JP4662449B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、始動入賞口への遊技球の流入に基づき、識別情報表示手段上で識別情報の変動を行い、所定時間が経過した後に停止した識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行するタイプのパチンコ遊技機であって、特に、特別遊技移行抽選確率が異なる複数の状態を構築し得るパチンコ遊技機に関する。
現在最も普及しているパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機として、液晶等のディスプレー上で、通常は三列の図柄列が上下又は左右に図柄変動を行い、所定時間後に停止した結果、有効ライン上に所定態様(例えば「777」)が揃った場合、通常遊技時には閉状態にある大入賞口が開状態となる特別遊技に移行するタイプの機種(いわゆる「デジパチ」や従来の「第一種」と称される機種)である。ところで、この種のタイプのパチンコ遊技機の多くは、複数種の所定態様(大当たり図柄配列)が存在し、当該種類に応じて遊技者の利益状態が異なる。例えば、「222」や「444」のような偶数図柄が揃った場合には、特別遊技終了後には元の通常遊技状態に戻るが、「333」や「777」のような奇数図柄が揃った場合には、当該特別遊技終了後に、通常遊技状態時よりも高い確率で大当たり抽選を行なう確率変動状態となる。
ここで、前記確率変動状態がいつまで継続するかに関し、特別遊技移行決定がされるまで継続するタイプと、所定回数だけ継続するタイプが存在する。そして、後者の機種においては、所定回数に満たない回において、特別遊技移行決定がなされた場合、当該特別遊技終了後の遊技状態は、前記特別遊技移行の契機となった図柄の種類に応じて改めて決定される。
特開2004−129916
このように、この種の従来機では、当該当選図柄が成立した場合でも、所定回数に到達する前に特別遊技移行が成立したときには、残りの回数分がキャンセルされる。その結果、遊技者は、発生した所定回数分の「確率変動遊技状態」継続という利益を完全に享受することができず、不満感を抱いているのが実情である。
本発明(1)は、
遊技球が流入可能である始動入賞口(始動入賞口11)と、
識別情報(特別図柄)を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(特別図柄表示部14a)と、
開状態と閉状態を採り得る可変入賞口(大入賞口12)と、
前記始動入賞口(始動入賞口11)への遊技球の流入に基づき、遊技内容決定乱数を取得する遊技内容決定乱数取得手段(乱数取得判定実行手段112)と、
前記遊技内容決定乱数に基づき、前記識別情報の変動時間と停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(図柄内容決定手段114)と、
前記識別情報表示内容決定手段(図柄内容決定手段114)により決定された遊技内容に従い、前記識別情報を前記時間変動させた後、前記停止識別情報を前記識別情報表示部(特別図柄表示部14a)に表示するよう制御する識別情報表示制御手段(特別図柄表示制御手段120)と、
前記停止識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口(大入賞口12)を可変させる特別遊技への移行を決定する特別遊技移行判定手段(特別遊技移行判定実行手段140)と、
前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段(特別遊技移行判定実行手段140)と
を有しており、所定確率で前記特別遊技移行が決定される第一遊技状態(通常遊技状態)と、前記所定確率よりも高確率で前記特別遊技移行が決定されると共に、所定回数だけ継続する第二遊技状態(回数制限付確率変動遊技状態)と、前記所定確率よりも高確率で前記特別遊技移行が決定されると共に、前記特別遊技移行が決定されるまで継続する第三遊技状態(確率変動遊技状態)とを構築し得るパチンコ遊技機において、
前記所定態様が態様Aである場合にはフラグAをオンにする一方、前記第二遊技状態(回数制限付確率変動遊技状態)下で前記所定回数が終了した場合には前記フラグAをオフにすると共に、前記所定態様が態様Bである場合にはフラグBを発生させると共に、前記第三遊技状態(確率変動遊技状態)下で前記特別遊技移行が決定された場合には前記フラグBをオフにする遊技状態移行関連フラグ制御手段(遊技状態移行関連フラグ制御手段114c)と、
前記特別遊技終了後、前記フラグA及び前記フラグBのいずれもがオンである場合には、前記第三遊技状態(確率変動遊技状態)に移行し、その後、前記フラグBがオフになった場合、前記所定回数の残余回数分、前記第二遊技状態(回数制限付確率変動遊技状態)に移行する遊技状態移行判定実行手段(遊技状態移行判定実行手段114c)と
を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機である。
本発明(2)は、前記パチンコ遊技機は、前記第一の遊技状態(通常遊技状態)と同一である前記所定確率で前記特別遊技移行が決定されるが、前記第一の遊技状態(通常遊技状態)よりも短い前記識別情報の変動時間が決定されると共に、特定回数だけ継続する第四遊技状態(時間短縮遊技状態)を構築し得るものであり、
