JP2011066969A - 電力系統模擬システム - Google Patents

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Abstract

【課題】模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信を実運用上の通信に近づけつつ、実運用のための通信との間の相互干渉を回避する。
【解決手段】電力機器の状態を示す第1情報を生成する監視装置と、電力機器の状態を模擬するための第2情報を保持する模擬サーバと、第1情報に基づく処理を行う実運用計算機及び第2情報に基づく処理を行う模擬計算機が対をなす機関システムとをネットワークを介して接続し、監視装置及び模擬サーバはそれぞれ、監視装置及び実運用計算機の間で通信を行う第1通信モードと模擬サーバ及び模擬計算機の間で通信を行う第2通信モードの何れか一方を示すフラグ情報を用いる同一フォーマットで機関システムとの間で通信を行い、実運用計算機は、フラグ情報が第2通信モードの時に第2情報の取得を禁止するフィルタを有し、模擬計算機は、フラグ情報が第1通信モードの時に第1情報の取得を禁止するフィルタを有する電力系統模擬システム。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力系統模擬システムに関する。
電力系統を構成する電力機器の状態を模擬するための情報を保持する模擬サーバと、同情報に基づく処理を行う模擬計算機とがネットワークを介して通信可能に接続された電力系統模擬システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば、電力系統の運用業務の訓練を受ける者(トレーニ)は、模擬計算機を操作して、模擬サーバから受信した仮想的な電力機器の状態を表示装置に表示したり、同状態を制御するための仮想的な命令を入力装置から入力したりする。
電力系統模擬システムの重要な機能の一つは、トレーニが、模擬計算機の操作を通じて、例えば同一機関(制御所等)内の実運用計算機の操作を模擬体験することにある。そこで、電力系統模擬システムのネットワークと、実運用計算機及び監視装置(例えば遠隔監視制御装置等)からなる実際の電力系統システムのネットワークとを一体化したシステムを構築すれば、トレーニの模擬体験の水準が向上し、よって訓練の効果が向上する。
特開平5−15063号公報
ところで、トレーニの模擬体験の水準をより高めようとすれば、模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信を、実運用上の通信により近づける必要がある。しかし、これを前述した一体化されたシステムで行なう場合、トレーニの訓練のための通信が、ネットワークを介して、実運用のための通信に影響を及ぼすという問題が生じる。
尚、訓練では、様々な電力系統の状態(季節、時間帯、電力設備保守停止時等)を同訓練の開始時の初期状態として作成し、これから様々な事象を発生させる。前述した模擬計算機では、制御所等の機関による単独の訓練では、実運用計算機から実運用情報を取得し、これをトレーナが編集して初期状態を生成してきた。このように人間系に依っていたため、合同訓練のような大規模な系統の初期状態を作成することは困難であった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信を実運用上の通信に近づけつつ、これらの通信の間の相互干渉を回避することにある。
前記課題を解決するための発明は、電力系統を構成する電力機器の状態を監視し、前記電力機器の状態を示す第1情報を生成する監視装置と、前記電力機器の状態を模擬するための第2情報を保持する模擬サーバと、前記監視装置から送信される前記第1情報に基づく処理を行う実運用計算機と、前記模擬サーバから送信される前記第2情報に基づく処理を行い、前記実運用計算機と対をなす模擬計算機とからなる機関システムとがそれぞれネットワークを介して通信可能に接続され、前記監視装置及び前記模擬サーバは、それぞれ、前記監視装置及び前記実運用計算機の間で通信を行う第1通信モードと前記模擬サーバ及び前記模擬計算機の間で通信を行う第2通信モードの何れか一方を示すフラグ情報を用いる同一のフォーマットで、前記機関システムとの間で通信を行い、前記実運用計算機は、前記フラグ情報が第2通信モードを示すときに前記第2情報の取得を禁止する第1フィルタを有し、前記模擬計算機は、前記フラグ情報が前記第1通信モードを示すときに前記第1情報の取得を禁止する第2フィルタを有する電力系統模擬システムである。
