JP2005277668A - 無線受信装置及び無線受信方法 - Google Patents
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Abstract
受信環境の変化によらず高品質な情報を受信することが可能となり、低消費電力化を図ることができる。
【解決手段】
無線信号を受信する複数のアンテナ素子101と、重み係数記憶手段117に記憶された重み係数に基づいて前記複数のアンテナ素子で受信された無線信号を重み付け合成する手段111と、この合成された無線信号を復調する手段114とを備えた無線受信装置において、前記合成された無線信号の伝送路応答を算出し、その伝送路応答の変化を検出する手段115と、検出された伝送路応答の変化に検出したとき前記重み係数を算出し116、算出された重み係数により重み係数記憶手段117に記憶された重み係数を更新することを特徴とする無線受信装置。
【選択図】 図1
Description
(実施の形態1)
図1には本発明にかかるアダプティブアレーアンテナを備えた無線受信装置の構成例を示す。このアダプティブアレーアンテナを備えた無線受信装置は、複数のアンテナ素子101−1〜101−nで受信された無線信号は、各アンテナ素子に対応した無線部(それぞれ低雑音増幅器:LNA、周波数変換器:DC、周波数選択器:filter、A/D変換器:ADCを含む)110−1〜110−nを介して、それぞれ対応する乗算器111−1〜111−nに入力される。各乗算器は受信信号を複素合成するための重み係数を受信信号に乗算してウエイトをかける。乗算器11−1〜111−nの出力信号を加算器112で合成され、アレー出力となる合成信号113を得る。合成信号113は復調部114に入力され復調される。
(実施の形態2)
本発明の伝送路応答検出及び重み係数算出の基本的な手続を図2に示す。例えば無線LANの国際標準規格であるIEEE802.11a準拠の方式においては、新たな無線パケットを受信したところでその受信信号(時間波形)から現在の伝送路応答(周波数波形)を算出する(ステップS201)。具体的にはIEEE802.11a準拠の通信方式の場合、送信側の送信パケット先頭のプリアンブル部に既知信号が含まれており、伝送路応答を算出する一例として、受信されたパケット先頭のプリアンブル部で伝送路応答を算出する。またはデータシンボル内の既知信号であるパイロットサブキャリア信号で伝送路応答部を算出してもよい。そして現在の伝送路応答は、過去に算出され記憶部に記憶された過去の伝送路応答と比較され(ステップS202)、両者の間に差(変化)がある場合には(ステップS203)、無線受信環境に変化があったものと判断して、アダプティブアレーアンテナの各アンテナ素子の受信ウェイト(重み係数)を現状の無線受信環境に適合させるため、重み係数の再計算を行なう(ステップS204)。逆に現在の伝送路応答と過去の伝送路応答との間に差(変化)が見られなかった場合には、各アンテナ素子の重み係数を再計算、更新することなく無線信号の受信を継続する。
(実施の形態3)
図3は本発明の伝送路応答変化検出手段115において受信信号(時間波形)から受信信号の周波数応答を算出して受信環境の変化を検出する構成のブロック図である。複数のアンテナ素子で受信され加算・合成されたマルチキャリア合成信号113は所定時間分蓄積した時間領域の信号として入力される。伝送路応答算出部201では、このマルチキャリア合成信号(時間波形)を高速フーリエ変換(FFT)することにより、受信信号の周波数応答(周波数領域の信号)を求める。
(実施の形態4)
図4は、マルチキャリア伝送方式において、本発明の無線受信装置を適用する際のアダプティブアレーアンテナの各素子の重み付け再計算を行なう際の、無線伝搬環境の変化を検出するための伝送路応答変化検出部の構成例を示すブロック図である。マルチキャリア合成信号113を伝送路応答算出部201で高速フーリエ変換(FFT)し、合成信号113の周波数応答を求める。ここでマルチキャリア合成信号113は複数のサブキャリアを含むため、周波数領域に変換された応答波形から各サブキャリアの受信信号強度を算出する。
(実施の形態5)
図5は、本発明の無線受信装置の伝送路応答変化検出部の変化検出方法の基本概念を説明するための図である。伝送路応答算出部201において計算された受信信号の周波数応答と伝送路応答記憶部202に記憶された過去の受信信号の周波数応答との差分を得ることにより、現在と過去との無線受信環境の変化(の周波数応答)を検出することができる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の無線受信装置の伝送路応答変化検出部における変化検出の第2の方法の概念を説明するための図である。伝送路応答算出部201により計算された受信信号の周波数応答と伝送路応答記憶部202に記憶された過去の受信信号の周波数応答との差分を得ることにより、現在と過去との無線受信環境の変化(の周波数応答)を検出することができる点については実施の形態5で説明した方法と同様である。
(実施の形態7)
図7は本発明の無線受信装置の伝送路応答変化検出部における変化検出の第3の方法の概念を説明するための図である。伝送路応答算出部201において計算された受信信号の周波数応答、伝送路応答記憶部202に記憶された過去の受信信号の周波数応答はそれぞれ振幅と位相成分を有する複素情報として表現される。既述の実施の形態においては受信信号の周波数応答の振幅成分に着目して、受信環境の変化を検出する方法を説明した。
(実施の形態8)
