JP2005280919A - 巻き取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チューブラモータとケース側の取付ブラケットとの間での振動伝達を遮断してケースの共振による騒音の低減化を実施上有効に図り得る巻き取り装置を提供する。
【解決手段】巻き取りドラム1の一端が軸受け4を介して第1の取付ブラケット5に回転自在に支持され、この巻き取りドラムの他端側の内部にチューブラモータ20が配置され、このチューブラモータの出力軸22は巻き取りドラムに連結され、チューブラモータの出力軸と反対側の端部は、巻き取りドラム外に延出して第2の取付ブラケットに支持されている。軸受けを第1の支持プレート6に固定し、この第1の支持プレートの水平部6bと第1の取付ブラケットの支持部8との間に防振ゴム10を介在する。チューブラモータの出力軸と反対側の端部を第2の支持プレート51に固定し、この第2の支持プレートの水平部51bと第2の取付ブラケットの支持部53との間に防振ゴム55を介在する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャッターやスクリーンなどの幕状物を自動的に巻き取るための巻き取り装置に関し、特に、筒状の巻き取りドラム内にチューブラモータを配置してなるものに係わる。
一般に、この種の巻き取り装置は、例えば特許文献1に開示されるように、巻き取りドラムを建物の出入口などの開口部の上側に沿って水平に配置し、この巻き取りドラムの一端を、建物に取り付けた第1の取付ブラケットに軸受けなどを介して回転自在に支持させ、この巻き取りドラムの他端側の内部に開閉機としてのチューブラモータを配置し、このチューブラモータの出力軸を駆動輪を介して巻き取りドラムに回転一体に連結する一方、チューブラモータの出力軸と反対側の端部を巻き取りドラム外に延出して、建物に取り付けた第2の取付ブラケットに固定して支持させ、巻き取りドラムの他端をチューブラモータの外周面に回転自在に支持させる構成になっている。
上記巻き取りドラムは、通常、ケースにより覆われており、ケースの左右両側面は、上記第1及び第2の取付ブラケットにより構成されている。尚、チューブラモータの巻き取りドラム外に延出する端部には、特許文献2に開示されるように、チューブラモータを手動でもって回転させるための手動操作機構が設けられることがある。
特開2003−278467号公報(第4頁、図1) 特開2003−148069号公報(全頁、全図)
ところが、上記従来の巻き取り装置では、チューブラモータの作動に伴って発生する振動がチューブラモータ側からケース側にまで伝達され易く、ケースが共振して比較的大きな騒音を発生するという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、チューブラモータとケース側の取付ブラケットとの間での振動伝達を遮断してケースの共振による騒音の低減化を実施上有効に図り得る巻き取り装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、巻き取り装置として、巻き取りドラムの一端が軸受けを介して第1の取付ブラケットに回転自在に支持され、この巻き取りドラムの他端側の内部にチューブラモータが配置され、このチューブラモータの出力軸は、駆動輪を介して巻き取りドラムに回転一体に連結されている一方、チューブラモータの出力軸と反対側の端部は、巻き取りドラム外に延出して第2の取付ブラケットに支持されており、巻き取りドラムの他端はチューブラモータの外周面に回転自在に支持されていることを前提とする。そして、上記軸受けを第1の支持プレートに固定し、この第1の支持プレートを、軸受けを固定する垂直部と、この垂直部から第1の取付ブラケット側に向かって水平方向に突出する水平部とを有する構成とし、上記第1の取付ブラケットに、この第1の支持プレートの水平部に対応して水平方向に突出する支持部を設け、この第1の取付ブラケットの支持部と第1の支持プレートの水平部との間に防振ゴムを介在する。また一方、上記チューブラモータの出力軸と反対側の端部を第2の支持プレートに固定し、この第2の支持プレートを、チューブラモータの端部を固定する垂直部と、この垂直部から第2の取付ブラケット側に向かって水平方向に突出する水平部とを有する構成とし、上記第2の取付ブラケットに、この第2の支持プレートの水平部に対応して水平方向に突出する支持部を設け、この第2の取付ブラケットの支持部と第2の支持プレートの水平部との間に防振ゴムを介在する構成とする。