この電力系統模擬システムによれば、模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信と、監視装置及び実運用計算機の間の通信とが、ネットワークを介して、同一のフォーマットで行なわれる。よって、例えば電力系統の運用業務の訓練上の通信(第2通信モードによる通信)を、実運用上の通信(第1通信モードによる通信)に近づけることができる。また、実運用計算機は、第1フィルタによって、前述した訓練上の通信に係る第2情報を取得せず、模擬計算機は、第2フィルタによって、前述した実運用上の通信に係る第1情報を取得しない。よって、例えば訓練上の通信と実運用上の通信との間の相互干渉を回避できる。以上から、模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信を実運用上の通信に近づけつつ、これらの通信の間の相互干渉を回避できる。
また、かかる電力系統模擬システムにおいて、前記監視装置及び前記模擬サーバは、それぞれ、前記フラグ情報と、模擬ケースを示すケース情報とを用いる同一のフォーマットで、前記機関システムとの間で通信を行い、前記第2フィルタは、前記フラグ情報が前記第2通信モードを示すとともに前記ケース情報が模擬対象の情報を示すときに前記第2情報の取得を許可することが好ましい。
この電力系統模擬システムによれば、模擬計算機は、第2フィルタによって、模擬サーバからの第2情報が、例えば予め設定されている模擬対象と対応する場合に限って、同第2情報を取得する。よって、例えば所定の訓練における電力機器の状態を模擬対象として、これを示す情報をケース情報として第2フィルタで設定すれば、模擬計算機は、模擬サーバとの間で、同所定の訓練に係る通信のみを行なうことができる。例えば、訓練が複数の模擬計算機を使用する合同訓練の場合、各模擬計算機は、第2フィルタでケース情報を設定することによって、この合同訓練への参加又は不参加を設定できる。
また、かかる電力系統模擬システムにおいて、前記実運用計算機は、前記監視装置から送信される前記フラグ情報が前記第1通信モードを示すとき、前記監視装置から送信される前記第1情報を取得するとともに前記模擬計算機にも送信し、前記模擬計算機は、前記模擬サーバが前記第1情報を前記第2情報として保持するように、前記第1情報を前記第2通信モードを示す前記フラグ情報とともに前記模擬サーバに送信することが好ましい。
この電力系統模擬システムによれば、模擬サーバは、監視装置から実運用計算機へ例えば過去に送信された実運用上の第1情報を、模擬計算機へ例えば将来に送信するための第2情報として保持できる。よって、例えば電力系統の運用業務の訓練に際し、模擬サーバは、保持している情報を用いて、訓練上の第2情報をあたかも実運用上の第1情報のように模擬計算機へ送信できる。これにより、模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信が実運用上の通信により一層近づく。また、このように模擬計算機経由で模擬サーバの例えばデータベース等に実運用データを保存できる機能を持たせることにより、合同訓練のような大規模な系統の初期状態を作成することも容易になる。
また、かかる電力系統模擬システムにおいて、前記実運用計算機及び前記模擬計算機は、同一の機関内に設置されることが好ましい。
この電力系統模擬システムによれば、例えば実運用計算機を操作するための訓練を、同一機関内の対応する模擬計算機を用いて行なえるため、訓練の効果の向上が望める。
また、かかる電力系統模擬システムにおいて、前記監視装置及び前記模擬サーバは、それぞれ、前記フラグ情報と、送信先を示す送信先情報とを用いる同一のフォーマットで、前記機関システムとの間で通信を行い、前記模擬サーバは、前記フラグ情報が前記第2通信モードを示すとともに前記送信先情報が前記模擬サーバを示すとき、前記模擬計算機から送信される情報を取得することとしてもよい。
この電力系統模擬システムによれば、模擬計算機からも、模擬サーバのみを送信先として第2通信モードで情報を送信できるため、模擬サーバ及び模擬計算機の間の双方向通信と実運用上の双方向通信との間の相互干渉を回避できる。
また、かかる電力系統模擬システムにおいて、前記監視装置は、前記フラグ情報が前記第2通信モードを示すとき、前記模擬計算機から送信される情報の取得を禁止する第3フィルタを有することとしてもよい。
