JP4789375B2 - 引出家具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、OA機器等を利用するのに好適な引出を備えた引出家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、例えば会議などで使用するテーブルには、テーブルに着座した者それぞれがノート型パーソナルコンピュータ等のOA機器を使用できるように、内部に電源コンセントや情報コンセントなどの配線具類を取り付けられるようにした引出本体とこの引出本体をスライドさせるスライド部材を備えた引出を設けたものが見られる。そして、パソコンを使用するときには、この引出本体をスライドさせて開けて、その中に設けた配線具にパソコンの電源プラグを差し込み、またモジュラジャックを情報コンセントに差し込んで使用するようにしている。このような引出は、内部に取り付けた配線具類の配線を引出本体の外側に導き出すために引出本体の側壁部や底面や後壁部などに切欠部を設けて、この切欠部やから電源コンセントや情報コンセントの配線を引出本体の外部に導き出し、テーブルが置かれている部屋の壁や床などに設置されている電源コンセントや情報コンセントなどに接続して使用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上述べたように、引出本体の側壁部から配線を外部に引き出すようにしたものでは、引出本体をスライドさせる際に配線が、引出本体の側壁部近傍に設けられているスライド部材に挟さみ込まれる可能性がある。一方、底面や後壁部から配線を外部に導き出すようにしたものでは、スライド動作の過程で配線が引出本体内に引き込まれた場合に、引出本体を引き出す時に切欠部に配線が引っかかり、また引出本体を閉める時には切欠部から配線がスムーズに外部に導き出されず引出本体内に配線が存在したままとなる可能性があり、スライドを妨げる可能性があった。また、配線が引出の下方に位置する着座者の脚の辺りに撓んで、その配線が当たって着座者に不快感を与えてしまうという不具合があった。
【0004】
一方、かかる不具合を解決するために、配線として伸縮が可能なカールコードを用いたり、リールの機能を有する部材や機構を用いて、撓んだ配線を巻き取らせることによって、配線をスライド部材に挟まらないようにするとともに引出内に引きこまれないようにし、さらに足元を邪魔しないようにすることが考えられるが、カールコードは、高価なものになってしまう。また、リール機能を有する部材や機構を採用すると高価であるとともに、配線を曲げ過ぎないようにリールの巻取りを大きくすると、その結果部材や機構自体が大きくなってしまうという不具合があった。
【0005】
そこで、このような不具合を解決するために、コンセントなどの配線具を取り付けられるように引出本体に配線具取付部を備えた引出を設けた家具であって、簡素な構成で円滑に引出本体をスライドできるようにした引出家具を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、引出本体と、この引出本体をスライドさせるスライド部材を介して引出本体を支持する支持部材とを備え、引出本体に配線を備えた配線具を取り付けるための配線具取付部および当該配線具から延びる配線を外部へ導き出すための切欠溝や孔部などの切欠部を設けてなる引出家具であって、この切欠部に隣接する位置などの外部位置に、引出本体のスライドに伴なう前記切欠部の移動範囲に相当する長さの孔部や空間などの開口部を設けるとともに、切欠部から導き出された配線を少なくとも引出本体をスライド可能な長さ分保持する配線保持部とを設けたものである。
【0007】
このように構成したので、切欠部から導き出した配線を、開口部を通して配線保持部へ保持させるようにして、引出本体をスライドさせる際に、配線を引出のスライド部材に挟みこませないようすることができる。くわえて、配線を引出本体内に引き込まれないようすることができ、すなわち、円滑に引出本体をスライドさせることができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態における引出家具たるテーブル1の外観斜視図を示したものであり、図2は、本実施の形態における引出4の分解斜視図を示したものであり、図3は、図2における引出4を分解していない状態における平面図を示したものである。また、図4は、支持部材7の左側面図および右側面図を示したものであり、図5は、支持部材8の左側面図および右側面図を示したものである。
