JP2005279072A - 内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法 - Google Patents

内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】線状部材(軟性部材)の周方向に複数のバルーンを設けるとともに、その複数のバルーンを個別に制御することによって、太径化することなく、湾曲させることのできる内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法を提供する。
【解決手段】内視鏡用挿入案内具100は、可撓性を有する線状の軟性部材106を有し、この軟性部材106の先端外周面に四つの第2バルーン112a〜112dが装着される。第2バルーン112a〜112dは、バルーン制御装置66によって個別に膨縮するように制御される。
【選択図】 図3

Description

本発明は内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法に係り、特に内視鏡の鉗子チャンネルに挿入される内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法に関する。
内視鏡の挿入部を小腸などの深部消化管に挿入する場合、単に挿入部を押し入れていくだけでは、腸管の複雑な屈曲のために挿入部の先端に力が伝わりにくく、深部への挿入は困難である。例えば、挿入部に余分な屈曲や撓みが生じると、挿入部をさらに深部に挿入することができなくなる。そこで、挿入補助具やプローブで挿入部を挿入案内させることによって、挿入部を深部に挿入する方法が提案されている。
特許文献1には、内視鏡の挿入部の先端部に第1バルーンを設けるとともに、内視鏡の鉗子チャンネルに挿入するプローブの先端部に第2バルーンを設けた内視鏡装置が記載されている。この内視鏡装置によれば、第1バルーンや第2バルーンの膨張、収縮を繰り返しながら、挿入部とプローブを交互に押し入れることによって、挿入部を深部に挿入することができる。
特開平7−8447号公報
しかしながら、特許文献1は、腸管の屈曲部にプローブを挿入した際に、プローブが腸管の壁面に突き当たり、プローブを深部に押し入れることができなくなったり、腸管が傷ついたりするという問題があった。
そこで、プローブを腸管の屈曲形状に合わせて湾曲させることが望まれる。しかし、プローブ等の挿入案内具に湾曲操作構造を設けると、挿入案内具が太径化され、内視鏡の鉗子チャンネルに挿入できなくなる。このため、従来は、挿入案内具を湾曲させることができず、腸管の屈曲部に挿入案内具を押し入れることができないという問題があった。
同様の問題が、鉗子等の内視鏡用処置具においても発生している。すなわち、内視鏡用処置具は、内視鏡の挿入部の先端面が向いた方向に導出されるだけであり、鉗子片等の処置部の位置や姿勢を自由に調節することができない。このため、内視鏡用処置具に湾曲構造を設けたいという要望があるが、内視鏡用処置具が太径化されると鉗子チャンネルに挿入できなくなるので、湾曲構造を設けることができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、太径化することなく、湾曲させることのできる内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、内視鏡の鉗子チャンネルに挿入され、該内視鏡の挿入部の先端部から導出される可撓性の線状部材を有し、該線状部材に沿って前記挿入部を押し入れることによって前記挿入部が挿入案内される内視鏡用挿入案内具において、前記線状部材の外周面に装着され、且つ、前記線状部材の周方向に複数配置された膨縮自在なバルーンと、該複数のバルーンを個別に膨縮させるバルーン制御装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、線状部材の周方向に配置された複数のバルーンを個別に膨張させることによって、膨張したバルーンと反対側に線状部材を湾曲させることができる。よって、屈曲した腸管であっても、腸管を傷つけることなく、挿入案内具を腸管の深部に押し込むことができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、全てのバルーンを腸管内で膨張させることによって、バルーンが腸管に係合され、線状部材が腸管に固定される。よって、線状部材に沿って挿入部を押し込むことによって、挿入部の挿入案内をすることができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、全てのバルーンを収縮させることによって、線状部材をスムーズに鉗子チャンネルに挿通させることができる。
