JP2010259721A - 膨張収縮部材の内圧検出装置および内視鏡装置 - Google Patents

膨張収縮部材の内圧検出装置および内視鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】内視鏡、内視鏡補助具または内視鏡処置具などの体腔内挿入具に設けられたバルーンなどの膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる膨張収縮部材の内圧検出装置および内視鏡装置を提供すること。
【解決手段】本発明の膨張収縮部材の内圧検出装置は、体腔内に挿入される体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材の内部の流体が供給排出される給排管路とは別に設けられ前記膨張収縮部材の内部に連通される圧力検出管路と、前記圧力検出管路に接続され前記膨張収縮部材の内圧を検出する圧力検出手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は膨張収縮部材の内圧検出装置および内視鏡装置に係り、特に、内視鏡、内視鏡補助具または内視鏡処置具などの体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材の内圧検出装置および当該装置を有する内視鏡装置に関する。
特許文献1には、内視鏡や内視鏡補助具の先端部に設けられたバルーン内の気体を供給排出するための給排管路を介して、ポンプの近傍に圧力センサを取り付け、当該バルーンの内圧を検出する技術が開示されている。
特開2002−301019号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術においては、送排気中に送排気流速に応じて給排管路の圧力損失が発生し、正確なバルーンの内圧を検出することができない。すなわち、バルーンへ気体を供給する場合は、圧力センサで測定される圧力値は、バルーンの真の内圧に圧力損失が加算された値となり、「圧力センサ位置での圧力=バルーンの内圧+給排管路の圧力損失」となってしまう。また、バルーンから気体を排出する場合は、圧力センサで測定される圧力値は、バルーンの真の内圧から圧力損失が減算された値となり、「圧力センサ位置での圧力=バルーンの内圧−給排管路の圧力損失」となってしまう。
そのため、バルーンの内圧を所定圧P0まで拡張させる供給を行う際、バルーンの内圧が所定圧P0に達していない時でも、「バルーンの内圧+給排管路の圧力損失」が所定圧P0になるようにポンプが制御されてしまう。したがって、ポンプが抑制動作されて最大能力を使い切らない状態となり、結果的にバルーンの拡張に時間を要してしまう。また、バルーンからの排出を行う場合でも、供給の場合と同様、給排管路の圧力損失の影響でポンプが抑制動作され、結果的にバルーンの収縮に時間を要してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、内視鏡、内視鏡補助具または内視鏡処置具などの体腔内挿入具に設けられたバルーンなどの膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる膨張収縮部材の内圧検出装置および内視鏡装置を提供すること、を目的とする。
前記目的を達成するために本発明の膨張収縮部材の内圧検出装置は、体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材の内部の流体が供給排出される給排管路とは別に設けられ前記膨張収縮部材の内部に連通される圧力検出管路と、前記圧力検出管路に接続され前記膨張収縮部材の内圧を検出する圧力検出手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、給排管路とは別に設けられ膨張収縮部材の内部に連通される圧力検出管路と、当該圧力検出管路に接続され膨張収縮部材の内圧を検出する圧力検出手段と、を有するので、体腔内挿入具に設けられた膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
本発明の一態様として、前記圧力検出管路の開口部は、前記膨張収縮部材の内部に備わること、を特徴とする。
かかる態様によれば、給排管路の圧力損失の影響を受けずに、体腔内挿入具に設けられた膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
本発明の一態様として、前記圧力検出管路の開口部は、前記給排管路における前記膨張収縮部材の近傍に備わること、を特徴とする。