前記状態移行関連フラグ制御手段(遊技状態移行関連フラグ制御手段114c)は、前記所定態様が態様Cである場合にはフラグCをオンにする一方、前記第四遊技状態(時間短縮遊技状態)下で、前記特定回数が終了した場合又は前記特別遊技移行が決定された場合には前記フラグCをオフにし、
前記遊技状態移行判定実行手段(遊技状態移行判定実行手段114c)は、前記特別遊技終了後、前記フラグA及び前記フラグBがオフである状況下で前記フラグCがオンである場合のみ、前記第四遊技状態(時間短縮遊技状態)に移行する、前記発明(1)のパチンコ遊技機である。
本発明(3)は、前記遊技状態移行関連フラグ制御手段(遊技状態移行関連フラグ制御手段114c)は、前記所定回数に満たない回において、前記停止識別情報が態様Aとなった場合、当該決定に基づいて改めて所定回数を決定し、残りの回数に当該所定回数を加算する、前記発明(1)又は(2)のパチンコ遊技機である。
ここで、本明細書における各用語の意義について説明する。まず、「入賞」とは、賞球の払出の有無に関わらず、遊技者に対して何らかの利益状態を生じ得るもの一切を包含する概念であり、いわゆる「スルーチャッカー」も含む。「識別情報」とは、視覚的に認識可能なものであれば特に限定されず、例えば、数字、文字、図柄等を挙げることができる(例えば特別図柄や装飾図柄)。「開状態」とは、遊技球が流入し易い状態を指し、「閉状態」とは、遊技球が流入不能な状態や遊技球が流入困難な状態を指す。「遊技内容決定乱数」とは、パチンコ遊技機において何らかの遊技内容を決定するための乱数であり、例えば、特別遊技の移行と関連した「当選乱数」、識別図柄の変動態様(又は変動時間)を決定するための「変動態様決定乱数」、当たり停止図柄を決定する「図柄決定乱数」等を挙げることができる。尚、変動態様の内容や確定識別情報の内容等を決定する際、これらすべての乱数を使用する必要はなく、互いに同一又は相違する、少なくとも一つの乱数を使用すればよい。「遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口を可変させる」とは、例えば、可変入賞口を開状態にすることを挙げることができる。
本発明(1)によれば、すべての遊技者は、停止識別情報が態様Aとなったことに基づき発生する、所定回数の第二遊技状態継続という利益を完全に使い切ることができるので、換言すれば、前記所定回数の途中で大当たりとなった場合であっても、残り回数分、第一遊技状態よりも高確率で抽選されるので、利益の期待値を顕著に高めることが可能になるという効果を奏する。、途中で損なわれることなく確実に享受できるので、遊技者間の不平等感が是正されるという効果を奏する。更に、停止識別情報が態様Bとなった場合でも、当該態様Bが揃ったことに基づく利益が何ら毀損されないという効果も奏する。
本発明(2)によれば、前記発明(1)の効果に加え、態様Cが揃ったことに基づく利益も何ら毀損されないという効果を奏する。
本発明(3)によれば、前記発明(1)及び前記発明(2)の効果に加え、第二遊技状態中で停止識別情報が態様Aとなった場合でも、当該態様Aに基づく利益が担保されるという効果を奏する。
はじめに、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機の一例を、図を参照しながら説明する。尚、本最良形態においては、「第一遊技状態」が通常遊技状態であり、「第二遊技状態」が回数制限付の確率変動遊技状態であり、「第三遊技状態」が確率変動遊技状態であり、「第四遊技状態」が時間短縮遊技状態である。ここで、「時間短縮遊技状態」とは、通常遊技状態と同一の当選確率で抽選するが、識別情報(特別図柄及び装飾図柄)の変動時間が通常時よりも短い状態である。加えて、本最良形態においては、始動入賞口11の上部に可変部材が設けられており、当該状態時には、この可変部材が開放し、通常遊技状態時よりも始動入賞口11に入賞し易い状態となっている。
そこで、本最良形態を説明すると、まず、図1に示すように、該パチンコ遊技機は、外枠に対して前枠が回動可能に固定されている構成を採っている。該前枠には、遊技領域1を有する遊技盤を収容する収容枠が形成されており、この収容枠に遊技盤が保持されている。該遊技盤には、内レール及び外レールにより区画された遊技領域1が形成されており、この遊技領域1に、特別図柄の表示を行う特別遊技表示部14aと装飾図柄の表示等を行う装飾図柄表示部14bとを有するディスプレー(識別情報表示部)14と、打球の流入を検知可能なセンサが取り付けられている始動入賞口11と、特別遊技中に所定条件で図示しないソレノイドで駆動されて開状態をとり得る大入賞口12と、いずれの入賞口にも入賞しなかった打球を遊技領域外に排出するためのアウト口20とが設けられている。更に、前枠右下には、遊技領域へ遊技球を発射する際の発射強度を連続的又は段階的に変化させ得るハンドルを備えた遊技球発射装置10(以下、単にハンドル10という場合がある)が設置されている。
図2は、該パチンコ遊技機の背面であり、主制御装置(メイン基板)100、表示制御装置(サブ基板)200、賞球払出機構19(賞球タンク19a、賞球レール19b、賞球払出装置19c)、賞球払出制御手段(賞球制御装置)150などが、前枠裏面(遊技側と反対側)に設けられている。
次に、図3のブロック図を参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の各要素について説明する。まず、主制御装置100は、各種周辺機器、即ち、始動入賞口11、大入賞口12、ディスプレー(識別情報表示部)14、表示制御装置200、賞球払出装置18と情報伝達可能に接続されている。更に、ディスプレー14の装飾図柄表示部14bは、表示制御装置200と情報伝達可能に接続されている。尚、ディスプレー14は、特別図柄表示部14aと装飾図柄表示部14bとから成り立っており、前者は主制御装置100により、後者は表示制御装置200により制御される。更に、両者は物理的に別々のディスプレーから構成されている。以下、各要素について詳述する。