この構成では、巻き取りドラムの一端側の軸受けと第1の取付ブラケットとの間、及び巻き取りドラムの他端側であるチューブラモータの端部と第2の取付ブラケットとの間にそれぞれ防振ゴムが介在されているため、チューブラモータの作動に伴って発生する振動がチューブラモータないし巻き取りドラム側からケース側の取付ブラケットに伝達され難くなり、ケースの共振による騒音が低減される。しかも、防振ゴムは、巻き取りドラムの両端側でそれぞれ支持プレートの水平部と取付ブラケットの支持部との間に介在されており、この防振ゴムを介在させる構造が巻き取りドラムの両端側で略同じ構造になっているため、その分施工作業が容易なものになる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の巻き取り装置において、チューブラモータを手動で回転させるための手動操作機構を設ける場合の好ましい形態を提供するものである。すなわち、上記チューブラモータを、その出力軸と反対側の端部にブレーキ軸を有する構成とし、このブレーキ軸の一端を、上記第2の支持プレートの垂直部に設けた貫通孔を通して第2の支持プレートと第2の取付ブラケットとの間の空間にまで延出させ、第2の支持プレートと第2の取付ブラケットとの間の空間にブレーキ軸を介してチューブラモータを回転させるための手動操作機構を配置する構成とする。この構成では、第2の支持プレートと第2の取付ブラケットとの間の空間を利用して手動操作機構が適切に配置されることになる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の巻き取り装置において、上記駆動輪を、チューブラモータの出力軸に固定された内輪と、この内輪の外周面にリング状のゴム材を介して嵌合された外輪とによって構成する。この構成では、チューブラモータの出力軸から駆動輪を介して巻き取りドラム側に振動が伝達する場合この振動が駆動輪の内輪と外輪との間に介在されたゴム材により低減されるため、ケース側の取付ブラケットへの振動伝達も低減されることになり、ケースの共振による騒音が一層低減される。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の巻き取り装置において、上記駆動輪の外輪に、軸方向に貫通する複数の開口部を環状に配列して設ける構成とする。この構成では、駆動輪の外輪に設けた複数の開口部により駆動輪の重量ひいては巻き取り装置の重量が軽減される上、チューブラモータの出力軸から駆動輪を介して巻き取りドラム側に伝達される振動も低減され、ケース側の取付ブラケットへの振動伝達ひいてはケースの共振による騒音がより一層低減されることになる。
以上のように、本発明の巻き取り装置によれば、巻き取りドラムの両端側がそれぞれ防振ゴムを介在して取付ブラケットに支持されているため、チューブラモータの作動時に振動がケース側の取付ブラケットに伝達するのを効果的に抑制することができ、ケースの共振による騒音の低減化を図ることができる。しかも、防振ゴムを介在させる構造が巻き取りドラムの両端側で略同じ構造になっているため、その分施工作業を容易にすることができ、実施化を図る上で有効なものである。
特に、請求項2に係る発明では、チューブラモータを手動で回転させるための手動操作機構を設けるに当たり、防振ゴムを介在させるために設けた支持プレートと取付ブラケットとの間の空間に手動操作機構を配置しているため、手動操作機構の配置に伴う構造や寸法などの変更を可及的に少なくすることができ、実用性に優れた効果を奏する。
また、請求項3に係る発明では、チューブラモータの出力軸から駆動輪を介して巻き取りドラム側に伝達される振動が駆動輪の内輪と外輪との間に介在されたゴム材により低減されるため、ケースの共振による騒音の低減化を一層図ることができる。
さらに、請求項4に係る発明では、駆動輪の外輪に設けた複数の開口部により重量の軽減化を図ることができる上、チューブラモータの出力軸から駆動輪を介して巻き取りドラム側に伝達される振動も低減することがきるので、ケースの共振による騒音の低減化をより一層図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係るシートシャッター用の巻き取り装置を示し、1は円筒状の巻き取りドラムであって、この巻き取りドラム1は、シートシャッターの施工時に建物の開口部の上側に沿って水平に配置されて、その外周面上に開口部を開閉するためのシートシャッター(図示せず)を巻き取るものである。