図8は本発明の無線受信装置の伝送路応答変化検出部における伝送路環境の変化検出の第4の方法の概念を説明するための図である。本実施の形態では、伝送路応答算出部201の出力(現在の受信信号の周波数応答)と伝送路応答記憶部202の出力(過去の受信信号の周波数応答)の比較に際して、パイロットサブキャリア間の差分値と他の(一般の)サブキャリア間の差分値とを区別して取り扱うことを特徴とする。
(実施の形態9)
図9には本発明のアダプティブアレーアンテナを備えた無線受信装置の第2の構成例を示す。このアダプティブアレーアンテナを備えた無線受信装置は、複数のアンテナ素子401−1〜401−nで受信された無線信号は、図示しない無線部(それぞれLNA、DC、filter、ADC等を含む)を介して、それぞれ対応する乗算器411−1〜411−nに入力される。各乗算器は受信信号を複素合成するための重み係数を受信信号に乗算してウエイトをかける。乗算器411−1〜411−nの出力信号は加算器で合成され、アレー出力となる合成信号を得る。合成信号113は復調部114に入力され復調される。
(実施の形態10)
図10は本発明の無線受信装置の第2の構成例で用いられる伝送路応答変化検出部415のブロック図である。各アンテナ素子401−1〜401−nからの出力は各伝送路応答算出部501−1〜501−nでそれぞれの受信信号に対応した伝送路応答が算出される。それぞれの伝送路応答算出部501−1〜501−nの出力(各アンテナ素子で現在受信した受信信号の周波数応答)とそれぞれの伝送路応答記憶部502−1〜502−nの出力(各アンテナ素子で過去に受信した受信信号の周波数応答)をそれぞれの伝送路応答比較部503−1〜503−nで比較する。比較結果は重み計数算出部116に出力される。
(実施の形態11)
図11は本発明の無線受信装置の第2の構成例で用いられる伝送路応答変化検出部における変化検出の方法の概念図を説明するための図である。この実施の形態においては、例えば各アンテナ素子に設定された重み係数の大きさに応じて、伝送路応答の変化のしきい値を小さくするよう構成する。
110−1〜110−n…無線部
111ー1〜111−n、411−1〜411−n…乗算器
114、414…復調部
115、415…伝送路応答変化検出部
116、416…重み係数算出部
117、417…重み係数記憶部
201、501−1〜501−n…伝送路応答算出部
202、502−1〜502−n…伝送路応答記憶部
203、503−1〜503−n…伝送路応答比較部
Claims (5)
- 無線信号を受信する複数のアンテナ素子と、重み係数記憶手段に記憶された重み係数に基づいて前記複数のアンテナ素子で受信された無線信号を重み付け合成する手段と、この合成された無線信号を復調する手段とを備えた無線受信装置において、
前記合成された無線信号の伝送路応答を算出し、その伝送路応答の変化を検出する手段と、検出された伝送路応答の変化に検出したとき前記重み係数を算出し、算出された重み係数により重み係数記憶手段に記憶された重み係数を更新することを特徴とする無線受信装置。 - 無線信号を受信する複数のアンテナ素子と、重み係数記憶手段に記憶された重み係数に基づいて前記複数のアンテナ素子で受信された無線信号を重み付け合成する手段と、この合成された無線信号を復調する手段とを備えた無線受信装置において、
前記複数のアンテナ素子で受信された無線信号の伝送路応答を算出し、その伝送路応答の変化を検出する手段と、検出された伝送路応答の変化を検出したとき前記重み係数を算出し、算出された重み係数により重み係数記憶手段に記憶された重み係数を更新することを特徴とする無線受信装置。 - 前記伝送路応答変化検出手段は、無線信号の伝送路を算出する手段と、過去の無線信号に基づき算出された伝送路を記憶する手段と、前記伝送路算出手段で算出された伝送路応答と前記伝送路記憶手段に記憶された伝送路応答とを比較して伝送路応答の差分を検出する手段とを具備したことを特徴とする請求項1または2記載の無線受信装置。
- 前記無線信号の伝送路を算出する手段は、前記無線信号の時間領域の応答を周波数領域の応答に変換する手段を具備したことを特徴とする請求項3記載の無線受信装置。
- 所定の重み係数に基づいて複数のアンテナ素子で受信された無線信号を重み付け合成し、合成された無線信号を復調してなる無線受信方法において、前記複数のアンテナ素子で受信された無線信号または前記合成された無線信号の伝送路応答の変化を検出したとき、前記所定の重み係数を更新することを特徴とする無線受信方法。
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WO2007110912A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 品質監視方法および受信機 |
JP2008128657A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Denso Corp | 通信統合レーダ装置、通信統合レーダシステム |
JP2009534880A (ja) * | 2006-04-18 | 2009-09-24 | ミツビシ・エレクトリック・アールアンドディー・センター・ヨーロッパ・ビーヴィ | 少なくとも1つのパイロット信号を重み付けするために通信装置によって用いられる電力情報を転送する方法 |
JP2012008117A (ja) * | 2010-05-21 | 2012-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | 変位計測システム |
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2004
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