JP2005279518A - 基板の塗装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板の凸部表面を、個々のノズルの保守及び点検が容易な塗装装置を用いて、溝部とは異なる色調または質感に塗装する方法を提供する。
【解決手段】 基板凸部4の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズル14を基板幅方向に複数配列する。基板11を、コンベア12により基板幅方向を横切る方向に搬送する。メモリ21に記憶されたパターンデータに基づくコンピューター22からの制御信号をバルブ制御装置19に入力し、これにより各制御弁13を制御して、塗料タンク15からポンプ17により各エアースプレーノズル14へと供給される塗料16の各ノズルからの吐出及びその停止を制御し、基板11の所要の凸部4の表面を塗装する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有している基板の各々の又は所定の凸部の表面を、溝部とは異なる色調または質感に塗装し、またはそれに加えてそれぞれ異なる色調または質感に仕上がるように塗装して、レンガ柄、タイル柄あるいは石積柄等の柄に仕上げる塗装方法に関する。
近年、建築物などの外装に用いる板材等として、基板の表面に切削加工やエンボス成形等で溝部を形成し、該溝部と該溝部を介して区画された多数の方形状の凸部とをそれぞれ異なる色調に仕上がるように塗装して得られる、レンガを積み上げた様な又はタイルを貼り並べた様な外観を有する塗装板が増加している。
この様な外観を有する塗装板を得るための塗装方法として、溝部の仕上り色に相当する色の塗料を例えばプライマー層を介して基板の全面にスプレー塗装し、次いで凸部のみをロールコーター等で塗装して、溝部と凸部とを異なる色調に塗り分ける塗装方法が採用されている。しかし、この様な塗装方法によって得られる塗装板においては、各々の凸部は同じ色調及び質感であり、本物のレンガやタイルのように1枚ごとの微妙な色の変化や、1枚のレンガやタイル内での微妙な色の変化を実現することはできず、意匠性に乏しいものとならざるを得ない。
この様な問題を解決する手段として、特開平6−155729号公報(特許文献1)、特開平7−62828号公報(特許文献2)等に開示されているように、ジェットプリンターによってタイルやレンガに相当する部分である凸部のみを凸部相互間で異なる色調に塗装したり、あるいは1つの凸部内で部分的に異なる色調に塗装したりする技法が提案されている。
また、実用新案登録第2510411号公報(特許文献3)には、基板の表面に部分的に色の異なる塗膜をスプレー塗装により形成する方法及びそれに使用される複数色切替え塗装装置が開示されているが、ここにはレンガ柄、タイル柄あるいは石積柄等の柄に仕上げることに関しては記載がない。
また、特開2001−198499号公報(特許文献4)には、小型化が可能で色切り替えを短時間で行うことが可能な多色塗装用スプレー装置が開示されているが、ここにもレンガ柄、タイル柄あるいは石積柄等の柄に仕上げることに関しては記載がない。
特開平6−155729号公報 特開平7−62828号公報 実用新案登録第2510411号公報 特開2001−198499号公報
上記特許文献1及び特許文献2に記載の技法では、ジェットプリンターが基板搬送コンベアの幅方向(基板の幅方向とする)に多数のノズルを配列したライン方式であるため、ノズル口径0.1〜0.4mm、ノズルピッチ0.5〜4mmとして基板の塗装に対処しようとすれば、基板の幅方向全体を塗装するためのノズル数が膨大な数となり、個々のノズルの保守及び点検等に多大の労力を要するという問題がある。
本発明は、上記の様な技術的課題を解決し、表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板の凸部表面を、個々のノズルの保守及び点検が容易な塗装装置を用いて、溝部とは異なる色調または質感に塗装し、更に好ましくは個々の凸部の表面の色調及び質感が互いに異なるように塗装する方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記目的を達成する為に鋭意検討の結果、塗料吐出幅が基板表面の方形状の凸部の幅に概ね合致するエアースプレーノズルと該エアースプレーノズルからの塗料の吐出及びその停止を制御するコンピューターからの制御信号とを組合せて用いることによって、上記の目的が達成されること、並びに、基板表面の方形状の凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを用い、加圧状態にある複数の色調の異なる塗料の供給系を、それらの供給系のうちの所要の供給系を適宜選択しながら切り替えることのできる個々の切り替え装置を介して、個々のエアースプレーノズルに接続して用いることにより、好ましくは、該切り替え装置をタイマー又はコンピューターからの制御信号によって制御することにより上記の目的が達成されることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明によれば、上記目的を達成するものとして、
表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板であって、前記凸部はそのうちの複数毎に前記基板の幅方向に配列されている基板を、コンベアにより前記基板の幅方向を横切る方向に搬送しつつ、前記基板の凸部の表面を前記溝部とは異なる色調または質感に塗装する方法において、
前記凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを前記基板の幅方向に複数配列してエアースプレーノズル列を形成し、コンピューターからの制御信号によって前記エアースプレーノズルのそれぞれからの塗料の吐出及びその停止を制御して前記基板の凸部の表面を塗装することを特徴とする、基板の塗装方法、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記エアースプレーノズル列を前記コンベアによる前記基板の搬送方向に複数配置し、前記エアースプレーノズル列のそれぞれに属するエアースプレーノズルから塗料を吐出させて塗装する。本発明の一態様においては、前記複数のエアースプレーノズル列毎に前記エアースプレーノズルから互いに色調が異なる塗料を吐出させて多色塗装する。
また、本発明によれば、上記目的を達成するものとして、
表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板であって、前記凸部はそのうちの複数毎に前記基板の幅方向に配列されている基板を、コンベアにより前記基板の幅方向を横切る方向に搬送しつつ、前記基板の凸部の表面を前記溝部とは異なる色調または質感に塗装する方法において、
前記凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを前記基板の幅方向に複数配列し、
互いに色調の異なる複数の塗料についての複数の塗料供給系を、該塗料供給系のうちの所要のものに適宜選択しながら切り替えることのできる個々の切り替え装置を介して、個々の前記エアースプレーノズルに接続し、
前記個々の切り替え装置を制御し前記エアースプレーノズルに供給される塗料の色調を変化させることで、前記エアースプレーノズルから吐出される塗料の色調を変化させ、前記凸部の表面を互いに異なる色調に塗装することを特徴とする、基板の塗装方法、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記凸部の表面の色調が基板内にてランダムな配置となるように前記個々の切り替え装置を制御する。本発明の一態様においては、前記個々の切り替え装置を制御することで、前記凸部が前記エアースプレーノズルの対応位置を通過する時間に相当する時間よりも短い時間毎に又は連続的に前記エアースプレーノズルに供給される塗料の色調を変化させ、前記個々の凸部の表面において部分的に色調が異なるように塗装する。本発明の一態様においては、前記切り替え装置をタイマー又はコンピューターからの制御信号によって制御する。
以上のような本発明の一態様においては、前記エアースプレーノズルは塗料吐出幅が2〜15cmである。本発明の一態様においては、塗装した基板の塗装表面に更にクリヤー塗料を塗装する。本発明の一態様においては、前記基板として前記溝部及び前記凸部に互いに色調または質感の異なる下層塗膜が予め形成されているものを使用する。
以上のような本発明の第一の態様の塗装方法においては、凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを基板の幅方向に複数配列してエアースプレーノズル列を形成し、コンピューターからの制御信号によってエアースプレーノズルのそれぞれからの塗料の吐出及びその停止を制御して基板の凸部の表面を塗装するので、基板の凸部表面を溝部とは色調または質感が異なるように更には互いに色調または質感が異なるように塗装することができ、しかも個々のノズルの保守及び点検が容易で簡便なエアースプレー装置を用いて塗装することができるという利点がある。
