JP2005281767A - 高耐熱導電性薄膜の製造方法、該製造方法によって得られる高耐熱導電性薄膜、および積層膜、並びに該積層膜を備えるデバイス - Google Patents

高耐熱導電性薄膜の製造方法、該製造方法によって得られる高耐熱導電性薄膜、および積層膜、並びに該積層膜を備えるデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】 高温安定性、抵抗温度係数および機械的特性の全てを満たす高耐熱導電性薄膜、特に、変質、不導体化、導電不良、クラック形成、および/または剥離を生じない高耐熱導電性薄膜を提供する。
【解決手段】 少なくとも1種類の白金族元素からなる薄膜と少なくとも1種類の高融点金属元素からなる薄膜とを備える。上記2つの薄膜を高温環境下に置くことによって、高耐熱導電性薄膜を形成させる。上記白金族元素を、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択する。上記高融点金属元素を、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)およびニッケル(Ni)からなる群より選択する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子部品に用いられる高耐熱導電性薄膜の製造方法、該製造方法によって得られる高耐熱導電性薄膜、および積層膜、並びに該積層膜を備えるデバイスに関するものであり、特に、白金族元素を含む薄膜と高融点金属元素を含む薄膜とを有する積層膜および該積層膜を用いる高耐熱導電性薄膜の製造方法、並びに該積層膜を有するデバイスに関するものである。
従来から、高温環境下において使用される耐熱性の導電体として、高温安定性や抵抗温度係数が優れたタングステン、モリブデン等の高融点金属を焼結させたものが広く使われている。基板上の薄膜として使用される場合、このような導電体は、その高温安定性や抵抗温度係数だけでなく、機械的特性も考慮されなければならない。なぜなら、環境温度が変化した場合に、高融点金属は、変質、不導体化および/または導電不良を生じ、さらに基板と高融点金属薄膜との間の熱膨張係数の違いに起因して、クラック形成、および/または剥離を生じるからである。
上記耐熱導電性の薄膜を用いる電極には、2元系合金や3元系合金が用いられている。2元系合金としては、Ta金属、TaN化合物、Ni−Cr合金が挙げられる。2元系合金は、良好な高温安定性と抵抗温度特性とを同時に実現することは困難であるので、高温安定性と抵抗温度特性とを改善するために、微量のBe、Si、Al等を添加した3元系合金またはNi−Cr−Al−Si4元系合金が開発されている(例えば、特許文献1参照)。また、タングステン等の高融点金属は、大きな抵抗温度係数に起因して低温環境下と高温環境下との間で抵抗値が大きく変化する。抵抗温度係数を小さくするために、高融点金属と白金族元素とを含有させて厚膜形成した、ヒータの発熱体に用いる金属抵抗体が開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−20803号公報(平成6年1月28日公開) 特開2001−266639号公報(平成13年9月28日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、耐熱導電性薄膜は良好な機械的特性を有さないという問題を生じる。つまり、これまで高温安定性、抵抗温度係数および機械的特性の全てを満たす耐熱導電性薄膜は存在しなかった。
具体的には、導電性薄膜を高温環境下(例えば、1000℃以上)で使用した場合、熱膨張係数の差、薄膜成膜時に発生する残留応力、または高温下での微視的な構造変化などによって発生する複合的な内部応力の変化によって、クラック発生に伴う断線および薄膜の剥離が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高温(例えば、1000℃以上の高温)でも形状が変化せず、良好な導電性を保持する高耐熱導電性薄膜の製造方法、該製造方法によって得られる高耐熱導電性薄膜、および積層膜、並びに該積層膜を備えるデバイスを提供することである。換言すれば、本発明の目的は、薄膜材料(積層膜)および当該薄膜材料から形成される高耐熱導電性薄膜を製造する方法、並びにその利用として該積層膜を有するデバイスを供給することである。
本発明に係る高耐熱導電性薄膜を製造する方法は、
ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択される白金族元素の少なくとも1種類の薄膜を形成させる工程:
上記薄膜上にさらに、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される高融点金属元素の少なくとも1種類の薄膜を積層させる工程:並びに
上記積層させた膜を高温環境下に供する工程、
を包含することを特徴としている。
