JP2005287540A - 縦型三面鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】 上部鏡と下部鏡のうち一方の鏡のみを手前に折り曲げ操作するだけで、上下両方の鏡をユーザー側に折り曲げて、従来は見えにくかった頭の上部や顔の下部を容易に見ることができる縦型三面鏡を提供する。
【解決手段】 縦型三面鏡1は、床面に対してほぼ垂直に配置される中部鏡20と、この中部鏡の上部および下部にそれぞれ連結して設けられユーザー側にそれぞれ折り曲げ動作可能な上部鏡21および下部鏡22とにより、鏡部23が構成されている。そして、中部鏡に連動機構を設け、下部鏡をユーザーが折り曲げ操作することにより、連動機構を介して上部鏡も連動して折り曲げ動作する。
【選択図】 図2
【解決手段】 縦型三面鏡1は、床面に対してほぼ垂直に配置される中部鏡20と、この中部鏡の上部および下部にそれぞれ連結して設けられユーザー側にそれぞれ折り曲げ動作可能な上部鏡21および下部鏡22とにより、鏡部23が構成されている。そして、中部鏡に連動機構を設け、下部鏡をユーザーが折り曲げ操作することにより、連動機構を介して上部鏡も連動して折り曲げ動作する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、中部鏡または平面材の上部と下部に、それぞれ折り曲げ動作可能な上部鏡および下部鏡を設けた縦型三面鏡に関する。
洗面室などに設置される従来の鏡の一種として、一面鏡のほかに三面鏡があり、この三面鏡は、中部鏡が固定され左右の鏡が連動せず独立して角度を変えられる構成になっている。三面鏡は、顔の正面,左側,右側を確認するためのものであるので、頭の上部や顔の下部の確認はできない。
近年、老若男女とも髪を染めることが多く、また、特に中年男性ではかつらの確認や育毛剤の使用などがあり、これらの場合には頭の上部を確認する機会が増えてきている。ところが、上述のような従来の一面鏡や三面鏡では、頭の上部や顔の下部を見ることは困難であり、見ようとすればもう一枚鏡を持ってくる必要があった。
近年、老若男女とも髪を染めることが多く、また、特に中年男性ではかつらの確認や育毛剤の使用などがあり、これらの場合には頭の上部を確認する機会が増えてきている。ところが、上述のような従来の一面鏡や三面鏡では、頭の上部や顔の下部を見ることは困難であり、見ようとすればもう一枚鏡を持ってくる必要があった。
そこで、特許文献1(実開平5−55957号公報)には、中央部の主鏡と、この主鏡の上方および下方にそれぞれ前方側へ回動可能な補助鏡とを有する鏡が提案されている。この鏡によれば、下補助鏡で顎の下の髭の剃り残しなどを確認し、上補助鏡でヘヤースタイルなどを確認できるようにしている。
実開平5−55957号公報
しかしながら、特許文献1に記載された鏡では、上補助鏡と下補助鏡をそれぞれ個別に操作して折り曲げたり元に戻したりしなければならず操作が面倒であった。特に、上補助鏡は高い位置にあるので、上の方まで手を伸ばして操作しなければならず、ユーザーによっては上補助鏡まで手が届かない場合もあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、上部鏡と下部鏡のうち一方の鏡のみを手前に折り曲げ操作するだけで、上下両方の鏡をユーザー側に折り曲げて、従来は見えにくかった頭の上部や顔の下部を容易に見ることができる縦型三面鏡を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかる縦型三面鏡は、床面に対してほぼ垂直に配置される中部鏡または平面材と、この中部鏡または前記平面材の上部および下部にそれぞれ連結して設けられユーザー側にそれぞれ折り曲げ動作可能な上部鏡および下部鏡とにより鏡部が構成された縦型三面鏡であって、前記中部鏡または前記平面材に連動機構を設け、前記上部鏡および前記下部鏡のうち一方の鏡をユーザーが折り曲げ操作することにより、前記連動機構を介して他方の鏡も連動して折り曲げ動作するようにしている。
