JP2005276318A - ディジタル信号再生システム - Google Patents

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隆二 吉田
Kenji Tsukamoto
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Abstract

【課題】 レコード盤のアナログ信号に基づきディジタル式記録媒体からの再生ディジタル信号をシリアルなタイムデータで対応付けて出力制御させ得るディジタル信号再生システムにおいて、前記レコード盤の再生演奏が単位時間当りで相異なった回転数であっても再生ディジタル信号の出力制御が可能であり、よってノーマル回転で単位時間当りの回転数が一種類のレコード盤だけで済み、且つ、再生ディジタル信号の出力制御に支障が生じないことを目的とする。
【解決手段】 レコード盤2をレコードプレーヤ装置3によって毎分33と1/3回転と毎分45回転の回転数で演奏回転させると、それぞれの回転数に対応してレコード盤2から相異なるアナログ信号が生成されるが、CPU15はその生成された相異なるアナログ信号に基づきそれぞれの単位時間当りの回転数に対応してディジタル信号の出力を行うようにDSP21を制御する構成とした。
【選択図】 図1




























Description

レコード盤からのアナログ信号に基づいて、コンパクト・ディスク(以下、CDと称する)やミニ・ディスク等からのディジタル信号が制御されて出力されるディジタル信号再生システムが知られている。
つまり、レコードプレーヤ装置による本来の演奏とは異なって、演奏者がレコード盤に対して手動の力を加えて所望の位置で所望の回転の速さ、所望の回転の方向に演奏することで、本来の演奏で得られるとは異なった音声を出力させる演奏方法、所謂スクラッチ演奏方法が知られている。他方、CD等のディジタル信号で記録された記録媒体を再生演奏する場合には、レコード盤におけるスクラッチ演奏を得ることはできない。
このことに対して、レコード盤からのアナログ信号に基づいてCD等からのディジタル信号の出力を制御可能とし、ディジタル信号に関してもスクラッチ演奏が可能な構成のディジタル信号再生システムが知られている。
この発明は、レコード盤アナログ信号に基づいてディジタル信号が制御されて出力されるディジタル信号再生システムに関し、特に、レコード盤の演奏される単位時間当りの回転数が異なる場合の対応に関する。
上述した目的及び構成に対応したディジタル信号再生システムとして、本願発明者が既に発明して特許出願したディジタル信号再生システムがある。
しかし、当該ディジタル信号再生システムではレコードプレーヤ装置によって回転演奏されるレコード盤は単位時間当りの回転数がただ一通りのものが示されていた。
特願2003−411751
特願2003−411751に係るディジタル信号再生システムでは、レコードプレーヤ装置によって回転されるレコード盤として、演奏時間が約20分のLP盤のみが開示されている。
つまり、同特許出願の書類には、LPレコード盤の単位時間当りの回転数である毎分33と1/3回転のただ一通りで演奏される構成が示されていると受け取れる。
しかしながら、レコード盤は、毎分33と1/3回転だけ回転するもの、毎分45回転だけ回転のもの等がある。
従って、スクラッチ演奏の演奏者によっては、上述構成のディジタル信号再生システムを用いてスクラッチ演奏する場合に単位時間当りの回転数が毎分45回転のレコード盤からのアナログ信号の出力を操作することでディジタル信号の出力を制御するほうが操作し易いという場合が考えられる。
他方、上記特許出願に係るディジタル信号再生システムに対して毎分45回転だけ回転するレコード盤を用意するということは、CD等からのディジタル信号の出力を制御するための特殊な構成のレコード盤を用意するということを意味する。
つまり、斯様な機能を行い得る毎分45回転だけ回転するレコード盤を新たに用意するということは、制御用の信号を生成するレコードは特別に製作するすることになり、コストが大きくなるという問題が生じて来る。
又、毎分33と1/3回転だけ回転のレコード盤と毎分45回転だけ回転のレコード盤を用意しても、それらを使い分けて演奏する際には、レコード盤を交換する必要が生じ、取扱いが繁雑であり且つレコード盤の交換のため時間を必要とするという問題が考えられる。殊に、演奏の途中でレコード盤の単位時間当りの回転数を例えば毎分33と1/3回転から毎分45回転に変えることは実質的にできないという問題があった。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであって、レコード盤からのアナログ信号に基づいてディジタル式の記録媒体からの再生信号をシリアルなタイムデータで対応付けて出力させるディジタル信号再生システムにおいて、レコード盤の再生演奏が単位時間辺りで相異なった回転数であっても、つまり例えば毎分33と1/3回転だけ回転するレコード盤と毎分45回転だけ回転するレコード盤のいずれであっても対応付いて演奏が行われ、又、演奏者がレコード盤の回転数を任意に選択して切換える際にその切換え作業が簡便で且つ短時間で行うことのできるディジタル信号再生システムを提供するものである。
