JP2005277624A - 自動原稿送り装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿ガイドの移動に基づいて適切な制御を行うことができる自動原稿送り装置及び方法を提供する。
【解決手段】ステップS10において、原稿台に原稿がセットされたと判定されると、ステップS12において、所定時間T1が経過したか否かを判定し、所定時間T1が経過していない場合は、ステップS14に進み、原稿ガイドが移動したか否かを判定し、原稿ガイドが移動した場合は、ステップS16に進み、所定時間T2が経過した後、ステップS18で原稿台のリフトアップを開始する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばデジタル複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる自動原稿送り装置及び方法に関するものである。
この種の自動原稿送り装置は、原稿台に原稿を載置し、この載置された原稿をピックアップロールによりピックアップし、さらに搬送装置により原稿読取部へ搬送し、この原稿読取部で原稿を読み取るようになっている。原稿台に原稿が載置されると、原稿台を自動的に上昇させて最上位の原稿先端部分をピックアップロールに接触させたり、あるいはピックアップロールを自動的に下降させて最上位の原稿先端部分をピックアップロールに接触させたりすることは公知である。
このような自動原稿送り装置においては、原稿台の上昇タイミングあるいはピックアップロールの下降タイミングが問題となる。従来例の一つとして、ファーストコピー時間を早くするために原稿台に原稿が載置された後直ちに原稿台を上昇させるモードと、オペレータが原稿の載置状態を確認できるようにするために原稿台に原稿が載置された後、スタートボタンが押されたことにより、原稿台を上昇させるモードとを選択できるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。また、他の従来例として、画像形成装置本体側での動作可能状態が確認されてから原稿台を上昇させるようにしたものが知られている(特許文献2参照)。
特開平11−237770号公報 特開2000−53255号公報
しかしながら、原稿が載置された後直ちに原稿台を上昇させるようにした場合は、例えばオペレータが原稿ガイドを動かして原稿束に原稿ガイドを合わせようとしている最中に原稿台が上昇するため、オペレータに対して使い勝手が悪い印象を与えるし、原稿束を整列させることができず、給紙動作に不具合(ジャム等)を発生させるおそれがある。一方、スタートボタンを押したり、画像形成装置本体側での動作可能状態を確認した後に原稿台を上昇させるようにした場合は、原稿を最初に送るまでの時間が長くなる。
本発明は、特に原稿ガイドの移動に着目し、原稿ガイドの移動に基づいて適切な制御を行うことができる自動原稿送り装置及び方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の特徴とするところは、原稿を載置する原稿台と、この原稿台の少なくとも一部を昇降させる原稿台昇降手段と、前記原稿台に原稿があるか否かを検知する原稿検知手段と、前記原稿台に載置された原稿をガイドするよう移動自在の原稿ガイドと、この原稿ガイドの移動を検知する原稿ガイド検知手段と、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した場合、前記原稿ガイド検知手段の検知結果に応じて前記原稿台昇降手段を制御する制御手段とを有する自動原稿送り装置にある。
好ましくは、前記制御手段は、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した時から所定時間経過後に前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を開始するよう制御する。
また、好ましくは、前記制御手段は、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した時から所定時間経過するまでは前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を禁止するよう制御する。
また、好ましくは、前記制御手段は、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した時から所定時間経過するまでの間、前記原稿ガイドの移動を監視するよう制御する。
ここで、好ましくは、前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過後に前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を開始するよう制御する。
また、ここで、前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過するまでは前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を禁止するよう制御する。
また、好ましくは、前記制御手段は、前記原稿台昇降手段の駆動を開始した時から終了するまでの間、前記原稿ガイドの移動を監視するよう制御する。
ここで、前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過後に前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を再開するよう制御する。
