JP2004362211A - 定型操作自動処理プログラム,定型操作自動処理方法及び定型操作自動処理装置 - Google Patents

定型操作自動処理プログラム,定型操作自動処理方法及び定型操作自動処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータにおける定型操作を自動処理するに際して、その自動化をさらに推し進める。
【解決手段】ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせてコンピュータによる定型操作を規定したプロシジャをデータベース30Aに登録する。一方、プロシジャ実行部30Bは、データベース30Aからプロシジャを読み込み、その構成要素たるタスクの実行を監視する。そして、プロシジャ実行部30Bによりタスクの異常が監視されたときに、再実行処理部30Cにより、予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクを選択的に実行させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータにおける定型操作を自動処理する技術において、その自動化をさらに推し進める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータにおける定型操作には、1つのタスクのみで終了するものだけではなく、複数のタスクを所定順序で順次実行しなければならないものがある。複数のタスクを順次実行する定型操作を自動化する技術として、特許文献1に記載されるように、各種タスクを組み合わせて定型操作を規定したプロシジャに基づいて、予め設定された実行条件に適合したタスクを順次実行する技術が提案されている。また、かかる技術では、定型操作実行中に異常が発生したときには、不適切な処理が行なわれることを防止すべく、プロシジャを強制的に終了する構成が採用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−140918号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、定型操作実行中に異常が発生したときには、異常原因を取り除き、異常が発生したタスク、又は、その先行タスクから再度処理を実行させる必要がある。しかし、従来技術においては、異常発生時にはプロシジャが強制的に終了されるため、コンピュータ運用者の介入操作により、再実行させるタスクを指定しなければならず、異常発生に対する対処を自動化することができなかった。また、コンピュータ運用者の介入操作において、再実行するタスクの指定間違いなどの人的ミスが入り込んでしまう可能性があり、コンピュータ運用に係る信頼性を低下させてしまうおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、コンピュータによる定型操作に再実行処理を行なうタスクを規定すると共に、定型操作を監視して異常が発生したときに、再実行処理を行なうタスクを自動的に実行させることで、定型操作の自動化をさらに推し進めた定型操作自動処理技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明に係る定型操作自動処理技術では、ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせてコンピュータによる定型操作を規定する。そして、定型操作を自動処理する際に、タスクの実行状態を監視しつつ、その実行状態に応じて予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させる。
【0007】
かかる構成によれば、コンピュータによる定型操作中に、あるタスクにおいて異常が発生すると、その異常に対処すべく実行条件が設定されたタスク、即ち、再実行を開始するタスクが選択的に実行される。このため、コンピュータにおける定型操作を自動処理する際に、その自動化をさらに推し進めることが可能となる。そして、コンピュータ運用者による介入操作が不要となることから、再実行を開始するタスクの指定間違いなどの人的ミスが入り込む余地がなく、コンピュータ運用に係る信頼性の低下が防止される。
【0008】
また、再実行を開始するタスクは、その実行回数が予め設定された最大回数に制限され、又は、その実行が予め設定された所定時間だけ待ち合わされるようにしてもよい。さらに、再実行を開始するタスクの実行回数が最大回数に達した後、さらに実行されようとしたとき、その旨を報知するようにしてもよい。
【0009】
