JP2005280510A - 列車制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタル信号伝送方式を採用した列車制御装置において、軌道回路の境界で発生する電文併合問題を簡便に解決できるようにする。
【解決手段】 軌道回路に列車が進入したことを検知する列車位置検知手段と、所定のデジタル信号と異なり、かつ、前記列車の走行する他の軌道回路で用いられる所定のデジタル信号と区別される所定の疑似信号を生成する擬似信号生成手段と、前記列車位置検知手段が列車の進入を検知しないときに、前記擬似信号生成手段で生成された所定の擬似信号を前記軌道回路に送信する擬似信号送信手段と、前記列車位置検知手段が列車の進入を検知したときに、前記軌道回路に前記所定の擬似信号に代えて前記所定のデジタル信号を送信する送信切換手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ATC又はATSに好適な列車制御装置に係り、特に、地上から車上に所定のデジタル信号を送信して速度制御等の列車制御を行うデジタル伝送方式の列車制御装置に関する。
近年、列車の高速運転及び高密度運転に伴い、地上から車上に送信しなければならないデータ量が増加し、これに対応するためにデジタル伝送方式の列車制御装置が採用されるようになってきている(特許文献1,2,3参照)。
このデジタル伝送方式の列車制御方式を採用した列車制御装置の地上側においては、所定の周波数からなる搬送波を所定の列車制御用情報で変調処理して車上に送信するための所定のデジタル信号を生成し、この生成されたデジタル信号を送信器を介して軌道回路を生成するレールの始端側に送信するように構成されている。そして、そのレール(軌道回路)を走行する列車に搭載されている車上装置においては、レールに送信されている信号を受電器を介して受信し、その受信した信号を復調処理して地上からの列車制御用情報を抽出し、その抽出された列車制御用情報に基づいて列車の速度制御等の所定の列車制御を行うように構成されている。
ところで、上記従来のデジタル伝送方式の列車制御装置において、互いに隣接する軌道回路の境界付近では、車上において、両軌道回路用のデジタル信号の混在した信号を受信して、いわゆる電文併合問題が生ずるので、列車が次の軌道回路に進入して電文併合問題が生じたときは、その電文併合問題に係る受信信号を廃棄していた。
この電文併合問題を図5を用いてさらに説明すると、AT,BTは、列車イの走行するレールrを所定長さに区分して形成された軌道回路であり、各軌道回路AT,BTの始端側(列車イが進出する側で、図5においては右端側)には、送信器20a,20bがそれぞれ接続されている。また、各軌道回路AT,BTの終端側(列車が進入する側で、図5においては左端側)には、受信器Ra,Rbがそれぞれ接続されている。さらに、図5中、aは列車イに搭載されている車上装置であり、列車イの先端下部に設けられている受電器bを介してレールrに送信されている信号を受信できるように構成されている。
上記構成からなるデジタル信号を採用した従来の列車制御装置においては、各送信器20a,20bからは、図5の下部に示されるような、開始フラグ、データ及びCRCからなるフレーム状のデータA,データBが各軌道回路AT,BTにそれぞれ連続して送信(印加)される。したがって、列車イは、図5に実線で示される位置においては、レールrからデータAを受信して列車制御を行うことができ、また、図5に二点鎖線で示される位置においては、レールrからデータBを受信している列車制御を行うことができる。なお、各軌道回路AT,BTにそれぞれ設けられている受信器Ra,Rbでは、送信器20a,20bから送信されてくる信号をそれぞれ受信しているときには列車なしを検知し、その信号をそれぞれ受信しているときは、列車ありを検知できるように構成されている。
ところで、列車イが図5の鎖線で示される各軌道回路AT,BTの境界に位置したときには、送信器20a及び送信器20bから送信されたデータA及びデータBの合成されたデータが受信される。この合成されたデータでは列車制御を行うことができないという、いわゆる電文併合問題が発生する。この電文併合問題を解決するために、従来の列車制御装置においては、軌道回路の境界付近で受信したデータを一定期間分廃棄したり、複数回の受信信号のうち複数回同じ受信信号があればそれを採用する、いわゆる 32 方式等でデータ処理を行って、軌道回路BTのデータBを受信できるように工夫されている。