また、ここで、前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過するまでは前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を禁止するよう制御する。
本発明の第2の特徴とするところは、原稿を載置する原稿台と、この原稿台の原稿をピックアップするピックアップロールと、前記原稿台に載置された原稿をガイドするよう移動自在の原稿ガイドと、この原稿ガイドの移動を検知する原稿ガイド検知手段と、この原稿ガイド検知手段の検知結果に応じて前記ピックアップロールを制御する制御手段とを有する自動原稿送り装置にある。
好ましくは、前記ピックアップロールを昇降させるピックアップロール昇降手段を有し、前記制御手段は、前記ピックアップロール昇降手段を制御する。
また、好ましくは、前記ピックアップロールを回転させるピックアップロール回転手段を有し、前記制御手段は、前記ピックアップロール回転手段を制御する。
本発明の第3の特徴とするところは、原稿を載置する原稿台と、この原稿台の原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、前記原稿台に載置された原稿をガイドするよう移動自在の原稿ガイドと、この原稿ガイドの移動を検知する原稿ガイド検知手段と、この原稿ガイド検知手段の検知結果に応じて前記原稿サイズ検知手段の有効、無効を制御する制御手段とを有する原稿送り装置にある。
本発明の第4の特徴とするところは、原稿が原稿台に載置されたことを検知した場合、前記原稿台に載置された原稿をガイドする原稿ガイドの移動を監視し、前記原稿ガイドの移動に基づいて前記原稿台の昇降を制御する自動原稿送り方法にある。
本発明の第5の特徴とするところは、原稿が原稿台に載置されたことを検知した場合、前記原稿台に載置された原稿をガイドする原稿ガイドの移動を監視し、前記原稿ガイドの移動に基づいて前記原稿台の原稿をピックアップするピックアップロールを制御する自動原稿送り方法にある。
本発明の第6の特徴とするところは、原稿が原稿台に載置されたことを検知した場合、前記原稿台に載置された原稿をガイドする原稿ガイドの移動を監視し、前記原稿ガイドの移動に基づいて前記原稿台上の原稿サイズ検知の有効、無効を制御する自動原稿送り方法にある。
次に本発明の実施形態について説明する。
図1において、画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は例えばカラー用のもので、画像形成部12と、原稿読取装置14とを有する。画像形成部12は、例えばゼログラフィ方式のもので、シートが積載された給紙トレイ16を有し、この給紙トレイ16からシート搬送路20に供給されたシートに画像を形成するようになっている。
即ち、画像形成部12は、感光体22と、この感光体22を一様に帯電する帯電器24と、この帯電器24により一様に帯電された感光体22に潜像を形成する露光装置26と、この露光装置26により形成された感光体22上の潜像をトナーで可視化する現像装置28と、この現像装置28により形成されたトナー像を中間転写ベルト30に転写する一次転写装置32と、感光体22に残ったトナーをクリーニングする感光体クリーナ34とを有する。露光装置26は、例えばレーザ走査方式のもので、後述する原稿読取装置14の読取センサ58で読み取った原稿の画像をレーザのオンオフ信号に変えて出力する。現像装置28は、例えばロータリ式のもので、Y,M,C,K4色の現像器36a,36b,36c,36dが周囲に配置され、各色を現像するときに感光体22に対峙するよう回転する。一次転写装置32は例えばコロトロンから構成され、この転写装置32により4色のトナー像が中間転写ベルト30に転写される。中間転写ベルト30に転写されたトナー像は、二次転写装置38によりシートに転写され、このシートが定着装置40に送られ、この定着装置40によりトナー像がシートに定着され、このトナー像が定着されたシートが排出トレイ42に排出される。中間転写ベルト30に残ったトナーは中間転写ベルトクリーナ44により掻き落される。
シート搬送路20には、レジストロール46が配置されている。このレジストロール46は、供給されたシートを一時停止させ、中間転写ベルト30にトナー像が形成されるタイミングと同期してシートを二次転写装置38にシートを供給するように制御される。
原稿読取装置14は、原稿を光学的に読み取る光学系48と、自動原稿送り装置50とを有する。
光学系48は、原稿に光を照射するランプ52と、原稿からの光を反射する反射ミラー54a,54b,54cと、この反射ミラー54a〜54cからの光を収束させるレンズ56と、このレンズ56により収束した光を読み取る読取センサ58とを有する。読取センサ58は例えばCCDから構成されている。この光学系48は、反射ミラー54a〜54c等を端部付近に設けられた読取部固定して後述する自動原稿送り装置50により送られた原稿を流し読みする機能と、反射ミラー54a〜54c等を走査して原稿台ガラス60上に載置された原稿を読み取る機能とを備えている。
自動原稿送り装置50は、多数の原稿が載置される原稿台62と、原稿を搬送する原稿搬送路64と、画像を読み取った後の原稿が排出される排出台66とを有する。
