示内容を通常の変動表示から所定の特殊演出表示に切り替える表示切換手段を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】
複数の図柄表示手段のうち一の図柄表示手段に前記当たりを報知する図柄が表示されると、他の図柄表示手段の表示内容を通常の変動表示から所定の特殊演出表示に切り替える表示切換手段を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技盤面上に、図柄表示手段と、前記図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備えた遊技機に関する。
従来、遊技機の1種であるパチンコ機では遊技盤面上に、図柄表示手段と、前記図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備えたものがあった。更に図柄表示手段と始動口とを複数対備えて、いずれの図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されても当たり遊技となる遊技機があった。
特開平8−280884号公報
従来の遊技盤面上に、図柄表示手段と、前記図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備えた遊技機では、当たり遊技が重複発生すると遊技に混乱を来すおそれがあるため、一方の図柄表示手段で当たりを報知する図柄が表示されて当たり遊技が開始された場合は、先に開始された当たり遊技が終了するまで他方の図柄表示手段で当たりを報知する図柄が表示されたとしても次の当たり遊技が発生しないように制御されるのが望ましい。
しかし、上記のような制御を行った場合、他方の図柄表示手段では先に発生した当たり遊技が終了するまで同じ図柄が表示され続けるか変動表示を終了させないように変動したままの状態が続くことになり、表示が不自然になるばかりか、表示のおもしろさ自他を損なって遊技者の遊技興趣を低下させることになるおそれがある。
しかし、上記のような制御を行った場合、他方の図柄表示手段では先に発生した当たり遊技が終了するまで同じ図柄が表示され続けるか変動表示を終了させないように変動したままの状態が続くことになり、表示が不自然になるばかりか、表示のおもしろさ自他を損なって遊技者の遊技興趣を低下させることになるおそれがある。
本件は上記の事情に鑑みてなされた発明であり、複数回の当たり遊技が連続的に発生した場合でも、後続の図柄表示手段の表示内容が不自然になることを防止することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の遊技機は、遊技盤面上に、複数の図柄表示手段と、前記複数の図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための複数の始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備えた遊技機において、前記複数の図柄表示手段のうち一の図柄表示手段に前記当たりを報知する図柄が表示されると、他の図柄表示手段の表示内容を通常の変動表示から所定の特殊演出表示に切り替える表示切換手段を備えたことを特徴とする。
本件発明の遊技機によれば、遊技盤面上に、複数の図柄表示手段と、前記複数の図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための複数の始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備え、複数回の当たり遊技が連続的に発生した場合でも、後続の図柄表示手段の表示内容が不自然になることを防止することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例に従って説明する。
本件パチンコ機の基本構成は従来公知のパチンコ機と同様であるため説明を省略し、特徴部分のみ説明する。図1は本件発明のパチンコ機の遊技盤面を示す概念図である。図1に示すように遊技盤面上には右ゲート1及び左ゲート3の2つのゲートと、右装飾図柄表示手段5及び左装飾図柄表示手段7の2つの装飾図柄表示手段と、右特別図柄表示手段9及び左特別図柄表示手段11の2つの特別図柄表示手段と、それぞれ可変入賞装置で構成される右始動口13及び左始動口15の2つの始動口と、それぞれ可変入賞装置で構成される右大入賞口17及び左大入賞口19とがそれぞれ配設されている。
