JP2005286992A - 圧電振動片、圧電振動子および圧電発振器 - Google Patents

圧電振動片、圧電振動子および圧電発振器 Download PDF

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Abstract

【課題】 圧電振動片において、主振動の減衰振動が圧電振動片の周辺端部へ到達することを低減し、CI値を悪化させることなく、また、他の振動モードを誘発せずに発振周波数を安定させる。
【解決手段】 厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片10において、主面11の中央部を囲むように第1溝部12,第2溝部13を形成し、第1溝部12,第2溝部13における厚さを、振動片10の中央部の厚さに対して96%以下かつ70%以上となるように構成する。
【選択図】 図10

Description

本発明は厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片において、主振動の減衰振動が圧電振動片の周辺端部へ到達することを低減し、圧電振動片の周辺端部での振動変位を小さくする圧電振動片、圧電振動子および圧電発振器に関する。
近年、圧電振動子は各種電子機器または通信機器において、基準周波数信号源として広く用いられている。圧電振動子として特に、ATカット水晶振動子は広い温度範囲での周波数安定性を有し、また、経時変化特性にも優れていることから電子機器など機器から移動体通信用機器など広範囲に利用されている。
ATカット水晶振動子は、一般に厚み滑り振動モードを主振動として用いられている。この厚み滑り振動では、振動片の中央に配置された励振電極直下に定在波を作り、その振動を共振周波数として取り出しているが、振動片の中央で発生した振動は減衰しながら振動片の周辺端部へ伝えられる。
ここで、振動片の周辺端部において減衰された振動は、振動子としての電気的特性を確保するためには充分に減衰されている必要がある。振動片は振動片周辺端部において、セラミックなどの収容容器に導電性接着材などを介して固着されて保持される。このため、振動片周辺端部における振動が充分に減衰されていない場合には、振動片周辺端部の固着部分から振動が収容容器へ漏洩し、そのことにより振動片中心部の振動が阻害されてクリスタルインピーダンス(以下、CI値と呼ぶ)を悪化させることになる。また、他の振動モードを誘発して発振周波数の安定性を低下させることにもなる。
厚み滑り振動の減衰振動を振動片周辺端部で充分に減衰させるために、特許文献1および特許文献2に示すような構成が開示されている。この構成によれば、励振電極の外周縁に沿って1本の溝を設けることにより、振動片周辺端部での振動を抑制、あるいは振動子としての電気的特性を改善する構成となっている。
特開平9−93076号公報 特開2001−257558号公報
しかしながら、前述の特許文献の開示においては、振動片における溝の深さについて限界値および実用的な値については不明確であるという問題があった。
本発明は、実用的に振動片の周辺端部での振動を充分に減衰でき、CI値を悪化させることなく、また、他の振動モードを誘発せずに発振周波数の安定した圧電振動片、圧電振動子および圧電発振器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の圧電振動片は、主面の少なくとも一方の面に溝部を有するとともに厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片であって、前記溝部は前記圧電振動片の中央部を挟んで対峙するようにまたは前記圧電振動片の中央部を囲むように形成され、前記溝部における厚さは前記中央部の厚さに対して96%以下かつ70%以上に形成されていることを特徴とする。
本発明の圧電振動片によれば、圧電振動片の主面中央部を挟んで対峙するように、または主面中央部を囲むように溝部を形成したことにより、主面中央部で発生した厚み滑り振動を効果的に減衰させ、圧電振動片の周辺端部の振動変位を小さくすることができる。しかも、溝部における圧電振動片の厚さを、溝部を形成していない中央部の圧電振動片の厚さに対して96%以下かつ70%以上にすることにより、効果的な厚み滑り振動の減衰を得ることができる。このことにより、圧電振動片をその端部で保持する場合には、保持部から振動の漏洩が低減できる。そして、この振動の漏洩が低減されることにより、圧電振動片の中央部の主振動を阻害することを低減でき、CI値を向上させ、また、他の振動モードを誘発せず発振周波数の安定した圧電振動片を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、主面の少なくとも一方の面に溝部を有するとともに厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片であって、前記溝部は前記主面の中央部を挟んで対峙するようにまたは前記中央部を囲むように形成され、前記溝部における厚さは前記中央部の厚さに対して92%以下かつ80%以上に形成されていることを特徴とする。