この発明は、ノーマル演奏の単位時間当りの回転が唯一種類のレコード盤をレコードプレーヤ装置が単位時間当りで相異なる複数の回転数で回転させ、且つ、それら単位時間当りで相異なる複数の回転数に対応してレコード盤からアナログ信号が生成されるが、その生成されたアナログ信号に基づきCPUはそれぞれの単位時間当りの回転数に対応してディジタル信号の出力を制御する構成としたディジタル信号再生装置である。
その詳細な構成は、レコード盤を単位時間当りで相異なる複数の回転数で再生演奏するレコードプレーヤ装置と、そのレコードプレーヤ装置で再生演奏でピックアップされると、そのピックアップされている部位の位置、回転の方向及び回転の速さを示すシリアルにタイムデータ化された情報がアナログ信号で生成されるレコード盤と、シリアルにタイムデータ化されたディジタルデータを記録媒体から再生して得られる再生信号を、そのシリアルなタイムデータに対応させて前記レコード盤からのアナログ信号に基づき出力し得るディジタル信号再生手段が備えられ、上記レコード盤が、単位時間当りで相異なる複数の回転数から任意に選択した回転数で上記レコードプレーヤ装置で再生演奏されると、レコード盤からのアナログ信号を前記選択した時間当りの回転数に対応して、記録媒体から再生して得られる上記再生信号が出力させるように構成されたディジタル信号再生システムである。
又、本発明のディジタル信号再生システムとして、レコードプレーヤ装置でレコード盤の再生演奏の単位時間当りの回転数が切換えられた際には、その切換えの時点から切換えで求めた新たな単位時間当りの回転数でターンテーブル7が回転するように擬似的に補完する切換え補完手段が備えられてなるものが挙げられる。
切換え補完手段は、具体的に、ディジタル信号再生手段の側にメモリを有するCPUが備えられ、そのCPUが、レコード盤の再生演奏の側からの単位時間当りの回転数を切換える旨のインフォメーション信号を受け取ると、レコード盤の単位時間当りの回転数が切換わるに要する時間の間だけ単位時間当りの回転数が切換わり中のレコード盤からのアナログ信号が示す移動量と角速度を無視し、新たな単位時間当りの回転数の条件下での移動量と角速度に基づいて再生ディジタルデータの出力を制御し、レコード盤の側が安定して切換わった新たな単位時間当りの回転数で回転する状態になるまでに要する時間の間だけ経過するとそれに対応して再生ディジタルデータの出力を制御するように機能するものが挙げられる。
切換え補完手段の上記の構成は単位時間あたりの回転数を切換えた時点から新たな単位時間当りの回転数に対応してディジタル再生信号が出力される構成であるが、レコード盤の回転が単位時間あたりの回転数に切換え終えた時点から新たな単位時間当りの回転数に対応してディジタル再生信号が出力される構成のものも挙げられる。
この発明は、レコード盤をレコードプレーヤ装置によって単位時間当りで相異なる複数の回転数で回転させ、且つ、それら単位時間当りで相異なる複数の回転数に対応してレコード盤からアナログ信号が生成されるが、その生成されたアナログ信号に基づきCPUがそれぞれの単位時間当りの回転数に対応してディジタル信号の出力を制御する構成としたことにより、ノーマル演奏の単位時間当りの回転数が唯一種類のレコード盤であっても単位時間当りで相異なる複数の回転数で回転させて、それぞれの回転に対応して再生されたディジタル信号の出力を得ることが可能なディジタル信号再生システムである。
以下において図面に基づき、本発明の実施の形態例を詳細に説明する。しかし、この形態例によって本発明が限定されるものではない。
ディジタル信号再生システムであるオーディオ装置1は、レコード盤2と、レコードプレーヤ装置3及びディジタル信号再生手段4を備えて構成されている。
レコード盤2は、レコードプレーヤ装置3に載置され回転されてピックアップ手段6と相対的に摺動することによって演奏されると(図1及び図2を参照)、その演奏でピックアップされる部位の位置、回転の方向及び回転の速さを示すためのアナログ信号が二つのチャンネルで生成するように音溝が形成されているものである。
つまり、レコード盤2には、回転されて演奏する際にその演奏の時間的な位置、方向及び演奏の速さを検出が可能となるように、信号加工することによって結果的にシリアルクロック信号とフレームシンク信号を出力するようにカットされた左チャンネル(音溝のカット)、及び、タイムコードデータ信号を出力するようにカットされた右チャンネル(音溝のカット)がそれぞれ形成されており、それら両チャンネルは互いに異なる位相のパルス状の信号が得られるための信号が記録されている(図3を参照)。