請求項2に記載の発明は前記目的を達成するために、内視鏡の鉗子チャンネルに挿入され、該内視鏡の挿入部の先端部から導出される可撓性の線状部材と、該線状部材の先端に設けられた処置部を備えた内視鏡用処置具において、前記線状部材の外周面に装着され、且つ、前記線状部材の周方向に複数配置された膨縮自在なバルーンと、該複数のバルーンを個別に膨縮させるバルーン制御装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、線状部材の周方向に配置された複数のバルーンを個別に膨張させることによって、膨張したバルーンと反対側に線状部材を湾曲させることができる。よって、線状部材の先端の処置部を所望する方向に向けることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、全てのバルーンを膨張させることによって線状部材を体腔内に固定することができ、安定した処置を行うことができる。そして、複数のバルーンの膨張度合いを調節することによって、線状部材を体腔内に固定したまま、処置部の向きを調節することができる。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、複数のバルーンを全て収縮させることによって、線状部材をスムーズに鉗子チャンネルに挿通させることができる。なお、請求項2に記載の発明は請求項1の挿入案内具として使用することもできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1の内視鏡用挿入案内具、又は請求項2の内視鏡用処置具の操作方法であって、前記線状部材を屈曲させる方向と反対側の前記バルーンを膨張させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、膨張させたバルーンと反対側に線状部材が湾曲するので、線状部材を任意の方向に湾曲させることができる。
本発明に係る内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法によれば、線状部材の軸と直交する面内に配置した複数のバルーンを個別に膨縮させるようにしたので、線状部材を所望の方向に湾曲させることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る内視鏡用挿入案内具、内視鏡用処置具、及びその操作方法の好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る内視鏡用挿入案内具を用いた内視鏡装置を示すシステム構成図である。図1に示す内視鏡装置は主として、内視鏡10、光源装置20、プロセッサ30、バルーン制御装置66、及び内視鏡用挿入案内具(以下、挿入案内具という)100で構成される。
内視鏡10は、体腔内に挿入される挿入部12と、この挿入部12に連設される手元操作部14を備える。手元操作部14には、ユニバーサルケーブル16が接続され、ユニバーサルケーブル16の先端にはLGコネクタ18が設けられる。LGコネクタ18は光源装置20に着脱自在に連結される。また、LGコネクタ18にはケーブル22を介して電気コネクタ24が接続され、この電気コネクタ24がプロセッサ30に連結される。なお、LGコネクタ18には、エアや水が供給される送気・送水用のチューブ26や、エアが吸引される吸引用のチューブ28が接続される。
手元操作部14には、送気・送水ボタン32、吸引ボタン34、シャッターボタン36が並設されるとともに、一対のアングルノブ38、38、及び鉗子挿入部40が設けられる。さらに、手元操作部14の基端部には、後述する第1バルーン42に流体を供給したり、第1バルーン42から流体を吸引したりするための供給・吸引口44が設けられる。以下、流体としてエアを用いた例で説明するが、他の流体、例えば不活性ガスや水を用いてもよい。
挿入部12は、先端部46、湾曲部48、及び軟性部50で構成され、湾曲部48は、手元操作部14に設けられた一対のアングルノブ38、38を回動することによって遠隔的に湾曲操作される。これにより、先端部46の先端面47を所望の方向に向けることができる。先端面47には、不図示の観察光学系、照明光学系、送気・送水ノズルが設けられるとともに、図2に示す鉗子口58が形成されている。鉗子口58には鉗子チューブ60が接続され、この鉗子チューブ60は鉗子挿入部40に接続される。したがって、鉗子挿入部40から挿入案内具100を挿入すると、鉗子口58から挿入案内具100が導出される。なお、鉗子チューブ60は分岐され、吸引ボタン34によって操作される吸引バルブ61に接続される。この吸引バルブ61はチューブ59を介して図1のチューブ28に連通され、不図示の吸引装置に接続される。したがって、吸引ボタン34を操作することによって鉗子口58から病変部等を吸引することができる。
