JP2005276091A - ジョブスケジューリングシステムの監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】業務に異常が発生した場合などにオペレータによるGUI上の作業、操作を可能な限り軽減し、問題解決を迅速かつ正確に行ない易くする。
【解決手段】ジョブスケジューリングシステムの核となるジョブ実行処理プログラム1によるユニット(ジョブやジョブネット)の実行結果が、ジョブ情報データベース2からジョブ情報表示プログラム4に取り込まれる。ジョブ情報表示プログラム4では、ルール定義情報4dで自動選択表示のルール情報が指定されたときには、自動選択表示処理4bにより、このルール情報に該当するユニット情報を自動選択表示するユニット一覧のウィンドウを作成し、ディスプレイ装置5に表示する。また、ルール定義情報4dで自動操作のルール情報が指定されたときには、自動操作処理4cにより、このルール情報に該当するユニット情報を自動操作可能とするユニット一覧ウィンドウを作成し、ディスプレイ装置5に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子計算機上で稼動するジョブスケジューリングシステムを監視するGUIに係り、特に、任意のジョブの項目(例えば、ジョブの名称、状態など)によりジョブを自動的に選択・操作することにより、オペレータの不要な手動操作を軽減し、誤操作を防ぎ、監視効率の向上を図るようにしたジョブスケジューリングの監視方法に関する。
従来のジョブスケジューリングシステムを監視するGUIでは、例えば、異常終了したジョブを再実行するためには、オペレータが異常終了したジョブを探し出してその異常原因を解決し、しかる後、マウスなどによって選択したジョブを再実行するための操作を行なうものである。
また、ジョブ処理の結果メッセ−ジを監視し、予め監視指示されている対象メッセ−ジを検出後、そのメッセージからジョブ処理結果に異常があることが判明した場合には、そのジョブの再実行を可能にするものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−52105号公報
ところで、従来のジョブスケジューリングシステムを監視するGUIでは、多数のジョブの中に異常終了したジョブが散在している場合、オペレータはどのジョブが異常終了したのかを目視で探し出さなければならず手間と時間がかかり、異常発生時の対応が遅れるという問題がある。また、オペレータが目視で異常終了のジョブを探し出すと、これを再実行させるためには、手動操作が必要であり、このため、誤操作が発生しやすいという問題もある。
ジョブの監視方法として、監視したいジョブだけを表示するフィルタリング機能を用いる方法もあるが、フィルタリング機能を用いると、限られたジョブの情報しか表示されないため、周囲のジョブ情報または前後のジョブ情報との関連を見比べるといった監視方法が提供できないという問題もある。
一方、上記特許文献1に記載の技術は、人的な判断が介在しないため、単純な操作に限られるか、複雑な条件定義が必要となり、保守できない問題がある。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、オペレータが行なう操作を可能な限り軽減し、業務に問題が発生した際の対応を迅速かつ正確に行なうことができる監視方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的なユニット(ジョブやジョブネット)を実行するシステムを監視する方法であって、このシステムの核となるプログラムによるユニットの実行結果を表わすユニット情報を表示し、表示されるユニット情報のうちの、予め設定された自動選択表示のルール情報に該当するユニット情報に対しては、自動選択状態にあることを示す表示状態にするものである。
また、本発明は、電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的なユニット(ジョブやジョブネット)を実行するシステムを監視する方法であって、このシステムの核となるプログラムによるユニットの実行結果を表わすユニット情報を表示し、表示されるユニット情報のうちの、予め設定された自動操作のルール情報に該当するユニット情報に対しては、自動操作可能な状態にあることを示す表示状態とするとともに、自動操作のルール情報に設定される操作を実行可能とする操作画面を表示するものである。
さらに、本発明は、電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的なユニット(ジョブやジョブネット)を実行するシステムを監視する方法であって、このシステムによるユニットの実行結果に応じて、この実行結果を表わすユニット情報を自動選択状態及び自動操作状態に表示するためのルール情報を予め定義しておくものである。
