JP2005286263A - 半導体装置および半導体マスクレイアウト方法 - Google Patents

半導体装置および半導体マスクレイアウト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高密度半導体装置において、高アスペクト比のコンタクトにおけるコンタクト抵抗の上昇を抑制する。
【解決手段】 素子分離領域で分離された複数の半導体領域(201,204)と、複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上の複数の配線層と、複数の半導体領域と複数の配線層を電気的に接続するために層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクト(203,205)とを備えた半導体装置であって、複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群(205)と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群(203)とを含み、第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きい構成とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、超高密度半導体のマスクレイアウト方法および超高密度半導体装置に関するものである。
近年、大規模半導体集積回路(LSI)は高密度化の一途をたどっており、これに伴い多層配線間の電気的接続を行うコンタクトのホール径についても微細化が進んでいる。また、従来のCMOSロジックLSIにDRAMを搭載したDRAM混載システムLSIにおいては、DRAMメモリセルを形成する都合上、コンタクトアスペクト比(コンタクトの高さ÷コンタクトのホール径)は従来のCMOSロジックLSIに比べて大きくなっている。
例えば、設計ルールが0.13μmであるCMOSロジックLSIのみを形成する場合では、コンタクトホールを形成する絶縁膜高さ(コンタクトの高さ)は約600nmであるため、コンタクトアスペクト比は4.3(コンタクトの高さ=600nm、コンタクトのホール径:140nm)程度であるが、DRAMを混載した場合においては、容量素子を形成するためにコンタクト深さが深くなり、コンタクトアスペクト比は10(コンタクトの高さ=1400nm、コンタクトのホール径=140nm)となる。
一方、コンタクトホールが密集する領域と、そうでない領域において、形成されるコンタクトのホール径が異なるものとなる問題がある。この原因としては、一つには、コンタクトホールを形成する際のマスクとなるレジストのホール径が、ホール間の中心間距離に依存することが挙げられている。これを解決する手段として、ホールを形成したレジストに対してArイオンを注入して、ホール間隔の大きい部分でレジストの収縮を相対的に大きく生じさせ、レジストのホール径のホール間の中心間距離依存性を小さくすることが示されている(例えば特許文献1)。
特開2002−329648号公報
しかしながら、従来技術等を用いて、上記のような高コンタクトアスペクト比が7以上で特に10程度のコンタクトを形成した場合、以下のような課題が生じることが判った。
一般に半導体装置においては、コンタクトが密集して、コンタクト間が隣接して存在する領域と、コンタクト間が隣接していない孤立コンタクトが存在する領域とが存在するが、コンタクトアスペクト比が7以上で特に10を超えるような高アスペクト比コンタクトでは孤立コンタクトのコンタクト抵抗が他の隣接しあっているコンタクトに比べてホール径は同じにもかかわらず、抵抗が非常に高くなるという現象が見られた。また、コンタクトが接続された活性領域の面積がある値以上の場合においても、コンタクト抵抗が高くなるという現象も見られた。すなわち、高アスペクト比のコンタクトにおいて、コンタクト間距離と活性領域面積に起因したコンタクト抵抗の上昇が見られた。
したがって、この発明の目的は、上記課題に鑑み、アスペクト比が7以上で特に10程度の高コンタクトアスペクト比のコンタクトホールの形成を必要とする半導体装置であって、高アスペクト比のコンタクトにおけるコンタクト抵抗の上昇が抑制された半導体装置、および、アスペクト比が7以上で特に10程度の高アスペクト比のコンタクトホールの形成を必要とする半導体装置を形成する半導体マスクレイアウト方法であって、高アスペクト比のコンタクトにおけるコンタクト抵抗の上昇を抑制するための半導体装置および半導体マスクレイアウト方法を提供することである。
上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の半導体装置は、素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、前記複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、前記複数の半導体領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを備えた半導体装置であって、前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群とを含み、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きい。
請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きい。
請求項3記載の半導体装置は、素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、前記複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、前記複数の半導体領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である。
請求項4記載の半導体装置は、素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、前記複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、前記複数の半導体領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群を含み、前記第1のコンタクト群を構成するコンタクトから3μm未満の距離の位置に前記層間絶縁膜上の配線と前記半導体領域とを電気的に接続しないダミーコンタクトが形成されている。
請求項5記載の半導体装置は、複数の活性領域と、前記複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、前記複数の活性領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であり、かつ、接続された活性領域の面積が2μm2以上である第1のコンタクト群と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群とを含み、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きい。
請求項6記載の半導体装置は、請求項5記載の半導体装置において、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きい。
請求項7記載の半導体装置は、複数の活性領域と、前記複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、前記複数の活性領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、前記複数のコンタクトのうちの少なくとも1つのコンタクトの外側辺の少なくとも一部分が、前記複数の活性領域の内部であって前記活性領域の端部までの距離が20nm以内の位置あるいは、前記端部の外側の位置に形成されている。
