JP2005281216A - 界面活性剤の精製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 界面活性能を著しく低下させる疎水性不純物を効率的に除去して高品質なポリグリセリン型界面活性剤を得る、ポリグリセリン型界面活性剤の精製方法を提供すること。
【解決手段】 水、ポリグリセリン型界面活性剤および下記式(I)で示されるポリオキシアルキレン化合物とを混合後、ポリグリセリン型界面活性剤を含む水相とポリオキシアルキレン化合物を含む相とを分離することを特徴とするポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
1−O−(AO)−R2 (I)
(R1およびR2は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基またはアシル基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表し、ただし、AOの50モル%以上は炭素数4のオキシアルキレン基であり、mは3〜25を表す。)
【選択図】 なし

Description

本発明はポリグリセリン型界面活性剤の精製方法に関するものである。
ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等のポリグリセリン型界面活性剤は非イオン性界面活性剤として、乳化、可溶化、分散などの分野で使用されている。ポリグリセリン型界面活性剤の1つであるポリグリセリンモノアルキルエーテルは、塩基性触媒存在下、アルコールにグリシドールを開環重合させて得られる方法が知られている。しかし、この方法では、原料アルコールよりもグリシドールが反応して生じた生成物のほうが付加反応を起こしやすいため、未反応の原料アルコールが残存する。この傾向は原料アルコールの炭素数が大きく、グリシドールとの親和性が乏しくなるほど顕著になる。これら未反応の原料アルコールは疎水性が強く、これらが製品中に残存すると本来の界面活性能を低下させ、要求される界面活性能を得るために添加量を増やさなければならなかったり、場合によっては使用上の制限を受けることもある。
未反応の原料アルコールを少なくするために、反応溶媒として非極性有機溶媒を使用するポリグリセリンアルキルエーテルの製造方法が開示されている(例えば特許文献1)。ここでは、高級アルコールとグリシドールとの反応時に、トルエンや塩化メチレン等の非極性有機溶媒を使用することにより原料アルコールの反応率を約90%まで高めているが、未だ1割程度の未反応アルコールが存在するため、最終的には非極性有機溶媒と原料アルコールとを留去している。この方法では、目的とするポリグリセリンアルキルエーテルは留去残分として得られるため、熱劣化を受けた高分子量体が残存混入して品質の低下を招きやすい。
一般的にこれらの不純物を除去する方法としては、水蒸気蒸留を行って除去する方法や、非極性有機溶媒と水とを用いた液液抽出法により疎水性不純物を非極性有機溶媒に除去する方法が挙げられる。しかし、ポリグリセリンアルキルエーテルに前者の方法を適用した場合、上記の水蒸気蒸留法では高温での加熱が必要となるため、分解が生じたり、色相の劣化が起きる等、品質上好ましくない問題が生じる。特に、炭化水素鎖に二重結合を有するポリグリセリンアルキルエーテルの場合、熱による劣化が懸念される。一方、後者の方法は熱劣化の問題はないが、ポリグリセリンアルキルエーテルの優れた界面活性能によって非極性有機溶媒が容易に水中に乳化してしまい、分離後の水相に大量の非極性有機溶媒が混入してしまう。すると、分離後に水相中に溶けているポリグリセリンアルキルエーテルを取り出すために水を減圧除去する際、水相に混入した有機溶媒の揮発に伴いポリグリセリンアルキルエーテルの界面活性能によって激しく発泡するため、工業的には有機溶媒の減圧除去が困難であった。抽出時の攪拌を緩やかにしたり、無機塩を投入することにより、ある程度はこれを避けることができるが、攪拌を緩やかにすると分離精製効率が低下し、無機塩を投入すると製品中に無機塩が混入してしまう等の欠点があった。
また、ポリグリセリンモノアルキルエーテル以外のポリグリセリンアルキルエーテルにおいても、疎水性の不純物等の残留は避けられない問題であり、上記のような問題が生じる。ポリグリセリン脂肪酸エステルの場合においては、上記のように蒸留を行なった場合には加水分解を起こす恐れがあり、液液抽出を行なった場合には原料である脂肪酸などが残留する等の問題があった。
特公昭57−58333号公報
本発明の目的は、ポリグリセリン型界面活性剤から、不純物を効率的に除去する方法に関する。特に、界面活性能を著しく低下させる疎水性不純物を効率的に除去して高品質なポリグリセリン型界面活性剤を得る、ポリグリセリン型界面活性剤の精製方法を提供することである。
すなわち、本発明は以下に示すものである。