挿入部12の外周面には、ゴム等の弾性体から成る第1バルーン42が装着される。第1バルーン42は、両端部が絞られた略筒状に形成されており、挿入部12に被せた状態で、第1バルーン42の両端部に糸を巻回することによって固定される。
第1バルーン42の装着位置となる挿入部12の外周面には、図2に示すように通気孔62が形成されている。通気孔62はチューブ63を介して前記供給・吸引口44に連通される。供給・吸引口44にはチューブ64が接続され、このチューブ64がバルーン制御装置66に接続される。バルーン制御装置66は、チューブ64を介して第1バルーン42にエアを供給したり、エアを吸引したりするとともに、その際のエア圧を制御する装置である。なお、第1バルーン42はエアを供給することによって略球状に膨張し、エアを吸引することによって挿入部12の外表面に張り付くようになっている。
図3に示すように、挿入案内具100は主として、硬質の把持部102と、この把持部102に連設された筒状の外皮部材104と、外皮部材104に挿通配置された軟性部材(線状部材に相当)106で構成される。軟性部材106は線状に形成されるとともに、十分な可撓性を備えており、その基端は把持部102に固定されている。軟性部材106の先端外周面には、図4に示すように四つの第2バルーン112a〜112dが装着されている。四つの第2バルーン112a〜112dは、軟性部材106の周方向に等間隔で配置されている。すなわち、第2バルーン112a〜112dは、軟性部材106の軸と直交する同一面上に設けられ、軟性部材106に対して上下左右に配置されている。また各第2バルーン112a〜112dは、ゴム等の弾性体から成り、内部に流体を供給することによって略半球状に膨張し、内部から流体を吸引することによって軟性部材106の外周面に貼りつくようになっている。なお、流体としては、エア、不活性ガス、水等を適宜選択することが可能であるが、前述した第1バルーン42に供給、吸引する流体と同じ流体が好ましい。以下、流体としてエアを用いた例で説明する。
各第2バルーン112a〜112dには、軟性部材106の内部に形成された管路114a〜114dが連通される。各管路114a〜114dは、上下左右に別れて形成されており、各管路114a〜114dが図3の把持部102に形成されたコネクタ116a〜116d(コネクタ116a、116bのみ図示:以下同様)に連通される。各コネクタ116a〜116dにはチューブ118a〜118dが接続され、このチューブ118a〜118dがバルーン制御装置66に連結される。バルーン制御装置66は、各チューブ118a〜118dに対してエアの供給・吸引を制御するとともに、その際のエア圧を個別に制御するように構成される。したがって、バルーン制御装置66から各チューブ118a〜118dに対してエアを供給、吸引することによって、各バルーン112a〜112dを個別に膨張、収縮させることができる。
図5に示すように、バルーン制御装置66の前面パネル120には、コネクタ122a〜122d、及びコネクタ124が設けられる。コネクタ122a〜122dにはそれぞれ、前述したチューブ118a〜118d(図3参照)が連結され、コネクタ124にはチューブ64(図1参照)が連結される。
また、前面パネル120には、第1バルーン42用の操作ボタン126、127と、第2バルーン112a〜112d用の操作ボタン128、129が設けられる。操作ボタン126を操作すると、コネクタ124からエアが供給され、第1バルーン42が膨張される。また、操作ボタン127を操作すると、コネクタ124からエアが吸引され、第1バルーン42が収縮される。よって、操作ボタン126、127を操作することによって、第1バルーン42の膨張、収縮を制御することができる。一方、操作ボタン128を操作するとコネクタ122a〜122dにエアが同時に供給され、第2バルーン112a〜112dが同時に膨張される。また、操作ボタン129を操作するとコネクタ122a〜122dからエアが同時に吸引され、第2バルーン112a〜112dが同時に収縮される。よって、操作ボタン128、129を操作することによって全ての第2バルーン112a〜112dを同時に膨張、収縮させることができる。
