JP6647705B2 - 操作模擬システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の実機装置を順次操作する一連操作を模擬訓練するための操作模擬システムに関し、特に、柔軟な模擬訓練が可能な操作模擬システムに関する。
例えば、複数の運用者・操作者がそれぞれの実機装置を順次操作して、その運用結果を外部に送信する場合がある。すなわち、図7に示すように、運用者Aが実機装置Aを操作してその操作結果A(信号・データ)を実機装置Bに伝送する。次に、操作結果Aに基づいて運用者Bが実機装置Bを操作して、その操作結果Bを実機装置Cに伝送する。同様に、操作結果Bに基づいて運用者Cが実機装置Cを操作して、最終的な結果である運用結果を外部に送信する。
このような一連操作を模擬訓練する場合、図8に示すように、各実機装置A〜Cを模擬した模擬装置(コンピュータ)A〜Cと教官卓(コンピュータ)を設け、各模擬装置A〜C間および模擬装置Cと教官卓を、UDPまたはTCPの専用ソケットで通信可能に接続する。そして、訓練者Aが模擬装置Aを操作すると、その操作結果である模擬データAが模擬装置Bに伝送され、次に、模擬データAに基づいて訓練者Bが模擬装置Bを操作すると、その操作結果である模擬データBが模擬装置Cに伝送される。同様に、模擬データBに基づいて訓練者Cが模擬装置Cを操作すると、その模擬データCが運用結果として教官卓に送信される。
このような模擬訓練において、教官は、教官卓に送信された運用結果を見て、最終的な結果が正しいか否かを確認したり、各訓練者A〜Cの背後から操作を見て、各操作が正しいか否かを確認したりする。
一方、動作に、ビーコンやLANによる設定、GPS情報、無線放送からの情報等を必要とする無線機の動作試験を行なえる電波伝搬環境を再現できる、という模擬装置が知られている(例えば、特許文献1)。この模擬装置は、複数台の無線機間の伝搬特性を再現する仮想伝搬路と、接続される無線機の模擬動作に使用される仮想的に作成された情報を含む動作用信号を生成する信号生成回路とを設け、動作用信号を用いて接続した無線機の動作試験を行なえるようにしたものである。
特開2011−029887号公報
ところで、従来の模擬訓練では、模擬装置A〜Cはそれぞれ、実機装置A〜Cしか模擬することができない。このため、実機装置Aの操作を模擬訓練したい場合には、模擬装置Aの前に座って模擬装置Aを操作しなければならない。また、各模擬装置A〜C間および模擬装置Cと教官卓が専用ソケットで接続され、データの伝送先・伝送相手が固定されているため、伝送先を変えることができない。
このように、模擬装置の構成自由度が低いため、柔軟な模擬訓練が困難であり、例えば、任意の訓練者が任意の実機装置A〜Cの模擬訓練を迅速、容易に行ったり、一人の訓練者が複数の実機装置A〜Cの模擬訓練を行ったりすることが困難であった。また、特許文献1の模擬装置においても、このような柔軟な模擬訓練が困難である。
さらに、従来の模擬訓練では、教官は、教官卓に送信された最終的な運用結果しか知得することができず、どの模擬装置A〜Cのどの操作が誤っていたかを把握することが困難であった。また、各訓練者A〜Cの背後から操作を見るだけでは、各操作を正確に把握して各訓練者A〜Cの操作是非を判断することが困難であった。
本発明は、第1に柔軟な模擬訓練が可能で、第2に模擬訓練を適正に評価可能にする操作模擬システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数の実機装置を順次操作する一連操作を模擬訓練するものとして構成される複数の模擬装置と、前記各模擬装置と通信自在であるとともに前記各模擬装置から出力されたデータを記憶する記憶手段を備える中央装置と、前記記憶手段に記憶された前記データを読み取り自在な監視手段と、前記模擬装置を複数の所定の実機装置として模擬動作させるための複数の模擬プログラムのなかから、任意の前記模擬装置を任意の前記模擬プログラムで起動させる起動手段を備え、前記模擬装置は、起動された前記模擬プログラムに基づいて、操作に従って演算した結果である模擬データを前記中央装置に出力するとともに操作された内容を操作データとして前記中央装置に出力し、前記一連操作において次に操作される模擬装置が、前記一連操作において前に操作される模擬装置が出力した前記模擬データを前記中央装置から取得して、前記模擬データを反映して模擬動作また、前記監視手段が、前記記憶手段に記憶された前記模擬データおよび前記操作データをリアルタイムに読み取る、ことを特徴とする操作模擬システムである。