この電力系統模擬システムによれば、模擬計算機から第2通信モードで送信される情報は第3フィルタによって監視装置には取得されないため、模擬サーバ及び模擬計算機の間の双方向通信と実運用上の双方向通信との間の相互干渉を回避できる。
本発明によれば、模擬サーバ及び模擬計算機の間の通信を実運用上の通信に近づけつつ、これらの通信の間の相互干渉を回避できる。
電力系統模擬システムの構成例を示すブロック図である。 模擬サーバから機関A、Bまでの訓練上の機器データの流れの一例を示す模式図である。 機関Aの模擬計算機から模擬サーバまでの訓練上の制御データの流れの一例を示す模式図である。 遠隔監視制御装置から機関Cまでの実運用上の機器データの流れの一例を示す模式図である。 機関Cにおける実運用計算機から模擬計算機までの実運用上の機器データの流れと、同模擬計算機から模擬サーバまでの訓練上の機器データの流れとの一例を示す模式図である。 機関Cの実運用計算機から遠隔監視制御装置までの実運用上の制御データの流れの一例を示す模式図である。
図1を参照しつつ、本実施の形態の電力系統模擬システム1の構成例について説明する。同図は、電力系統模擬システム1の構成例を示すブロック図である。
電力系統模擬システム1は、実運用計算機2及び模擬計算機3と、模擬サーバ6と、遠隔監視制御装置(TC、監視装置)4とを備えており、これらはネットワーク8を介して通信可能に接続されている。ここで、遠隔監視制御装置4には、電力系統を構成する開閉器、発電機、変圧器等の機器(電力機器)5が接続されている。
実運用計算機2は、電力系統とその運用担当者とのインタフェース機能を果たす情報処理装置であり、図1の例示では、制御所等の機関A、B、C等毎に設置されている。この実運用計算機2は、運用卓21のディスプレイ(不図示)を通じて機器5の状態や電圧・周波数の最新値等を表示したり、運用卓21のキーボードやマウス等の入力装置(不図示)を通じて機器5の状態を制御するための命令の入力等を受け付けたりして、電力系統の監視制御を行なうようになっている。
また、この実運用計算機2は、遠隔監視制御装置4から送信される機器5に係る実際の機器データ(第1情報)及び模擬サーバ6から送信される仮想的な機器データ(第2情報)に対し、そのヘッダ情報を構成する後述する訓練フラグ(フラグ情報)が「1」であると判別した場合には、機器データ(第2情報)を廃棄する(取得を禁止する)機能(第1フィルタ)と、訓練フラグが「0」であると判別した場合には、機器データ(第1情報)を取り込む(取得を許可する)機能とを有している。
模擬計算機3は、模擬サーバ6が担う仮想的な電力系統に対し、前述した実運用計算機2と同様の監視制御機能を果たす情報処理装置であり、図1の例示では、機関A、B、C等毎にそれぞれの実運用計算機2と通信可能に接続されて設置されている。各機関内では、実運用計算機2及び模擬計算機3が対をなして機関システムを構成している。
尚、各機関で電力系統の運用業務の訓練を受ける者(即ち、トレーニ)は、この模擬計算機3を使用することによって、同一機関内の実運用計算機2を操作する実際の電力系統の監視制御を模擬体験しつつ、訓練を受けることができる。また、各機関でこの訓練を指導する者(即ち、トレーナ)は、例えば、合同訓練の対象であるが不参加の他の機関のトレーニが行なうべき操作を、自己の機関の模擬計算機3を使用して代行する等の役割を担ったり、模擬計算機3から模擬サーバ6にアクセスして後述する訓練のシナリオに係る情報を生成したりする。
また、この模擬計算機3は、前述した実運用計算機2と同様に、トレーニにより操作される訓練卓31のディスプレイ(不図示)を通じて仮想的な機器の状態や電圧・周波数の最新値等を表示したり、訓練卓31のキーボードやマウス等の入力装置(不図示)を通じてこの仮想的な機器の状態を制御するための命令の入力等を受け付けたりする仮想的な監視制御機能を果たすようになっている。また、模擬計算機3は、トレーナにより操作されるトレーナ卓32のディスプレイ(不図示)やキーボード(不図示)等を通じて、前述した訓練支援の機能を果たすようになっている。機関Aの単独の訓練(模擬サーバ6と接続しない訓練)の場合、同機関Aのトレーナ卓32は、同機関Aの模擬計算機3に接続されて稼動する。一方、合同訓練の場合、機関Aのトレーナ卓32は、ネットワーク8を介して模擬サーバ6と接続可能であってもよい。一般に、トレーナ卓32は複数台設置されているため、そのうちの1台が模擬サーバ6に接続された状態で訓練を行うことも考えられる。尚、この場合、トレーナ卓32と模擬サーバ6との間の通信にもネットワーク8が利用されるが、その情報授受は一般的なWAN(Wide Area Network)であり、後述するDSA、DSB等のような機器情報を含むものではないため、相互干渉の虞はない。