かかる構成によれば、再実行を開始するタスクの実行回数が最大回数に制限されるならば、同一タスクで何度も異常が発生するような場合であっても、定型操作が無限ループに陥ることが防止される。また、再実行を開始するタスクの実行が所定時間待ち合わされるならば、再実行処理によるコンピュータ資源の独占使用が回避され、他処理のパフォーマンス低下を抑制することができる。さらに、再実行を開始するタスクの実行回数が最大回数に達した後、さらに実行されようとしたときに、その旨が報知されるならば、コンピュータ運用者による介入操作により、異常発生の原因を速やかに取り除くことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、クライアント/サーバシステムを用いて、本発明に係る定型操作自動処理装置を構築したときの全体構成を示す。なお、クライアント及びサーバは、少なくとも中央処理装置(CPU)とメモリとを備えたコンピュータからなり、メモリにロードされたプログラムにより定型操作の自動処理に関する各種機能が実現される。
【0011】
クライアント1には、定型操作を規定すべく、キーボード及びマウスなどの入力デバイス並びにCRT(Cathode Ray Tube)などの表示デバイスと協働しつつ、各種タスクから構成されるプロシジャを設定するプロシジャ設定部10が備えられる。また、クライアント2には、サーバの状況を確認するために、GUI(Graphical User Interface)などのユーザインタフェースを持つローカルコマンドを実行するローカルコマンド実行部20が備えられる。なお、プロシジャ設定部10及びローカルコマンド実行部20は、同一クライアントに備えられる構成としてもよい。
【0012】
一方、サーバ30には、プロシジャ定義部30Aと、プロシジャ実行部30Bと、再実行処理部30Cと、リモートコマンド実行部30Dと、ローカルコマンド実行依頼部30Eと、データベース30Fと、が備えられる。
【0013】
プロシジャ定義部30Aでは、クライアント1のプロシジャ設定部10により設定されたプロシジャを、データベース30Fに登録する機能が提供される。プロシジャ実行部30Bでは、定型操作の実行を監視しつつ、データベース30Fに登録されたプロシジャに基づいて、その構成単位たるタスクを自動的に順次実行させる機能が提供される。ここで、タスクとしては、前述したローカルコマンドに加え、サーバ30のバックグラウンドで実行されるリモートコマンド,テープ交換などのオペレータ作業を必要とするオペレータ作業、及び、先行タスクから再実行させる再実行処理などが含まれる。再実行処理部30Cでは、定型操作実行中に異常が発生したときに、その異常発生に対処すべく、先行タスクから再実行を開始する機能が提供される。リモートコマンド実行部30Dでは、リモートコマンドを実行する機能が提供される。ローカルコマンド実行依頼部30Eでは、ローカルコマンド実行部20を備えるクライアント2に対して、ローカルコマンドの実行を依頼する機能が提供される。また、データベース30Fには、定型操作を規定するプロシジャが登録される。
【0014】
なお、プロシジャ実行部30Bにより、タスク監視機能,タスクの実行状態を監視するステップ及びタスク監視手段が夫々実現される。また、プロシジャ実行部30B,再実行制御部30C,リモートコマンド実行部30D及びローカルコマンド実行依頼部30Eの協働により、タスク実行機能,タスクを選択的に順次実行させるステップ及びタスク実行手段が夫々実現される。さらに、再実行処理部30Cにより、報知手段が実現される。
【0015】
プロシジャは、図2に示すように、タスク基本情報と、待ち合わせタスク情報と、を含んで構成される。
タスク基本情報は、各タスクの基本属性を定義するもので、少なくとも、タスク名,タスク種類,再実行タスク名及び実行コマンド名から構成される。なお、本実施形態では、タスク基本情報は、前述した各項目に加え、最大再実行回数,再実行回数及び待ち合わせ時間から構成される。ここで、タスク名には、タスクを特定するタスク識別名が設定される。タスク種類には、タスクの種類を特定可能とすべく、リモートコマンド,ローカルコマンド,オペレータ作業及び再実行処理のいずれか1つが設定される。再実行タスク名には、タスクの種類が再実行処理に設定された場合、そのタスクで異常が発生したときに、再実行を開始する先行タスクを特定するタスク識別名が設定される。最大再実行回数には、タスクの種類が再実行処理に設定された場合、先行タスクからの再実行回数を制限し、無限ループに陥ることを防止すべく、再実行を行なう最大回数が設定される。待ち合わせ時間には、タスクの種類が再実行処理に設定された場合、コンピュータ資源の独占使用を回避し、他処理のパフォーマンス低下を抑制すべく、再実行を繰り返す時間間隔が設定される。実行コマンド名には、リモートコマンド及びローカルコマンドを特定すべく、リモートコマンド名及びローカルコマンド名の何れかが設定される。
【0016】
待ち合わせタスク情報は、各タスクの実行条件などの属性を定義するもので、少なくとも、タスク名,先行タスク名,起動条件及び終了コードから構成される。ここで、タスク名には、タスクを特定するタスク識別名が設定されることで、タスク基本情報との関連付けが行なわれる。先行タスク名には、先行して実行されるタスクを特定する先行タスク識別名が設定される。起動条件には、先行タスクの終了コードに対する条件、例えば、=,!=,<,>,or,between,nonが設定される。終了コードには、先行タスクが正常終了したか否かを判定するための数値などのコードが設定される。そして、起動条件及び終了コードにより規定される実行条件が成立すると、タスク名により特定されるタスクが自動起動される。