上記の構成によれば、上記方法を用いて形成した高耐熱導電性薄膜が高温環境下でも形状を変化せず、さらに基板上に形成した場合に、当該高耐熱導電性薄膜が基板から剥離しないという効果を奏する。
本発明に係る高耐熱導電性薄膜を製造する方法は、上記高温環境が1000℃以上であることが好ましい。
本発明に係る高耐熱導電性薄膜を製造する方法では、上記高温環境が30分以上維持されることが好ましい。
本発明に係る高耐熱導電性薄膜は、上記の方法によって製造されることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記高耐熱導電性薄膜が高温環境下でも形状を変化しないという効果を奏する。
本発明に係る電極に用いるための高耐熱導電性薄膜は、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択される白金族元素の少なくとも1種類と、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される高融点金属元素の少なくとも1種類とを含み、膜厚が100μm以下であることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記電極に用いるための高耐熱導電性薄膜が高温環境下でも形状を変化しないという効果を奏する。
本発明に係る電極に用いるための高耐熱導電性薄膜は、上記白金族元素を含む薄膜および上記高融点金属元素を含む薄膜を備える積層膜を高温環境下に供することによって得られることが好ましい。
本発明に係る電極に用いるための高耐熱導電性薄膜は、基板上に設けられていることが好ましい。
本発明に係る積層膜は、上記課題を解決するために、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択される白金族元素の少なくとも1種類を含む薄膜、並びにイットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される高融点金属元素の少なくとも1種類を含む薄膜、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記積層膜を用いて形成した高耐熱導電性薄膜が高温環境下でも形状を変化しないという効果を奏する。
本発明に係る積層膜では、上記高融点金属元素は、タングステン(W)、モリブデン(Mo)またはクロム(Cr)であることが好ましい。
本発明に係る積層膜では、上記白金族元素は、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)またはイリジウム(Ir)であることが好ましい。
本発明に係るデバイスは、上記課題を解決するために、本発明に係る積層膜が基板上に設けられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記積層膜を用いて形成した高耐熱導電性薄膜が高温環境下でも形状を変化させずかつ基板上から剥離しないという効果を奏する。
本発明に係るデバイスでは、上記基板が酸化物、窒化物、炭化物またはこれらの組合わせを含むことが好ましい。
本発明に係るデバイスでは、上記基板がセラミック材料を含むことが好ましい。
本発明に係るデバイスでは、上記基板が窒化アルミニウム、酸化亜鉛、ニオブ酸リチウム、酸化ケイ素、タンタル酸リチウム、ジルコン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛、チタン酸バリウム、ニオブ酸鉛、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、石英硝子、酸化マグネシウム、ムライトおよびチタン酸ストロンチウムからなる群より選択されるセラミック材料の少なくとも1種類を含むことが好ましい。
本発明に係るデバイスでは、上記基板がジルコニウムを含むことが好ましい。
本発明に係る高耐熱導電性薄膜を製造する方法によれば、高温環境下(例えば、1000℃以上の高温)でも形状が変化せず、良好な導電性を保持する高耐熱導電性薄膜を簡便に製造することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図3に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、基板1上に白金族元素からなる薄膜2および高融点金属元素からなる薄膜3が順次形成されたデバイス10の断面図を示す。図2は、基板1上に高融点金属元素からなる薄膜3および白金族元素からなる薄膜2が順次形成されたデバイス10の断面図を示す。図3は、基板1上に白金族元素からなる層と高融点金属元素からなる層とが混ざり合って一層となった高耐熱導電性薄膜5を有するデバイス10を示す。