(1) 水、ポリグリセリン型界面活性剤および下記式(I)で示されるポリオキシアルキレン化合物とを混合後、ポリグリセリン型界面活性剤を含む水相とポリオキシアルキレン化合物を含む相とを分離することを特徴とするポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
1−O−(AO)−R2 (I)
(R1およびR2は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基またはアシル基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表し、ただし、AOの50モル%以上は炭素数4のオキシアルキレン基であり、mは3〜25を表す。)
(2) ポリグリセリン型界面活性剤が、下記式(II)で示されるポリグリセリン型界面活性剤である前記のポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
Figure 2005281216
(nは2〜30を表す。R3、R4およびR5は水素原子または炭素数4〜24のアルキル基またはアシル基を表す。R3、R4、R5の少なくとも1つはアルキル基またはアシル基であり、アルキル基またはアシル基の合計は(n+2)/2以下である。また、R3、R4およびR5はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
(3) R3、R4、R5が炭素数4〜24のアルキル基である前記のポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
(4) 粗ポリグリセリン型界面活性剤1〜55重量%と水99〜45重量%との混合物100重量部とを混合後、下記式(I)で示されるポリオキシアルキレン化合物5〜250重量部を添加して、疎水性の不純物をポリオキシアルキレン化合物に抽出させて後、分相して、該不純物を除去することを特徴とする請求項1〜3記載のポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
1−O−(AO)−R2 (I)
(R1、R2は水素原子または炭素数1〜24のアルキル基またはアシル基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基(ただし、AOの付加モル数の60%以上は炭素数4のオキシアルキレン基)を表し、mは3〜25を表す。)
本発明の精製方法は、ポリグリセリン型界面活性剤に含有する界面活性能を著しく低下させる疎水性不純物を効率的に除去して、高品質なポリグリセリン型界面活性剤を得ることができる。特に、疎水性の不純物を該ポリオキシアルキレン化合物に抽出させて後、分離して、該不純物を除去すれば、分離時に乳化、可溶化を起こすことがないため、分離後の水相に大量の分相用溶媒が混入することもなく、不純物が効率よく除去されて、高品質なポリグリセリン型界面活性剤を得ることができる。
本発明におけるポリグリセリン型界面活性剤とは、アルキル基またはアルケニル基が置換したポリグリセリンアルキルエーテル、脂肪酸由来のアシル基が置換したポリグリセリン脂肪酸エステルが挙げられる。それぞれアルキル基、脂肪酸の置換数は、使用目的によって適宜選択されるが、本発明の精製方法においてはヒドロキシル基の少なくとも1つかつ50%以下であることが好ましい。
本発明で用いるポリグリセリン型界面活性剤のポリグリセリンは2〜30量体であることが好ましく、2〜20量体であることがさらに好ましい。30量体を超えると粘度が高くなり取り扱いが困難になる。本発明で用いるポリグリセリン型界面活性剤のポリグリセリンは、全てのグリセリン単位が直列に結合している直鎖型ポリグリセリンであっても、ポリグリセリン鎖が途中で分岐している分岐型ポリグリセリンであってもよい。
また、ポリグリセリン型界面活性剤の疎水基としては、好ましくは炭素数4〜24のアルキル基またはアシル基が挙げられ、より好ましくは炭素数4〜24のアルキル基を用いると本発明の効果が顕著に現れる。
アルキル基またはアシル基の炭素数が25以上であると、ポリグリセリン型界面活性剤のポリオキシアルキレン化合物に対する溶解性が高まるため、収率が落ちる傾向にあり好ましくない。また、ポリグリセリン型界面活性剤のアルキル基またはアシル基の炭素数が4より小さいと、その残存原料アルコールの水への溶解性が高くポリオキシアルキレン化合物を用いた分液による除去が困難になる傾向があり好ましくない。
ポリグリセリン型界面活性剤は、好ましくは下記式(II)で表されるポリグリセリン型界面活性剤である。
Figure 2005281216
(nは2〜30を表す。R3、R4およびR5は水素原子または炭素数4〜24のアルキル基またはアシル基を表す。R3、R4、R5の少なくとも1つはアルキル基またはアシル基であり、アルキル基またはアシル基の合計は(n+2)/2以下である。また、R3、R4およびR5はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
