JP2005287443A - 野菜収穫機 - Google Patents

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【課題】玉葱等の鱗茎菜類作物の根部を、簡易な構成で適切に切除できるようにした野菜収穫機を提供すること。
【解決手段】
圃場の作物の茎葉を挟持して引き抜いて搬送する引抜搬送ベルト13で搬送中に茎葉を切断する茎葉カッタ21と引抜搬送ベルト13の搬送始端側の方向にあって作物の球部を保持する玉挟持ベルト16と作物の根部を切断する根部カッタ18とを備え、引抜搬送ベルト13で作物の茎葉を挟持し、玉挟持ベルト16で作物の球部を保持し、球部の下端部が圃場面Uから浮上したときから根部の下端部が圃場面Uより抜けきる直前までの間に根部カッタ18が根部を切断できるようにした野菜収穫機である。作物の球部の下端部が圃場面Uから浮上して根部が地上に露出し、そして、根部の下端部が圃場面Uから抜けきらない内に、根部カッタ18によって根部を切断されるので、作物の根部はその下端部が圃場に支持されて上下に張った状態で切断され、切り残しが生じにくい。
【選択図】図1

Description

タマネギ等の鱗茎菜類作物の野菜収穫機に関するものである。
タマネギ等の鱗茎菜類作物を圃場から茎葉を引抜き、搬送中に茎葉を切断して除去するして鱗茎部分を収穫する野菜収穫機が知られている。
従来の前記野菜収穫機では、作物の球部及び根部を圃場から引き抜き、完全に引き抜かれた作物の球部及び根部の上方を切断して作物の球部及び根部を回収する機械であった。
特開平11−266642号公報
前記従来の野菜収穫機は、圃場から完全に引き抜いた作物の球部及び根部の下端が固定されていない状態で根部をカッタで切除するため、球部及び根部の切り残しが生じ易く、適切な球部及び根部の切除が行い難いものであった。また、球部及び根部を切断する前に球部及び根部をカッタのある切断箇所に揃える手段が別途必要になるため、コスト高になっていた。
本発明の課題は、玉葱等の鱗茎菜類作物の根部を、簡易な構成で適切に切除できるようにした野菜収穫機を提供することである。
請求項1記載の発明は、機体を前進走行可能とする走行装置と、圃場の作物の茎葉部を挟持して機体の後側上方に搬送する搬送装置と、作物の球部の下側に生えている根部を切断する根部切断装置とを備えた鱗茎菜類等の作物の収穫機において、前記根部切断装置は、前記搬送装置によって作物の球部の下端部が圃場面から浮上したときから根部の下端部が圃場面から抜け切る直前までの間に地上に露出した根部を切断可能に配置した野菜収穫機である。
請求項2記載の発明は 前記搬送装置と根部切断装置は機体前側より機体後側が高い位置になるように傾斜して設けると共に、根部切断装置の切断位置が搬送装置の搬送始端部の後側かつ近傍に位置するよう配置した請求項1記載の野菜収穫機である。
請求項3記載の発明は、前記根部切断装置と引抜搬送装置との機体上下方向の間には前記作物の球部を挟持する球部挟持ベルトを設けた請求項1記載の野菜収穫機である。
請求項4記載の発明は、前記球部挟持ベルトの周速を前記引抜搬送装置の周速よりも早くするよう構成した請求項3記載の野菜収穫機である。
請求項1の記載の発明によれば、作物の球部の下端部が圃場面から浮上して根部が地上に露出し、そして、根部の下端部が圃場面から抜けきらない内に、根部切断装置によって根部を切断されるので、作物の根部は、その下端部が圃場に支持されて上下に張った状態で切断され、切り残しが生じにくい。従って、タマネギなどの鱗茎菜類作物の根部を簡易な構成で適切に切除できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、球部が圃場面から浮上してからすぐに根部を切断することができ、根部が圃場内に強く張った状態で切断することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、球部がぶれないように挟持しながら、根部を切断することができるため、より安定した切断作業を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加えて、球部の底面を根部切断装置に略平行な状態にして根部を切断することが可能になるので、よりきれいに根部を切断できる。