本発明によれば、電子計算機上で稼動するジョブスケジューリングシステムを監視するGUIプログラム側に、任意の情報を持つユニットを自動選択できるように予め自動選択ルールや自動操作ルールを設定しておくことにより、GUI上にユニット情報を表示する際には、かかる自動選択ルールや自動操作ルールに従って、かかるルールに適合する情報を持つユニットを自動的に選択し、自動的に操作の実行を可能とするものであるから、従来、オペレータの目視で行なっていたユニット選択やユニット操作を自動化でき、問題発生時の対応を迅速かつ正確に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明によるジョブスケジューリングの監視方法の一実施形態によるシステム構成図であって、1はジョブ実行処理プログラム、2はジョブ情報データベース、3はジョブ状態取得プログラム、4はジョブ情報表示プログラム、4aはジョブ情報受信処理、4bは自動選択表示処理、4cは自動操作処理、4dはルール定義情報、4eはルール定義処理、5はディスプレイ装置である。
同図において、電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的な業務(ジョブやジョブネット)を実行するスケジューリングシステムが構成されており、ジョブ実行処理プログラム1はかかるジョブスケジューリングシステムの核をなすものである。そして、この実施形態は、かかるシステムをGUI上で監視する構成をなしているものである。
ジョブ実行処理プログラム1は、ユーザが予め定義したジョブ定義情報・スケジュール定義情報をもとにジョブを起動し、そのジョブの終了を監視するプログラムであり、ジョブの実行経歴をジョブ情報データベース2に格納する。ジョブ状態取得プログラム3は、ジョブ情報表示プログラム4からジョブ操作要求を受信したときには、ジョブ実行処理プログラム1にジョブの操作(ジョブの実行や実行中止など)を要求し、また、ジョブ情報取得要求を受信したときには、ジョブ情報データベース2からジョブ情報を読み込み、その結果をジョブ情報表示プログラム4に送信する。ジョブ情報表示プログラム4は、ジョブ状態取得プログラム3からのジョブ情報をジョブ情報受信処理4aで受信して処理し、これを表示可能な形式にしてディスプレイ装置5に供給する。ディスプレイ装置5では、このジョブ情報を表示する。
ジョブ情報データベース2には、また、ジョブ実行処理プログラム1がジョブ状態取得プログラム3からの要求によって実行するジョブの一覧がユニット一覧テーブルとして格納されている。
いま、図2(a)に示すように、ジョブ実行処理プログラム1が1つの業務の処理のために実行するジョブをジョブA,ジョブB,ジョブC,ジョブD,ジョブE,ジョブF,ジョブGとすると、その一覧が、図2(b)に示すユニット管理テーブル10として、ジョブ情報データベース2に格納されている。なお、これらジョブが1つの同じ業務を行なうために実行されるものとすると、これらジョブをまとめたものをジョブネットといい、これらジョブ及びジョブネットを総称してユニットという。ここでは、ジョブネットAはジョブA,ジョブB,ジョブC,ジョブD,ジョブE,ジョブF,ジョブGから構成されるものとしている。 ユニット管理テーブル10では、図2(b)に示すように、各ユニットがジョブスケジューリングシステムでユニークとなるユニットID(識別子)11で管理されており、レコード中には、親ユニットのユニットIDを示す親ユニット12、ユニットの名称を示すユニット名称13及びユニットの種別を示すユニット種別14が含まれる。
ここでは、ジョブネットAに対しては、ユニットID11として「2000」が割り当てられ、親ユニット12として図示しない親ユニットのユニットID「0001」が与えられ、ユニット名称13として「ジョブネットA」が、ユニット種別として「ジョブネット」が夫々与えられる。また、ジョブA〜Gに対しては、ユニットID11として「2001」,「2002」,……,「2007」が割り当てられ、親ユニット12としては、ジョブネットAがこれらジョブA〜Gの親ユニットとなって、そのユニットID11である「2000」が与えられる。また、これらジョブA〜Gのユニット名称13として「ジョブA」,「ジョブB」,……,「ジョブG」が、ユニット種別14として「ジョブ」が夫々与えられる。
ジョブ実行処理プログラム1は、ジョブ状態取得プログラム3からの要求により、このユニット管理テーブル10をもとに、ジョブネットAやジョブA〜Gを実行する。
