JP2010091500A - インコメータの安全装置 - Google Patents

インコメータの安全装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010091500A
JP2010091500A JP2008263587A JP2008263587A JP2010091500A JP 2010091500 A JP2010091500 A JP 2010091500A JP 2008263587 A JP2008263587 A JP 2008263587A JP 2008263587 A JP2008263587 A JP 2008263587A JP 2010091500 A JP2010091500 A JP 2010091500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
foreign matter
driven
detection sensor
incometer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008263587A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sotoguchi
裕章 外口
Masahiro Shirato
雅裕 白土
Tetsuo Kihara
鐡夫 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Original Assignee
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd filed Critical Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Priority to JP2008263587A priority Critical patent/JP2010091500A/ja
Publication of JP2010091500A publication Critical patent/JP2010091500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】ロール間への異物の挟み込みを防止することができるインコメータの安全装置を提供する。
【解決手段】駆動装置により回転される駆動ロール1と、該駆動ロール1に所定圧力で接触して回転する少なくとも2個の被動ロール2,3とからなるロール群によってインキのタック値を測定するインコメータ10において、前記駆動ロール1と少なくとも一つの被動ロール3との間の異物を検知する異物検知センサ30と、前記異物検知センサ30が異物を検知したときに、前記駆動装置を停止する停止手段と、前記被動ロール2,3を前記駆動ロール1から離れた位置に退避させる退避手段を備えてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、インキのタック値などを測定するインコメータの安全装置に関する。
インコメータは、少なくとも三つのロールからなるロール群によって、インキのタック値(粘着性)を測定している。一つめのロールは、駆動装置により一定の速度で回転され、一定の温度に保持された金属ロール(駆動ロール)である。二つめのロールは、該金属ロールに接触して、その摩擦力により回転するトップロール(被動ロール)であり、ロードセルに接続されて平衡状態の位置からロールの位置が変化するときのトルクを測定して、インキのタック値を求めている。三つめのロールは、上記金属ロールに接触して振動を付与するバイブレーションロール(被動ロール)である(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2545128号公報
インコメータの測定には、異なる種類のインキが混ざり合わないように、測定毎にロール洗浄などのメンテナンスが不可欠である。インコメータのロール群が回転しているときに、布等の異物がロール間に挟まると、ロール群に異物が巻き込まれる恐れがあるという問題があった。
そこで、本発明は、ロール間への異物の挟み込みを防止することができるインコメータの安全装置を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するために、駆動装置により回転される駆動ロールと、該駆動ロールに所定圧力で接触して回転する少なくとも2個の被動ロールとからなるロール群によってインキのタック値を測定するインコメータにおいて、前記駆動ロールと少なくとも一つの被動ロールとの間の異物を検知する異物検知センサと、前記異物検知センサが異物を検知したときに、前記駆動装置を停止する停止手段と、前記被動ロールを前記駆動ロールから離れた位置に退避させる退避手段を備えたインコメータの安全装置を提供するものである。
また、本発明のインコメータの安全装置は、前記異物検知センサが、被動ロールの回転軸の位置変化に連動するように該回転軸の両端部に設けた遮蔽体と、該遮蔽体の位置変化を検知することによって異物を検知する遮蔽体検知センサとからなる。
また、本発明のインコメータの安全装置は、前記駆動ロールの前方に位置するバイブレーションロールの回転軸に前記異物検知センサを設けてある。
また、本発明のインコメータの安全装置は、前記異物検知センサが異物を検知したときに、前記退避手段が全ての被動ロールを前記駆動ロールから離れた位置に退避させるようにしてある。
本発明のインコメータの安全装置は、駆動装置により回転される駆動ロールと、該駆動ロールに所定圧力で接触して回転する少なくとも2個の被動ロールとからなるロール群によってインキのタック値を測定するインコメータにおいて、前記駆動ロールと少なくとも一つの被動ロールとの間の異物を検知する異物検知センサと、前記異物検知センサが異物を検知したときに、前記駆動装置を停止する停止手段と、前記被動ロールを前記駆動ロールから離れた位置に退避させる退避手段を備えた構成を有することにより、駆動ロールと被動ロールの間に異物を検知すると、駆動装置を停止して異物がロール群に巻き込まれるのを防止すると共に、被動ロールを駆動ロールから離れた位置に退避させて異物をロール間から即座に取り除くことができる効果がある。
