JP2005287872A - ファン式薬剤放散装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置全体が薄く、装置本体を単純形状にできるファン式薬剤放散装置とする。
【解決手段】送風機取付部2と電池取付部3を有する装置本体1と、この送風機取付部2に着脱自在に取付けられる薬剤保持体取付部材10と、この薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11に取付けられるシート状の薬剤保持体20を備え、前記送風機取付部2に取付けた送風機4のファン6を回転することで薬剤保持体20に空気が流通して薬剤が大気に放散するようにしたファン式薬剤放散装置。
【選択図】図2
【解決手段】送風機取付部2と電池取付部3を有する装置本体1と、この送風機取付部2に着脱自在に取付けられる薬剤保持体取付部材10と、この薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11に取付けられるシート状の薬剤保持体20を備え、前記送風機取付部2に取付けた送風機4のファン6を回転することで薬剤保持体20に空気が流通して薬剤が大気に放散するようにしたファン式薬剤放散装置。
【選択図】図2
Description
本発明は、ファンを回転することで空気を、芳香剤、消臭剤、殺菌剤、殺ダニ剤、害虫あるいは害獣忌避剤、殺虫剤または害虫の成長制御剤、吸血行動阻止剤などの薬剤を含浸した薬剤保持体に流通して薬剤を大気に放散するファン式薬剤放散装置に関するものである。
特許文献1に開示されたファン式薬剤放散装置が知られている。
このファン式薬剤放散装置は、装置本体内に、送風機と薬剤容器と電源収納体を設けたもので、その送風機はファンとモータを有し、薬剤容器には揮散性の薬剤が収納され、電源収納体には電池が収容されている。
そして、モータでファンを回転することで薬剤容器に空気を流通して揮散性の薬剤を大気に放散する。
このファン式薬剤放散装置は、装置本体内に、送風機と薬剤容器と電源収納体を設けたもので、その送風機はファンとモータを有し、薬剤容器には揮散性の薬剤が収納され、電源収納体には電池が収容されている。
そして、モータでファンを回転することで薬剤容器に空気を流通して揮散性の薬剤を大気に放散する。
特許文献1に開示されたファン式薬剤放散装置によれば、装置本体内に送風機と薬剤容器を並設し、送風機のファンの回転することで薬剤容器に空気を流通するので、その装置本体内に送風機を収容するスペースと、薬剤容器を収容するスペースと、両スペース間に空気をスムーズに流通する空気流路が必要である。
しかも、薬剤容器は通気性を有すると共に、薬剤を含浸した粒状の薬剤含浸体を多数収容した形態であるから、その薬剤容器は厚く、前述のスペースは長いものである。
これらが相俟って装置本体が厚く、ファン式薬剤放散装置全体が厚くなってしまう。
しかも、薬剤容器は通気性を有すると共に、薬剤を含浸した粒状の薬剤含浸体を多数収容した形態であるから、その薬剤容器は厚く、前述のスペースは長いものである。
これらが相俟って装置本体が厚く、ファン式薬剤放散装置全体が厚くなってしまう。
また、装置本体内に、2つのスペースを形成するので、その装置本体が複雑な形状となってしまう。
本発明の目的は、全体が薄く、装置本体を単純形状にできるようにしたファン式薬剤放散装置を提供することである。
本発明は、平面方向に離隔した送風機取付部2と電池取付部3を有し、その送風機取付部2に取付けた送風機4のファン6を回転することで吸込口7から空気を吸い込んで吐出口8から吐出する装置本体1と、
この装置本体1に、着脱自在でかつ前記吸込口7と対向して取付けた薬剤保持体取付部材10と、
この薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11に取付けたシート状の薬剤保持体20を備えていることを特徴とするファン式薬剤放散装置である。
この装置本体1に、着脱自在でかつ前記吸込口7と対向して取付けた薬剤保持体取付部材10と、
この薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11に取付けたシート状の薬剤保持体20を備えていることを特徴とするファン式薬剤放散装置である。
本発明においては、薬剤保持体20がファン6よりも大きいことが好ましい。このようにすれば、薬剤の量が多く、長期間に亘って薬剤を大気に放散できる。
例えば、薬剤保持体取付部11を、その一側部分が装置本体1の電池取付部3まで突出してファン6よりも大きくすることで、薬剤保持体20をファン6よりも大きくする。