このようにすれば、圧電振動片の主面中央部を挟んで対峙するようにまたは主面中央部を囲むように溝部を形成したことにより、主面中央部で発生した厚み滑り振動を効果的に減衰させ、圧電振動片の周辺端部の振動変位を小さくすることができる。特に、溝部における圧電振動片の厚さを、溝部を形成していない主面中央部の圧電振動片の厚さに対して92%以下かつ80%以上にすることにより、さらに効果的な厚み滑り振動の減衰を得ることができる。このことにより、圧電振動片をその端部で保持する場合には、保持部から振動の漏洩が低減できる。そして、この振動の漏洩が低減されることにより、圧電振動片の中央部の主振動を阻害することを低減でき、CI値を向上させ、また、他の振動モードを誘発せず発振周波数の安定した良好な圧電振動片を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、前記溝部が前記圧電振動片の中央部から周辺端部に向かい間隔を開けて複数列設けられることが望ましい。
このようにすれば、圧電振動片の中央部で発生した厚み滑り振動を段階的に減衰させることができ、圧電振動片の周辺端部の振動変位を小さくすることができる。また、主面中央部で発生した厚み滑り振動を段階的に減衰させることにより、単数の溝部を形成した場合の急激な振動の減衰を緩やかに制御することができ、急激な振動の減衰が主振動を阻害することを低減できる。
また、本発明の圧電振動片において溝部を複数列設けた場合、主面の最も外側に位置する前記溝部の幅を前記中央部における厚さ以上とすることが望ましい。
このようにすれば、最も外側に形成した溝部により、圧電振動片の中央部で発生した厚み滑り振動を確実に減衰させることが可能となる。
また、本発明の圧電振動片において溝部を複数列設けた場合、溝部は当該各溝部における厚さが、圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成されることが望ましい。
溝部における厚さは、薄くなるに従い振動の減衰効果があるため、このようにすれば、圧電振動片の中央部に近い部分では振動の減衰を少なく、圧電振動片の周辺端部に行くに従い振動の減衰を効果的に大きくすることができる。つまり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないように、段階的に振動の減衰を緩やかに制御することがでる。このように、主振動を阻害する急激な減衰を低減できるため、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片において、複数の溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成されることが望ましい。
溝部と溝部との間隔は狭くなるに従い、振動の減衰効果があるため、このようにすれば、圧電振動片の中央部に近い部分では振動の減衰を少なく、圧電振動片の周辺端部に行くに従い振動の減衰を効果的に大きくすることができる。つまり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないように、段階的に振動の減衰を緩やかに制御することがでる。このように、主振動を阻害する急激な減衰を低減できるため、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、複数の溝部は当該各溝部の幅が、圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されることが望ましい。
溝部の幅は広くなるに従い、振動の減衰効果があるため、このようにすれば、圧電振動片の中央部に近い部分では振動の減衰を少なく、圧電振動片の周辺端部に行くに従い振動の減衰を効果的に大きくすることができる。つまり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないように、段階的に振動の減衰を緩やかに制御することができる。このように、主振動を阻害する急激な減衰を低減できるため、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、複数の溝部は当該各溝部における厚さが、圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成され、さらに各溝部の幅が、圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されることが望ましい。
このようにすれば、溝部の厚さを変化させる効果に加え、溝部の幅を変化させる効果が加わり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないことができる。このため、急激な減衰が主振動を阻害することを低減でき、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、複数の溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成され、さらに各溝部における厚さが、圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成されることが望ましい。