前記縦型三面鏡は、床面に設置されたキャビネットと、このキャビネットに引き出し収納自在に設けられ内部に被収納物を収納可能な引き出しとにより構成される収納庫を有し、前記鏡部を前記引き出しの前面に設けるのが好ましい。
この縦型三面鏡は、前記収納庫を洗面化粧台の側部に設置し、前記鏡部を揺動手段を介して水平方向に揺動可能に前記引き出しにより支持し、前記鏡部は、前記洗面化粧台の前方にいるユーザーの方向を向いて使用可能であり、非使用時にはこの鏡部を前方に向けた状態で前記引き出しの前面に位置決め保持可能であるのが好ましい。
この縦型三面鏡は、前記下部鏡の裏面側の下方内部に設けられ一方側に付勢されて揺動可能な爪部材と、前記引き出しの前面に設けられ、前記爪部材を係合離脱可能に係止する係止部材とにより構成されるロック機構を有し、前記下部鏡を後方に押せば前記爪部材が前記係止部材に係止され、前記爪部材を付勢力に抗して手前に操作すれば前記爪部材が前記係止部材から離脱して前記下部鏡を折り曲げ可能であるのが好ましい。
前記縦型三面鏡は、床面に設置されたキャビネットと、このキャビネットに引き出し収納自在に設けられ内部に被収納物を収納可能な引き出しとにより構成される収納庫を有し、前記鏡部を前記引き出しの前面に設けるのが好ましい。
この縦型三面鏡は、前記収納庫を洗面化粧台の側部に設置し、前記鏡部を揺動手段を介して水平方向に揺動可能に前記引き出しにより支持し、前記鏡部は、前記洗面化粧台の前方にいるユーザーの方向を向いて使用可能であり、非使用時にはこの鏡部を前方に向けた状態で前記引き出しの前面に位置決め保持可能であるのが好ましい。
この縦型三面鏡は、前記下部鏡の裏面側の下方内部に設けられ一方側に付勢されて揺動可能な爪部材と、前記引き出しの前面に設けられ、前記爪部材を係合離脱可能に係止する係止部材とにより構成されるロック機構を有し、前記下部鏡を後方に押せば前記爪部材が前記係止部材に係止され、前記爪部材を付勢力に抗して手前に操作すれば前記爪部材が前記係止部材から離脱して前記下部鏡を折り曲げ可能であるのが好ましい。
本発明の縦型三面鏡は、上述のように構成したので、上部鏡と下部鏡のうち一方の鏡のみを手前に折り曲げ操作するだけで、上下両方の鏡をユーザー側に折り曲げて、従来は見えにくかった頭の上部や顔の下部を容易に見ることができる。
下記の実施例では、縦型三面鏡の中部鏡または平面材に連動機構を設け、上部鏡と下部鏡のうち一方の鏡のみを手前に折り曲げ操作するだけで、連動機構を介して上部鏡と下部鏡の両方をユーザー側に折り曲げ動作させることにより、頭の上部や顔の下部を容易に見ることができるようにするという目的を実現している。
下記の実施例では、縦型三面鏡が収納庫を有している場合を示しているが、収納庫がない場合であってもよい。すなわち、縦型三面鏡は、被収納物を収納する機能がなく単独で部屋の壁などに取付けられた場合であってもよい。
また、下記の実施例では、洗面室に設置された洗面化粧台の側部に縦型三面鏡を設置した場合を示しているが、収納庫を有する縦型三面鏡を、独立した家具とし、洗面室,寝室,居間など化粧や洗面をする部屋に設置した場合であってもよい。
下記の実施例では、縦型三面鏡が収納庫を有している場合を示しているが、収納庫がない場合であってもよい。すなわち、縦型三面鏡は、被収納物を収納する機能がなく単独で部屋の壁などに取付けられた場合であってもよい。
また、下記の実施例では、洗面室に設置された洗面化粧台の側部に縦型三面鏡を設置した場合を示しているが、収納庫を有する縦型三面鏡を、独立した家具とし、洗面室,寝室,居間など化粧や洗面をする部屋に設置した場合であってもよい。
以下、本発明にかかる実施例を図1ないし図7を参照して説明する。
図1ないし図7は本発明の一実施例を示す図で、図1は、縦型三面鏡と洗面化粧台の斜視図、図2は、図1に示す縦型三面鏡の使用状態を示す斜視図、図3は鏡部の斜視図、図4は、鏡部の使用時の状態を示す斜視図で、裏蓋の図示を省略している。
