JP2005276331A - ガイドシャフトの保持機構及びそのガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置 - Google Patents

ガイドシャフトの保持機構及びそのガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 フックを利用してガイドシャフトを固定する際、ガイドシャフトをラジアル方向の動きを規制するガイド壁の間に安定した状態で誘い込むことができるようにする。
【解決手段】 ガイドシャフト4の端部を保持す保持部材5は、基台部7と、この基台部7の両側に相対向して立設する左右一対のガイド壁8A,8Bと、基台部7の後端部に立設する可撓性を有するストッパ部9と、このストッパ部9の先端に設けたフック部10を備える。一方のガイド壁8Aは、ストッパ部9より高く形成され、ガイドシャフト4をフック部10に係止するのに先立ってガイドシャフト4の周面をガイド壁8Aに押し付けることが可能である。これにより、ガイドシャフト4をガイド壁8Aに沿わせた状態でガイド壁8A,8Bへと安定した状態で誘導することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガイドシャフトの保持機構に係り、特に光ディスクなどの記憶媒体への情報の記憶、或いは記憶媒体の情報を再生するピックアップを平行移動させるガイドシャフトの保持機構及びそのガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置に関する。
例えば、ディスク装置においては、ピックアップが備えられており、このピックアップは、シャーシに固定した一対のガイドシャフトに沿って光ディスクに半径方向に平行移動して例えば光ディスクなどの記憶媒体に記憶された情報の再生あるいは記憶媒体へ記憶するようにしている。このような、ピックアップ用のガイドシャフトをシャーシの固定するための技術として従来から種々の構造のものが提案され、例えば、特許文献1ではシャーシから基準片と押え片を折曲形成し、基準片にガイドシャフトの端部を突き当て状態で押え片を捻ってガイドシャフトの両端を保持するようにした技術が開示され、また、特許文献2では、シャーシに切り起しを設け、この切り起しにガイドシャフトの周面を突き当てるとともに、切り起しにガイドシャフトを押し付けるねじをシャーシに螺着し、このねじと切り起しとでガイドシャフトを保持するようにした技術が開示されている。
実開平2−46967号公報 特開平7−57404号公報
しかし、前記特許文献1のようにシャーシから一体形成した押え片を捻ってガイドシャフトを固定する方法は、基準片に対してガイドシャフトを位置決めし、さらに押え片の曲げ加工を行うといった煩わしい作業が必要であり、作業効率が悪いばかりでなく、ガイドシャフトの組付け後、ガイドシャフトを分解することが極めて困難である。この点、特許文献2のようにねじによってガイドシャフトを固定する方法は、ねじを取り外すことによってガイドシャフトの分解作業は比較的簡単に行うことができるが、ガイドシャフトの着脱時にねじの締め付けあるいは緩める必要があり作業性に劣るとともに、組付け部品点数も増加し、ねじの締め付け作業も伴うことから作業的にも非能率的である。
そこで、組付け部品点数を増やすことなく、ワンタッチでガイドシャフトを着脱できる方法として、例えば、弾性変形可能なフックを利用してガイドシャフトを固定するこが考えられる。このような、フックでガイドシャフトを固定する構造としては、例えば、図7に示すように、合成樹脂などによってガイドシャフトSを保持する保持部材Hを設け、この保持部材Hに一対の規制部H1と、可撓性を有するストッパ部H2とを形成し、このストッパ部H2の先端側にフック部H3を一体的に形成する。そして、図7で二点鎖線で示すように、ガイドシャフトSの端部をフック部H3に押し当て規制部H1の間に押し込むことによって、ガイドシャフトSがフック部H3を乗り越えた時点でストッパ部H2を弾性復帰する。これにより、ガイドシャフトSは、一対の規制部H1でラジアル方向の動きが規制されるとともに、ストッパ部H2でスラスト方向の動きを規制し、さらに、フック部H3と保持部材HとでガイドシャフトSの上下方向の動きを規制することができる。