本実施の形態のデバイス10において、薄層2および3を備えた積層膜4が、高温でも形状が変化せず、薄膜を剥離させることなく良好な導電性を保持することができる。このため、デバイス10は、溶融炉、燃焼炉、または内燃機関などのような高温下における電気回路および電気素子の電極として使用することができる。より詳細には、積層膜4およびデバイス10は、圧電素子の積層構造を構成する電極、高温用歪ゲージの電極、高温振動センサーの電極、またはシリコン溶融温度付近での熱伝導率測定用電極として使用できる。このため、本明細書でいう「積層膜」4は、高耐熱導電性薄膜と称することもできるであろう。
また、本実施の形態のデバイス11において、薄層2および3を備えた基板1を高温環境下に置くことによって形成させた高耐熱導電性薄膜5が、高温でも形状が変化せず、薄膜を剥離させることなく良好な導電性を保持することができる。このため、デバイス11は、溶融炉、燃焼炉、または内燃機関などのような高温下における電気回路および電気素子の電極として使用することができる。より詳細には、高耐熱導電性薄膜5およびデバイス11は、圧電素子の積層構造を構成する電極、高温用歪ゲージの電極、高温振動センサーの電極、またはシリコン溶融温度付近での熱伝導率測定用電極として使用できる。
図1および2には、薄層2および3が基板1上に設けられているデバイス10が示されるが、図1および2に示される構成は、本発明の1実施形態であることを当業者は容易に理解する。すなわち、薄層2および3を備える本実施の形態の積層膜4は、基板1上に積層されていてもいなくても、高温でも形状が変化せず、良好な導電性を保持する高耐熱導電性薄膜5を形成させ得る。具体的には、図1または図2に示されるデバイス10は、高温環境下に置かれると図3に示される構成に変化する。
本実施の形態の積層膜4はまた、高温でも形状が変化せず、良好な導電性を保持する高耐熱導電性薄膜5を形成させることができ、その結果、溶融炉、燃焼炉、または内燃機関などのような高温下における電気回路および電気素子の電極として使用することができる。より詳細には、本発明の高耐熱導電性薄膜5は、圧電素子の積層構造を構成する電極、高温用歪ゲージの電極、高温振動センサーの電極、またはシリコン溶融温度付近での熱伝導率測定用電極として使用できる。
積層膜4は、白金族元素からなる薄膜2および高融点金属元素からなる薄膜3を備える。好ましくは、積層膜4は、白金族元素からなる薄膜2および高融点金属元素からなる薄膜3を重ねて成膜される。これら薄膜2および薄膜3は、基板1上に薄膜2と薄膜3とが順次形成されても薄膜3と薄膜2とが順次形成されてもよい。また、薄膜2上に薄膜3が形成される場合、薄膜3は、薄膜2を完全に覆っても部分的に覆ってもよい。同様に、薄膜3上に薄膜2が形成される場合、薄膜2は、薄膜3を完全に覆っても部分的に覆ってもよい。
高耐熱導電性薄膜5は、電極として用いられる場合、配線可能な形態であり得る。好ましく実施形態において、高耐熱導電性薄膜5は、通電可能な様式で導通口が適所に設けられている。当該導通口は、高耐熱導電性薄膜5の中央部に設けられても辺縁部であってもよく、貫通していてもしていなくてもよい。
本発明は、少なくとも1種類の白金族元素を含む薄膜と少なくとも1種類の高融点金属元素を含む薄膜とを備える積層膜を提供する。本明細書中で使用される場合、用語「白金族元素」は、元素周期表の8、9および10族の第5周期および第6周期の元素が意図され、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム及び白金である。本明細書中で使用される場合、用語「高融点金属元素」は、融点が1000℃以上の元素が意図される。本明細書中で使用される場合、用語「少なくとも1種類」の元素は、単一の元素であっても複数の元素の組合わせであってもよい。積層膜4が単一金属の薄膜または合金の薄膜を備え得ることを、当業者は容易に理解する。
好ましい実施形態において、積層膜4に使用される白金族元素は、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択され、積層膜4に使用される高融点金属元素は、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される。さらに好ましい実施形態において、上記高融点金属元素は、タングステン(W)、モリブデン(Mo)またはクロム(Cr)であり、上記白金族元素は、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)またはイリジウム(Ir)である。最も好ましくは、上記高融点金属元素は、タングステン(W)であり、上記白金族元素は、ルテニウム(Ru)である。