上記の式(II)で示されるポリグリセリン型界面活性剤において、R3、R4およびR5は水素原子または炭素数4〜24のアルキル基またはアシル基である。
アルキル基として、具体的にはn−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イコシル基、ドコシル基、テトラコシル基等を挙げることができる。また、本発明のアルキル基はアルケニル基も含むものであり、具体的にアルケニル基としてはメタリル基、パルミトレイル基、オレイル基等を挙げることができる。炭素数が25以上になると原料の入手が困難となるため好ましくない。好ましくは炭素数6〜22のアルキル基が挙げられる。
アシル基としては、ブタノイル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、ヘプタノイル基、オクタノイル基、ノナノイル基、デカノイル基、ドデカノイル基、テトラデカノイル基、ヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、イコサノイル基、ドコサンノイル基、テトラコサノイル基、メタクリロイル基、オレオイル基等を挙げることができる。好ましくは炭素数6〜22のアシル基が挙げられる。
3、R4およびR5はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、1種単独でも2種以上の混合物であっても良い。
3、R4、R5の少なくとも1つはアルキル基またはアシル基である。最も好ましくは、R3またはR5の1つがアルキル基であり、他方が水素原子であるポリグリセリンモノアルキルエーテルである。アルキル基またはアシル基の合計は(n+2)/2以下である。アルキル基またはアシル基の合計が(n+2)/2を超えると、ポリグリセリン型界面活性剤のポリオキシアルキレン化合物に対する溶解性が高まり、収率が落ちるため好ましくない。
式(II)において、式は直鎖型のポリグリセリンを示しているが、グリシドールの重合物であればよく、分岐したポリグリセリンを含んでもよい。
nはポリグリセリンの重合度を示し、2〜30であり、好ましくは2〜20である。
本発明において対象とするポリグリセリン型界面活性剤は、公知の方法で製造できる。例えば、ポリグリセリンモノアルキルエーテルは、塩基性触媒存在下、ポリグリセリンにアルキルグリシジルエーテルを添加して反応させる方法や、塩基性触媒存在下、アルコールにグリシドールを添加して反応させる方法や、塩基性触媒存在下、アルコールに1−クロロ−2,3−プロパンジオールを添加して反応させる方法などの方法で製造することができる。上記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド、金属ナトリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては40〜160℃で反応させることができる。
上記の製造方法のうち、特にアルコールにグリシドールや1−クロロ−2,3−プロパンジオールを反応させてポリグリセリンモノアルキルエーテル合成する場合、未反応原料や目的とする重合度よりも小さい反応生成物が残存するので、反応後に本発明の方法により精製を行うことにより高品質のポリグリセリンモノアルキルエーテルを得ることができる。
また、ポリグリセリンに1つ以上のアルキル基が置換したポリグリセリンアルキルエーテルは、塩基性触媒存在下、加熱しながらポリグリセリンにハロゲン化アルキルを反応させる方法で製造することができる。上記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド、金属ナトリウム、水素化ナトリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては80〜160℃で反応させることができる。
また、ポリグリセリン脂肪酸エステルは、塩基性触媒存在下、加熱減圧条件でポリグリセリンに脂肪酸を添加して反応させる直接エステル化法や、ポリグリセリンに油脂や脂肪酸メチルエステルを添加して反応させるエステル交換法により製造することができる。上記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムを用いることができる。上記の反応における温度としては160〜260℃で反応させることができる。また、上記塩基性触媒の代わりに、硫酸、パラトルエンスルホン酸(PTS)、クロロスルホン酸、メチルスルホン酸等の酸触媒を用いて製造することもできる。