この発明では、起動手段によって任意の模擬装置を任意の模擬プログラムで起動させ、各模擬装置をそれぞれ所定の実機装置として模擬動作させる。そして、例えば、第1の模擬装置を操作すると、操作に従って演算された第1の模擬データが中央装置に出力され、第1の模擬データが第2の模擬装置によって取得される。続いて、第2の模擬装置を操作すると、操作に従って演算された第2の模擬データが中央装置に出力され、第2の模擬データが第3の模擬装置によって取得される。このように、先に操作した模擬装置(模擬プログラム)の模擬データが次の模擬装置に引き渡されながら、順次操作が行われる。
請求項1に記載の発明によれば、起動手段によって任意の模擬装置を任意の模擬プログラムで起動させることで、任意の模擬装置を任意の所定の実機装置として模擬動作させることができる。つまり、模擬装置の構成自由度が高く、柔軟な模擬訓練が可能である。このため、例えば、任意の模擬装置を任意の模擬プログラムで起動させるだけで、訓練者が任意・所望の実機装置の模擬訓練を迅速、容易に行ったり、模擬装置を複数の模擬プログラムで起動させることで、訓練者が複数の実機装置の模擬訓練を行ったりすることが可能となる。
一方、模擬装置を操作すると、操作に従って演算された模擬データが中央装置に出力され、この模擬データが次の模擬装置によって取得されるため、複数の実機装置を順次操作する一連の操作を適正に模擬訓練することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、また、各模擬装置を操作した操作データが中央装置の記憶手段に記憶されるため、記憶手段に記憶された操作データを見ることで、教官は、訓練者による各操作を正確に把握して、模擬訓練を適正に評価などすることが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、さらに、中央装置の記憶手段に記憶された操作データをリアルタイムに読み取る手段を備えるため、教官は、監視手段から操作データを読み取ることで、リアルタイムに各操作を正確に把握して、訓練者に対して的確なアドバイスなどを行うことが可能となる。
この発明の実施の形態に係る操作模擬システムを示す概略構成図である。 図1の操作模擬システムの管理コンピュータの概略構成ブロック図である。 図1の操作模擬システムでのデータの流れを示す図である。 この発明の実施の形態に係る実機装置のコネクタ関係を示す図(a)と、図1の操作模擬システムにおける接続関係を示す図(b)である。 図1の操作模擬システムによる模擬訓練手順を示すフローチャートである。 図2の管理コンピュータのリレーショナルDBの使用例を示す図である。 複数の実機装置を順次操作する一連操作の例を示す模式図である。 図7の一連操作を模擬訓練する場合の従来方法を示す模式図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る操作模擬システム1を示す概略構成図である。この操作模擬システム1は、複数の所定の実機装置(実際に運用される装置)を順次操作する一連操作を模擬訓練するためのシステムであり、主として、複数の模擬装置2〜2と、管理コンピュータ(中央装置)3と、教官装置(教官卓、監視手段)4と、を備えている。管理コンピュータ3は、各模擬装置2〜2および教官装置4とネットワーク接続されている。ここで、この実施の形態では、図7における3つの実機装置A〜CをA、B、Cの順に順次操作する一連操作を模擬訓練する場合について、主として説明する。
模擬装置2は、訓練者Mが訓練のために使用する装置であり、パーソナルコンピュータで構成され、マウスやキーボードなどの入力装置、ディスプレイ、記憶装置などを備え、後述するようにして、所定の模擬プログラムA〜Cを起動することで実機装置A〜Cとして模擬動作する。つまり、複数の模擬プログラムA〜Cのなかから、任意の1つまたは複数の模擬プログラムを起動することができる。
