JP2005285059A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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正宏 瀬口
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Abstract

【課題】
この発明は、紙幣を入出金取引する紙幣処理装置において、異物判定手段で異物の装置内の取り込みを防ぐと共に、その異物判定手段の性能悪化及び故障防止を図ることができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
上部側の搬送処理群15には、入金口11から識別部13を介して一時保留部14に連なる第一搬送経路L1と、識別部13の下流位置から分岐して返却出金口11に戻る第二搬送経路L2とを有している。また、識別部13の上流位置には粗判別した異物(異物付き紙幣を含む)を、バイパスして第二搬送経路L2に導く第三搬送経路L3を設けている。
【選択図】 図1


Description

この発明は、銀行等の金融機関に設置されて紙幣を入出金取引する紙幣処理装置に関し、さらに詳しくは、異物が投入された際にその異物を排除して、紙幣の搬送処理をより効率的に行い、装置内部の破損を防止するようにした紙幣処理装置に関する。
一般に、この種の紙幣処理装置においては、大量の紙幣を処理するため、紙幣と共に、クリップ、レシート、さらには付箋といった、紙幣以外の異物を装置内に取り込んでしまうおそれがあった。
当然、このような異物を装置内に取り込むと、搬送経路内で詰まり(ジャム)が生じ、搬送処理を阻害したり、装置内の機器を破損するといった問題がある。
そこで、従来、下記特許文献1に記載されているように、紙幣入金口(受入口)の底面の下に、異物を排出する排出部を設け、この排出部に紙幣間に存在する異物を落下させて紙幣と異物を分離する技術が提案されている。
しかし、この特許文献1の技術では、重量があり、且つ紙幣から容易に分離できる異物しか排除することができず、異物排除機能としては十分ではなかった。
例えば、紙幣に付着したクリップなどは排除することができず、そのまま装置内に搬送されることになる。
そこで次に、下記特許文献2に記載されているように、搬送経路の途中に異物検知手段を設け、その異物検知手段で搬送途中の異物を検知した際には、紙幣の搬送を中断し、搬送経路を逆転させることで、異物を紙幣入金口に返却する技術が提案されている。
しかしながら、この特許文献2の技術でも問題がある。それは、異物を検知して異物を排出する場合に、搬送経路を逆転させる必要があるため、その逆転時には、紙幣の搬送処理を行うことができず、搬送処理を効率的に行えないという問題である。
そこで、さらに下記特許文献3に記載されているように、搬送経路の途中に異物排出経路を別に設け、異物検知手段で異物を検知した場合には、振分け手段でその異物を異物排出経路に導く技術が提案されている。
このように、異物排出経路を別途設けることで、異物を排出する場合にも搬送経路を逆転させる必要がなくなるため、搬送処理を阻害することなく効率的に行うことができる。
特許3467886号公報 特開2000−187760号公報 特開2000−70867号公報
ところで、近年、センサの精度や機能が高まり、紙幣処理装置の紙幣識別センサでも、紙幣か異物かの判定のみならず、偽札や適用除外の紙幣なのかの識別をも行う高性能なセンサが用いられている。
このような高性能センサを用いた場合にも、前述の特許文献3と同様に、異物を高性能センサで判定した場合には、その異物を返却搬送経路に振分けることで、搬送処理を阻害しないようにして、異物を排除することが考えられる。
しかし、異物にも様々なものがあり、前述のクリップ等のように硬度があり厚みもあるような異物を、このような高性能センサに通過させると、その高性能センサの識別性能を悪化させ、最悪の場合には故障させてしまうという問題がある。
特に、こうした高性能センサは、高価でもあるため、故障をするとメンテナンスコストが増加するという問題も生じる。
そこで、この発明は、紙幣を入出金取引する紙幣処理装置において、異物判定手段で異物の装置内の取り込みを防ぐと共に、その異物判定手段の性能悪化及び故障防止を図ることができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