レコード盤2は、スクラッチ演奏ではない演奏者から回転力が加わらないノーマル演奏において、レコードプレーヤ装置3によって本来は毎分33と1/3回転で再生演奏されるように構成されている。
他方、ディジタル式の記録媒体であるCDには、記録されているディジタル信号が再生される際にその位置を時間によって示すためのタイムデータが記録されている。
よって、レコード盤2からのアナログ信号として、CDのディジタル信号の演奏部位に係るタイムデータに対応するタイムデータを対応付けて記録されており、レコード盤2からのアナログ信号に基づいて、CDの対応付くタイムデータのディジタル信号が出力され得る構成が得られている。
レコードプレーヤ装置3は、オーディオ装置1の上部に配設されている。
レコードプレーヤ装置3は、レコード盤2を載置して回転させるためのターンテーブル7と、ピックアップ手段6がレコード盤2と相対的に摺動して信号をピックアップするように保持するためのアーム8が備えられており、レコード盤2の再生演奏、つまり、ターンテーブル7に載置され回転されたレコード盤2からピックアップ手段6を介してアナログ信号を再生するものである。
レコードプレーヤ装置3は天板部分に、操作パネル9が配設されている。
操作パネル9には、オーディオ装置1のメイン電源スイッチ、ターンテーブル7の単位時間当りの回転数を毎分33と1/3回転だけの回転と毎分45回転だけの回転のいずれかを選択する操作スイッチ(図示省略)が含まれて構成されている。
ディジタル信号再生手段4は、検出手段5と、アンプ10と、CD再生手段18と、RFアンプ19と、デコーダ20と、ディジタル・シグナル・プロセッサ21(以下、DSP21と称する。)と、メモリ22と、D−A変換器23及び出力端子26が備えられている。
検出手段5は、レコードプレーヤ装置3がレコード盤2を演奏してピックアップ手段6がアナログ信号を出力すると、その信号を入力してピックアップ手段6がレコード盤2からアナログ信号をピックアップした部位の位置、演奏の方向及び演奏の速さを検出するためのものである。
検出手段5は、アンプ10と、方向検出部11と、移動量検出部12と、速さ検出部13、タイムコード検出部14及びCPU15を備えて構成されている。
アンプ10は、ピックアップ6と検出手段5の間に介在され、ピックアップ手段6がレコード盤2からピックアップしたアナログ信号を、後述する方向検出部11と、移動量検出部12と、速さ検出部13及びタイムコード検出部14がそれぞれ検出し易いレベルに増幅するためのものである。
方向検出部11は、CPU15と共働して、ピックアップ手段6がレコード盤2からピックアップしたアナログ信号の左チャンネルと右チャンネルとの位相差に基づいき、そのアナログ信号をピックアップした際のレコード盤2が回転する方向を検出するためのものである。
移動量検出部12は、CPU15と共働して、ピックアップ手段6からのアナログ信号をカウントして得たパルス数に基づき、ピックアップ手段6がレコード盤2からアナログ信号をピックアップしている際のレコード盤2が回転して移動した量を検出するためのものである。
速さ検出部13は、CPU15と共働して、ピックアップ手段6がレコード盤2からピックアップしたアナログ信号のパルス数のカウント結果を微分し、アナログ信号をピックアップする際の速さ、つまり、ピックアップ手段6がレコード盤2からアナログ信号を読取っている時のレコード盤2の回転する速さを検出するためのものである。
タイムコード検出部14は、CPU15と共働して、ピックアップ手段6からのアナログ信号に基づき、ピックアップ手段6がレコード盤2からアナログ信号をピックアップしている際のピックアップ手段6がレコード盤2からアナログ信号を読取った部位の位置に対応する絶対時間を検出するためのものである。
CDプレーヤ手段18は、CDを載置して回転駆動し回転駆動手段16、回転駆動手段16に載置して回転駆動されているCDつまり演奏中のCDからディジタルの信号をピックアップするピックアップ手段17等を有して構成されている。
CDプレーヤ手段18は、ピックアップ手段17がCDから上記信号と共に再生演奏がされている対応部分の絶対時間(CDの一曲目からの位置時間)を示す信号をピックアップする構成になっている。
RFアンプ19は、CDプレーヤ手段18から演奏中のCDからの再生信号(ディジタルの再生信号)を入力すると、後段でデコードが可能になるレベルにまで増幅して、デコーダ20に出力するものである。
デコーダ20は、RFアンプ19で適切なレベルに増幅された信号を入力し、そのエンコードされている信号を元の状態に復調し、タイムデータに関してはCPU15に、再生信号に関してはDSP21にそれぞれ出力するものである。
DSP21は、デコーダ20から再生信号に関する信号(ディジタルデータ)を受けて、メモリ22に送って格納させるものである。
この際、DSP21は、ディジタル再生信号に係るディジタルデータを、CPU15が入力するタイムデータと対応するようにメモリ22に格納するものである。