【0009】
図1に示す引出家具たるテーブル1は、会議などにおいて複数人の使用を前提に、天板2と、この天板2を支持する脚部3と、天板2の下方に設けられた複数の引出4を備えたものである。
【0010】
天板2は、複数たとえば4人ないし8人の着座者が、それぞれノート型パーソナルコンピュータP(以下ノート型パソコンと略す)などのOA機器類を使用することができるような大きさ、および強度に構成し、通常着座者が作業できる程度の高さに設けたものである。
【0011】
脚部3は、天板が着座者の大腿部に当たらないような高さに設定して、天板2を支持するものである。また、脚部3間に補強部材30を設けて脚部3を補強している。
【0012】
そして、このように構成したテーブル1に、本実施の形態では、引出本体5と、この引出本体5をスライド部材6を介してスライド可能に支持する左右の支持部材7、8とから構成した引出4を設けている。さらに、引出本体5に、配線D1を有する電源コンセントDを取り付けるための電源コンセント取付部9と、この電源コンセント取付部9に取り付けた電源コンセントDを保護するカバー10と、配線D1を引出本体5の外部に導き出すための切欠部たる切欠溝11とを設けている。また、支持部材7に、この切欠溝11を通して外部へ導いた配線D1を少なくとも引出本体5をスライド可能にさせる長さ以上保持させた配線保持部12と、引出本体5のスライド移動による切欠溝11の移動範囲に対応するような長さに開口させた長孔13とを設けている。また、配線保持部12を設けた支持部材7と反対側に位置する支持部材8に、情報コンセント取付部14を設けている。
【0013】
以下、各構成について詳述する。
【0014】
引出本体5は、左右に起立する側壁部50、51と、この側壁部50、51の前後に連続して設けた前壁部52および前壁部53と、これらの側壁部50、51、前壁部52、前壁部53に囲まれた底面部54とからなる上端を開口した箱状のもので、その内部に収納空間S1を設けたものである。そして、この収納空間S1を、少なくとも電源コンセント取付部9やノート型パソコンPの図示しないACアダプタを収納することができ、また着座者がこのACアダプタや電源プラグなどを電源コンセント取付部9に取り付けた電源コンセントDに差し込むことができるような大きさに設定している。また、前壁部52の中央部分から所定範囲を側壁部50、51より低く設けて隙間Nを設け、この隙間Nから引出4を閉めた状態でノート型パソコンPの電源コードP1を通せるようにしている。
【0015】
スライド部材6は、引出本体5の側壁部50、51に設けた前後に伸びるスライド片60と、支持部材7の側壁部71および支持部材8の側壁部80設けたスライドレール61とから構成したものである。
【0016】
左右の支持部材7、8のうち使用端側から見て左に位置する支持部材7は、その前後の長さを引出本体5の前後の長さと同じに設定した左右の側壁部70、71と、上下幅を引出本体と同じに設定した前壁部72、そして底面730を形成する底壁部73および頂壁部74とからなる後方を開口させた中空の箱状に形成したものである。また、使用端側から見て右に位置する支持部材8も外観上ほぼ同様の形状に構成したもので、左右の側壁部80、81と、前壁部82、そして底面830を形成する底壁部83および頂壁部84とから構成したものである。
【0017】
電源コンセントDは、配線D1と、コンセント差込面D2とを有するもので、後述する電源コンセント取付部9に取り付けられるように、コンセント差込面D2とその反対面との間にくびれ部をD3設けたものである。
【0018】
電源コンセント取付部9は、弾性を有する合成樹脂などによって対向する2つの側面視略台形の起立壁91と、この起立壁91の間に直交させて設けた取付面92を有する起立壁93(図3)とによって平面視略コの字状に形成した2つの取付部材90を、取付面91を対向させるように設け、この対向する取付面91の間に挟み込むように電源コンセントDを取り付けるようにしたものである。具体的には、取付面92を形成する起立壁93の上部に、対向する取付面91側に突出する傾斜面940を備えた爪部94を設け、その先端部側を自由端として、電源コンセントDのくびれ部D3を爪部の傾斜面940に上部から押し当てて、二つの対向する爪部94の間隔を広げるようにして嵌め、弾性力で元の位置に戻った爪部94の下端面部分でくびれ部D3を押し付けて固定するようにしたものである。さらに、この電源コンセント取付部9を、引出本体5の底面部54上の側壁部50近傍前面側に設け、着座者が着座した状態で引出本体5を開けて、そのまま手を入れて電源コンセントDに電源プラグを差し込むことができるようにして使い勝手を向上させている。なお、電源コンセント取付部としては、電源コンセントDを着脱可能に取り付けられるものであるとともに引出本体5内に収納可能なものであれば、本実施の形態の形状に限らない。