遊技盤面上に発射された遊技球が右ゲート1を通過すると右普通図柄抽選が実行され、右普通図柄抽選の結果が当たりになった場合、図示しない右普通図柄表示手段に当たり図柄が表示され、右始動口13が所定期間だけ開放制御される。遊技球が右始動口13に入賞すると右特別図柄抽選が実行され、右特別図柄表示手段9で右特別図柄の変動表示が実行され、右特別図柄抽選の結果が当たりになった場合、右特別図柄表示手段9に当たり図柄が表示され、右大入賞口が所定期間だけ開放制御される大当たり遊技が発生するように制御されている。左ゲート3を遊技球が通過した場合には、上記右ゲートを遊技球が通過した場合と左右の関係が異なるだけであるため詳細説明を省略する。尚、右ゲート1に代表される右遊戯装置群と左ゲートに代表される左遊技装置群とはそれぞれ独立して動作が可能に制御されている。
右特別図柄表示手段9の変動表示中には右装飾図柄表示手段5で右装飾図柄群を用いた演出表示が実行される。装飾図柄には例えば0〜9の10種類の数字図柄が含まれており、3桁の数字図柄が変動表示して停止表示された態様が、右特別図柄抽選の結果と連動するようになっている。右特別図柄表示手段は2色発光可能な2個のLEDで構成されており、2個とも赤で点灯した場合には当たり遊技に当選したこと、2個とも緑で点灯した場合には当たり遊技に加えて確率変動にも当選したことを示している。2個のLEDの発光色が不揃いの場合はハズレである。右装飾図柄表示手段は画像を表示可能な液晶表示器等の表示デバイスで構成されており、前述の数字図柄の他にキャラクター等の表示が可能になっている。図示しないが、右特別図柄表示手段9はパチンコ機の主遊技制御を行う主制御手段(基板)によって直接制御が行われており、右装飾図柄表示手段11は主制御手段に接続され演出表示の制御を行う周辺基板である表示制御手段(基板)に接続され、表示制御基板によって制御されている。
装飾図柄である数字図柄を用いた演出表示の例を説明する。数字図柄は3桁で構成され、3桁全てが同一数字図柄で表示されることによって当たり遊技に当選したことを報知するようになっている。更に全てが奇数の同一数字で表示された場合には当たり遊技の当選に加えて確率変動にも当選したことを報知するようになっている。3桁の数字図柄が不揃いの場合はハズレである。例えば特別図柄抽選の結果が当たりかつ確率変動である場合でも数字図柄は一旦偶数の同一数字が表示されることがあり、当たり遊技が始まった以降に奇数の同一数字に置き換えられることで確率変動状態に昇格したような演出表示を行うことができるようになっている。この場合、特別図柄は大当たり遊技開始前には本当の抽選結果である2個とも緑の点灯状態で停止表示されている。
装飾図柄である数字図柄を用いた演出表示の例を説明する。数字図柄は3桁で構成され、3桁全てが同一数字図柄で表示されることによって当たり遊技に当選したことを報知するようになっている。更に全てが奇数の同一数字で表示された場合には当たり遊技の当選に加えて確率変動にも当選したことを報知するようになっている。3桁の数字図柄が不揃いの場合はハズレである。例えば特別図柄抽選の結果が当たりかつ確率変動である場合でも数字図柄は一旦偶数の同一数字が表示されることがあり、当たり遊技が始まった以降に奇数の同一数字に置き換えられることで確率変動状態に昇格したような演出表示を行うことができるようになっている。この場合、特別図柄は大当たり遊技開始前には本当の抽選結果である2個とも緑の点灯状態で停止表示されている。
前述のように右特別図柄抽選と左特別図柄抽選とはそれぞれ独立して実行可能になっているので同時期に両方の特別図柄抽選が当選となる場合がある。この場合に、例えば右特別図柄抽選による当たり遊技と左特別図柄抽選による当たり遊技とがわずかな時間差を持って重複発生する場合があり、この場合にはわずかな時間差を持って右大入賞口17と左大入賞口19とが開放制御されることになり遊技者はどちらの大入賞口に向けて遊技球を発射させてよいかがわかりづらくなり遊技に混乱を来すおそれがある。更に所定時間内に発射できる遊技球の数は予め定められているため、一方の大入賞口に入賞させようとしている間に、他方の大入賞口の開放制御が終了してしまい、本来遊技者が受けることができるはずの利益が受けられなくなってしまうおそれもある。
本実施例において、右図柄抽選が先に当たりとなり、直後に左図柄抽選でも当たりになった場合の表示制御の方法を説明する。