又、DSP21は、通常演奏時であるレコード盤2の回転に外力を加えない状態の演奏の際には、CPU15の制御信号に基づいて、結果的にメモリ22に格納されている再生信号を格納した順序で読み出してD−A変換部23に送る構成になっている。
つまり、DSP21はCPU15の制御信号に基づき、レコード盤2でアナログ信号がピックアップされる部位に対応するフレーム、再生方向及び再生速さの制御がなされたディジタル再生信号を、D−A変換部23を介して結果的に再生されたアナログ信号として出力させるためのものである。
ここで、D−A変換部23は、メモリ22に格納されているディジタルの再生信号をアナログ信号に変換して出力するものである。
オーディオ装置1の本体の前部に、ディジタル信号再生手段4の操作部24が配設されている。
操作部24の正面中央に、演奏対象のCDをスロットインさせて回転駆動手段16に載置させるため及び演奏終了後のCDをスロットアウトさせるための開口部25が開設されている。
ディジタル信号再生手段4の操作部24には、演奏が行われるとつまりCD再生手段18がCDを演奏するとその演奏で出力されている信号についての情報を表示する表示パネル27が設けられている。
表示パネル27は、レコード盤6のノーマル演奏においてスタートからの経過時間、つまり、タイムデータに基づく経過時間をも表示するものである。
オーディオ装置1の本体の側部に、ディジタル信号再生手段4で得られたアナログ再生信号を外部に出力するための出力端子26が配設されている。
又、操作部24には、表示パネル27、旭送り及び曲戻しの操作を行うためのスイッチ類28等が設けられている。
ディジタル信号再生手段4は、上述の構成に加えて、演奏者がレコードプレーヤ装置3の操作パネル9を操作してターンテーブル7の単位時間当りの回転数を、毎分33と1/3回転だけの回転と毎分45回転だけの回転からいずれかを任意に選択し、レコードプレーヤ装置3がレコード盤2をその選択した単位時間当りの回転数で回転して再生演奏すると、レコード盤2からのアナログ信号を前記選択した単位時間当りの回転数に対応して、記録媒体から再生して得られるディジタル再生信号を出力させるように構成されている。
レコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の選択した単位時間当りの回転数に対応してディジタル信号再生手段4からディジタル再生信号が出力される機能の手段は、レコードプレーヤ装置3の操作パネル9、ディジタル信号再生手段4のCPU15、それらを接続するライン(図示省略)から主に構成されている。
つまり、演奏者が操作パネル9を操作してターンテーブル7の単位時間当りの回転数を毎分33と1/3回転だけの回転と毎分45回転だけの回転からいずれかを選択すると、その選択した内容が上記ラインを介してCPU15に入力される。
ここで、CPU15は選択された単位時間当りの回転数に対応して、方向検出部11と、移動量検出部12と、速さ検出部13及びタイムコード検出部14からの信号を処理する。
オーディオ装置1の全体構成及び各部は、上述したように構成されている。
以下において、図面に基づいて、オーディオ装置1の操作使用を詳述する。
演奏者はまず最初に、操作パネル9を操作してオーディオ装置1に電源を入れる。
続いて、操作者は、レコードプレーヤ装置3のターンテーブル7にノーマル演奏時の回転が毎分33と1/3回転だけの回転であるレコード盤2を載置し、ディジタル信号再生手段4の開口部25から演奏したいCDをスロットインする。
ここで、演奏者は自分が得意とする毎分33と1/3回転だけの回転でレコード盤2が回転するように操作パネル9でターンテーブル7の単位時間当りの回転数を選択設定すると、操作パネル9からターンテーブル7の駆動用モータ(図示省略)には出力が毎分33と1/3回転だけの回転であるという設定の信号が、検出手段5のCPU15にはピックアップ手段6からのアナログ信号はレコード盤2が毎分33と1/3回転だけの回転で駆動されている際に生成されるものであることを知らせるインフォメーション信号がそれぞれ送られる。
インフォメーション信号は具体的に、操作パネル9でのレコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の毎分当りの回転数の選択によって生成されるものであって、CPU15に送られる。他に、CPU15が予めレコード盤2の毎分33と1/3回転のノーマル回転におけるパルス数を記憶し、そのノーマル回転のパルス数と入力され来るレコード盤2からの信号のパルス数を比較することによってターンテーブル7の単位時間当りの回転数を得るという方法も挙げられる。
ここで、演奏者がレコードプレーヤ装置3及びディタルオーディオ再生手段4を作動させると、レコードプレーヤ装置3においてターンテーブル7が毎分33と1/3回転だけ回転するのでこのターンテーブル7に載置されたレコード盤2は毎分33と1/3回転だけ回転され、この回転によってレコード盤2がピックアップ手段6と相対的に摺動してレコード盤2にカットされたアナログ信号がピックアップされてアンプ10に送られる。