1つの局面において、積層膜4は、基板1上で成膜される。積層膜4を基板1上で成膜するための方法としては、種々の公知の物理気相成長法(PVD法)(例えば、真空蒸着法(例えば、熱蒸着、電子ビーム蒸着、レーザ蒸着)、イオンプレーティング法、活性化蒸着法、アーク蒸着法、イオンクラスター蒸着法、イオンビーム蒸着法、電着法(例えば、電界重合法)、スパッタリング法(例えば、DCスパッタリング法、高周波スパッタリング法、高周波プラズマ支援スパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、ECRスパッタリング法またはイオンビームスパッタリング法)、あるいは化学気相成長法(CVD法)が挙げられるがこれらに限定されない。好ましくは、積層膜4は、スパッタリング法を用いて基板1上で成膜される。特に好ましくは、積層膜4は、マグネトロンスパッタリング法を用いて基板1上で成膜される。マグネトロンスパッタリング法が使用される場合、積層膜4に好ましい基板温度およびターゲット投入電力の設定は、使用されるスパッタリングガスの種類に応じて当業者によって容易に決定される。好ましいスパッタリングガスは、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンまたは窒素であり、特に好ましくは、アルゴンである。アルゴンが使用される場合、好ましい基板温度およびターゲット投入電力は、それぞれ室温〜600℃、および100〜2000ワット(W)である。
積層膜4は、100μm以下の厚さを有する。好ましくは、積層膜4は、1μm以下、さらに好ましくは、10nm〜500nmの厚さを有する。最も好ましくは、積層膜4の厚さは、50nm〜200nmである。
従来技術として上述したように、複数の金属を含む、高温安定性、抵抗温度係数および機械的特性の全てを満たす電極使用に適した耐熱導電性薄膜は、未だ知られていない。特許文献2は、高融点金属に白金族元素を第2金属成分として含有させた金属抵抗体を開示する。当該金属抵抗体は、厚膜印刷法を用いて形成されるものであり、ヒータの発熱体に用いられる。通常発熱体に用いる厚膜材料を薄膜電極に使用し得るとは認識し難く、さらに、高融点金属と白金族元素とを混合して合金を生成することは容易ではない。このような従来技術に従えば、当業者は、過度の実験を要することなく本願発明の高耐熱導電性薄膜を取得することは困難であった。
本発明者らは、白金族元素および高融点金属元素を含む電極使用に適した高耐熱導電性薄膜を、薄膜形成法を用いることによって製造することができることを見出した。具体的には、本発明者らは、積層膜4から形成される高耐熱導電性薄膜5が高温下における電気回路および電気素子の電極に用いることを見出した。高耐熱導電性薄膜5は、100μm以下の厚さを有する。当業者は、電極に用いるための薄膜の好ましい厚さが100μm以下であることを容易に理解する。好ましくは、高耐熱導電性薄膜5は、1μm以下、さらに好ましくは、10nm〜500nmの厚さを有する。最も好ましくは、高耐熱導電性薄膜5の厚さは、50nm〜200nmである。
高耐熱導電性薄膜5は、圧電素子の積層構造を構成する電極として用いられる場合、その圧電素子の基板の上面と下面を挟む。
本発明はまた、上記積層膜4が基板1上に設けられているデバイスを提供する。本明細書中で使用される場合、基板は、任意の材料が意図されるが、高融点金属薄膜の特性を干渉しない絶縁基板が好ましい。
デバイス10に用いられる基板1は、積層膜4に用いる高融点金属元素の種類に応じて最適になるものが当業者によって容易に選択される。好ましい実施形態において、酸化物、窒化物、炭化物またはこれらの組合わせを含む。デバイス10に用いられる基板1は、セラミック材料を含む。好ましくは、デバイス10に用いられる基板1は、セラミック材料としては、例えば、窒化アルミニウム、酸化亜鉛、ニオブ酸リチウム、酸化ケイ素、タンタル酸リチウム、ジルコン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛、チタン酸バリウム、ニオブ酸鉛、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、石英硝子、酸化マグネシウム、ムライトおよびチタン酸ストロンチウムが挙げられるが、これらに限定されない。デバイス10に用いられる基板1は、上記セラミック材料を単独で用いても混合して用いてもよい。最も好ましくは、デバイス10に用いられる基板1は、ジルコニアを含む。
本明細書中で使用される場合、用語「高温環境下」は、1000℃以上の周囲温度が意図され、好ましくは、1300℃以上、最も好ましくは、1400℃以上の周囲温度が意図される。デバイス10は、少なくとも1分、好ましくは、5分〜200時間、最も好ましくは、10分〜200時間高温環境下に置かれても、形状が変化せず、薄膜を剥離させることなく良好な導電性(好ましくは、0.01〜100Ω)を保持することができる。
デバイス10が基板1を有することによって、積層膜4の成膜および取扱いが容易になる。デバイス10に用いられる基板1は、50μm〜5mmの厚さを有するが、当業者は、基板の好ましい厚さをその用途に応じて適宜設定し得る。例えば、デバイス10を振動センサに用いる場合、基板の厚さは、0.5〜3mmであることが好ましく、最も好ましくは、0.5〜1mmである。デバイス10を熱伝導率センサに用いる場合はより薄い基板が好ましく、基板の厚さは、少なくとも500μm以下、好ましくは200μm以下、さらに好ましくは100μm以下、最も好ましくは50μmである。