また、薬剤保持体取付部11を、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも他方に突出してファン6よりも大きくすることで、薬剤保持体20をファン6よりも大きくする。
例えば、薬剤保持体取付部11を、その一側部分が装置本体1の電池取付部3まで突出してファン6よりも大きくすることで、薬剤保持体20をファン6よりも大きくする。
また、薬剤保持体取付部11を、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも他方に突出してファン6よりも大きくすることで、薬剤保持体20をファン6よりも大きくする。
本発明においては、装置本体1の送風機取付部2を形成する周面板31と薬剤保持体取付部材10の周面板14との間に空間部17を形成し、送風機4のファン6を回転することで、この空間部17を通して空気が流通するようにし、
前記薬剤保持体取付部材10における空間部17と対向した部分に薬剤保持体取付部11を形成し、
薬剤保持体20が装置本体1の前記周面板31に沿って設けることが好ましい。
このようにすれば、装置全体の厚さをより薄くできる。
前記薬剤保持体取付部材10における空間部17と対向した部分に薬剤保持体取付部11を形成し、
薬剤保持体20が装置本体1の前記周面板31に沿って設けることが好ましい。
このようにすれば、装置全体の厚さをより薄くできる。
本発明によれば、装置本体1に送風機4と電池9が平面方向に離隔して取付けられると共に、この装置本体1に取付けた薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11にシート状の薬剤保持体20を取付けたので、装置全体を薄くできると共に、装置本体1を単純形状とすることができる。
図1と図2に示すように、装置本体1は送風機取付部2と電池取付部3を備え、この送風機取付部2と電池取付部3は平面方向に離隔して厚さ方向には重なり合うことがないようにしてある。
前記送風機取付部2には送風機4が取付けてある。この送風機4はモータ5でファン6を回転するもので、そのファン6を回転すると装置本体1の吸込口7から空気を吸い込んで吐出口8から吐出する。
前記電池取付部3には電池9が取付けてある。
前記送風機取付部2には送風機4が取付けてある。この送風機4はモータ5でファン6を回転するもので、そのファン6を回転すると装置本体1の吸込口7から空気を吸い込んで吐出口8から吐出する。
前記電池取付部3には電池9が取付けてある。
前記装置本体1には薬剤保持体取付部材10が着脱自在で、かつ前記吸込口7と対向して取付けてある。
この薬剤保持体取付部材10は薬剤保持体取付部11と、通気部12を有し、その薬剤保持体取付部11にシート状の薬剤保持体20が取付けてある。
この薬剤保持体取付部材10は薬剤保持体取付部11と、通気部12を有し、その薬剤保持体取付部11にシート状の薬剤保持体20が取付けてある。
このようであるから、ファン6を回転することで通気部12から空気が吸い込みされ、その空気は薬剤保持体20を通過して吸込口7から吸い込まれ、吐出口8から吐出される。
よって、薬剤保持体20が保持している薬剤が大気に放散される。
よって、薬剤保持体20が保持している薬剤が大気に放散される。
また、装置本体1は送風機取付部2と電池取付部3を平面方向に離隔して有するだけで、薬剤保持体を取付けるスペースを有していないから装置本体1を薄くできると共に、単純形状にできる。
また、薬剤保持体20はシート状であるから、それ自身が薄く、装置本体1が薄いことと相俟って装置全体を薄くできる。
また、薬剤保持体20はシート状であるから、それ自身が薄く、装置本体1が薄いことと相俟って装置全体を薄くできる。
次に、各部材の具体形状の一例を説明する。
前記装置本体1は、図1、図2、図3に示すように底面板30と周面板31と仕切り板32と一側上面板33と他側上面板34を備えている。その底面板30の一側寄りには凹陥部35が形成され、この凹陥部35に前述のモータ5が取付けてあると共に、キャップ36で閉塞してある。
前記周面板31の一側寄りはほぼ半円形状で、仕切り板32と一側上面板33でファン収容室(ファンケース)37を形成し、このファン収容室37に前記ファン6が回転自在に設けてある。
前記一側上面板33はファン収容室37の上面開口部に嵌合して取付けられ、かつ前述の吸込口7が形成してある。
前記周面板31の一側寄りに前述の吐出口8がファン収容室37に開口して形成してある。
前記装置本体1は、図1、図2、図3に示すように底面板30と周面板31と仕切り板32と一側上面板33と他側上面板34を備えている。その底面板30の一側寄りには凹陥部35が形成され、この凹陥部35に前述のモータ5が取付けてあると共に、キャップ36で閉塞してある。