図5は、鏡部の内部の連動機構を示す説明図、図6は、中部鏡と上部鏡との連結部を示す斜視図、図7はロック機構を示す拡大断面図である。
図1ないし図7は本発明の一実施例を示す図で、図1は、縦型三面鏡と洗面化粧台の斜視図、図2は、図1に示す縦型三面鏡の使用状態を示す斜視図、図3は鏡部の斜視図、図4は、鏡部の使用時の状態を示す斜視図で、裏蓋の図示を省略している。
図5は、鏡部の内部の連動機構を示す説明図、図6は、中部鏡と上部鏡との連結部を示す斜視図、図7はロック機構を示す拡大断面図である。
図1,図2に示すように、洗面室2には洗面化粧台3が設置されている。縦型三面鏡1は、洗面化粧台3とは別個独立した家具として、または洗面化粧台3の付属的な家具として、洗面化粧台の側部に設置されている。縦型三面鏡1と洗面化粧台3は、洗面室2を形成する直角な壁10,11がなす隅部に配置されている。
洗面化粧台3は、床面Fに設置される洗面化粧台用キャビネット4と、洗面化粧台用キャビネット4の下部に位置して取付けられた洗面ボール5と、洗面ボール5より上方に位置して洗面化粧台用キャビネット4に取付けられたミラー部6とを有している。
ミラー部6は、前方(矢印B方向)を向く主鏡7および補助鏡8などを有している。縦型三面鏡1は、洗面化粧台3の左側部で且つ左側の壁10に沿って洗面室2の隅に設置されている。
洗面化粧台3は、床面Fに設置される洗面化粧台用キャビネット4と、洗面化粧台用キャビネット4の下部に位置して取付けられた洗面ボール5と、洗面ボール5より上方に位置して洗面化粧台用キャビネット4に取付けられたミラー部6とを有している。
ミラー部6は、前方(矢印B方向)を向く主鏡7および補助鏡8などを有している。縦型三面鏡1は、洗面化粧台3の左側部で且つ左側の壁10に沿って洗面室2の隅に設置されている。
図1ないし図7に示すように、縦型三面鏡1において、床面Fに対してほぼ垂直に配置される中部鏡20と、上部鏡21および下部鏡22とにより鏡部23が構成されている。上部鏡21および下部鏡22は、中部鏡20の上部および下部にそれぞれ連結して設けられ、ユーザー側にそれぞれ折り曲げ動作可能である。このように、鏡部23は、中部鏡20と上部鏡21と下部鏡22に三分割されている。
縦型三面鏡1は、中部鏡20に連動機構24を設け、上部鏡21および下部鏡22のうち一方の鏡(本実施例では、下部鏡22)をユーザーが矢印Cに示すように折り曲げ操作することにより、連動機構24を介して他方の鏡(本実施例では、上部鏡21)も、一方の鏡と連動して矢印Cに示すように折り曲げ動作するようにしている。
縦型三面鏡1は、中部鏡20に連動機構24を設け、上部鏡21および下部鏡22のうち一方の鏡(本実施例では、下部鏡22)をユーザーが矢印Cに示すように折り曲げ操作することにより、連動機構24を介して他方の鏡(本実施例では、上部鏡21)も、一方の鏡と連動して矢印Cに示すように折り曲げ動作するようにしている。
したがって、縦型三面鏡1では、上部鏡21と下部鏡22のうち一方の鏡(本実施例では、下部鏡22)のみを手前に折り曲げ操作するだけで、上下両方の鏡21,22がユーザー側に同時に折れ曲がるので、ユーザーは、上下の鏡21,22で頭の上部や顔の下部を容易に見ることができる。
下部鏡22を手前に引くまたは後方に押すというワンアクションで、下部鏡22と上部鏡21の両方が同時に折れ曲がるので、操作が簡単で動作も迅速である。
なお、変形例として、上部鏡21と下部鏡22の間に位置する中部鏡20に代えて、床面Fに対してほぼ垂直に配置される平面材を設け、この平面材に連動機構24を設けた場合であっても、本発明における縦型三面鏡を構成するものとし、上述と同じ作用効果を奏する。
下部鏡22を手前に引くまたは後方に押すというワンアクションで、下部鏡22と上部鏡21の両方が同時に折れ曲がるので、操作が簡単で動作も迅速である。
なお、変形例として、上部鏡21と下部鏡22の間に位置する中部鏡20に代えて、床面Fに対してほぼ垂直に配置される平面材を設け、この平面材に連動機構24を設けた場合であっても、本発明における縦型三面鏡を構成するものとし、上述と同じ作用効果を奏する。