図2及び図3において、自動原稿送り装置50の詳細が示されている。原稿搬送路64は、主搬送部68と反転部70とを有する。主搬送部68はU字状に形成され、搬送装置を構成するピックアップロール72、フィードロール74、プリレジストロール76、レジストロール78、アウトロール80及び排出ロール82とが設けられている。ピックアップロール72は、原稿送り時に下降し、原稿台62に載置された原稿をピックアップする。フィードロール74は、ピックアップロール72から送られた原稿を捌き、最上部にある原稿のみを供給する。プリレジストロール76は、フィードロール74から送られた原稿を一時停止させてループを形成し、斜行補正をするようになっている。レジストロール78は、プリレジストロール76から送られた原稿を一時停止させ、読み取りタイミングを採るようにする。原稿を排出する場合は、排出ロール82を正転させ、アウトロール80及び排出ロール82を介して排出台66へ排出する。
反転部70は、一端がアウトロール80と排出ロール82との間で主搬送部68に接続され、他端がプリレジストロール76で主搬送部68に接続されている。反転部70の一端付近には反転ゲート84が設けられており、原稿を反転させる場合は、原稿の後端が排出ロール82付近まで到達した段階で排出ロール82を逆転させ、反転ゲート84が下方に位置することで原稿を反転部70に導くようにする。この反転ゲート84は、原稿の押圧力で開き、反転ゲート84の自重で閉じるようにしてもよいし、反転ゲート84を開閉するアクチュエータを設けてもよい。
読取部86は、レジストロール78とアウトロール80との間にあって、プラテンガラス88を有し、このプラテンガラス88に原稿を押し付け、原稿読み取り位置で原稿が読み取られるようになっている。
前述した原稿台62は、本体部96とこの本体部96に対して揺動自在の昇降部98とから構成されている。昇降部98は、原稿台62の先端部分をピックアップロール72に向けて上下動する。
なお、この実施形態においては、原稿台62の昇降部98のみを動かすようにしたが、原稿台62の全体を上下動させるようにしてもよい。
原稿台62の昇降部98の先端側には、突き当て部材90が設けられていると共に、側部には、対をなす原稿ガイド100a,100bが設けられている。この原稿ガイド100a,100bは、連動機構102を介して互いに連動して原稿の主走査方向に移動し、原稿をセンタで位置決めするようにしてある。連動機構102は、ラック104a,104bと、このラック104a,104bに噛み合うピニオン106とから構成されている。即ち、ラック104a,104bは、原稿台62の裏面において原稿ガイド100a,100bに固定され、原稿台62に形成された溝(図示せず)に沿って摺動する。ピニオン106は、原稿台62の裏面において原稿台62に回動自在に取り付けられている。したがって、いずれか1つの原稿ガイド100a,100bを動かすと、一方のラック104a,104bを介してピニオン106を回転させ、他方のラック104a,104bを介して他方の原稿ガイド100a,100bを一方の原稿ガイド100a,100bへ原稿台62のセンタを中心に近付けるか又は遠ざけるかのいずれか一方に移動させる。
原稿台62には、原稿ガイド100a,100bの略中央に原稿センサ108が設けられている。この原稿センサ108は、例えばフォトインタラプタから構成され、原稿台62に原稿が載置されたか否かを検出するようになっている。また、前述したピニオン106には、例えばポテンショメータからなる原稿ガイドセンサ110が設けられている。この原稿ガイドセンサ110は、原稿ガイド100a,100bの位置を検知することにより主走査方向の原稿サイズを検知すると共に、前回検知した位置と現在位置との差により原稿ガイド100a,100bが移動したか否かを検知する。さらに、原稿台62には原稿サイズ検出手段を構成するサイズセンサ112a,112bが設けられている。このサイズセンサ112a,112bは、例えば例えばフォトインタラプタから構成され、原稿の副走査方向のサイズを検知する。また、原稿台62の先端近傍にはリフトセンサ114が設けられており、このリフトセンサ114は、原稿台62が所定位置、即ち、原稿台62に載置されている最上位の原稿が原稿搬送位置まで上昇したか否かを検知する。
前述した原稿台62の昇降部98は、原稿台昇降手段を構成する第1のモータ116により昇降される。また、前述したピックアップロール72は、ピックアップ昇降手段を構成する第2のモータ118により昇降され、リフトセンサ114により原稿台62が所定位置に上昇するのと合わせて下降し、原稿台62に載置された最上位の原稿にピックアップロール72が接触するように駆動する。また、ピックアップロール72を回転駆動させる第3のモータ120が設けられている。
なお、この実施形態においては、原稿台62を昇降させると共に、ピックアップロール72を昇降させるようにしているが、他の実施形態として、原稿台62又はピックアップロール72のいずれか一方のみを駆動させ、他方は位置を固定するようにしてもよい。
図4において、自動原稿送り装置50を制御する制御装置の一例が示されている。制御回路122は例えばCPUから構成されており、この制御回路122には、原稿センサ108、原稿ガイドセンサ110、原稿サイズセンサ112a,112b及びリフトセンサ114からの検知信号が入力される。また、この制御回路122には、タイマ124が接続されている。そして、制御回路122は、第1のモータ116、第2のモータ118及び第3のモータ120の駆動を制御する。
次に上記実施形態に係る制御回路122の制御フローを図5及び図6を参照して説明する。
まずステップS10において、原稿センサ108からの出力に基づいて、原稿台62に原稿がセット(載置)されているか否かを判定し、原稿台62に原稿がセットされるまで待機する。原稿が原稿台62にセットされていない初期状態にあっては、原稿台62には下端位置にあり、ピックアップロール62の上端位置にある。原稿62に原稿がセットされると、原稿センサ108からは原稿がセットされた旨の信号が出力され、次のステップS12へ進む。