ジョブ情報データベース2に格納される上記のジョブ実行処理プログラム1の処理結果を示すユニット状態テーブル20の一具体例を図3に示す。
同図において、ユニット状態テーブル20には、実行毎にユニークに設定される実行ID21,各ジョブネットやジョブ毎に、図2(b)に示すように、割り当てられたユニットID11,ユニットの実行開始日時を示す開始日時情報22,ユニットの実行終了日時を示す終了日時情報23及びユニットの状態(実行結果)を示すユニット状態情報24が含まれる。
このユニット状態テーブル20によると、ジョブネットAとジョブA〜Gとの処理が、2003年11月7日に12時00分00秒から10分間、実行され、これに第1回目の実行として「0001」の実行ID21が付与されている。この処理結果は、ユニット状態情報24から明らかなように、ジョブネットAとジョブDとが「異常終了」であり、これ以外のジョブA〜C,E〜Gは「正常終了」である。また、2003年11月8日に12時00分00秒から10分間、2回目の処理が実行され、この結果、「0002」の実行ID21が付与されている。そして、処理結果は、ジョブA,C,D,Gが「正常終了」、残りのジョブネットA,ジョブB,E,Fが「異常終了」ということになる。
図1において、ジョブ情報表示プログラム4は、
(i)ジョブ状態取得プログラム3によってジョブ情報データベース2から読み取ったジョブ情報を受信処理するジョブ情報受信処理4aと、
(ii)ルール定義処理4eで予めジョブの自動選択表示を行なうための処理にルール定義情報4dが定義されている場合、この自動選択表示に関するルール定義情報4dに従って該当するユニット(ジョブやジョブネット)を自動的に選択表示される状態にし、他のユニットとともに一覧でディスプレイ装置5に表示するための処理である自動選択表示処理4bと、
(iii)ルール定義処理4eで予めジョブの自動選択表示や自動操作を行なうためにルール定義情報4dが定義されている場合、自動操作に関するルール定義情報4dに従って該当するユニットを自動操作可能な状態にし、他のユニットとともに一覧でディスプレイ装置5に表示し、また、自動操作可能としたユニットの操作の要不要をオペレータに問い合わせるためのメッセージボックスをディスプレイ装置5に表示するための処理である自動操作処理4cと
を実行する。
ルール定義処理4eは、ディスプレイ装置5に図4に示すようなルール定義ダイアログボックス30を表示し、オペレータがこれに所定の情報を入力することにより、自動選択表示や自動操作の処理のルールを定義するものである。このルール定義ダイアログボックス30は、ルール名称31とユニット名称32と状態33とユニット種別34と自動操作35と操作種別36との6項目を有する。
ルール名称31は、ルールの名称を表わすものであって、オペレータが適宜の表現で設定できるものである。自動選択表示処理のルールを定義する場合には、このルール名称31を図示するように、例えば、「異常終了ジョブを自動選択」とする。自動操作処理のルールを定義する場合には、自動操作処理を表わす同様の名称を入力すればよい。
ユニット名称32は、ここで定義するルールで処理する対象となるユニットを指定するものであって、初期状態として*マークが付されており、このマークが付された状態のままにしておく場合には、ジョブ情報データベース2から読み出される全てのユニットのジョブ情報が自動選択表示あるいは自動操作の処理対象となるが、具体的にユニット名称を指定したときには、この処理の対象がその指定したユニットに限られる。
状態33は自動選択表示あるいは自動操作の処理対象となるユニットの状態を指定するものであり、ここでは、「異常終了」としているので、状態が「異常終了」となるユニットが自動選択表示の処理対象となる。
ユニット種別34は、ここで定義されるルールに従って自動選択表示あるいは自動操作の処理対象となるユニットの種別を指定するものであり、ここでは、ジョブを指定している。
自動操作35は、自動操作の要不要を決めるためのものであって、選択項目「する」,「しない」のいずれかを選択操作することにより、そのいずれかが決められる。ここでは、ルール名称31から明らかなように、自動選択表示処理のルールを定義するものであるから、選択項目「しない」が選択されている。
操作種別36は、自動操作35で選択項目「する」が選択された場合に、特に、有効となるものである。定義するルールが自動操作35で選択項目「しない」が選択された自動選択表示の処理である場合には、「指定なし」が表示されていて、これのみが選択された状態となるが、定義するルールが自動操作35で選択項目「する」が選択された自動操作である場合には、「指定なし」のほかに各種の操作方法が表示され、そのいずれか1つを選択できるようになっている。