アンプ10は、ピックアップ手段6からのアナログ信号を入力すると、方向検出部11と、移動量検出部12と、速さ検出部13及びタイムコード検出部14がそれぞれ検出し易いレベルに増幅して検出手段5に送る。
検出手段5は、アンプ10からのアナログ信号を入力すると、方向検出部11がレコード盤2にカットされて記録された二つのチャンネルの信号位相差に基づいてレコード盤2の回転方向を検出する。
移動量検出部12は、前記二つのチャンネルから単位時間当りに入力される単信号のパルス数を算出する。
尚、この移動量検出部12がパルス数を算出し、その算出結果をCPU15が入力する際に、CPU15は、移動量検出部12の入力したアナログ信号はレコード盤2が毎分33と1/3回転で回転している場合であるということでディジタル信号再生手段4が再生したフレームに割り付けて移動量を算出する。
速さ検出部13は、移動量検出部12で得られた移動量を微分することによって、移動の速さつまりレコード盤2の角速度を検出する。
尚、速さ検出部13の検出した角速度も、上記と同様に、CPU15がその検出結果を入力する際、移動量検出部12の入力したアナログ信号はレコード盤2が毎分33と1/3回転で回転している場合であるという条件の下で受け取る。
タイムコード検出部14は、振幅変調された正弦波をレベルコンパレータ(図示省略)によってアナログ信号をディジタル信号に変換し、且つ、複数個の比較レベルのコンパレータを通過させ、その際に複数個の比較レベルのコンパレータを通すことになるが、そのことにピックアップ手段6の位置を示すタイムデータは、結果的にタイムデータを意味する同期式シリアル信号に変換されてCPU15に送られることになる。
尚、同期式シリアル信号に変換されたタイムデータも、上記と同様に、CPU15がそのタイムデータを入力する際、タイムコード検出部14の入力したアナログ信号はレコード盤2が毎分33と1/3回転で回転している場合であるという条件の下で受け取る。
他方、この時のディジタル信号再生手段4では、CDプレーヤ手段18が回転駆動手段16に回転されている前記CDからピックアップ手段17によってエンコードされて記録された前記CDのディジタルデータがRF信号としてピックアップされる。
CDプレーヤ手段18によってピックアップされた前記RF信号のディジタルデータは、デコーダ20によってエンコードする前のディジタルデータに変換され、CPU15にタイムデータが、DPS21に再生信号がそれぞれ送られる。
ディジタル信号再生手段4は更に、CDに記録されているTOC情報を読取ってから、一曲目の曲頭をサーチし、ピックアップ手段17をその位置に対応付けるように移動させる。
CPU15は、デコーダ20から入力されるタイムデータに基づいてピックアップ手段17の読取り位置を監視し、移動を終了した時点でDSP21に再生信号の格納をメモリ22に対して行い、検出部4で得られているレコード盤2の回転方向である演奏の方向、移動量(演奏量)、演奏の速さを算出する。
CPU15は更にその算出結果に従って、DSP21がメモリ22から前記格納の再生信号を読み出してD−A変換部23に送るように制御信号を出力する。
CPU15は、DSP21がCPU15からの前記制御信号に基づいてピックアップ手段6の針がレコード盤2上で演奏してアナログ信号をピックアップしている部位の位置に対応するCDの部位(フレーム)の再生信号を受信したか否かを判断する。
ここで、CPU15は、DSP21がレコード盤2の演奏の部位に対応してCDの部位(フレーム)の再生信号を受け取っていないと判断すると、レコード盤2の演奏の部位とこれに対応するCDの部位(フレーム)の再生信号を一致させるように制御する。
この時、メモリ22から呼び出される再生信号は、DSP21を介してD−A変換部23に出力されることになる。
他方、CPU15が、DSP21がレコード盤2の演奏の部位に対応してCDの部位(フレーム)の再生信号を受け取っていると判断すると、DSP21はCPU15の制御信号に基づき、その時のCDの演奏部位(フレーム)をレコード盤2の演奏の部位と対応するようにアドレスを変更する。
ここで、レコード盤2の演奏の部位の位置と、メモリ22から出力される再生信号のフレームつまりアドレスは互いに対応することになる。
D−A変換部23は、そのディジタル信号の再生信号をアナログ信号の再生信号に変換して出力端子26に送る。
ここで、出力端子26はアナログの再生信号を後段に送るが、後段では増幅等の加工が行われた後に、再生信号は結果的に音声となってスピーカ(図示省略)から出力される。
この際、前記スピーカから出力される音声つまりCDの再生音声は、レコード盤2がレコードプレーヤ装置3によって演奏されている方向と速さに対応しており、つまり、CDを通常の演奏の方向で且つ通常の演奏速さの再生音声で出力されている。