このようにすれば、溝部と溝部の間隔を変化させる効果に加え、溝部の厚さを変化させる効果が加わり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないことができる。このため、急激な減衰が主振動を阻害することを低減でき、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、複数の溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成され、さらに各溝部の幅が、圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されることが望ましい。
このようにすれば、溝部と溝部の間隔を変化させる効果に加え、溝部の幅を変化させる効果が加わり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないことができる。このため、急激な減衰が主振動を阻害することを低減でき、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、複数の溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成され、各溝部の厚さが、圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成され、さらに各溝部の幅が、圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されることが望ましい。
このようにすれば、溝部と溝部の間隔を変化させる効果に加え、溝部の厚さおよび幅を変化させる効果が加わり、主振動の近い部分での減衰を急激に起こさないことができる。このため、急激な減衰が主振動を阻害することを低減でき、その結果、圧電振動片として良好な電気的特性を得ることができる。
また、本発明の圧電振動片は、上述した圧電振動片の2つの主面中央部に任意形状に形成され、かつ厚さ方向に対向する一対の励振電極と、前記励振電極に接続され前記圧電振動片の周辺端部に延伸する接続電極が形成されてもよい。
このようにすれば、圧電振動片の中央部で厚み滑り振動を発生させ、圧電振動片の周辺端部で導電性接着材等を介して固着保持する場合に、圧電振動片の周辺端部における振動は充分に減衰されており、この固着保持した部分から振動が漏洩することを抑制することができる。このことから、良好な電気的特性の圧電振動片を得ることができる。
また、上述した本発明に係る圧電振動片と、前記圧電振動片をその端部で電気的に接続された状態に固着保持する保持部とを有する圧電振動子を提供することも可能となる。
このように、圧電振動子は圧電振動片の端部で導電性接着材等を介して固着し保持されるため、振動片から保持部への振動の漏洩が抑制され、主面に溝部を形成した圧電振動片の効果を引き出し、電気的特性の優れた圧電振動子を提供できる。
さらに、上述した圧電振動片と、前記圧電振動片を発振させるための回路部と、前記圧電振動片の端部を固着保持するとともに、圧電振動片と前記回路部とを固着して電気的に接続する保持部とを有する圧電発振器を提供することも可能となる。
このように、圧電発振器は圧電振動片の周辺端部で導電性接着材等を介して固着し保持されるため、振動片から保持部への振動の漏洩が抑制され、主面に溝部を形成した圧電振動片の効果を引き出し、電気的特性の優れた圧電発振器が提供できる。
なお、本発明では溝部における振動片の厚さについて定義したが、本発明の技術的思想においては、溝部の深さについて定義しても同一の趣旨である。つまり、本発明の圧電振動片は、主面の少なくとも一方に溝部を有するとともに厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片であって、前記溝部が前記主面に中央部を挟んで対峙するようにまたは前記中央部を囲むように形成され、溝部を圧電振動片主面の一方の面のみに形成する場合は、前記溝部の深さは前記中央部の厚さに対して4%以上かつ30%以下となる深さに形成されていてもよい。また、圧電振動片の主面の両面に同等の深さの溝部を厚さ方向に対向して形成する場合には、一方の主面に形成される溝部の深さは中央部の厚さに対して2%以上かつ15%以下に形成されていてもよい。
さらに、前記溝部を形成することの効果を向上させるために、本発明の圧電振動片は、主面の少なくとも一方に溝部を有するとともに厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片であって、前記溝部が前記主面に中央部を挟んで対峙するようにまたは前記中央部を囲むように形成され、溝部を圧電振動片主面の一方の面のみに形成される場合は、前記溝部の深さは前記中央部の厚さに対して8%以上かつ20%以下に形成されていてもよい。また、主面の両面に同等の深さの溝部を厚さ方向に対向して形成する場合には、一方の主面に形成する溝部の深さは前記中央部の厚さに対して4%以上かつ10%以下に形成されていてもよい。
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明するが、その前に本発明の原理についてATカット水晶振動片(以下、振動片という)の場合で説明をする。