また、ポリグリセリンアルキルエステルは、酸性触媒存在下、加熱しながら脂肪酸にグリシドールを反応させて製造することもできる。この場合、上記酸性触媒としては、リン酸類またはリン酸のエステル類等のリン酸系触媒が好ましく、具体的には、リン酸、無水リン酸、ポリリン酸、メチルアシッドホスフェート、エチルアシッドホスフェート、イソプロピルアシッドホスフェート、ブチルアシッドホスフェートなどが挙げられる。
式(I)におけるAOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表す。具体的にはオキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラメチレン基が挙げられ、これらの1種または2種以上の混合付加物でもよく、2種以上のときはランダム状付加体であってもブロック状付加体であってもよい。ただし、その50モル%以上はオキシブチレン基またはオキシテトラメチレン基である。オキシブチレン基またはオキシテトラメチレン基が50モル%未満の場合、ポリオキシアルキレン化合物の水溶性が高くなるため、分相時に水相に多く溶け込み、最終的にポリグリセリン型界面活性剤に混入してしまうので好ましくない。
好ましくはオキシブチレン基またはオキシテトラメチレン基が60モル%以上である。
式(I)におけるmは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の平均付加モル数であり、3〜25である。mが2以下であると、水相中に溶解または乳化して混入しやすくなり、また、発泡を生じやすくなるため好ましくなく、mが25を越えると粘度が高くなり、疎水性不純物抽出の効率が低下するため好ましくない。
式(I)におけるR1およびR2は、水素原子、炭素数1〜24のアルキル基またはアシル基である。アルキル基として、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イコシル基、ドコシル基、テトラコシル基等を挙げることができる。本発明のアルキル基にはアルケニル基も含まれるものであり、具体的にはメタリル基、パルミトレイル基、オレイル基等を挙げることができる。
アシル基としては、具体的には、アセチル基、プロパノイル基、ブタノイル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、ヘプタノイル基、オクタノイル基、ノナノイル基、デカノイル基、ドデカノイル基、テトラデカノイル基、ヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、イコサノイル基、テトラコサノイル基、メタクリロイル基、オレオイル基等を挙げることができる。
1およびR2は、1種または2種以上であってもよく、好ましくは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基またはアシル基である。
本発明におけるポリオキシアルキレン化合物は、公知の方法で製造できる。例えば、式(I)においてR1およびR2が共に水素原子であるポリオキシアルキレン化合物は、塩基性触媒存在下、加熱しながらジオールにアルキレンオキシドを添加して反応させることにより製造できる。前記ジオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールなどのアルキレングリコールや、それらアルキレングリコールの単独重合体または共重合体が使用できる。前記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド、金属ナトリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては80〜160℃、反応圧力としては0.2〜2MPaで反応させることができる。また、上記塩基性触媒の代わりにルイス酸触媒を用いて製造することもできる。ルイス酸触媒としては例えば三フッ化ホウ素もしくはその錯体、または塩化第二スズなどを用いることができる。その場合、反応における温度としては0〜130℃、反応圧力としては0.1〜2MPaで反応させることができる。
また、式(I)においてR1およびR2のうち片方が水素原子であり他方がアルキル基であるポリオキシアルキレン化合物は、塩基性触媒存在下、加熱しながら炭素数1〜24のアルコールにアルキレンオキシドを添加して反応させることにより製造できる。前記、炭素数1〜24のアルコールとしては、具体的には、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等を挙げることができる。前記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド、金属ナトリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては80〜160℃、反応圧力としては0.2〜2MPaで反応させることができる。また、上記塩基性触媒の代わりにルイス酸触媒を用いて製造することもできる。ルイス酸触媒としては例えば三フッ化ホウ素もしくはその錯体、または塩化第二スズなどを用いることができる。その場合、反応における温度としては0〜130℃、反応圧力としては0.1〜2MPaで反応させることができる。