ここで、模擬プログラムA〜Cは、模擬装置2を複数の所定の実機装置A〜Cとして模擬動作させるためのプログラム・ソフトウエアであり、模擬プログラムAで実機装置Aとして模擬動作し、模擬プログラムBで実機装置Bとして模擬動作し、模擬プログラムCで実機装置Cとして模擬動作する。また、模擬プログラムA〜Cは、実機装置A〜Cの外観を模擬装置2のディスプレイに表示して模擬動作するとともに、後述する模擬データを取得すると該模擬データを反映して模擬動作し、模擬装置2の操作に従って所定の演算を行い、演算結果を模擬データとして出力する。さらに、模擬プログラムA〜Cは、模擬装置2で操作された内容を操作データとしてリアルタイムに管理コンピュータ3に出力・送信するとともに、模擬データを管理コンピュータ3に出力する。
管理コンピュータ3は、模擬訓練を遂行、管理するための装置・サーバであり、パーソナルコンピュータで構成され、図2に示すように、主として、通信部31と、入力部32と、表示部33と、リレーショナルDB(記憶手段)34と、これらを制御などする中央処理部35と、を備えている。
通信部31は、模擬装置2や教官装置4と通信するためのインターフェイスであり、入力部32は、模擬装置2と模擬プログラムA〜Cを選択したり、後述する訓練チームや所定の情報、指令を入力したりするためのインターフェイスである。表示部33は、選択画面や所定の情報を表示するディスプレイである。
リレーショナルDB34は、模擬装置2から出力された操作データや模擬データなどを時系列に記憶するデータベースである。また、リレーショナルDB34には、模擬プログラムAが起動され最初に模擬動作する(実機装置Aとして模擬動作する)模擬装置2に反映すべき模擬データAも記憶されている。さらに、後述する図6に示すように、リレーショナルDB34を複数のデータ管理エリア341〜343に分割し、複数の訓練チームA〜Cごとにデータ管理エリア341〜343を割り当てることも可能である。
教官装置4は、リレーショナルDB34に記憶された操作データや模擬データをリアルタイムに読み取り自在な装置である。すなわち、管理コンピュータ3のリレーショナルDB34にアクセス自在で、操作データや模擬データを常時リアルタイムに読み取り可能である。
次に、この操作模擬システム1の作用、動作について説明する。
まず、次のような起動手段によって、複数の模擬プログラムA〜Cのなかから、任意の模擬プログラムA〜Cで任意の模擬装置2を起動させる。すなわち、各模擬装置2の記憶装置に、すべての模擬プログラムA〜Cを予めインストールしておく。そして、訓練者Mが模擬装置2の入力装置から訓練対象の実機装置A〜Cを選択すると、対応する模擬プログラムA〜Cが起動する。このように、模擬装置2の入力装置と記憶装置が起動手段を構成する。また、選択された実機装置A〜Cは管理コンピュータ3に送信され、管理コンピュータ3においてどの模擬装置2がどの模擬プログラムA〜Cで起動したかを認識できる。
ここで、第1の模擬装置2が模擬プログラムAで起動し、第2の模擬装置2が模擬プログラムBで起動し、第3の模擬装置2が模擬プログラムCで起動する場合について、主として以下に説明する。また、第1の訓練者Mが第1の模擬装置2を操作し、第2の訓練者Mが第2の模擬装置2を操作し、第3の訓練者Mが第3の模擬装置2を操作するものとする。
次に、各訓練者Mが順次各模擬装置2を操作すると、起動された模擬プログラムA〜Cに基づいて、各模擬装置2は、操作に従って演算した模擬データを管理コンピュータ3に出力するとともに、所定の模擬データを管理コンピュータ3から取得する。すなわち、各模擬装置2は、定期的・サイクル的に管理コンピュータ3のリレーショナルDB34にアクセスし、自装置2に反映するべき模擬データが存在すると、その模擬データを読み取って画面等に反映して模擬動作する。そして、訓練者Mによる操作に従って所定の演算を行い、演算結果を模擬データとしてリレーショナルDB34に書き込む。同時に、訓練者Mが模擬装置2で操作を行うたびに、その操作内容を操作データとしてリアルタイムにリレーショナルDB34に書き込む。
具体的には、図3に示すように、まず、第1の模擬装置2がリレーショナルDB34から模擬データAを読み取って模擬動作し、第1の訓練者Mが第1の模擬装置2を操作すると、その操作データAを逐次リレーショナルDB34に書き込む。また、操作に従って演算した模擬データBをリレーショナルDB34に書き込む。