厚み滑り振動の伝播は下記の数式1〜4により表される。この数式1〜4によれば、振動片上に周波数の違う領域が存在する場合、振動の伝播は周波数の高い方から低い方に向かって起こるが、周波数の低い方から高い方には、α、βが虚数となるために厚み滑り振動の伝播は起こらず減衰することになる。つまり、一般の励振電極を形成した振動片において、厚み滑り振動は周波数の低い励振電極のある部分から、周波数の高い励振電極のない周辺端部への伝播は起こらず減衰していく。
Figure 2005286992
Figure 2005286992
Figure 2005286992
Figure 2005286992
U:厚み滑り振動のX方向、Z´方向への変位、B:振幅強度、
ω、ωS:メサ部分の角周波数および振動片の角周波数、
α、β:X、Z´方向それぞれへの伝播定数、C55、C66:弾性スティフネス(所定の結晶方向における弾性率を表すマトリックスの中の定数)、
11、s13、s33:弾性コンプライアンス(所定の結晶方向における弾性率を表すマトリックスの中の定数)、
j:虚数単位、t:時間、x:X方向の距離、z´:Z´方向の距離。
本発明者は、上記の数式を用い、振動片に溝部を形成することにより周波数の高い部分をつくり、振動の減衰を振動片の周辺端部で効果的に行うことを意図した。また、振動片の周辺端部における振動の減衰だけでなく、振動片としての電気的特性についても考慮した。
つまり、本発明者は振動片における溝部の厚さについて、振動片周辺端部の振動を充分に減衰させるという観点と、周波数の低い領域が完全に機械的に分離された場合のスプリアス発生の問題も考慮して上記数式1から4を用い有限要素法(FEM)にて、最適な溝部における振動片の厚さ(溝深さ)を解析した。
以下に、上述した原理に基づいた具体的な本発明の実施例について、ATカット水晶振動片の場合にて説明する。なお、以下図面での尺度は説明のために現尺ではなく、適宜拡大および縮小されている。
図1および図2は本発明の実施例1を説明する振動片の概略図である。図1(a)は振動片の斜視図、図1(b)は振動片の平面図、図1(c)は同図(b)のA−A断面図、図2は図1(c)における溝部の部分拡大図である。
圧電振動片としての振動片10は、例えば共振周波数27MHz、X辺比(振動片におけるX軸方向寸法の振動片厚に対する比)33、Z辺比(振動片におけるZ´軸方向寸法の振動片厚に対する比)21に設計されている。ここで、振動片10の中央部の厚みは約62μmである。
この振動片10のY´軸およびZ´軸は、IEC(International Electro-technical Commission)規格に従った結晶軸の定義におけるX軸の+X方向に向かって時計回りに35.25度回転してなる新座標軸である。振動片10はY´軸方向に厚さ2bを有する矩形状の平板であり、Z´軸に直交するX軸方向の寸法2aおよび、X軸に直交するZ´軸方向の寸法2cとする主面11を表裏に有している。
振動片10の主面11には、主面11の中央部を四角形で囲むように周状の溝部12が形成されている。溝部12は水晶振動子片10の主面の表裏に対向するように形成され、溝部12の幅は振動片10の厚さ寸法より大きい65μmに形成されている。さらに、溝部12の深さは表裏それぞれ3μmとし、この溝部12における振動片の厚さTはおよそ56μmに形成されている。
次に、上記のような振動片を発明するにいたる有限要素法(FEM)での解析結果について説明する。
本実施例では、共振周波数27MHz、X辺比33、Z辺比21である振動片をモデルとし、前記数式1から4を基に有限要素法による振動解析を行った。以下にその解析結果について説明をする。
図3は振動片10の表裏に主面の中央部を四角形で挟むように溝部12を形成した場合の、溝部12における振動片10の厚さの変化に対するX軸方向の振動変位を有限要素法(FEM)を用いて計算した結果である。この図3では振動片中央部の厚さ(溝部を形成していない部分の厚さ)に対して、溝部12における振動片10の厚さ(図2におけるT寸法)を80%、70%、50%としたときの振動変位結果である。この図3における縦軸は振動の変位量を比較するために任意の単位(Arbitrarily Unit)として表してある。また、横軸は振動片10のX軸方向の長さを示している。
このように、溝部12における振動片10の厚さTを、振動片中央部の厚さに対して80%、70%にした場合には、厚み滑り振動は振動片10の中央付近では最大の変位をもち、周辺に行くに従い減衰していくことになる。ここで、溝部12を形成することにより、振動片10の周辺端部、特に振動片保持部側Gにおける振動変位を小さくすることができる。また、溝部12における厚さTを80%としたものと、70%にしたものと比較すると、振動片10の中央付近の最大変位は溝部12における振動片の厚さを80%としたものの方が大きいことがわかる。この変位はCI値に関係をもち、この変位が大きいほどCI値が小さく、振動片として良好な電気特性を示す。
しかしながら、溝部12における振動片10の厚さを振動片中央部の厚さに対して50%にした場合には、中央部の厚み滑り振動の変位は小さくなる。つまり、このことはCI値が大きくなることになり、振動片としての電気特性を悪化させることなる。このように、溝部における振動片の厚さには限界値があり、最適な溝部における振動片の厚さが存在することが理解される。このように、振動片中央部の厚さに対する溝部12の厚さTは、70%以上の場合に振動片10の周辺端部での振動を充分に減衰でき、CI値を悪化させることなく、また、他の振動モードを誘発せずに発振周波数を安定させることができる。