本発明の一実施例のタマネギ用の根菜収穫機を図面とともに説明する。しかし、本発明は下記の実施例によって、制限されるものではない。
図1に本実施例の根菜収穫機の側面図、図2に上から見た平面図を示す。根菜収穫機は機体フレーム1に支持された前車軸(図示せず)に前輪2が設けられ、該機体フレーム1の後端にはトランスミッション5とエンジン4を接続し、トランスミッション5の両側壁を貫通して後輪3への動力伝動軸(図示せず)が設けられ、該動力伝動軸から後輪駆動用の伝動装置が設けられ、該伝動装置のケース6内に後輪3の車軸7が収納されている。またトランスミッション5の両側壁には棒状のハンドル8の先端部が接続されており、該ハンドル8の先端部の反対側の端部はグリップ9が設けられている。ハンドル8のグリップ9の近傍にはトランスミッション5から後輪3に伝達する動力を切るサイドクラッチレバー11と後述するタマネギ収穫時に作動させるタマネギ引抜用の引抜搬送装置12を作動させる作業用クラッチレバー14(14a,14b)が設けられている。
引抜搬送装置12は水平に対して所定の角度で斜め方向に向けられてトランスミッション5に基部が支持された伝動装置ケース15に固定支持されている。引抜搬送装置12の一対の引抜搬送ベルト13,13は所定の間隔で互いに逆回転する一対の無端ベルトからなり、該一対の引抜搬送ベルト13,13は同一平面上に配置され、ベルトの搬送始端部が圃場面Uの近くにあるので、該一対の引抜搬送ベルト13,13の搬送始端部の間でタマネギの葉茎部を挟持して、後方上方に搬送する間にタマネギを圃場から引き抜くことができる。
引抜ベルト13の搬送始端部側の該引抜ベルト13の下方に一対の無端ベルト16,16が設けられており、図4の図1のA−A線矢視図に示すように、下側の搬送可能な距離が短い一対のベルトはタマネギの玉を保持する程度の間隔と高さ方向の幅が設けられた玉挟持ベルト16,16であり、上側の搬送可能な距離が比較的長い一対のベルト13,13は茎葉を挟持し得るように狭い間隔が設けられた茎葉挟持引抜搬送ベルト13,13である。
一対の根部カッタ18,18は一対の玉挟持ベルト16,16の下方にあり、根部カッタ18は玉挟持ベルト16によってタマネギの球部の下端部が圃場面Uから浮上したときから根部の下端部が圃場面Uから抜けきる直前までの間に地上に露出した根部を切断できるような部位に引抜搬送装置12側に支持されている。
また、玉挟持ベルト16と根部カッタ18は機体前側より機体後側が高い位置になるよう傾斜して設けると共に、根部カッタ18のタマネギ根部の切断位置が玉挟持ベルト16の搬送始端部の後方であり、かつ近傍に位置するよう配置した。
一対の引抜ベルト13,13により一対の機体フレーム1,1の水平部分の少し上側にまで搬送されたタマネギの茎葉が切断できるように、一対の茎葉カッタ21,21が設けられている。
また図3に引き抜きベルトの駆動機構を線図で示すが、エンジン4の動力はトランスミッション5で変速制御された後、茎葉カッタ21と二組の無端ベルト13,16に動力伝達させる二段のスプロケット22,23とを駆動する。該二段のスプロケット22,23の下段側のスプロケット22は根部カッタ18と玉挟持ベルト16を駆動させるプーリ群24〜26に動力を伝達し、上段のスプロケット23は茎葉挟持引抜搬送ベルト(引抜ベルト)13を駆動させるプーリ群27〜29に動力伝達する。