このルール定義ダイアログボックス30を用いて得られたルール情報は、ルール定義情報4dにより、ジョブ情報表示プログラム4上で管理される。ルール定義情報4dの一具体例を図5に示す。
同図において、ルール定義情報4dは、ルール定義ダイアログボックス30で定義されたルール情報を管理するものであって、ルール定義ダイアログボックス30の各項目であるルールID37,ルール名称31,ユニット名称32,状態33,ユニット種別34,自動操作35及び操作種別36からなるルール情報毎にジョブ情報表示プログラム4上でユニークなルールID37を割り当てたものである。
ここで、ルールID37が「001」のルール情報は、ルール定義ダイアログボックス30で図4に示すように定義されたルール情報である。また、ルールID37が「002」のルール情報は、ルール定義ダイアログボックス30を用いてジョブネットに対して定義されたルール情報であって(ユニット種別が「ジョブネット」)、異常終了のジョブネットに対し、「再実行」の自動操作を行なうものである。さらに、ルールID37が「003」のルール情報は、ルール定義ダイアログボックス30を用いてジョブに対して定義されたルール情報であって(ユニット種別が「ジョブ」)、保留中のジョブに対し、「保留解除」の自動操作を行なうものである。
図1において、ジョブ情報データベース2に図3に示すユニット状態テーブル20が格納されており、かかる状態でジョブ情報表示プログラム4がジョブ情報取得要求があると、ジョブ状態取得プログラム3はジョブ情報データベース2に格納されているこのユニット状態テーブル20から最新のユニット情報を読み取り、ジョブ情報表示プログラム4に送る。この場合、ユニット状態テーブル20での最新のユニット情報は2003年11月8日の12時00分00秒から実行されたユニットに対する実行ID21が「0002」のユニット情報であり、これらユニット情報が読み出されてジョブ情報表示プログラム4に送られる。
ジョブ情報表示プログラム4では、取得した全てのユニット情報を表示可能な情報に処理し、ディスプレイ装置5に供給する。この場合、ルール定義情報4dで管理される図5に示すようなルール情報が指定されていないときには、ディスプレイ装置5により、これら全てのユニット情報が図6(a)に示すようなユニット一覧ウィンドウ40aで表示される。
このユニット一覧ウィンドウ40aは、ユニットの名称を示すユニット名称41,ユニットの状態を示す状態42及びユニットの種別を示すユニット種別43の項目からなるものである。ユニット名称41は、ユニット状態テーブル20(図3)でのユニットID11に該当するユニット管理テーブル10(図2(b))でのユニット名称13であり、状態42はユニット状態テーブル20での状態24であり、ユニット種別43は、ユニット状態テーブル20でのユニットID11に該当するユニット管理テーブル10でのユニット種別14である。
ルール定義情報4dで管理される図5に示すルールID37が「001」のルール情報が指定されて用いられる場合には、ジョブ情報受信処理4aで受信処理されたユニット情報は、ルールID37が「001」のルール情報を用いて、自動選択表示処理4bにより、ディスプレイ装置5で自動選択表示がなされように処理されてディスプレイ装置5に供給される。これにより、ディスプレイ装置5では、上記のルール情報に従って該当するユニットが自動選択された図6(b)に示すようなユニット一覧ウィンドウ40bで表示される。
このユニット一覧ウィンドウ40bでは、図6(a)に示すユニット一覧ウィンドウ40aに対し、図5に示すルールID37が「001」のルール情報に該当するユニットが、他のユニットと区別して、選択表示される。ここでは、ジョブB,E,Fがこのルール情報での状態33が「異常終了」でユニット種別34が「ジョブ」に該当するユニットである。これらジョブB,E,Fが、異なる表示色や点滅表示などにより、他のユニットと区別して表示される。
ルール定義情報4dで管理される図5に示すルールID37が「002」のルール情報が指定されて用いられる場合には、ジョブ情報受信処理4aで受信処理されたユニット情報は、ルールID37が「002」のこのルール情報を用いて、自動操作処理4cにより、自動操作が可能なように処理されてディスプレイ装置5に供給される。これにより、ディスプレイ装置5では、上記のルール情報に従って該当するユニットが選択された図6(c)に示すようなユニット一覧ウィンドウ40cで表示される。