次に、第2の模擬装置2がリレーショナルDB34から模擬データBを読み取って模擬動作し、第2の訓練者Mが第2の模擬装置2を操作すると、その操作データBを逐次リレーショナルDB34に書き込む。また、操作に従って演算した模擬データCをリレーショナルDB34に書き込む。
続いて、第3の模擬装置2がリレーショナルDB34から模擬データCを読み取って模擬動作し、第3の訓練者Mが第3の模擬装置2を操作すると、その操作データCを逐次リレーショナルDB34に書き込む。また、操作に従って演算した模擬データを運用結果としてリレーショナルDB34に書き込む。
ここで、データの接続(伝送)関係について説明する。まず、実機装置A〜Cにおいては、図4(a)に示すように、隣接する実機装置A〜Cのコネクタ同士がケーブルで接続されていることで、実機装置Aの操作結果Aが実機装置Bに伝送され、実機装置Bの操作結果Bが実機装置Cに伝送される。
これに対して、本操作模擬システム1においては、送信元(出力側)と送信先(取得側)の識別情報を予め関連付け、所定の識別情報の模擬装置2(送信元)からのデータを所定の識別情報の模擬装置2(送信先)のみが読み取る。これにより、上記のように、模擬データA〜Cを順次模擬装置2〜2に伝送・授受し、運用結果を管理コンピュータ3に伝送する。
例えば、第1の模擬装置2と第2の模擬装置2においては、図4(b)に示すように、ID、接続番号(識別情報)を定義・設定する。そして、第1の模擬装置2は、次のようにデータを授受する。
・自己ID=1、接続番号(送信先)=1のデータをリレーショナルDB34から読み取る。
・自己ID=1、接続番号(送信元)=3、相手ID=2、接続番号(送信先)=2として、データをリレーショナルDB34に書き込む。
・自己ID=1、接続番号(送信元)=2、相手ID=2、接続番号(送信先)=1として、データをリレーショナルDB34に書き込む。
また、第2の模擬装置2は、次のようにデータを取得する。
・自己ID=2、接続番号(送信先)=2のデータをリレーショナルDB34から読み取る。
・自己ID=2、接続番号(送信先)=1のデータをリレーショナルDB34から読み取る。
このような自装置のID、送信元接続番号、相手装置のID、送信先接続番号(チーム分けされている場合にはチーム番号を含む)を模擬データや操作データに付加してリレーショナルDB34に書き込む。
このように、この実施の形態では、リレーショナルDB34から模擬データを読み取ることで模擬データを管理コンピュータ3から取得し、模擬データをリレーショナルDB34に書き込むことで模擬データを管理コンピュータ3に出力している。これに対して、所定の引渡し順(データの伝送順)に従って、管理コンピュータ3を介して模擬データを模擬装置2〜2に順次送信してもよい。すなわち、管理コンピュータ3は、模擬データAを第1の模擬装置2に送信し、第1の模擬装置2から模擬データBを受信すると、この模擬データBを第2の模擬装置2に送信する。同様に、第2の模擬装置2から模擬データCを受信すると、この模擬データCを第3の模擬装置2に送信し、第3の模擬装置2から運用結果を受信して記憶する。
次に、このような操作模擬システム1による模擬訓練方法について説明する。
まず、図5に示すように、訓練者M等が訓練対象の実機装置A〜C(模擬プログラムA〜C)を選択して、各模擬装置2〜2を模擬プログラムA〜Cで起動する(ステップS1)。すなわち、上記の起動手段によって、所望の模擬プログラムA〜Cで各模擬装置2〜2を起動させる。この際、1つの模擬装置2〜2を複数の模擬プログラムA〜Cで起動させ、複数の実機装置A〜Cとして模擬動作させてもよい。
次に、第1の訓練者Mが画面を見ながらマウスやキーボードを用いて第1の模擬装置2を操作する(ステップS2)と、操作データAが逐次リレーショナルDB34に書き込まれ、操作に従って演算された模擬データBがリレーショナルDB34に書き込まれる(ステップS3)。そして、教官Tは、教官装置4を介してリレーショナルDB34に記憶された操作データや模擬データを読み取り、操作を把握する(ステップS4)。
続いて、模擬装置2が終端(最後の)模擬装置でない場合、つまり、第3の模擬装置2でない場合(ステップS5で「N」の場合)、次の模擬装置2である第2の模擬装置2がリレーショナルDB34から模擬データBを読み取り、模擬データBを反映させて模擬動作する(ステップS6)。そして、ステップS2に戻って同様の動作、処理を行い、このような動作、処理を終端である第3の模擬装置2まで繰り返すものである。