かかる態様によれば、給排管路の圧力損失の影響が少なくなり、体腔内挿入具に設けられた膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
本発明の一態様として、前記圧力検出手段は、前記体腔内挿入具の外部に配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、体腔内挿入具の小型化を図ることができる。
本発明の一態様として、前記圧力検出管路は、前記体腔内挿入具の内部に設けられていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、体腔内挿入具の小型化を図ることができる。
本発明の一態様として、前記体腔内挿入具は内視鏡の挿入部であること、を特徴とする。
かかる態様によれば、内視鏡の挿入部に設けられた膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
本発明の一態様として、前記体腔内挿入具は内視鏡の挿入部が挿通される内視鏡補助具であること、を特徴とする。
かかる態様によれば、内視鏡補助具に設けられた膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
本発明の一態様として、前記体腔内挿入具は、内視鏡の鉗子口から導出される内視鏡処置具であること、を特徴とする。
かかる態様によれば、内視鏡処置具に設けられた膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
本発明の一態様として、前記体腔内挿入具は内視鏡の挿入部であって、前記挿入部は基端側から順に、可撓性を有する軟性部と、基端側に前記軟性部が連設され湾曲操作される湾曲部と、前記湾曲部が湾曲操作されることにより所望の方向に向けられる先端部とが構成されるときに、前記膨張収縮部材の近傍とは、前記軟性部における前記湾曲部との接続部分の近傍であること、を特徴とする。
かかる態様によれば、給排管路における圧力損失の影響は小さくなり、内視鏡の挿入部に設けられた膨張収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
前記目的を達成するために本発明の内視鏡装置は、体腔内に挿入される体腔内挿入具と、前記体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材と、前記膨張収縮部材の内部の流体が供給排出される給排管路と、前記給排管路に接続され前記膨張収縮部材の内部の流体を供給排出する給排手段と、前記給排管路とは別に設けられ前記膨張収縮部材の内部に連通される圧力検出管路と、前記圧力検出管路に接続され前記膨張収縮部材の内圧を検出する圧力検出手段と、前記内圧検出手段の検出結果に基づき前記給排手段を制御することにより前記膨張収縮部材の内圧を制御する内圧制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材の内圧が所定圧に達するまで、給排手段を最大能力で駆動させて流体が膨張収縮部材内に供給、または膨張収縮部材内から排出されるように制御でき、安全かつ迅速な流体の供給排出が可能になる。
本発明によれば、内視鏡、内視鏡補助具または内視鏡処置具などの体腔内挿入具に設けられたバルーンなどの膨脹収縮部材の内圧を正確に検出することができる。
実施例1の内視鏡装置の一例を示すシステム構成図である。 先端部の拡大斜視図である。 挿入部の先端付近の断面図である。 バルーン制御装置の内部の概略構成図である。 実施例1の変形例を示す挿入部の先端付近の断面図である。 実施例2の内視鏡装置の一例を示すシステム構成図である。 挿入補助具の外観を示す平面図である。 チューブ本体の先端部分の断面図である。 実施例3の内視鏡装置の一例を示すシステム構成図である。 挿入案内具の側面の断面図である。
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳述する。
〔実施例1〕
図1は本発明に係る膨張収縮部材の内圧検出装置を有する内視鏡装置として、実施例1の内視鏡装置1の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は主として、内視鏡10、バルーン制御装置12、光源装置14、プロセッサ16、モニタ18で構成される。
内視鏡10は、手元操作部20と、この手元操作部20に連設されて、体腔内に挿入される挿入部22を備える。手元操作部20には、ユニバーサルケーブル24が接続され、このユニバーサルケーブル24の先端に光源用コネクタ26と電気用コネクタ28が設けられている。光源用コネクタ26は、光源装置14に着脱自在に連結され、これによって挿入部22の先端に設けた照明光学系(不図示)に照明光が送られる。また、電気用コネクタ28は、プロセッサ16に着脱自在に連結される。