この発明による紙幣処理装置は、紙幣の入出金を行う紙幣処理装置にあって、該装置内の紙幣収納部に入金紙幣を搬送する入金搬送経路と、該入金搬送経路に設けられ、紙幣以外の異物の判定を行う第一異物判定手段と、該入金搬送経路から分岐して設けられ、該第一異物判定手段で判定した異物を返却口に返却搬送する返却搬送経路と、前記第一異物判定手段より上流の入金搬送経路に設けられ、異物の粗判別を行う第二異物判定手段と、前記第一異物判定手段より上流の入金搬送経路から分岐して設けられ、該第二異物判定手段で粗判別した異物を前記返却搬送経路に導くバイパス搬送経路とを備えたものである。
上記構成によれば、入金搬送経路で入金紙幣を装置内の紙幣収納部に搬送し、その入金搬送経路に設けられた第一異物判定手段で紙幣以外の異物を判定し、異物を判定した場合には返却搬送経路で異物を返却口に返却する。また、その第一異物判定手段の上流に設けた第二異物判定手段で異物の粗判別を行い、ここで異物と判定されたものをバイパス搬送経路で返却搬送経路に導くことになる。
すなわち、第一異物判定手段の上流に設けた第二異物判定手段で、異物の粗判別を行い、第一異物判定手段の性能悪化や故障の原因となるような異物を、第一異物判定手段の上流で除去するのである。
このように、第二異物判定手段で異物の粗判別を行うことにより、第一異物判定手段には、性能悪化、故障の原因となるような異物が搬送されることはない。
この第二異物判定手段の異物の粗判別は、粗判別であるため、物理的要素(外形、重量等)を検知することで行うのが望ましい。
なお、ここでいう「異物」とは、クリップ等の異物が付着した紙幣も含むものである。
この発明の一実施態様においては、前記第二異物判定手段は、少なくとも被検知物の厚みを検知して異物の粗判別を行うものである。
上記構成によれば、第二異物判定手段は、所定以上の厚みを有するものを異物として粗判別することが可能となり、その粗判別された異物を、バイパス搬送経路を介して返却搬送経路に導くことになる。
このように、厚みを検知することで、所定以上の厚みを有する異物が、第一異物判定手段に搬送されることがないため、厚みによって第一異物判定手段の検知面などに負荷が生じるおそれがなくなり、第一異物判定手段の保護をより確実に行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際に、前記入金搬送経路の搬送速度を低下させる搬送速度制御手段を備えたものである。
上記構成によれば、搬送速度制御手段により、第二異物判定手段で異物が粗判別されると、入金搬送経路の搬送速度が低下される。このため、第二異物判定手段で粗判別された異物は、バイパス搬送経路の分岐部を通過してしまうおそれを無くすことができ、確実に粗判別された異物を第一異物判定手段の上流で除去することができる。
この発明の一実施態様においては、前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際に、前記入金搬送経路への紙幣の繰出しを停止する繰出し停止手段を備えたものである。
上記構成によれば、繰出し停止手段により、第二異物判定手段で異物が粗判別されると、入金搬送経路への紙幣の繰出しが停止される。このため、異物ではない適正な紙幣が、誤ってバイパス搬送経路に導かれるおそれを無くすことができ、紙幣の搬送処理を確実且つ効率的に行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記第二異物判定手段からバイパス搬送経路分岐部までの入金搬送経路の長さを、紙幣入金搬送時に、該搬送経路内に一枚の紙幣のみが存在するように設定したものである。
上記構成によれば、第二異物判定手段からバイパス搬送経路分岐部までの入金搬送経路の長さを、紙幣入金搬送時に、一枚の紙幣のみが存在するように設定したことにより、異物を粗判別した際に、その異物のみをバイパス搬送経路に導くことができる。よって、その前後に搬送されるその他の紙幣は確実に第一異物判定手段に搬送されることになり、入金紙幣の搬送処理を効率的に行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記入金搬送経路を駆動する入金搬送駆動手段と、前記バイパス搬送経路を駆動するバイパス搬送駆動手段とを有し、前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際に、該入金搬送駆動手段の駆動を停止して、該バイパス搬送駆動手段の駆動のみを行う搬送制御手段を備えたものである。