まず、主制御装置100は、遊技者に有利な特別遊技状態に移行するか否かの判定を行う特別遊技移行決定手段110と、特別図柄表示部14a上で所定時間特別図柄を変動させた後に停止表示する制御を行う特別図柄表示制御手段120と、表示制御装置200側で表示制御を行うに際して必要なすべての情報{例えば、停止図柄の属性(例えば、確率変動当たり、回数制限付確率変動当たり、時間短縮当たり、外れ)、変動態様に関する情報(例えば、変動時間)、遊技状態の移行に関する情報(例えば、通常遊技、確率変動遊技、回数制限付確率変動遊技、時間短縮遊技)}を送信するための情報送信手段130と、停止した特別図柄が所定態様であるか否かの判定を行なうと共に、所定態様である場合には、大入賞口12を所定条件で開放し続けるという特別遊技を実行するための特別遊技移行判定実行手段140と、始動入賞口11等をはじめとする各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球の払出を行うように賞球払出装置18を制御する賞球払出制御手段150とを有する。ここで、特別遊技移行決定手段110は、始動入賞口11へ遊技球が入賞したか否かを判定する始動入賞口入賞判定手段111と、始動入賞口11への遊技球の入賞に基づき乱数を取得するか否かを判定すると共に判定結果に応じて遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数、変動態様決定乱数、特別図柄決定乱数等)を取得する乱数取得判定実行手段112と、取得した遊技内容決定乱数に基づく図柄変動が許可されていない場合に当該乱数を記録するための保留情報記録手段113と、遊技内容決定乱数に基づき、特別図柄の停止図柄と変動態様(変動時間等)を決定する図柄内容決定手段114とを有している。尚、本発明の一特徴である図柄内容決定手段114については後述する。特別図柄表示制御手段120は、前記図柄内容決定手段114により決定された変動時間を管理するための図柄変動時間管理手段121を更に有している。ここで、図柄変動時間管理手段121は、ゼロクリア可能なタイマ121a(デクリメントカウンタ)を更に有している。
次に、本発明の一特徴である図柄内容決定手段114について詳述する。図柄内容決定手段114は、遊技状態を判定し、当該遊技状態に応じた図柄内容決定用参照テーブルを設定するための遊技状態判定手段114aと、前記遊技状態に応じて設けられた図柄内容決定用参照テーブル114bと、遊技状態(例えば、通常遊技、確率変動遊技、回数制限付確率変動遊技、時間短縮遊技)を移行するか否かを判定すると共に、判定結果に応じて遊技状態の移行を実行する遊技状態移行判定実行手段114cとを更に有している。
ここで、図柄内容決定用参照テーブル114bは、通常遊技状態の際の変動態様や停止図柄を決定するための通常遊技状態用テーブル114b−1と、回数制限付確率変動遊技状態の際の変動態様や停止図柄を決定するための回数制限付確率変動遊技状態用テーブル114b−2と、確率変動遊技状態の際の変動態様や停止図柄を決定するための確率変動遊技状態用テーブル114b−3と、時間短縮遊技状態の際の変動態様や停止図柄を決定するための時間短縮遊技状態用テーブル114b−4とを有している。
次に、遊技状態移行判定実行手段114cは、遊技状態移行に関連した各種フラグ(例えば、回数制限付確率変動遊技状態に関連した「フラグA」、確率変動遊技状態に関連した「フラグB」、時間短縮遊技状態に関連した「フラグC」)のオン・オフの制御を行なうための遊技状態移行関連フラグ制御手段114cを有している。ここで、遊技状態移行関連フラグ制御手段114cは、回数制限付確率変動遊技状態に関連した「フラグA」のオン・オフを制御するためのフラグA制御手段114c1−1と、確率変動遊技状態に関連した「フラグB」のオン・オフを制御するためのフラグB制御手段114c1−2と、時間短縮遊技状態に関連した「フラグC」のオン・オフを制御するためのフラグC制御手段114c1−3とを有している。ここで、フラグA制御手段114c1−1は、回数制限付確率変動遊技当選か否かを判定すると共に、当該当選時に遊技回数を取得するための遊技回数取得判定実行手段114c1−1−1と、前記遊技回数取得判定実行手段114c1−1−1により取得された遊技回数を制御(セット、加算、減算)するための遊技回数制御手段114c1−1−2を更に有している。ここで、遊技回数制御手段114c1−1−2は、更に遊技回数を記憶するための遊技回数カウンタc1−1−2−1を有している。また、フラグC制御手段114c1−3は、遊技回数(100回)を制御(セット、減算)するための遊技回数カウンタ114c1−3−1を更に有している。