図4は図3と同様に、振動片中央部の厚さ(溝部を形成していない部分の厚さ)に対して、溝部12における振動片の厚さ(図2におけるT寸法)を100%(溝部を形成しない場合)、96.6%、90%、80%としたときの振動変位計算結果である。
この結果によれば、溝部を形成しない場合には、振動片中央付近の厚み滑り振動変位は小さく、また、振動片保持部側Gの変位が大きく振動片としての特性を確保することができない。次に、振動片中央部の厚さに対して、溝部12における振動片の厚さを96.6%、90%、80%とした場合には、溝部12を形成した効果が現れ、振動片保持部側Gにおける振動変位は小さく減衰している。また、振動片10の中央付近の厚み滑り振動の最大変位は、振動片中央部の厚さに対して、溝部12における振動片の厚さが96.6%から90%付近になるに従い大きくなり、90%付近から80%になるに従いやや小さくなっていくことが理解される。この結果から、実用上、振動片の厚さに対して溝部12における振動片の厚さが96.6%程度のときの振動変位が得られれば振動片の電気特性としては問題がない。
また、図5は振動片保持部分での変位の比(振動片保持部分の変位/振動片中央における最大変位)と溝部における振動片の厚さの関係を示す。
振動片保持部分での変位の比については、小さいほうが好ましい。また、試作の結果から振動片の保持部での減衰が1/e(eは自然対数の底)の場合の試料において実用できる程度に低いCI値を得ることができる。ここでは、溝部における振動片の厚さが97.6%である。このように、振動片中央部の厚さに対する溝部12の厚さTは、96%以下の場合に、振動片10の周辺端部での振動を充分に減衰でき、CI値を悪化させることなく、また、他の振動モードを誘発せずに発振周波数を安定させることができる。
以上、図3から図5における有限要素法の解析結果から、振動片中央部の厚さに対する溝部12の厚さTが70%以上かつ96%以下の場合に、CI値を悪化させることなく、また、他の振動モードを誘発せず発振周波数の安定した圧電振動片を得ることができる。
さらに、溝部の加工においては液相におけるエッチングまたは気相におけるエッチングが想定される。このような工程においては加工ばらつきがあり、特にエッチング加工量が少ない場合には、図5に示すように保持部分での変位の比は大きく変動してしまう。このことから、変位の比がばらついても所望の範囲に入るようにするためには、溝部12における振動片の厚さを92%以下とするのが望ましい。
また、図5の減衰曲線から溝部における厚さが80%以上で減衰が飽和していることから、80%以上の厚さであればよい。
以上のことから、振動片中央部の厚さに対する溝部12の厚さTが80%以上かつ92%以下の場合に、CI値をより低減でき、かつ他の振動モードを誘発せず発振周波数がより安定した良好な圧電振動片を得ることができる。
次に、図6に振動片のZ´軸方向端部(幅方向端)における変位と溝幅の関係について示す。
この結果によれば、振動片のZ´軸方向端部の変位量が主振動に影響を及ぼさないレベルまで減衰できる溝の幅は約60μm以上である。この溝の幅約60μmは、当該振動片の厚さとほぼ一致している。また、図示はしないが、他の周波数における相関についても確認したが、振動片のZ´軸方向端部の変位量が主振動に影響を及ぼさないレベルまで減衰できる溝の幅は振動片の厚さとほぼ一致している。
このことから、溝幅は振動片の厚さ以上とすることにより、振動片の周辺端部での変位が主振動に影響を及ぼさない程度までに振動を減衰することが可能となる。
なお、本実施例では溝部を振動片の表裏にそれぞれ対向するように設けたが、振動片主面の一方の表面のみに溝部を設けて実施することも可能である。
(変形例)
図7は溝部を備えた振動片の変形例を示す振動片の概略図である。図7(a)は振動片の斜視図、図7(b)は振動片の平面図、図7(c)は同図(b)のA−A断面図である。
振動片30における、Y´軸およびZ´軸は、IEC(International Electro-technical Commission)規格に従った結晶軸の定義におけるX軸の+X方向に向かって時計回りに35.25度回転してなる新座標軸である。
振動片30は、Z´軸に直交するX軸方向の寸法2a、X軸に直交するZ´軸方向の寸法2c、外周部33の厚さT7とした矩形形状をしている。振動片30の中央には、厚さT5とする矩形状の中央部31が形成され、中央部31を取り囲むように厚さT6とする溝部32が形成されている。さらに、溝部31の外周には厚さT7とする外周部33が形成されている。これら、中央部31の厚さT5、溝部32の厚さT6、外周部33の厚さT7の関係は、T6<T5<T7という関係に形成されている。具体的には、T5が62μm、T6が56μm、T7が100μmに設計されている。また、溝部32の幅は、振動片30の中央部31の厚さ寸法より大きい65μmに形成されている。
このような構成において、振動片30の中央部31で励振され振動片の外周へ伝播する厚み滑り振動は、溝部32で減衰される。この溝部32の厚さは中央部31の厚さに対して、96%以上かつ70%以下の厚さに形成すればよく、振動を減衰させる効果がある。さらに、溝部32の幅を中央部31の厚さより大きく形成することにより、この厚み滑り振動を確実に減衰することができるため、溝部32の外周に形成した外周部33を中央部31より厚く形成しても、振動の伝播は無視できる。