【0017】
次に、かかる構成からなる定型操作自動処理装置の作用について説明する。
図3は、クライアント1において、コンピュータ運用者によるプロシジャ設定作業に資するべく、プロシジャ設定部10により表示デバイス上に表示される設定用画面を示す。
【0018】
プロシジャを設定するとき、又は、既存のプロシジャにタスクを追加するときには、同図(A)に示すようなタスク選択画面40が表示される。タスク選択画面40は、タスク種類選択部40Aと、タスク識別名入力部40Bと、を含んで構成される。タスク種類選択部40Aは、リモートコマンド,ローカルコマンド,オペレータ作業及び再実行処理のいずれか1つを排他的に選択させるべく、排他制御されるラジオボタンから構成される。タスク識別名入力部40Bは、タスクを特定するタスク識別名を入力させるべく、任意の文字列を入力可能なテキストボックスから構成される。そして、タスク種類選択部40Aからリモートコマンド又はローカルコマンドが選択されたときには、図示しないコマンド指定画面において、実行するリモートコマンド名又はローカルコマンド名、及び、必要に応じてそのパラメタなどが指定される。一方、タスク種類選択部40Aから再実行処理が選択されたときには、同図(B)に示すような再実行処理設定画面50が表示される。
【0019】
再実行処理設定画面50は、最大再実行回数入力部50Aと、待ち合わせ時間入力部50Bと、再実行箇所指定部50Cと、を含んで構成される。最大再実行回数入力部50Aは、無限ループに陥ることを防止すべく、再実行回数を制限する回数を入力するテキストボックスから構成される。待ち合わせ時間入力部50Bは、コンピュータ資源の独占使用を回避すべく、再実行を繰り返す時間間隔を入力するテキストボックスから構成される。再実行箇所指定部50Cは、再実行を開始するタスクを指定すべく、そのタスク識別名を直接入力、又は、入力済みのタスク識別名の一覧から選択させるドロップダウンリストから構成される。
【0020】
このような設定用画面を介して、図4に示すように、タスクcomA,comB,comC及びcomDがこの順序で順次実行されると共に、タスクcomCで異常が発生したときに、タスクcomBから再実行を開始するタスクRerun−1からなるプロシジャを設定すると、データベース30Fには、図5に示すようなタスク基本情報及び待ち合わせタスク情報が夫々登録される。ここで、タスク基本情報の各タスクの再実行回数には、初期値として「0回」が夫々設定される。かかるタスク基本情報及び待ち合わせタスク情報が夫々設定されると、タスクcomCの終了コードが0(正常終了)であれば、実行条件(終了コード=0)が適合するタスクcomDが自動的に起動される一方、その終了コードが0以外(異常終了)であれば、実行条件(終了コード≠0)が適合するタスクRerun−1が自動的に起動される。なお、各タスクにおいては、正常終了したときに、その終了コードが0となることを前提とする。
【0021】
そして、プロシジャ実行部30Bでは、データベース30Fからプロシジャを読み込み、次のような処理が行なわれる。先ず、待ち合わせタスク情報が検索され、先行タスクが未設定であるタスク、即ち、最初に起動されるタスクcomAが特定される。次に、タスク基本情報が検索され、タスクcomAの種類「ローカルコマンド」、及び、実行コマンド名「comA.exe」が夫々取得される。タスクcomAはローカルコマンドであるので、ローカルコマンド実行依頼部30Eに対して、クライアント2でコマンド「comA.exe」を実行させるべく、その実行依頼が発行される。
【0022】
一方、コマンド「comA.exe」の実行依頼を受けたクライアント2では、そのローカルコマンド実行部20によりコマンドを実行させる。その後、サーバ30のプロシジャ実行部30Bに対して、ローカルコマンド実行依頼部30Eを介してコマンドが実行された旨(以下「実行通知」という)が通知される。
【0023】
コマンド「comA.exe」の実行通知を受け取ったプロシジャ実行部30Bでは、タスクcomAを検索キーとして、待ち合わせタスク情報の先行タスク名が検索され、次に実行すべきタスクcomBが特定される。次に、タスク基本情報が検索され、タスクcomBの種類「リモートコマンド」、及び、実行コマンド名「comB.exe」が夫々取得される。タスクcomBはリモートコマンドであるので、リモートコマンド実行部30Dによりコマンド「comB.exe」が実行される。コマンド「comB.exe」が実行されると、リモートコマンド実行部30Dからプロシジャ実行部30Bに対して、実行通知が送信される。そして、各タスクで異常が発生しない限り、同様にして、タスクcomDまで順次実行される。
【0024】