次に、本最良形態に係るパチンコ遊技機における表示制御装置200側の各要素について詳述する。まず、表示制御装置200は、主制御装置100側からの表示情報{例えば、図柄の変動時間や図柄の属性(当たりの普通図柄(当たりの回数制限付時間短縮図柄)、当たりの確率変動図柄、当たりの回数制限付確率変動図柄、外れ図柄)、図柄変動の開始タイミングや確定表示タイミング情報}を受信するための表示情報受信手段210と、前記主制御装置100側からの情報及び後述の変動内容決定テーブル221に基づき、装飾図柄の表示内容(装飾図柄の停止図柄や変動態様)を決定するための装飾図柄表示内容決定手段220と、前記装飾図柄表示内容決定手段220による決定内容に従い、装飾図柄の表示制御を行う装飾図柄表示制御手段230とを有している。尚、表示制御装置200は、図示しないが、他にも、装飾図柄が変動していない状況で行うデモ表示、特別遊技中の表示、確率変動遊技時や回数制限付確率変動遊技時や時間短縮遊技時に行う特殊背景表示等を行う各種手段を有している。
次に、本最良形態に係る処理の流れを説明する。まず、図4は、主制御装置100が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャートである。図4に示すように、主制御装置100は、第1種特別遊技決定用乱数取得処理300、第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400、第1種特別遊技実行処理500、賞球払出処理600の各処理をループして行っている。そして、各処理の条件が成立した際、当該処理を行うこととし、当該条件が不成立の場合には当該処理をスキップしている。各処理の概要を説明する(以下で詳述されている処理を除く)と、賞球払出処理600は、すべての入賞口(始動入賞口、大入賞口等)への入賞を受け、賞球払出制御手段150が、賞球払出装置18を駆動して行う、予め各入賞口に設定された払出数に対応した所定個数の賞球払出処理である。以下、第1種特別遊技決定用乱数取得処理300から詳述する。
まず、図5のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技決定用乱数取得処理300について説明する。まず、ステップ302で、始動入賞口入賞判定手段111が、始動入賞口11に入賞したか否かを判定する。ステップ302でYesの場合、ステップ304で、乱数取得判定実行手段112は、保留情報記録手段113を参照し、保留球が上限(例えば4個)でないか否かを判定する。ステップ304でYesの場合、ステップ306で、乱数取得判定実行手段112は、遊技内容決定乱数(当選乱数、変動態様決定乱数、特別図柄決定乱数等)を取得し、次の処理(第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400)に移行する。尚、ステップ302及びステップ304でNoの場合も、次の処理(第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400)に移行する。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400について説明する。まず、ステップ402で、特別遊技移行決定手段110は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する。ステップ402でYesの場合、遊技状態判定処理700へ移行し、現在の遊技状態を判定すると共に、当該遊技状態に応じた参照テーブルを設定する。尚、当該処理700については後で詳述する。次に、ステップ404で、図柄内容決定手段114が、遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数及び特別図柄決定乱数)に基づいて特別図柄に関する停止図柄を決定すると共に、遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数及び変動態様決定乱数)に基づいて特別図柄の変動態様(変動時間)を決定する。次に、ステップ406で、情報送信手段130が、ステップ404で決定した特別図柄に関する情報を表示制御装置200に送信する。次に、ステップ408で、図柄変動時間管理手段121が、所定時間(前記図柄内容決定手段114が決定した図柄の変動時間)をタイマ121aにセットする。次に、ステップ410で、特別図柄表示制御手段120は、特別図柄表示部14a上で、前記図柄内容決定手段114により決定された変動態様に従い、特別図柄の変動表示を開始する。そして、ステップ412で、図柄変動時間管理手段121が、前記所定時間に到達したか否かを判定する。ステップ412でYesの場合、ステップ414で、情報送信手段130が、所定時間に到達した旨のコマンドを表示制御装置200側に送信する。次に、ステップ416で、特別図柄表示制御手段120は、特別図柄表示部14a上での特別図柄の変動表示を停止し、前記図柄内容決定手段114により決定された停止図柄を確定停止図柄として表示制御する。次に、ステップ418で、特別遊技移行決定手段110は、特別図柄表示部14a上で停止した特別図柄が特定態様(当たり)であるか否かを判定し、特定態様である場合には、ステップ420で、第1種特別遊技実行フラグをオンにする。次に、遊技状態移行処理800へ移行し、遊技状態移行に係る各処理を行った後、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。尚、当該処理800については後で詳述する。また、ステップ402でNoの場合、ステップ422で、特別遊技移行決定手段110は、特別図柄が変動中であるか否かを判定する。ステップ422でYesの場合、ステップ412に移行する。尚、ステップ412及びステップ422でNoの場合も、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る遊技状態判定処理700について説明する。