上記構成によれば、前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際には、搬送制御手段で入金搬送駆動手段の駆動を停止すると共に、バイパス搬送駆動手段の駆動を行う。このため、異物は、入力搬送経路には搬送されず、バイパス搬送経路に搬送され返却搬送経路に導かれる。よって、異物は、第一異物判定手段に導かれることはなく、確実に第一異物判定手段の上流で除去されるため、第一異物判定手段の性能悪化や故障を確実に防止することができる。
この発明の一実施態様においては、前記バイパス搬送経路に、返却方向のみ通過を許容する一方向弁を設けたものである。
上記構成によれば、一方向弁によって、バイパス搬送経路で返却搬送経路に導かれる異物は、返却方向のみ通過が許容されるため、逆方向、すなわち入金搬送経路方向には通過が許容されない。このため、異物が入金搬送経路に再び戻ることはなく、確実に第一異物判定手段の性能悪化や故障を防止することができる。
本発明によれば、第一異物判定手段の上流に設けた第二異物判定手段で、異物の粗判別を行い、第一異物判定手段の性能悪化や故障の原因となるような異物を、第一異物判定手段の上流で除去するため、第一異物判定手段には、性能悪化、故障の原因となるような異物が搬送されることはない。
よって、紙幣を入出金取引する紙幣処理装置において、異物判定手段で異物の装置内の取り込みを防ぐと共に、その異物判定手段の性能悪化及び故障防止を図ることができる紙幣処理装置を提供することができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施形態を詳述する。
図1は本実施態様の紙幣処理装置の内部構造を示した概略図である。この紙幣処理装置1は上部一側(図中右上)に、紙幣の入金を行う入金口11を設け、この入金口11の上方には、紙幣の出金を行い、さらに異物等の返却を行う返却出金口12を設けている。
また、入金口11と連通する装置内方には、入出金紙幣の真偽や金種を識別する識別部13と、識別部を通過した紙幣を入金が確定するまで一旦保留する一時保留部14と、金種別に収納する第1〜第4カセットC1〜C4と、識別不良と判定した紙幣や損券紙幣を回収するリジェクトカセットC5とを内蔵し、これらをリサイクル式にループ状に搬送経路L1〜L4で接続している。
この場合、紙幣処理装置1の上部側を紙幣搬送用の搬送処理群15として設け、下部側を紙幣収納用の収納処理群16として設けて、上下を搬送系と収納系とに分離構成している。
上部側の搬送処理群15には、入金口11から識別部13を介して一時保留部14に連なる第一搬送経路L1と、識別部13の下流位置から分岐して返却出金口11に戻る第二搬送経路L2とを有している。また、識別部13の上流位置には粗判別した異物等を、バイパスして第二搬送経路L2に導く第三搬送経路L3を設けている。
一方、下部側の収納処理群16には、一時保留部14から延びて第一搬送経路L1の上流に接続されるループ状の第四搬送経路L4と、紙幣処理装置1の前面側から後面側にかけて千円札、五千円札、万円札、予備札や混合札を収納する第1〜第4カセットC1〜C4とリジェクトカセットC5と、を配設し、第四搬送経路で搬送される紙幣を、これらのカセットC1〜C5に出入れすることで入出金取引を許容している。
また、これら搬送経路L1〜L4および下方の各カセットC1〜C5の紙幣出入れ部分には、紙幣Aの通過を検知確認する通過検知センサ(図1には図示せず)を複数配設して、紙幣Aの入出金処理状態等を検知確認している。
さらに、入金口11の繰出し位置には、通過する紙幣Aの厚み等を検知して異物の粗判別を行う異物検知センサ17を設けている。
次に、この紙幣処理装置1の紙幣の搬送処理について説明する。
例えば、入金時、入金口11に投入された紙幣A…は、入金口11→異物検知センサ17→第一搬送経路L1→識別部13→一時保留部14の順で搬送処理する入金経路を介して一時保留部14に一時保留し、次処理の入金確定処理か入金取消し処理かに備えて待機する。
入金確定すると、一時保留部14から紙幣A…を繰出して→第四搬送経路L4→カセットC1〜C5の順で搬送処理する収納経路を介して、各カセットC1〜C5に振分けて、紙幣Aを収納処理する。