【0019】
カバー10は、スライド方向に沿った起立部100を略垂直に折り曲げて上面部101を設けて正面視略L字に形成した薄板状のもので、電源コンセント取付部9の上方部分および側面部分を引出本体5の前壁部52から後壁部53に渡って覆うようにしたものであり、適宜の手段で着脱可能に構成したものである。さらに、起立部100に開口102を設けて電源コンセント取付部9に取り付けた電源コンセントDのコンセント面D2を引出本体5の内側向きに突出させるようにし、パーソナルコンピュータの電源プラグやACアダプタなどを差し込んだ際にその配線コードがなめらかに曲がるようにしている。
【0020】
切欠溝11は、引出本体5の側壁部50の奥方に設けたもので、電源コンセントDの配線D1を引出本体5の外部に導き出すためのものである。
【0021】
配線保持部12は、支持部材7の内部空間S2を利用して、切欠溝11から導き出した配線D1を支持部材7の底面部730上に保持させるようにしたもので、さらに、この配線保持部12内に保持する配線D1部分を引出本体5をスライド可能にする長さ以上になるように配線D1の所定の位置を、適宜の手段によって固定する配線固定部120を支持部材7の底面部730の後端近傍に設けたものである。
【0022】
長孔13は、支持部材7に設けたスライドレール6の下方に、引出本体5のスライド方向すなわちスライドレール6と平行に、かつ前後の長さを引出本体5のスライドに伴う切欠溝11の移動範囲と略一致もしくは若干長く設けたもので、移動していく切欠溝11から導き出された電源コンセントDの配線D1をこの長孔13を通して支持部材7の内部に位置する配線保持部12へ保持させるようにしたものである。
【0023】
情報コンセント取付部14は、配線保持部12を設けた支持部材7と反対側に位置する支持部材8の内部空間S3を利用して、底面部830上の使用端近傍に情報コンセントJを取り付けるようにしたもので、前壁部82に開口820を設け、この開口820から情報コンセントJの差込口J2にモジュラジャックMを差し込むことができるようにしたものである。また、この開口820の上方に上向きに回転して開くように構成した窓部821を備えて、モジュラジャックMを差し込んでいない場合に、この窓部821を閉めて差込口J2に埃が入るのを防ぐようにしている。また、情報コンセントJの配線J1を底面部83上を後端部の開口へ向けて伸ばすようにし、歪曲に弱い配線J1を曲げないように設置している。このように電源コンセントDの配線D1を保持する配線保持部12と反対側に情報コンセント取付部14を設けて、電源コンセントDの配線D1と、情報コンセントJの配線J1とが交わらないようにして、ノイズが生じるのを防いでいる。
【0024】
以上のように構成した引出4の引出本体5内に設けた電源コンセント取付部9に電源コンセントDを取り付けた状態で、引出本体5をスライドさせた場合の配線D1の状態について図6を参照して述べる。
【0025】
まず、引出本体5を閉めた状態である閉止位置(a)から引出本体5を最も引き出した引き出し位置(b)までスライドさせた場合について述べる。
【0026】
閉止位置(a)において電源コンセントDの配線D1は、配線保持部12内に撓んだ状態で保持されており、配線D1の長孔13との接触点Tは、長孔13の最も奥方のA点に位置している。引出本体5をスライドさせると、これに伴う切欠溝11の前方(使用端側)への移動によって、配線D1は、引っ張られるように、その撓み部分を伸ばしていく。この際、配線D1は電源コンセントDから切欠溝11までの長さを一定に保ちながら、長孔13との接触点Tを閉止位置(a)におけるA地点から引き出し位置(b)での接触点Tの位置であるA’地点まで長孔13に沿って前方へ移動させて撓みを伸ばしていく。すなわち、配線保持部9から切欠溝13の間で配線D1を引っかからせることなくスムーズに引出本体5を引き出していくことができる。
【0027】
次に、引出本体5を引き出し位置(b)から、閉止位置(a)まで、スライドさせた場合についてのべる。
【0028】