特開2001−180488号公報 特開2003−11820号公報 特開2003−11821号公報
上述のように、従来のデジタル信号伝送方式を採用した列車制御装置においても、電文併合問題を処理するための手段が講じられているいるが、より簡便に、しかもより高精度に電文併合問題を解決できるようにすることが望まれていた。
そこで、本発明は、上記要望に答えるためになされたものであって、その目的は、より簡便に、かつ、より高精度に電文併合問題を解決できるようにした列車制御装置を提供することにある。
本発明に係る列車制御装置は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、列車の走行するレールを所定長さに区分して形成された軌道回路に地上に設けられた送信器から所定のデジタル信号を送信するとともに、そのレール上を走行する列車に搭載された車上装置でそのレールに送信されたデジタル信号を受信し、その受信されたデジタル信号に基づいて列車制御を行う列車制御装置において、前記軌道回路に列車が進入したことを検知する列車位置検知手段と、前記所定のデジタル信号と異なり、かつ、前記列車の走行する他の軌道回路で用いられる所定のデジタル信号と区別される所定の疑似信号を生成する擬似信号生成手段と、前記列車位置検知手段が列車の進入を検知しないときに、前記擬似信号生成手段で生成された所定の擬似信号を前記軌道回路に送信する擬似信号送信手段と、前記列車位置検知手段が列車の進入を検知したときに、前記軌道回路に前記所定の擬似信号に代えて前記所定のデジタル信号を送信する送信切換手段と、を有することを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の列車制御装置は、擬似信号は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号で用いられている所定の周波数からなる搬送波と周波数の異なる搬送波を用いた所定の信号であることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の列車制御装置は、擬似信号は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号のフレームになり得ない所定の他のデジタル信号であることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の列車制御装置は、擬似信号は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号のフレームになり得ない所定の他のデジタル信号であり、かつ、その所定の他のデジタル信号はその所定のデジタル信号で用いられている所定の周波数からなる搬送波と周波数の異なる搬送波が用いられていることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の列車制御装置は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号が複数のチャンネルからなる場合は、そのチャンネル毎のデータ割付けを変更したものであることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の列車制御装置は、軌道回路に列車が進入したことを検知する列車位置検知手段と、所定のデジタル信号と異なり、かつ、前記列車の走行する他の軌道回路で用いられる所定のデジタル信号と区別される所定の疑似信号を生成する擬似信号生成手段と、前記列車位置検知手段が列車の進入を検知しないときに、前記擬似信号生成手段で生成された所定の擬似信号を前記軌道回路に送信する擬似信号送信手段と、前記列車位置検知手段が列車の進入を検知したときに、前記軌道回路に前記所定の擬似信号に代えて前記所定のデジタル信号を送信する送信切換手段とからなるので、列車に搭載されている車上装置では、受信した擬似信号を破棄して次に受信されるデジタル信号を用いて安全かつ安定した列車制御を効率よく行うことができる。
本発明の請求項2に記載の列車制御装置は、擬似信号を軌道回路に送信される所定のデジタルATC信号で用いられる所定の周波数からなる搬送波と周波数の異なる搬送波を用いた所定のデジタル信号としたので、擬似信号を容易に生成することができる。