ここで、演奏者がレコード盤2若しくはターンテーブル7に回転力を加えてスクラッチ演奏を行うと、レコード盤2はその加えられた回転力に対応して回転し(停止状態、逆方向回転等も含む)、このスクラッチ演奏に対応してピックアップ手段6はレコード盤2から制御のためのアナログ信号をピックアップして検出手段5に送る。
検出手段5は、アナログ信号を入力すると、方向検出部11、移動量検出部12、速さ検出部13及びタイムコード検出部14がそれぞれ上述したと同様に機能して、CPU15にその処理信号を送る。
ここで、CPU15は、方向検出部11、移動量検出部12、速さ検出部13及びタイムコード検出部14からのそれぞれの処理信号を受け取るが、アンプ10からのアナログ信号がレコード盤2が毎分33と1/3回転で回転している場合であるという条件の下で各処理信号を受け取る。
CPU15は、レコード盤2からのスクラッチ演奏に基づく制御信号を受けてその制御信号に対応させて、DSP21にメモリ22からのディジタル信号の出力を制御する。
レコードプレーヤ装置3によるレコード盤2の演奏中に、例えば演奏者が代わることでレコード盤2の演奏回転を毎分33と1/3回転から毎分45回転に切換える場合には、新たな演奏者はまず、レコードプレーヤ装置3の操作パネル9でターンテーブル7の回転が毎分33と1/3回転から毎分45回転になるように切換える操作を行う。
演奏者がレコードプレーヤ装置3の操作パネル9を操作してターンテーブル7の単位時間当りの回転数を切換えると、操作パネル9から、ターンテーブル7の駆動用モータ(図示省略)に出力が毎分45回転で回転するための設定の信号(制御信号)が、検出手段5のCPU15にピックアップ手段6からのアナログ信号はレコード盤2が毎分45回転だけの回転で駆動されている際に生成されるものであることを知らせるインフォメーション信号がそれぞれ送られる。
ここで、CPU15は、レコード盤2が毎分45回転だけの回転で駆動されている際に生成されるものであることを知らせるインフォメーション信号を受け取ると、移動量検出部12と速さ検出部13から入力されるレコード盤2の回転情報である移動量及び角速度もレコード盤2が毎分45回転で回転している場合であるという条件の下で受け取ることになる。
また、同期式シリアル信号に変換されたタイムデータも、上記と同様に、CPU15がそのタイムデータを入力する際、タイムコード検出部14の入力したアナログ信号はレコード盤2が毎分45回転で回転している場合であるという条件の下で受け取ることになる。
つまり、CPU15は、演奏者がレコードプレーヤ装置3の操作パネル9で設定したスクラッチ演奏のないノーマル演奏時に毎分45回転で回転するという条件下において、レコード盤2が毎分33と1/3回転から45回転に切換わったことに対応させるようにレコード盤2からのアナログ信号の正弦波の周期を算出し、その算出結果に基づいたレコード盤2の回転情報をDSP21に送る。
DSP21は、上記のCPU15からの回転情報に基づいてメモリ22からディジタル信号の出力を制御する。
上述したように、演奏者がレコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数を毎分33と1/3回転から毎分45回転に切換えると、ターンテーブル7の駆動用モータの新たに選択設定された単位時間当りの回転数に対応してディジタル信号再生手段4からのディジタル信号の出力が切換わる。
従って、演奏者は、レコード盤2がノーマル演奏が毎分33と1/3回転用のものであるにも拘わらず、レコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数が毎分45回転に対応してディジタル信号再生手段4からのディジタル信号の出力され、スクラッチ演奏も同様に機能するので、違和感なく演奏を行うことができる。
他方、ターンテーブル7の駆動用モータ(図示省略)は、出力が毎分33と1/3回転から毎分45回転に回転速度を切換える際に、その機能上において切換え時に対するタイミング遅れの要素を含まれることになり、又、レコード盤2を載置しているターンテーブル7の重量に基づく大きな回転方向の負荷つまり慣性力がターンテーブル7の駆動用モータに加わることになる。
従って、ターンテーブル7及びその駆動用モータは結果として、本来的には、単位時間当りの回転数を切換えた際に、演奏者が切換えて求めた新たな単位時間当りの回転数で回転される状態になるまでには短いながらもいくらかの時間(タイムラグ)を要するという問題が生じる。
斯かる問題に対して、オーディオ装置1は、レコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数が切換えられた際に生じる切換え追従に係るタイムラグを補って、単位時間当りの回転数を切換えた時点から演奏者が切換えて求めた新たな単位時間当りの回転数でターンテーブル7が擬似的に回転しているように補完するための切換え補完手段が備えられている。