以上のような構成においても、振動片30の周辺端部での振動を充分に減衰でき、CI値を悪化させることなく、また、他の振動モードを誘発せずに発振周波数を安定させることができる。
また、本実施例1では中央部を連続して周状に囲むように四角形状の溝部にて形成したが、図8(a)、(b)、(c)に示すように溝部12で振動片10の中央部を囲むように形成してもよい。
さらに、図9(a)に示すように、振動片10の中央部を連続して囲むトラック状の形状で溝部を形成してもよい。また、図9(b)、(c)に示すように振動片10の中央部を囲むようにトラック状の形状で溝部12を形成してもよい。
次に、実施例2で二つの溝部を振動片に備えた実施例について説明する。
図10および図11は本発明の実施例2を説明する振動片の概略図である。図10(a)は振動片の斜視図、図10(b)は振動片の平面図、図10(c)は同図(b)のA−A断面図、図11は図10(c)における溝部の部分拡大図である。
図10、図11において実施例1と同じ構成については同符号を付し説明を省略する。
振動片10の主面11には、主面11の中央部を四角形で囲むように周状の溝部、第1溝部12および第2溝部13が形成されている。第1溝部12および第2溝部13は振動片10の主面の表裏に対向し同じ形状に形成されている。第1溝部12の幅W1はおよそ30μmに形成され、振動片10の主面11における最も外側に位置する第2溝部13の幅W2は振動片10の厚さ寸法より大きい65μmに形成されている(W1<W2という関係になっている)。
さらに、第1溝部12の深さは表裏それぞれ3μmとし、この第1溝部12における振動片の厚さT1はおよそ56μmに形成されている。第2溝部13の深さは表裏それぞれ5μmとし、この第2溝部13における振動片の厚さT2はおよそ52μmに形成されている(T1>T2となる関係になっている)。
このように、溝部の幅は振動片の周辺端部に行くに従い広く形成され、溝部の厚さは振動片の周辺端部に行くに従い薄くなるように形成されている。
図12(a)、(b)は第1溝部12および第2溝部13を同じ深さでしかも同じ幅で形成したときの、振動片10の振動の減衰状態を示す概略模式図である。
図12(a)は、例えば溝部における振動片の厚さを振動片中央部の厚さの98%(溝部深さを浅く形成)とした場合であり、図12(b)は、例えば溝部における振動片の厚さを振動片の90%(溝部の深さを深く形成)とした場合である。
この図12から、溝の深さが深いほうが振動の減衰効果があり、また、1本の溝より2本の溝のほうが振動を急激に減衰させることなく、振動の減衰を制御できることが理解される。
また、溝部の幅を広くすることは、この溝の範囲で減衰が起こることから、溝部の幅が狭い場合に比べて緩やかに減衰が進むことを意味している。
以上のことから、振動片の主振動に影響を与えないように急激な減衰をさせず、効果的な減衰をさせるには、溝部の振動片の厚さを振動片周辺端部に向かうに従い薄くし、溝の幅も同様に広くすることが望ましい。
図13は、図11に示すような第1溝部12および第2溝部13を設けた振動片10の振動変位を有限要素法にて解析した結果である。
このように、振動片10の振動片保持部側Gでの振動変位は少なく、また、振動片中央部での振動変位が大きくなっている。つまり、このことは溝部における減衰が主振動を阻害せず、良好な振動片が得られていることを示している。
次に、実施例3で三つの溝部を振動片に備えた実施例について説明する。
図14および図15は本発明の実施例3を説明する振動片の概略図である。図14(a)は振動片の斜視図、図14(b)は振動片の平面図、図14(c)は同図(b)のA−A断面図、図15は図14(c)における溝部の部分拡大図である。
図14、図15において、実施例1および2と同じ構成については同符号を付し説明を省略する。
図14(a)、(b)に示すように、振動片10の主面11には、主面11の中央部を四角形で囲むように周状の溝部、第1溝部12および第2溝部13、第3溝部14が形成されている。第1溝部12および第2溝部13、第3溝部14は振動片10の主面の表裏に対向し同じ形状に形成されている。
第1溝部12の幅W1はおよそ20μmに形成され、第2溝部13の幅W2は40μm、振動片10の主面11における最も外側に位置する第3溝部14の幅W3は振動片10の厚さ寸法より大きい65μmに形成されている(W1<W2<W3という関係になっている)。
さらに、第1溝部12の深さは表裏それぞれ3μmとし、この第1溝部12における振動片の厚さT1はおよそ56μmに形成されている。第2溝部13の深さは表裏それぞれ5μmとし、この第2溝部13における振動片の厚さT2はおよそ52μmに形成されている。第3溝部14の深さは表裏それぞれ6μmとし、この第3溝部14における振動片の厚さT3はおよそ50μmに形成されている(T1>T2>T3なる関係になっている)。
また、第1溝部12と第2溝部13の間隔L1は40μm、第2溝部13と第3溝部14の間隔L2は20μmに形成されている(L1>L2となる関係になっている)。
