JP2005284606A - 災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体 - Google Patents

災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 参加者の連携を容易に図ることができ、参加者に対して効果的な災害対策訓練を行うことが可能な災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 参加者用コンピュータ2にネットワークを介して接続され、参加者用コンピュータ2との間で実施される災害対策訓練を制御する制御用コンピュータ1の災害対策訓練制御方法であって、災害シナリオを読み出し、災害シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を参加者用コンピュータ2に通知するイベント情報通知段階と、参加者用コンピュータ2に入力された対応行動情報を取得して、その対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータ2に、対応行動情報を通知する対応行動情報通知段階とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体に係り、特に複数の参加者や組織が参加して行う災害対策訓練を制御する災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体に関する。
以前の災害対策訓練は、地震、火山の噴火、プラント事故等の災害の発生を想定した災害シナリオを準備し、その災害シナリオに沿って図上で行われていた。このような図上訓練では、訓練に参加する関係機関の参加者(以下、プレーヤーという)に災害地域の地図を予め渡しておき、訓練の統括者(以下、コントローラという)が例えば「地震発生」というような状況を伝達する。プレーヤーは、状況に応じて、詳細な被災状況の把握、二次災害の防止策の実行や住民の避難誘導等、救助や復旧を組織的に行うために必要な災害対策の指令を次々と発して被害を最小限にしようとする。
以前の図上訓練ではコントローラからの状況の伝達、個々のプレーヤーが発する指令および指令の結果が何れも紙片に記載されて個々のプレーヤーに渡される。つまり、図上訓練ではコントローラやプレーヤーは紙片を渡すことで状況、指令および指令の結果の伝達を行っていた。したがって、図上訓練ではコントローラ及びプレーヤーが一同に会して行わなければならなかった。また、図上訓練では全ての紙片を回収し、コントローラからの状況、指令および指令の結果を時系列に並べなければ、事後評価ができなかった。
近年、上記のような図上訓練における問題点を解決するため、ネットワークを通じて災害対策訓練を行う災害対策訓練制御システムが利用されるようになった(例えば、特許文献1)。
特開2002−162893号公報
通常、訓練に参加する関係機関は、その責任範囲や権限が明確に分けられていることが多く、プレーヤーの発することのできる指令や入手できる情報に差異がある。この為、関係機関間の連携を図り、詳細な被災状況の把握、二次災害の防止策の実行や住民の避難誘導等、救助や復旧を効率的に行うための対応マニュアルが準備されている。
しかしながら、訓練に参加する関係機関間で行う状況、指令、指令の結果の伝達は、その種類および数が多い。この結果、関係機関は対応マニュアル通りに間違い無く災害対策訓練を進行させることが難しいという問題があった。例えば関係機関は他の関係機関から何らかの情報を伝達されると、その情報が回答を要するものなのか否かの確認をしなければならなかった。また、他の関係機関に対して回答を要する問い合わせをした場合、その問い合わせに対する回答があったか否かを確認しなければならなかった。
このような確認事項に間違いが生じると、関係機関間の連携が上手くいかなくなり、詳細な被災状況の把握、二次災害の防止策の実行や住民の避難誘導等、救助や復旧を効率的に行うことができないという問題があった。なお、従来の災害対策訓練制御システムはネットワーク経由で災害訓練シナリオを提供することを目的とするものでり、上記の問題点を解決できない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、参加者の連携を容易に図ることができ、参加者に対して効果的な災害対策訓練を行うことが可能な災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、1つ以上の参加者用コンピュータに所定のネットワークを介して接続されており、前記参加者用コンピュータとの間で実施される災害対策訓練を制御する制御用コンピュータの災害対策訓練制御方法であって、災害に関するイベント情報が設定された災害シナリオを読み出し、前記災害シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに通知するイベント情報通知段階と、前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得して、その対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記対応行動情報を通知する対応行動情報通知段階とを有することを特徴とする。