まず、ステップ702で、遊技状態判定手段114aは、フラグBがオンであるか否かを判定する。ステップ702でYesの場合、ステップ704で、図柄内容決定手段114は、参照テーブルとして確率変動遊技状態用テーブル114b−3を選択し、次の処理(図6のステップ404)に移行する。他方、ステップ702でNoの場合、ステップ706で、遊技状態判定手段114aは、フラグAがオンであるか否かを判定する。ステップ706でYesの場合、ステップ708で、図柄内容決定手段114は、参照テーブルとして回数制限付確率変動遊技用テーブル114b−2を選択し、次の処理(図6のステップ404)に移行する。他方、ステップ706でNoの場合、ステップ710で、遊技状態判定手段114aは、フラグCがオンであるか否かを判定する。ステップ710でYesの場合、ステップ712で、図柄内容決定手段114は、参照テーブルとして時間短縮遊技用テーブル114b−4を選択し、次の処理(図6のステップ404)に移行する。尚、ステップ710でNoの場合、ステップ714で、図柄内容決定手段114は、参照テーブルとして通常遊技状態用テーブル114b−1を選択し、次の処理(図6のステップ404)に移行する。
次に、図8のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る遊技状態移行処理800について説明する。まず、ステップ802で、遊技状態判定手段114aは、現在、回数制限付確率変動遊技状態であるか否かを判定する。ステップ802でYesの場合、ステップ804で、遊技回数制御手段114c1−1−2は、遊技回数カウンタ114c1−1−2−1を1減算する。次に、ステップ806で、フラグA制御手段114c1−1は、遊技回数カウンタ114c1−1−2−1が0であるか否か、換言すれば、当該保留球に基づく当該処理で回数制限付確率変動遊技が終了か否かを判定する。ステップ806でYesの場合、ステップ808で、フラグA制御手段114c1−1は、フラグAをオフにし、ステップ810に移行する。他方、ステップ802でNoの場合及びステップ806でNoの場合にも、ステップ810に移行する。
次に、ステップ810で、遊技状態移行判定実行手段114cは、第1種特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ810でYesの場合、遊技状態移行関連フラグ制御手段114cは、フラグB又はフラグCがオンであるときには、これらのフラグをオフにする。次に、ステップ814で、フラグA制御手段114c1−1は、停止特別図柄が態様Aであるか否かを判定する。ステップ814でYesの場合、ステップ816で、フラグA制御手段114c1−1は、フラグAをオンにする。次に、ステップ818で、遊技回数取得判定実行手段114c1−1−1は、現在遊技回数カウンタ114c1−1−2−1が0回でない場合であっても、当該保留に基づく当選に対して遊技回数を取得する。ここで、遊技回数を取得する際には、乱数や参照テーブルなどを用いて、遊技回数の値を選択するように構成してもよい。次に、ステップ820で、遊技回数制御手段114c1−1−2は、ステップ818で取得した遊技回数を遊技回数カウンタ1−1−2−1に加算し、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。
他方、ステップ814でNoの場合、ステップ822で、フラグB制御手段114c1−2は、停止特別図柄が態様Bであるか否かを判定する。ステップ822でYesの場合、ステップ824で、フラグB制御手段114c1−2は、フラグBをオンにし、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。他方、ステップ822でNoの場合、ステップ826で、フラグC制御手段114c1−3は、フラグCをオンにし、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。尚、ステップ810でNoの場合にも、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。
尚、上記のステップ816、ステップ824及びステップ826では、特別遊技移行前にフラグをオンにしているが、これらのフラグがオンになっていても、図柄変動は特別遊技中には行なわれないので、実際の移行は特別遊技終了後に行なわれる。また、当該フラグを特別遊技終了後にオンにするように構成してもよい。
次に、図9のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技実行処理500について説明する。まず、ステップ502で、特別遊技移行判定実行手段140が、第一種特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ502でYesの場合、ステップ504で、情報送信手段130は、表示制御装置200側に特別遊技開始信号を送信する。次に、ステップ505で、特別遊技移行判定実行手段140は、第一種特別遊技実行フラグをオフにする。次に、ステップ506で、特別遊技移行判定実行手段140は、第一種特別遊技実行継続フラグをオンにし、ステップ510に移行する。他方、ステップ502でNoの場合、ステップ508で、特別遊技移行判定実行手段140は、特別遊技実行継続フラグがオンであるか否かを判定する。そして、ステップ508でYesの場合には、ステップ510に移行する。尚、ステップ508でNoの場合には、特別遊技移行判定実行手段140は、特別遊技の許可が下りていないと判定し、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。