引出本体5のスライド移動に伴なって切欠溝11が後方(反使用端側)へ移動し、それに伴いこの切欠溝11から導き出されている配線D1は、長孔13との接触点Tを、A‘地点から、A地点まで移動させながら撓んでいく。この際、接触点Tと電源コンセントDとの間の配線D1の長さを略一定に保ちながら、配線D1が引出本体5内側に引き込まれることなく隣接する長孔13を通って、配線保持部12内に撓んでいく。さらに、長孔13を切欠溝11に隣接させて設けているので、この部分に配線D1の撓みを生じてスライド部材6に挟まれるようなことはほとんどない。また、配線D1は、配線保持部12を構成する支持部材7の側壁部70、71、前壁部72、頂壁部73、底壁部74に外側に出ないように規制されながら引出本体5のスライドに伴って撓んでいく。すなわち、引出本体5を閉める際も、スライド部材6に挟まれることなくスムーズにスライドさせることができる。このように、引出本体5を開ける場合においても閉める場合においても、円滑にスライド移動させることができる。
【0029】
以上詳述したように、本実施の形態における引出4は、引出本体5の側壁部50に電源コンセントDの配線D1を引出本体5の外部へ導き出すための切欠溝11を設けるとともに、この切欠溝11から導き出された配線D1の少なくとも引出本体をスライド可能な長さ分を保持する配線保持部12を設けて、切欠溝11と配線保持部12との間に、引出本体5のスライドに伴なう切欠溝11の移動範囲に相当する長さの長孔13を切欠溝11に隣接させて設けたので、切欠溝11から導き出した配線D1を、隣接する長孔13を通して配線保持部12へ保持させるようにすることによって、引出本体5をスライドさせた際に引出4のスライド部材6に挟みこまれることを防ぎ、さらに、配線D1が配線保持部12への入口部分にひっかかることや引出本体5内に引き込まれることを防いで、円滑に引出本体5をスライドさせることができる。
【0030】
また、配線保持部12を引出本体5の側方に位置する支持部材7に設けたので、引出本体5の上方や奥方や下方に配線保持部12を設けた場合と比較して、天板2と引出4との隙間をなくすことができ、すなわち、引出本体5の下方に位置する着座空間を大きく確保することができる。
【0031】
また、支持部材7を、側壁部70、71、前壁部72,底壁部73、頂壁部74で囲まれた中空の箱状に構成し、配線保持部12を支持部材7の底面部73aに設けるとともに、開口たる長孔13を支持部材7の側壁部71に設けたので、支持部材7と配線保持部12とを兼ねさせて部品点数を少なくすることができる。さらに、側壁部70、71、前壁部72,底壁部73、頂壁部74で配線D1の引出本体5のスライドに伴う撓み部分を規制して、スライド部材6へ挟みこまれることをより一層防ぐことができる。
【0032】
また、情報コンセントJを取り付けるための情報コンセント取付部14を、電源コンセントDの配線D1を保持させる配線保持部12を設けた支持部材7と反対側の支持部材8に設けたので、電源コンセントの配線D1と情報コンセントJの配線J1とが接触してノイズを生じるのを防ぐことができる。
【0033】
また、電源コンセント取付部9を、引出本体5内の側部近傍の前方側に設けたので、着座者が着座したまま引出本体5を開けて、天板2上に載せたパーソナルコンピュータの電源プラグなどをコンセント面D2に差し込むことができる。
【0034】
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。
【0035】
たとえば、本実施の形態では、配線保持部12を支持部材7と兼ねるように構成し、部品点数を少なくしているが、配線保持部12を、別体に設けた板状や樋状のものに構成して、開口部を配線保持部の上部に位置する開放空間として、その開放空間から配線D1を保持させるようにしたものでももよい。また、開口部を備えた箱状の配線保持部を別体に設けたものでもよい。
【0036】
その他、各部の具体的構成についても本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0037】
【発明の効果】
すなわち、本発明は、引出本体と、この引出本体をスライドさせるスライド部材を介して引出本体を支持する支持部材とを備え、引出本体に配線を備えた配線具を取り付けるための配線具取付部および当該配線具から延びる配線を外部へ導き出すための切欠溝や孔部などの切欠部を設けてなる引出家具であって、この切欠部に隣接する位置などの外部位置に、引出本体のスライドに伴なう前記切欠部の移動範囲に相当する長さの孔部や空間などの開口部を設けるとともに、切欠部から導き出された配線を少なくとも引出本体をスライド可能な長さ分保持する配線保持部とを設けたので、配線がスライド部材に挟みこまれることを防ぎ、また配線をスムーズに切欠部から導き出されるようにして、円滑に引出本体をスライドさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における引出を採用したテーブルの外観斜視図。