本発明の災害対策訓練制御方法では、シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を参加者用コンピュータに通知し、参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに通知することにより、参加者の連携を容易に図ることができ、参加者に対して効果的な災害対策訓練を行うことが可能である。
前記対応行動情報は、他の参加者用コンピュータに対する状況付与、問い合わせ、報告、回答または指示の少なくとも一つであることを特徴としてもよい。本発明の災害対策訓練制御方法では、対応行動情報を状況付与、問い合わせ、回答または指示に区分する。例えば問い合わせは回答を有すると定義しておくことで、参加者は回答の要否の確認を容易に確認できる。
前記対応行動情報通知段階は、前記イベント情報および対応行動情報が順次記録される格納手段から、前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得する取得段階と、前記対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータが有るか否かを判定する判定段階と、前記対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記格納手段からの前記対応行動情報の取得を要求する要求段階とを有することを特徴としてもよい。
本発明の災害対策訓練制御方法では、対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、格納手段からの前記対応行動情報の取得を要求することで、参加者用コンピュータに負荷を分散し、制御用コンピュータへの過大な負荷を避けることができる。
前記対応行動情報通知段階は、前記対応行動情報が他の参加者用コンピュータによる対応行動を求めるものであるとき、その対応行動の実施有無を視覚的に異なるように表示した画面データで通知してもよい。
本発明の災害対策訓練制御方法では、対応行動情報が他の参加者用コンピュータによる対応行動を求めるものであるとき、対応行動の実施有無を視覚的に異なるように表示することで、回答を有する対応行動情報の回答の要否を容易に確認できる。
前記1つ以上の参加者用コンピュータは、前記災害対策訓練における役割に応じて1つ以上のグループに区分されており、前記対応行動情報を前記グループ単位で通知してもよい。
本発明の災害対策訓練制御方法では、対応行動情報を前記グループ単位で通知することにより、一のグループから他のグループに対して対応行動情報を通知できる。例えば一のグループに含まれる参加者用コンピュータから通知された対応行動情報は、一のグループに含まれる全ての参加者用コンピュータから他のグループに含まれる全ての参加者用コンピュータに通知されたことになる。
前記イベント情報通知段階は、日時情報および時間間隔情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに報知し、前記災害シナリオの進行速度を制御してもよい。
本発明の災害対策訓練制御方法では、制御用コンピュータから日時情報および時間間隔情報を1つ以上の参加者用コンピュータに報知することで、災害対策訓練の時間経過を早くしたり遅くしたりできる。したがって、時間を効率的に使った災害対策訓練を行うことができる。
前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得し、その対応行動情報と模範情報との比較結果に応じて前記対応行動情報を評価する評価段階を更に有することを特徴としてもよい。
本発明の災害対策訓練制御方法では、災害対策訓練に応じた模範情報と、実際に参加者用コンピュータに入力された対応行動情報とを比較することで、対応行動情報の評価を行うことができる。この評価は、例えば災害対策訓練の反省会などで利用可能である。
また、上記課題を解決するため、本発明は、前記災害対策訓練制御方法を利用する災害対策訓練制御装置、前記災害対策訓練制御装置を有する災害対策訓練制御システム及び前記災害対策訓練制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体としてもよい。
なお、プログラムを記録した記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
本発明によれば、参加者の連携を容易に図ることができ、参加者に対して効果的な災害対策訓練を行うことが可能な災害対策訓練制御方法、災害対策訓練制御装置、災害対策訓練制御システム及び記録媒体を提供できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