また、本発明の第二の態様の塗装方法においては、凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを基板の幅方向に複数配列し、互いに色調の異なる複数の塗料についての複数の塗料供給系を、そのうちの所要のものに適宜選択しながら切り替えることのできる個々の切り替え装置を介して、個々のエアースプレーノズルに接続し、個々の切り替え装置を制御しエアースプレーノズルに供給される塗料の色調を変化させることで、エアースプレーノズルから吐出される塗料の色調を変化させ、凸部の表面を互いに異なる色調に塗装するので、基板の凸部表面を溝部とは色調または質感が異なり且つ互いに色調または質感が異なるように塗装することができ、個々の凸部内でも部分的に色調または質感が異なるようにでき、更に塗料切り替えを迅速に行うことで基板の搬送速度が速くても塗り残しの発生がなくなり、しかも個々のノズルの保守及び点検が容易で簡便なエアースプレー装置を用いて塗装することができるという利点がある。
以下に、本発明による基板の塗装方法の実施形態について詳細に説明する。
本発明でいう「表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板であって、前記凸部はそのうちの複数毎に前記基板の幅方向に配列されている基板」としては、外壁材や内装材に使用されているスレート板、木片セメント板、パルプセメント板、石綿セメント板、軽量骨材混入セメント板、発泡コンクリート板、ガラス繊維強化セメント板、珪酸カルシウム板、炭酸マグネシウム板、又はその他の水硬性板材等の無機系基板、或いは、冷延鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、銅板等の他に、亜鉛、亜鉛系合金、アルミニウム、クロム、ニッケルあるいはこれらの合金をめっきしためっき鋼板等の各種の金属板などを基材として用い、エンボス成形や溝の切削加工により表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部(1個のタイルやレンガあるいは石に相当する)を有し且つ該凸部が基板の幅方向に複数配列されてレンガ調やタイル調あるいは石積調の様な方形状の凸部柄が設けられているものが例示される。また、このような基板の表面全体に例えばエアレススプレーで溝部の仕上り色になる塗料を塗布し、乾燥させたのち、凸部の仕上り色のうちの1つの色調の塗料を用いて凸部のみを例えばロールコーターで塗装することにより、溝部と凸部とでは互いに色調が異なる下層塗膜が設けられているものも、基板として好ましく用いられる。
また、本発明において、「色調または質感が異なる」とは、色相、明暗、濃淡、艶の有無等に差異があり、外観的に差異があることを意味し、「基板」とは凸部の表面をそれぞれ所要の色調に塗装する前のものを意味し、「塗装した基板」又は「塗装板」とは凸部の表面をそれぞれ所要の色調に塗装した後のものを意味する。
本発明においては、下層塗膜は表面強度が脆弱である基材を補強し、或いは、外部から基材への雨水等の浸入を防止する等の目的で設けられ、基材表面に直接に形成することも、又は基材表面にプライマーを塗装し、該プライマー層を介して形成することもできる。下層塗膜としては、焼付型、常乾型、活性エネルギー線硬化型等の有機溶剤系、水系、無溶剤系等の従来用いられている各種塗料の何れかのタイプの塗料の塗装によって得られる塗膜や、これらと焼付型、常乾型、活性エネルギー線硬化型等の有機溶剤系、水系、無溶剤系等の従来用いられている基板補強プライマーの何れかのタイプの塗料との組み合わせによって得られる塗膜を用いることができる。
本発明においては、コンベアの搬送速度としては一般的には1〜80m/分が使用可能であるが、生産性や確実な塗装の観点から10〜60m/分の範囲が好ましい。本発明で用いるエアースプレー法自体は公知のものである。
本発明においては、ノズル口径、ノズル形状、ノズル先端と被塗物である基板との間の距離、塗料粘度、吐出圧力等の諸条件を適宜に選択して、エアースプレーノズルの塗料吐出幅を基板の方形状の凸部の幅に概ね合致する幅、好ましくは2〜15cm、にする。意匠表現の面を考慮すると、基板の方形状の凸部の幅及び塗料吐出幅を2.5〜12cmの間で同一とすることが一層好ましい。