請求項8記載の半導体装置は、複数の活性領域と、前記複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、前記複数の活性領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群を含み、前記第1のコンタクト群を構成するコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積が2μm2以下である。
請求項9記載の半導体装置は、請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の半導体装置において、前記複数のコンタクトのコンタクトホール径に対するコンタクト高さの比であるコンタクトアスペクト比が7以上である。
請求項10記載の半導体マスクレイアウト方法は、複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータを用意する工程と、前記設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上である第1のコンタクト群と、前記コンタクト間距離が前記所定の距離未満である第2のコンタクト群とを有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きくする工程とを含む。
請求項11記載の半導体マスクレイアウト方法は、請求項10記載の半導体マスクレイアウト方法において、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも所定の値以上大きくする工程を含む。
請求項12記載の半導体マスクレイアウト方法は、複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータを用意する工程と、前記設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上であるとき、前記コンタクト間距離を前記所定の距離未満とするようにコンタクトを追加する工程とを含む。
請求項13記載の半導体マスクレイアウト方法は、半導体領域と上層配線領域とを電気的に接続する複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータを用意する工程と、前記設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上である第1のコンタクト群を有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトから前記所定の距離未満の距離の位置に前記半導体領域と上層配線領域とを電気的に接続しないダミーコンタクトを形成する工程とを含む。
請求項14記載の半導体マスクレイアウト方法は、複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む第1の設計レイアウトデータと複数の活性領域のデータを含む第2の設計レイアウトデータを用意する工程と、前記第1の設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、前記第2の設計レイアウトデータから前記コンタクトが接続された前記活性領域の面積を計算し、前記活性領域の面積が所定の面積以上であるどうかの判断を行う工程と、前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上であり、かつ、前記活性領域の面積が所定の面積以上である第1のコンタクト群と、前記コンタクト間距離が前記所定の距離未満である第2のコンタクト群とを有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きくする工程とを含む。
請求項15記載の半導体マスクレイアウト方法は、請求項14記載の半導体マスクレイアウト方法において、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも所定の値以上大きくする工程を含む。
請求項16記載の半導体マスクレイアウト方法は、複数の活性領域と上層配線を接続するための複数のコンタクトのマスクレイアウトを設計する半導体マスクレイアウト方法であって、前記複数のコンタクトのうちの少なくとも1つのコンタクトの外側辺の少なくとも一部分が、前記複数の活性領域の内部であって前記活性領域の端部までの距離が所定の距離以内の位置あるいは、前記端部の外側に位置するように前記複数のコンタクトを形成する工程を含む。
請求項17記載の半導体マスクレイアウト方法は、複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む第1の設計レイアウトデータと複数の活性領域のデータを含む第2の設計レイアウトデータを用意する工程と、前記第1の設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、前記第2の設計レイアウトデータから前記コンタクトが接続された前記活性領域の面積を計算し、前記活性領域の面積が所定の面積以上であるどうかの判断を行う工程と、前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上であり、かつ、前記活性領域の面積が前記所定の面積以上である第1のコンタクト群を有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積を前記所定の面積以下とする工程とを含む。
この発明の請求項1記載の半導体装置によれば、複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であるような孤立コンタクトである第1のコンタクト群と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満であるような密集コンタクトである第2のコンタクト群とを含み、第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きいので、第1のコンタクト群におけるコンタクト抵抗の上昇を防ぐことが可能となる。
請求項2では、請求項1において第1のコンタクト群のコンタクトホール径が第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きいことが望ましい。このような構成とすることによって、孤立コンタクトである第1のコンタクト群のコンタクトホール径が密集コンタクトである第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きいため、第1のコンタクト群のコンタクト抵抗の上昇を確実に防ぐことが可能となる。
この発明の請求項3記載の半導体装置によれば、複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満であるような密集コンタクトであるため、コンタクト抵抗の上昇は生じない。
この発明の請求項4記載の半導体装置によれば、複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群を含み、第1のコンタクト群を構成するコンタクトから3μm未満の距離の位置に層間絶縁膜上の配線と半導体領域とを電気的に接続しないダミーコンタクトが形成されているので、第1のコンタクト群を構成するコンタクトは実質的に孤立コンタクトにはならず、コンタクト抵抗の上昇は生じない。
この発明の請求項5記載の半導体装置によれば、複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であるような孤立コンタクトであって、かつ、接続された活性領域の面積が2μm2以上である第1のコンタクト群と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満であるような密集コンタクトである第2のコンタクト群とを含み、第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きいので、コンタクト間距離及び活性層面積に起因したコンタクト抵抗の上昇を防ぐことができる。