図1は、本発明による災害対策訓練制御システムの一例の構成図である。災害対策訓練制御システムは、コントローラサーバ1、プレーヤー用PC(以下、単にPCという)2a〜2n、DBサーバ3、災害シナリオDB4、メッセージDB5、例えばインターネット、有線又は無線LAN等のネットワーク9で構成されている。なお、以下の説明ではPC2a〜2nの何れでもよい場合、単にPC2という。コントローラサーバ1と、PC2a〜2nと、DBサーバ3とは、それぞれネットワーク9を介して接続されている。
制御用コンピュータの一例としてのコントローラサーバ1は、災害対策訓練(以下、単に訓練という)のコントローラが操作するものである。コントローラサーバ1は災害シナリオDB4に格納されている災害シナリオを読み出し、その災害シナリオに沿って訓練を進行させる。災害シナリオには、訓練を進行させる為に必要な情報が含まれている。例えば災害シナリオには地震の発生を想定した訓練の場合、地震の発生日時、震源の位置、地震の規模、各地の震度、前震および余震に関する同様のデータ、気象条件、地震による火災の発生状況、道路の不通個所、橋梁の損傷個所、関連機関の人員と装備配置等のうちの1つ以上が含まれている。コントローラサーバ1は、災害シナリオに沿って、例えば「○○県にマグニチュード7の地震が発生」等の各種イベントをPC2に通知してプレーヤーに状況付与する。
また、参加者用コンピュータの一例としてのPC2a〜2nは、プレーヤーが操作するものである。プレーヤーは、コントローラサーバ1から各種イベントが通知されて状況付与されると、そのイベントに応じた対応行動をPC2に入力する。対応行動には、被災状況の把握、二次災害の防止策の実行や住民の避難誘導等、救助や復旧を組織的に行うために必要な問い合わせ、回答、報告または指示などが含まれる。
PC2は、コントロールサーバ1又は他のPC2との間で後述するメッセージ交換を行うことで、各種イベントや他のプレーヤーの対応行動を通知される。プレーヤーは、PC2で各種イベントや他のプレーヤーの対応行動を確認しつつ、対応マニュアルに沿って訓練を行う。
DBサーバ3は、コントローラサーバ1から通知される各種イベントやPC2から通知されるプレーヤーの対応行動を訓練実績(蓄積ログ)としてメッセージDB5に順次記録していく。なお、コントロールサーバ1は訓練上の日時を表す日時情報と、訓練上の進行速度を表す時間間隔情報とをPC2,DBサーバ3に報知することで、訓練上の日時を同期させつつ訓練上の時間経過を自由に制御する。
図1の災害対策訓練制御システムを利用することで、コントローラとプレーヤーとは物理的に一個所に集合し、それぞれのコントローラサーバ1やPC2を使用して訓練を実行することもできるし、物理的に一個所に集合することなく、地理的に離れた場所にあるコントローラサーバ1やPC2を使用して訓練を実行することもできる。
コントローラサーバ1は、例えば図2のように構成される。なお、PC2やDBサーバ3の構成は図2と同様であるため、説明を省略する。図2は、コントローラサーバを実現する一例のハードウェア構成図である。
図2のコントローラサーバ1は、バスBで相互に接続されている入力装置11と,表示装置12と,ドライブ装置13と,補助記憶装置15と,メモリ装置16と,演算処理装置17と,インターフェース装置18とを有する構成である。なお、コントローラサーバ1を構成する各種デバイスは、1つの筐体に収容してもよいし、複数の筐体に分散して収容してもよい。
入力装置11はキーボード,マウスなどで構成され、様々な操作指示を入力するために用いられる。表示装置12はディスプレイなどで構成され、操作に必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。インターフェース装置18は、ネットワーク9に接続する為のインターフェースであり、例えばモデム,ルータ等で構成される。
コントローラサーバ1を制御するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体14によって提供される。記録媒体14は、ドライブ装置13にセットされ、プログラムがドライブ装置13を介して補助記憶装置15にインストールされる。記録媒体14は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、又はROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、プログラムはインターフェース装置18を介して接続される他のコンピュータの記録媒体等に記録されているものも含まれる。他のコンピュータの記録媒体等に記録されているプログラムは、インターフェース装置18を介してダウンロードされて補助記憶装置15にインストールされる。
補助記憶装置15は、インストールされたプログラムと、そのプログラムの処理に必要な各種ファイル等を格納している。メモリ装置16は、起動時に補助記憶装置15からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置17は、メモリ装置16に格納されたプログラムに従って、後述するような各種機能を実現する。なお、PC2やDBサーバ3も場合も同様に、プログラムに従って各種機能が実現される。