このユニット一覧ウィンドウ40cでは、図6(a)に示すユニット一覧ウィンドウ40aに対し、図5に示すルールID37が「002」のルール情報に該当するユニットが、他のユニットと区別して、選択表示される。ここでは、ジョブネットAがこのルール情報での状態33が「異常終了」でユニット種別34が「ジョブネット」に該当するユニットである。このジョブネットAが、異なる表示色や点滅表示などにより、他のユニットと区別して表示される。
また、これと同時に、ディスプレイ装置5では、メッセージボックス50が表示される。このメッセージボックス50には、例えば、「ユニットの自動操作を実行しますか?」と言ったようなオペレータに対する案内メッセージ51が表示されるとともに、自動操作を実行させるための「YES」ボタン52と実行させない場合の「NO」ボタン53とが表示される。
オペレータが「NO」ボタン53を選択したときには、ここで処理が終了するが、「YES」ボタン52が選択されると、ジョブ情報表示プログラム4は選択されているジョブネットAの操作要求をジョブ状態取得プログラム3に送信する。これにより、ジョブ状態取得プログラム3はジョブ実行処理プログラム1のジョブネットAの操作を要求する。ジョブ実行処理プログラム1は、この要求に応じて、ジョブネットA、従って、このジョブネットAを構成するジョブA〜G(図2(a))を実行し、その結果を最新のユニット情報としてジョブ情報データベース2のユニット状態テーブル20(図3)に追加格納する。
ユニット状態テーブル20に追加された最新のユニット情報は、ジョブ情報表示プログラム4から要求があると、ジョブ状態取得プログラム3によって読み取られ、ジョブ情報表示プログラム4に供給される。ジョブ情報表示プログラム4では、この最新のユニット情報に対して上記の表示のための処理が行なわれることになる。
このように、ディスプレイ装置5により、図6に示すユニット一覧ウィンドウのように、GUI上に自動選択されたユニット情報や自動操作されるユニット情報が表示されるものであって、かかるユニット一覧ウィンドウのユニット情報の更新時、オペレータがマウスなどからの操作を行なわずとも、指定したルール定義情報に従って対象となるユニットの自動選択が可能となり、また、ルール情報に該当するユニットばかりでなく、ルール情報に該当しない他のユニットも表示される。これにより、オペレータは、ユニット間の関連を既に知っているものであるから、この自動選択されたユニットとその周辺ユニットまたは前後のユニット情報の関係を確認しながら、問題解決のための操作を行なうことができる。さらに、定型的な業務の場合、この問題解決時の操作自体もルール定義情報4dに設定しておくことにより、ユニットの自動選択後、自動的に操作を実行し、迅速かつ正確な対応が可能となる。
なお、ここでは、ルール情報で処理されたユニットを、図6に示すようなテーブル形式のユニット一覧ウィンドウとして表示したが、図8に示すように、自動選択表示や自動操作をジョブネットの構成図で表示するようにしてもよい。この場合には、自動選択されたユニットや自動操作のユニットを異なる表示色や点滅表示などで表示し、他のユニットと区別できるようにする。また、矢印で示すように、ジョブ間の関連を明示することもできる。また、ユニット毎の状態は色でも表示される(例えば、異常終了は赤、正常終了は黄緑など)。ここでは、ジョブAが実行されると、ジョブBが実行され、ジョブBが実行されると、ジョブFが実行されるように、ジョブA,B,F間に関連性があるものとしており、ジョブBが異常終了し、ジョブFは未実行で異常終了しているものとする。ジョブネットについても、同様である。
図9は図1におけるジョブ情報表示プログラム4での自動選択表示処理4bの一具体例を示すフローチャートである。
同図において、ユニット一覧情報を更新する際、ジョブ情報表示プログラム4は、ジョブ状態取得プログラム3に対して最新のユニット一覧情報の取得要求を送信する(ステップ101)。そして、ジョブ状態取得プログラム3からユニット一覧情報を受信すると(ステップ102)、ルール定義情報4dで管理されるルール情報のうちのジョブ情報表示プログラム4上の指定されたルール情報を読み込み(ステップ103)、受信したユニット一覧情報のユニット毎にルール情報と比較する(ステップ104)。即ち、ユニットのユニット名称がルール情報と一致するかどうかを比較し(ステップ105)、ユニットのユニット種別がルール情報と一致するかどうかを比較し(ステップ106)、ユニットの状態がルール情報と一致するかどうかを比較し(ステップ107)、これらの比較処理で全て一致する場合(「YES」)には、このユニットのユニットIDを記憶し、次のユニットの同じ比較処理に進むが(ステップ104)、いずれか1つでも比較処理で不一致(「NO」)の場合には、その不一致の判定があった時点で次のユニットの同じ比較処理に移る(ステップ104)。