遊技球が右始動口13に入賞すると主制御手段によって右特別図柄抽選が実行され、抽選の結果に応じて右特別図柄の変動表示時間及び停止時の点灯色の組み合わせが決定され、その決定内容に基づいて右特別図柄表示手段9が制御される。特別図柄の変動時間は表示制御基板にも送信され、表示制御基板は受信した特別図柄の変動時間に対応する演出時間の演出表示を装飾図柄表示手段で実行する。今回の右始動口13への入賞にかかる抽選結果は当たりであり、右特別図柄の変動時間は2分と決定されたものとする。右特別図柄の変動表示と右装飾図柄による演出表示が開始されて1分後に左特別図柄抽選が実行され、抽選結果が当たりで左特別図柄の変動時間が1分10秒と決定されたとすると、10秒の時間差をもって右特別図柄による当たり遊技と左特別図柄による当たり遊技とが連続発生することになる。
前述のように当たり遊技が時間差を持って重複発生することは望ましい状態ではないため、今回のような場合には右特別図柄抽選による当たり遊技終了後に左特別図柄抽選による当たり遊技が開始されるように左特別図柄による当たり遊技の遅延処理が行われる。具体的には右特別図柄の変動表示が終了して当たり遊技の発生が確定した段階で左特別図柄の変動表示時間が10秒残っているため、主制御手段はその時点で左特別図柄の変動表示時間の減算タイマーを一時停止させて左特別図柄を変動させたままの状態で保持する。このとき主制御手段から表示制御手段に指示がなされ、左装飾図柄表示手段で表示されている演出表示も同様に遅延処理が行われて数字図柄の変動表示が継続されたままとなる。右特別図柄抽選による当たり遊技が終了した段階で左特別図柄の変動時間の減算タイマーの一時停止を解除して残り変動時間を消化後、左特別図柄の変動表示を終了して左特別図柄抽選による当たり遊技を開始する。左特別図柄の変動時間の減算タイマーの一時停止が解除されると左装飾図柄表示手段による装飾演出も再開され残りの演出表示が実行消化される。
遊技球が右始動口13に入賞すると主制御手段によって右特別図柄抽選が実行され、抽選の結果に応じて右特別図柄の変動表示時間及び停止時の点灯色の組み合わせが決定され、その決定内容に基づいて右特別図柄表示手段9が制御される。特別図柄の変動時間は表示制御基板にも送信され、表示制御基板は受信した特別図柄の変動時間に対応する演出時間の演出表示を装飾図柄表示手段で実行する。今回の右始動口13への入賞にかかる抽選結果は当たりであり、右特別図柄の変動時間は2分と決定されたものとする。右特別図柄の変動表示と右装飾図柄による演出表示が開始されて1分後に左特別図柄抽選が実行され、抽選結果が当たりで左特別図柄の変動時間が1分10秒と決定されたとすると、10秒の時間差をもって右特別図柄による当たり遊技と左特別図柄による当たり遊技とが連続発生することになる。
前述のように当たり遊技が時間差を持って重複発生することは望ましい状態ではないため、今回のような場合には右特別図柄抽選による当たり遊技終了後に左特別図柄抽選による当たり遊技が開始されるように左特別図柄による当たり遊技の遅延処理が行われる。具体的には右特別図柄の変動表示が終了して当たり遊技の発生が確定した段階で左特別図柄の変動表示時間が10秒残っているため、主制御手段はその時点で左特別図柄の変動表示時間の減算タイマーを一時停止させて左特別図柄を変動させたままの状態で保持する。このとき主制御手段から表示制御手段に指示がなされ、左装飾図柄表示手段で表示されている演出表示も同様に遅延処理が行われて数字図柄の変動表示が継続されたままとなる。右特別図柄抽選による当たり遊技が終了した段階で左特別図柄の変動時間の減算タイマーの一時停止を解除して残り変動時間を消化後、左特別図柄の変動表示を終了して左特別図柄抽選による当たり遊技を開始する。左特別図柄の変動時間の減算タイマーの一時停止が解除されると左装飾図柄表示手段による装飾演出も再開され残りの演出表示が実行消化される。