更に、この模擬計算機3は、後述する訓練ケース(模擬ケース)のコード番号(ケース情報)を記憶する所定のメモリ(不図示)を備えており、遠隔監視制御装置4から送信される機器5に係る実際の機器データ(第1情報)及び模擬サーバ6から送信される仮想的な機器データ(第2情報)に対し、そのヘッダ情報を構成する訓練フラグが「1」又は「0」の何れであるかを判別するとともに、同ヘッダ情報を構成する訓練ケースのコード番号がメモリに記憶されているコード番号と一致するか否かを判別する。つまり、この模擬計算機3は、訓練フラグが「0」であると判別した場合には、訓練ケースのコード番号にかかわらず、機器データ(第1情報)を廃棄する機能(第2フィルタ)と、訓練フラグが「1」であり且つ訓練ケースのコード番号が一致しないと判別した場合には、機器データ(第2情報)を廃棄する機能(第2フィルタ)と、訓練フラグが「1」であり且つ訓練ケースのコード番号が一致したと判別した場合には、機器データ(第2情報)を取り込む機能(第2フィルタ)とを有している。
尚、前述した訓練フラグ及び訓練ケースのコード番号に応じて機器データを廃棄したり取り込んだりする機能は、模擬計算機3が備える送受信処理部(不図示)の前段が司る。一方、後述するように、この送受信処理部は、更に、訓練時の機器データがあたかも実運用時の機器データと同じ構成を有するように、訓練時に機器データに所定の変更を施す機能を司る後段を備えている。
模擬サーバ6は、機関A、B、C等の監視制御対象である電力系統全体を模擬可能な情報処理装置である。つまり、この模擬サーバ6は、例えば、模擬計算機3から仮想的な制御信号を受信すると、電力系統内の電力設備に係る情報に基づいて、同系統の潮流計算を行い、その計算結果を遠隔監視制御装置毎に編集し、その編集結果の情報を該当の機関のIPアドレスあてに送信するようになっている。ここで、電力設備や遠隔監視制御装置等に係る情報には、実際の電力系統の実情報(例えば機器5や遠隔監視制御装置4等に係る情報)が用いられ、これらの実情報は同模擬サーバ6内のデータベース7に格納されて一元管理されている。後述するように、例えば潮流計算等に用いられる実情報は、電力系統の実際の運用時に、実運用計算機2から模擬計算機3を経由して模擬サーバ6に送信されるようになっている。
また、この模擬サーバ6は、電力系統の運用業務の訓練のシナリオに係る情報(「シナリオ情報」と称する)に基づいて、前述した電力系統の潮流計算結果の情報を該当の機関のIPアドレスあてに送信するようになっている。ここで、訓練のシナリオ情報には、例えば、各機関のトレーナ等により模擬計算機3を通じて生成された情報が用いられ、これらの情報はデータベース7に格納されている。
遠隔監視制御装置a、b、c等(「遠隔監視制御装置4」と総称する)は、電力系統を構成する機器a、b、c等(「機器5」と総称する)とそれぞれ接続されている。例えば、電力系統における機関A、Bの監視範囲に重なりがあり、これら双方が機器a、bをともに監視する場合、同機関A、Bが行なう電力系統の運用業務の訓練は合同訓練であることが好ましい。合同訓練の場合、機関A、Bの2つの模擬計算機3と、模擬サーバ6内のデータベース7に構築された仮想的な2つの遠隔監視制御装置a、bとの間で双方向通信が行なわれる。つまり、機関A及び遠隔監視制御装置aの間と、機関A及び遠隔監視制御装置bの間と、機関B及び遠隔監視制御装置aの間と、機関B及び遠隔監視制御装置bの間とにおいて、双方向の通信が行われる(但し、遠隔監視制御装置a、bは仮想的なもの)。このような合同訓練のシナリオ情報は、データベース7に格納されている。
以上述べた電力系統模擬システム1において、一例として、機関A、Bが電力系統の運用業務の合同訓練を行い、機関Cが電力系統の実際の運用業務を行う場合の同システム1の動作例について説明する。
<<<合同訓練>>>
図2は、模擬サーバ6から機関A、Bまでの訓練上の機器データの流れの一例を示す模式図であり、図3は、機関Aの模擬計算機3から模擬サーバ6までの訓練上の制御データの流れの一例を示す模式図である。
<模擬サーバ6から機関A、Bまで>
図2に例示されるように、先ず、模擬サーバ6は、訓練上の機器データDSA、DSBを送信する。詳しくは、模擬サーバ6は、データベース7に格納された機器a、bに係る実情報及び合同訓練のシナリオ情報に基づいて、機関A、Bの監視範囲に該当する潮流計算を行い、その計算結果を仮想的な遠隔監視制御装置a、b毎に編集し、その編集結果を、訓練上の機器データDSAとして機関AのIPアドレスあてに送信するとともに、訓練上の機器データDSBとして機関BのIPアドレスあてに送信する。