縦型三面鏡1は収納庫30を有している。収納庫30は、床面Fに設置されたキャビネット31と、このキャビネット31に引き出し収納自在に設けられ内部に被収納物を収納可能な引き出し32とにより構成されている。鏡部23は、引き出し32の前面33に設けられている。
収納庫30は正面から見て縦に細長い形状なので、小さい間口(たとえば、150mm〜300mmの間口)のスペースがあれば、収納庫30を容易に設置することができるようになっている。
引き出し32を移動させれば、この引き出し32の前面33に設けられた鏡部23の位置を自在に調整することができるので、ユーザーにとって最適な位置に鏡部23を位置させてこれを使用でき、使い勝手がよくなる。すなわち、引き出し32の前面33に鏡部23を設けたので、引き出し32を前方の任意の位置まで引き出すことにより、ユーザーは鏡部23を自分に近いところで使用することができる。
縦型三面鏡1を独立した家具として構成することができ、また、縦型三面鏡1の収納庫30は、被収納物を収納する機能を発揮することができる。
収納庫30の前方側の扉を設けるところに鏡部23を配置したので、鏡部23自体のスペースは不要であり場所をとらない。
収納庫30は正面から見て縦に細長い形状なので、小さい間口(たとえば、150mm〜300mmの間口)のスペースがあれば、収納庫30を容易に設置することができるようになっている。
引き出し32を移動させれば、この引き出し32の前面33に設けられた鏡部23の位置を自在に調整することができるので、ユーザーにとって最適な位置に鏡部23を位置させてこれを使用でき、使い勝手がよくなる。すなわち、引き出し32の前面33に鏡部23を設けたので、引き出し32を前方の任意の位置まで引き出すことにより、ユーザーは鏡部23を自分に近いところで使用することができる。
縦型三面鏡1を独立した家具として構成することができ、また、縦型三面鏡1の収納庫30は、被収納物を収納する機能を発揮することができる。
収納庫30の前方側の扉を設けるところに鏡部23を配置したので、鏡部23自体のスペースは不要であり場所をとらない。
収納庫30は、洗面化粧台3の側部(ここでは、左側部)に設置され、鏡部23は、揺動手段34を介して矢印Dに示すように水平方向に揺動可能に引き出し32により支持されている。
鏡部23は、引き出し32の前面33に設けられて水平方向に所定角度の範囲内(たとえば、0度〜90度)で揺動可能なので、洗面化粧台3の前方(矢印B方向)にいるユーザーの方向に鏡部23を向けて使用することができる(図2に示す状態)。
また、鏡部23の非使用時には、この鏡部23を前方(矢印B方向)に向けた状態で、引き出し32の前面33に位置決め保持可能である(図1に示す状態)。なお、鏡部23の揺動可能な角度範囲は、0度〜90度以上(または、90度以下)の角度範囲であってもよい。
鏡部23は、引き出し32の前面33に設けられて水平方向に所定角度の範囲内(たとえば、0度〜90度)で揺動可能なので、洗面化粧台3の前方(矢印B方向)にいるユーザーの方向に鏡部23を向けて使用することができる(図2に示す状態)。
また、鏡部23の非使用時には、この鏡部23を前方(矢印B方向)に向けた状態で、引き出し32の前面33に位置決め保持可能である(図1に示す状態)。なお、鏡部23の揺動可能な角度範囲は、0度〜90度以上(または、90度以下)の角度範囲であってもよい。
したがって、ユーザーは、洗面化粧台3の前方に座るかまたは立った状態で、主鏡7や補助鏡8を使って化粧や洗面を行いながら、縦型三面鏡1も使用することができる。ユーザーは、引き出し32を所望の位置まで前方に引き出した状態で、鏡部23を矢印Dに示すように水平方向に揺動させれば、鏡部23はユーザーの方向を向くので、この鏡部23を使用することができる。
こうして鏡部23をユーザーの方向に向けて使用するときは、上部鏡21と下部鏡22を折り曲げた状態で使用する場合が多いが、上部鏡21と下部鏡22を折り曲げずに鏡部23全体を真っ直ぐの状態で使用することもできる。