上記のような表示制御を行った場合、右特別図柄抽選による当たり遊技が終了するまでの間、左特別図柄が変動したままの状態となる。当たり遊技の終了には数分間の時間を要することが一般的であるため左特別図柄はその間変動したままの状態となり表示が不自然になる。そこで本発明では上記のような場合、左特別図柄の変動表示時間の減算タイマーが一時停止されている間は、左装飾図柄表示手段の演出表示の内容を通常演出表示である数字図柄の変動表示から、特殊演出に切り替える。特殊演出は例えば右特別図柄抽選による当たり遊技時に右装飾図柄表示手段に表示される当たり演出表示と関連する映像表示や、左特別図柄が当たりになることを予告するような映像表示等が好適である。このように特別図柄変動表示の遅延(延長)処理が行われる場合には、装飾図柄表意手段で表示されている通常演出表示を特殊演出表示に切り替えることで変動表示が無用に長く継続されているような不自然さを解消することができ、表示のおもしろさを損なわないばかりか、より表示の多様性を向上させて表示効果を高めることができる。尚、装飾図柄表示手段の表示内容を通常演出表示から特殊演出表示に、更に特殊演出表示から通常演出表示に切り替える方法として、主制御基板から表示制御手段への指示に基づいたものを例示したが、この方法に限らず、例えば左装飾表示手段の演出表示は予定通り終了させて数字図柄をいわゆる揺れ変動状態としておき(このとき左特別図柄は両方同色のままで点滅表示させておく。)変動表示開始時にセットされた表示終了時間を過ぎても当たり演出中に表示する演出表示の表示開始指示が主制御手段から送られてこない場合に、表示制御手段が自己判断で通常演出表示から特殊演出表示に切り替えるようにしてもよい。
本発明は、回胴式遊技機の貯留精算に関する技術に関する。
従来から、回胴式遊技機にはメダルの貯留を行う技術があり、遊技者が、例えば50枚までのメダルを先に回胴式遊技機に投入しておけば、回胴式遊技機はその事実を電気的に記憶しており、その後、貯留の残高がある限り、ベットボタンを押すだけで、メダルを遊技に使用できる。
また、この貯留残高は貯留精算ボタンを押せば、遊技機内のメダル払出機より、残高に応じて払戻される。
貯留されているメダルは、遊技者の所有物である。そのため本来は、どのタイミングであっても精算可能でなくてはならないが、従来技術では遊技動作中(遊技開始可能なメダルが掛けられてから1回の遊技を開始し、次のメダル投入が可能になるまで)は精算できなかった。本発明は、この問題を解決することを課題とする。
この課題を解決するために、貯留機能のある回胴式遊技機において、入賞によりメダルの払出を行っているタイミングで貯留精算操作が行われた場合には、払出残数と貯留数を加算した後、その加算後の数に従って払出動作を行うことを特徴とする。このように構成すれば、整合性のある貯留精算動作を行うことが出来る。
また、貯留機能のある回胴式遊技機において、貯留精算による貯留精算動作時に入賞によりメダルの払出の必要が生じた場合には、貯留残数に、払出必要数を加算した後、その加算後の数に従って払出動作を行うことを特徴とする。このように構成すれば、整合性のある払出動作を行うことが出来る。
さらに、貯留機能のある回胴式遊技機において、遊技動作中であり、回胴回転中に貯留精算操作が原因で、メダル払出機に関するエラーが発生した場合は、回胴の回転を維持し、回胴の停止許可を禁止状態とする。さらに、回胴回転の自動停止のための時間の計測を一時停止する。その後、エラー処理状態に移行し、エラー原因が取り除かれエラーリセットボタンが押されるのを待つ。エラーリセットボタンが押されたことを確認した後にエラー処理から復帰し、回胴の停止許可を許可状態(停止操作可能)とし、自動停止時間の計測を再開する。
このように処理すれば、遊技中にメダル払出機にかかわるエラーが発生しても遊技者にも遊技場にも損失を与えることがない。ここに、メダル払出機にかかわるエラーは賞メダルが不足する「ホッパエンプティエラー」やメダル払出機にメダルが詰まる「ホッパジャム」エラーなどが考えられる。
本発明は、遊技者にとって、比較的退屈な消化ゲームであるビッグボーナスゲームの改良に関する。
従来、回胴式遊技機では、特典ゲームとしてビッグボーナスゲームがある。これは例えば、「7」の図柄が有効ライン上に揃ったことによって開始され、例えば、小役ゲームと呼ばれる一般遊技を30回行うか、もしくは小役ゲーム中にJACインと言う役が揃ってJACゲームという一連のゲームを3回行うかの条件で終了する。
ところが、このビッグボーナスは、すでに特典を得ることが決定しているゲームであり、遊技者にとっては特典は得られるものの期待感の伴わないゲームである。従って、遊技者は、特典が得られるならば、早く終了したいと考えることが多い。