機器データDSA、DSBの構成について説明する。図2の下側に例示されるように、訓練上の機器データDSAのヘッダ情報は、同機器データが訓練上のデータであることを示す訓練フラグとしての「1」と、この訓練が合同訓練のシナリオ情報で予め定められた訓練ケースのうちの所定の訓練ケースであることを示すコード番号としての「0001」と、同機器データの送信元である模擬サーバ6のIPアドレスと、同機器データの送信先である機関AのIPアドレスとから構成されている。この機器データDSAは、模擬サーバ6によって前述した潮流計算の結果に基づいて得られた機器情報に対しヘッダ情報が付されて構成されている。また、機器データDSBのヘッダ情報も、前述と同様の訓練フラグとしての「1」と、前述と同様の訓練ケースのコード番号としての「0001」と、送信元である模擬サーバ6のIPアドレスと、送信先である機関BのIPアドレスとから構成されている。この機器データDSBも、模擬サーバ6によって潮流計算の結果に基づいて得られた機器情報に対しヘッダ情報が付されて構成されている。尚、機器データDSAにおける機器情報は、図2の下側に例示されるように、更に、遠隔監視制御装置a、bのIPアドレス(TCa、TCbのIPアドレス)と、機器a、bのアドレス(TCa、TCbに集約されている複数の機器の中から対象機器を特定するためのコード)と、機器a、bの状態を示す状態情報とを備えている。そして、このデータ構成は、機器データDSBについても同様である。
これらの機器データDSA、DSBは、機関A、Bが電力系統の実際の運用業務を行う場合に実運用計算機2が遠隔監視制御装置a、bから受信する実運用上の機器データと同一のフォーマットを有している。例えば、実運用時に監視制御装置a、bから機関Aに送信される機器データのヘッダ情報は、訓練フラグとしての「0」と、訓練ケースのコード番号としての「0000」と、送信元である遠隔監視制御装置a、bのIPアドレスと、送信先である機関AのIPアドレスとから構成されている。同様に、実運用時に監視制御装置a、bから機関Bに送信される機器データのヘッダ情報は、訓練フラグとしての「0」と、訓練ケースのコード番号としての「0000」と、送信元である遠隔監視制御装置a、bのIPアドレスと、送信先である機関BのIPアドレスとから構成されている。
一方、機関A、Bの模擬計算機3は、例えばトレーナ卓32や訓練卓31等を通じて同機関A、Bが合同訓練に参加する旨が予め設定されているものとする。つまり、機関A、Bの模擬計算機3は、予め、模擬サーバ6にアクセスして前述した合同訓練のシナリオ情報を参照し、このうちの所定の訓練ケースのコード番号である「0001」を前述した所定のメモリに記憶しているものとする。
図2に例示されるように、模擬サーバ6から訓練上の機器データDSA、DSBが送信されると、次に、機関Aの実運用計算機2は、機器データDSAの訓練フラグが「1」であると判別して同機器データDSAを廃棄し、機関Bの実運用計算機2は、機器データDSBの訓練フラグが「1」であると判別して同機器データDSBを廃棄する。
機関Aの模擬計算機3は、機器データDSAの訓練フラグが「1」であり且つ訓練ケースのコード番号が予め設定された「0001」と一致していると判別して、同機器データDSAを取り込み、機関Bの模擬計算機3は、機器データDSBの訓練フラグが「1」であり且つ訓練ケースのコード番号が予め設定された「0001」と一致していると判別して、同機器データDSBを取り込む。以上は、機関A、Bの模擬計算機3の前述した送受信処理部(不図示)の前段の機能である。この後、この送受信処理部の後段は、機関Aの模擬計算機3の場合、機器データDSAにおける機器情報から実運用上のTCa、TCbのIPアドレスを読み出し、同機器データDSAの送信元である模擬サーバ6のIPアドレスを、TCa、TCbのIPアドレスに変更する。また、この後段は、同機器データDSAの訓練フラグ「1」及び訓練ケースのコード番号「0001」を、実運用上の「0」及び「0000」にそれぞれ変更する(図2の上側に例示されるDSAx)。そして、この変更は、機関Bの模擬計算機3における機器データDSBについても同様である(図2の上側に例示されるDSBx)。これにより、機関A、Bの模擬計算機3の制御部(不図示)にとっては、あたかも実運用上の遠隔監視制御装置a、bから機器データを受信したかのようになり、トレーニの模擬体験の水準がより一層向上する。