鏡部23を使用した後は、鏡部23を、反対方向に水平に揺動させ前方に向けた状態で、引き出し32の前面33に位置決め保持して収納することができる。そして、引き出し32をキャビネット31に収納すれば、鏡部23が邪魔になることはない。こうして、引き出し32がキャビネット31に収納され、鏡部23が前方を向いた状態では、この鏡部23は主鏡7の補助的な鏡として使用することもできる。
こうして鏡部23をユーザーの方向に向けて使用するときは、上部鏡21と下部鏡22を折り曲げた状態で使用する場合が多いが、上部鏡21と下部鏡22を折り曲げずに鏡部23全体を真っ直ぐの状態で使用することもできる。
鏡部23を使用した後は、鏡部23を、反対方向に水平に揺動させ前方に向けた状態で、引き出し32の前面33に位置決め保持して収納することができる。そして、引き出し32をキャビネット31に収納すれば、鏡部23が邪魔になることはない。こうして、引き出し32がキャビネット31に収納され、鏡部23が前方を向いた状態では、この鏡部23は主鏡7の補助的な鏡として使用することもできる。
鏡部23は、折り曲げないで全体が真っ直ぐになった状態で、顔全体がうつる程度の幅広で上下方向に長い矩形状をなしており、引き出し32の前面33とほぼ同じ形状を有している。引き出し32の前面33には、一対の蝶番(たとえば、ヒンジ)35が上部と下部の所定位置に取付けられている。
蝶番35の一片は引き出し32に取付けられ、蝶番35の他片は中部鏡20の裏側に取付けられており、鏡部23の表面に視覚的影響を与えないようになっている。この一対の蝶番35により、鏡部23を矢印Dに示すように水平方向に揺動させる揺動手段34が構成されている。
蝶番35の一片は引き出し32に取付けられ、蝶番35の他片は中部鏡20の裏側に取付けられており、鏡部23の表面に視覚的影響を与えないようになっている。この一対の蝶番35により、鏡部23を矢印Dに示すように水平方向に揺動させる揺動手段34が構成されている。
中部鏡20と上部鏡21は連結部40で連結され、中部鏡20と下部鏡22も同様に連結部40で連結されている。連結部40では、中部鏡20と上部鏡21(または、下部鏡22)とを連結するための一対の蝶番41が設けられている。この蝶番41は、鏡部23の表面に視覚的影響を与えない位置に設けられている。
上部鏡21と下部鏡22は、それぞれ連結部40を介して揺動可能なので、中部鏡20と同一平面状態になるように真っ直ぐになったり、連結部40で折り曲げられた状態になったりする。
上部鏡21と下部鏡22は、それぞれ連結部40を介して揺動可能なので、中部鏡20と同一平面状態になるように真っ直ぐになったり、連結部40で折り曲げられた状態になったりする。
連結機構24は、中部鏡20の裏面側に配置されて、裏蓋により覆われている。連結機構24は、中部鏡に支持された回転板42と、回転板42に連結され、矢印E2に示すように互いにほぼ平行に且つ逆方向に往復移動自在な一対の連結棒43と、中部鏡20に固定されて連結棒43を案内支持する複数のガイド部材44とを有している。
回転板42は、矢印E1に示すように、回転中心C1を中心として正逆方向に回転可能である。回転可能な角度範囲は、回転板42と中部鏡20に設けられた規制手段45により規制されている。
回転板42には、回転中心C1を中心とする点対称の位置に、一対のピン46が取付けられている。連結棒43は、ピン46を介して回転板42に相対的に揺動自在に連結されている。
上部鏡21用の連結棒43の下方端部は、ピン46を介して回転板42に相対的に揺動自在に連結されており、この連結棒43の上方端部は、上部鏡21に取付けられた被連結部材47に、ピン48を介して相対的に揺動自在に連結されている。
これと同様に、下部鏡22用の連結棒43の上方端部は、ピン46を介して回転板42に相対的に揺動自在に連結されており、この連結棒43の下方端部は、下部鏡22に取付けられた被連結部材47に、ピン48を介して相対的に揺動自在に連結されている。