なお、実行すべきタスクがオペレータ作業を必要とするタスクであれば、定型操作の実行を一時停止し、コンピュータ運用者による指示に対応して、定型操作の実行を再開するようにすればよい。
【0025】
ところで、タスクcomCにおいて異常が発生したときには、その終了コードが0以外の値となる。このため、タスクcomDの実行条件(終了コード=0)が成立せず、タスクcomDは起動されない。その代わり、先行タスク名がcomCであると共に、実行条件が「終了コード≠0」であるタスクRerun−1が起動される。タスクRerun−1は、再実行処理を行なうタスクであって、タスク基本情報において再実行タスク名がcomBとなっているので、再実行処理部30Cにおいて、図6に示す再実行処理により、タスクcomBから再実行が開始される。
【0026】
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、再実行回数をカウントアップすべく、図7に示すように、タスク基本情報の再実行回数を更新(インクリメント)する。
【0027】
ステップ2では、タスク基本情報を参照し、タスクRerun−1の再実行回数が最大再実行回数以下であるか否かが判定される。そして、再実行回数が最大再実行回数以下であればステップ3へと進み(Yes)、再実行回数が最大再実行回数より大きければステップ6へと進む(No)。
【0028】
ステップ3では、タスク基本情報におけるタスクRerun−1の待ち合わせ時間を読み込み、その待ち合わせ時間だけ再実行の開始を待ち合わせる。
ステップ4では、タスクcomCで異常が発生した後では、タスクcomB及びcomCの実行状態が「実行済み」となっているので、これらを再実行可能にすべく、実行状態を「実行待ち」に変更する。
【0029】
ステップ5では、タスク基本情報におけるタスクRerun−1の再実行タスク名を読み込み、その再実行タスク名により特定されるタスクから再実行を開始する。
【0030】
ステップ6では、最大再実行回数だけ再実行を繰り返したにもかかわらず、タスクcomCで相変わらず異常が発生するので、再実行処理が正常に終了できなかったことを報知し、再実行処理を強制終了させる。ここで、再実行処理が正常に終了できなかったことは、例えば、クライアントの表示デバイスにその旨を表示させるようにすればよい。このようにすれば、コンピュータ運用者による介入操作により、異常発生の原因を速やかに取り除くことができる。
【0031】
このように、定型操作の実行中に、あるタスクにおいて異常が発生すると、予め設定したタスクから再実行が開始される。このため、コンピュータにおける定型操作を自動処理する際に、その自動化をさらに推し進めることができる。そして、コンピュータ運用者による介入操作が不要となることから、再実行を開始するタスクの指定間違いなどの人的ミスが入り込む余地がなく、コンピュータ運用に係る信頼性の低下が防止される。
【0032】
また、再実行が最大再実行回数だけ繰り返されたにもかかわらず、相変わらず異常が発生するときには、再実行処理が強制的に終了するので、無限ループに陥ることを防止できる。さらに、再実行を開始する際には、所定の待ち合わせ時間だけその実行が待ち合わせられるので、再実行処理によるコンピュータ資源の独占使用が回避され、他処理のパフォーマンス低下を抑制することができる。
【0033】
(付記1)ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせて規定したコンピュータによる定型操作を自動処理する定型操作自動処理プログラムであって、前記タスクの実行状態を監視するタスク監視機能と、前記タスク監視機能により監視されたタスクの実行状態に応じて、予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させるタスク実行機能と、をコンピュータに実現させるための定型操作自動処理プログラム。
【0034】
(付記2)前記再実行を開始するタスクには、その属性として、再実行処理を繰り返し実行する最大回数が設定されると共に、前記タスク実行機能は、前記再実行を開始するタスクの属性に基づいて、その実行回数を最大回数以下に制限することを特徴とする付記1記載の定型操作自動処理プログラム。
【0035】
(付記3)前記再実行を開始するタスクの実行回数が最大回数に達した後、該タスクがさらに実行されようとしたとき、その旨を報知する報知機能が備えられたことを特徴とする付記2記載の定型操作自動処理プログラム。
【0036】
(付記4)前記再実行を開始するタスクには、その属性として、再実行処理の実行を待ち合わせる時間が設定されると共に、前記タスク実行機能は、前記再実行を開始するタスクの属性に基づいて、その実行を所定時間待ち合わせることを特徴とする付記1〜付記3のいずれか1つに記載の定型操作自動処理プログラム。
【0037】
(付記5)ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせて規定したコンピュータによる定型操作を自動処理する定型操作自動処理方法であって、前記タスクの実行状態を監視するステップと、前記タスクの実行状態に応じて、予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させるステップと、を有することを特徴とする定型操作自動処理方法。