図3は、コントローラサーバの一例の機能構成図である。コントローラサーバ1は、シナリオ機能21、訓練実行監視機能22、反省会機能23、通信機能24を有する構成である。シナリオ作成機能21、訓練実行監視機能22及び反省会機能23は、通信機能24を利用してネットワーク9に接続可能である。
シナリオ作成機能21は、例えばコントローラが行う災害シナリオの作成作業や編集作業を支援する為の各種機能を有している。コントローラは、シナリオ作成機能21を利用することで各種イベントと、そのイベントをPC2に通知する日時とを災害シナリオに設定できる。なお、シナリオ作成機能21は例えばGUIを利用して災害シナリオの作成作業や編集作業の効率化が図られている。シナリオ作成機能21は、作成作業や編集作業を終えた災害シナリオを災害シナリオDB4に格納する。
訓練実行監視機能22は、災害シナリオに沿った訓練を実行および監視する為の各種機能を有している。訓練実行監視機能22は、例えば図4のフローチャートのような手順で実現される。
図4は、訓練実行監視機能が行う処理の一例のフローチャートである。ステップS10に進み、訓練実行監視機能22は災害シナリオDB4から訓練に利用する災害シナリオを読み出す。ステップS11に進み、訓練実行監視機能22は災害シナリオに設定されている各種イベントをPC2に通知する日時と、訓練上の日時とを比較し、通知すべきイベントがあるか否かを判定する。
通知すべきイベントがあれば(S11においてYES)、訓練実行監視機能22は通知すべきイベントをPC2に通知したあと、ステップS13に進む。なお、ステップS12の通知は、後述するメッセージ種別「状況付与」のメッセージが利用される。一方、通知すべきイベントがなければ(S11においてNO)、訓練実行監視機能22はステップS13に進む。
ステップS13では、訓練実行監視機能22が通信機能24を利用してDBサーバ3にアクセスし、メッセージDB5に記録されている内容を確認する。なお、メッセージDB5にはコントロールサーバ1とPC2との間、又はPC2とPC2との間で通知される各種イベントやプレーヤーの対応行動を表すメッセージが記録されている。なお、各種イベントやプレーヤーの対応行動を表すメッセージには、メッセージ種別「状況付与」、「問い合わせ」、「報告」、「回答」、「指示」のメッセージが利用される。
ステップS14に進み、訓練実行監視機能22はメッセージDB5に記録されている少なくとも一つのメッセージを通知する必要があるか否かを判定する。メッセージを通知する必要があると判定すれば(ステップS14においてYES)、訓練実行監視機能22はステップS15に進み、通知する必要のあるメッセージを宛先に通知するためのメッセージ通知処理を行ったあと、ステップS11に戻って処理を続ける。なお、ステップS15のメッセージ通知処理の詳細は後述する。一方、メッセージを通知する必要がないと判定すれば(ステップS14においてNO)、訓練実行監視機能22はステップS11に戻って処理を続ける。
訓練実行監視機能22は、ステップS11〜S15の処理を繰り返し行うことで、災害シナリオに応じたタイミングで各種イベントをPC2へ通知でき、メッセージDB5に記録されているメッセージのうち通知する必要のあるメッセージを宛先のPC2へ通知できる。
次に、ステップS15のメッセージ通知処理について更に詳細に説明する。図5は、メッセージ通知処理を一部に含むメッセージ交換処理の一例のフローチャートである。ステップS21に進み、プレーヤー1は通知された各種イベントや他のプレーヤーの対応行動に応じて自身の対応行動を決定する。プレーヤー1は、PC2を操作して例えば図6のようなメッセージ入力画面100を画面に表示させる。
図6は、PC2に表示されるメッセージ入力画面の一例のイメージ図である。図6のメッセージ入力画面100は、メッセージ種別選択欄101、宛先選択欄102、本文入力欄103、ファイル添付欄104を含むように構成されている。プレーヤー1は、メッセージ入力画面100のメッセージ種別選択欄101、宛先選択欄102、本文入力欄103に必要な情報を入力すると共に、添付したいファイルがあればファイル添付欄104に添付する。
メッセージ種別選択欄101は、「問い合わせ」、「回答」、「報告」、「指示」の何れか一つを、入力したメッセージのメッセージ種別として選択する為の欄である。宛先選択欄102は、入力したメッセージの宛先を選択する為の欄である。また、本文入力欄103は自身の対応行動を表す本文の入力欄である。なお、コントローラサーバ1に表示される同様のメッセージ入力画面においては、メッセージ種別選択欄101に更に「状況付与」が選択表示され、選択可能となる。
プレーヤー1は、メッセージ入力画面100を利用することで、自身の対応行動を表したメッセージをPC2に入力できる。例えば図6のメッセージ入力画面100の場合、メッセージ種別「問い合わせ」、宛先「プレーヤー2、3、4、7」のメッセージが入力されている。このように、プレーヤー1はメッセージ入力画面100を利用して、メッセージ種別の異なるメッセージを容易に作成できる。