回転板42は、矢印E1に示すように、回転中心C1を中心として正逆方向に回転可能である。回転可能な角度範囲は、回転板42と中部鏡20に設けられた規制手段45により規制されている。
回転板42には、回転中心C1を中心とする点対称の位置に、一対のピン46が取付けられている。連結棒43は、ピン46を介して回転板42に相対的に揺動自在に連結されている。
上部鏡21用の連結棒43の下方端部は、ピン46を介して回転板42に相対的に揺動自在に連結されており、この連結棒43の上方端部は、上部鏡21に取付けられた被連結部材47に、ピン48を介して相対的に揺動自在に連結されている。
これと同様に、下部鏡22用の連結棒43の上方端部は、ピン46を介して回転板42に相対的に揺動自在に連結されており、この連結棒43の下方端部は、下部鏡22に取付けられた被連結部材47に、ピン48を介して相対的に揺動自在に連結されている。
したがって、ユーザーが下部鏡22を手前に折り曲げ操作すれば、下部鏡22は連結部40で折り曲げられる。これと同時に、下部鏡22に固定された被連結部材47が連結棒43を下方に引っ張るので、一方のピン46を介して回転板42が一方向に回転する。
その結果、他方のピン46を介して、上部鏡21用の連結棒43が上方に押し上げられる。この連結棒43による力は、ピン48,被連結部材47を介して上部鏡21をユーザー側に折り曲げ動作させる。こうして、上部鏡21と下部鏡22は、連動機構24を介して連動し、中部鏡20に対してそれぞれ同じ角度だけユーザー側に同時に折り曲げられる。
このように、ユーザーが下部鏡22のみを手前に折り曲げ操作するだけで、連動機構24を介して上部鏡21も連動して手前に折り曲げられるので、従来は見えにくかった頭の上部や顔の下部を容易に見ることができる。すなわち、下部鏡22を覗くと頭頂部を確認でき、上部鏡21を覗くと顎の下など顔の下部を確認できる。
上部鏡21は高い位置にあるので手が届き難いが、下部鏡22のみを揺動操作すれば、連動機構24を介して上部鏡21も連動して同時に揺動動作するので、下部鏡22と上部鏡21を容易に折り曲げたり元に戻したりすることができる。
その結果、他方のピン46を介して、上部鏡21用の連結棒43が上方に押し上げられる。この連結棒43による力は、ピン48,被連結部材47を介して上部鏡21をユーザー側に折り曲げ動作させる。こうして、上部鏡21と下部鏡22は、連動機構24を介して連動し、中部鏡20に対してそれぞれ同じ角度だけユーザー側に同時に折り曲げられる。
このように、ユーザーが下部鏡22のみを手前に折り曲げ操作するだけで、連動機構24を介して上部鏡21も連動して手前に折り曲げられるので、従来は見えにくかった頭の上部や顔の下部を容易に見ることができる。すなわち、下部鏡22を覗くと頭頂部を確認でき、上部鏡21を覗くと顎の下など顔の下部を確認できる。
上部鏡21は高い位置にあるので手が届き難いが、下部鏡22のみを揺動操作すれば、連動機構24を介して上部鏡21も連動して同時に揺動動作するので、下部鏡22と上部鏡21を容易に折り曲げたり元に戻したりすることができる。
縦型三面鏡1はロック機構50を有している。連動機構24とロック機構50は、それらの機構部が外部に露出しないように、鏡部23の裏面側に内蔵されている。
ロック機構50は、下部鏡22の裏面側25の下方内部に設けられ一方側(矢印G方向)に付勢されて揺動可能な爪部材51と、引き出し32の前面33に設けられ、爪部材51を係合離脱可能に係止する係止部材52とにより構成されている。爪部材51は、付勢部材たとえばコイルばね56により、下部鏡22の表面側の鏡とは逆方向に常時付勢されている。
ロック機構50は、下部鏡22の裏面側25の下方内部に設けられ一方側(矢印G方向)に付勢されて揺動可能な爪部材51と、引き出し32の前面33に設けられ、爪部材51を係合離脱可能に係止する係止部材52とにより構成されている。爪部材51は、付勢部材たとえばコイルばね56により、下部鏡22の表面側の鏡とは逆方向に常時付勢されている。