手元操作部20には、送気・送水ボタン30、吸引ボタン32、シャッターボタン34、及び機能切替ボタン36が並設されるとともに、一対のアングルノブ38,38が設けられる。手元操作部20の基端部には、給排管路口40が形成されている。この給排管路口40に流体を供給、或いは給排管路口40から排出することによって、後述のバルーン60を膨張、或いは収縮させることができる。なお、使用する流体としては、エア、不活性ガス、水等を適宜選択することが可能である。
また、この手元操作部20の基端部には、さらに圧力検出管路口42も形成されている。後述するように、この圧力検出管路口42から伸びる圧力検出管路68(図3参照)は、バルーン60に連通している。
挿入部22は、手元操作部20側から順に軟性部44、湾曲部46、及び先端部48で構成される。軟性部44は、十分な可撓性を有する部分であり、湾曲部46の基端側に連設されている。
湾曲部46は、手元操作部20のアングルノブ38,38を回動することによって遠隔的に湾曲するように構成される。たとえば、湾曲部46は、円筒状の複数の節輪をガイドピンで回動自在に連結するとともに、節輪の内部に複数本の操作ワイヤを挿通させてガイドピンにガイドさせ、その操作ワイヤを押し引き操作することによって、節輪同士が回動して湾曲部46が湾曲操作されるようになっている。この湾曲部46を湾曲操作することによって、先端部48を所望の方向に向けることができる。
図2は、先端部48の拡大斜視図である。図2に示すように、先端部48の先端面48aには、観察光学系50、照明光学系52,52、送気・送水ノズル54、鉗子口56が設けられる。
鉗子口56は、図1に示す鉗子挿入部58に連通される。よって、鉗子挿入部58から鉗子や内視鏡挿入案内具等の処置具を挿入することによって、処置具を鉗子口56から導出することができる。なお、詳しくは後述するように内視鏡挿入案内具120(図9参照)は、バルーン128を備えており、内視鏡10の挿入部22の挿入を案内するための処置具である。
ところで、図2に示すように、挿入部22の外周面には、ゴム等の弾性体から成るバルーン60が装着される。バルーン60は、端部が絞られた略筒状に形成されており、小径の先端部60A及び基端部60Bと、中央の膨出部60Cで構成される。バルーン60は、挿入部22を挿通させて挿入部22の所定の位置に配置した後、先端部60A、基端部60Bにゴム製のリング62,64を嵌め込むことによって、挿入部22に固定される。図2に示すように、ここでは、バルーン60は先端部48から湾曲部46にかけて配置されている。
なお、先端部60A、基端部60Bの固定方法は特に限定するものではなく、糸を巻回することによって固定してもよい。また、バルーン60の形状は、端部が絞られた略筒状に限定されず、球状などに形成されていてもよい。
図3は、挿入部22の先端付近の断面図である。図3に示すように、挿入部22の内部には、基端側が前記の給排管路口40(図1参照)に連通しバルーン60内の流体を供給排出させる給排管路66が形成されている。そして、給排管路66の先端側は、先端部48の外周面に形成されバルーン60の内部に備わる開口部66Aを介して、バルーン60に連通される。
また、挿入部22の内部には、さらに基端側が前記の圧力検出管路口42(図1参照)に連通する圧力検出管路68が形成されている。そして、圧力検出管路68の先端側は、先端部48の外周面に形成されバルーン60の内部に備わる開口部68Aを介して、バルーン60に連通される。
図4は、バルーン制御装置12の内部の概略構成図である。図4に示すように、挿入部22の外部に配置されたバルーン制御装置12の内部は、コントローラ70、ポンプ72、圧力センサ74などが構成されている。そして、前記の給排管路口40(図1参照)には、チューブ76を介してポンプ72が接続される。そのため、コントローラ70でポンプ72を制御して流体を供給または排出することによって、チューブ76、給排管路口40、給排管路66(図3参照)を通してバルーン60を膨張または収縮させることができる。バルーン60は流体を供給することによって略球状に膨張し、流体を排出することによって挿入部22の外表面に張り付くようになっている。
また、前記の圧力検出管路口42(図1参照)には、チューブ78を介して圧力センサ74が接続される。そのため、圧力検出管路口42、チューブ78を介して圧力センサ74により、バルーン60の内圧を検出することができる。
図1に戻って、バルーン制御装置12の前面には、電源スイッチ80、停止スイッチ82、圧力表示部84などが設けられる。圧力表示部84はバルーン60の圧力値を表示するパネルであり、バルーン破れ等の異常発生時にはこの圧力表示部84にエラーコードが表示される。