本発明の請求項3に記載の列車制御装置は、擬似信号を軌道回路に送信される所定のデジタルATC信号のフレームになり得ない所定のデジタル信号としたので、擬似信号を簡単に作ることが可能となる。
本発明の請求項4に記載の列車制御装置は、擬似信号を軌道回路に送信される所定のデジタルATC信号のフレームになり得ない所定のデジタル信号であり、かつ、その所定のデジタル信号はその所定のデジタルATC信号で用いられている所定の周波数からなる搬送波と周波数の異なる搬送波が用いられているので、擬似信号の精度を高めることができる。
本発明の請求項5に記載の列車制御装置は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号が複数のチャンネルからなる場合に、そのチャンネル毎のデータ割り付けを変更したときは、例えば、擬似信号で失われた伝送チャンネルを別チャンネルで送信することができ、必要とする機能を満足することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る列車制御装置の概略構成図である。なお、上記図5と同一構成要素には同一符合を付して説明する。
図1中、rは列車イの走行するレールであって、このレールrの所定長さを電気的に区分して一つの軌道回路が形成されている。図示の例では、説明を簡単にするために2つの軌道回路AT,BTしか示されていないが、実際は、これら軌道回路AT,BTの両側にはそれぞれ多数の軌道回路が形成されている。
図1中、1aは軌道回路ATを構成するレールrの始端側(図示の例では、軌道回路ATから列車イが進出する側で、その軌道回路ATを構成するレールrの右端側)に図示しない接続トランスを介して接続された送信器であり、また、1bは、軌道回路BTを構成するレールrの始端側(図示の例では、軌道回路BTから列車イが進出する側で、その軌道回路BTを構成するレールrの右端側)に図示しない接続トランスを介して接続された送信器である。また、これら各軌道回路AT,BTを構成するレールrの終端側(上述の始端側と反対側)には、上記図5と同様に、受信器Ra,Rbが図示しない接続トランスを介して接続されている。なお、図1では受信器Raは省略されている。
送信器1aは及び送信器1bは同一構成であるので、送信器1aを例に説明すると、この送信器1aには、所定の周波数f0 の搬送波を発生する第1の搬送波信号発生回路2aと、上述の周波数f0 と異なる周波数fx の搬送波を発生する第2の搬送波信号発生回路3aと、これら2つの搬送波信号発生回路2a,3aのいずれか一方を選択する切換回路4aと、2つの搬送波信号発生回路2a,3aのいずれかの搬送波を用いて所定のデジタル信号を生成するデジタル信号生成回路5aとが含まれている。
上記切換回路4aは、軌道回路ATの終端側に接続されている受信器Raに設けられている軌道リレーTRの接点で構成されている。すなわち、この切替回路4aは、軌道リレーTRが扛上(ON)しているとき、つまり列車なしを検知しているときは、第2の搬送波信号発生回路3aとデジタルATC信号生成回路5aとを接続し、その軌道リレーTRが落下(OFF)しているとき、つまり列車ありを検知しているときは、第1の搬送波信号発生回路2aとデジタル信号生成回路5aとを接続できるように構成されている。
上記デジタル信号生成回路5aは、周知の列車制御装置で用いられているデジタル信号生成回路と同様に、所定の搬送波を前方列車位置情報等の所定の列車制御情報で変調処理する変調回路と、変調された信号を増幅処理して軌道回路ATを構成するレールrの始端側に送信(印加)する増幅回路とを含んで構成されている。
図2(a)は、送信器1aから軌道回路ATに送信されるデータフレームの例であり、このうちd1 は、第1の搬送波信号発生回路2aから出力された搬送波を所定の列車制御信号で変調処理して得られたデジタル信号を示している。また、d2 は、第2の搬送波信号発生回路3aから出力された搬送波を所定の列車制御信号で変調処理して得られたデジタル信号を示している。
図2(b)は、送信器1bから軌道回路BTに送信されるデータフレームの例であり、このうちd1 は、第1の搬送波信号発生回路2bから出力された搬送波を所定の列車制御信号で変調処理して得られたデジタル信号を示している。また、d2 は、第2の搬送波信号発生回路3bから出力された搬送波を所定の列車制御信号で変調処理して得られたデジタル信号を示している。なお、上記図2(a),(b)のいずれのデータも、そのフレーム構成は、上記図5の下部に示されるように、開始フレーム、データ及びCRCにより構成されている。