このように、フック部H3によってガイドシャフトSを保持する構造においては、ガイドシャフトSを規制部H1の間に押し込むといった簡単な操作で保持部材Hにワンタッチで固定でき、また、部品点数を増やすことなく、極めて簡単にガイドシャフトSに組付けることができる。しかし、このようなフック部H3を利用した固定方法では、フック部H3を乗り越えたガイドシャフトSが規制部H1に挿入され、その規制部H1の間に挿入したガイドシャフトSをフック部H3によって上下方向の動きを規制する構造であるから、フック部H3の下部に規制部H1が位置することから、フック部H3とガイドシャフトSと係合時において、ガイドシャフトSを保持する部材がない。一方、フック部H3とガイドシャフトSとの係合時においては、ストッパ部H2が外方に撓んで、その弾性復元力による押圧力がガイドシャフトSに加わることから、図7で一点鎖線で示すように、ガイドシャフトSがフック部H3から外れる左右方向に変動しやすく、ガイドシャフトSを左右の規制部H1の間に安定した状態で誘い込むことができず、効率的な組付け作業が行えない、という課題を有している。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、フックを利用してガイドシャフトを簡単かつ容易に固定できるとともに、ガイドシャフトをラジアル方向の動きを規制する規制部材に安定した状態で誘い込むことができるガイドシャフトの保持機構及びそのガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1のガイドシャフトの保持機構は、シャーシに一対の保持部材を設け、この少なくとも一方の保持部材は、前記ガイドシャフトを支持する支持部と、前記ガイドシャフトのラジアル方向の動きを規制する一対のガイド壁と、ガイドシャフトのスラスト方向の動きを規制する可撓性を有するストッパ部と、このストッパ部に形成されるフック部とを備え、前記ガイド壁間へのガイドシャフトの挿入時にガイドシャフトとフック部とを係合させ、該フック部と前記支持部とでガイドシャフトの上下方向の動きを規制するように構成したガイドシャフトの保持機構において、少なくとも前記一方のガイド壁を前記フック部より高く形成し、前記ガイドシャフトとフック部との係合時にガイドシャフトとガイド壁とを当接可能に設けたことを特徴とする。
請求項1の構成により、ガイドシャフトの端部をストッパ部のフック部に当接させ、さらに、ストッパ部とガイド壁の間に押し込む。このガイドシャフトとフック部との係合時において、ガイド壁がフック部より高く形成されているから、ガイドシャフトをストッパ部のフック部に係止するのに先立ってガイドシャフトの周面をガイド壁に押し付けた状態で下方に移動させてガイドシャフトの外端縁をフック部と突き当ることができる。このように、ガイド壁によってガイドシャフトを安定的に案内させた状態でガイドシャフトをフック部と係合させることができるからガイドシャフトとフック部との係合におけるガイドシャフトの変動が抑制される。そして、ガイドシャフトとフック部とが係合した状態でさらにガイドシャフトをガイド壁側に押し込むことによって、フック部が押されてストッパ部が外方に撓み、ガイドシャフトがフック部を乗り越えた時点でストッパ部が弾性復帰する。これにより、ガイドシャフトは左右のガイド壁に挟まれてラジアル方向の動きが規制され、さらに、復帰したフック部と支持部によってガイドシャフトの上下方向に動きが規制される。
請求項2のガイドシャフトの保持機構は、請求項1記載のガイドシャフトの保持機構において、前記フック部が前記ガイドシャフトの端面と当接可能なテーパ状の傾斜面を有し、この傾斜面の下端部より少なくとも前記一方のガイド壁が高く形成されていることを特徴とする。
請求項2の構成により、ガイドシャフトに最もフック部の押圧力が加わるフック部の下端部においては、ガイドシャフトがガイド壁によって支持される。
請求項3のガイドシャフトの保持機構は、請求項1又は2記載のガイドシャフトの保持機構において、前記ガイドシャフトと前記フック部とが係合した状態で、少なくとも前記ガイドシャフトの挿入方向に向かって中心角が120度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より少なくとも前記一方のガイド壁を高く、好ましくは前記中心角が180度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より高く設定したことを特徴とする。
請求項3の構成により、中心角が120度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より少なくとも前記一方のガイド壁を高く形成すれば、ガイドシャフトの下部略1/3はガイド壁に引っ掛かるから、ガイド壁によってガイドシャフトの横方向の変動を抑制することができる。また、ガイドシャフトの外れをより確実に抑制するには、ガイドシャフトとフック部との係合時において、ガイド壁の高さをガイドシャフトが最も太くなるガイドシャフトの直径、すなわち、中心角が180度のガイドシャフトの円周上にある接点と同一の高さに設定することが望まく、このように、中心角が180度のガイドシャフトの円周上にある接点と同一の高さに設定すれば、より確実にガイドシャフトの外れを抑制することが可能となる。