上記の如く構成されたバルーン制御装置12は、コントローラ70でポンプ72を制御してバルーン60に流体を供給して膨張させる。そして、圧力センサ74でバルーン60の内圧を検出して、この検出結果をもとにコントローラ70によりポンプ72を制御してバルーン60の内圧を一定値に制御する。また、コントローラ70でポンプ72を制御してバルーン60から流体を排出して収縮させるとともに、同様にバルーン60の内圧を一定値に制御する。
なお、バルーン制御装置12に、バルーン60を膨張または収縮させる際にバルーン60の内圧値や膨張または収縮状態を表示するバルーン専用モニタ(不図示)を設けてもよい。また、バルーン60の内圧値や膨張または収縮状態を、内視鏡10の観察画像にスーパーインポーズしてモニタ18に表示するようにするようにしてもよい。
上記の如く構成された内視鏡装置1の操作方法の一例としては、挿入部22をプッシュ式で挿入していき、必要に応じてバルーン60を膨張させて挿入部22を体内(たとえば大腸)に固定する。そして、挿入部22を引いて体内(たとえば大腸)の管形状を単純化した後、バルーン60を収縮させて挿入部22をさらに腸管の深部に挿入する。
たとえば、挿入部22を被検者の肛門から挿入し、挿入部22の先端がS状結腸を過ぎた際にバルーン60を膨張させて挿入部22を腸管に固定し、挿入部22を引いてS状結腸を略直線状にする。そして、バルーン60を収縮させて、挿入部22の先端を腸管の深部に挿入していく。これにより、挿入部22を腸管の深部に挿入することができる。
そして、バルーン60を膨脹または収縮させる際には、バルーン60の内圧を圧力センサ74により検出し、ポンプ72を制御する。
ここで、本実施例では、図3に示すように、給排管路66とは別に圧力検出管路68が設けられている。そして、この圧力検出管路68、圧力検出管路口42、チューブ78(図1参照)を介して圧力センサ74によりバルーン60の内圧を検出する。
そのため、給排管路66で発生する流体の圧力損失に影響されないので、また、圧力検出管路68には流体が流れず圧力損失が発生しないので、バルーン60への流体の供給排出量に依存せず、圧力センサ74によりバルーン60の内圧を正確に検出することができる。
したがって、バルーン60の内圧が所定圧に達するまで、ポンプ72を最大能力で駆動させて流体がバルーン60内に供給、またはバルーン60内から排出されるように制御でき、安全かつ迅速な供給排出が可能になる。
また、バルーン60の内圧を正確に検出するために圧力センサ74を挿入部22に設ける必要が無くなり、挿入部22の小型を図ることができる。
なお、変形例として図5に示すように、バルーン60の近傍である挿入部22の軟性部44における湾曲部46との接続部分の近傍において、圧力検出管路68の一端側に設けられた開口部68Aを給排管路66に接続させることとしてもよい。
このようにバルーン60の近傍において圧力検出管路68を給排管路66に接続させる変形例においても、給排管路66で発生する流体の圧力損失の影響は小さいため、バルーン60の内圧を正確に検出することができる。
一例として、給排管路66の全体の長さが2m程度とすると、バルーン60から圧力センサ74までの間で経由する給排管路66の長さは、従来ではそのまま2mとなるのに対して、この変形例では10cm程度に過ぎないことになる。圧力損失は流体が流れる管路の長さに比例することから、この変形例では従来技術と比較してバルーン60の内圧の検出誤差として発生する量は1/20に低減される。湾曲部46が特に長い内視鏡装置でも、バルーン60から圧力センサ74までの間で経由する給排管路66の長さは20cm以内とすることができ、従来技術と比較してバルーン60の内圧の検出誤差として発生する量は1/10に低減される。そのため、バルーン60への流体の供給排出量に依存せず、圧力センサ74によりバルーン60の内圧を正確に検出することができる。
なお、給排管路66や圧力検出管路68は、挿入部22の内部に設けられる以外にも、挿入部22の外表面に形成されるような仕様であってもよい。
以上より、本実施例のバルーン60の内圧検出装置は、体腔内に挿入される挿入部22に設けられたバルーン60の内部の流体が供給排出される給排管路66とは別に設けられバルーン60の内部に連通される圧力検出管路68と、この圧力検出管路68に接続されバルーン60の内圧を検出する圧力センサ74と、を有するので、バルーン60の内圧を正確に検出することができる。
〔実施例2〕
次に、図6は、挿入補助具90が設けられた内視鏡装置2の一例を示すシステム構成図である。実施例2の内視鏡装置2は、実施例1の内視鏡装置1との構成上の主な差異として、挿入補助具90を有する。