次のステップS12においては、タイマ124にセットされた所定時間T1が経過したか否かを判定する。所定時間T1が経過していないと判定された場合は、次のステップS14に進む。このステップS14においては、原稿ガイドセンサ108からの出力に基づいて原稿ガイド100a,100bが移動したか否かを判定し、移動していないと判定された場合はステップS10へ戻る。即ち、ステップS12とステップS14とにより、原稿台62に原稿がセットされた時から所定時間T1が経過するまで原稿ガイド100a,100bが移動したか否かを監視していることになる。
次のステップS14において、原稿ガイド100a,100bが移動したと判定された場合は、次のステップS16へ進む。このステップS16においては、タイマ124にセットされた所定時間T2が経過したか否かを判定する。前述したステップS12において、所定時間T1が経過したと判定された場合、又はステップS16において、所定時間T2が経過したと判定された場合は、ステップS18へ進み、第1のモータ116及び第2のモータ118に出力して原稿台62の昇降部98を上昇を開始させると共に、ピックアップロール62の下降を開始する。即ち、ステップS12で所定時間T1が経過するまで、又はステップS16で所定時間T2が経過するまでは、原稿台62の上昇動作及びピックアップロール62の下降動作は禁止される。
次のステップS20においては、リフトセンサ114の出力に基づいて原稿台62の上昇が終了したか否かを判定する。このステップS20において、原稿台62の上昇が終了していないと判定された場合は、次のステップS22に進む。このステップS22においては、原稿ガイドセンサ108からの出力に基づいて原稿ガイド100a,100bが移動したか否かを判定し、移動していないと判定された場合はステップS20へ戻る。即ち、ステップS20とステップS22とにより、原稿台62の上昇が開始されてから終了するまでの間、原稿ガイド100a,100bが移動したか否かを監視していることになる。
ステップS22において、原稿ガイド100a,100bが移動したと判定された場合は、次のステップS24に進み、原稿台62の上昇動作及びピックアップロール62の下降動作は停止される。次のステップS26においては、タイマ124にセットされた所定時間T3が経過したか否かを判定し、所定時間T3が経過するまで待機する。即ち、所定時間T3が経過するまでは、原稿台62の上昇動作及びピックアップロール62の下降動作は禁止されることになる。ステップS26において、所定時間T3が経過したと判定された場合は、次のステップS28に進み、原稿台62の上昇動作及びピックアップロール62の下降動作を再開し、ステップS20へ戻る。
ステップS20において、リフトセンサ114からの出力に基づいて原稿台62が所定位置まで上昇したと判定された場合は、次のステップS30へ進み、第3のモータ120の駆動を許可し、処理を終了する。そして、画像形成装置本体側から画像形成開始信号を受けることにより第3のモータ120を駆動し、原稿の搬送を開始するものである。
なお、上記実施形態において、タイマ124にセットされた所定時間T1,T2,T3は制御回路122からの出力により、又は手動によりそれぞれの値を変更することができる。また、所定時間T1,T2,T3のそれぞれの値は異なってもよいし、同一であってもよい。
図7において、本発明に係る他の実施形態が示されている。この実施形態は、前述した実施形態と比較すると、ステップS10,12,14,16の処理は同様である。ステップS10において、所定時間T1が経過したと判定された場合、又はステップS16において、所定時間T2が経過したと判定された場合はステップS32へ進み、原稿ガイドセンサ110及び原稿サイズセンサ112a,112bによる原稿サイズ検知を有効にする。原稿台62に原稿がセットされた時から所定時間T1が経過するまでは原稿ガイド100a,100bが移動される可能性があり、一度原稿ガイド100a,100bが移動された時から所定時間T2が経過するまでは再度原稿ガイド100a,100bが移動される可能性があるので、所定時間T1又はT2が経過する前に原稿ガイドセンサ110及び原稿サイズセンサ112a,112bによる原稿サイズ検知を確定すればサイズ情報を誤る可能性があるためである。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿送り装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿送り装置の原稿台を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿送り装置に用いた制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態の作動を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態の作動を示す第2のフローチャートである。 本発明の他の実施形態の作動を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成部
14 画像読取装置
50 自動原稿送り装置
62 原稿台
72 ピックアップロール
100a,100b 原稿ガイド
102 連動機構
108 原稿センサ
110 原稿ガイドセンサ
112a,112b 原稿サイズセンサ
114 リフトセンサ
116 第1のモータ
118 第2のモータ
120 第3のモータ
122 制御回路