また、前面パネル120には、第2バルーン112a〜112d用の個別操作ボタン132a〜132d、134a〜134dが設けられる。個別操作ボタン132a〜132d、134a〜134dは、第2バルーン112a〜112dと同じ配置で設けられている。すなわち、個別操作ボタン132a、134aは上側に配置され、個別操作ボタン132b、134bは下側に配置され、個別操作ボタン132c、134cは左側に配置され、個別操作ボタン132d、134dは右側に配置される。また、個別操作ボタン132a〜132dは、外側に配置されるとともに外向きの三角形状に形成されており、個別操作ボタン134a〜134dは、内側に配置されるとともに内向きの三角形状に形成されている。
個別操作ボタン132a、134aは、第2バルーン112aに対応しており、個別操作ボタン132a、134aを操作することによってコネクタ122aへのエアの供給、吸引が行われる。よって、個別操作ボタン132a、134aを操作することによって第2バルーン112aへのエアの供給、吸引が行われる。同様に、個別操作ボタン132b、134bは第2バルーン112bに対応しており、個別操作ボタン132b、134bを操作することによって第2バルーン112の膨張、収縮を制御することができる。さらに、個別操作用ボタン132c、134cは第2バルーン112cに対応し、個別操作用ボタン132d、134dは第2バルーン112dに対応するようになっている。したがって、各個別操作ボタン132a〜132d、134a〜134dを操作することによって、各第2バルーン112a〜112dを個別に膨縮させることができる。
また、前面パネル120には、第1バルーン42用の表示部136と第2バルーン112a〜112d用の表示部138が設けられている。各表示部136、138の表示方法は特に限定するものではないが、例えば図5に示すように、第1バルーン42の膨縮状態や第2バルーン112a〜112dの膨縮状態を表示すると、第1バルーン42や第2バルーン112a〜112dの膨縮状態を一目で把握することができる。なお、図5の表示部138には、第2バルーン112aのみが膨張した状態が表示されている。
また、図5には、第1バルーン42や第2バルーン112a〜112dの圧力値が表示される圧力値表示部140、142が設けられている。図5の符号144は、電源スイッチである。
なお、上述した操作ボタン126〜129、個別操作ボタン132a〜132d、134a〜134d、及び表示部136、138と同等の機能を備えたリモートコントローラを設け、術者が手元で操作できるようにしてもよい。さらに、このリモートコントローラを内視鏡10の手元操作部14に装着できるようにしてもよい。
次に上記の如く構成された内視鏡装置の操作方法について図6(a)〜図6(h)に従って説明する。まず、図6(a)に示すように、内視鏡10の挿入部12を腸管(例えば十二指腸下行脚)90内に挿入する。このとき、第1バルーン42は収縮させておく。
次に図6(b)に示すように、挿入部12の先端が腸管90の屈曲部まで挿入された状態で、第1バルーン42にエアを送気して膨張させる。これにより、第1バルーン42が腸管90に係止され、挿入部12が腸管90に固定される。
次いで、手元操作部14の鉗子挿入部40から挿入案内具100を挿入する。このとき、第2バルーン112a〜112dは収縮させておく。そして、図6(c)に示すように、挿入案内具100の先端を挿入部12から導出させ、腸管90の深部に挿入する(挿入操作)。
次に図6(d)に示すように、第2バルーン112a〜112dにエアを送気して膨張させる。これにより、挿入案内具100の先端が腸管90に固定される(固定操作)。次いで、第1バルーン42からエアを吸引して収縮させた後、図6(e)に示すように、挿入部12を押し込んで、挿入案内具100に沿わせて挿入する(押し込み操作)。そして、挿入部12の先端の第1バルーン42を、第2バルーン112a〜112dの基端側近傍となる位置で膨張させる。これにより、腸管90は第1バルーン42に把持された状態になる(把持操作)。
次に、図6(g)に示すように、挿入部12を手繰り寄せる(手繰り寄せ操作)。これにより、腸管90が収縮した状態になり、挿入部12の余分な撓みや屈曲が無くなる。次いで、図6(h)に示すように、第2バルーン112a〜112dからエアを吸引して収縮させた後、挿入案内具100を腸管90の深部に挿入する。すなわち、図6(c)に示した挿入操作を再度行う。そして、図6(d)の固定操作、図6(e)の押し込み操作、図6(f)の把持操作、図6(g)の手繰り寄せ操作、図6(h)の挿入操作を順に繰り返し行う。これにより、挿入部12を腸管90の深部に挿入することができる。