また、本発明のインコメータの安全装置は、前記異物検知センサが、被動ロールの回転軸の位置変化に連動するように該回転軸の両端部に設けた遮蔽体と、該遮蔽体の位置変化を検知することによって異物を検知する遮蔽体検知センサとからなることにより、駆動ロールと被動ロールの間に異物が挟まれると、被動ロールが異物の厚みだけ外側に変位するから、被動ロールの変位を遮蔽体検知センサで検出して異物を検知することができる。また、両端部にそれぞれ設けた遮蔽体と遮蔽体検知センサによって、ロールの何れの部分に挟まれた異物も検知することができる効果がある。
また、本発明のインコメータの安全装置は、前記駆動ロールの前方に位置するバイブレーションロールの回転軸に前記異物検知センサを設けたことにより、一つの軸に設けた異物検知センサによって略全ての異物の挟み込みを検知することができる効果がある。
また、本発明のインコメータの安全装置は、前記異物検知センサが異物を検知したときに、前記退避手段が全ての被動ロールを前記駆動ロールから離れた位置に退避させるようにしたことにより、ロール間に挟まれた異物がロール群に巻き込まれるのを確実に阻止することができる効果がある。
本発明の実施の形態を図示する実施例に基づいて説明する。
本発明に係るインコメータの安全装置は、駆動装置により回転される駆動ロール1と、該駆動ロール1に所定圧力で接触して回転する少なくとも2個の被動ロール2,3とからなるロール群によってインキのタック値を測定するインコメータ10において、前記駆動ロール1と少なくとも一つの被動ロール3との間の異物を検知する異物検知センサ30と、前記異物検知センサ30が異物を検知したときに、前記駆動装置を停止する停止手段と、前記被動ロール2,3を前記駆動ロール1から離れた位置に退避させる退避手段を備えてある。
図1に示す実施例において、インコメータ10は、金属ロール1と、ゴムで形成されたトップロール2及びバイブレーションロール3からなるロール群により、インキの粘着性を示すタック値を測定することができるように構成してある。
金属ロール1は、駆動装置(図示せず)により一定の速度で回転され、温調装置(図示せず)により一定の温度に保持された駆動ロールである。トップロール2は、金属ロール1の上部に接触して、その摩擦力により回転する被動ロールである。トップロール2の回転軸は、トルクセンサであるロードセル(図示せず)に接続してあり、平衡状態の位置からロールの位置が変化するときのトルクを測定して、インキのタック値を求めることができるように構成してある。バイブレーションロール3は、金属ロール1の前部に接触して、その摩擦力により回転する被動ロールであり、金属ロール1に振動を付与して試料であるインキを分散することができるように設けてある。
金属ロール1の駆動軸は、駆動装置に連結されているために固定されている。一方、トップロール2の回転軸は、金属ロール1の駆動軸を中心として回転可能に設けてロードセルに接続され、インキのトルクを測定可能に設けてある。また、トップロール2の回転軸は、ロードセルとの接続部のヒンジ機構によって金属ロール1から離れた位置に退避することができるように設けてある。トップロール2の回転軸には、トップロール2を退避させる退避手段(図示せず)を設けてある。また、バイブレーションロール3の回転軸4には、バイブレーションロール3を退避させる退避手段を設けてある。
退避手段は、被動ロール2,3を駆動ロール1に接触させる位置と、被動ロール2,3を駆動ロール1から離れた退避位置に進退させるアクチュエータ30からなる。図示の実施例において、退避手段は、アクチュエータとしてエアーシリンダーを用い、被動ロール2,3を進退させることができるように構成してある。
図1及び図2に示す実施例において、異物検知センサ20は、被動ロールであるバイブレーションロール3の回転軸4の位置変化に連動するように該回転軸4の両端部にそれぞれ設けた遮蔽体22,22と、該遮蔽体22の位置変化を検知することによって異物を検知する遮蔽体検知センサ21,21とから構成してある。図示の実施例において、遮蔽体検知センサ21はフォトセンサであり、金属ロール1とバイブレーションロール3の間に布等の所定の厚みを有する異物が挟まれたときに、遮蔽体22を検出できる位置に設置してある。なお、遮蔽体検知センサ21はフォトセンサに限られず、光センサや近接センサなどの各種センサを用いることが可能である。また、異物検知センサ20は、回転軸4の両端部に遮蔽体22,22と、遮蔽体検知センサ21,21を設けたから、異物がロールの中央部からずれた位置で挟まれて、バイブレーションロール3が傾いて動いても、何れかの遮蔽体検知センサ21が異物の挟み込みを検知することができる。
図中の31は制御部であり、金属ロール1の駆動装置とアクチュエータ30の動作を制御することができるようにしてある。制御部31は、少なくとも一方の遮蔽体検知センサ21が遮蔽体22を検出すると、金属ロール1とバイブレーションロール3の間に異物の挟み込みを検知し、直ちに金属ロール1の駆動を停止すると同時に、アクチュエータ30を作動させて被動ロール2,3を金属ロール1から離れた位置(図2に示す位置)に退避させることができるように構成してある。
図示の実施例において、インコメータ10の安全装置は、遮蔽体検知センサ21が異物を検知したときに、制御部31が全てのアクチュエータ30を作動させて、全ての被動ロール2,3を金属ロール1から離れた位置に退避させるようにしてある。
図1に示すように、インコメータ10は、ロール群の前方(図中の左方)において、金属ロール1とトップロール2は離れる方向に回転しているから、金属ロール1とトップロール2の間で異物の挟み込みは生じない。従って、異物検知センサ20は、駆動ロール1の前方に位置するバイブレーションロール3の回転軸に設置してあることが好ましい。
本発明に係るインコメータの安全装置の一実施例を示す構成図。 その一実施例の動作状態を示す構成図。
符号の説明
1 金属ロール(駆動ロール)
2 トップロール(被動ロール)
3 バイブレーションロール(被動ロール)
4 回転軸
10 インコメータ
20 異物検知センサ
21 遮蔽体検知センサ
22 遮蔽体
30 アクチュエータ
31 制御部