この電力系統模擬システム1によれば、模擬サーバ6及び模擬計算機3の間の通信と、遠隔監視制御装置4及び実運用計算機2の間の通信とがネットワーク8を介して同一のフォーマットで行なわれるため、電力系統の運用業務の訓練上の通信(第2通信モードによる通信)を、実運用上の通信(第1通信モードによる通信)に近づけることができる。また、機関A、Bの実運用計算機2は、訓練上の通信に係る機器データDSA、DSBを取り込まない一方、機関A、Bの模擬計算機3は、同機器データDSA、DSBを取り込むため、訓練上の通信と後述する機関Cに係る実運用上の通信(図4参照)との間の相互干渉を回避できる。以上から、模擬サーバ6及び模擬計算機3の間の通信を実運用上の通信に近づけつつ、これらの通信の間の相互干渉を回避できる。
尚、前述した動作例では、機関A、Bの双方の模擬計算機3が訓練ケース「0001」に該当する訓練に参加するものとしているが、例えば、機関A、Bのうち、機関Aの模擬計算機3は同訓練に参加するが、機関Bの模擬計算機3は同訓練に参加しない旨が予め設定されていてもよい。つまり、機関Aの模擬計算機3は、コード番号「0001」をメモリに記憶しているが、機関Bの模擬計算機3は、同コード番号ではなく、例えば別のコード番号をメモリに記憶していてもよい。この場合、機関Aの模擬計算機3は、前述と同様に、機器データDSAの訓練フラグが「1」であり且つ訓練ケースのコード番号が「0001」と一致していると判別して、同機器データDSAを取り込むが(即ち、訓練に参加する)、機関Bの模擬計算機3は、機器データDSBの訓練フラグが「1」であると判別しても、訓練ケースのコード番号が自己の設定値と一致しないと判別して、同機器データDSBを廃棄する(即ち、訓練に参加しない)。この電力系統模擬システム1によれば、模擬計算機3は、所定の訓練ケースにおける機器5の状態を模擬対象として、これを示すコード番号を設定すれば、模擬サーバ6との間で、同所定の訓練に係る通信のみを行なうことができる。
<機関Aの模擬計算機から模擬サーバまで>
図3に例示されるように、先ず、機関Aの模擬計算機3は、訓練上の制御データDSA’を送信する。同図に例示されるように、訓練上の制御データDSA’のヘッダ情報は、訓練フラグとしての「1」と、訓練ケースのコード番号としての「0001」と、同制御データの送信元である機関AのIPアドレスと、同制御データの送信先である模擬サーバ6のIPアドレスとから構成されている。この制御データDSA’は、例えば、機関Aのトレーニが模擬計算機3の訓練卓31を通じて入力した機器情報に対しヘッダ情報が付されて構成されている。制御データDSA’の送信は、機関Aの模擬計算機3の前述した送受信処理部(不図示)の前段の機能である。この制御データDSA’は、送受信処理部の後段において、図3の上側に例示される機器データDSAx’におけるTCa、TCbのIPアドレスが訓練上の模擬サーバ6のIPアドレスに変更され、訓練フラグ「0」及び訓練ケースのコード番号「0000」が訓練上の「1」及び「0001」にそれぞれ変更されることによって生成される。これにより、機関Aの模擬計算機3の制御部(不図示)にとっては、あたかも実運用上の遠隔監視制御装置a、bに機器データを送信したかのようになり、トレーニの模擬体験の水準がより一層向上する。
次に、模擬サーバ6は、制御データDSA’の訓練フラグが「1」であると判別して同制御データDSA’を取り込み、同制御データDSA’の機器情報や訓練ケース「0001」に該当する合同訓練のシナリオ情報等に基づいて、機関A、Bの監視範囲に該当する潮流計算等を再度行う。
この電力系統模擬システム1によれば、模擬計算機3からも、模擬サーバ6のみを送信先として第2通信モードで情報を送信できるため、模擬サーバ6及び模擬計算機3の間の双方向通信と実運用上の双方向通信との間の相互干渉を回避できる。
<<<実運用>>>
図4は、遠隔監視制御装置cから機関Cまでの実運用上の機器データの流れの一例を示す模式図であり、図5は、機関Cにおける実運用計算機2から模擬計算機3までの実運用上の機器データの流れの一例と、同模擬計算機3から模擬サーバ6までの訓練上の機器データの流れの一例とを示す模式図であり、図6は、機関Cの実運用計算機2から遠隔監視制御装置cまでの実運用上の制御データの流れの一例を示す模式図である。
<遠隔監視制御装置から機関Cまで>