このようにして、ユニット一覧情報の全てのユニットに対する比較処理が終了すると(ステップ104)、この比較処理結果に基づいてユニット一覧情報を更新し(ステップ109)、該当するユニットを選択状態にし(ステップ110)、ディスプレイ装置5に表示する。これにより、ディスプレイ装置5には、図6(b)に示すようなユニット一覧ウィンドウ40bが表示される。
図10は図1におけるジョブ情報表示プログラム4での自動操作処理4cの一具体例を示すフローチャートである。ここでは、図9に示す処理が行なわれていることを前提にして説明する。
図10において、ルール定義情報4dでの指定されたルール情報で操作25(図5)が「しない」であれば、処理を終了するが、「する」であれば(ステップ200)、ディスプレイ装置5(図1)に図7に示すメッセージボックス50を表示する(ステップ201)。そして、オペレータにより、このメッセージボックス50で「NO」ボタン53が押下された場合には、処理を終了するが、「YES」ボタン52が押下された場合には(ステップ202)、選択状態のユニットの実行IDを記憶し(ステップ203)、記憶した実行IDを持つユニットの操作要求をジョブ状態取得プログラム3(図1)に送信する(ステップ204)。これにより、この操作要求したユニットをジョブ実行処理プログラム1(図1)が実行する。
本発明によるジョブスケジューリングの監視方法の一実施形態を示すブロック図である。 図1に示す実施形態での監視対象となるジョブネットの構成とそのユニット管理テーブルの一具体例を示す図である。 図1におけるジョブ情報データベースに格納されているユニット状態テーブルの一具体例を示す図である。 図1におけるルール定義処理のためのルール定義ダイアログボックスの一具体例を示す図である。 図1におけるルール定義情報の一具体例を示す図である。 図1におけるディスプレイ装置5に表示されるユニット一覧ウィンドウの具体例を示す図である。 図1におけるディスプレイ装置5に表示されるメッセージボックスの一具体例を示す図である。 図1におけるディスプレイ装置5に表示されるユニット一覧ウィンドウの他の具体例を示す図である。 図1における自動選択表示処理の一具体例を示すフローチャートである。 図1における自動操作処理の一具体例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ジョブ実行処理プログラム
2 ジョブ情報データベース
3 ジョブ状態取得プログラム
4 ジョブ情報表示プログラム
4a ジョブ情報受信処理
4b 自動選択表示処理
4c 自動操作処理
4d ルール定義情報
4e ルール定義処理
10 ユニット管理テーブル
20 ユニット状態テーブル
30 ルール定義ダイアログボックス
40a〜40c ユニット一覧ウィンドウ
50 メッセージボックス

Claims (3)

  1. 電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的なユニット(ジョブやジョブネット)を実行するシステムを監視する方法であって、
    該システムの核となるプログラムによるユニットの実行結果を表わすユニット情報を表示し、
    表示される該ユニット情報のうちの、予め設定された自動選択表示のルール情報に該当する該ユニット情報に対しては、自動選択状態にあることを示す表示状態にすることを特徴とするジョブスケジューリングシステムの監視方法。
  2. 電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的なユニット(ジョブやジョブネット)を実行するシステムを監視する方法であって、
    該システムの核となるプログラムによるユニットの実行結果を表わすユニット情報を表示し、
    表示される該ユニット情報のうちの、予め設定された自動操作のルール情報に該当する該ユニット情報に対しては、自動操作可能な状態にあることを示す表示状態とするとともに、該自動操作のルール情報に設定される操作を実行可能とする操作画面を表示することを特徴とするジョブスケジューリングシステムの監視方法。
  3. 電子計算機上で予め定義されたスケジュールに基づいてプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなる定型的なユニット(ジョブやジョブネット)を実行するシステムを監視する方法であって、
    該システムによるユニットの実行結果に応じて、該実行結果を表わすユニット情報を自動選択状態及び自動操作状態に表示するためのルール情報を予め定義しておくことを特徴とするジョブスケジューリングシステムの監視方法。
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