請求項6では、請求項5において第1のコンタクト群のコンタクトホール径が第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きいことが望ましい。このような構成とすることによって、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であるような孤立コンタクトであって、接続された活性領域の面積が2μm2以上であるような第1のコンタクト群のコンタクトホール径が最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満であるような密集コンタクトである第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きいため、コンタクト間距離及び活性層面積に起因したコンタクト抵抗の上昇を確実に防ぐことが可能となる。
この発明の請求項7記載の半導体装置によれば、複数のコンタクトのうちの少なくとも1つのコンタクトの外側辺の少なくとも一部分が、複数の活性領域の内部であって活性領域の端部までの距離が20nm以内の位置あるいは、端部の外側の位置に形成されているので、活性領域に接続されたコンタクトの抵抗の上昇を確実に防ぐことができる。
この発明の請求項8記載の半導体装置によれば、複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であるような孤立コンタクトである第1のコンタクト群を含み、第1のコンタクト群を構成するコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積が2μm2以下であるので、活性領域の面積に起因するコンタクト抵抗の上昇を防ぐことができる。
請求項9では、請求項1から8において複数のコンタクトのコンタクトホール径に対するコンタクト高さの比であるコンタクトアスペクト比が7以上であることが望ましい。このような構成とすることによって、前記複数のコンタクトのコンタクトホール径に対するコンタクト高さの比であるコンタクトアスペクト比が7以上である場合においても、コンタクト間距離あるいは活性領域面積に起因するコンタクト抵抗の上昇を防ぐことができる。
この発明の請求項10記載の半導体マスクレイアウト方法によれば、設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、複数のコンタクトが、コンタクト間距離が所定の距離以上である第1のコンタクト群と、コンタクト間距離が所定の距離未満である第2のコンタクト群とを有するとき、第1のコンタクト群のコンタクトホール径を、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きくする工程とを含むので、所定の距離を例えば3μmと設定することによって、請求項1記載の半導体装置を形成するためのマスクレイアウトデータを作成することができる。
請求項11では、第1のコンタクト群のコンタクトホール径を第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも所定の値以上大きくする工程を含むので、所定の値を例えば5nmとすることによって、第1のコンタクト群のコンタクト抵抗の上昇を確実に防ぐことが可能となる。
この発明の請求項12記載の半導体マスクレイアウト方法によれば、設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、コンタクト間距離が3μm以上であるかどうかの判断を行う工程と、コンタクト間距離が所定の距離以上であるとき、コンタクト間距離を所定の距離未満とするようにコンタクトを追加する工程とを含むので、所定の距離を例えば3μmと設定することによって、請求項3記載の半導体装置を形成するためのマスクレイアウトデータを作成することができる。
この発明の請求項13記載の半導体マスクレイアウト方法によれば、設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、複数のコンタクトが、コンタクト間距離が所定の距離以上である第1のコンタクト群を有するとき、第1のコンタクト群のコンタクトから所定の距離未満の距離の位置に半導体領域と上層配線領域とを電気的に接続しないダミーコンタクトを形成する工程とを含むので、所定の距離を例えば3μmと設定することによって、請求項4記載の半導体装置を形成するためのマスクレイアウトデータを作成することができる。
この発明の請求項14記載の半導体マスクレイアウト方法によれば、第1の設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、第2の設計レイアウトデータからコンタクトが接続された活性領域の面積を計算し、活性領域の面積が所定の面積以上であるどうかの判断を行う工程と、複数のコンタクトが、コンタクト間距離が所定の距離以上であり、かつ、活性領域の面積が所定の面積以上である第1のコンタクト群と、コンタクト間距離が所定の距離未満である第2のコンタクト群とを有するとき、第1のコンタクト群のコンタクトホール径を、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きくする工程とを含むので、所定の距離を例えば3μmと設定し、所定の面積を例えば2μm2と設定することによって、請求項5記載の半導体装置を形成するためのマスクレイアウトデータを作成することができる。
請求項15では、請求項14において第1のコンタクト群のコンタクトホール径を第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも5nm以上大きくする工程を含むので、コンタクト間距離及び活性層面積に起因したコンタクト抵抗の上昇を確実に防ぐことができる。
この発明の請求項16記載の半導体マスクレイアウト方法によれば、複数のコンタクトのうちの少なくとも1つのコンタクトの外側辺の少なくとも一部分が、複数の活性領域の内部であって活性領域の端部までの距離が所定の距離以内の位置あるいは、端部の外側に位置するように複数のコンタクトを形成する工程を含むので、所定の距離を例えば20nmと設定することによって、請求項7記載の半導体装置を形成するためのマスクレイアウトデータを作成することができる。
この発明の請求項17記載の半導体マスクレイアウト方法によれば、第1の設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、第2の設計レイアウトデータからコンタクトが接続された活性領域の面積を計算し、活性領域の面積が所定の面積以上であるどうかの判断を行う工程と、複数のコンタクトが、コンタクト間距離が所定の距離以上であり、かつ、活性領域の面積が所定の面積以上である第1のコンタクト群を有するとき、第1のコンタクト群のコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積を所定の面積以下とする工程とを含むので、所定の距離を例えば3μmと設定し、所定の面積を例えば2μm2と設定することによって、請求項8記載の半導体装置を形成するためのマスクレイアウトデータを作成することができる。
この発明の第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウト方法のフローチャートを示すものである。
まず、ステップP101において、元になるコンタクトに関する設計レイアウトデータを用意する。ステップP102において、コンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータについて、コンタクト間距離を計算する。なお、以降は、コンタクト間の距離とは、コンタクトの中心間の距離のことを意味する。次に、ステップP103において、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離が所定の距離(例えば3μm)以上であるかどうかの判断を行う。コンタクト間距離が3μm以上の場合、すなわち、孤立コンタクトである場合は、ステップP104に進み、コンタクト抵抗を下げるためにコンタクトのホール径を所定の値(例えば8nm)だけ拡大する。マスク上、8nm以上拡大することにより、ウエハ上において形成されるコンタクトのホール径では24nm以上の径の拡大となり、抵抗値低減に有効なコンタクトホール径の拡大となる。