請求項4のガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置は、前記請求項1又は2記載のガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置であって、記憶媒体への情報の記憶、或いは記憶媒体の情報を再生するピックアップを備え、該ピックアップを前記ガイドシャフトによって平行移動するように案内したことを特徴とする。
請求項4の構成により、シャーシにガイドシャフトを組付け、このガイドシャフトに沿ってピックアップが記憶媒体の半径方向に平行移動し、記憶媒体への情報の記憶、或いは記憶媒体の情報を再生する。
本発明の請求項1のガイドシャフトの保持機構によれば、シャーシに一対の保持部材を設け、この少なくとも一方の保持部材は、前記ガイドシャフトを支持する支持部と、前記ガイドシャフトのラジアル方向の動きを規制する一対のガイド壁と、ガイドシャフトのスラスト方向の動きを規制する可撓性を有するストッパ部と、このストッパ部に形成されるフック部とを備え、前記ガイド壁間へのガイドシャフトの挿入時にガイドシャフトとフック部とを係合させ、該フック部と前記支持部とでガイドシャフトの上下方向の動きを規制するように構成したガイドシャフトの保持機構において、少なくとも前記一方のガイド壁を前記フック部より高く形成し、前記ガイドシャフトとフック部との係合時にガイドシャフトとガイド壁とを当接可能に設けたものであるから、ガイドシャフトをフック部に係止するのに先立ってガイドシャフトの周面をガイド壁に押し付けることが可能となり、ガイドシャフトをガイド壁に沿わせた状態でガイド壁へと安定した状態で誘導することができる。
本発明の請求項2のガイドシャフトの保持機構によれば、請求項1記載のガイドシャフトの保持機構において、前記フック部が前記ガイドシャフトの端面と当接可能なテーパ状の傾斜面を有し、この傾斜面の下端部より少なくとも前記一方のガイド壁が高く形成されているものであるから、ガイドシャフトに最もフック部の押圧力が加わるフック部の下端部においては、ガイドシャフトをガイド壁によって安定的に支持することができる。
請求項3のガイドシャフトの保持機構によれば、請求項1又は2記載のガイドシャフトの保持機構において、前記ガイドシャフトと前記フック部とが係合した状態で、少なくとも前記ガイドシャフトの挿入方向に向かって中心角が120度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より少なくとも前記一方のガイド壁を高く、好ましくは前記中心角が180度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より高く設定したものであるから、必要最低限のガイド壁の高さを維持しつつ、そのガイド壁によってガイドシャフトを安定的に支持することができる。
本発明の請求項4のガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置によれば、前記請求項1又は2記載のガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置であって、記憶媒体への情報の記憶、或いは記憶媒体の情報を再生するピックアップを備え、該ピックアップを前記ガイドシャフトによって平行移動するように案内したものであるから、ピックアップを備えたディスク装置において、ピックアップを案内するガイドシャフトを簡単かつ容易に固定することができる。
以下、添付図面を参酌しながら、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施例を示しており、同図において、1は金属性薄板を折曲して形成されるシャーシであり、シャーシ1にはピックアップレンズ2を備えたピックアップ3をガイドするための左右一対のガイドシャフト4が組み付けられている。このガイドシャフト4の両端を保持するために、前記シャーシ1には合成樹脂なら成る一対の保持部材5,6が一体的に固定され、一方の保持部材5は、基台部7と、この基台部7の両側に相対向して立設する左右一対のガイド壁8A,8Bと、基台部7の後端部に立設する可撓性を有するストッパ部9と、このストッパ部9の先端に一体形成されるテーパ状の傾斜面10Aを備えた鉤状のフック部10とで構成されている。なお、他方の保持部材6は単にガイドシャフト4の一端部を位置決めするものあり、詳細な説明は省略するが、ガイドシャフト4の一端部を保持する係合溝14を有している。