【0038】
(付記6)ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせて規定したコンピュータによる定型操作を自動処理する定型操作自動処理装置であって、前記タスクの実行状態を監視するタスク監視手段と、前記タスク監視手段により監視されたタスクの実行状態に応じて、予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させるタスク実行手段と、を含んで構成されたことを特徴とする定型操作自動処理装置。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る定型操作自動処理技術によれば、コンピュータによる定型操作中に、あるタスクにおいて異常が発生すると、その異常に対処すべく実行条件が設定されたタスク、即ち、再実行を開始するタスクが選択的に実行される。このため、コンピュータにおける定型操作を自動処理する際に、その自動化をさらに推し進めることができる。そして、コンピュータ運用者による介入操作が不要となることから、再実行を開始するタスクの指定間違いなどの人的ミスが入り込む余地がなく、コンピュータ運用に係る信頼性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定型操作自動処理装置の構成図
【図2】プロシジャの構成であって、(A)はタスク基本情報、(B)は待ち合わせタスク情報の説明図
【図3】プロシジャ設定用画面であって、(A)はタスク選択画面、(B)は再実行処理設定画面の説明図
【図4】プロシジャの具体例の説明図
【図5】同上におけるデータベース登録内容であって、(A)はタスク基本情報、(B)は待ち合わせタスク情報の説明図
【図6】再実行処理を示すフローチャート
【図7】タスク基本情報の更新状態の説明図
【符号の説明】
30 サーバ
30B プロシジャ実行部
30C 再実行処理部
30D リモートコマンド実行部
30E ローカルコマンド実行依頼部

Claims (5)

  1. ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせて規定したコンピュータによる定型操作を自動処理する定型操作自動処理プログラムであって、
    前記タスクの実行状態を監視するタスク監視機能と、
    前記タスク監視機能により監視されたタスクの実行状態に応じて、予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させるタスク実行機能と、
    をコンピュータに実現させるための定型操作自動処理プログラム。
  2. 前記再実行を開始するタスクには、その属性として、再実行処理を繰り返し実行する最大回数が設定されると共に、
    前記タスク実行機能は、前記再実行を開始するタスクの属性に基づいて、その実行回数を最大回数以下に制限することを特徴とする請求項1記載の定型操作自動処理プログラム。
  3. 前記再実行を開始するタスクには、その属性として、再実行処理の実行を待ち合わせる時間が設定されると共に、
    前記タスク実行機能は、前記再実行を開始するタスクの属性に基づいて、その実行を所定時間待ち合わせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定型操作自動処理プログラム。
  4. ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせて規定したコンピュータによる定型操作を自動処理する定型操作自動処理方法であって、
    前記タスクの実行状態を監視するステップと、
    前記タスクの実行状態に応じて、予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させるステップと、
    を有することを特徴とする定型操作自動処理方法。
  5. ユーザインタフェースを持つローカルコマンドを起動するタスクと、バックグラウンドで実行されるリモートコマンドを起動するタスクと、オペレータ作業を必要とするタスクと、属性として予め設定されたタスクから再実行を開始するタスクと、を任意に組み合わせて規定したコンピュータによる定型操作を自動処理する定型操作自動処理装置であって、
    前記タスクの実行状態を監視するタスク監視手段と、
    前記タスク監視手段により監視されたタスクの実行状態に応じて、予め設定された実行条件に適合したタスクを選択的に順次実行させるタスク実行手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とする定型操作自動処理装置。
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