デバイス10は、圧電素子の積層構造を構成する電極として用いられる場合、その圧電素子の基板が積層膜4によってその上面と下面を挟まれる。
別の実施形態において、デバイス10は、配線基板と接続するための接続用端子を備える。好ましくは、デバイス10は、接続のために荷重を厚さ方向に印加しても変形しない。
このように、本発明に係る積層膜積層膜は、少なくとも、白金族元素を含む薄膜と高融点金属元素を含む薄膜とを備えていればよいといえる。そして、本発明に係るデバイスは、上記積層膜積層膜を有していればよいといえる。すなわち、白金族元素を含む複数の薄膜と、高融点金属元素を含む複数の薄膜とからなるデバイスも本発明に含まれることに留意すべきであるし、これらの薄膜以外の材料からなる薄膜を含む場合も、本発明の技術的範囲に含まれる点に留意すべきである。
つまり、本発明の目的は、高温(例えば、1000℃以上の高温)でも形状が変化せず、良好な導電性を保持する薄膜材料(積層膜積層膜)、およびその利用として該積層膜積層膜を有するデバイスを提供することにあるのであって、本明細書中に具体的に記載した個々の薄膜形成方法、処理方法、温度管理等の条件に存するのではない。したがって、上記各方法以外を用いて製造された積層膜積層膜およびデバイスも本発明の範囲に属することに留意しなければならない。
本発明は、以下の実施例によってさらに詳細に説明されるが、これに限定されるべきではない。
ジルコニア基板上に、白金族元素の薄膜と高融点金属の薄膜とを順次RFマグネトロンスパッタリング法を用いて成膜させたデバイスを生成した。この高融点金属の薄膜は、白金族元素の薄膜を完全には覆っていない。具体的には、白金族元素としてのルテニウム(Ru)および高融点金属としてのタングステン(W)をそれぞれターゲットに、アルゴンをスパッタリングガスとして用いて、基板温度500℃、ターゲット投入電力100ワット(W)にて行なった。膜厚を、RuおよびWともに100nmに成膜させた。成膜後、このデバイスを、アルゴン雰囲気下にて1450℃で1時間熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおける高融点金属の電気抵抗は、熱処理前と同じく5.7Ωであった。
〔比較例1〕
膜厚が200nmであることを除いて上記実施例と同一条件で、ジルコニア基板上にクロム(Cr)薄膜を成膜させたデバイスを生成し、次いで熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおいて、高融点金属であるクロム薄膜は変質し、不導体化した。
〔比較例2〕
膜厚が200nmであることを除いて上記実施例と同一条件で、ジルコニア基板上にチタン(Ti)薄膜を成膜させたデバイスを生成し、次いで熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおいて、高融点金属であるチタン薄膜は変質し、不導体化した。
〔比較例3〕
膜厚が200nmであることを除いて上記実施例と同一条件で、ジルコニア基板上にモリブデン(Mo)薄膜を成膜させたデバイスを生成し、次いで熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおいて、高融点金属であるモリブデン薄膜はクラックを有し、導電不良であった。
〔比較例4〕
膜厚が200nmであることを除いて上記実施例と同一条件で、ジルコニア基板上にタングステン(W)薄膜を成膜させたデバイスを生成し、次いで熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおいて、高融点金属であるタングステン薄膜は剥離した。
〔比較例5〕
膜厚が200nmであることを除いて上記実施例と同一条件で、ジルコニア基板上にルテニウム(Ru)薄膜を成膜させたデバイスを生成し、次いで熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおいて、ルテニウム薄膜は剥離した。
〔比較例6〕
膜厚が200nmであることを除いて上記実施例と同一条件で、ジルコニア基板上に白金(Pt)薄膜を成膜させたデバイスを生成し、次いで熱処理した。熱処理後のこのデバイスにおいて、白金薄膜は剥離した。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の積層膜は、溶融炉、燃焼炉、または内燃機関などのような高温下において電気回路および電気素子の電極として使用することができ、具体的には、高温用歪ゲージの電極、高温振動センサーの電極、またはシリコン溶融温度付近での熱伝導率測定用電極という用途にも適用できる。
図1は、本発明の実施形態を示すものであり、基板1上に白金族元素からなる薄膜2と高融点金属元素からなる薄膜3とが順次形成されたデバイス10の断面図を示す。 図2は、本発明の実施形態を示すものであり、基板1上に高融点金属元素からなる薄膜3と白金族元素からなる薄膜2とが順次形成されたデバイス10の断面図を示す。 図3は、本発明の実施形態を示すものであり、基板1上に白金族元素と高融点金属元素とが混ざり合った高耐熱導電性薄膜5を有するデバイス10を示す。