プレーヤー1は、メッセージの入力が終わると、メッセージを送信する為の操作(例えば送信ボタンのクリック)を行う。メッセージを発信する為の操作が行われると、PC2はDBサーバ3にアクセスし、メッセージ入力画面100に入力されたメッセージをメッセージDB5に記録させる。
ところで、PC2a〜2nは、訓練における役割に応じたグループに区分するため、何れか一つの関係機関に所属している。ステップS22に進み、PC2は自分の所属する関係機関のプレーヤーが他のPC2からメッセージを発信すると、DBサーバ3にアクセスして、そのメッセージをメッセージDB5から取得する。例えば一の関係機関に所属するPC2から発信されたメッセージは、一の関係機関に所属する全てのPC2から宛先の関係機関に所属する全てのPC2に通知されたことになる。即ち、メッセージを関係機関単位で通知できる。
一方、コントローラサーバ1はステップS23、S24において、DBサーバ3にアクセスしてメッセージDB5に記録されている内容を確認し、プレーヤーにメッセージを通知する必要があると判定するまで処理を繰り返す。メッセージを通知する必要があるか否かの判定は、例えば宛先に通知されていないメッセージがメッセージDB5に記録されているか否かで行われる。
プレーヤーにメッセージを通知する必要があると判定すれば、コントローラサーバ1はステップS25に進み、宛先に通知されていないメッセージをプレーヤーに通知すべきメッセージとして判定する。ステップS26に進み、コントローラサーバ1は通知すべきと判定したメッセージの宛先に、そのメッセージの取得要求を行う。即ち、通知すべきと判定したメッセージの宛先のPC2に対し、メッセージの取得要求を行う。
ステップS27に進み、メッセージの取得要求を受信したPC2はDBサーバ3にアクセスし、取得要求に応じたメッセージを取得する。PC2が取得したメッセージは、例えば図7のようなメッセージ確認画面110に表示される。図7は、メッセージ確認画面110の一例のイメージ図である。図7のメッセージ確認画面110は、メッセージ種別確認欄111、送信元確認欄112、本文確認欄113、添付ファイル確認欄114、受信メッセージ確認欄115、発信メッセージ確認欄116を含むように構成されている。なお、メッセージ確認画面110には、シナリオに設定されたイベントに対応する状況付与のメッセージが各プレーヤーを送信元として表示される。
メッセージ種別確認欄111は、受信したメッセージのメッセージ種別を確認する欄である。送信元確認欄112は、受信したメッセージの送信元を確認する欄である。本文確認欄113は、受信したメッセージの本文を確認する欄である。プレーヤー7は、図7のようなメッセージ確認画面110を利用することで、自身の所属する関係機関が受信したメッセージを確認できる。
また、受信メッセージ確認欄115は、受信したメッセージのリスト表示、及び受信したメッセージの選択を行う為の欄である。受信メッセージ確認欄115において選択されたメッセージの詳細は、メッセージ種別確認欄111、送信元確認欄112、本文確認欄113、添付ファイル確認欄114に表示される。
なお、受信メッセージ確認欄115は、回答の必要なメッセージをその他のメッセージと視覚的に変化させて表示してもよい。また、複数のプレーヤーからの回答が必要なメッセージは、回答していないプレーヤーの数が多いほど色を濃くするなど、視覚的に変化させて表示してもよい。
送信メッセージ確認欄116は、発信したメッセージのリスト表示、及び発信したメッセージの選択を行う為の欄である。発信メッセージ確認欄116において選択されたメッセージの詳細は、図示しないメッセージ種別確認欄、宛先確認欄、本文確認欄、添付ファイル確認欄に表示される。
なお、送信メッセージ確認欄116は、回答の必要なメッセージをその他のメッセージと視覚的に変化させて表示してもよい。また、複数のプレーヤーからの回答が必要なメッセージは、回答されていないプレーヤーの数が多いほど色を濃くするなど、視覚的に変化させて表示してもよい。
図5のメッセージ通知処理では、メッセージDB5にメッセージを記録し、メッセージの宛先であるPCがメッセージDB5からメッセージを取得する構成としたため、負荷が分散され、コントローラサーバ1への過大な負荷を避けることができる。
ところで、コントローラは訓練中、各種イベントや各プレーヤーの対応行動などを把握するため、訓練状況をリアルタイムに監視しておく必要がある。そこで、コントローラはコントローラサーバ1又はコントローラサーバ1にリモートアクセス可能なコンピュータを操作して例えば図8のような訓練状況監視画面120を画面に表示させる。
図8は、訓練状況監視画面の一例のイメージ図である。図8の訓練状況監視画面120は、各種イベントが通知された時間や各プレーヤーの対応行動が通知された時間を訓練上の時間軸に基づき表示する。例えば図8の訓練状況監視画面120は、横軸に訓練上の時間経過を表し、縦軸にプレーヤーを表している。したがって、コントローラは訓練中、各種イベントや各プレーヤーの対応行動などを容易に把握できる。
なお、図8の訓練状況監視画面120は前述したメッセージ確認画面110と同様、回答の必要なメッセージをその他のメッセージと視覚的に変化させて表示してもよいし、複数のプレーヤーからの回答が必要なメッセージを、回答していないプレーヤーの数が多いほど色を濃くするなど、視覚的に変化させて表示してもよい。