このようなエアースプレーノズルからの塗料吐出幅の調節が可能であることの具体例を、以下の表1に示す。この具体例は、旭サナック社製のエアースプレーノズル(口径1.1mm)を被塗装物である基板から50mmの高さに配置し、粘度9.2(秒/イワタカップ)の塗料を用いた場合の、塗料霧化圧及びパターン圧力と塗料吐出幅との関係である。
Figure 2005279518
本発明においては、塗料の圧送圧力としては0.1〜1.5kg/cm好ましくは0.2〜1.0kg/cmの範囲が使用可能である。圧送圧力が低すぎると塗布量が少なくなり、圧送圧力が高すぎると塗布量が多くなる。パターン圧力としては0.1〜1.5kg/cm好ましくは0.2〜1.0kg/cmの範囲が使用可能である。パターン圧力が低すぎるとパターン幅が狭くなり塗料がエアーで泳ぎやすくなり、パターン圧力が高すぎると中抜けや両端不明瞭が発生しやすくなる。霧化圧としては0.1〜1.5kg/cm好ましくは0.2〜1.0kg/cmの範囲が使用可能である。霧化圧が低すぎると霧化が不十分となり、霧化圧が高すぎるとパターン幅が狭くなる。
本発明の第一の態様の塗装方法では、基板の表面に溝部を介して区画された凸部のうちの所要のものの表面を所要の色調に塗装する際に、塗装制御のためのデータを予めコンピューターに記憶させておき、該コンピューターからの制御信号を塗料供給系内にある開閉弁の開閉のための駆動信号に変換して開閉弁を作動させ、開閉弁に直結する個々のエアースプレーノズルからの塗料の吐出及びその停止を制御することができる。
本発明の第一の態様の塗装方法においては、エアースプレーノズルをコンベアの幅方向に複数個配列してエアースプレーノズル列を形成する。また、このようにして形成されるエアースプレーノズル列をコンベアによる基板の搬送方向に複数配置する。そして、各エアースプレーノズル列に属するエアースプレーノズルから塗料を吐出させて塗装する。複数のエアースプレーノズル列を用いる場合には、次のような利点が得られる:
(1)各エアースプレーノズルからの塗料の吐出の停止から再吐出の開始までの間の停止時間として、機械的な制約から最短でも0.02秒位は必要である。しかし、表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有している基板の搬送スピードが速くなると、その程度の塗料吐出停止時間では移動している溝部の通過時間に同調させることは不可能となり、凸部の塗り残しが発生することになる。そこで、コンベアの幅方向に複数のエアースプレーノズルを配列してなるエアースプレーノズル列をコンベアによる基板の搬送方向に関して前後に複数、例えば2つ配置して塗装を実施することにより、各エアースプレーノズル列のエアースプレーノズルが基板の搬送方向に1個おきの方形状凸部の表面を塗装すればよいことになり、従って基板の搬送スピードを速くすることが可能となる。(2)一群のエアースプレーノズル列から或る色の塗料を吐出し、他の一群のエアースプレーノズル列から他の色の塗料を吐出して塗装を行うことにより、凸部を多色仕上げすることができる。
本発明の第二の態様の塗装方法においては、エアースプレーノズルをコンベアの幅方向に複数個配列してエアースプレーノズル列を形成する。このエアースプレーノズル列におけるエアースプレーノズルの個数は、基板の幅方向に出現する凸部の最大数であることが好ましい。個々のエアースプレーノズルにおいては、基板の先端が当該エアースプレーノズルによる塗装領域に入った時点で塗料の吐出を開始し、基板の後端が当該エアースプレーノズルによる塗装領域から出る直前に塗料の吐出を終了するようにすることができる。この間、制御信号によって、互いに色調の異なる塗料についての複数の塗料供給系のうちの所要の供給系に適宜選択しながら例えば周期的に又は連続的に切り替えることにより、方形状の凸部を、隣接する凸部とは色調が異なり外観が異なるように塗装することが可能である。