前記ガイドシャフト4の端部を挿入するガイド壁8A,8Bの間隔は、前記ガイドシャフト4の径より僅かに広く設定され、その内面前端に前記ガイドシャフト4を挟み付ける位置決め突起11,11が相対向して一体形成され、この突起11,11の間隔がガイドシャフト4の径とほぼ対応している。また、ガイド壁8A,8Bはそれぞれ高さが異なり、一方のガイドガイド壁8Aが他方のガイド壁8Bより高く形成され、かつ、これらガイド壁8A,8Bは前記フック部10を構成する傾斜面10Aの下端部10Bより高く形成され、具体的には、図5に示すように、低いガイド壁8Bは、ガイドシャフト4がフック部10の下端部10Bに達した際、ガイドシャフト4の挿入方向に向かってガイドシャフト4の円周上にある中心角θが120度の接点Pとほぼ同一高さに設定され、高いガイド壁8Aは、中心角θが180度の接点P1より高く設定されている。すなわち、フック部10はテーパ状の傾斜面10Aから成り、その下端部10Bにガイドシャフト4が達した時点でガイドシャフト4が受けるストッパ9の押圧力が最も強く作用することから、この状態でガイドシャフト4が安定することが望ましい。したがって、ガイドシャフト4がフック部10の下端部10Bに達した際、ガイド壁8Bの高さをガイドシャフト4の円周上にある中心角θが120度の接点Pとほぼ同一高さに設定すれば、ガイドシャフト4の下部略1/3はガイド壁8Bに引っ掛かかるから、ガイド壁8Bによってガイドシャフト4の左右方向の変動、つまり、フック部10からのガイドシャフト4の外れを抑制することが可能である。ここで、ガイドシャフト4の外れをより確実に抑制するには、ガイドシャフト4がフック部10の下端部10Bに達した際、ガイドシャフト4が最も太くなるガイドシャフト4の直径、すなわち、中心角θが180度のガイドシャフト4の円周上にある接点P1と同一の高さに設定することが望ましく、さらに、その接点P1より高く設定したガイド壁8Aにあっては、フック部10とガイドシャフト4との係合時において、フック部10からガイドシャフト4が外れることはない。なお、前記シャーシ1には前記ガイドシャフト4の支持部となる調整ねじ15が前記基台部7を貫通して螺着され、その先端にガイドシャフト4が載置される。このガイドシャフト4にはガイドシャフト4の組み付け後、図示しないコイルバネが連結され、このコイルバネによって保持部材5で保持したガイドシャフト4が調整ねじ15に押し付けられる。
次に、ガイドシャフト4の組付け手順について説明すると、先ずガイドシャフト4の一端を保持部材6の係合溝14に挿入した状態でガイドシャフト4の他端側をストッパ部9のフック部10に当接させ、さらに、ガイドシャフト4をガイド壁8A,8Bの間に押し込む。このガイドシャフト4とフック部10との係合時において、一方のガイド壁8Aは、ガイドシャフト4の挿入方向に向かってガイドシャフト4の円周上にある中心角θが180度の接点P1より高く設定され、ガイドシャフト4をストッパ部9のフック部10に係止するのに先立ってガイドシャフト4の周面をガイド壁8Aに押し付けた状態で下方に移動させてガイドシャフト4の外端縁をフック部10と突き当ることができる。したがって、ガイド壁8Aに沿わせながらガイドシャフト4をフック部10と当接されることができる。このように、ガイド壁8Aによってガイドシャフト4を安定的に案内させた状態でガイドシャフト4をフック部10と係合させることができるとともに、ガイドシャフト4に最もフック部10の押圧力が加わるフック部10の下端部においては、中心角θが120度の接点Pとほぼ同一高さに設定されたガイド壁8Bと、それより高いガイド壁8Aとでガイドシャフト4が挟まれ、ガイドシャフト4の下部略1/3はガイド壁8Bに引っ掛かるから、これらガイド壁8A,8Bによってガイドシャフト4の左右方向の変動を確実に防止することができる。このように、ガイド壁8A,8Bによって安定的に案内された状態でガイドシャフト4を下方に押し込むことによって、図3(a)で示すように、フック部10が押されてストッパ部9が外方に撓み、ガイドシャフト4がフック部10を乗り越えると、図4(a)で示すように、ストッパ部9の弾性復元力によってストッパ部9が復帰する。これにより、ガイドシャフト4は左右のガイド壁8A,8Bの内面に形成する位置決め突起11に挟まれてラジアル方向の動きが規制され、さらに、復帰したフック部10と調整ねじ15によってガイドシャフト4の上下方向に動きが規制される。このようにして、シャーシ1にガイドシャフト4を組み付けた後、図示しないコイルバネをガイドシャフト4とシャーシ1との間に連結し、このコイルバネによってガイドシャフト4が調整ねじ15に押し付けられる。これにより、ディスク装置の組み立てラインなどにおいては、ターンテーブル及びピックアップ3等の組み付けが終了した後、調整ねじ15によってレーザ光の角度が規定値となるようにディスクに対するガイドシャフト4の距離(高さ位置)及び傾きを調整することができる。