符号の説明
1 基板
2 薄膜(白金族元素からなる薄膜)
3 薄膜(高融点金属元素からなる薄膜)
4 積層膜
5 高耐熱導電性薄膜
10 デバイス
11 デバイス

Claims (16)

  1. 高耐熱導電性薄膜を製造する方法であって、該方法は、以下の工程:
    ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択される白金族元素の少なくとも1種類の薄膜を形成する工程:
    上記薄膜上にさらに、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される高融点金属元素の少なくとも1種類の薄膜を積層する工程:並びに
    上記積層させた膜を高温環境下に供する工程、
    を包含することを特徴とする高耐熱導電性薄膜を製造する方法。
  2. 上記薄膜を形成する工程および上記薄膜を積層する工程として、物理気相成長法を用いることを特徴とする請求項2に記載の高耐熱導電性薄膜を製造する方法。
  3. 上記高温環境が1000℃以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の高耐熱導電性薄膜を製造する方法。
  4. 上記高温環境が30分以上維持されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の高耐熱導電性薄膜を製造する方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法によって製造されることを特徴とする高耐熱導電性薄膜。
  6. ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択される白金族元素の少なくとも1種類と、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される高融点金属元素の少なくとも1種類とを含み、膜厚が100μm以下であることを特徴とする電極に用いるための高耐熱導電性薄膜。
  7. 上記白金族元素を含む薄膜および上記高融点金属元素を含む薄膜を備える積層膜を高温環境下に供することによって得られることを特徴とする請求項6に記載の電極に用いるための高耐熱導電性薄膜。
  8. 基板上に設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載の電極に用いるための高耐熱導電性薄膜。
  9. ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)および白金(Pt)からなる群より選択される白金族元素の少なくとも1種類を含む薄膜、並びに
    イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、シリコン(Si)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、銅(Cu)、レ二ウム(Re)、金(Au)およびニッケル(Ni)からなる群より選択される高融点金属元素の少なくとも1種類を含む薄膜
    を備えることを特徴とする積層膜。
  10. 上記高融点金属元素がタングステン(W)、モリブデン(Mo)またはクロム(Cr)であることを特徴とする請求項9に記載の積層膜。
  11. 上記白金族元素がルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)またはイリジウム(Ir)であることを特徴とする請求項9または10に記載の積層膜。
  12. 請求項9ないし11のいずれか1項に記載の積層膜が基板上に設けられていることを特徴とするデバイス。
  13. 上記基板が酸化物、窒化物、炭化物またはこれらの組合わせを含むことを特徴とする請求項12に記載のデバイス。
  14. 上記基板がセラミック材料を含むことを特徴とする請求項12または13に記載のデバイス。
  15. 上記基板が窒化アルミニウム、酸化亜鉛、ニオブ酸リチウム、酸化ケイ素、タンタル酸リチウム、ジルコン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸鉛、チタン酸バリウム、ニオブ酸鉛、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、石英硝子、酸化マグネシウム、ムライトおよびチタン酸ストロンチウムからなる群より選択されるセラミック材料の少なくとも1種類を含むことを特徴とする請求項12ないし14のいずれか1項に記載のデバイス。
  16. 上記基板がジルコニアを含むことを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項に記載のデバイス。
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