本発明の第二の態様の塗装方法においては、加圧状態にある互いに色調の異なる塗料についての複数の塗料供給系の全てを、それらの塗料供給系のうちの特定の塗料供給系に適宜選択しながら切り替えることのできる個々の切り替え装置を介して、個々のエアースプレーノズルに接続することができる。このような切り替え装置としては、例えば上記特許文献3に記載されているような、加圧状態にある複数の色調の異なる塗料についての塗料供給系の各々を、塗料の供給を制御するバルブを介して、塗料の供給を受ける1つの塗料混合部に接続し、該混合部からエアースプレーノズルに塗料を供給するものなどが知られている。しかし、本発明にあっては、必ずしもこのような装置に限定されるものではない。例えば、加圧状態にある複数の塗料供給系のそれぞれを供給制御弁を介してエアースプレーノズルに接続し、複数の供給制御弁の1弁を開き他を閉じ、次に開いていた供給制御弁を閉じ閉じていた供給制御弁を開く動作を繰り返すような塗料供給系の切り替え装置であっても良い。本発明においては、個々の切り替え装置をそれぞれ独立に周期的に制御して個々のエアースプレーノズルに供給される塗料を切り替えることにより、例えば、1個の方形状の凸部が当該エアースプレーノズルノズルに対応する位置(塗装領域)を通過する時間に相当する時間毎に切り替えることにより、(a)各々の凸部の表面をそれぞれ異なる色調または質感に塗装することができ、(b)表面の色調及び質感が異なる2種以上の凸部表面を持ち且つそれらが塗装板内にランダムに存在するように各々の凸部の表面を塗装することができ、更に、(c)各々の凸部の表面をそれぞれ異なる色調及び質感に塗装し且つ個々の凸部においても部分的に色調及び質感が異なるように塗装することができる。
また、本発明の第二の態様においては、基板の表面に溝部を介して区画された各々の凸部の表面に異った色調の塗料を塗装するために、切り替え装置をタイマー又はコンピュータからの制御信号によって制御することができる。即ち、塗装制御に使用されるデータを予めコンピューターに記憶させ、あるいは、タイマーに時間設定を行い、該コンピューターからの制御信号あるいはタイマーからの制御信号を塗料供給経路内にあるバルブの開閉のための駆動信号に変換してバルブを作動させ、加圧状態にある互いに色調の異なる塗料についての複数の塗料供給系のうちの所要のものに適宜選択しながら切り替えて、所要の色調の塗料を個々のエアースプレーノズルに供給し、個々のエアースプレーノズルから吐出される塗料の種類や、塗料の吐出及びその停止を制御することができる。
本発明の第二の態様においては、基板の先端から後端まで、エアースプレーノズルから塗料吐出を連続して行うことができ、供給される塗料を所望の様式で例えば周期的に変動させることができるので、基板の搬送スピードを速くしても凸部毎の塗料の切り替えを当該凸部の移動に十分に追随して行うことが可能であり、凸部の塗り残しが発生することはない。また、塗料の切り替えの際に互いに異なる塗料の混合が生じて切り替わりの境界部分では徐々に色調が変化するので、1つの凸部内で微妙な色調の変化を表現することができる。
本発明のエアースプレーによる基板の塗装で使用する塗料は、焼付型、常乾型、活性エネルギー線硬化型等の有機溶剤系、水系、無溶剤系等の従来から公知の各種着色塗料の何れのタイプであってもよい。又、下層着色塗膜が視認できる透明もしくは半透明の着色クリヤー塗料を用いてもよい。又、塗料中に着色粒状物を配合して多彩色としたり、あるいは金属粉やマイカ粉を配合して光輝感や干渉感のある塗膜を形成させたりすることも可能である。更には、骨材を配合して表面に微小凹凸を形成させることも可能である。
本発明においては、塗装塗膜は、そのまま、上塗り塗膜としても良いが、表面仕上がり外観の調整や耐久性の確保を目的としてその塗装塗膜の全表面にクリヤー塗料を塗装するこもできる。本発明で使用できるクリヤー塗料は、透明もしくは半透明のクリヤー塗料又は着色クリヤー塗料であり、該クリヤー塗料として、焼付型、常乾型、活性エネルギー線硬化型等の有機溶剤系、水系、無溶剤系、粉体等の従来から公知の各種クリヤー塗料の何れのタイプであってもよい。また、これらのクリヤー塗料には、艶消剤、顔料類、各種ビーズ類、金属粉、セラミック粉等を凸部塗布面を隠蔽しない程度の量で混合使用することも可能である。これらのクリヤー塗料は、公知のエアースプレー、エアレススプレー、フローコーター、ロールコーター、静電塗装機等の塗装機を用いて塗装することが可能である。また、クリヤー塗料の塗装時期については、凸部塗装面が未乾燥状態の時でも乾燥後でもよい。
次に、本発明の実施形態を図1〜図7を参照しながら説明する。図1は本発明の塗装方法によって得られる塗装板の平面図であり、図2は図1の塗装板の部分斜視図である。