また、式(I)においてR1およびR2が共にアルキル基であるポリオキシアルキレン化合物は、塩基性触媒存在下、加熱しながら、両末端がヒドロキシル基のポリオキシアルキレン化合物または、片末端がアルキル基で他の末端がヒドロキシル基のポリオキシアルキレン化合物に、炭素数1〜24のハロゲン化アルキルを反応させることにより製造できる。前記、炭素数1〜24のハロゲン化アルキルとしては、具体的には、メチルクロリド、エチルクロリド、ブチルクロリド、ペンチルクロリド、デシルクロリド、ラウリルクロリド、ミリスチルクロリド、セチルクロリド、ステアリルクロリド、ベヘニルクロリド等を挙げることができる。前記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、金属ナトリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては40〜160℃、反応圧力としては0.1〜2MPaで反応させることができる。
また、式(I)においてR1およびR2のうち片方が水素原子であり他方がアシル基であるポリオキシアルキレン化合物は、塩基性触媒存在下、加熱しながら炭素数1〜24の脂肪酸にアルキレンオキシドを添加して反応させることにより製造できる。前記、炭素数1〜24の脂肪酸としては、具体的には、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリル酸、アラキジン酸、ベヘン酸、オレイン酸等を挙げることができる。前記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド、金属ナトリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては80〜160℃、反応圧力としては0.2〜2MPaで反応させることができる。また、上記塩基性触媒の代わりにルイス酸触媒を用いて製造することもできる。ルイス酸触媒としては例えば三フッ化ホウ素もしくはその錯体、または塩化第二スズなどを用いることができる。その場合、反応における温度としては0〜130℃、反応圧力としては0.1〜2MPaで反応させることができる。
また、式(I)においてR1およびR2が共にアシル基であるポリオキシアルキレン化合物は、両末端がヒドロキシル基のポリオキシアルキレン化合物または、片末端がアルキルエステルで他の末端がヒドロキシル基のポリオキシアルキレン化合物に、炭素数1〜24の脂肪酸または脂肪酸クロリドを反応させることにより製造できる。ポリオキシアルキレン化合物と脂肪酸との反応は、塩基性触媒存在下、加熱しながら行うことができる。前記塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を用いることができる。また、上記の反応における温度としては60〜180℃で、副生する水を減圧下に除去しながら反応させることができる。また、上記塩基性触媒の代わりに酸触媒を用いて製造することもできる。酸触媒としては例えば、硫酸、塩酸等の鉱酸やp−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、リン酸水素ナトリウムを用いることができる。また、三フッ化ホウ素、塩化第二スズ、塩化亜鉛などのルイス酸を用いることもできる。その場合、反応における温度としては40〜180℃で、副生する水を減圧下に除去しながら反応させることができる。
また前記、ポリオキシアルキレン化合物と脂肪酸クロリドとの反応は、0〜100℃の反応温度で行うことができる。この場合、塩基性触媒を用いてもよく、塩基性触媒としては、トリエチルアミン、トリプロピルアミン等の第三級アミンや水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等の無機塩基が挙げられる。
本発明において、水相とポリオキシアルキレン化合物相との抽出−分離方法は特に限定されるものではなく、向流多段抽出器、遠心抽出器、ミキサー−セトラー式抽出器などの専用の抽出装置を用いることができるが、汎用の槽と撹拌機を用いた二液混合抽出と静置による自然分層でもよい。専用の抽出装置を用いた場合には、連続運転で時間あたりの収量が上がる利点があるが、多大の初期投資が必要となる。静置による自然分層は、撹拌機と底栓弁を備えた通常の槽があれば、簡便に実施することができるので好ましい。