これに対し、入金取消し時は、一時保留部14から紙幣A…を繰出し→第四搬送経路L4→第一搬送経路L1→識別部13→第二搬送経路L2→返却出金口12という順で返却処理する。
なお、入金時に識別部13において、適合紙幣ではない又は異物と判断された紙幣等については、一時保留部14には搬送されず、第二搬送経路L2を介してそのまま返却出金口12に返却される。
さらに、入金時に異物検知センサ17で、厚み等が適合紙幣から大きく外れ、異物と粗判別された紙幣等は、識別部13側にも搬送されずに、第三搬送経路L3を介して第二搬送経路L2に導かれ、返却出金口12に返却される。
出金時には、金種に対応する第1〜第4カセットC1〜C4から紙幣A…を繰出し→第四搬送経路L4→第1搬送経路L1→識別部13→第二搬送経路L2→返却出金口12という順で出金処理する。
次に、入金口11及び返却出金口12周辺の詳細構造について説明する。図2は、入金口11及び返却出金口12周辺の詳細構造を示した断面図である。
この図に示すように、入金口11の繰出し位置には、紙幣Aを順次一枚ずつ繰出す繰出し機構21、繰出し位置の紙幣Aの通過を検知する第一通過検知センサ22、異物の粗判別を行う異物検知センサ17を設けている。
また、第一搬送経路L1の第三搬送経路L3への分岐部には、異物等を第三搬送経路L3に振分ける振分けフラッパ23、第三搬送経路L3の途中には、その異物等の第一搬送経路L1への逆搬送を防ぐ第一ワンウェイフラッパ24、第三搬送経路L3の第二搬送経路L2の合流部には、第二搬送経路L2から第三搬送経路L3への逆搬送を防ぐ第二ワンウェイフラッパ25をそれぞれ設けている。
また、第二ワンウェイフラッパ25の隣接位置には、第三搬送経路L3で搬送される異物等の通過を検知する第二通過検知センサ26を設けている。
さらに、前述の各搬送経路L1〜L3は、それぞれ複数のローラ及びベルトを組み合わせることによって構成され、図示しないメイン駆動モータによって同一方向に、且つ同一搬送速度で、紙幣を搬送するように構成している。なお、本実施態様では、約1.4m/sの搬送速度で紙幣を搬送している。
前述の繰出し機構21は、入金口11内に一部が露出するように配置したピックアップローラ21a、その下方に配置したフィードローラ21b、及びそれと対向するゲートローラ21cから構成される。紙幣繰出し時には、入金口11内に集積した紙幣A…を一枚ずつ、ピックアップローラ21aとフィードローラ21bを繰出し方向(矢印で示す方向)に回転させることで、第一搬送経路L1に繰出す。
なお、本実施態様では、矢印で示すように、ピックアップローラ21aを入金口11内に出没自在となるように構成することで、紙幣繰出しの作動/停止を切替えるように構成している。すなわち、回転するピックアップローラ21aを退避させることで、紙幣Aの繰出しを停止し、露出させることで、紙幣Aの繰出しを行うように構成しているのである。
もっとも、この紙幣繰出しの作動/停止については、このようにピックアップローラ21aを出没させることで行ってもよいし、ピックアップローラ21a自体の回転をオン/オフと切替えることで行ってもよい。
前述の異物検知センサ17は、対向する二つのローラによって構成され、そのローラ間を通過する紙幣Aの厚みを検知することで、異物等の粗判別を行う。
例えば、紙幣Aにクリップなどの異物が付着していた場合には、そのローラ間を通過する際、そのローラ間が離間する方向に力が作用するため、その離間状態を検知することで異物検知を行う。もっとも、その他異物検知の方法として、ローラ表面の負荷を検知する方法や、ローラの回転速度の変動を検知して異物を検知する方法を採用してもよい。
なお、本実施態様では通過する紙幣Aの厚みで異物の粗判別を行っているが、その他の粗判別の方法として、通過する紙幣A等の重量又は外形(長さ、紙幣形状)など物理的要素を検知して、異物等の粗判別を行ってもよい。
前述の第一通過検知センサ22は、発光ユニットと受光ユニットからなる透過式センサで構成され、紙幣Aが入金口11の繰出し位置を通過した際、その通過を検知するように構成している。
また、この第一通過検知センサ22を異物検知センサ17に隣接する位置に設置することで、第一通過検知センサ22で紙幣通過が検知されない場合には、異物判定が誤検知であるということも判断できるため、異物検知センサ17自体の誤検知も少なくすることができる。