図1及び図2に示されているように、塗装板1は長方形状基板2の表面に設けられた溝部3、及び溝部3を介してレンガ調等に区画された多数の方形状の凸部4を有する。各々の凸部4の表面はそれぞれ異なる数種の色調及び質感に塗装されており、例えば濃色色調凸部5、やや濃色色調凸部6、やや淡色色調凸部7、淡色色調凸部8がランダムに存在している。このような色調及び質感を有する塗装板1は、建物に施工した状態では本物のレンガ等を積み重ねた様な外観に近似し、意匠性に優れた塗装板である。
上記のような塗装板1を得るための本発明の第一の態様の塗装方法の一例を、図3〜図4によって説明する。図3は本発明の第一の態様の実施形態を説明するための概略正面図であり、図4はその一部分の右側概略側面図である。基板11を前方(図4では左向きの方向)に搬送するコンベア12の上方には、コンベア12の幅方向(図3では左右方向)全体に亘って、先端(下端)にエアースプレーノズル14を有するエアースプレーガンが複数個配列されている。この複数のエアースプレーノズル14の基板幅方向の配列により、エアースプレーノズル列が形成される。各エアースプレーノズル14には、塗料の吐出及びその停止を制御する制御弁13を介して塗料タンク15内の塗料16を送り込むポンプ17が接続されている。図5はこのようなエアースプレー装置の1つの塗料供給系の詳細を例示したものであるが、本発明においてエアースプレーに使用する装置は、これに限定されるものでない。
図3において、エアースプレーノズル14からの塗料の吐出及びその停止を制御するための制御弁13を個別に制御するバルブ制御装置19が設けられている。また、塗装すべき色調パターンのデータは、メモリ21に記憶される。このパターンデータに基づき、コンピューター22は、バルブ制御装置19に対して制御信号を発する。
コンベア12上の基板搬送路の両側の所定位置には、それぞれ投光器24及び受光器25が配置されている。これらにより構成される光電管式センサーの検出信号が、受光器25からコンピューター22に送信される。コンベア12の駆動ロール27にはエンコーダー26が連結されている。エンコーダー26からは、駆動ロール27の微小回転角毎に、例えば2000分の360度の回転角毎に、コンピューター22にパルスが送信される。
図3及び図4に示す装置を用いて本発明の第一の態様の塗装方法を実施する際に、表面に凸部4を有し且つ下層塗膜が予め形成されている基板11がコンベア12上を搬送されてくると、基板11の前端部が所定位置に到来したことを受光器25が検出し、検出信号がコンピューター22に送信される。一方、コンベア12の搬送動作に伴い、駆動ロール27に連結されたエンコーダー26からパルスがコンピューター22に送信されている。コンピューター22は、受光器25からの信号により上記エンコーダー26からのパルスを計数し始め、該パルス数が予め記憶された設定領域に至ると、パルス数に応じて前記メモリ21に記憶された色調パターンデータに基づく制御信号を遂次バルブ制御装置19に送信指令する。これにより、バルブ制御装置19が制御弁13を個別に開閉制御し、塗料16が制御弁13の開放時にエアースプレーノズル14から搬送中の基板11の表面の所定位置に吐出されて、凸部4が前記パターンデータに基づき塗装され、所定の色調凸部5〜8を有する塗装板が得られる。
基板に互いに異なる色調の複数の塗料を塗装して多様な色調及び質感を与える場合には、図6に示すように、それぞれがコンベア31の幅方向に複数のエアースプレーノズルを配列して形成される上記と同様のエアースプレーノズル列32,33,34をコンベア31の搬送方向に関して前後方向(図6では左右方向)に配置し、各エアースプレーノズル列32,33,34にそれぞれ仕上り色の異なる塗料を上記と同様に供給し、各エアースプレーノズル列32,33,34からそれぞれ色調の異なる塗料を吐出させて、コンベア31上を前送される基板11の表面の凸部4に多色の塗装を行ない、所定の色調凸部5〜8を有する塗装板を得るようにすることができる。
上記のような塗装板1を得るための本発明の第二の態様の塗装方法の一例を、図7によって説明する。図7は、本発明の第二の態様の実施形態を説明するための概略正面図である。本図において、上記図3におけると同様または類似の機能を有する部材、部分または装置などには同一の符号が付されている。
本実施形態では、図7に示されているように、個々のエアースプレーノズル14には、塗料の吐出及びその停止を行う制御弁13と塗料の切り替え装置18とを介して、複数の塗料タンク15A,15B,15C内の互いに色調の異なる複数の塗料16A,16B,16Cをそれぞれ切り替え装置18へと圧送するポンプ17A,17B,17Cが接続されている。切り替え装置18としては、上記特許文献3に記載されている形式のものを利用することができる。