図7は、挿入補助具90を示す平面図であり、図8はチューブ本体94の先端部分の断面図である。
図7に示すように、挿入補助具90は主として、把持部92及びチューブ本体94で構成される。把持部92は、術者が把持する部分であり、プラスチック等の硬質材料によって筒状に形成され、筒状部分には周方向に互いに位相をずらして給排コネクタ104と圧力検出コネクタ108が設けられている。この把持部92の先端側に、チューブ本体94が外嵌されて固定される。
チューブ本体94は、ポリウレタン等の可撓性材料によって略筒状に形成される。そして、チューブ本体94には、把持部92が嵌合された側と反対の先端側にバルーン102が設けられている。
図8(a)に示すように、チューブ本体94の内部には、挿通路96、給排管路98、圧力検出管路100が軸方向に形成される。
挿通路96は、内視鏡10の挿入部22(図6参照)が挿通される孔であり、軸方向に直交する断面形状が円形で、且つ、その内径が挿入部22の外径よりも若干大きく形成される。挿通路96の内周面には、ポリビニルピロリドン等の親水性コート材(潤滑性コート材)がコーティングされており、水等の潤滑剤を挿通路96の内周面(すなわち、チューブ本体94と挿入部22との隙間)に供給することによって、チューブ本体94と挿入部22との摩擦を低減することができる。
給排管路98は、バルーン102の流体(たとえばエア)を供給排出するための管路であり、前述の挿通路96の管壁内に軸方向に形成されている。そして、給排管路98の先端側は、バルーン102の内部のチューブ本体94の外周面に形成されバルーン102の内部に備わる開口部98Aを介して、バルーン102に連通される。
一方、給排管路98の基端側は、把持部92の給排コネクタ104(図7参照)に連通される。この給排コネクタ104には、チューブ106(図6参照)を介してバルーン制御装置12のポンプ72(図4参照)が接続される。このように、給排管路98がポンプ72に接続される。なお、給排管路98の基端側に細径のチューブを接続し、このチューブの端部に給排コネクタ104を設けるようにしてもよい。
図8(a)に示すように、圧力検出管路100は、バルーン102の内圧を検出するための管路であり、給排管路98と同様に、前記の挿通路96の管壁内に軸方向に形成されている。そして、圧力検出管路100の先端側は、チューブ本体94の外周面に形成されバルーン102の内部に備わる開口部100Aを介してバルーン102に連通される。
一方、圧力検出管路100の基端側は、把持部92の圧力検出コネクタ108(図7参照)に連通される。この圧力検出コネクタ108には、チューブ110(図6参照)を介してバルーン制御装置12の圧力センサ74(図4参照)が接続される。このように、圧力検出管路100が圧力センサ74に接続される。なお、圧力検出管路100の基端側に細径のチューブを接続し、このチューブの端部に圧力検出コネクタ108を設けるようにしてもよい。
図8(b)に示すように、給排管路98と圧力検出管路100は、挿通路96を挟んでチューブ本体94の中心軸についてほぼ対称な位置に設けられている。なお、給排管路98と圧力検出管路100の位置関係は図8(b)の例に限定されず、チューブ本体94の周方向において互いに位相をずらした位置で配置されるような位置関係であればよい。
その他の実施例2の内視鏡装置2の構成は、実施例1の内視鏡装置1とほぼ共通する。
次に、上記の如く構成された内視鏡装置2の操作方法の一例を説明する。
まず、挿入補助具90の挿通路96内に内視鏡10の挿入部22を挿通させる。そして、挿入部22と挿入補助具90をプッシュ式で交互に挿入していき、必要に応じてバルーン102を膨張させて挿入補助具90を体内(たとえば大腸)に固定する。そして、挿入補助具90を脱去方向に動かして体内(たとえば大腸)の管形状を単純化した後、挿入部22をさらに深部に挿入する。
たとえば、挿入部22を被検者の肛門から挿入し、挿入部22の先端がS状結腸を過ぎた際にバルーン102を膨張させて挿入補助具90を腸管に固定し、挿入補助具90を引いてS状結腸を略直線状にする。そして、挿入部22の先端を腸管の深部に挿入していく。これにより、挿入部22を腸管の深部に挿入することができる。
そして、バルーン102を膨脹または収縮させる際には、バルーン102の内圧を圧力センサ74により検出し、ポンプ72を制御する。
ここで、本実施例では、図8に示すように、給排管路98とは別に圧力検出管路100が設けられている。そして、この圧力検出管路100を介して圧力センサ74によりバルーン102の内圧を検出する。そのため、給排管路98で発生する流体の圧力損失に影響されずに、圧力センサ74によりバルーン102の内圧を正確に検出することができる。したがって、バルーン102の内圧が所定圧に達するまで、ポンプ72を最大能力で駆動させて流体がバルーン102内に供給、またはバルーン102内から排出されるように制御でき、安全かつ迅速な供給排出が可能になる。