次に、ステップ510で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド継続フラグがオンであるか否か、換言すれば、当該ラウンドが途中であるか否かを判定する。ステップ510でYesの場合、即ち、当該ラウンドが途中である場合、以下で詳述するステップ512〜518の処理を行うことなく、ステップ520に移行する。他方、ステップ510でNoの場合、即ち、当該ラウンドの開始直前である場合、まず、ステップ512で、特別遊技移行判定実行手段140は、タイマをゼロクリアすると共に所定値(例えば30秒)セットする。次に、ステップ514で、特別遊技移行判定実行手段140は、入賞球カウンタをゼロクリアする。そして、ステップ516で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド数カウンタに1を加算する。尚、ラウンド数カウンタ内に記録されているラウンド数は、特別遊技開始直後(初期値)は0であり、以後ラウンドを重ねていく毎に1ずつインクリメントされる。次に、ステップ518で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド継続フラグをオンにし、ステップ520に移行する。
次に、ステップ520で、特別遊技移行判定実行手段140は、大入賞口12のソレノイドを駆動して大入賞口12を開放する。そして、ステップ522で、特別遊技移行判定実行手段140は、入賞球カウンタを参照して当該ラウンドで所定球(例えば10球)の入賞球があったか否かを判定する。ステップ522でYesの場合には、ステップ526に移行する。他方、ステップ522でNoの場合、ステップ524で、特別遊技移行判定実行手段140は、タイマを参照して所定時間が経過したか否かを判定する。ステップ524でYesの場合にも、ステップ526に移行し、Noの場合には、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。
次に、ステップ526で、特別遊技移行判定実行手段140は、ソレノイドの駆動を停止して大入賞口12を閉鎖する。そして、ステップ528で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド継続フラグをオフにする。次に、ステップ530で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド数カウンタを参照して、当該ラウンドが最終ラウンドか否かを判定する。ステップ530でYesの場合、特別遊技移行判定実行手段140は、第一種特別遊技実行継続フラグをオフにし、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。尚、ステップ524及びステップ530でNoの場合にも、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。
このように、主制御装置100側での一連の処理は、回数が予め決められている確率変動遊技において、当該回数に達する前に特別遊技移行抽選に当選した場合(大当たりとなった場合)、当選図柄の属性(確率変動当たり、回数制限付確率変動当たり、通常当たり)に関わらず、所定条件下で残りの回数分、回数制限付確率変動遊技が継続することを特徴とする。更に、当該処理は、回数制限付特別遊技状態中に回数制限付特別遊技に当選した場合には、遊技回数を上乗せすることも特徴とする。
次に、本最良形態に係るパチンコ遊技機における表示制御装置200側で行なわれる各種処理について説明する。表示制御装置200は、非遊技状態時、通常遊技状態時(確率変動状態時や時間短縮遊技状態時を含む)及び特別遊技状態時の夫々で、様々な画像表示処理を行っている。以下では、図10のフローチャートを参照しながら、特別遊技時装飾図柄表示内容決定・表示処理900について詳述する。
まず、ステップ902で、表示情報受信手段210は、特別図柄に関する変動態様情報(例えば、変動時間に関する情報)及び停止図柄情報{例えば、当たり図柄表示をすべきか、外れ図柄表示をすべきか、当たり図柄表示をする場合には、確率変動当たり図柄、回数制限付確率変動当たり図柄、時間短縮当たり図柄、通常当たり図柄のいずれにすべきか等の情報}を主制御装置100側より受信したか否かを判定する。ステップ902でYesの場合、ステップ904で、装飾図柄表示内容決定手段220は、主制御装置100側からの前記図柄情報に基づき、当該変動に係る装飾図柄の変動態様と停止図柄を決定する。次に、ステップ906で、装飾図柄表示制御手段230は、前記ステップ904での決定内容に従い、装飾図柄表示部14b上で装飾図柄の変動表示を開始する。そして、ステップ908で、表示情報受信手段210は、主制御装置100側から、確定表示コマンドを受信したか否かを判定する。ステップ908でYesの場合、ステップ910で、装飾図柄表示制御手段230は、ステップ904での決定内容に従い、装飾図柄の停止図柄を確定表示し、次の処理に移行する。尚、ステップ902及びステップ908でNoの場合にも、次の処理に移行する。