124 タイマ

Claims (16)

  1. 原稿を載置する原稿台と、この原稿台の少なくとも一部を昇降させる原稿台昇降手段と、前記原稿台に原稿があるか否かを検知する原稿検知手段と、前記原稿台に載置された原稿をガイドするよう移動自在の原稿ガイドと、この原稿ガイドの移動を検知する原稿ガイド検知手段と、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した場合、前記原稿ガイド検知手段の検知結果に応じて前記原稿台昇降手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 前記制御手段は、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した時から所定時間経過後に前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を開始するよう制御することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置。
  3. 前記制御手段は、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した時から所定時間経過するまでは前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を禁止するよう制御することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置。
  4. 前記制御手段は、前記原稿検知手段により原稿台に原稿があることを検知した時から所定時間経過するまでの間、前記原稿ガイドの移動を監視するよう制御することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置。
  5. 前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過後に前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を開始するよう制御することを特徴とする請求項4記載の自動原稿送り装置。
  6. 前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過するまでは前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を禁止するよう制御することを特徴とする請求項4記載の自動原稿送り装置。
  7. 前記制御手段は、前記原稿台昇降手段の駆動を開始した時から終了するまでの間、前記原稿ガイドの移動を監視するよう制御することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置。
  8. 前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過後に前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を再開するよう制御することを特徴とする請求項7記載の自動原稿送り装置。
  9. 前記制御手段は、前記原稿ガイド検知手段により原稿ガイドの移動を検知した時から所定時間経過するまでは前記原稿台昇降手段による原稿台の駆動を禁止するよう制御することを特徴とする請求項7記載の自動原稿送り装置。
  10. 原稿を載置する原稿台と、この原稿台の原稿をピックアップするピックアップロールと、前記原稿台に載置された原稿をガイドするよう移動自在の原稿ガイドと、この原稿ガイドの移動を検知する原稿ガイド検知手段と、この原稿ガイド検知手段の検知結果に応じて前記ピックアップロールを制御する制御手段とを有することを特徴とする自動原稿送り装置。
  11. 前記ピックアップロールを昇降させるピックアップロール昇降手段を有し、前記制御手段は、前記ピックアップロール昇降手段を制御することを特徴とする請求項10記載の自動原稿送り装置。
  12. 前記ピックアップロールを回転させるピックアップロール回転手段を有し、前記制御手段は、前記ピックアップロール回転手段を制御することを特徴とする請求項10記載の自動原稿送り装置。
  13. 原稿を載置する原稿台と、この原稿台の原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、前記原稿台に載置された原稿をガイドするよう移動自在の原稿ガイドと、この原稿ガイドの移動を検知する原稿ガイド検知手段と、この原稿ガイド検知手段の検知結果に応じて前記原稿サイズ検知手段の有効、無効を制御する制御手段とを有することを特徴とする原稿送り装置。
  14. 原稿が原稿台に載置されたことを検知した場合、前記原稿台に載置された原稿をガイドする原稿ガイドの移動を監視し、前記原稿ガイドの移動に基づいて前記原稿台の昇降を制御することを特徴とする自動原稿送り方法。
  15. 原稿が原稿台に載置されたことを検知した場合、前記原稿台に載置された原稿をガイドする原稿ガイドの移動を監視し、前記原稿ガイドの移動に基づいて前記原稿台の原稿をピックアップするピックアップロールを制御することを特徴とする自動原稿送り方法。
  16. 原稿が原稿台に載置されたことを検知した場合、前記原稿台に載置された原稿をガイドする原稿ガイドの移動を監視し、前記原稿ガイドの移動に基づいて前記原稿台上の原稿サイズ検知の有効、無効を制御することを特徴とする自動原稿送り方法。
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