上記構成の根菜収穫機において、タマネギの球部の下端部が圃場面Uから浮上して根部が地上に露出し、そして、根部の下端部が圃場面Uから抜けきらない内に、下根を切断できる位置に根部カッタ18を配置しているので、タマネギの根部が圃場に支持されて、根部が玉挟持ベルト16と圃場の間で上下に張った状態で根部カッタ18で切断できるので、根部の切り残しが生じにくい。従って、タマネギを始めとする鱗茎菜類作物の根部を、簡易な構成で適切に切除でき、一対の球挟持ベルト16,16で球を挟み振れ止めするので切断性が良くなる。
また、球挟持ベルト16の周速を引抜ベルト13の周速より速くして球の底面が根部カッタ18と平行になるようにする。このとき玉挟持ベルト16の傾斜面は根部カッタ18の回転平面と略平行な状態になるので、きれいに根部を切断できる。
さらに、引抜搬送装置12は一対の対向する周回部材(引抜ベルト13,13、プーリ28,29など)と該周回部材を支持する支持フレーム10とから構成し、該支持フレーム10は根部カッタ18と周回部材との間に配置したので、根部カッタ18と周回部材との間の高さを高くすることができるため、根部カッタ18をより低い位置に配置することができ、球部が圃場面Uから浮上してからすぐに根部を切断することができ、根部が圃場内に強く張った状態で切断することができる。
このように根部が圃場内に強く張った状態でぶれないように挟持しながら、根部を切断することができるため、より安定した根部の切断作業を行うことができる。
根部を切断されたタマネギは上段の一対の引抜ベルト13,13で茎葉が挟持されて、斜上向きに後方に向けて搬送される。機体フレーム1の水平部分の少し上側にまで搬送された所に一対の茎葉カッタ21,21があるのでタマネギの上側の茎葉が切断されタマネギは圃場面U上に落下する。
本発明はタマネギ等の鱗茎菜類作物を引抜き搬送して収穫する野菜収穫機に利用できる。
本発明の一実施例の根菜収穫機の側面図である。 本発明の一実施例の根菜収穫機の平面図である。 図1の根菜収穫機の搬送装置の動力伝達線図である。 図1のA−A線矢視図である。
符号の説明
1 機体フレーム 2 前輪
3 後輪 4 エンジン
5 トランスミッション 6 伝動装置ケース
7 後輪車軸 8 ハンドル
9 グリップ 10 支持フレーム
11 サイドクラッチ 12 引抜搬送装置
13 引抜搬送ベルト 14a,14b 作業用クラッチレバー
15 伝動装置ケース 16 玉挟持ベルト
18 根部カッタ 21 茎葉カッタ
22,23 スプロケット 24〜29 プーリ

Claims (4)

  1. 機体を前進走行可能とする走行装置と、
    圃場の作物の茎葉部を挟持して機体の後側上方に搬送する搬送装置と、
    作物の球部の下側に生えている根部を切断する根部切断装置とを備えた鱗茎菜類等の作物の収穫機において、
    前記根部切断装置は、前記搬送装置によって作物の球部の下端部が圃場面から浮上したときから根部の下端部が圃場面から抜け切る直前までの間に地上に露出した根部を切断可能に配置したことを特徴とする野菜収穫機。
  2. 前記搬送装置と根部切断装置は機体前側より機体後側が高い位置になるように傾斜して設けると共に、根部切断装置の切断位置が搬送装置の搬送始端部の後側かつ近傍に位置するよう配置したことを特徴とする請求項1記載の野菜収穫機。
  3. 前記根部切断装置と引抜搬送装置との機体上下方向の間には前記作物の球部を挟持する球部挟持ベルトを設けたことを特徴とする請求項1記載の野菜収穫機
  4. 前記球部挟持ベルトの周速を前記引抜搬送装置の周速よりも早くするよう構成したことを特徴とする請求項3記載の野菜収穫機。
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