なお、マスク上でのコンタクトのホール径の拡大は5nm以上であれば効果は得られる。
図4は、ウエハ上に形成される孤立コンタクトのホール径の設計寸法と、コンタクト抵抗の関係についての実験データである。コンタクト抵抗は、同一径の複数の孤立コンタクトについて測定を行い、その最大値(Max)、メジアン値(Median)及び最小値(Min)を図4に示している。図4から、コンタクトのホール径の拡大処理を行うことによって、コンタクト抵抗が大幅に低減できていることが判る。
拡大処理を行った後、ステップP105に進む。一方、コンタクト間距離が3μm未満の場合、すなわち、密集コンタクトである場合は、コンタクト抵抗の上昇がないため、拡大処理を行わず、次のステップP105に進む。次に、ステップP105において、コンタクト間距離によってレジスト上に形成されるコンタクトホール寸法が変化するのを逆に設計データとして補正するOPC(Optical Proximity Correction)に基づいた寸法補正処理を実行する。この処理が終わったデータを元に、ステップP106において、マスク製作のデータとなるEB(電子線描画)データを作成する。
なお、本実施形態では、コンタクトのホール径を拡大するステップP104とOPC処理であるステップP105を別の工程としたが、OPC処理の中の一つの処理としてコンタクトのホール径を拡大する処理を含めてもよい。
また、ステップP103における、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離の判断に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
また、ステップP104における、マスク上でのコンタクトのホール径を拡大する所定の値としては、5nmあるいは8nmに限られない。
図2は本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置のコンタクトレイアウトを示すものである。図2において、201は活性領域、202はゲート電極、203は密集コンタクト部を示している。なお、図示していないが素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上の複数の配線層と、複数の半導体領域と複数の配線層を電気的に接続するために層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを備えている。複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群(孤立コンタクト205)と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群(密集コンタクト203)とを含み、第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きい。
この場合、密集コンタクト203から30μmはなれた場所に活性領域204、孤立コンタクト205が配置されている。密集コンタクト203のホール径は120nmとなるように形成されているのに対して、孤立コンタクト205のホール径は144nmとなるように形成されている。密集コンタクト203は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域201と上層配線(図示していない)とを電気的に接続している。同様に、孤立コンタクト205は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域204と上層配線(図示していない)とを電気的に接続している。
図3は、複数の孤立コンタクト205のホール径が120nmである場合と、144nmである場合のそれぞれのコンタクト抵抗の正規累積度数を実験により求めたものである。なお、図3の場合におけるコンタクトの高さは1400nmである。図3より、孤立コンタクト205のホール径が120nmの場合と比較して、144nmの場合ではコンタクト抵抗が低抵抗となり、改善されていることが判る。
なお、ウエハ上でのコンタクトのホール径の拡大は15nm以上であれば効果は得られる。また、密集コンタクト203と、孤立コンタクト205の距離を30μmの場合について説明したが、3μm以上であれば効果は得られる。
この発明の第2の実施の形態を図5〜図7に基づいて説明する。図5は本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウト方法のフローチャートを示すものである。
まず、ステップP201において、元になるコンタクトレイヤ、配線レイヤ及び活性レイヤである設計レイアウトデータを用意する。ステップP202において、コンタクトレイヤである設計レイアウトデータについて、コンタクト間距離を計算する。次に、ステップP203において、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離が所定の距離(例えば3μm)以上であるかどうかの判断を行う。コンタクト間距離が3μm以上の場合、すなわち、孤立コンタクトである場合は、ステップP204に進み、コンタクト抵抗を下げるために、孤立コンタクトの周囲に複数個(例えば2個)の追加コンタクトを配置するように、コンタクトレイヤ、配線レイヤ及び活性レイヤに修正を加える。この場合、孤立コンタクトと追加コンタクトの距離は所定の距離(例えば3μm)未満とする。その後、ステップP205に進む。一方、コンタクト間距離が3μm未満の場合、すなわち、密集コンタクトである場合は、コンタクト抵抗の上昇がないため、追加コンタクトの追加処理を行わず、次のステップP205に進む。ステップP205では、レイアウトデータを再作成する。次に、ステップP206において、OPCに基づいた寸法補正処理を実行する。この処理が終わったデータを元に、ステップP207において、マスク製作のデータとなるEB(電子線描画)データを作成する。
なお、本実施形態では、レイヤの修正を行うステップP204、レイアウトデータの再作成を行うステップP205とOPC処理を行うP206を別の工程としたが、OPC処理の中の一つの処理としてステップP204及びステップP205を含めてもよい。
また、ステップP203における、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離の判断に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
また、ステップP204における、孤立コンタクトと追加コンタクトの距離に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
図6は本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置のコンタクトレイアウトを示すものである。図6において、501は活性領域、502はゲート電極、503は密集コンタクト部を示している。なお、図示していなが素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上の複数の配線層と、複数の半導体領域と複数の配線層を電気的に接続するために層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する。複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である。