つまり、その詳細な構成は、CPU15がレコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数を切換える旨のインフォメーション信号を受け取ると、ターンテーブル7の単位時間当りの回転数が切換わるに要する時間の間だけ単位時間当りの回転数が切換わり中のレコード盤2からのアナログ信号が示す移動量と角速度を無視する機能と、CPU15そのものに内設されたメモリ(図示省略)から出力される切換わった新たな単位時間当りの回転数である毎分45回転の条件下での移動量と角速度に基づいてCPU15がDSP21を制御する機能と、ターンテーブル7が安定して切換わった新たな単位時間当りの回転数で回転する状態になるまでに要する時間の間だけ経過するとCPU15がレコード盤2からのアナログ信号に基づいてDSP21を制御するように切換える機能からなる。
レコードプレーヤ装置3においてターンテーブル7の駆動用モータ(図示省略)は、毎分33と1/3回転の定常の回転出力から毎分45回転の定常の回転出力に移行して切換わるまでの間、毎分33と1/3回転と毎分45回転の間の値で回転を行なっている。
しかしながら、ディジタル再生手段4の信号出力(演奏)は、上記の回転出力の移行の切換え期間において、上記切換え補完手段が機能する。
つまり、レコード盤2がレコードプレーヤ装置3によって毎分33と1/3回転されている際に、演奏者が交替して新たな演奏者が操作パネル9を操作してターンテーブル7の単位時間当りの回転数を毎分33と1/3回転から毎分45回転に切換え操作を行う。
ここで、操作パネル9からCPU15に上記切換え補完手段の作用を行なうためのインフォメーション信号が送られる。
CPU15は、上記インフォメーション信号を受けると、ターンテーブル7が毎分33と1/3回転から毎分45回転に単位時間当りの回転数が切換わるに要する時間の間だけ単位時間当りの回転数が切換わり中のレコード盤2からのアナログ信号が示す移動量と角速度を無視するよう制御し、又、CPU15そのものに内設された上記メモリから出力される切換え目標の毎分45回転の条件下での移動量と角速度に基づいて、CPU15がDSP21の出力を制御し、更に、ターンテーブル7が安定して切換わった毎分45回転の回転数で回転する状態になるまでに要する時間の間だけ経過すると、CPU15がレコード盤2からのアナログ信号に基づいてDSP21を制御するように作用する。
従って、ディジタル信号再生システム1は、演奏者が操作パネル9でレコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数を毎分33と1/3回転から毎分45回転に切換える操作を行うと、上記切換え補完手段が作用して、その切換え操作と共にターンテーブル7の単位時間当りの回転数が毎分45回転であるとしてCPU15がDSP21に出力の制御を行う。
そうして、この時のディジタル信号再生システム1において、レコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数が毎分33と1/3回転から毎分45回転に切換ったことで影響を受ける手段はない。
他方、ディジタル信号再生システム1では、ターンテーブル7の毎分当りの回転数を33と1/3回転から45回転に切換えても、この切換えと共に、CPU15がDSP21にターンテーブル7が毎分45回転で模擬的に回転している状態で制御しているので、ターンテーブル7の毎分当りの回転数が33と1/3回転から45回転に移行するまでのタイムラグ及びターンテーブル7の毎分当りの回転数が33と1/3回転から45回転に移るまでの変化する回転が反映されたCPU15からのDSP21への制御が生じることはない。
よって、ディジタル信号再生システム1は、レコードプレーヤ装置3のターンテーブル7の単位時間当りの回転数が毎分33と1/3回転から毎分45回転に切換った時点から、毎分45回転のレコードからのアナログ信号に基づいて、DSP21がメモリ22に格納のディジタルデータを出力させる。
そうして、メモリ22からのディジタルデータは結果的に出力端子26を介してアナログの再生信号となって結果的に上記スピーカから音声となって出力される。この音声は、上記切換え操作と共にターンテーブル7が毎分45回転のアナログ信号制御に対応したものであり、ターンテーブル7の上記単位時間当りの回転数の切換えによるタイムラグや毎分の回転数が33と1/3回転から45回転に移行する回転速さが反映された出力ではない。
ここで、演奏者は、毎分45回転で回転しているターンテーブル7に載置のレコード盤2に対してスクラッチ演奏を行うと、CPU15は毎分45回転がノーマル演奏であると切換えてDSP21を制御する。
よって、演奏者のスクラッチ演奏に、メモリ22に格納のディジタルデータは対応して出力される。