Claims (4)

  1. 駆動装置により回転される駆動ロールと、該駆動ロールに所定圧力で接触して回転する少なくとも2個の被動ロールとからなるロール群によってインキのタック値を測定するインコメータにおいて、前記駆動ロールと少なくとも一つの被動ロールとの間の異物を検知する異物検知センサと、前記異物検知センサが異物を検知したときに、前記駆動装置を停止する停止手段と、前記被動ロールを前記駆動ロールから離れた位置に退避させる退避手段を備えたインコメータの安全装置。
  2. 前記異物検知センサが、被動ロールの回転軸の位置変化に連動するように該回転軸の両端部に設けた遮蔽体と、該遮蔽体の位置変化を検知することによって異物を検知する遮蔽体検知センサとからなる請求項1に記載のインコメータの安全装置。
  3. 前記駆動ロールの前方に位置するバイブレーションロールの回転軸に前記異物検知センサを設けた請求項1又は2に記載のインコメータの安全装置。
  4. 前記異物検知センサが異物を検知したときに、前記退避手段が全ての被動ロールを前記駆動ロールから離れた位置に退避させるようにした請求項1乃至3の何れか一項に記載のインコメータの安全装置。
JP2008263587A 2008-10-10 2008-10-10 インコメータの安全装置 Pending JP2010091500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263587A JP2010091500A (ja) 2008-10-10 2008-10-10 インコメータの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263587A JP2010091500A (ja) 2008-10-10 2008-10-10 インコメータの安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010091500A true JP2010091500A (ja) 2010-04-22

Family

ID=42254350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263587A Pending JP2010091500A (ja) 2008-10-10 2008-10-10 インコメータの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010091500A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04201941A (ja) * 1990-11-30 1992-07-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd ロールフィーダの安全装置
JP2545128Y2 (ja) * 1991-04-16 1997-08-25 大日本印刷株式会社 インコメータ
JP2855931B2 (ja) * 1992-01-29 1999-02-10 凸版印刷株式会社 安全装置付エアー加圧式ニップロール
JP2004043174A (ja) * 2002-05-15 2004-02-12 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2005145622A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Seinan Engineer:Kk 粉粒体の定量供給装置
JP2005206204A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Takazono Sangyo Co Ltd シール装置の制御装置および分包機
JP2005285059A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙幣処理装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04201941A (ja) * 1990-11-30 1992-07-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd ロールフィーダの安全装置
JP2545128Y2 (ja) * 1991-04-16 1997-08-25 大日本印刷株式会社 インコメータ
JP2855931B2 (ja) * 1992-01-29 1999-02-10 凸版印刷株式会社 安全装置付エアー加圧式ニップロール
JP2004043174A (ja) * 2002-05-15 2004-02-12 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2005145622A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Seinan Engineer:Kk 粉粒体の定量供給装置
JP2005206204A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Takazono Sangyo Co Ltd シール装置の制御装置および分包機
JP2005285059A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙幣処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010511893A5 (ja)
JP2007309980A5 (ja)
EP1087220A8 (en) Tire inspecting method and apparatus
JP2001038614A5 (ja)
JP2007292587A (ja) 摩擦試験機
JP2009063678A5 (ja)
JP2011122899A5 (ja)
JP2008143645A5 (ja)
JP2009280364A5 (ja)
JP2006163276A5 (ja)
JP2006250557A5 (ja)
JP2010091500A (ja) インコメータの安全装置
BRPI0704678A (pt) método e sistema para compensar um erro de medição em conexão com a medição de tensão material em tecido
JP2020070119A5 (ja)
JP6947525B2 (ja) 抵抗溶接装置
EP1063517B1 (en) Apparatus for measuring the interaction between surfaces and rubber specimens
EP2103382A3 (en) Detecting device for abnormal workpiece rotation in non-circular workpiece grinding machine
JP2008156004A5 (ja)
JP2011046522A (ja) エレベータ巻上機のシーブ溝の摩耗測定装置
WO2011013534A1 (ja) 車両性能試験装置の車輪センタリング装置
CN103673873A (zh) 印章位置检测机构及滚印盖章装置
ES2395183B1 (es) Método para ajuste de presiones en una máquina impresora flexográfica y máquina impresora flexográfica para su implementación.
JP2009139635A5 (ja)
KR101410125B1 (ko) 백업롤 연삭량 자동 측정장치
JPH1089949A (ja) ロールプロフィール計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130730