前記周面板31の一側寄りはほぼ半円形状で、仕切り板32と一側上面板33でファン収容室(ファンケース)37を形成し、このファン収容室37に前記ファン6が回転自在に設けてある。
前記一側上面板33はファン収容室37の上面開口部に嵌合して取付けられ、かつ前述の吸込口7が形成してある。
前記周面板31の一側寄りに前述の吐出口8がファン収容室37に開口して形成してある。
前記底面板30の他側寄りと周面板31の他側寄りと仕切り板32で上向き凹部38を形成し、この上向き凹部38が前記他側上面板34で閉塞されて前述の電池取付部3を形成している。
前記他側上面板34で、上向き凹部38が開閉自在である。この実施の形態では薬剤保持体取付部材10と一体で、着脱自在に取付けられる。
これに限ることはなく、ヒンジで開閉自在に取付けても良い。
前記他側上面板34で、上向き凹部38が開閉自在である。この実施の形態では薬剤保持体取付部材10と一体で、着脱自在に取付けられる。
これに限ることはなく、ヒンジで開閉自在に取付けても良い。
前記薬剤保持体取付部材10は、図1、図2、図4に示すように、上面板13と周面板14を備え、その上面板13にスリット状の通気部12が形成されていると共に、その通気部12の周囲にリング状の突起15を設け、その突起15の内周面が薬剤保持体取付部11を形成している。
前記周面板14は底板14aを備え、その底板14aが装置本体1の周面板31の一側寄りに嵌合して取付けられる。
前記上面板13の他側縁と連続して前記他側上面板34が一体的に設けてあり、この他側上面板34が装置本体1の周面板31の他側寄りに嵌合している。
前記周面板14は底板14aを備え、その底板14aが装置本体1の周面板31の一側寄りに嵌合して取付けられる。
前記上面板13の他側縁と連続して前記他側上面板34が一体的に設けてあり、この他側上面板34が装置本体1の周面板31の他側寄りに嵌合している。
前記薬剤保持体20は不織布などからなる通気性を有する円形のシート材に薬剤を含浸したシート状で、それ自体では形状を維持し難いから、固定部で保持して所定形状に維持してある。
前記固定部としては、例えば、この薬剤保持体20を収容する円形容器21と、この円形容器21内に薬剤保持体20を固定する円形の止め板22を備えている。
前記円形容器21、止め板22は通気部21a,22aを有する。
前記円形容器21が薬剤保持体取付部11に嵌合して取付けられる。
前記固定部としては、例えば、この薬剤保持体20を収容する円形容器21と、この円形容器21内に薬剤保持体20を固定する円形の止め板22を備えている。
前記円形容器21、止め板22は通気部21a,22aを有する。
前記円形容器21が薬剤保持体取付部11に嵌合して取付けられる。
前記薬剤保持体20の具体形状の一例を説明する。
図5に示すように、円形容器21は底面板21bと周面板21cを備え、その底面板21bには開口部が形成されて前述の通気部21aを形成している。
前記周面板21cは前記突起15の円形内周面と同一径である。
前記薬剤保持体20は不織布などからなる通気性のシート材に薬剤を適量含浸させた薄い円板状で、前記周面板21c内に嵌まり込む大きさである。
前記止め板22は、前記周面板21c内に嵌まり込む大きさの薄い円板状で、開口部が形成されて前述の通気部22aを有している。
この止め板22は薬剤保持体20を円形容器21の底面板21bに押しつけて薬剤保持体20を支持するものであるから、この止め板22と薬剤保持体20の接触面積は少なく、通気部22aの開口面積が大きく薬剤保持体20に多量の空気が流通するようにすることが好ましい。
例えば、止め板22を外周リング23と複数のスポーク24で形成し、その外周リング23の幅とスポーク24の幅を小さくする。
図5に示すように、円形容器21は底面板21bと周面板21cを備え、その底面板21bには開口部が形成されて前述の通気部21aを形成している。
前記周面板21cは前記突起15の円形内周面と同一径である。
前記薬剤保持体20は不織布などからなる通気性のシート材に薬剤を適量含浸させた薄い円板状で、前記周面板21c内に嵌まり込む大きさである。
前記止め板22は、前記周面板21c内に嵌まり込む大きさの薄い円板状で、開口部が形成されて前述の通気部22aを有している。
この止め板22は薬剤保持体20を円形容器21の底面板21bに押しつけて薬剤保持体20を支持するものであるから、この止め板22と薬剤保持体20の接触面積は少なく、通気部22aの開口面積が大きく薬剤保持体20に多量の空気が流通するようにすることが好ましい。
例えば、止め板22を外周リング23と複数のスポーク24で形成し、その外周リング23の幅とスポーク24の幅を小さくする。