以上のように、この操作模擬システム1によれば、任意・所望の模擬装置2〜2を任意・所望の模擬プログラムA〜Cで起動させることで、任意の模擬装置2〜2を任意の実機装置A〜Cとして模擬動作させることができる。つまり、模擬装置2〜2の構成自由度が高く、柔軟な模擬訓練が可能である。このため、例えば、任意の模擬装置2〜2を任意の模擬プログラムA〜Cで起動させるだけで、訓練者Mが任意・所望の実機装置A〜Cの模擬訓練を迅速、容易に行ったり、模擬装置2〜2を複数の模擬プログラムA〜Cで起動させることで、訓練者Mが同時に複数の実機装置A〜Cの模擬訓練を行ったりすることが可能となる。
また、複数の訓練チームが同時に一連操作を模擬訓練することもでき、その場合、各訓練チームを構成する模擬装置2の組み合わせも任意に設定することができる。例えば、図6に示すように、3つの訓練チームA〜Cで同時に模擬訓練する場合に、各訓練チームA〜Cを任意の模擬装置2で構成する。例えば、訓練チームAを模擬装置2〜2で構成し、訓練チームBを模擬装置2、2で構成し、訓練チームCを模擬装置2、2で構成して、各模擬装置2〜2を任意・所望の模擬プログラムA〜Cで起動させる。その際、訓練チームB、Cは2つの模擬装置2で構成されているため、模擬装置2、2および模擬装置2、2の一方は、2つの模擬プログラムA〜Cで起動させる。また、この場合、リレーショナルDB34のデータ管理エリア341を訓練チームAに割り当て、データ管理エリア342を訓練チームBに割り当て、データ管理エリア343を訓練チームCに割り当てる。
一方、模擬装置2〜2を操作すると、操作に従って演算された模擬データがリレーショナルDB34に書き込まれ、この模擬データが次の模擬装置2によって読み取られるため、複数の実機装置A〜Cを順次操作する一連操作を適正に模擬訓練することが可能となる。
また、各模擬装置2〜2を操作した操作データがリレーショナルDB34に逐次記憶されるため、リレーショナルDB34に記憶された操作データを見ることで、教官Tは、訓練者Mによる各操作を正確に把握して、模擬訓練を適正に評価などすることが可能となる。しかも、リレーショナルDB34に記憶された操作データを教官装置4でリアルタイムに読み取れるため、教官Tは、リアルタイムに各操作を正確に把握して、訓練者Mに対して的確なアドバイスなどを行うことが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、教官装置4を管理コンピュータ3に一体的に設け、管理コンピュータ3が教官装置4を兼ねてもよい。
1 操作模擬システム
2 模擬装置
3 管理コンピュータ(中央装置)
31 通信部
32 入力部
33 表示部
34 リレーショナルDB(記憶手段)
35 中央処理部
4 教官装置(監視手段)
M 訓練者
T 教官

Claims (1)

  1. 複数の実機装置を順次操作する一連操作を模擬訓練するものとして構成される複数の模擬装置と、
    前記各模擬装置と通信自在であるとともに前記各模擬装置から出力されたデータを記憶する記憶手段を備える中央装置と、
    前記記憶手段に記憶された前記データを読み取り自在な監視手段と、
    前記模擬装置を複数の所定の実機装置として模擬動作させるための複数の模擬プログラムのなかから、任意の前記模擬装置を任意の前記模擬プログラムで起動させる起動手段と、
    を備え、
    前記模擬装置は、起動された前記模擬プログラムに基づいて、操作に従って演算した結果である模擬データを前記中央装置に出力するとともに操作された内容を操作データとして前記中央装置に出力し、
    前記一連操作において次に操作される模擬装置が、前記一連操作において前に操作される模擬装置が出力した前記模擬データを前記中央装置から取得して、前記模擬データを反映して模擬動作
    また、前記監視手段が、前記記憶手段に記憶された前記模擬データおよび前記操作データをリアルタイムに読み取る、
    ことを特徴とする操作模擬システム。
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