上記巻き取りドラム1の一端にはパイプエンド2が固定され、このパイプエンド2は、支軸3及び軸受け4などを介して、施工時に建物に取り付ける第1の取付ブラケット5に回転自在に支持されている。上記軸受け4は、図3にも示すように、第1の支持プレート6にボルト7止めにより固定されており、この第1の支持プレート6は、軸受け4を固定する略矩形状の垂直部6aと、この垂直部6aの上縁から第1の取付ブラケット5側に向かって水平方向に突出する水平部6bとを有してなる。第1の取付ブラケット5にはこの第1の支持プレート6の水平部6bの下方に所定寸法隔てて対向するように水平方向に突出する支持部8が設けられ、この第1の取付ブラケット5の支持部8と第1の支持プレート6の水平部6bとの間には2つの防振ゴム10,10が並列に介在されている。
上記各防振ゴム10は、図4に詳示するように、雌ねじ11aを有するプレート11と雄ねじ12aを有するプレート12との間にゴム13を所定の厚みで充填接着したものである。そして、防振ゴム10のプレート11を第1の取付ブラケット5の支持部8上に載置し、この支持部8を挟んでボルト14をプレート11の雌ねじ11aにねじ込んで締結するとともに、防振ゴム10のプレート12上に第1の支持プレート6の水平部6bを重ね合わせ、このプレート12の雄ねじ12aにナット15をねじ合わせして締結することにより、防振ゴム10が第1の取付ブラケット5の支持部8と第1の支持プレート6の水平部6bとの間に介在されている。
一方、上記巻き取りドラム1の他端側の内部には開閉機としてのチューブラモータ20が配置されている。このチューブラモータ20は、図5にも示すように、電動モータ21と、この電動モータ21の回転軸21aの回転を減速して出力軸22に伝達する減速機23と、電動モータ21の減速機23と反対側の端部に連接されたブレーキ装置24とを有している。チューブラモータ20の出力軸22は、巻き取りドラム1内の中央近くに位置し、かつ駆動輪25を介して巻き取りドラム1に回転一体に連結されている。
上記駆動輪25は、図6に拡大詳示するように、外周面に4つの凸部26a,26a,…を円周方向に等間隔で有しかつチューブラモータ20の出力軸22に固定された内輪26と、内周面に4つの凹部27a,27a,…を円周方向に等間隔で有しかつ内輪26の外周面にリング状のゴム材28を介して嵌合された外輪27とからなる。この駆動輪25の外輪27には軸方向に貫通する複数の開口部29,29,…が環状に配列して設けられ、この隣接する開口部29,29同士の間隔は、外輪27の各凹部27aに対応する位置でそれぞれ比較的長く設定されており、この4個所の位置で外輪27が巻き取りドラム1にねじ止めにより固定されている。
上記ブレーキ装置24は、図7に拡大詳示するように、電動モータ21の回転軸21aの端部に回転一体に固定されたブレーキホイール31と、このブレーキホイール31の側面に固着されたブレーキパッド32と、電動モータ21の回転軸21aと同一軸線上に配置されたブレーキ軸33と、このブレーキ軸33の電動モータ21側端部に軸方向に沿って摺動可能に設けられかつ電動モータ21寄りに摺動したとき上記ブレーキパッド32を介してブレーキホイール31と接触するアーマチュア34と、このアーマチュア34に隣接してブレーキ軸33の外周に配置された電磁ブレーキ35と、この電磁ブレーキ35の内周面とブレーキ軸33の外周面との間に配置され上記アーマチュア34をブレーキホイール31と接触する方向に常時付勢するコイルばね36とを備えており、これらは全てケーシング37内に収容されている。そして、電磁ブレーキ35が消磁のときにはコイルばね36の付勢力によりアーマチュア34がブレーキパッド32を介してブレーキホイール31に押圧接触して電動モータ21の回転軸21aの回転を制動する一方、電磁ブレーキ35が励磁したときにはアーマチュア34が電磁ブレーキ35に吸引されてブレーキホイール31から離れるようになっている。
上記電磁ブレーキ35は、図8及び図9に詳示するように、リング状のフィールド41内にコイル42を収納してなり、コイル42にはリード線43が接続されている。フィールド41は、コイル42の内周側に位置する内リング部41aと、コイル42の外周側に位置する外リング部41bと、両リング部41a,41bの基端(アーマチュア34と反対側の一端)同士を連結する側壁部41cとからなる。このフィールド41の外リング部41bの先端面には、電磁ブレーキ35の励磁によりアーマチュア35を吸引する際の衝突金属音の発生を防止するための4つの小円柱状のゴム材44,44,…が円周方向に90°間隔で設けられている。
上記チューブラモータ20の出力軸22と反対側に位置するブレーキ装置24のケーシング37及びブレーキ軸33は、図7に詳示するように、巻き取りドラム1外にまで延出されて、施工時に建物に取り付ける第2の取付ブラケット46に支持されている。また、巻き取りドラム1の他端としてのチューブラモータ20側端部は、チューブラモータ20のケーシング37の外周面にパイプリング47及び軸受け48などを介して回転自在に支持されている。パイプリング47には、図10に詳示するように、軸方向に貫通する複数の開口部49,49,…が環状に配列して設けられ、この隣接する開口部49,49同士の間隔は、4個所の位置でそれぞれ比較的長く設定され、その各位置でパイプリング47が巻き取りドラム1にねじ止めにより固定されている。