本実施形態では、バルブ制御装置19は、各エアースプレーノズル14からの塗料の吐出及びその停止を制御するための制御弁13と、該制御弁へと供給される塗料の切り替え制御のための切り替え装置18とを個別に制御する。
図7に示す装置を用いて本発明の第二の態様の塗装方法を実施する際には、表面に凸部4を有し且つ下層塗膜が予め形成されている基板11がコンベア12上を搬送されてくると、基板11の前端部が所定位置に到来したことを受光器25が検出し、検出信号がコンピューター22に送信される。一方、コンベア12の搬送動作に伴い、駆動ロール27に連結されたエンコーダー26からパルスがコンピューター22に送信されている。コンピューター22は、受光器25からの信号により上記エンコーダー26からのパルスを計数し始め、該パルス数が予め記憶された設定領域に至ると、パルス数に応じて前記メモリ21に記憶された色調パターンデータに基づく制御信号を遂次バルブ制御装置19に送信指令する。これにより、バルブ制御装置19が各制御弁13を個別に開閉制御し且つ各切り替え装置18を個別に切り替え制御する。制御弁13の開放時にエアースプレーノズル14から搬送中の基板11の表面の所定位置に塗料が吐出され、その際に各切り替え装置18を切り替え制御することで、塗料16A,16B,16Cのうちの所望のものが所望の順にエアースプレーノズル14から搬送中の基板11の表面の所定位置に吐出されて、凸部4が前記パターンデータに基づき塗装され、所定の色調凸部5〜8を有する塗装板が得られる。
本発明の第二の態様の塗装方法においては、上記特許文献4に記載されているような多色塗装用スプレー装置を使用することができる。この場合、1個のエアースプレーノズル(塗料吐出口)を設けたスプレーガンに該エアースプレーノズルに連通する複数の塗料供給孔を形成し、各塗料供給孔を逆止弁、供給制御弁及び圧力調整弁を介して各塗料供給系の塗料ポンプに接続し、2色以上の塗料のうちから少なくとも1つを適宜に選択して吐出することができる。このような実施形態においては、各塗料供給系についての供給制御弁の総体が上記切り替え装置に相当する機能を発揮する。
なお、本発明の塗装方法においては、基板の凸部に形成された下層塗膜が未乾燥の間にエアースプレーで塗装し、且つ下層塗膜に使用する塗料とエアースプレーで使用する塗料との間での表面張力差、親和性、乾燥速度差等を調整したり、一方の塗料にシリコーン樹脂などの添加剤等を配合したりすることにより、エアースプレー塗装で得られる塗膜にニジミ模様、チヂミ模様、ハンマートン模様等の各種の模様を付加させることが可能である。また、基板の凸部に形成された下層塗膜表面にダイレクト印刷、転写印刷等の印刷手段により予め印刷模様を施しておくことにより、更に複合した模様となし特異な外観を有する塗装板を得ることが可能である。更に、本発明の塗装方法においては、エアースプレーノズルから塗料を吐出させ、その塗膜が未乾燥の間に、もしくは乾燥した後に、部分的にスパッタ塗装を施して斑点模様を付加させることも可能である。
本発明の塗装方法によって得られる塗装板の平面図である。 図1の塗装板の部分斜視図である。 本発明の第一の態様の実施形態を説明するための概略正面図である。 図3の一部分の右側概略側面図である。 エアースプレー装置の1つの塗料供給系の詳細を示す図である。 本発明の第一の態様の実施形態を説明するための概略側面図である。 本発明の第二の態様の実施形態を説明するための概略正面図である。
符号の説明
1 塗装板
2 基板
3 溝部
4 方形状凸部
5〜8 色調凸部
11 基板
12 コンベア
13 制御弁
14 エアースプレーノズル
15,15A,15B,15C 塗料タンク
16,16A,16B,16C 塗料
17,17A,17B,17C ポンプ
18 塗料切り替え装置
19 バルブ制御装置
21 パターンデータメモリ
22 コンピューター
24 投光器
25 受光器
26 エンコーダー
27 駆動ロール
31 コンベア
32,33,34 エアースプレーノズル列

Claims (10)

  1. 表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板であって、前記凸部はそのうちの複数毎に前記基板の幅方向に配列されている基板を、コンベアにより前記基板の幅方向を横切る方向に搬送しつつ、前記基板の凸部の表面を前記溝部とは異なる色調または質感に塗装する方法において、