前記薬剤保持体20(円形容器21)の突起15への取付けは、嵌合に限ることはなく、任意の取付けが可能である。
例えば、突起15の内周面と円形容器21の外周面の一方に突起、他方に鉤形溝を形成し、突起を鉤形溝の縦溝に挿入して若干の角度回転して鉤形溝の横溝に嵌合させて落下しないように保持して取付ける。
また、突起15の内周面と円形容器21の外周面にネジを形成して螺合することで取付ける。
また、突起15の開口縁に複数の係止片を設け、この係止片を弾性変形して押し込むことで取付ける。
例えば、突起15の内周面と円形容器21の外周面の一方に突起、他方に鉤形溝を形成し、突起を鉤形溝の縦溝に挿入して若干の角度回転して鉤形溝の横溝に嵌合させて落下しないように保持して取付ける。
また、突起15の内周面と円形容器21の外周面にネジを形成して螺合することで取付ける。
また、突起15の開口縁に複数の係止片を設け、この係止片を弾性変形して押し込むことで取付ける。
前記薬剤保持体取付部11の形状は、前述のリング状の突起15に限ることはなく、種々のものが可能である。
例えば、上面板13の通気部12の周囲に複数の係り止め片を設け、この係り止め片と上面板13とで円形容器21を挟持して取付ける。
また、円形容器21又は止め板22に突起又は穴を設け、上面板13に穴又は突起を設け、その突起と穴を嵌合して取付ける。
また、円形容器21の外周面に複数の突片を設け、上面板13の通気部12の周囲には複数の受け片を設け、その突片を受け片に嵌合して取付ける。
例えば、上面板13の通気部12の周囲に複数の係り止め片を設け、この係り止め片と上面板13とで円形容器21を挟持して取付ける。
また、円形容器21又は止め板22に突起又は穴を設け、上面板13に穴又は突起を設け、その突起と穴を嵌合して取付ける。
また、円形容器21の外周面に複数の突片を設け、上面板13の通気部12の周囲には複数の受け片を設け、その突片を受け片に嵌合して取付ける。
なお、以上の説明では薬剤保持体20を円形容器21内に入れ、その円形容器21を取付けるようにしたが、薬剤保持体20を、そのまま前述のようにして薬剤保持体取付部11に取付けることも可能である。
次に、第2の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、薬剤保持体取付部材10と装置本体1の他側上面板34を別体とし、その薬剤保持体取付部材10のみを単独で取付け、取り外し又は開閉できるようにしたものである。この場合、他側上面板34は必要に応じて開閉自在とすれば良い。
例えば、図6に示すように、装置本体1の周面板31の一側寄りを高くし、他側寄りを低くして、薬剤保持体取付部材10の周面板14が装置本体1の周面板31の一側寄りと仕切り板32に亘って嵌合するようにする。
この実施の形態は、薬剤保持体取付部材10と装置本体1の他側上面板34を別体とし、その薬剤保持体取付部材10のみを単独で取付け、取り外し又は開閉できるようにしたものである。この場合、他側上面板34は必要に応じて開閉自在とすれば良い。
例えば、図6に示すように、装置本体1の周面板31の一側寄りを高くし、他側寄りを低くして、薬剤保持体取付部材10の周面板14が装置本体1の周面板31の一側寄りと仕切り板32に亘って嵌合するようにする。
このようにすれば、薬剤保持体取付部材10の取付け、取り外しが容易となるから、薬剤保持体20の交換作業がやり易い。
次に、第3の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、薬剤保持体20をファン6よりも大きくし、長期間に亘って薬剤を大気に放散できるようにしたものである。
例えば、図7、図8に示すように、薬剤保持体取付部材10を、その電池取付部3寄り部分(以下一側部分という)が装置本体1の電池取付部3まで張り出した大きさとし、その薬剤保持体取付部11を、その一側部分が電池取付部3まで突出した大きさとする。
これによって、薬剤保持体20が、その一側部分が電池取付部3まで張り出した大きさで、ファン6よりも大きくなる。
この実施の形態は、薬剤保持体20をファン6よりも大きくし、長期間に亘って薬剤を大気に放散できるようにしたものである。
例えば、図7、図8に示すように、薬剤保持体取付部材10を、その電池取付部3寄り部分(以下一側部分という)が装置本体1の電池取付部3まで張り出した大きさとし、その薬剤保持体取付部11を、その一側部分が電池取付部3まで突出した大きさとする。
これによって、薬剤保持体20が、その一側部分が電池取付部3まで張り出した大きさで、ファン6よりも大きくなる。
この場合には、薬剤保持体取付部11を半円形状部11aとコ字状部11bを有する形状とし、薬剤保持体20、円形容器21、止め板22を半円形状部とコ字状部で囲まれた平面形状とする。