このように、溝部の幅は振動片の周辺端部に行くに従い広く形成され、溝部の厚さは振動片の周辺端部に行くに従い薄くなるように形成され、さらに隣り合う溝部と溝部の間隔は振動片の周辺端部に行くに従い狭くなっている。
溝部の幅を振動片10の周辺端部に行くに従い広く形成したこと、および溝部の厚さを振動片の周辺端部に行くに従い薄くなるように形成した理由は実施例2で説明したとおりである。また、隣り合う溝部の間隔を振動片10の周辺端部に行くに従い狭く形成したことの理由は、振動片10の中央部に近い溝部では振動の減衰を急激に行わないために、溝部と溝部の間隔を広く設定し、振動片端部では充分な減衰を得るために溝部と溝部の間隔を狭くするという考えによる。
このような構成によって、主振動に影響を与えるような急激な減衰を低減し、振動片周辺端部での変位を小さくする良好な振動片を得ることができる。
図16は本発明に係る振動片10に励振電極とそれに接続される接続電極を形成した振動片の一例である。図16(a)は振動片の平面図であり、図16(b)は同図(a)のA−A断面図である。
振動片10の表裏には、その中央部を囲み厚み方向に対向する、第1溝部12と第2溝部13が形成されている。第1溝部12に囲まれた主面11の中央部には励振電極20が振動片10の厚さ方向に対向するように設けられている。また、励振電極20から振動片10の周辺端部に延伸する接続電極21が形成されている。この接続電極21は振動片10の表裏に形成されており、導電性接着剤で振動片10の端部を他の部材に固着することにより、他の部材と振動片10の固着および励振電極20との電気的導通が可能となっている。
励振電極20および接続電極21はCr/Au、Cr/Agなどの電極に適する材料で形成され、真空蒸着またはスパッタリングなどの方法により設けられている。なお、本実施例では励振電極20を矩形状に形成したが、任意の形状で形成してもよい。
このように、圧電振動片10の中央部を囲むように溝部12,13を形成したことにより、振動片10の周辺端部での振動を充分に減衰することができ、接続電極21の部分で振動片10を固着保持した場合に振動片10から保持部への振動の漏洩がなく、主振動に影響を与えない良好な電気的特性をもった圧電振動片を提供できる。
図17は本発明に係る圧電振動片を用いた圧電振動子の一例を示す概略図である。図17(a)は圧電振動子の斜視図、図17(b)は同図(a)のB−B断面図である。
圧電振動子50は、例えばセラミック製の収容容器51に圧電振動片10を導電性接着剤52にて固着して保持をし、図示はしないが、収容容器51の上面に接合して収容容器51内を真空あるいは不活性ガス雰囲気で密閉する蓋体を有する構造となっている。圧電振動片10には、中央部に励振電極20が厚み方向に対向するように形成され、また、励振電極20から圧電振動片10の周辺端部に延伸する接続電極21が形成されている。圧電振動片10の励振電極20を囲むように第1溝部12および第2溝部13が厚さ方向に対向するように形成されている。圧電振動片10は収容容器51の保持部53において、導電性接着剤52で固着保持され励振電極20と収容容器51の配線(図示せず)と電気的に接続されている。
このように、圧電振動片10の中央部を囲むように溝部12,13を形成したことにより、振動片10の周辺端部での振動を充分に減衰することができ、接続電極21の部分で振動片10を固着保持しても振動の漏洩がなく、主振動に影響を与えない良好な電気的特性をもった圧電振動子50を提供できる。
図18は本発明に係る圧電振動片を用いた圧電発振器の概略図である。図18(a)は圧電発振器の斜視図、図18(b)は同図(a)のC−C断面図である。
圧電発振器70は、例えばセラミック製の収容容器71に圧電振動片10を導電性接着剤72にて固着して保持し、また、圧電振動片10を発振させるための回路部74を固定し、図示はしないが、収容容器71の上面に接合して収容容器71内を真空あるいは不活性ガス雰囲気で密閉する蓋体を有する構造となっている。
圧電振動片10には、中央部に励振電極20が厚み方向に対向するように形成され、また、励振電極20から圧電振動片10の周辺端部に延伸する接続電極21が形成されている。圧電振動片10の励振電極20を囲むように第1溝部12および第2溝部13が厚さ方向に対向するように形成されている。圧電振動片10は収容容器71の保持部73において、導電性接着剤72で固着保持され励振電極20と収容容器71の配線(図示せず)および回路部74と電気的に接続されている。
このように、圧電振動片10の中央部を囲むように溝部12,13を形成したことにより、振動片10の周辺端部での振動を充分に減衰することができ、接続電極21の部分で振動片10を固着保持しても振動の漏洩がなく、主振動に影響を与えない良好な電気的特性をもった圧電発振器70を提供できる。
なお、本発明は振動片の主面中央部を囲む溝部を形成することに限定されず、振動片の長手方向両側にその中央部を挟んで対峙するように溝部を形成してもよい。すなわち、振動片の短手方向両側に対峙する溝部のない構成であってもよい。
また、以上の実施例において、圧電振動片の材料として水晶を例にとり説明したが、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウムあるいはPZTなど、他の圧電材料を用いても実施が可能であり、同様の効果を享受できる。