以上のように本実施例においては、ガイドシャフト4をシャーシ1に固定する際、ガイドシャフト4の一端をフック部10に押し付けるといった極めて簡単な操作でガイドシャフト4を簡単に固定することができ、また、固定ねじなどの部品も不要であるから、部品点数も削減することができる。また、ガイドシャフト4をフック10に係合する際、ガイドシャフト4をフック10より高く形成されてガイド壁8Aに沿わせた状態でフック10に押し付けることができるとともに、フック10から最も強い押圧力を受けるガイドシャフト4に最もフック部10の押圧力が加わるフック部10の下端部においては、中心角θが120度の接点Pとほぼ同一高さに設定されたガイド壁8Bとガイド壁8Aとでガイドシャフト4が挟まれ、ガイドシャフト4の下部略1/3はガイド壁8Bに引っ掛かかるから、これらガイド壁8A,8Bによってガイドシャフト4がフック部10から外れることなく、ガイドシャフト4を左右のガイド壁8A,8Bの間に安定した状態で誘い込むことができる。このように、ガイドシャフト4とフック部10との係合時における安定性が向上されることにより、組付け作業時を簡略化でき、作業効率を高めることができる。また、一方のガイド壁8Bは、必要最低限の高さとすることにより、保持部材5をコンパクトに小型化できるとともに、他の周辺機器との干渉も抑制することができる。
以上、本発明の一実施例について詳述したが、本発明は前記一実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例においては、一方のガイド壁8Bを他方のガイド壁8Aより低く形成した例を示したが、図6に示すように、両方のガイド壁8A,8Bをフック部10より高く形成するようにしてもよい。さらに、必ずしも各ガイド壁8A,8Bをフック部10より高く形成する必要はなく、少なくとも何れか一方をフック部10より高く形成すればよい。また、前記実施例では、ガイドシャフト4を上方側から挿入した例を示したが、側方から挿入する構造であってもよく、ガイドシャフト4を支持する保持部材5,6における構成各部の位置関係や形状といった基本的構造は前記実施例に限定されるものはなく、適宜選定すればよいものである。さらに、前記実施例では、ディスク装置に適用した場合を例にして説明したが、種々の電子機器に広く適用可能である。
本発明の一実施例を示す保持部材付近の斜視図である。 同上、シャーシの平面図である。 同上、ガイドシャフトの組付け途中の状態を示しており、図3(a)は側面方向から見た断面図、図3(b)は正面方向から見た断面図である。 同上、ガイドシャフトの組付け状態を示しており、図4(a)は側面方向から見た断面図、図4(b)は正面方向から見た断面図である。 同上、ガイドシャフトに対するガイド壁の高さを示す説明図である。 同上、両方のガイド壁を高く形成した変形例を示す断面図である。 従来のフック構造を用いてガイドシャフトを固定した例を示す断面図である。
符号の説明
1 シャーシ
3 ピックアップ
4 ガイドシャフト
5,6 保持部材
8A,8B ガイド壁
9 ストッパ部
10 フック部
10A 傾斜面
10B 下端部
θ 中心角
P,P1 接点

Claims (4)

  1. シャーシに一対の保持部材を設け、この少なくとも一方の保持部材は、前記ガイドシャフトを支持する支持部と、前記ガイドシャフトのラジアル方向の動きを規制する一対のガイド壁と、ガイドシャフトのスラスト方向の動きを規制する可撓性を有するストッパ部と、このストッパ部に形成されるフック部とを備え、前記ガイド壁間へのガイドシャフトの挿入時にガイドシャフトとフック部とを係合させ、該フック部と前記支持部とでガイドシャフトの上下方向の動きを規制するように構成したガイドシャフトの保持機構において、少なくとも前記一方のガイド壁を前記フック部より高く形成し、前記ガイドシャフトとフック部との係合時にガイドシャフトとガイド壁とを当接可能に設けたことを特徴とするガイドシャフトの保持機構。
  2. 前記フック部が前記ガイドシャフトの端面と当接可能なテーパ状の傾斜面を有し、この傾斜面の下端部より少なくとも前記一方のガイド壁が高く形成されていることを特徴とする請求項1記載のガイドシャフトの保持機構。
  3. 前記ガイドシャフトと前記フック部とが係合した状態で、少なくとも前記ガイドシャフトの挿入方向に向かって中心角が120度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より少なくとも前記一方のガイド壁を高く、好ましくは前記中心角が180度の前記ガイドシャフトの円周上にある接点より高く設定したことを特徴とする請求項1又は2記載のガイドシャフトの保持機構。
  4. 前記請求項1又は2記載のガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置であって、記憶媒体への情報の記憶、或いは記憶媒体の情報を再生するピックアップを備え、該ピックアップを前記ガイドシャフトによって平行移動するように案内したことを特徴とするガイドシャフトの保持機構を備えたディスク装置。
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