本発明は、上述のような遊技者の要求に応える物であり、その手段として、図柄表示装置と、遊技制御装置を備えた遊技機であり、図柄表示装置は、2以上の図柄からなる図柄群が描かれた表示帯の一部を複数列表示し、遊技制御装置は、操作部材が操作されることで前記表示帯の回転を開始し、前記表示帯毎に設けられた停止部材が操作されたときに当該停止部材に対応する表示帯の回転を予め決定された内部状態に従って停止し、全ての表示帯の回転が停止したときに前記図柄表示装置に表示される図柄の組合せによって当落を決定して1回の遊技を終了させるものであり、特定の図柄の組合わせのときに与えられる特典遊技として、1回の遊技で許されている最大の払出数を許容する内部状態の抽選確率を高く設定し続けた一連の遊技を設定し、その遊技の終了は、その遊技機の一連の特典で許容されている最大数の遊技媒体の獲得で終了することを特徴とする。
このように設定すれば、遊技者にとって苦痛でもある特典遊技が素早く終了し、かつ、遊技者にとっても必要数の遊技媒体を獲得できるため、遊技者の遊技意欲を高く保つことが出来る。
本発明は、遊技者が興趣を維持しつつ遊技を継続できるような多種類の特典遊技を提案する。
本発明は、回胴式遊技機において、図柄の組み合わせ毎の役の払出枚数を可変にすることによる特典ゲームを備えた回胴式遊技機であり、次のような特典ゲームがある。
例えば、回胴式遊技機において俗に「リプレイタイム」と呼ばれるゲームにおいて、リプレイ以外の小役の払出数を増加させることを特徴とする。リプレイタイムは、リプレイが発生する確率を高めているため、遊技媒体の減少の度合いが少なくなるが、メダルが積極的に増加することはない。そこで、リプレイタイム中は、特定の小役もしくはすべての小役の払出枚数を増加させることにより、遊技媒体を獲得できる特典状態となる。
さらに、例えば、遊技者にとって特典を得られるゲームが長期間発生しない場合、例えば、1000ゲーム行っても一度もボーナスゲーム等の獲得がなかった場合は、所定期間を区切って、小役の払出枚数を増加させることにより、遊技媒体を獲得できる遊技状態とすることが出来る。こうすれば、運の悪い遊技者の救済になる。
さらに、例えば、ボーナスゲームなどの特典ゲームが終了した後に、所定期間を区切って、小役の払出枚数を増加させることにより、遊技媒体を獲得できる遊技状態とすることが出来る。これにより、ボーナスゲームにさらに特典が付加されることとなる。
また、回胴式遊技機にはチャレンジタイムと呼ばれるゲームがある。これは、遊技者が回胴の停止操作部を操作した場合に、遅滞なく(約75msec以内)停止させる遊技状態である。この遊技は遊技者の技量を試す良い機会ではあるが、技量のあまり高くない遊技者にとってはあまり遊技媒体を獲得できない期間である。このチャレンジタイムにおいて小役の払出枚数を増加させることにより、技量の高くない遊技者を救済することが出来る。
いずれの方法をとっても良いが、基本は、抽選確率を従来と変更すること無しに遊技性を変化させることにあり、遊技機の制御ソフトは最低限の修正でよい。
従来確率変動機構を備えたパチンコ機では確率変動状態が継続している状態でも大当たり遊戯中は確率を高確率状態から通常確率状態に戻す制御を行っていたため制御が複雑になる問題点があった。この問題を解決して制御を簡略化するために本件パチンコ機では確率変動状態が継続している場合には大当たり遊戯中も高確率状態を維持して確率状態の変更を行わないようにした。このように制御すると大当たり遊戯中にも始動入賞口の拡開延長制御が行われてしまうため相対的に出球数が増加して遊技店側に不利益が生じることがある。その問題を解決するために本件パチンコ機では大当たり遊戯中は高確率状態である場合でも普通図柄の変動時間が短縮されないように制御される。つまり始動入賞口の開放延長制御は行われるものの普通図柄の変動時間が長いため相対的に始動入賞上が開放制御されている時間を短くすることができる。これによって大当たり遊戯中に出球数が増加して遊技店に不利益が発生するのを防止することができる。
また高確率状態への昇格演出を大当たり状態の終了時に行いたい場合、始動入賞口の開放延長制御が行われた状態では確率変動状態にあることが遊技者に気づかれてしまう。それを防止するために本件パチンコ機では特別図柄の表示をランプの点灯状態によって行うなど遊技者に気づかれにくい工夫を施してある。
また高確率状態への昇格演出を大当たり状態の終了時に行いたい場合、始動入賞口の開放延長制御が行われた状態では確率変動状態にあることが遊技者に気づかれてしまう。それを防止するために本件パチンコ機では特別図柄の表示をランプの点灯状態によって行うなど遊技者に気づかれにくい工夫を施してある。