前述の振分けフラッパ23は、回動軸23aを中心として実線と破線で示す位置を切替え可能に構成している。この振分けフラッパ23は、異物検知センサ17で異物等を粗判別した際には、第三搬送経路L3に異物等を振分けるべく、図示しない駆動モータで破線の振分け位置に切替えられ、異物等を第三搬送経路L3に導いた後には、実線で示す通常の位置に切替えられる。なお、この振分けフラッパ23の切替え作動時間は約0.1秒である。
前述の第一ワンウェイフラッパ24も、回動軸24aを中心に切替えられるように構成している。しかし、この第一ワンウェイフラッパ24では、単に第一搬送経路L1への異物の逆搬送を防ぐ機能を果たせばよいため、モータ等で積極的に切替えるようには構成していない。なお、破線で示した状態が、異物等の通過する際の切替え位置である。
また、前述の第二ワンウェイフラッパ25も、回動軸25aを中心に切替えるように構成しているが、この第二ワンウェイフラッパ25も第一ワンウェイフラッパ24同様、第三搬送経路L3への逆搬送を防ぐ機能を果たせばよいため、モータ等で積極的に切替えるようには構成していない。なお、破線が、異物等の通過する際の切替え位置である。
前述の第二通過検知センサ26は、第一通過検知センサ22同様、透過式センサで構成され、異物等が第二ワンウェイフラッパ25を通過した際に、その通過を検知するように構成している。すなわち、異物等が第三搬送経路L3から第二搬送経路L2に搬送されたことを検知している。
なお、図2に示すDは、異物検知センサ17から振分けフラッパ23までの第一搬送経路L1における距離である。本実施態様では、このDを約152mmに設定している。この長さは、紙幣の搬送速度(約140m/s)と振分けフラッパ23の切替え時間(約0.1秒)を考慮して決定したものである。すなわち、振分けフラッパ23の切替え時、紙幣は140mm搬送されるため、その距離より若干長めである152mmにDを設定しているのである。
また、このD内には、紙幣搬送時に一枚の紙幣Aしか存在しないように搬送速度等を設定している。
このように、Dを設定したことにより、振分けフラッパ23で異物等を第三搬送経路L3に振分ける場合、一枚の紙幣AしかD内には存在しないため、その異物付きの紙幣の一枚だけを振分けフラッパ23で振分けることができる。よって、その前後の紙幣も第三搬送経路L3に振分けられるといった不都合を解消し、他の紙幣の搬送処理への影響をできるだけ少なくすることができる。
次に、本実施態様における異物検知時の搬送処理の制御方法について、図3に示すフローチャートを使って説明する。
まず、入金処理を行う場合、S1で繰出し機構21を使って入金口11に集積した紙幣Aを繰出す。この時、S2で異物検知センサ17が異物付き紙幣を検知すると、S3で繰出し機構21のピックアップローラ21aを退避又は停止させる。すなわち、紙幣Aの繰出しを一旦停止して異物排除を行うのである。なお、この際、第一搬送経路L1の搬送は停止しないため、既に装置内に取り込まれている搬送途中の紙幣Aについては、そのまま搬送が継続される。
そして、S4で振分けフラッパ23を第三搬送経路L3へ切替えて、異物付き紙幣を第三搬送経路L3に案内する。すなわち、振分けフラッパ23によって、異物等を第一搬送経路L1から第三搬送経路L3に搬送することで、下流の識別部13に異物付き紙幣が搬送されないように制御しているのである。
そして、S5で第三搬送経路L3の第二通過検知センサ26が異物付き紙幣の通過を検知すると、S6で振分けフラッパ23を第一搬送経路L1へ切替える。この状態で元の搬送経路に復元される。
そして、S7で退避したピックアップローラ21aを元の位置に戻し又は回転駆動することで、再度繰出しを行い、S8で異物付き紙幣を返却出金口12へ返却する。
以上の制御方法によって、異物検知時の搬送処理が行われる。なお、この異物検知センサ17による異物判定は粗判別であるため、さらに、下流の識別部13で詳細な異物判定が行われ、異物排除をより確実に行うことができる。
次に、以上のように構成した本実施態様の作用及び効果について詳述する。
このように、本実施態様の紙幣処理装置1は、紙幣Aの入出金を行う紙幣処理装置1にあって、該装置1内のカセットC1〜C5に入金紙幣Aを搬送する第一搬送経路L1と、該第一搬送経路L1に設けられ、紙幣以外の異物判定を行う識別部13と、該第一搬送経路L1から分岐して設けられ、該識別部13で判定した異物を返却出金口12に返却搬送する第二搬送経路L2と、前記識別部13より上流の第一搬送経路L1に設けられ、異物の粗判別を行う異物検知センサ17と、前記識別部13より上流の第一搬送経路L1から分岐して設けられ、該異物検知センサ17で粗判別した異物を前記第二搬送経路L2に導く第三搬送経路L3とを備えたものである。