    前記凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを前記基板の幅方向に複数配列してエアースプレーノズル列を形成し、コンピューターからの制御信号によって前記エアースプレーノズルのそれぞれからの塗料の吐出及びその停止を制御して前記基板の凸部の表面を塗装することを特徴とする、基板の塗装方法。
  2. 前記エアースプレーノズル列を前記コンベアによる前記基板の搬送方向に複数配置し、前記エアースプレーノズル列のそれぞれに属するエアースプレーノズルから塗料を吐出させて塗装することを特徴とする、請求項1記載の基板の塗装方法。
  3. 前記複数のエアースプレーノズル列毎に前記エアースプレーノズルから互いに色調が異なる塗料を吐出させて多色塗装することを特徴とする、請求項2記載の基板の塗装方法。
  4. 表面に溝部を介して区画された多数の方形状の凸部を有する基板であって、前記凸部はそのうちの複数毎に前記基板の幅方向に配列されている基板を、コンベアにより前記基板の幅方向を横切る方向に搬送しつつ、前記基板の凸部の表面を前記溝部とは異なる色調または質感に塗装する方法において、
    前記凸部の幅に概ね合致する塗料吐出幅を有するエアースプレーノズルを前記基板の幅方向に複数配列し、
    互いに色調の異なる複数の塗料についての複数の塗料供給系を、該塗料供給系のうちの所要のものに適宜選択しながら切り替えることのできる個々の切り替え装置を介して、個々の前記エアースプレーノズルに接続し、
    前記個々の切り替え装置を制御し前記エアースプレーノズルに供給される塗料の色調を変化させることで、前記エアースプレーノズルから吐出される塗料の色調を変化させ、前記凸部の表面を互いに異なる色調に塗装することを特徴とする、基板の塗装方法。
  5. 前記凸部の表面の色調が基板内にてランダムな配置となるように前記個々の切り替え装置を制御することを特徴とする、請求項4記載の基板の塗装方法。
  6. 前記個々の切り替え装置を制御することで、前記凸部が前記エアースプレーノズルの対応位置を通過する時間に相当する時間よりも短い時間毎に又は連続的に前記エアースプレーノズルに供給される塗料の色調を変化させ、前記個々の凸部の表面において部分的に色調が異なるように塗装することを特徴とする、請求項4又は5記載の基板の塗装方法。
  7. 前記切り替え装置をタイマー又はコンピューターからの制御信号によって制御することを特徴とする、請求項4、5又は6記載の基板の塗装方法。
  8. 前記エアースプレーノズルは塗料吐出幅が2〜15cmであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の基板の塗装方法。
  9. 塗装した基板の塗装表面に更にクリヤー塗料を塗装することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の基板の塗装方法。
  10. 前記基板として前記溝部及び前記凸部に互いに色調または質感の異なる下層塗膜が予め形成されているものを使用することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の基板の塗装方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007156737A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Nichiha Corp 建築材設計支援システム、建築材及びプログラム
JP2013075601A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Kinzoku Technol Kk 車載式摩擦調整材塗布装置
JP2013167129A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Kmew Co Ltd 建築板及びその施工構造
JP2017087106A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 Shimada Appli合同会社 スプレイ塗布装置および方法

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