従来の遊技機では、演出の多彩化により制御をサブ化している。しかし、近年さらにその多彩化が進むことにより、メイン制御基板から送信されるコマンドの数が増えつつあり、プログラム容量に制限のあるメイン制御基板では、遊技の全般を制御することができなくなる虞がある。
そのため、制御プログラムを大きくしないようなLED等で構成された簡単な表示装置を直接メイン制御基板で制御し、これに抽選図柄を表示、あるいは抽選図柄に相当する表示を表示する。そして、図柄変動に連動して演出効果を高める装飾図柄の演出は、サブ制御基板に任せるようにする。(つまり、サブ制御基板は、図柄変動に同調した演出のみを行う)このようにして、メイン制御基板からのコマンド数を少なくする方法が考えられている。(単に演出の指示のみすれば良い)このような方法は、メイン制御基板から送信するコマンドが少なくなるため、処理時間の減少、プログラム作りにかかる工数削減にまで効果がおよぶ。
しかし、送る情報が少なければ、その情報のみで装飾図柄等の演出がなされることになるため、ノイズに対する誤動作の危険が高まるという問題がある。(例えば、抽選図柄と装飾図柄の演出結果が一致しない)
そのため、制御プログラムを大きくしないようなLED等で構成された簡単な表示装置を直接メイン制御基板で制御し、これに抽選図柄を表示、あるいは抽選図柄に相当する表示を表示する。そして、図柄変動に連動して演出効果を高める装飾図柄の演出は、サブ制御基板に任せるようにする。(つまり、サブ制御基板は、図柄変動に同調した演出のみを行う)このようにして、メイン制御基板からのコマンド数を少なくする方法が考えられている。(単に演出の指示のみすれば良い)このような方法は、メイン制御基板から送信するコマンドが少なくなるため、処理時間の減少、プログラム作りにかかる工数削減にまで効果がおよぶ。
しかし、送る情報が少なければ、その情報のみで装飾図柄等の演出がなされることになるため、ノイズに対する誤動作の危険が高まるという問題がある。(例えば、抽選図柄と装飾図柄の演出結果が一致しない)
そこで、コマンドを増やすのではなく、内部抽選結果情報として、当落が判別できる情報をメイン制御基板から信号としてサブ制御基板に出力し、その信号状態(演出中は常に監視)とコマンドによる演出種類により、サブ制御基板で演出と当落状態の整合判定を行い、整合であると判断したときのみ演出を表示するようにした。
このようにすると、遊技者に誤解を与えることがない。
従来の遊技機では、始動口に球を入賞すると図柄が変動し、その図柄の変動結果を期待して待つ楽しみ方が一般的になっていた。つまり、遊技者は、単に始動入賞口に入賞させることだけに一生懸命になっているといえ単調化しつつある。そこで、もっと遊技者が参加できるような遊技機の開発が検討されている。
ところが、例えば、遊技者が操作可能な操作スイッチを設け、図柄の変動結果を導出する過程において、操作スイッチに連動して図柄の変動がおもしろおかしく変化するような遊技機を考えた場合、プログラム容量に制限があるメイン制御基板で行うと、プログラムサイズを大きくし、遊技の全般をメイン制御基板で行うことができなくなる虞がある。
ところが、例えば、遊技者が操作可能な操作スイッチを設け、図柄の変動結果を導出する過程において、操作スイッチに連動して図柄の変動がおもしろおかしく変化するような遊技機を考えた場合、プログラム容量に制限があるメイン制御基板で行うと、プログラムサイズを大きくし、遊技の全般をメイン制御基板で行うことができなくなる虞がある。
そこで、メイン制御基板と、サブ制御基板と、メイン制御基板からの信号を中継してサブ基板に入力する基板とを有する遊技機において、遊技者が操作可能な操作スイッチ信号をサブ制御基板に入力し、サブ制御基板は、メイン制御基板からの信号、または操作スイッチ信号に基づいて演出制御する構成にした。
あるいは、メイン制御基板と、サブ制御基板と、メイン制御基板からの信号を中継してサブ基板に入力する基板とを有する遊技機において、演出スイッチ信号をサブ制御基板に入力し、サブ制御基板は、メイン制御基板からの信号または演出スイッチ信号に基づいて演出制御する構成にした。
演出制御には、遊技者が操作スイッチを操作することにより、図柄の変動がおもしろおかしく変化するような制御であったり、ワープ通路中に球検出器を設け、遊技者が球をワープに入賞させると、当該変動中の変動の期待度等を、音や光等で報知するような制御であってもいい。