上記構成によれば、第一搬送経路L1で入金紙幣Aを装置1内のカセットC1〜C5に搬送し、その第一搬送経路L1に設けられた識別部13で異物を判定し、異物を判定した場合には第二搬送経路L2で異物を返却出金口12に返却する。また、その識別部13の上流に設けた異物検知センサ17で異物の粗判別を行い、ここで異物と判定されたものを第三搬送経路L3で第二搬送経路L2に導くことになる。
すなわち、識別部13の上流に設けた異物検知センサ17で、異物の粗判別を行い、識別部13の性能悪化や故障の原因となるような異物を、識別部13の上流で除去するのである。
このように、異物検知センサ17で異物の粗判別を行うことにより、識別部13には、性能悪化、故障の原因となるような異物が搬送されることはない。
よって、紙幣を入出金取引する紙幣処理装置1において、識別部13で異物の装置内の取り込みを防ぐと共に、その識別部13の性能悪化及び故障防止を図ることができる。
また、本実施態様では、前記異物検知センサ17は、少なくとも被検知物の厚みを検知して異物の粗判別を行うものである。
上記構成によれば、前記異物検知センサ17は、所定以上の厚みを有するものを異物として粗判別することが可能となり、その粗判別された異物を、第三搬送経路L3を介して第二搬送経路L2に導くことになる。
このように、厚みを検知することで、所定以上の厚みを有する異物が、識別部13に搬送されることがないため、厚みによって識別部13の検知面などに負荷が生じるおそれがなくなり、識別部13の保護をより確実に行うことができる。
また、本実施態様では、前記異物検知センサ17で異物を粗判別した際に、前記第一搬送経路L1への紙幣Aの繰出しを停止するピックアップローラ21a停止機構を備えたものである。
上記構成によれば、ピックアップローラ21a停止機構により、異物検知センサ17で異物が粗判別されると、第一搬送経路L1への紙幣Aの繰出しが停止される。このため、異物ではない適正な紙幣が、誤って、第三搬送経路L3に導かれるおそれを無くすことができ、紙幣Aの搬送処理を確実且つ効率的に行うことができる。
また、本実施態様では、前記異物検知センサ17から第三搬送経路L3の分岐部までの第一搬送経路L1の長さDを、入金搬送時に、該第一搬送経路L1のD内に一枚の紙幣Aのみが存在するように設定したものである。
上記構成によれば、異物検知センサ17から第三搬送経路L3分岐部までの第一搬送経路L1の長さDを、入金搬送時に、一枚の紙幣Aのみが存在するように設定したことにより、異物を粗判別した際に、その異物のみを第三搬送経路L3に導くことができる。よって、その前後に搬送されるその他の紙幣は確実に識別部13に搬送されることになり、入金紙幣の搬送処理を効率的に行うことができる。
また、本実施態様では、前記第三搬送経路L3に、返却方向のみ通過を許容する第一ワンウェイフラッパ24を設けたものである。
上記構成によれば、第一ワンウェイフラッパ24によって、第三搬送経路L3で第二搬送経路L2に導かれる異物は、返却方向のみ通過が許容されるため、逆方向、すなわち第一搬送経路L1方向には通過が許容されない。このため、異物が第一搬送経路L1に再び戻ることはなく、確実に識別部13の性能悪化や故障を防止することができる。
次に、他の実施態様について説明する。図4は、他の実施態様における異物検知時の搬送処理の制御方法について示すフローチャートである。なお、紙幣処理装置1自体は、前述の実施態様と同様であり、説明を省略する。
本実施態様は、異物排除が確実に行えるよう異物検知時には、一旦、全ての搬送経路L1〜L4の搬送を停止するように制御するものである。
図4に示すように、まず、入金処理を行う場合、S11で繰出し機構21を使って入金口11に集積した紙幣を繰出す。この時、S12で異物検知手段が異物付き紙幣を検知すると、S13で第一搬送経路L1の搬送を停止する。すなわち、既に取り込まれた搬送途中の紙幣Aの搬送も停止することで、異物が第三搬送経路L3への分岐部を通過してしまうのを防いでいるのである。
そして、S14で振分けフラッパ23を第三搬送経路L3へ切替えて、S15で第一搬送経路L1の搬送速度を低速にして搬送を再開し、異物付き紙幣を第三搬送経路L3に案内する。すなわち、異物付き紙幣を、そのままの搬送速度で第三搬送経路L3に導くと、搬送する際に、第一搬送経路L1等の内部機器に損傷を与える可能性があるため、低速で搬送するのである。