そして、円形容器21の底面板21bのコ字状部で囲まれた他側寄り部分を装置本体1の一側上面板33に接して上向き凹部38の一部分を閉塞し、ファン6の回転によって上向き凹部38(つまり、電池取付部3)から空気を吸い込みせずに、通気部12のみから空気を吸い込むようにする。
そして、円形容器21の底面板21bのコ字状部で囲まれた他側寄り部分を装置本体1の一側上面板33に接して上向き凹部38の一部分を閉塞し、ファン6の回転によって上向き凹部38(つまり、電池取付部3)から空気を吸い込みせずに、通気部12のみから空気を吸い込むようにする。
また、前述の底面板21bの他側寄り部分の上面に凹凸を形成し、その上面に載置した薬剤保持体20の下面との間に空間部25を形成するようにする。
このようにすることで、薬剤保持体20の他側寄り部分を通過した空気が空間部25を通して通気部21aから吸い込みされるので、薬剤保持体20に保持された薬剤をスムーズに大気に放散できる。
このようにすることで、薬剤保持体20の他側寄り部分を通過した空気が空間部25を通して通気部21aから吸い込みされるので、薬剤保持体20に保持された薬剤をスムーズに大気に放散できる。
次に、第4の実施の形態を説明する。
また、図9、図10に示すように、薬剤保持体取付部材10を、その電池取付部3と反対寄り部分(以下他側部分という)が装置本体1の送風機取付部2よりも側方に大きく張り出し、その薬剤保持体取付部11を、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも突出した大きさとする。
これによって、薬剤保持体20が、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも側方に張り出した大きさで、ファン6よりも大きくなる。
この場合には、薬剤保持体取付部材10の周面板14の下端部に設けた底面板14aは装置本体1の周面板31よりも大きく張り出し、その半円形部が周面板31の半円形部に接する。
また、図9、図10に示すように、薬剤保持体取付部材10を、その電池取付部3と反対寄り部分(以下他側部分という)が装置本体1の送風機取付部2よりも側方に大きく張り出し、その薬剤保持体取付部11を、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも突出した大きさとする。
これによって、薬剤保持体20が、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも側方に張り出した大きさで、ファン6よりも大きくなる。
この場合には、薬剤保持体取付部材10の周面板14の下端部に設けた底面板14aは装置本体1の周面板31よりも大きく張り出し、その半円形部が周面板31の半円形部に接する。
次に、第5の実施の形態を説明する。
前述の各実施の形態では、シート状の薬剤保持体20を一枚設けたが、これに限ることはなく複数枚のシート状の薬剤保持体20を設けるようにしても良い。
例えば、図11に示すように、薬剤保持体取付部材10の上面板13に凹陥部16を形成して薬剤保持体取付部11とし、複数枚のシート状の薬剤保持体20を載置して設ける。
この場合には、シート状の薬剤保持体20を直接設けたが、前述のように円形容器21と止め板22を用いて取付けるようにしても良い。
なお、図11においてはシート状の薬剤保持体20の外周部分20aを補強してある。
前述の各実施の形態では、シート状の薬剤保持体20を一枚設けたが、これに限ることはなく複数枚のシート状の薬剤保持体20を設けるようにしても良い。
例えば、図11に示すように、薬剤保持体取付部材10の上面板13に凹陥部16を形成して薬剤保持体取付部11とし、複数枚のシート状の薬剤保持体20を載置して設ける。
この場合には、シート状の薬剤保持体20を直接設けたが、前述のように円形容器21と止め板22を用いて取付けるようにしても良い。
なお、図11においてはシート状の薬剤保持体20の外周部分20aを補強してある。
次に、第6の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、薬剤保持体20を装置本体1の周面板31に沿って設けたものである。
このようにすれば、装置全体の厚さをより薄くできる。
例えば、図12と図13に示すように、薬剤保持体取付部材10の周面板14を装置本体1の周面板31よりも大きくし、かつ下部に底面板14aを設け、両方の周面板31,14間にほぼ半円形状の密閉された空間部17を形成するようにする。