図4に例示されるように、先ず、遠隔監視制御装置cは、実運用上の機器データDRCを送信する。同図に例示されるように、実運用上の機器データDRCのヘッダ情報は、同機器データが実運用上のデータである(即ち、訓練上のデータではない)ことを示す訓練フラグとしての「0」と、同機器データが訓練上のデータではないことを示す訓練ケースのコード番号としての「0000」と、同機器データの送信元である遠隔監視制御装置cのIPアドレスと、同機器データの送信先である機関CのIPアドレスとから構成されている。この機器データDRCは、遠隔監視制御装置cにより実際に取得された機器cの機器情報に対しヘッダ情報が付されて構成されている。
次に、機関Cにおいて、実運用計算機2は、機器データDRCの訓練フラグが「0」であると判別して同機器データDRCを取り込み、模擬計算機3は、機器データDRCの訓練フラグが「0」であると判別して同機器データDRCを破棄する。
この電力系統模擬システム1によれば、機関Cの実運用計算機2は、実運用上の通信に係る機器データDRCを取り込む一方、機関Cの模擬計算機3は、同機器データDRCを取り込まないため、前述した機関A、Bに係る訓練上の通信(図2参照)と実運用上の通信との間の相互干渉を回避できる。
<機関Cの模擬計算機から模擬サーバまで>
図5に例示されるように、先ず、機関Cの実運用計算機2は、取り込んだ実運用上の機器データDRCから機器情報を取得しこれをメモリに記憶するとともに、同実運用計算機2と通信可能に接続されている模擬計算機3に対し機器データDRCを送信する。
次に、機関Cの模擬計算機3の前述した送受信処理部(不図示)の前段は、実運用計算機2から受信した機器データDRCのヘッダ情報について、例えば、訓練フラグを「0」から「1」に変更し、訓練ケースのコード番号を「0000」から「0001」に変更し、送信元アドレスを遠隔監視制御装置cのIPアドレスから機関CのIPアドレスに変更し、送信先アドレスを機関CのIPアドレスから模擬サーバ6のIPアドレスに変更する等の処理を行って、訓練上の機器データDRC’を生成してこれを送信する。
次に、模擬サーバ6は、機器データDRC’の訓練フラグが「1」であると判別して同機器データDRC’を取り込み、同機器データDRC’の機器情報をデータベース7に格納する。
この電力系統模擬システム1によれば、模擬サーバ6は、遠隔監視制御装置cから機関Cの実運用計算機2へ送信された実運用上の機器データDRCから、例えば機関C等の訓練時にその模擬計算機3へ送信するための訓練上の機器情報を抽出してこれを保持できる。よって、例えば機関C等の訓練時に、模擬サーバ6は、保持している機器情報を用いて、訓練上の機器データをあたかも実運用上の機器データのように同機関Cの模擬計算機3へ送信できる。
<機関Cの実運用計算機から遠隔監視制御装置まで>
図6に例示されるように、先ず、機関Cの実運用計算機2は、実運用上の制御データDRC”を送信する。同図に例示されるように、実運用上の制御データDRC”のヘッダ情報は、訓練上のデータではないことを示す訓練フラグとしての「0」と、訓練上のデータではないことを示す訓練ケースのコード番号としての「0000」と、同制御データの送信元である機関CのIPアドレスと、同制御データの送信先である遠隔監視制御装置cのIPアドレスとから構成されている。この制御データDRC”は、例えば、機関Cの運用担当者が実運用計算機2の運用卓21を通じて入力した機器情報に対しヘッダ情報が付されて構成されている。
次に、遠隔監視制御装置cは、制御データDRC”の訓練フラグが「0」であると判別して同制御データDRC”を取り込み、同制御データDRC”の機器情報に基づいて、遠隔監視制御装置cに集約されている複数の機器の中から制御対象機器を選定し、制御情報に指定されている通りの制御を当該機器に対して実行する。
尚、前述した実施の形態では、模擬計算機3から送信される訓練上の制御データでは、図3のDSA’として例示されるように、送信先のIPアドレスが模擬サーバ6又は遠隔監視制御装置cの何れであるかがヘッダ情報として設定されていたが、これに限定されるものではない。例えば、制御データが模擬サーバ6及び遠隔監視制御装置cの双方に送信される場合であっても、そのヘッダ情報で少なくとも訓練フラグが「1」に設定されていれば、同設定フラグが「1」であることを判別すると制御データを廃棄する機能(第3フィルタ)を遠隔監視制御装置cにもたせることによって、同制御データを模擬サーバ6のみが取り込むようにすることができる。この電力系統模擬システム1によれば、模擬サーバ6及び模擬計算機3の間の双方向通信と実運用上の双方向通信との間の相互干渉を回避できる。