そして、S16で第三搬送経路L3の第二通過検知センサ26が異物付き紙幣の通過を検知すると、S17で振分けフラッパ23を第一搬送経路L1へ切替える。この状態で第一搬送経路L1が復元される。
そして、S18で第一搬送経路L1の搬送速度を通常の搬送速度にして紙幣搬送を行い、S19で異物付き紙幣を返却出金口12へ返却する。
以上の制御方法によって、異物検知時の搬送処理が行われる。この実施態様でも、異物検知センサ17による異物判定は粗判別であるため、さらに下流の識別部13で、より詳細な異物判定が行われ、異物排除がより正確に行われる。
次に、本実施態様の作用及び効果について詳述する。
本実施態様では、異物検知センサ17で異物を粗判別した際には、前記第一搬送経路L1の搬送速度を低下させるよう制御するものである。
上記構成によれば、こうした制御を行うことで、異物検知センサ17で異物が粗判別されると、第一搬送経路L1の搬送速度が低下される。このため、異物検知センサ17で粗判別された異物は、第三搬送経路L3の分岐部を通過するおそれを無くすことができ、確実に粗判別された異物を識別部13の上流で除去することができる。
また、異物を粗判別した後は、その異物を、第一搬送経路L1を低速で搬送することで、内部機器の損傷を防ぐこともできる。
次に、また他の実施態様について説明する。図5は、図2に相当する他の実施態様における紙幣処理装置の詳細構造図、図6は、異物検知時の搬送処理の制御方法について示すフローチャートである。
本実施態様は、第三搬送経路L3を第一搬送経路L1とは別の駆動モータで駆動し、異物等を検知した場合には、第三搬送経路L3だけを駆動して、異物等が第一搬送経路L1で搬送されないように設定したものである。
図5に示すように、本実施態様の紙幣処理装置Aは、第三搬送経路L3を構成するベルト31及びローラ32〜34をメイン駆動モータとは別の独立駆動モータ35によって駆動するように構成したものである。
すなわち、入出金口11の繰出し位置に設けたローラ32、振分けフラッパ23位置に設けたローラ33、それと第二ワンウェイフラッパ25位置に設けたローラ34を、一つのベルト31で架渡し、このベルト31を独立駆動モータ35で駆動することで、第一搬送経路L1とは別に、第三搬送経路L3だけで異物等を搬送できるように構成したのである。
なお、その他の構成要素については、図2と同様であるため、符号を付して説明を省略する。
図6のフローチャートにより、本実施態様における異物検知時の搬送処理の制御方法について説明する。
まず、入金処理を行う場合、S21で繰出し機構21を使って入金口11に集積した紙幣を繰出す。この時、S22で異物検知手段が異物付き紙幣を検知すると、S23で第一搬送経路L1の搬送を停止する。すなわち、この実施態様においても、既に取り込まれた搬送途中の紙幣の搬送も停止することで、異物が第三搬送経路L3の分岐部を通過するのを防いでいるのである。
そして、S24で振分けフラッパ23を第三搬送経路L3へ切替えて、S25で第三搬送経路L3だけを独立駆動モータ35で搬送駆動し、異物付き紙幣を第三搬送経路L3に案内する。すなわち、第三搬送経路L3だけを搬送駆動することで、異物付き紙幣を第三搬送経路L3に導き、異物付き紙幣が、識別部13側に搬送されるのを確実に防止するのである。
そして、S26で第三搬送経路L3の第二通過検知センサ26が異物付き紙幣の通過を検知すると、S27で振分けフラッパ23を第一搬送経路L1へ切替える。この状態で第一搬送経路L1が復元される。
そして、S28で第一搬送経路L1の搬送を再開して紙幣搬送を行い、S19で異物付き紙幣を返却出金口12へ返却する。
以上の制御方法によって、異物検知時の搬送処理が行われる。また、この実施態様でも、異物検知センサ17による異物判定は粗判別であるため、さらに下流の識別部13で、より詳細な異物判定が行われ、異物排除がより正確に行われる。
次に、本実施態様の作用及び効果について詳述する。
本実施態様では、前記第一搬送経路L1を駆動するメイン駆動モータ(図示せず)と、前記第三搬送経路L3を駆動する独立駆動モータ35とを有し、前記異物検知センサ17で異物を粗判別した際には、該メイン駆動モータの駆動を停止して、該独立駆動モータ35だけを駆動するものである。