また、バルーン102の内圧を正確に検出するために圧力センサ74をチューブ本体94に設ける必要が無くなり、挿入補助具90の小型化を図ることができる。
なお、変形例として、圧力検出管路100の一端側をバルーン102に直接に開口させずに、バルーン102の近傍において給排管路98に接続させることとしてもよい。
このような変形例においても、バルーン102から圧力センサ74までの間で経由する給排管路98の長さが少なくなり給排管路98で発生する流体の圧力損失の影響が小さくなるため、バルーン102の内圧を正確に検出することができる。そのため、給排管路98で発生する流体の圧力損失に影響されずに、圧力センサ74によりバルーン102の内圧を正確に検出することができる。
なお、給排管路98や圧力検出管路100は、チューブ本体94の内部に設けられる以外にも、チューブ本体94の外表面に形成されるような仕様であってもよい。
以上より、本実施例のバルーン102の内圧検出装置は、体腔内に挿入される挿入補助具90に設けられたバルーン102の内部の流体が供給排出される給排管路98とは別に設けられバルーン102の内部に連通される圧力検出管路100と、この圧力検出管路100に接続されバルーン102の内圧を検出する圧力センサ74と、を有するので、バルーン102の内圧を正確に検出することができる。
〔実施例3〕
次に、図9は、挿入案内具120が設けられた内視鏡装置3の一例を示すシステム構成図である。
実施例3の内視鏡装置3は、実施例1の内視鏡装置1との構成上の主な差異として、挿入案内具120を有する。図9に示すように、挿入案内具120は鉗子挿入部58から挿入され、先端部48の鉗子口56(図2参照)から導出されている。
図10は、挿入案内具120の側面の断面図である。
図10に示すように、挿入案内具120は主として、硬質の把持部122と、この把持部122に連設された筒状の外皮部材124と、外皮部材124に挿通配置された軟性部材(線状部材に相当)126で構成される。
軟性部材126は線状に形成されるとともに、十分な可撓性を備えており、その基端は把持部122に固定されている。軟性部材126の先端外周面には、バルーン128が装着されている。バルーン128は、ゴム等の弾性体から成り、内部に流体を供給することによって略半球状に膨張し、内部から流体を吸引することによって軟性部材126の外周面に貼りつくようになっている。なお、使用する流体としては、エア、不活性ガス、水等を適宜選択することが可能である。
軟性部材126の内部には、前記の把持部122に形成されたコネクタ132に連通し、バルーン128内の流体を供給排出させる給排管路130が形成されている。そして、給排管路130の先端側は、バルーン128の内部の軟性部材126の外周面に形成されバルーン128の内部に備わる開口部130Aを介して、バルーン128に連通される。
一方、給排管路130の基端側は、コネクタ132とチューブ134を介してバルーン制御装置12のポンプ72(図4参照)に接続される。このように、給排管路130がポンプ72に接続される。
また、軟性部材126の内部には、前記の把持部122に形成されたコネクタ142に連通する圧力検出管路140が形成されている。そして、圧力検出管路140の先端側は、軟性部材126の外周面に形成されバルーン128の内部に備わる開口部140Aを介してバルーン128に連通される。
一方、圧力検出管路140の基端側は、コネクタ142とチューブ144を介してバルーン制御装置12の圧力センサ74(図4参照)に接続される。このように、圧力検出管路140が圧力センサ74に接続される。
その他の実施例3の内視鏡装置3の構成は、実施例1の内視鏡装置1とほぼ共通する。
次に、上記の如く構成された内視鏡装置3の操作方法の一例を説明する。
まず、バルーン60を収縮させた状態で、内視鏡10の挿入部22を腸管(例えば十二指腸下行脚)内に挿入する。次に、バルーン60を膨張させることにより腸管に係止させ、挿入部22が腸管に固定される。
次に、バルーン128を収縮させた状態で、手元操作部20の鉗子挿入部58から挿入案内具120を挿入し、挿入案内具120の先端を挿入部22から導出させ、腸管の深部に挿入する。
次に、バルーン128を膨張させることにより腸管に係止させ、挿入部22が腸管に固定される。次に、バルーン60から流体を吸引して収縮させた後、挿入部22を押し込んで、挿入案内具120に沿わせて挿入する。そして、挿入部22の先端のバルーン60を、バルーン128の基端側近傍となる位置で膨張させる。これにより、腸管はバルーン60に把持された状態になる。