あるいは、メイン制御基板と、サブ制御基板と、メイン制御基板からの信号を中継してサブ基板に入力する基板とを有する遊技機において、演出スイッチ信号をサブ制御基板に入力し、サブ制御基板は、メイン制御基板からの信号または演出スイッチ信号に基づいて演出制御する構成にした。
演出制御には、遊技者が操作スイッチを操作することにより、図柄の変動がおもしろおかしく変化するような制御であったり、ワープ通路中に球検出器を設け、遊技者が球をワープに入賞させると、当該変動中の変動の期待度等を、音や光等で報知するような制御であってもいい。
このようにすると、単に始動入賞口に入賞させることだけに一生懸命にならず、始動入賞口に入賞させた以降も楽しめるものになる。
1 右ゲート
3 左ゲート
5 右装飾図柄表示手段
7 左装飾図柄表示手段
9 右特別図柄表示手段
11 左特別図柄表示手段
13 右始動口
15 左始動口
17 右大入賞口
19 左大入賞口
3 左ゲート
5 右装飾図柄表示手段
7 左装飾図柄表示手段
9 右特別図柄表示手段
11 左特別図柄表示手段
13 右始動口
15 左始動口
17 右大入賞口
19 左大入賞口
Claims (1)
- 遊技盤面上に、複数の図柄表示手段と、前記複数の図柄表示手段にそれぞれ対応して図柄の変動表示を始動させるための複数の始動口と、前記複数の図柄表示手段に当たりを報知する図柄が表示されると可変入賞装置が開放制御される当たり遊技制御手段とを備えた遊技機において、前記複数の図柄表示手段のうち一の図柄表示手段に前記当たりを報知する図柄が表示されると、他の図柄表示手段の表示内容を通常の変動表示から所定の特殊演出表示に切り替える表示切換手段を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111553A JP2005288037A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111553A JP2005288037A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005288037A true JP2005288037A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35321630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004111553A Withdrawn JP2005288037A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005288037A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144345A (ja) * | 2014-01-20 | 2014-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2014144344A (ja) * | 2014-01-20 | 2014-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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-
2004
- 2004-04-05 JP JP2004111553A patent/JP2005288037A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144345A (ja) * | 2014-01-20 | 2014-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2014144344A (ja) * | 2014-01-20 | 2014-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2014147694A (ja) * | 2014-01-20 | 2014-08-21 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060530 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090911 |