ところで、上述した操作方法において、挿入案内具100を腸管90の深部に挿入する挿入操作(図6(h)参照)を行う際、腸管90が屈曲していることがある。
従来は、第2バルーン112a〜112dのない挿入案内具100を押し入れて行くだけなので、挿入案内具100の先端が腸管90の壁面に当たって、壁面を損傷するおそれがある。例えば、図7(a)に示す腸管90は下方に大きく屈曲しているが、従来の場合には、挿入部12の向いた方向に挿入案内具100が押し入れられていくだけなので、挿入案内具100の先端が腸管90の壁面に接触し、腸管90が損傷するおそれがある。
そこで、本実施の形態では、屈曲させたい方向と反対側の第2バルーン112a〜112dを膨張させる。すなわち、図7(a)の場合には、挿入案内具100を下方に曲げる必要があるので、上側の第2バルーン112aを膨張させる。このように上側の第2バルーン112aを膨張させると、図7(b)に示すように、膨張した第2バルーン112aが腸管90の壁面に接触するので、挿入案内具100の先端によって壁面が損傷することを防止できる。また、壁面に第2バルーン112aが接触したことによって、挿入案内具100の先端が下方に向かうように自然に湾曲される。したがって、挿入案内具100をさらに押し込むと、挿入案内具100の先端は自然に下方に押し込まれる。図7(c)に示すように、挿入案内具100の先端が腸管90の屈曲部分を過ぎた後は、第2バルーン112aを収縮させる。これにより、腸管90の屈曲形状に合わせて挿入案内具100をスムーズに押し込むことができ、腸管90の深部に挿入案内具100を挿入することができる。
なお、腸管90が下方以外に屈曲していた場合にも上記した操作と同様の操作を行う。すなわち、腸管90が上方に屈曲していた場合は下側の第2バルーン112bを膨張させ、腸管90が右方向に屈曲していた場合は左側の第2バルーン112cを膨張させ、腸管90が左方向に屈曲していた場合は右側の第2バルーン112dを膨張させる。
このように腸管の屈曲方向と反対側の第2バルーン112a〜112dを膨張させることによって、腸管90の屈曲形状に合わせて挿入案内具100をスムーズに挿入することができる。
なお、腸管90が上下左右の四方向以外の方向(例えば左上や右下などのように斜め方向)に屈曲していた場合には、第2バルーン112a〜112dのうちの隣接する二つを同時に膨張させたり、或いは、挿入案内具100を挿入軸の周りに回転させて第2バルーン112a〜112dの方向と腸管90の屈曲方向に合わせることが好ましい。
また、上述した例では、挿入案内具100の先端が腸管90の屈曲部分を過ぎた後、第2バルーン112aを収縮させて、挿入案内具100を腸管90のさらに深部に挿入するようにしたが、挿入案内具100の挿入操作を停止して、次の固定操作を行うようにしてもよい。すなわち、挿入案内具100の先端が腸管90の屈曲部を過ぎた後、全ての第2バルーン112a〜112dを膨張させ、挿入案内具100を腸管90に固定する。そして、挿入部12の押し込み操作を行い、次いで挿入部12と挿入案内具100の手繰り寄せ操作を行い、腸管90の余分な撓みや屈曲を無くす。このように、挿入案内具100が腸管90の屈曲部分を過ぎる毎に腸管90を略直線状にしてもよい。
また、上述した第1の実施形態は、挿入案内具100の各管路114a〜114dごとにコネクタ116a〜116dを形成し、このコネクタ116a〜116dにそれぞれチューブ118a〜118dを接続するようにしたが、各管路114a〜114dを一つのコネクタにまとめるとともに、このコネクタに、マルチルーメンチューブ等の複数管路を有するチューブを接続して、バルーン制御装置66に連通させるようにしてもよい。
図8は、挿入案内具100の第2の実施形態を示す管路構成図であり、図9は図8の9−9線に沿う断面図である。これらの図に示すように、第2の実施形態は、軟性部材146が筒状に形成されており、中心軸に沿って挿通孔148が形成されている。また、管路114a〜114dは、挿通孔148の上下左右に別れて形成されている。