次に、図5に表したメッセージ交換処理を実現するためのメッセージ形式について説明する。図9は、コントローラサーバ,PC,DBサーバ間で交換されるメッセージの一例の構成図である。図9のメッセージは、メッセージ種別、メッセージID、発信時刻、オリジナルメッセージID、発信者情報、宛先情報、メッセージ内容を含むように構成されている。
メッセージ種別は、「状況付与」、「問い合わせ」、「回答」、「報告」、「指示」の何れか一つを表している。メッセージIDは、メッセージを一意に識別する識別子である。発信時刻は、メッセージを発信した訓練上の時刻である。オリジナルメッセージIDは、そのメッセージの契機となった他のメッセージのメッセージIDである。
例えば「問い合わせ」のメッセージに対する「回答」のメッセージである場合、オリジナルメッセージIDには、「問い合わせ」のメッセージのメッセージIDが格納されることになる。発信者情報は、メッセージを発信したプレーヤーの情報である。宛先情報は、メッセージの宛先である。また、メッセージ内容はメッセージ種別に応じた情報であり、例えばメッセージ入力画面100の本文入力欄103に入力された本文である。
図9のメッセージはオリジナルメッセージIDを含むため、回答の必要なメッセージをその他のメッセージと視覚的に変化させて表示する処理や、複数のプレーヤーからの回答が必要なメッセージを、回答していないプレーヤーの数が多いほど色を濃くするなど、視覚的に変化させて表示する処理が容易となる。つまり、図7のメッセージ確認画面110や図8の訓練状況監視画面120において、回答状況に応じてメッセージを視覚的に変化させて表示する処理が容易となる。
次に、プレーヤー同士でN対Nのメッセージ交換を実現する仕組みを図10を用いて説明する。図10は、N対Nのメッセージ交換を実現する仕組みを表した一例の模式図である。
コントローラサーバ1は、前述したように訓練上の日時を表す日時情報と、訓練上の進行速度を表す時間間隔情報とをPC2,DBサーバ3に報知することで、訓練上の日時を同期させつつ訓練上の時間経過を自由に制御する。例えば訓練中に発生する待ち時間を圧縮したり、各種イベントや各プレーヤーの対応行動が短時間に多発する時間帯の時間経過を遅くしたり、停止したりすることで、時間を効率的に使った訓練が可能である。
ここでは、PC2a〜2cが一の関係機関、PC2d及び2eが他の一の関係機関に所属しているとする。PC2a〜2c、PC2d及び2eから発信されたメッセージは、メッセージDB5にプレーヤー毎に記録される。図10では、PC2a〜2cから発信されたメッセージをプレーヤー1からのメッセージとして記録し、PC2d及び2eから発信されたメッセージをプレーヤー2からのメッセージとして記録している。
受信したメッセージをプレーヤー毎に記録しておくことで、例えば一の関係機関に所属するPC2aから他の一の関係機関に発信されたメッセージは、一の関係機関に所属するPC2b及び2cから他の一の関係機関に所属するPC2d及び2eに通知されたことになる。したがって、プレーヤー(関係機関)同士でN対Nのメッセージ交換を実現することができる。
次に、プレーヤーが行う対応行動の例としてプレーヤー間で行う状況付与と報告を簡単に説明する。図11は、イベントとして地震発生が通知されたときにプレーヤー間で行う状況付与と報告のイメージ図である。
例えばプレーヤー1は、前述した図7のようなメッセージ確認画面110を表示し、シナリオに設定された気象庁からの状況付与である地震情報を入手する。なお、気象庁はプレーヤーのひとつであってもよい。プレーヤーは、入手した地震情報に基づき災害対策本部設置の検討を行い、災害対策本部設置を決定する。次に、プレーヤー1は前述した図6のようなメッセージ入力画面100を表示し、災害対策本部設置を決定した旨の情報を入力したメッセージをプレーヤー2に送信する。ここでは、「報告」のメッセージ種別が選択される。プレーヤー2は、メッセージ確認画面110を利用し、プレーヤー1からの報告である災害対策本部設置を決定した旨のメッセージを入手する。
プレーヤー2は、プレーヤー1が行った対応行動を容易かつ素早く把握できる。このように、プレーヤー間で状況付与や報告を容易に行うことができるので、情報の通知が極めて容易となる。
次に、プレーヤーが行う対応行動の例をとしてプレーヤー間で行う問い合わせ及び回答を簡単に説明する。図12は、プレーヤー間で行う問い合わせ及び回答のイメージ図である。
例えばプレーヤー2は、メッセージ入力画面100を表示し、問い合わせの内容を入力したメッセージをプレーヤー1に送信する。ここでは、「問い合わせ」のメッセージ種別が選択される。プレーヤー1は、メッセージ確認画面110を利用し、プレーヤー2からの問い合わせであるメッセージを確認する。例えばプレーヤー1は、メッセージ入力画面100を表示し、問い合わせに対する回答の内容を入力したメッセージをプレーヤー2に送信する。ここでは、「回答」のメッセージ種別が選択される。