下部鏡22を手で後方に押せば、爪部材51がコイルばね56のばね力(付勢力)により係止部材52に係止されて、ロック機構50はロック状態になる。このロック状態のときは、鏡部23全体が、引き出し32の前面33に沿って平面状をなして前方(矢印B方向)を向いて、前面33に位置決め保持される(図1の状態)。
爪部材51には、ユーザーが指54で操作するための操作部55が設けられている。指54を操作部55に引っ掛けて、爪部材51をコイルばね56のばね力に抗して手前に引っ張れば、爪部材51が係止部材52から離脱して、ロック機構50がアンロック状態になる。このアンロック状態のときは、下部鏡22が折り曲げ可能になり、また、鏡部23は、矢印Dに示すように水平方向に揺動可能になる。
爪部材51には、ユーザーが指54で操作するための操作部55が設けられている。指54を操作部55に引っ掛けて、爪部材51をコイルばね56のばね力に抗して手前に引っ張れば、爪部材51が係止部材52から離脱して、ロック機構50がアンロック状態になる。このアンロック状態のときは、下部鏡22が折り曲げ可能になり、また、鏡部23は、矢印Dに示すように水平方向に揺動可能になる。
鏡部23を使用しないときには、下部鏡22が引き出し32の前面33にロック機構50により位置決め保持されて、鏡部23が平面状になって安定した状態で収納される。したがって、鏡部23が不安定な状態で動いてしまうのを防止することができる。
ロック機構50は、下部鏡22の下部に配置されているので、ユーザーは無理な姿勢をとらなくても、指54で爪部材51を引っ張るという簡単なワンタッチ操作で、爪部材51を動かしてロック機構50をアンロック状態にすることができる。これにより、下部鏡22を折り曲げたり、鏡部23を水平方向に揺動させることができる。
また、手で下部鏡22を後方に押せば、ワンタッチでロック機構50を簡単にロック状態にして、下部鏡22を引き出し32の前面33に位置決め保持することができる。
ロック機構50は、下部鏡22の下部に配置されているので、ユーザーは無理な姿勢をとらなくても、指54で爪部材51を引っ張るという簡単なワンタッチ操作で、爪部材51を動かしてロック機構50をアンロック状態にすることができる。これにより、下部鏡22を折り曲げたり、鏡部23を水平方向に揺動させることができる。
また、手で下部鏡22を後方に押せば、ワンタッチでロック機構50を簡単にロック状態にして、下部鏡22を引き出し32の前面33に位置決め保持することができる。
縦型三面鏡1は壁10に沿って配置されているが、鏡部23は揺動手段34を介して水平方向に揺動可能なので、ユーザーは、壁10側の狭い場所まで顔を持って行かなくてもよい。
すなわち、ユーザーは、洗面化粧台3の前方に座ったまままたは立ったままで、鏡部23を、手前に引っ張って矢印Dに示すように揺動させて自分の方を向ければ、ユーザーは、そのままの位置で横を向くだけで鏡部23を使用することができる。
また、縦型三面鏡1の使用後は、鏡部23を手で押して水平に揺動させて前方に向ければ、鏡部23が邪魔になることはない。
すなわち、ユーザーは、洗面化粧台3の前方に座ったまままたは立ったままで、鏡部23を、手前に引っ張って矢印Dに示すように揺動させて自分の方を向ければ、ユーザーは、そのままの位置で横を向くだけで鏡部23を使用することができる。
また、縦型三面鏡1の使用後は、鏡部23を手で押して水平に揺動させて前方に向ければ、鏡部23が邪魔になることはない。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形,付加などが可能である。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
本発明は、洗面室に設置される洗面化粧台の構成要素または付属品として使用されるほか、縦型三面鏡単独で洗面室,寝室,居間などに設置することもできる。
1 縦型三面鏡
3 洗面化粧台
20 中部鏡
21 上部鏡
22 下部鏡
23 鏡部
24 連動機構