図3は、列車イに搭載された車上装置aの概略構成を示すブロック図であり、この車上装置aは、周知のデジタル信号伝送方式を採用した列車制御で用いられる車上装置と同様に構成されている。すなわち、この車上装置aは、レールrから受電器bを介して取り囲んだ信号をバンドパスフィルタ10で処理したのち、復調回路11で復調処理し、電文解読回路12で地上から送信されてきた列車情報を抽出できるように構成されている。そして、この抽出された列車情報は、制御回路13において演算処理に供され、制御回路13から力行制御やブレーキ制御等の所定の出力信号が出力されるように構成されている。
上記構成からなる列車制御装置の制御動作を図4のフローチャートを用いて説明する。今、列車イが図1に示されるように軌道回路AT内を軌道回路BTに向けて走行中であるとする。この場合、送信器1aの切替回路4aは、軌道回路ATの列車検知により第1の搬送波信号発生回路2aからの搬送波を用いるように切替えられている。したがって、デジタル信号生成回路5aからは、第1の搬送波信号発生回路2aからの搬送波を用いたデジタル信号が軌道回路ATに送信され、この軌道回路ATを走行中に列車イは、図2(a)のd1 に示される信号(データA)を受信して走行制御が行われる。
他方、軌道回路BT側の送信器1bの切替回路4bは、軌道回路BT内への列車進入を検知していないので、第2の搬送波信号発生回路3bからの搬送波を用いるように切替えられている。したがって、デジタル信号生成回路5bからは、第2の搬送波信号発生回路3bからの搬送波を用いた図2(b)のd2 に示されるデジタル信号(データBx)が軌道回路BTに送信されている(ステップ100否定、ステップ101。以下、ステップを「S」とする。)。受信器Rbは、データBxの信号(擬似信号)を受信していることにより軌道リレーTRがONとなって、軌道回路BTに列車なしを検知している。
列車イの走行する列車イが軌道回路BTに進入すると、その軌道回路BTに設けられている受信器Rbの軌道リレーTRがOFFとなって軌道回路BTに列車ありを検知するとともに、切替回路4bは、第2の搬送波信号発生回路3b側から第1の搬送波信号発生回路2b側に切換えられる。したがって、軌道回路Bには、図2(b)のd1 に示される本来のデジタル信号(データB)が送信される(S100肯定、S102)。
ところで、列車イが軌道回路ATから軌道回路BTに移るときは、本来なら電文併合問題が生じるが、この列車イに搭載されている車上装置bで受信されているデータBxは、列車制御用として用いられるデジタルのデータBと搬送波の周波数が異なるので、このデータBが列車制御用として採用されることがなく、したがって、従来のような電文併合問題を解決するための特別の手段を講ずることなく、車上装置bがデータBを受信して列車制御を行うことができる。このため、例えば軌道回路BTが短小軌道回路で電文併合問題を処理するのに必要な時間を十分に確保できないというような従来装置の不都合を解決することができる。
列車イが軌道回路ATから完全に進出すると、送信器1aの切換回路4aは、第1の搬送波信号発生回路2aから第2の搬送波信号発生回路3a側に切換えられて軌道回路ATには、図2(a)のd2 に示されるデジタル信号(データAX)が送信される。また、同様に、列車イが軌道回路BTから完全に進出すると、送信器1bの切換回路4bは、第1の搬送波信号発生回路2bから第2の搬送波信号発生回路3b側に切換えられて軌道回路BTには、図2(b)のd2 に示されるデジタル信号(データBX)が送信される(S104肯定、S106)。このようなデジタル信号の切換は、軌道回路が稼働中継続される(S108否定)。
上述の例は、電文併合問題を解決するために、各軌道回路AT,BTに、列車が在線するまで本来のデジタル信号(データA,データB)の搬送波の周波数と異なる周波数の搬送波を用いて生成された疑似デジタル信号(擬似信号)をそれぞれ送信するようにしたが、擬似信号は、デジタル信号でなくアナログ信号でよいことはもちろんである。また、擬似信号をデジタル信号とした場合において、搬送波の周波数を任意に選択できない場合は、データフレームを変更した擬似信号を生成して軌道回路AT,BTにそれぞれ送信するようにしてもよい。例えば、本来のデジタル信号(データA)のフレームの開始フラグが「1111110」の場合、これを「111111111…」と連続したものとすることができる。