上記の如く構成された第2の実施形態では、軟性部材146の挿通孔148に各種の器具を挿入して使用することができる。例えば、図10に示す挿入案内具100には、光ファイバから成るイメージガイド150とライトガイド152が挿入されている。ライトガイド152の基端は不図示の光源装置に接続されており、ライトガイド152の先端から前方に照明光を照射できるようになっている。また、イメージガイド150の基端部には接眼部154が設けられ、この接眼部154を覗くことによってイメージガイド150の前方を観察できるようになっている。このように構成された挿入器具を用いると、挿入案内具100を挿入する際に、イメージガイド150によって前方を観察することができる。また、ライトガイド152の先端から照射された照明光を補助照明として使用することができる。
なお、図10のイメージガイド150とライトガイド152は必要に応じて軟性部材146や把持部102に着脱できるようにしてもよい。また、イメージガイド150とライトガイド152の一方のみを設けるようにしてもよい。
また、軟性部材146の挿通孔148に挿通する器具は、イメージガイド150やライトガイド152に限定されるものではない。例えば、第2バルーン112a〜112dにエアを送気するチューブを挿通させるようにしてもよい。この場合には、軟性部材146内の管路114a〜114dが不要になるので、挿通孔148の内径を大きくすることができる。また、軟性部材146の挿通孔148にワイヤを挿通させることによって、軟性部材146の可撓性の度合いを調節してもよい。さらに、上述した挿入案内具100の構造を用いると、図11に示すように鉗子等の内視鏡処置具に本発明を適用することもできる。
図11に示す内視鏡用処置具(以下、処置具という)200の構成は、図8に示した挿入案内具100の構成を利用したものである。図8に示す挿入案内具100と同様の機能を有する部材は同一の符号を付して、その具体的な説明を省略する。
処置具200は、硬質の把持部102と、この把持部102に連設された可撓性を有する外皮部材104と、外皮部材104に挿通配置された軟性部材146とを備える。軟性部材146には軸に沿って挿通孔148が形成されており、軟性部材146の先端外周面には、四つの第2バルーン112a〜112dが装着されている。第2バルーン112a〜112dはそれぞれ、軟性部材146内の管路114a〜114d(図8及び図9参照)を介して把持部102のコネクタ116a〜116dに接続されており、このコネクタ116a〜116dに接続されたチューブ118a〜118dを介してバルーン制御装置66(図3参照)に接続される。
把持部102には、ガイド部202と指掛け部204が形成されており、指掛け部204には指掛け用の孔206が形成されている。また、ガイド部202には、スライダ208がスライド自在に支持されており、このスライダ208には、指掛け用のフランジ210が形成されている。したがって、術者は指掛け部204の孔206に親指を掛けて、スライダ208のフランジ210に他の指をかけてスライダ208をスライド操作することができる。
軟性部材146の先端には、支持部材212が取り付けられている。支持部材212の先端には、一対の鉗子片(処置部に相当)214、214が回動自在に連結されており、リンク機構216を介して連結部材218に連結されている。この連結部材218は、支持部材212にスライド自在に支持されており、この連結部材218に操作ワイヤ220が連結されている。操作ワイヤ220は、軟性部材146の挿通孔148に挿通され、前記スライダ208に連結されている。したがって、スライダ208をスライド操作すると、操作ワイヤ220が押し引き操作されて連結部材218がスライド操作される。そして、連結部材218にリンク機構216を介して連結された一対の鉗子片214、214が回動操作される。これにより、一対の鉗子片214、214が開閉され、一対の鉗子片214、214によって病変部等を把持することができる。
上記の如く構成された処置具200は、四つの第2バルーン112a〜112dを個別に膨張させることによって、膨張させた第2バルーン112a〜112dと反対側に軟性部材146を湾曲させることができる。よって一対の鉗子片214、214を所望する方向に向けて処置を行うことができる。例えば、図12に示すように、上側の第2バルーン112aを膨張させると、軟性部材146を下側に湾曲させることができ、一対の鉗子片214、214を下方に向けることができる。このように、処置具200によれば、第2バルーン112a〜112dを個別に膨張させることによって、処置部の姿勢を微調節することができる。
また、処置具200は、四つの第2バルーン112a〜112dを全て膨張させることによって、軟性部材146の先端を腸管90に固定することができる。よって、一対の鉗子片214、214による切除作業を安定した状態で行うことができる。また、この場合にも、四つの第2バルーン112a〜112dの膨張度合いを個別に調整することによって一対の鉗子片214、214の姿勢を調節することができる。例えば鉗子片214、214を下方に向けたい場合には、上側のバルーン112aを他のバルーン112b〜112dよりも大きく膨張させることによって、軟性部材146を腸管90に固定したまま、一対の鉗子片214、214を下方に向けることができる。