前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良されるとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した実施の形態では、訓練フラグ「0」が、遠隔監視制御装置4及び実運用計算機2の間で通信を行う第1通信モードを示し、訓練フラグ「1」が模擬サーバ6及び模擬計算機3の間で通信を行う第2通信モードを示すものとしたが、これに限定されるものではなく、要するに、フラグ情報は、第1通信モードと第2通信モードとを区別して特定するものであれば如何なる情報であってもよい。
前述した実施の形態では、訓練ケース(ケース情報)を示すコード番号を「000X」(Xは0以上の整数)としたが、これに限定されるものではない。要するに、ケース情報は、個々の模擬ケースを区別して特定するものであれば如何なる情報であってもよい。
前述した実施の形態では、実運用計算機2、模擬計算機3、及び遠隔監視制御装置4は、それぞれ複数台として図示していたが、これに限定されるものではなく、それぞれが1台であってもよい。
1 電力系統模擬システム 2 実運用計算機 3 模擬計算機
4 遠隔監視制御装置 5 機器 6 模擬サーバ
7 データベース 8 ネットワーク 21 運用卓
31 訓練卓 32 トレーナ卓

Claims (6)

  1. 電力系統を構成する電力機器の状態を監視し、前記電力機器の状態を示す第1情報を生成する監視装置と、
    前記電力機器の状態を模擬するための第2情報を保持する模擬サーバと、
    前記監視装置から送信される前記第1情報に基づく処理を行う実運用計算機と、前記模擬サーバから送信される前記第2情報に基づく処理を行い、前記実運用計算機と対をなす模擬計算機と、からなる機関システムと、
    がそれぞれネットワークを介して通信可能に接続され、
    前記監視装置及び前記模擬サーバは、それぞれ、前記監視装置及び前記実運用計算機の間で通信を行う第1通信モードと前記模擬サーバ及び前記模擬計算機の間で通信を行う第2通信モードの何れか一方を示すフラグ情報を用いる同一のフォーマットで、前記機関システムとの間で通信を行い、
    前記実運用計算機は、前記フラグ情報が第2通信モードを示すときに前記第2情報の取得を禁止する第1フィルタを有し、
    前記模擬計算機は、前記フラグ情報が前記第1通信モードを示すときに前記第1情報の取得を禁止する第2フィルタを有する
    ことを特徴とする電力系統模擬システム。
  2. 前記監視装置及び前記模擬サーバは、それぞれ、前記フラグ情報と、模擬ケースを示すケース情報とを用いる同一のフォーマットで、前記機関システムとの間で通信を行い、
    前記第2フィルタは、前記フラグ情報が前記第2通信モードを示すとともに前記ケース情報が模擬対象の情報を示すときに前記第2情報の取得を許可する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統模擬システム。
  3. 前記実運用計算機は、前記監視装置から送信される前記フラグ情報が前記第1通信モードを示すとき、前記監視装置から送信される前記第1情報を取得するとともに前記模擬計算機にも送信し、
    前記模擬計算機は、前記模擬サーバが前記第1情報を前記第2情報として保持するように、前記第1情報を前記第2通信モードを示す前記フラグ情報とともに前記模擬サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統模擬システム。
  4. 前記実運用計算機及び前記模擬計算機は、同一の機関内に設置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統模擬システム。
  5. 前記監視装置及び前記模擬サーバは、それぞれ、前記フラグ情報と、送信先を示す送信先情報とを用いる同一のフォーマットで、前記機関システムとの間で通信を行い、
    前記模擬サーバは、前記フラグ情報が前記第2通信モードを示すとともに前記送信先情報が前記模擬サーバを示すとき、前記模擬計算機から送信される情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統模擬システム。
  6. 前記監視装置は、前記フラグ情報が前記第2通信モードを示すとき、前記模擬計算機から送信される情報の取得を禁止する第3フィルタを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統模擬システム。
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