次に、図11及び図12を参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の作用について説明する。まず、図11を参照しながら、第一の作用について時系列的に説明する。まず、通常遊技状態で、「態様A」(回数制限付確率変動当たり図柄)で大当たりする。ここで、当該「態様A」に基づく確率変動状態の回数として「50回」が選択される。その後、特別遊技状態に移行する。そして、当該特別遊技終了後、回数制限付確率変動遊技状態に移行する。そして、当該状態に移行した後40回目に、「態様B」(確率変動当たり図柄)で大当たりする。当該当たりを受け、特別遊技状態に移行する。そして、当該特別遊技終了後、前回の「態様B」に基づく確率変動遊技状態に移行する。尚、当該状態は次に大当たりするまで継続する。そして、当該状態下、再び「態様B」で大当たりする。そして、当該特別遊技終了後、前回同様、前回の「態様B」に基づく確率変動遊技状態に移行する。尚、当該状態は次に大当たりするまで継続する。そして、当該状態下、「態様A」で大当たりする。ここで、当該「態様A」に基づく確率変動状態の回数として「10回」が選択される。その後、特別遊技に移行する。そして、当該特別遊技終了後、回数制限付確率変動遊技状態に移行する。ここで、当該状態は、当初割り当てられた「50回」から既に行なわれた「40回」が差し引かれた「10回」に、前回の「態様A」の当たりで割り振られた「10回」が加算された「20回」継続することになる。そして、回数制限付確率変動遊技状態が20回終了した後、通常遊技状態に移行する。
ここで、図11(下)を参照しながら、この例における各種フラグのオン・オフ状態を説明する。表中、矢印が付した部分がフラグがオンである状態を示しており、矢印の無い部分はフラグがオフである状態を示している。そこで説明すると、まず、フラグAは、初回の「態様A」での大当たりでオンになり、初回及び二回目の「態様A」での大当たりに基づいて割り振られた回数のすべてが行なわれた時点でオフになる。また、フラグBは、「態様B」での大当たりでオンになり、当該確率変動状態時における大当たりでオフになる。このように、ある状況下では、フラグAとフラグBの両方がオン状態となっており、この場合には、フラグBに基づく確率変動遊技状態が優先されることが分かる。
次に、図12を参照しながら、第二の作用について時系列的に説明する。まず、通常遊技状態で、「態様A」(回数制限付確率変動当たり図柄)で大当たりする。ここで、当該「態様A」に基づく確率変動状態の回数として「50回」が選択される。その後、特別遊技状態に移行する。そして、当該特別遊技終了後、回数制限付確率変動遊技状態に移行する。そして、当該状態に移行した後40回目に、「態様B」(確率変動当たり図柄)で大当たりする。当該当たりを受け、特別遊技状態に移行する。そして、当該特別遊技終了後、前回の「態様B」に基づく確率変動遊技状態に移行する。尚、当該状態は次に大当たりするまで継続する。そして、当該状態下、再び「態様B」で大当たりする。そして、当該特別遊技終了後、前回同様、前回の「態様B」に基づく確率変動遊技状態に移行する。尚、当該状態は次に大当たりするまで継続する。そして、当該状態下、「態様C」(時間短縮当たり図柄)で大当たりする。その後、特別遊技に移行する。そして、当該特別遊技終了後、初回の「態様A」に基づく確率変動遊技状態に移行する。ここで、当該状態は、当初割り当てられた「50回」から既に行なわれた「40回」が差し引かれた「10回」継続することになる。そして、回数制限付確率変動遊技状態が10回終了した後、前回の「態様C」に基づく時間短縮遊技に移行する。その後、当該遊技が100回終了した時点で、通常遊技状態に移行する。
ここで、図12(下)を参照しながら、各種フラグ状態について説明する。まず、フラグAは、初回の「態様A」での大当たりでオンになり、初回の「態様A」での大当たりに基づいて割り振られた回数のすべてが行なわれた時点でオフになる。また、フラグBは、「態様B」での大当たりでオンになり、当該確率変動状態時における大当たりでオフになる。更に、フラグCは、「態様C」での大当たりでオンになり、所定回数(100回)の時間短縮遊技が行なわれた時点でオフになる。このように、ある状況下では、フラグAとフラグBの両方がオン状態となっており、この場合には、フラグBに基づく確率変動遊技状態が優先されることが分かる。更に、ある状況下では、フラグAとフラグCの両方がオン状態となっており、この場合には、フラグAに基づく確率変動遊技状態が優先されることが分かる。
本最良形態によれば、すべての遊技者は、停止識別情報が態様Aとなったことに基づき発生する、所定回数の確率変動遊技状態継続という利益を、完全に使い切ることができるので、換言すれば、前記所定回数の途中で大当たりとなった場合であっても、残り回数分、第一遊技状態よりも高確率で抽選されるので、利益の期待値を顕著に高めることが可能になるという効果を奏する。途中で損なわれることなく確実に享受できるので、遊技者間の不平等感が是正されるという効果を奏する。更に、停止識別情報が態様Bとなった場合でも、当該態様Bが揃ったことに基づく利益が何ら毀損されないという効果も奏する。
更に、態様Cが揃ったことに基づく利益も何ら毀損されないという効果を奏する。
更に、回数制限付確率変動遊技状態中で停止識別情報が態様Aとなった場合でも、当該態様Aに基づく利益が担保されるという効果を奏する。