また、処置具200は、上述した挿入案内具100と同じ用途で使用することができる。すなわち、軟性部材146を湾曲したい方向と反対側のバルーン112a〜112dを膨張させることによって、軟性部材146を所望の方向に湾曲させることができる。よって、腸管90の深部に処置具200をスムーズに押し入れることができる。さらに、処置具200によれば、四つのバルーン112a〜112dを同時に膨張させることによって、軟性部材146を腸管90に係合させることができる。よって、図6(a)〜図6(h)に示したように、内視鏡10の挿入部12に装着した第1バルーン42と上記第2バルーン112a〜112dを交互に膨縮させることによって、処置具200及び挿入部12を腸管90の深部に挿入することができる。よって、処置具200を挿入案内具として使用することができる。
なお、本発明が適用される内視鏡用処置具は、鉗子に限定されるものではなく、高周波スネア等の他の内視鏡用処置具にも適用することができる。
また、上述した実施の形態では、第2バルーン112a〜112dを収縮させた状態で、挿入案内具100、或いは処置具200を腸管90に挿入したが、これに限定するものではない。例えば、図13(a)に示すように、各第2バルーン112a〜112dをある程度膨張させた状態で、挿入案内具100を腸管90に挿入するようにしてもよい。この場合、挿入案内具100の先端が腸管90の屈曲部に達した際に、その屈曲方向と反対側の第2バルーン112a〜112dを他の第2バルーン112a〜112dよりも大きく膨張させる。例えば、腸管90が下方に屈曲していた場合には、図13(b)に示すように、上側の第2バルーン112aを他の第2バルーン112b〜112dよりも大きく膨張させる。これにより、第2バルーン112aが腸管90の壁面を押圧するので、軟性部材106を下方に湾曲させることができる。
このように第2バルーン112a〜112dをある程度膨張させた状態で軟性部材106を押し込むと、軟性部106の先端が腸管90を傷つけることをより確実に防止することができる。また、この場合には、第2バルーン112a〜112dの内圧の変動によって腸管90の屈曲方法を検出することができる。すなわち、挿入案内具100が腸管90の屈曲部に達した際、屈曲方向と反対側の第2バルーン112a〜112dが腸管90に当接し、その第2バルーン112a〜112dの内圧が上昇するので、その内圧の変動によって腸管90の屈曲方向を検出することができる。したがって、内圧が上昇した第2バルーン112a〜112dにエアを供給して膨張させることによって、軟性部材106を腸管90の屈曲形状に応じて自動的に湾曲させることができる。
なお、上述した各実施形態において、挿入案内具100や処置具200の先端面に、腸管90の壁面との接近を検知する四つのセンサを上下左右に配設し、このセンサの検出値に応じて各第2バルーン112a〜112dを個別に膨縮させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第2バルーン112a〜112dの数を四つとしたが、バルーンの数はこれに限定するものではなく、複数のバルーンが軟性部材106、146の周方向に設けられ、この複数のバルーンが個別に膨縮できるように構成されていればよい。
また、本発明は、軟性部材106、146の周方向に複数のバルーンが設けられているのであれば、軟性部材106、146の軸方向におけるバルーンの数は特に限定するものではなく、複数のバルーンを軸方向に配置してもよい。例えば図14(a)に示す挿入案内具300は、軟性部材106の先端外周面に四つの第2バルーン112a〜112d(112a、112bのみ図示:以下同様)が上下左右に配置され、その後方に四つの第3バルーン113a〜113dが配置される。そして、軟性部材106に形成した管路114a〜114dがそれぞれ、第2バルーン112a〜112dと、第3バルーン113a〜113dに連通されている。したがって、第2バルーン112a〜112dを膨縮した際に、第3バルーン113a〜113dが同時に膨縮される。