【図2】同実施の形態における引出の分解斜視図。
【図3】同実施の形態における引出の平面図。
【図4】同実施の形態における一方の支持部材の左側面図、右側面図。
【図5】同実施の形態における他方の支持部材の左側面図、右側面図
【図6】同実施の形態における引出本体のスライド状態を示す図。
【符号の説明】
1…テーブル
4…引出
5…引出本体
6…スライド部材
7…支持部材
8…支持部材
9…電源コンセント取付部
11…切欠部(切欠溝)
12…配線保持部
13…長孔
14…情報コンセント取付部
D…電源コンセント
J…情報コンセント
D1…配線

Claims (7)

  1. 引出本体と、この引出本体をスライドさせるスライド部材を介して引出本体を支持する支持部材とを備え、前記引出本体にコンセントなどの配線具を取り付けるための配線具取付部および、当該配線具から延びる配線を外部へ導き出すための切欠部とを設けてなる引出家具であって、
    前記切欠部における引出本体の外部位置に、当該切欠部のスライド範囲に渡って開口する開口部を設けるとともに、前記引出本体のスライド長さに対応した配線を保持する配線保持部を設けてなり、
    配線保持部を引出本体の側方に設けた引出家具。
  2. 引出本体と、この引出本体をスライドさせるスライド部材を介して引出本体を支持する支持部材とを備え、前記引出本体にコンセントなどの配線具を取り付けるための配線具取付部および、当該配線具から延びる配線を外部へ導き出すための切欠部とを設けてなる引出家具であって、
    前記切欠部における引出本体の外部位置に、当該切欠部のスライド範囲に渡って開口する開口部を設けるとともに、前記引出本体のスライド長さに対応した配線を保持する配線保持部を設けてなり、
    支持部材を、壁部で囲まれた中空の箱状に構成し、配線保持部を前記支持部材の少なくとも一部を構成するように設けるとともに、開口を前記支持部材の壁部に設けた引出家具。
  3. 引出本体と、この引出本体をスライドさせるスライド部材を介して引出本体を支持する支持部材とを備え、前記引出本体にコンセントなどの配線具を取り付けるための配線具取付部および、当該配線具から延びる配線を外部へ導き出すための切欠部とを設けてなる引出家具であって、
    前記切欠部における引出本体の外部位置に、当該切欠部のスライド範囲に渡って開口する開口部を設けるとともに、前記引出本体のスライド長さに対応した配線を保持する配線保持部を設けてなり、
    配線具取付部を、電源コンセントを取り付ける電源コンセント取付部として構成し、当該電源コンセント取付部を引出本体内の左右どちらか一方の側部近傍に設け、さらに、情報コンセントを取り付けるための情報コンセント取付部を、配線保持部を設けた側と反対側に設けた引出家具。
  4. 引出本体と、この引出本体をスライドさせるスライド部材を介して引出本体を支持する支持部材とを備え、前記引出本体にコンセントなどの配線具を取り付けるための配線具取付部および、当該配線具から延びる配線を外部へ導き出すための切欠部とを設けてなる引出家具であって、
    前記切欠部における引出本体の外部位置に、当該切欠部のスライド範囲に渡って開口する開口部を設けるとともに、前記引出本体のスライド長さに対応した配線を保持する配線保持部を設けてなり、
    配線具取付部を、引出本体内の側部前方に設けた引出家具。
  5. 支持部材を、壁部で囲まれた中空の箱状に構成し、配線保持部を前記支持部材の少なくとも一部を構成するように設けるとともに、開口を前記支持部材の壁部に設けた請求項1記載の引出家具。
  6. 配線具取付部を、電源コンセントを取り付ける電源コンセント取付部として構成し、当該電源コンセント取付部を引出本体内の左右どちらか一方の側部近傍に設け、さらに、情報コンセントを取り付けるための情報コンセント取付部を、配線保持部を設けた側と反対側に設けた請求項1、2または5記載の引出家具。
  7. 配線具取付部を、引出本体内の側部前方に設けた請求項1、2、3、5または6記載の引出家具。
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