プレーヤー2は、メッセージ確認画面110を利用し、プレーヤー1からの回答であるメッセージを確認する。プレーヤー2は、プレーヤー1に対する問い合わせを容易に行うことができる。このように、プレーヤー間の問い合わせ及び回答が容易にできるので、プレーヤー間の連携が極めて容易となる。
なお、コントローラは訓練状況を監視しているだけでなく、コントローラサーバ1を操作することにより、訓練に介入できる。例えばコントローラは、各プレーヤーに対してメッセージを送信することで、訓練に介入する。また、あるプレーヤーが行う対応行動を予め災害シナリオに設定しておくことで、コントローラサーバ1は、あるプレーヤーを演じることも可能である。
図3に戻り、反省会機能23について説明する。反省会機能23は、各種イベントの発生や各プレーヤーが行った対応行動を時系列にレビューできるような画面を表示し、対応行動の漏れや遅れ、内容の不適格を確認するための各種機能を有している。
反省会機能23は、通信機能24を利用してDBサーバ3にアクセスし、メッセージDB5に記録されている訓練実績に基づき、各種イベントの発生や各プレーヤーが行った対応行動を時系列にレビューできるような画面を作成して表示する。例えば各種イベントの発生や各プレーヤーが行った対応行動を時系列にレビューできるような画面としては、前述した図8の訓練状況監視画面120がある。
また、反省会機能23は図13のように、問い合わせのメッセージと、その問い合わせのメッセージに対する回答のメッセージとを対応させて表示可能である。図13は、問い合わせ・回答一覧画面の一例のイメージ図である。図13の問い合わせ・回答一覧画面によれば、問い合わせのメッセージに対する回答のメッセージの漏れや遅れを容易に確認できる。
また、反省会機能23は図14のように、受信したメッセージと、宛先毎に区分したメッセージとを表示可能である。図14は、メッセージ送受信一覧画面の一例のイメージ図である。図14のメッセージ送受信一覧画面によれば、受信したメッセージと、宛先毎に区分したメッセージとを容易に確認できる。
また、反省会機能23は図15のように、プレーヤー毎の対応行動を時系列に表示可能である。図15は、対応行動一覧画面の一例のイメージ図である。図15の対応行動一覧画面によれば、各種イベントの発生や各プレーヤーが行った対応行動を時系列に表示することで、対応行動の漏れや遅れ、内容の不適格を容易に確認できる。
なお、反省会機能23は、災害シナリオ毎に対応マニュアルに応じた模範的な対応行動を模範情報として作成しておき、メッセージDB5に記録されている訓練実績と比較することで訓練の評価を行うこともできる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による災害対策訓練制御システムの一例の構成図である。 コントローラサーバを実現する一例のハードウェア構成図である。 コントローラサーバの一例の機能構成図である。 訓練実行監視機能が行う処理の一例のフローチャートである。 メッセージ通知処理を一部に含むメッセージ交換処理の一例のフローチャートである。 PCに表示されるメッセージ入力画面の一例のイメージ図である。 メッセージ確認画面の一例のイメージ図である。 訓練状況監視画面の一例のイメージ図である。 コントローラサーバ,PC,DBサーバ間で交換されるメッセージの一例の構成図である。 N対Nのメッセージ交換を実現する仕組みを表した一例の模式図である。 イベントとして地震発生が通知されたときにプレーヤー間で行う状況付与と報告のイメージ図である。 プレーヤー間で行う問い合わせ及び回答のイメージ図である。 問い合わせ・回答一覧画面の一例のイメージ図である。 メッセージ送受信一覧画面の一例のイメージ図である。 対応行動一覧画面の一例のイメージ図である。
符号の説明
1 コントローラサーバ
2a〜2n プレーヤー用PC
3 DBサーバ
4 災害シナリオDB
5 メッセージDB
9 ネットワーク
11 入力装置
12 表示装置
13 ドライブ装置
14 記録媒体
15 補助記憶装置
16 メモリ装置
17 演算処理装置
18 インターフェース装置
21 シナリオ作成機能
22 訓練実行監視機能
23 反省会機能
24 通信機能
B バス

Claims (10)

  1. 1つ以上の参加者用コンピュータに所定のネットワークを介して接続されており、前記参加者用コンピュータとの間で実施される災害対策訓練を制御する制御用コンピュータの災害対策訓練制御方法であって、
    災害に関するイベント情報が設定された災害シナリオを読み出し、前記災害シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに通知するイベント情報通知段階と、
    前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得して、その対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記対応行動情報を通知する対応行動情報通知段階と
    を有することを特徴とする災害対策訓練制御方法。