上記ケーシング37の巻き取りドラム1外に延出する端部は、図11にも示すように、第2の支持プレート51にボルト52止めにより固定されており、この第2の支持プレート51は、ケーシング37の端面を固定する略矩形状の垂直部51aと、この垂直部51aの上縁から第2の取付ブラケット46側に向かって水平方向に突出する水平部51bとを有してなる。第2の取付ブラケット46にはこの第2の支持プレート51の水平部51bの下方に所定寸法隔てて対向するように水平方向に突出する支持部53が設けられ、この第2の取付ブラケット46の支持部53と第2の支持プレート51の水平部51bとの間には2つの防振ゴム55,55が並列に介在されている。この防振ゴム55は、図4に示す防振ゴム10と同じもので、取付方法も同じになっている。
また、上記ブレーキ軸33の巻き取りドラム1外に延出する端部は、上記第2の支持プレート51に設けた貫通孔60を通して第2の支持プレート51と第2の取付ブラケット46との間の空間にまで延出されており、第2の支持プレート51と第2の取付ブラケット46との間の空間にはこのブレーキ軸33を介してチューブラモータ20を回転させるための手動操作機構61が配置されている。この手動操作機構61は、ブレーキ軸33の端部に形成したスプライン軸部62に嵌合するボス部63aを有するウォームホイール63と、このウォームホイール63と噛み合うウォームギヤ64と、このウォームギヤ64に連結されたクランクハンドル65と、ウォームホイール63及びウォームギヤ64を収納しかつ第2の支持プレート51に固定されたギヤケース66とを備えており、上記クランクハンドル65は、ギヤケース66内から下方に延出されている。そして、電磁ブレーキ35の消磁時(つまりアーマチュア34がコイルばね36の付勢力によりブレーキパッド32を介してブレーキホイール31に押圧接触しているとき)にクランクハンドル65を回転操作具などを用いて手動で回転操作するとその回転力がウォームギヤ64及びウォームホイール63を介してブレーキ軸33に伝達してブレーキ軸33が回転し、この回転と一体に電動モータ21の回転軸21aも回転することにより、チューブラモータ20の出力軸22が回転する。
尚、第1の取付ブラケット5と第2の取付ブラケット46との間には、図示していないが、巻き取りドラム1を覆うケースが設けられる。また、第1及び第2の取付ブラケット5,46にはそれぞれ支持部8,53の付設位置と取付ブラケット5,46の中心線を挟む対称位置にも略同一形状の支持部8,53が逆対称状態で設けられている。これは、手動操作機構61を巻き取りドラム1の右側に設ける右勝手の場合と左側に設ける左勝手の場合とで両取付ブラケット5,46をそれぞれ上下逆にして使用できるようにするためのである。
従って、上記実施形態においては、巻き取りドラム1の一端側の軸受け4と第1の取付ブラケット5との間に防振ゴム10が介在されているとともに、巻き取りドラム1の他端側であるチューブラモータ20(詳しくはブレーキ装置24のケーシング37)の端部と第2の取付ブラケット46との間に防振ゴム55が介在されているため、チューブラモータ20の作動に伴って発生する振動がチューブラモータ20ないし巻き取りドラム1側から取付ブラケット5,46側つまりケース側に伝達され難くなり、ケースの共振による騒音を低減することができる。
しかも、上記防振ゴム10,55は、巻き取りドラム1の両端側でそれぞれ支持プレート6,51の水平部6b,51bと取付ブラケット5,46の支持部8,53との間に介在されており、この防振ゴム10,55を介在させる構造が巻き取りドラム1の両端側で略同じ構造になっているため、その分施工作業を容易に行うことができる。
また、上記チューブラモータ20の出力軸22から駆動輪25を介して巻き取りドラム1側に伝達される振動は、駆動輪25の内輪26と外輪27との間に介在したゴム材28及び外輪27に設けた複数の開口部29,29,…により低減されるため、ケースの共振による騒音の低減化を一層図ることができる。