次に、挿入部22を手繰り寄せ、バルーン128から流体を吸引して収縮させた後、挿入案内具120を腸管の深部に挿入する。その後、以上の挿入操作を順に繰り返し行う。これにより、挿入部22を腸管の深部に挿入することができる。
そして、バルーン128を膨脹または収縮させる際には、バルーン128の内圧を圧力センサ74により検出し、ポンプ72を制御する。
ここで、本実施例では、図10に示すように、給排管路130とは別に圧力検出管路140が設けられている。そして、この圧力検出管路140を介して圧力センサ74によりバルーン128の内圧を検出する。そのため、給排管路130で発生する流体の圧力損失に影響されずに、圧力センサ74によりバルーン128の内圧を正確に検出することができる。したがって、バルーン128の内圧が所定圧に達するまで、ポンプ72を最大能力で駆動させて流体がバルーン128内に供給、またはバルーン128内から排出されるように制御でき、安全かつ迅速な供給排出が可能になる。
また、バルーン128の内圧を正確に検出するために圧力センサ74を挿入案内具120に設ける必要が無くなり、挿入案内具120の小型化を図ることができる。
なお、変形例として、圧力検出管路140の一端側をバルーン128に直接に開口させずに、バルーン128の近傍において給排管路130に接続させることとしてもよい。
このような変形例においても、バルーン128から圧力センサ74までの間で経由する給排管路130の長さが少なくなり給排管路130で発生する流体の圧力損失の影響が小さくなるため、バルーン128の内圧を正確に検出することができる。そのため、給排管路130で発生する流体の圧力損失に影響されずに、圧力センサ74によりバルーン128の内圧を正確に検出することができる。
なお、給排管路130や圧力検出管路140は、軟性部材126の内部に設けられる以外にも、外皮部材124の外表面に形成されるような仕様であってもよい。
以上のように、本実施例のバルーン128の内圧検出装置は、体腔内に挿入される挿入案内具120に設けられたバルーン128の内部の流体が供給排出される給排管路130とは別に設けられバルーン128の内部に連通される圧力検出管路140と、この圧力検出管路140に接続されバルーン128の内圧を検出する圧力センサ74と、を有するので、バルーン128の内圧を正確に検出することができる。
また、以上のように、上記の実施例1〜3の内視鏡装置1〜3は、圧力センサ74の検出結果に基づきポンプ72を制御することによりバルーン60,102,128の内圧を制御するコントローラ70を有するので、バルーン60,102,128の内圧が所定圧に達するまで、ポンプ72を最大能力で駆動させるように制御でき、安全かつ迅速な流体の供給排出が可能になる。
〔その他の実施例〕
その他の実施例として、以下の実施例も考えられる。
上記の実施例1〜3については、適宜、各々組み合わせてもよい。
例えば、実施例2の内視鏡装置2において、さらに挿入部22に実施例1のバルーン60を設けてもよい。そして、挿入補助具90に圧力検出管路100を設けるとともに、挿入部22にも圧力検出管路68を設け、バルーン制御装置12内に圧力検出管路100や圧力検出管路68に各々接続する2つの圧力センサを設ける。これにより各々圧力検出管路100や圧力検出管路68を介して圧力センサにより、バルーン102やバルーン60の内圧を検出できるようにしてもよい。
同様にして、実施例1と実施例3の組み合わせ、実施例2と実施例3の組み合わせ、実施例1と実施例2と実施例3の組み合わせも考えられる。
また、上記の実施例においてはいずれも圧力検出管路68,100,140を介して圧力センサ74をバルーン制御装置12に設けることとしていたが、その他に、圧力センサをバルーン60,102,128に直接設ける実施例も考えられる。この場合、圧力センサとして、圧電式のものや歪みゲージなどを使用する。
この実施例によっても、給排管路66,98,130で発生する圧力損失に影響されずにバルーン60,102,128の内圧を正確に検出することができる。そのため、バルーン60,102,128の内圧が所定圧に達していないときには、ポンプ72は最大能力で供給または排出するように制御され、安全かつ迅速な供給または排出が可能になる。
また、圧力センサを、内視鏡10の挿入部22の軟性部44における給排管路66においてバルーン60の近傍、すなわち湾曲部46との接続部分の近傍に設ける実施例も考えられる。また、圧力センサを、挿入補助具90の給排管路98においてバルーン102の近傍に設ける実施例も考えられる。また、圧力センサを、挿入案内具120の給排管路130においてバルーン128の近傍に設ける実施例も考えられる。