本発明の実施例1を説明する水晶振動片の概略図。 部分拡大断面図。 厚み滑り振動の減衰状態を示す有限要素法による解析の変位分布図。 厚み滑り振動の減衰状態を示す有限要素法による解析の変位分布図。 保持部分での変位の比を示す相関図。 振動片の溝幅とZ´軸方向端部における変位を示す相関図。 本発明の実施例1の変形例を説明する水晶振動片の概略図。 溝部の他の実施形態を示す概略図。 溝部の他の実施形態を示す概略図。 本発明の実施例2を説明する水晶振動片の概略図。 部分拡大断面図。 振動の減衰状態を示す概略模式図。 厚み滑り振動の減衰状態を示す有限要素法による解析の変位分布図。 本発明の実施例3を説明する水晶振動片の概略図。 部分拡大断面図。 本発明の圧電振動片の応用例を示す概略図。 本発明における圧電振動子の概略図。 本発明における圧電発振器の概略図。
符号の説明
10…圧電振動片としての振動片、11…主面、12…溝部としての第1溝部、13…溝部としての第2溝部、14…溝部としての第3溝部、20…励振電極、21…接続電極、30…圧電振動片としての振動片、50…圧電振動子、53…保持部、70…圧電発振器、73…保持部、74…回路部、T、T1、T2、T3、T6…溝部における厚さ。

Claims (14)

  1. 主面の少なくとも一方の面に溝部を有するとともに厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片であって、前記溝部は前記圧電振動片の中央部を挟んで対峙するようにまたは前記圧電振動片の中央部を囲むように形成され、前記溝部における厚さは前記中央部の厚さに対して96%以下かつ70%以上に形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  2. 請求項1に記載の圧電振動片において、前記溝部における厚さは前記中央部の厚さに対して92%以下かつ80%以上に形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  3. 請求項1に記載の圧電振動片において、前記溝部が前記圧電振動片の中央部から周辺端部に向かい間隔を開けて複数列設けられていることを特徴とする圧電振動片。
  4. 請求項3に記載の圧電振動片において、前記主面の最も外側に位置する前記溝部の幅を前記中央部における厚さ以上としたことを特徴とする圧電振動片。
  5. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は当該各溝部における厚さが圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  6. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  7. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は当該各溝部の幅が圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  8. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は当該各溝部における厚さが圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成され、さらに各溝部の幅が圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  9. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成され、さらに各溝部における厚さが、圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  10. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成され、さらに各溝部の幅が圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  11. 請求項3に記載の圧電振動片において、複数の前記溝部は3列以上形成されており、隣り合う溝部と溝部との間隔が圧電振動片の周辺端部に向かい順次狭くなるように形成され、各溝部における厚さが圧電振動片の周辺端部に向かい順次薄くなるように形成され、さらに各溝部の幅が圧電振動片の周辺端部に向かい順次広くなるように形成されていることを特徴とする圧電振動片。
  12. 請求項1に記載の圧電振動片において、前記圧電振動片の2つの主面中央部に任意形状に形成されかつ厚さ方向に対向する一対の励振電極と、前記励振電極に接続され前記圧電振動片の周辺端部に延伸する接続電極と、が設けられたことを特徴とする圧電振動片。
  13. 請求項12に記載の圧電振動片と、前記圧電振動片をその端部で電気的に接続された状態に固着保持する保持部と、を有することを特徴とする圧電振動子。
  14. 請求項12に記載の圧電振動片と、前記圧電振動片を発振させるための回路部と、前記圧電振動片の端部を固着保持するとともに前記圧電振動片と前記回路部とを電気的に接続する保持部と、を有することを特徴とする圧電発振器。
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