静置による自然分層で分離する場合は、ポリグリセリン型界面活性剤と水との混合割合は、ポリグリセリン型界面活性剤1〜55重量%に対し、水99〜45重量%が好ましい。ポリグリセリン型界面活性剤が1重量%未満では、1回の操作で得られるポリグリセリン型界面活性剤の量が少ないので精製効率が悪く、ポリグリセリン型界面活性剤が55重量%を超えると粘度が増大するため操作性が悪くなり、ポリオキシアルキレン化合物との分離性も悪くなる。
本発明において、水とポリグリセリン型界面活性剤とポリオキシアルキレン化合物との混合手順としては、水とポリオキシアルキレン化合物とを混合して懸濁状態とした後、ポリグリセリン型界面活性剤を混合することが望ましい。
また、ポリグリセリン型界面活性剤と水との合計と、ポリオキシアルキレン化合物との割合は、ポリグリセリン型界面活性剤と水との合計量100重量部に対し、ポリオキシアルキレン化合物5〜250重量部が好ましい。ポリグリセリン型界面活性剤と水との合計量100重量部に対し、ポリオキシアルキレン化合物が5重量部未満の場合、不純物を十分に抽出することができず、ポリオキシアルキレン化合物が250重量部を超えるとポリオキシアルキレン化合物が多量の廃棄物として発生してしまうので好ましくない。
処理温度は特に限定されるものではないが、抽出効率およびポリオキシアルキレン化合物相と水相との分離性および取扱い易さの観点で10〜150℃、好ましくは30〜100℃がよい。温度が低すぎるとポリオキシアルキレン化合物相の粘度が高すぎて水相との分離性を悪化させると共に抽出効率が低下し、逆に温度が高すぎると設備内が加圧状態になり易いため、設備上の対応が必要以上に要求されてしまい、また不要のエネルギーを損失することになるので好ましくない。
精製処理後のポリグリセリン型界面活性剤を含む水は、加熱減圧除去等によって水を容易に分離できるが、用途に応じて濃度を調製して水溶液としてそのまま使用することもできる。
本発明で得られたポリグリセリン型界面活性剤は、乳化、可溶化、分散、固体表面の親水化などの分野で好適に使用できる。
以下に、本発明について実施例を挙げて具体的に説明する。
参考例1
撹拌装置、窒素導入管および温度計を備えた4リットルの四つ口フラスコにドデシルアルコール930gおよび三フッ化ホウ素ジエチルエーテル24.1gを入れた。これに窒素気流下40℃で、三段に取り付けた撹拌羽根を用いて1200rpmで激しく攪拌しながらグリシドール1480gを4時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌を続けた。水酸化ナトリウム6.7gを加えて中和し、粗ポリグリセリンモノドデシルエーテル(ポリグリセリン4量体)を得た。ガスクロマトグラフィー分析の結果、原料アルコールの残存量は3.2重量%であった。
参考例2
撹拌装置、窒素導入管および温度計を備えた4リットルの四つ口フラスコにオクチルアルコール650gおよび三フッ化ホウ素ジエチルエーテル21.3gを入れた。これに窒素気流下9℃で、三段に取り付けた撹拌羽根を用いて1200rpmで激しく攪拌しながらグリシドール1480gを12時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌を続けた。水酸化ナトリウム6.0gを加えて中和し、粗ポリグリセリンモノオクチルエーテル(ポリグリセリン4量体)を得た。ガスクロマトグラフィー分析の結果、原料アルコールの残存量は3.8重量%であった。
参考例3
撹拌装置、窒素導入管および温度計を備えた4リットルの四つ口フラスコにオクチルアルコール390gおよび三フッ化ホウ素ジエチルエーテル0.87gを入れた。これに窒素気流下40℃で、三段に取り付けた撹拌羽根を用いて1200rpmで激しく攪拌しながらグリシドール1776gを4時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌を続けた。水酸化ナトリウム0.24gを加えて中和し、粗ポリグリセリンモノオクチルエーテル(ポリグリセリン8量体)を得た。ガスクロマトグラフィー分析の結果、原料アルコールの残存量は2.9重量%であった。
参考例4
撹拌装置、窒素導入管および温度計を備えた4リットルの四つ口フラスコにドコシルアルコール391gおよび三フッ化ホウ素ジエチルエーテル0.87gを入れた。これに窒素気流下9℃で、三段に取り付けた撹拌羽根を用いて1200rpmで激しく攪拌しながらグリシドール1776gを12時間かけて滴下し、さらに2時間撹拌を続けた。水酸化ナトリウム0.24gを加えて中和し、粗ポリグリセリンモノドコシルエーテル(ポリグリセリン20量体)を得た。ガスクロマトグラフィー分析の結果、原料アルコールの残存量は3.0重量%であった。
参考例5
市販のポリグリセリン(ポリグリセリン10量体)95重量部にラウリン酸5重量部を混合し、粗ポリグリセリンモノラウリン酸エステルを得た。
実施例1