この場合、密集コンタクト503から30μmはなれた場所に活性領域504、孤立コンタクト505が配置されている。孤立コンタクト部505には活性領域504が延長され、追加活性領域506が形成されており、さらに3個の追加コンタクト507が形成されている。同様に配線レイヤにおいても追加領域が形成されている。なお、孤立コンタクトと追加コンタクトの距離は3μm未満である。密集コンタクト503は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域501と上層配線(図示していない)とを電気的に接続している。同様に、孤立コンタクト505は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域504と上層配線(図示していない)とを電気的に接続している。また、追加コンタクト507は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、追加活性領域506と上層配線(図示していない)とを電気的に接続している。
図7は、複数の孤立コンタクト505についてコンタクト抵抗を測定した場合と、追加コンタクトが3個(孤立コンタクト505を合わせると、計4個のコンタクト)についてコンタクト抵抗を測定した場合のそれぞれについて、コンタクト抵抗値の正規累積度数を示す。なお、コンタクトの高さは1400nmである。孤立コンタクトが1個のみの場合と比較して追加コンタクトを設けた場合(コンタクト4個)の方が、コンタクト抵抗が低減されているのが分かる。
なお、本実施形態では、追加コンタクト507の個数を3個としたが、コンタクト抵抗を低減できれば個数は3個に限定されない。また、密集コンタクト503と、孤立コンタクト505の距離を30μmの場合について説明したが、3μm以上であれば効果は得られる。
この発明の第3の実施の形態を図8および図9に基づいて説明する。図8は本発明の第3の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウト方法のフローチャートを示すものである。
まず、ステップP301において、元になるコンタクトレイヤである設計レイアウトデータを用意する。ステップP302において、コンタクトレイヤである設計レイアウトデータについて、コンタクト間距離を計算する。次に、ステップP303において、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離が所定の距離(例えば3μm)以上であるかどうかの判断を行う。コンタクト間距離が3μm以上の場合、すなわち、孤立コンタクトである場合は、ステップP304に進み、コンタクト抵抗を下げるために、孤立コンタクトの周囲に複数個(例えば2個)の上層配線と活性領域を電気的に接続しない、いわゆるダミーコンタクトを配置する。この場合、孤立コンタクトとダミーコンタクトの距離は所定の距離(例えば3μm)未満とする。その後、ステップP305に進む。一方、コンタクト間距離が3μm未満の場合、すなわち、密集コンタクトである場合は、コンタクト抵抗の上昇がないため、追加コンタクトの追加処理を行わず、次のステップP305に進む。ステップP305では、レイアウトデータを再作成する。次に、ステップP306において、OPCに基づいた寸法補正処理を実行する。この処理が終わったデータを元に、ステップP307において、マスク製作のデータとなるEB(電子線描画)データを作成する。
なお、本実施形態では、ダミーコンタクトの追加を行うステップP304、レイアウトデータの再作成を行うステップP305とOPC処理を行うP306を別の工程としたが、OPC処理の中の一つの処理としてステップP304及びステップP305を含めてもよい。
また、ステップP303における、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離の判断に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
また、ステップP304における、孤立コンタクトとダミーコンタクトの距離に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
図9は本発明の第3の実施形態にかかる半導体装置のコンタクトレイアウトを示すものである。図9において、801は活性領域、802はゲート電極、803は密集コンタクト部を示している。なお、図示していなが素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上の複数の配線層と、複数の半導体領域と複数の配線層を電気的に接続するために層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する。複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群(孤立コンタクト805)を含み、第1のコンタクト群を構成するコンタクトから3μm未満の距離の位置に層間絶縁膜上の配線と半導体領域とを電気的に接続しないダミーコンタクト806が形成されている。
この場合、密集コンタクト804から30μmはなれた場所に活性領域804、孤立コンタクト805が配置されている。孤立コンタクト805の周辺にはダミーコンタクト806が形成されている。なお、孤立コンタクト805とダミーコンタクト806の距離は3μm未満である。密集コンタクト803は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域801と上層配線(図示していない)を電気的に接続している。同様に、孤立コンタクト805は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域804と上層配線(図示していない)を電気的に接続している。また、ダミーコンタクト806は、上層配線(図示していない)と活性領域804とを電気的に接続していない。このように孤立コンタクトを実質的に孤立でなくすることによりコンタクト抵抗の上昇を防ぐことが出来る。
なお、本実施形態では、ダミーコンタクト806の個数を1個としたが、2個以上としてもよい。また、密集コンタクト803と、孤立コンタクト805の距離を30μmの場合について説明したが、3μm以上であれば効果は得られる。
この発明の第4の実施の形態を図10〜図12に基づいて説明する。図10は本発明の第4の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウト方法のフローチャートを示すものである。
まず、ステップP401において、元になるコンタクトレイヤである設計レイアウトデータを用意する。ステップP402において、コンタクトレイヤである設計レイアウトデータについて、コンタクト間距離を計算する。次に、ステップP403において、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離が所定の距離(例えば3μm)以上であるかどうかの判断を行う。コンタクト間距離が3μm未満の場合、すなわち、密集コンタクトである場合は、コンタクト抵抗の上昇がないため、次のステップP407に進む。一方、コンタクト間距離が3μm以上の場合、すなわち、孤立コンタクトである場合は、ステップP404に進み、該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積を計測する。ステップP405において、該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積が所定の面積(例えば2μm2)以上であるかどうかの判断を行う。該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積が2μm2未満である場合には、ステップP407に進む。一方、該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積が2μm2以上である場合には、ステップP406に進み、コンタクト抵抗を下げるためにコンタクト径を所定の値(例えば8nm)だけ拡大する。マスク上、8nm以上拡大することにより、ウエハ上において形成されるコンタクトのホール径では24nm以上の径の拡大となり、抵抗値低減に有効なコンタクトホール径の拡大となる。拡大処理を行った後、ステップP407に進む。ステップP407では、レイアウトデータを再作成する。次に、ステップP408において、OPCに基づいた寸法補正処理を実行する。この処理が終わったデータを元に、ステップP409において、マスク製作のデータとなるEB(電子線描画)データを作成する。