そして、周面板14に空間部17に開口する複数の通気口18を形成し、ファン6を回転することで通気部12、吸込口7、吐出口8、通気口18に空気が流通するようにしてある。
この実施の形態は、薬剤保持体20を装置本体1の周面板31に沿って設けたものである。
このようにすれば、装置全体の厚さをより薄くできる。
例えば、図12と図13に示すように、薬剤保持体取付部材10の周面板14を装置本体1の周面板31よりも大きくし、かつ下部に底面板14aを設け、両方の周面板31,14間にほぼ半円形状の密閉された空間部17を形成するようにする。
そして、周面板14に空間部17に開口する複数の通気口18を形成し、ファン6を回転することで通気部12、吸込口7、吐出口8、通気口18に空気が流通するようにしてある。
上面板13に薬剤保持体挿入部19、例えばほぼ半円形状のスリット状開口部を、前記空間部17に開口して形成する。
この薬剤保持体挿入部19に薬剤保持体20を挿入し、空間部17に位置させる。
この薬剤保持体挿入部19に薬剤保持体20を挿入し、空間部17に位置させる。
この場合の薬剤保持体20はほぼ半円形状に湾曲した形状としても良いし、弾性変形するシート状としてほぼ半円形状に湾曲して薬剤保持体挿入部19に挿入するようにしても良い。
また、薬剤保持体20の上部は上面板13よりも若干突出させ、手掛けなどを設けて挿入、抜き出しし易くすることが好ましい。
また、薬剤保持体20の上部は上面板13よりも若干突出させ、手掛けなどを設けて挿入、抜き出しし易くすることが好ましい。
前述の薬剤保持体挿入部19を、周面板14の底面板14aに形成しても良い。
次に、第7の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、上面板13の上面と下面に薬剤保持体20をそれぞれ取付けたものである。
例えば、図14に示すように、上面板13に突起15を設けて下向きの第1薬剤保持体取付部11aを形成し、前記上面板13に凹陥部16を形成して上向きの第2の薬剤保持体取付部11bを形成する。
そして、第1・第2の薬剤保持体取付部11a,11bに薬剤保持体20をそれぞれ取付ける。
この実施の形態は、上面板13の上面と下面に薬剤保持体20をそれぞれ取付けたものである。
例えば、図14に示すように、上面板13に突起15を設けて下向きの第1薬剤保持体取付部11aを形成し、前記上面板13に凹陥部16を形成して上向きの第2の薬剤保持体取付部11bを形成する。
そして、第1・第2の薬剤保持体取付部11a,11bに薬剤保持体20をそれぞれ取付ける。
1…装置本体、2…送風機取付部、3…電池取付部、4…送風機、5…モータ、6…ファン、7…吸込部、8…吐出部、9…電池、10…薬剤保持体取付部材、11…薬剤保持体取付部、12…通気部、13…上面板、14…周面板、17…空間部、20…薬剤保持体、21…円形容器、22…止め板、30…底面板、31…周面板、32…仕切り板、33…一側上面板、34…他側上面板。
Claims (5)
- 平面方向に離隔した送風機取付部2と電池取付部3を有し、その送風機取付部2に取付けた送風機4のファン6を回転することで吸込口7から空気を吸い込んで吐出口8から吐出する装置本体1と、
この装置本体1に、着脱自在でかつ前記吸込口7と対向して取付けた薬剤保持体取付部材10と、
この薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11に取付けたシート状の薬剤保持体20を備えていることを特徴とするファン式薬剤放散装置。 - 薬剤保持体20がファン6よりも大きい請求項1記載のファン式薬剤放散装置。
- 薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11を、その一側部分が装置本体1の電池取付部3まで突出してファン6よりも大きくすることで、薬剤保持体20をファン6よりも大きくした請求項2記載のファン式薬剤放散装置。
- 薬剤保持体取付部材10の薬剤保持体取付部11を、その他側部分が装置本体1の送風機取付部2よりも他方に突出してファン6よりも大きくすることで、薬剤保持体20をファン6よりも大きくした請求項2記載のファン式薬剤放散装置。
- 装置本体1の送風機取付部2を形成する周面板31と薬剤保持体取付部材10の周面板14との間に空間部17を形成し、送風機4のファン6を回転することで、この空間部17を通して空気が流通するようにし、
前記薬剤保持体取付部材10における空間部17と対向した部分に薬剤保持体取付部11を形成し、
薬剤保持体20が装置本体1の前記周面板31に沿って設けるようにした請求項1記載のファン式薬剤放散装置。
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