さらに、上記チューブラモータ20のブレーキ軸33の一端は、第2の支持プレート51の垂直部51の貫通孔60を通して第2の支持プレート51と第2の取付ブラケット46との間の空間にまで延出され、この第2の支持プレート51と第2の取付ブラケット46との間の空間にブレーキ軸33を介してチューブラモータ20を回転させるための手動操作機構61が配置されているため、この手動操作機構61の配置に伴う構造や寸法などの変更を可及的に少なくすることができ、実用性に優れた効果を奏する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、防振ゴム10,55を設けるための第1及び第2の支持プレート6,51として、いずれも垂直部6a,51aの上縁から水平方向に突出する水平部6b,51bを有するものを用いたが、本発明は、これに限らず、垂直部6a,51aの下縁から水平方向に突出する水平部を有するものを用いたり、垂直部6a,51aの上下両縁から各々水平方向に突出する水平部を有するものを用いたりしてもよい。
また、上記実施形態では、防振ゴム10,55として、雌ねじ11aを有するプレート11と雄ねじ12aを有するプレート12との間にゴム13を所定の厚みで充填接着したものを用いたが、本発明は、これに限らず、各々雄ねじを有する2つのプレート同士の間にゴムを所定の厚みで充填接着したもの、又は雌ねじを有するプレートと両端に貫通孔を有するプレートとの間にゴムを所定の厚みで充填接着したものなどを用いてもよいのは勿論である。
本発明の実施形態に係るシートシャッター用巻き取り装置の縦断側面図である。 同斜視図である。 上記巻き取り装置の第1の取付ブラケット側支持部の分解斜視図である。 防振ゴムの一部切開側面図である。 巻き取り装置のチューブラモータ及び第2の取付ブラケット側支持部の斜視図である。 駆動輪の拡大正面図である。 図1のブレーキ装置及び第2の取付ブラケット側支持部の拡大図である。 電磁ブレーキの縦断側面図である。 図8のX方向から見た矢視図である。 パイプリングの拡大正面図である。 巻き取り装置の第2の取付ブラケット側支持部の分解斜視図である。
符号の説明
1 巻き取りドラム
4 軸受け
5 第1の取付ブラケット
6 第1の支持プレート
6a 垂直部
6b 水平部
8,53 支持部
10,55 防振ゴム
20 チューブラモータ
22 出力軸
25 駆動輪
26 内輪
27 外輪
28 ゴム材
29 開口部
33 ブレーキ軸
46 第2の取付ブラケット
51 第2の支持プレート
51a 垂直部
51b 水平部
60 貫通孔
61 手動操作機構

Claims (4)

  1. 巻き取りドラムの一端が軸受けを介して第1の取付ブラケットに回転自在に支持され、この巻き取りドラムの他端側の内部にチューブラモータが配置され、このチューブラモータの出力軸は、駆動輪を介して巻き取りドラムに回転一体に連結されている一方、チューブラモータの出力軸と反対側の端部は、巻き取りドラム外に延出して第2の取付ブラケットに支持されており、巻き取りドラムの他端はチューブラモータの外周面に回転自在に支持されている巻き取り装置において、
    上記軸受けは第1の支持プレートに固定され、この第1の支持プレートは、軸受けを固定する垂直部と、この垂直部から第1の取付ブラケット側に向かって水平方向に突出する水平部とを有しており、上記第1の取付ブラケットにはこの第1の支持プレートの水平部に対応して水平方向に突出する支持部が設けられ、この第1の取付ブラケットの支持部と第1の支持プレートの水平部との間には防振ゴムが介在されており、
    上記チューブラモータの出力軸と反対側の端部は第2の支持プレートに固定され、この第2の支持プレートは、チューブラモータの端部を固定する垂直部と、この垂直部から第2の取付ブラケット側に向かって水平方向に突出する水平部とを有しており、上記第2の取付ブラケットにはこの第2の支持プレートの水平部に対応して水平方向に突出する支持部が設けられ、この第2の取付ブラケットの支持部と第2の支持プレートの水平部との間には防振ゴムが介在されていることを特徴とする巻き取り装置。
  2. 上記チューブラモータは、その出力軸と反対側の端部にブレーキ軸を有してなり、このブレーキ軸の一端は、上記第2の支持プレートの垂直部に設けた貫通孔を通して第2の支持プレートと第2の取付ブラケットとの間の空間にまで延出され、第2の支持プレートと第2の取付ブラケットとの間の空間にはブレーキ軸を介してチューブラモータを回転させるための手動操作機構が配置されている請求項1記載の巻き取り装置。
  3. 上記駆動輪は、チューブラモータの出力軸に固定された内輪と、この内輪の外周面にリング状のゴム材を介して嵌合された外輪とからなる請求項1又は2記載の巻き取り装置。
  4. 上記駆動輪の外輪には軸方向に貫通する複数の開口部が環状に配列して設けられている請求項3記載の巻き取り装置。
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