なお、マスク上でのコンタクトのホール径の拡大は5nm以上であれば効果は得られる。
なお、本実施形態では、コンタクトのホール径の拡大を行うステップP406、レイアウトデータの再作成を行うステップP407とOPC処理を行うP408を別の工程としたが、OPC処理の中の一つの処理としてステップP406及びステップP407を含めてもよい。
また、ステップP403における、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離の判断に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
また、ステップP405における、孤立コンタクトと接続される活性領域の面積の判断に用いる所定の面積としては、2μm2に限られない。
また、ステップP406における、マスク上でのコンタクトのホール径を拡大する所定の値としては、5nmあるいは8nmに限られない。
図11は本発明の第4の実施形態にかかる半導体装置のコンタクトレイアウトを示すものである。図11において、1001は活性領域、1002はゲート電極、1003は密集コンタクト部を示している。なお、図示していないが複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上の複数の配線層と、複数の活性領域と複数の配線層を電気的に接続するために層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する。複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であり、かつ、接続された活性領域の面積が2μm2以上である第1のコンタクト群(孤立コンタクト1005)と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群(密集コンタクト1003)とを含み、第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きい。
この場合、密集コンタクト1003から30μmはなれた場所に活性領域1004、孤立コンタクト1005が配置されている。この孤立コンタクト1005に接続された活性領域1004の面積は30μm2である。
図12は、孤立コンタクトに接続された活性領域面積が1μm2と10μm2の場合における、複数の孤立コンタクトのコンタクト抵抗を実験により調べた正規累積度数である。この場合の、コンタクトのホール径は120nmであり、高さは1400nmである。図12から、孤立コンタクトに接続された活性領域面積が大きいほど、コンタクト抵抗が大きくなっていることが分かる。よって、図11における孤立コンタクト1005のホール径は、活性領域面積に起因するコンタクト抵抗の上昇を防ぐために、密集コンタクト1003の120nmに対して、144nmと大きくしている。
なお、ウエハ上でのコンタクトのホール径の拡大は15nm以上であれば効果は得られる。また、密集コンタクト1003と、孤立コンタクト1005の距離を30μmの場合について説明したが、3μm以上であれば効果は得られる。また、活性領域1004の面積を30μm2としたが、2μm2以上であれば、効果は得られる。
この発明の第5の実施の形態を図13および図14に基づいて説明する。図13は本発明の第5の実施形態にかかる半導体装置のコンタクトレイアウトを示す。
図13において、1201は活性領域であり、1202はゲート電極であり、1203は活性領域上の層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域1201と層間絶縁膜上の上層配線(図示していない)を電気的に接続しているコンタクトであり、1204はゲート電極1202に接続されたゲート上コンタクトであり、1205はゲート電極1202に挟まれた位置にあるゲート間コンタクトである。コンタクト1203のそれぞれの外側辺1200が、活性領域1201の内部であって端部1201aまでの距離が20nm以内の位置あるいは、端部1201aの外側の位置に配置されている。
図14(b)は活性領域1201の端部1201aからコンタクト1203の外側辺1200までの距離を変えたときのコンタクト抵抗の変化を示す実験結果である。横軸は、活性領域端部1201aから活性領域1201の外側へ向かう方向におけるコンタクト外側辺1200の位置(以降はコンタクト位置と称する)であり、縦軸は、一定の抵抗値を満たす歩留まりである。図14(a)は図14(b)における、コンタクトの位置の各ケースを説明するための図である。なお、内側とは、端部1201aから活性領域1201内部へ向かう方向であり、コンタクト位置は負の値となる。外側とは、端部1201aから活性領域1201外側へ向かう方向であり、コンタクト位置は正の値となる。このときのコンタクトのホール径は120nmであり、高さは1400nmである。▲印は抵抗値≦50Ωを達成する歩留まり、●は抵抗値≦100Ωを達成する歩留まり、■は抵抗値≦200Ωを達成する歩留まりである。
コンタクト位置が−50nmのコンタクト1203aに対応するケースAでは抵抗値≦200Ωを達成する歩留まりが60%未満であり、実用上問題が生じる。コンタクト位置が−20nm、0nm及び+50nmのコンタクト1203b、1203c及び1203dでは抵抗値≦200Ωを達成する歩留まりが80%以上となることから、実用上問題は無い。なお、ケースEでは、活性領域1201とコンタクト1203eの重なりが無いため、コンタクトとしての役割を果たさない。
すなわち、図14(b)の斜線で示した領域に対応する、コンタクト1203の外側辺1200が、活性領域1201の内部であって端部1201aまでの距離が20nm以内の位置あるいは、端部1201aの外側の位置にあるときにコンタクト特性は改善している。
この発明の第6の実施の形態を図15および図16に基づいて説明する。図15は本発明の第6の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウト方法のフローチャートを示すものである。
まず、ステップP601において、元になるコンタクトレイヤ及び活性レイヤである設計レイアウトデータを用意する。ステップP602において、コンタクトレイヤである設計レイアウトデータについて、コンタクト間距離を計算する。次に、ステップP603において、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離が所定の距離(例えば3μm)以上であるかどうかの判断を行う。コンタクト間距離が3μm未満の場合、すなわち、密集コンタクトである場合は、コンタクト抵抗の上昇がないため、次のステップP607に進む。一方、コンタクト間距離が3μm以上の場合、すなわち、孤立コンタクトである場合は、ステップP604に進み、孤立コンタクトが接続されている活性領域上にゲート電極が配置されているかどうかを判定する。ゲート電極が配置されている場合は、ステップP607に進む。ゲート電極が配置されていない場合は、ステップP605に進む。ステップP605では、該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積が所定の面積(例えば2μm2)以上であるかどうかの判断を行う。該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積が2μm2未満である場合には、ステップP607に進む。一方、該孤立コンタクトと接続される活性領域の面積が2μm2以上である場合には、ステップP606に進み、コンタクト抵抗を下げるために活性領域の面積を所定の面積(例えば2μm2)未満となるように、活性レイヤを変更する。ステップP607では、レイアウトデータを再作成する。次に、ステップP608において、OPCに基づいた寸法補正処理を実行する。この処理が終わったデータを元に、ステップP609において、マスク製作のデータとなるEB(電子線描画)データを作成する。