図1は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 図2は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機の背面図である。 図3は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である。 図4は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側でのメインフローチャートである。 図5は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技決定用乱数取得処理のフローチャートである。 図6は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技決定・特別図柄表示処理のフローチャートである。 図7は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での遊技状態判定処理のフローチャートである。 図8は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での遊技状態移行処理のフローチャートである。 図9は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技実行処理のフローチャートである。 図10は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、表示制御装置側で行われる装飾図柄表示内容決定・表示処理のフローチャートである。 図11は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの第一例である。 図12は、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの第二例である。
符号の説明
11 始動入賞口
12 大入賞口
14a 特別図柄表示部
112 乱数取得判定実行手段
114 図柄内容決定手段
114c 遊技状態移行判定実行手段
114c 遊技状態移行関連フラグ制御手段
120 特別図柄表示制御手段
140 特別遊技移行判定実行手段

Claims (3)

  1. 遊技球が流入可能である始動入賞口と、
    識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部と、
    開状態と閉状態を採り得る可変入賞口と、
    前記始動入賞口への遊技球の流入に基づき、遊技内容決定乱数を取得する遊技内容決定乱数取得手段と、
    前記遊技内容決定乱数に基づき、前記識別情報の変動時間と停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段と、
    前記識別情報表示内容決定手段により決定された遊技内容に従い、前記識別情報を前記時間変動させた後、前記停止識別情報を前記識別情報表示部に表示するよう制御する識別情報表示制御手段と、
    前記停止識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口を可変させる特別遊技への移行を決定する特別遊技移行判定手段と、
    前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段と
    を有しており、所定確率で前記特別遊技移行が決定される第一遊技状態と、前記所定確率よりも高確率で前記特別遊技移行が決定されると共に、所定回数だけ継続する第二遊技状態と、前記所定確率よりも高確率で前記特別遊技移行が決定されると共に、前記特別遊技移行が決定されるまで継続する第三遊技状態とを構築し得るパチンコ遊技機において、
    前記所定態様が態様Aである場合にはフラグAをオンにする一方、前記第二遊技状態下で前記所定回数が終了した場合には前記フラグAをオフにすると共に、前記所定態様が態様Bである場合にはフラグBを発生させると共に、前記第三遊技状態下で前記特別遊技移行が決定された場合には前記フラグBをオフにする遊技状態移行関連フラグ制御手段と、
    前記特別遊技終了後、前記フラグA及び前記フラグBのいずれもがオンである場合には、前記第三遊技状態に移行し、その後、前記フラグBがオフになった場合、前記所定回数の残余回数分、前記第二遊技状態に移行する遊技状態移行判定実行手段と
    を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記パチンコ遊技機は、前記第一の遊技状態と同一である前記所定確率で前記特別遊技移行が決定されるが、前記第一の遊技状態よりも短い前記識別情報の変動時間が決定されると共に、特定回数だけ継続する第四遊技状態を構築し得るものであり、
    前記状態移行関連フラグ制御手段は、前記所定態様が態様Cである場合にはフラグCをオンにする一方、前記第四遊技状態下で、前記特定回数が終了した場合又は前記特別遊技移行が決定された場合には前記フラグCをオフにし、
    前記遊技状態移行判定実行手段は、前記特別遊技終了後、前記フラグA及び前記フラグBがオフである状況下で前記フラグCがオンである場合のみ、前記第四遊技状態に移行する、請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記遊技状態移行関連フラグ制御手段は、前記所定回数に満たない回において、前記停止識別情報が態様Aとなった場合、当該決定に基づいて改めて所定回数を決定し、残りの回数に当該所定回数を加算する、請求項1又は2記載のパチンコ遊技機。
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