尚、ターンテーブル7の駆動用モータ(図省略)を毎分33と1/3回転と45回転で他方側に切換えた際には、インフォメーション信号がトリガーとなって、CPU15においてレコード盤2からのアナログ信号に含まれているパルス数を切換えた単位時間当りの回転数に対応させたものに加工して、DSP21の制御を行う構成になっている。
又、上述の切換え補完手段の上記の構成は単位時間あたりの回転数を切換えた時点から新たな単位時間当りの回転数に対応してディジタル再生信号が出力される構成であるが、レコード盤の回転が単位時間あたりの回転数に切換え終えた時点から新たな単位時間当りの回転数に対応してディジタル再生信号が出力される構成のものも挙げられる。
ディジタル信号再生システム1は上述したように、ノーマル演奏で毎分33と1/3回転のレコード盤2だけで、毎分45回転の演奏に対応ができており、単位時間当りの回転数が相異なる複数種類のレコード盤を用意する必要がない。
そうして、ディジタル信号再生システム1は上述したように、レコード盤2の演奏回転が毎分33と1/3回転であっても毎分45回転であっても選択した回転数に対応して再生のディジタル信号が出力されるので、レコード盤2の演奏回転数に拘わらずCD本来の再生ディジタル信号が得られている。
ディジタル信号再生システム1は、切換え補完手段を備えていることにより、単位時間あたりの回転数を切換えた時点から又はレコード盤2の回転が切換え終えた時点から新たな単位時間当りの回転数に対応してディジタル再生信号が出力されるので、前者では切換えによってタイムラグが生じることはなく、又、切換え中の移行による単位時間当りの回転数が不安定なレコード盤2に対応して再生ディジタル信号が出力されるという事態も発生しない。
ディジタル信号再生システム1は、記録媒体としてCDを挙げているが、音声と映像を共に含んだDVDであってもよい。
又、記録媒体がDVDである場合、スクラッチ演奏又は/及び針飛びの際に、映像は音声とは関わりのないものが出力される構成であってもよい。
本発明の実施の一形態例のディジタル信号再生システムの電気的な構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す実施の形態例のディジタル信号再生システムの構成を示す斜視図である。 図1に示す実施の形態例のディジタル信号再生システムにおいて、レコード盤から生成されるアナログ信号の波形の形状を示す構成説明図である。
符号の説明
1: ディジタル信号再生システムとしてのオーディオ装置
2: レコード盤
3: レコードプレーヤ装置
4: 検出手段
5: ディジタル信号再生装置としての再生手段
6: ピックアップ手段
9: 操作パネル
15: CPU
18: CDプレーヤ手段
21: DSP
22: メモリ

Claims (4)

  1. レコード盤を単位時間当りで相異なる複数の回転数で再生演奏するレコードプレーヤ装置と、そのレコードプレーヤ装置で再生演奏でピックアップされると、そのピックアップされている部位の位置、回転の方向及び回転の速さを示すシリアルにタイムデータ化された情報がアナログ信号で生成されるレコード盤と、シリアルにタイムデータ化されたディジタルデータを記録媒体から再生して得られる再生信号を、そのシリアルなタイムデータに対応させて前記レコード盤からのアナログ信号に基づき出力し得るディジタル信号再生手段が備えられ、
    上記レコード盤が、単位時間当りで相異なる複数の回転数から任意に選択した回転数で上記レコードプレーヤ装置で再生演奏されると、レコード盤からのアナログ信号を前記選択した時間当りの回転数に対応して、記録媒体から再生して得られる上記再生信号が出力させるように構成されたディジタル信号再生システム。
  2. レコードプレーヤ装置でレコード盤の再生演奏の単位時間当りの回転数が切換えられた際には、その切換えの時点から切換えで求めた新たな単位時間当りの回転数でターンテーブル7が回転するように擬似的に補完する切換え補完手段が備えられてなる請求項1に記載のディジタル信号再生システム。
  3. 切換え補完手段が、ディジタル信号再生手段の側にメモリを有するCPUが備えられ、そのCPUが、レコード盤の再生演奏の側からの単位時間当りの回転数を切換える旨のインフォメーション信号を受け取ると、レコード盤の単位時間当りの回転数が切換わるに要する時間の間だけ単位時間当りの回転数が切換わり中のレコード盤からのアナログ信号が示す移動量と角速度を無視し、新たな単位時間当りの回転数の条件下での移動量と角速度に基づいて再生ディジタルデータの出力を制御し、レコード盤の側が安定して切換わった新たな単位時間当りの回転数で回転する状態になるまでに要する時間の間だけ経過するとそれに対応して再生ディジタルデータの出力を制御するように機能する請求項2に記載のディジタル信号再生システム。
  4. レコード盤をレコードプレーヤ装置で再生演奏を行う際の単位時間当りの回転数は、演奏者が任意に選択する構成である請求項1から3に記載のディジタル信号再生システム。
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