25 裏面
30 収納庫
31 キャビネット
32 引き出し
33 前面
34 揺動手段
50 ロック機構
51 爪部材
52 係止部材
F 床面
3 洗面化粧台
20 中部鏡
21 上部鏡
22 下部鏡
23 鏡部
24 連動機構
25 裏面
30 収納庫
31 キャビネット
32 引き出し
33 前面
34 揺動手段
50 ロック機構
51 爪部材
52 係止部材
F 床面
Claims (4)
- 床面に対してほぼ垂直に配置される中部鏡または平面材と、この中部鏡または前記平面材の上部および下部にそれぞれ連結して設けられユーザー側にそれぞれ折り曲げ動作可能な上部鏡および下部鏡とにより鏡部が構成された縦型三面鏡であって、
前記中部鏡または前記平面材に連動機構を設け、前記上部鏡および前記下部鏡のうち一方の鏡をユーザーが折り曲げ操作することにより、前記連動機構を介して他方の鏡も連動して折り曲げ動作するようにしたことを特徴とする縦型三面鏡。 - 請求項1に記載の縦型三面鏡であって、
この縦型三面鏡は、床面に設置されたキャビネットと、このキャビネットに引き出し収納自在に設けられ内部に被収納物を収納可能な引き出しとにより構成される収納庫を有し、前記鏡部を前記引き出しの前面に設けたことを特徴とする縦型三面鏡。 - 請求項2に記載の縦型三面鏡であって、
前記収納庫を洗面化粧台の側部に設置し、前記鏡部を揺動手段を介して水平方向に揺動可能に前記引き出しにより支持し、
前記鏡部は、前記洗面化粧台の前方にいるユーザーの方向を向いて使用可能であり、非使用時にはこの鏡部を前方に向けた状態で前記引き出しの前面に位置決め保持可能であることを特徴とする縦型三面鏡。 - 請求項2または3に記載の縦型三面鏡であって、
この縦型三面鏡は、前記下部鏡の裏面側の下方内部に設けられ一方側に付勢されて揺動可能な爪部材と、前記引き出しの前面に設けられ、前記爪部材を係合離脱可能に係止する係止部材とにより構成されるロック機構を有し、
前記下部鏡を後方に押せば前記爪部材が前記係止部材に係止され、前記爪部材を付勢力に抗して手前に操作すれば前記爪部材が前記係止部材から離脱して前記下部鏡を折り曲げ可能であることを特徴とする縦型三面鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004102652A JP2005287540A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 縦型三面鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004102652A JP2005287540A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 縦型三面鏡 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005287540A true JP2005287540A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35321165
Family Applications (1)
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JP2004102652A Pending JP2005287540A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 縦型三面鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005287540A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004102652A patent/JP2005287540A/ja active Pending
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