上記構成によれば、前記異物検知センサ17で異物を粗判別した際には、メイン駆動モータの駆動を停止する一方、独立駆動モータ35の駆動を行う。このため、異物は、第一搬送経路L1には搬送されず、第三搬送経路L3に搬送され第二搬送経路L2に導かれる。よって、異物は、識別部13側に導かれることはなく、確実に識別部13の上流で除去されるため、識別部13の性能悪化や故障を確実に防止することができる。
なお、前述の実施態様では、全て返却出金口12として異物を返却する返却口と出金口を共通化したものを示したが、当然これら分割されたものであっても良い。
以上、この発明の構成と、前述の実施態様との対応において、
この発明の入金搬送経路は、実施態様の第一搬送経路L1に対応し、
以下同様に、
第一異物判定手段は、識別部13に対応し、
返却搬送経路は、第二搬送経路L2に対応し、
第二異物判定手段は、異物検知センサ17に対応し、
バイパス搬送経路は、第三搬送経路L3に対応するも、
この発明は、前述の実施態様の構成のみに限定されるものではなく、その他様々な実施態様を含むものである。
本発明を採用した紙幣処理装置の内部構造概略図。 入金口及び返却出金口周辺の詳細構造断面図。 異物検知時の搬送処理の制御方法を示すフローチャート。 他の実施態様の搬送処理の制御方法を示すフローチャート。 他の実施態様の入金口及び返却出金口周辺の詳細構造断面図。 他の実施態様の搬送処理の制御方法を示すフローチャート。
符号の説明
1…紙幣処理装置
L1…第一搬送経路(入金搬送経路)
L2…第二搬送経路(返却搬送経路)
L3…第三搬送経路(バイパス搬送経路)
13…識別部(第一異物判定手段)
17…異物検知センサ(第二異物判定手段)

Claims (7)

  1. 紙幣の入出金を行う紙幣処理装置にあって、
    該装置内の紙幣収納部に入金紙幣を搬送する入金搬送経路と、
    該入金搬送経路に設けられ、紙幣以外の異物の判定を行う第一異物判定手段と、
    該入金搬送経路から分岐して設けられ、該第一異物判定手段で判定した異物を返却口に返却搬送する返却搬送経路と、
    前記第一異物判定手段より上流の入金搬送経路に設けられ、異物の粗判別を行う第二異物判定手段と、
    前記第一異物判定手段より上流の入金搬送経路から分岐して設けられ、該第二異物判定手段で粗判別した異物を前記返却搬送経路に導くバイパス搬送経路とを備えた
    紙幣処理装置。
  2. 前記第二異物判定手段は、少なくとも被検知物の厚みを検知して異物の粗判別を行う
    請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. 前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際に、前記入金搬送経路の搬送速度を低下させる搬送速度制御手段を備えた
    請求項1又は2記載の紙幣処理装置。
  4. 前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際に、前記入金搬送経路への紙幣の繰出しを停止する繰出し停止手段を備えた
    請求項1又は2記載の紙幣処理装置。
  5. 前記第二異物判定手段からバイパス搬送経路の分岐部までの入金搬送経路の長さを、紙幣搬送時、該搬送経路内に一枚の紙幣のみが存在するように設定した
    請求項1又は2記載の紙幣処理装置。
  6. 前記入金搬送経路を駆動する入金搬送駆動手段と、
    前記バイパス搬送経路を駆動するバイパス搬送駆動手段とを有し、
    前記第二異物判定手段で異物を粗判別した際に、該入金搬送駆動手段の駆動を停止して、該バイパス搬送駆動手段の駆動のみを行う搬送制御手段を備えた
    請求項1又は2記載の紙幣処理装置。
  7. 前記バイパス搬送経路に、返却方向のみ通過を許容する一方向弁を設けた
    請求項1〜6いずれかに記載の紙幣処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010091500A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Toyo Seiki Seisakusho:Kk インコメータの安全装置
CN110148248A (zh) * 2019-04-26 2019-08-20 上海宸聪电子科技有限公司 纸币清分机

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