また、他の擬似信号としては、各軌道回路AT,BTにおいてデジタル信号が複数チャンネル重畳して使用されている場合は、チャンネル毎のデータ割り付けを変更して、擬似信号を生成することができる。この場合、一方のチャンネルを上述のような「11111111…」のフレームの開始フラグとして意味をなさないものとし、他方のチャンネルには、軌道回路AT,BTの識別情報(ID)を含ませて軌道回路を用いた列車検知や送信器1a,1bの正当性のチェックを行えるようにしてもよい。
さらに、擬似信号としては、搬送波の信号選択が可能な場合、上述の搬送波の信号周波数を相違されたものと、上述のデータフレームを変更したものを組合わせてもよい。この場合は、より擬似信号の精度を高めることができる。
以下の表は、上述した本発明の実施態様を整理したものである。
Figure 2005280510
なお、上述の例では、列車検知手段として、軌道回路方式を用いたが、列車の車輪を光電式あるいは電磁式等で検出して列車を検知する方式等の他の周知の列車検知方式を採用することができる。
本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の概略構成図である。 軌道回路に送信されるデータの例である。 車上装置のブロック図である。 制御動作を示すフローチャートである。 電文併合問題を説明するための説明図である。
符号の説明
イ 列車
r レール
AT,BT 軌道回路
a 車上装置
b 受電器
1a,1b 送信器
2a,2b 第1の搬送波信号発生回路
3a,3b 第2の搬送波信号発生回路
4a,4b 切換回路
5a,5b デジタル信号生成回路
Ra,Rb 受信器
TR 軌道リレー

Claims (5)

  1. 列車の走行するレールを所定長さに区分して形成された軌道回路に地上に設けられた送信器から所定のデジタル信号を送信するとともに、そのレール上を走行する列車に搭載された車上装置でそのレールに送信されたデジタル信号を受信し、その受信されたデジタル信号に基づいて列車制御を行う列車制御装置において、
    前記軌道回路に列車が進入したことを検知する列車位置検知手段と、
    前記所定のデジタル信号と異なり、かつ、前記列車の走行する他の軌道回路で用いられる所定のデジタル信号と区別される所定の疑似信号を生成する擬似信号生成手段と、
    前記列車位置検知手段が列車の進入を検知しないときに、前記擬似信号生成手段で生成された所定の擬似信号を前記軌道回路に送信する擬似信号送信手段と、
    前記列車位置検知手段が列車の進入を検知したときに、前記軌道回路に前記所定の擬似信号に代えて前記所定のデジタル信号を送信する送信切換手段と、
    を有することを特徴とする列車制御装置。
  2. 請求項1に記載の列車制御装置において、擬似信号は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号で用いられている所定の周波数からなる搬送波と周波数の異なる搬送波を用いた所定の信号であることを特徴とする列車制御装置。
  3. 請求項1に記載の列車制御装置において、擬似信号は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号のフレームになり得ない所定の他のデジタル信号であることを特徴とする列車制御装置。
  4. 請求項1に記載の列車制御装置において、擬似信号は、軌道回路に送信される所定のデジタル信号のフレームになり得ない所定の他のデジタル信号であり、かつ、その所定の他のデジタル信号はその所定のデジタル信号で用いられている所定の周波数からなる搬送波と周波数の異なる搬送波が用いられていることを特徴とする列車制御装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の列車制御装置において、軌道回路に送信される所定のデジタル信号が複数のチャンネルからなる場合は、そのチャンネル毎のデータ割付けを変更したものであることを特徴とする列車制御装置。
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