分液ロート中、ポリ(オキシブチレン−オキシプロピレン)(オキシプロピレンの平均付加モル数1、オキシブチレンの平均付加モル数6、ブロック重合体)25gをイオン交換水65gに加えて撹拌した。生じた懸濁液に、参考例1で得られた粗ポリグリセリンモノドデシルエーテル(ポリグリセリン4量体)35gを混合し、よく振とうした後、120分間静置し、分相させた。水層を抜き取り、水を減圧除去してポリグリセリンモノドデシルエーテルの精製物34gを得た。ポリ(オキシブチレン−オキシプロピレン)の残存量、ドデシルアルコールの残存量、起泡性を表1に示す。
実施例1で用いたポリグリセリン型界面活性剤の種類と量、水の量、分相用ポリオキシアルキレン化合物の種類と量をそれぞれ表1−1に示す化合物と量に変えた実施例2〜実施例10の精製物を得た。分相および水留去時の操作性、原料アルコールの残存量、起泡性を表1−1に示す。
実施例1で用いたポリグリセリン型界面活性剤の種類と量、水の量、分相用ポリオキシアルキレン化合物の種類と量をそれぞれ表1−2に示す化合物と量に変えた比較例1〜比較例7の精製物を得た。分相および水留去時の操作性、分相用疎水性化合物の残存量、原料アルコールの残存量、起泡性を表1−2に示す。なお、表中の式(1)の化合物は全てブロック共重合体である。
Figure 2005281216
注.“−”は未測定を表す。
*1:HO−(CO)3(CO)1(CO)3−OH
*2:HO−(CO)7(CO)1(CO)7−OH
*3:CH3O−(CO)3(CO)1(CO)3−OCH3
*4:HO−(CO)14(CO)1(CO)14−OH
なお、参考例、実施例および比較例で得られた化合物の評価は次の方法にて行った。
原料アルコール残存量:精製前および精製後の原料アルコール残存量をガスクロマトグラフィーから求めた。すなわち、n−ドデカンを内部標準として、原料アルコールのピーク面積に対する濃度の検量線を作成した。精製前の反応混合物、精製物についてガスクロマトグラフィーを測定し、検量線から残存原料アルコール濃度を求めた。
精製物の起泡性:100mLサンプル瓶に各精製物の0.01重量%水溶液を70mL入れ、手で激しく10回振とう後、静置し、起泡の仕方を目視観察した。
ポリグリセリン型界面活性剤を本発明のポリオキシアルキレン化合物を用いて精製すると、残存していた原料アルコールが効率よく除去されることが実施例から明らかである。それらについて起泡性試験を行ったところ、良好であった。
比較例1では分相に使用したポリオキシアルキレン化合物の分子量が大きすぎて粘ちょうであるため、分液操作が困難であった。
比較例2、3ではポリオキシアルキレン化合物中に炭素数4のオキシアルキレン基が50モル%以下であるため分相性が低下して、該ポリオキシアルキレン化合物が精製物に混入残存してしまうと同時に原料アルコールの残存量も多く、起泡性が不良である。
比較例4では、分相用疎水性化合物として軽質流動パラフィンを使用した結果、これが水相中で乳化してしまったため水相に残存してしまい、同時に原料アルコールの残存量も多く、起泡性が不良である。比較例5、6では、分相用疎水性化合物として低分子量非極性有機溶媒を使用した結果、これが水相中で乳化してしまい、分液後に水を減圧除去する際、激しく発泡してしまい、操作が極めて困難であった。

Claims (3)

  1. 水、ポリグリセリン型界面活性剤および下記式(I)で示されるポリオキシアルキレン化合物とを混合後、ポリグリセリン型界面活性剤を含む水相とポリオキシアルキレン化合物を含む相とを分離することを特徴とするポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
    1−O−(AO)−R2 (I)
    (R1およびR2は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基またはアシル基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表し、ただし、AOの50モル%以上は炭素数4のオキシアルキレン基であり、mは3〜25を表す。)
  2. ポリグリセリン型界面活性剤が、下記式(II)で示されるポリグリセリン型界面活性剤である請求項1記載のポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
    Figure 2005281216
    (nは2〜30を表す。R3、R4およびR5は水素原子または炭素数4〜24のアルキル基またはアシル基を表す。R3、R4、R5の少なくとも1つはアルキル基またはアシル基であり、アルキル基またはアシル基の合計は(n+2)/2以下である。また、R3、R4およびR5はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
  3. 3、R4、R5が炭素数4〜24のアルキル基である請求項2記載のポリグリセリン型界面活性剤の精製方法。
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