上記の如く構成された挿入案内具300は、腸管90等を利用せずに軟性部材106を湾曲させることができる。例えば、図14(b)に示すように、第2バルーン112aと第3バルーン113aとを同時に膨張させると、第2バルーン112aと第3バルーン113aが接触して互いに圧迫し、軟性部材106が下方に湾曲される。よって、軟性部材106を自在に湾曲させることができる。同様にして、第2バルーン112b〜112dと第3バルーン113b〜113dを膨張させることによって、軟性部材106をそれぞれ下、左、右方向に湾曲させることができる。
また、上記した挿入案内具300は、第2バルーン112a〜112dと第3バルーン113a〜113dの内圧を調節することによって軟性部材106の湾曲角度を調節することができる。例えば、第2バルーン112a〜112dと第3バルーン113a〜113dの内圧を上昇させると、第2バルーン112a〜112dと第3バルーン113a〜113dが大きく膨張するので、湾曲角度を大きくすることができる。反対に第2バルーン112a〜112dと第3バルーン113a〜113dの内圧を減少させると、第2バルーン112a〜112dと第3バルーン113a〜113dが小さく収縮するので、湾曲角度を小さくすることができる。
なお、バルーン制御装置66の操作ボタンは、上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、軟性部材106、146の湾曲方向に対応する操作ボタンを設けてもよい。すなわち、図5の前面パネル120に操作ボタンを上下左右に配置するとともに、その操作ボタンを操作した際に、操作した操作ボタンが配置された側に軟性部材106が湾曲するようにしてもよい。この場合、上側の操作ボタンを操作した際に下側の第2バルーン112bを膨縮させ、下側の操作ボタンを操作した際に上側の第2バルーン112aを膨縮させ、左側の操作ボタンを操作した際に右側の第2バルーン112dを膨縮させ、右側の操作ボタンを操作した際に左側の第2バルーン112cを膨縮させる。これにより、操作ボタンを操作した側に軟性部材106が湾曲するので、操作感が向上する。
本発明に係る内視鏡用挿入案内具を適用した内視鏡装置のシステム構成図 図1の内視鏡装置におけるバルーン用管路を模式的に示す管路構成図 内視鏡用挿入案内具の管路構成図 図3の挿入案内具の4−4線に沿う断面図 バルーン制御装置の正面図 図1の内視鏡装置の操作方法を示す説明図 挿入案内具の作用を示す説明図 図3と異なる挿入案内具の管路構成図 図8の9−9線に沿う断面図 図8の挿入案内具の使用例を示す断面図 本発明に係る内視鏡用処置具の実施形態を示す断面図 図11の内視鏡用処置具の作用を示す断面図 本発明の他の操作方法を示す説明図 図3と異なる構成の挿入案内具を示す断面図
符号の説明
10…内視鏡、12…挿入部、14…手元操作部、42…第1バルーン、66…バルーン制御装置、100…挿入案内具、102…把持部、104…外皮部材、106…軟性部材、112a〜112d…第2バルーン、113a〜113d…第3バルーン、114a〜114d…管路、122a〜122d…コネクタ、124…コネクタ、126〜129…操作ボタン、132a〜132d…個別操作ボタン、134a〜134d…個別操作ボタン、136、138…表示部

Claims (3)

  1. 内視鏡の鉗子チャンネルに挿入され、該内視鏡の挿入部の先端部から導出される可撓性の線状部材を有し、該線状部材に沿って前記挿入部を押し入れることによって前記挿入部が挿入案内される内視鏡用挿入案内具において、
    前記線状部材の外周面に装着され、且つ、前記線状部材の周方向に複数配置された膨縮自在なバルーンと、
    該複数のバルーンを個別に膨縮させるバルーン制御装置と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡用挿入案内具。
  2. 内視鏡の鉗子チャンネルに挿入され、該内視鏡の挿入部の先端部から導出される可撓性の線状部材と、該線状部材の先端に設けられた処置部を備えた内視鏡用処置具において、
    前記線状部材の外周面に装着され、且つ、前記線状部材の周方向に複数配置された膨縮自在なバルーンと、
    該複数のバルーンを個別に膨縮させるバルーン制御装置と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡用処置具。
  3. 請求項1の内視鏡用挿入案内具、又は請求項2の内視鏡用処置具の操作方法であって、前記線状部材を屈曲させる方向と反対側の前記バルーンを膨張させることを特徴とする内視鏡用挿入案内具、又は内視鏡用処置具の操作方法。
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