  2. 前記対応行動情報は、他の参加者用コンピュータに対する状況付与、問い合わせ、報告、回答または指示の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載の災害対策訓練制御方法。
  3. 前記対応行動情報通知段階は、前記イベント情報および対応行動情報が順次記録される格納手段から、前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得する取得段階と、
    前記対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータが有るか否かを判定する判定段階と、
    前記対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記格納手段からの前記対応行動情報の取得を要求する要求段階と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の災害対策訓練制御方法。
  4. 前記対応行動情報通知段階は、前記対応行動情報が他の参加者用コンピュータによる対応行動を求めるものであるとき、その対応行動の実施有無を視覚的に異なるように表示した画面データで通知することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の災害対策訓練制御方法。
  5. 前記1つ以上の参加者用コンピュータは、前記災害対策訓練における役割に応じて1つ以上のグループに区分されており、前記対応行動情報を前記グループ単位で通知することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の災害対策訓練制御方法。
  6. 前記イベント情報通知段階は、日時情報および時間間隔情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに報知し、前記災害シナリオの進行速度を制御することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の災害対策訓練制御方法。
  7. 前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得し、その対応行動情報と模範情報との比較結果に応じて前記対応行動情報を評価する評価段階を更に有することを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の災害対策訓練制御方法。
  8. 1つ以上の参加者用コンピュータに所定のネットワークを介して接続されており、前記参加者用コンピュータとの間で実施される災害対策訓練を制御する災害対策訓練制御装置であって、
    災害に関するイベント情報が設定された災害シナリオを読み出し、前記災害シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに通知するイベント情報通知手段と、
    前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得し、その対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記対応行動情報を通知する対応行動情報通知手段と
    を有することを特徴とする災害対策訓練制御装置。
  9. 1つ以上の参加者用コンピュータと、前記参加者用コンピュータとの間で実施される災害対策訓練を制御する制御用コンピュータとが所定のネットワークを介して接続された災害対策訓練制御システムであって、
    前記制御用コンピュータは、災害に関するイベント情報が設定された災害シナリオを読み出し、前記災害シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに通知するイベント情報通知手段と、
    前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得し、その対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記対応行動情報を通知する対応行動情報通知手段と
    を有することを特徴とする災害対策訓練制御システム。
  10. 1つ以上の参加者用コンピュータに所定のネットワークを介して接続されており、前記参加者用コンピュータとの間で実施される災害対策訓練を制御するコンピュータを、
    災害に関するイベント情報が設定された災害シナリオを読み出し、前記災害シナリオに応じたタイミングで各種イベント情報を前記1つ以上の参加者用コンピュータに通知するイベント情報通知手段と、
    前記1つ以上の参加者用コンピュータに入力された対応行動情報を取得し、その対応行動情報を通知する必要のある参加者用コンピュータに、前記対応行動情報を通知する対応行動情報通知手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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