これらの実施例によれば、バルーン60,102,128から圧力センサまでの間で経由する給排管路66,98,130の長さが少なくなり、給排管路66,98,130で発生する圧力損失の影響は小さくなる。そのため、バルーン60,102,128の内圧を正確に検出することができる。
また、特に内視鏡10の挿入部22の軟性部44における給排管路66において湾曲部46との接続部分の近傍に設ける実施例によれば、湾曲部46や先端部48など構成部品の密度が高く実装されている部位を避けて圧力センサが設けられる。そのため、内視鏡10の小型化を図ることができる。
以上、本発明の膨張収縮部材の内圧検出装置および内視鏡装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
1〜3…内視鏡装置、10…内視鏡、12…バルーン制御装置、14…光源装置、16…プロセッサ、18…モニタ、20…手元操作部、22…挿入部、40…給排管路口、42…圧力検出管路口、44…軟性部、46…湾曲部、48…先端部、56…鉗子口、58…鉗子挿入部、60,102,128…バルーン、66,98,130…給排管路、68,100,140…圧力検出管路、66A,98A,130A…開口部、68A,100A,140A…開口部、70…コントローラ、72…ポンプ、74…圧力センサ、90…挿入補助具、104…給排コネクタ、108…圧力検出コネクタ、120…挿入案内具(内視鏡挿入案内具)、126…軟性部材

Claims (10)

  1. 体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材の内部の流体が供給排出される給排管路とは別に設けられ前記膨張収縮部材の内部に連通される圧力検出管路と、
    前記圧力検出管路に接続され前記膨張収縮部材の内圧を検出する圧力検出手段と、
    を有することを特徴とする膨張収縮部材の内圧検出装置。
  2. 前記圧力検出管路の開口部は、前記膨張収縮部材の内部に備わること、
    を特徴とする請求項1の膨張収縮部材の内圧検出装置。
  3. 前記圧力検出管路の開口部は、前記給排管路における前記膨張収縮部材の近傍に備わること、
    を特徴とする請求項1の膨張収縮部材の内圧検出装置。
  4. 前記圧力検出手段は、前記体腔内挿入具の外部に配置されていること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの膨張収縮部材の内圧検出装置。
  5. 前記圧力検出管路は、前記体腔内挿入具の内部に設けられていること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つの膨張収縮部材の内圧検出装置。
  6. 前記体腔内挿入具は、内視鏡の挿入部であること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの膨張収縮部材の内圧検出装置。
  7. 前記体腔内挿入具は、内視鏡の挿入部が挿通される内視鏡補助具であること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの膨張収縮部材の内圧検出装置。
  8. 前記体腔内挿入具は、内視鏡の鉗子口から導出される内視鏡処置具であること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの膨張収縮部材の内圧検出装置。
  9. 前記体腔内挿入具は内視鏡の挿入部であって、
    前記挿入部は基端側から順に、可撓性を有する軟性部と、基端側に前記軟性部が連設され湾曲操作される湾曲部と、前記湾曲部が湾曲操作されることにより所望の方向に向けられる先端部とが構成されるときに、
    前記膨張収縮部材の近傍とは、前記軟性部における前記湾曲部との接続部分の近傍であること、
    を特徴とする請求項3の膨張収縮部材の内圧検出装置。
  10. 体腔内に挿入される体腔内挿入具と、
    前記体腔内挿入具に設けられた膨張収縮部材と、
    前記膨張収縮部材の内部の流体が供給排出される給排管路と、
    前記給排管路に接続され前記膨張収縮部材の内部の流体を供給排出する給排手段と、
    前記給排管路とは別に設けられ前記膨張収縮部材の内部に連通される圧力検出管路と、
    前記圧力検出管路に接続され前記膨張収縮部材の内圧を検出する圧力検出手段と、
    前記内圧検出手段の検出結果に基づき前記給排手段を制御することにより前記膨張収縮部材の内圧を制御する内圧制御部と、
    を有することを特徴とする内視鏡装置。
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