なお、本実施形態では、活性領域の縮小を行うステップP606、レイアウトデータの再作成を行うステップP607とOPC処理を行うP608を別の工程としたが、OPC処理の中の一つの処理としてステップP606及びステップP607を含めてもよい。
また、ステップP603における、最も隣接するコンタクトとのコンタクト間距離の判断に用いる所定の距離としては、3μmに限られない。
また、ステップP605における、孤立コンタクトと接続される活性領域の面積の判断に用いる所定の面積としては、2μm2に限られない。
また、ステップP606における、孤立コンタクトと接続される活性領域の変更に用いる所定の面積としては、2μm2に限られない。
図16は本発明の第6の実施形態にかかる半導体装置のコンタクトレイアウトを示す。1501は活性領域であり、1502はゲート電極、1503は密集コンタクトである。なお、図示していないが複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上の複数の配線層と、複数の活性領域と複数の配線層を電気的に接続するために層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する。複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群(孤立コンタクト1505)を含み、第1のコンタクト群を構成するコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積が2μm2以下である。
この場合、密集コンタクト1503から30μmはなれた場所にゲート電極を持たない活性領域1504が孤立コンタクト1505に接続された状態で配置されている。密集コンタクト1503は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域1501と上層配線(図示していない)を電気的に接続している。同様に、孤立コンタクト1505は、層間絶縁膜(図示していない)を介して、活性領域1504と上部配線(図示していない)を電気的に接続している。ここで、活性領域1504はその面積が2μm2以上となっている。活性領域1504の面積を縮小後の活性領域1506のように2μm2未満とすることによって、図12に示されるように、面積が大きい場合に比べて孤立コンタクトの抵抗の上昇を防ぐことができる。
また、密集コンタクト1503と、孤立コンタクト1505の距離を30μmの場合について説明したが、3μm以上であれば効果は得られる。
本発明にかかる半導体装置および半導体マスクレイアウト方法は、高コンタクトアスペクト比の孤立コンタクトや密集コンタクトが混在した半導体装置において、コンタクト抵抗の上昇を防ぐことができる効果を有し、DRAM混載システムLSI等のように、高コンタクトアスペクト比のコンタクトが必要とされる場合において、低抵抗なコンタクト抵抗を実現するのに有効である。
本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウトフロー図である。 本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置のレイアウト図である。 本発明の第1の実施形態におけるコンタクト抵抗の改善を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態の効果を説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウトフロー図である。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置のレイアウト図である。 本発明の第2の実施形態におけるコンタクト抵抗の改善を示すグラフである。 本発明の第3の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウトフロー図である。 本発明の第3の実施形態にかかる半導体装置のレイアウト図である。 本発明の第4の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウトフロー図である。 本発明の第4の実施形態にかかる半導体装置のレイアウト図である。 本発明の第4の実施形態におけるコンタクト抵抗の改善を示すグラフである。 本発明の第5の実施形態にかかる半導体装置のレイアウト図である。 本発明の第5の実施形態におけるコンタクト抵抗の改善を示すグラフである。 本発明の第6の実施形態にかかる半導体装置を形成するための半導体マスクレイアウトフロー図である。 本発明の第6の実施形態にかかる半導体装置のレイアウト図である。
符号の説明
201 活性領域
202 ゲート電極
203 密集コンタクト
204 活性領域
205 孤立コンタクト
501 活性領域
502 ゲート電極
503 密集コンタクト
504 活性領域
505 孤立コンタクト
506 追加活性領域
507 追加コンタクト
801 活性領域
802 ゲート電極
803 密集コンタクト
804 活性領域
805 孤立コンタクト
806 ダミーコンタクト
1001 活性領域
1002 ゲート電極
1003 密集コンタクト
1004 活性領域
1005 孤立コンタクト
1200 コンタクト外側辺位置
1201 活性領域
1201a 活性領域端部
1202 ゲート電極
1203 コンタクト
1203a コンタクトA
1203b コンタクトB
1203c コンタクトC
1203d コンタクトD
1203e コンタクトE
1204 ゲート上コンタクト
1205 ゲート間コンタクト

Claims (17)

  1. 素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、
    前記複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、
    前記複数の半導体領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを備えた半導体装置であって、
    前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群とを含み、
    前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きい請求項1記載の半導体装置。
  3. 素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、
    前記複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、
    前記複数の半導体領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、
    前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満であることを特徴とする半導体装置。
  4. 素子分離領域で分離された複数の半導体領域と、
    前記複数の半導体領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、
    前記複数の半導体領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、
    前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群を含み、
    前記第1のコンタクト群を構成するコンタクトから3μm未満の距離の位置に前記層間絶縁膜上の配線と前記半導体領域とを電気的に接続しないダミーコンタクトが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 複数の活性領域と、
    前記複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、
    前記複数の活性領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、
    前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上であり、かつ、接続された活性領域の面積が2μm2以上である第1のコンタクト群と、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm未満である第2のコンタクト群とを含み、
    前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  6. 前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径が前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも15nm以上大きい請求項5記載の半導体装置。
  7. 複数の活性領域と、
    前記複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、
    前記複数の活性領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、
    前記複数のコンタクトのうちの少なくとも1つのコンタクトの外側辺の少なくとも一部分が、前記複数の活性領域の内部であって前記活性領域の端部までの距離が20nm以内の位置あるいは、前記端部の外側の位置に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 複数の活性領域と、
    前記複数の活性領域の上の少なくとも一層の層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上の複数の配線層と、
    前記複数の活性領域と前記複数の配線層を電気的に接続するために前記層間絶縁膜の中に設けられた複数のコンタクトとを有する半導体装置であって、
    前記複数のコンタクトは、最も隣接するコンタクトとの距離が3μm以上である第1のコンタクト群を含み、
    前記第1のコンタクト群を構成するコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積が2μm2以下であることを特徴とする半導体装置。
  9. 前記複数のコンタクトのコンタクトホール径に対するコンタクト高さの比であるコンタクトアスペクト比が7以上である請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の半導体装置。
  10. 複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータを用意する工程と、
    前記設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、
    前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上である第1のコンタクト群と、前記コンタクト間距離が前記所定の距離未満である第2のコンタクト群とを有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きくする工程とを含む半導体マスクレイアウト方法。
  11. 前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも所定の値以上大きくする工程を含む請求項10記載の半導体マスクレイアウト方法。
  12. 複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータを用意する工程と、
    前記設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、
    前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上であるとき、前記コンタクト間距離を前記所定の距離未満とするようにコンタクトを追加する工程とを含む半導体マスクレイアウト方法。
  13. 半導体領域と上層配線領域とを電気的に接続する複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む設計レイアウトデータを用意する工程と、
    前記設計レイアウトデータから複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、
    前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上である第1のコンタクト群を有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトから前記所定の距離未満の距離の位置に前記半導体領域と上層配線領域とを電気的に接続しないダミーコンタクトを形成する工程とを含む半導体マスクレイアウト方法。
  14. 複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む第1の設計レイアウトデータと複数の活性領域のデータを含む第2の設計レイアウトデータを用意する工程と、
    前記第1の設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、
    前記第2の設計レイアウトデータから前記コンタクトが接続された前記活性領域の面積を計算し、前記活性領域の面積が所定の面積以上であるどうかの判断を行う工程と、
    前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上であり、かつ、前記活性領域の面積が前記所定の面積以上である第1のコンタクト群と、前記コンタクト間距離が前記所定の距離未満である第2のコンタクト群とを有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を、前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも大きくする工程とを含む半導体マスクレイアウト方法。
  15. 前記第1のコンタクト群のコンタクトホール径を前記第2のコンタクト群のコンタクトホール径よりも所定の値以上大きくする工程を含む請求項14記載の半導体マスクレイアウト方法。
  16. 複数の活性領域と上層配線を接続するための複数のコンタクトのマスクレイアウトを設計する半導体マスクレイアウト方法であって、前記複数のコンタクトのうちの少なくとも1つのコンタクトの外側辺の少なくとも一部分が、前記複数の活性領域の内部であって前記活性領域の端部までの距離が所定の距離以内の位置あるいは、前記端部の外側に位置するように前記複数のコンタクトを形成する工程を含む半導体マスクレイアウト方法。
  17. 複数のコンタクトのマスクレイアウトデータを含む第1の設計レイアウトデータと複数の活性領域のデータを含む第2の設計レイアウトデータを用意する工程と、
    前記第1の設計レイアウトデータから前記複数のコンタクトの最も隣接するコンタクト間距離を計算し、前記コンタクト間距離が所定の距離以上であるかどうかの判断を行う工程と、
    前記第2の設計レイアウトデータから前記コンタクトが接続された前記活性領域の面積を計算し、前記活性領域の面積が所定の面積以上であるどうかの判断を行う工程と、
    前記複数のコンタクトが、前記コンタクト間距離が前記所定の距離以上であり、かつ、前記活性領域の面積が前記所定の面積以上である第1のコンタクト群を有するとき、前記第1のコンタクト群のコンタクトのそれぞれに接続された活性領域の面積を前記所定の面積以下とする工程とを含む半導体マスクレイアウト方法。
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