JP2005275642A - 自動販売機用断熱パネル及び自動販売機 - Google Patents

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直樹 桑原
Tsutomu Akiyoshi
勉 秋吉
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光則 大橋
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Abstract

【課題】所望の断熱機能を保持しつつ薄型化を図ることができ、かつ生産性の向上及び製造コストの低減を図ることのできる、自動販売機用断熱パネル及び自動販売機を提供すること。
【解決手段】断熱パネル10は、予め板状に成形し、かつ第1の断熱機能を有する断熱基材11aによって所望の部位に貫通孔11cを有したパネル本体11を構成するとともに、このパネル本体11の貫通孔11cに第1の断熱機能よりも高い第2の断熱機能を有する真空断熱材12を装着して構成してある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動販売機用断熱パネル及び自動販売機に関するものである。
缶入り飲料や瓶入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を加熱、もしくは冷却した状態で販売する自動販売機においては、断熱構造を有した商品収容庫にこれらの商品を収容するようにしている。商品収容庫は、例えば本体キャビネットにおいて外箱と内箱との間に断熱材を介在させることによって断熱構造を有するように構成されている。
ところで、昨今においては、自動販売機本体の小型化が要求される一方、商品収容庫に収容する商品の大型化が要求されている。このため、上述した商品収容庫を構成する断熱パネルについては、所望の断熱機能を保持しつつそれぞれの薄型化が必要となる。
こうした要求を満足すべく従来においては、硬質プラスティックフォームから成るパネル本体の所望の部位に真空断熱材を配設した断熱パネルの適用が提案されている。真空断熱材は、例えば連続気泡形の硬質プラスティックフォームから成る板材とゼオライト等のゲッタ剤とを、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アルミ箔、ポリエチレン等を積層した少なくとも4層のドライラミネート材から成る被覆材に入れ、その内部を0.5Torr以下に減圧した後に封止したものであり、硬質プラスティックフォーム単体から成る断熱材に比べて熱伝導率が低く、高い断熱機能を有している。この真空断熱材を備えた断熱パネルを適用した場合には、所望の断熱機能を保持しつつその薄型化を図ることが可能となり、自動販売機本体の小型化及び収容する商品の大型化を図ることが可能となる。
しかしながら、従来にあっては、予め外箱と内箱との間に真空断熱材を配設し、この真空断熱材の周域に硬質プラスティックフォームの原液等、硬化する以前の状態にある断熱材の流動性原料を充填して発泡成形することにより断熱パネルを構成するようにしているため、発泡成形するための時間によって生産能力が制限され、生産性を向上させることが困難である。しかも、流動性原料を大量に取り扱うための設備も必要となり、製造コストが増大することにも繋がる。
本発明は、上記実情に鑑みて、所望の断熱機能を保持しつつ薄型化を図ることができ、かつ生産性の向上及び製造コストの低減を図ることのできる自動販売機用断熱パネル及びこれを適用した自動販売機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機用断熱パネルは、予め板状に成形し、かつ第1の断熱機能を有する第1の断熱材によって所望の部位に装着部を有したパネル本体を構成するとともに、このパネル本体の装着部に第1の断熱機能よりも高い第2の断熱機能を有する第2の断熱材を装着し、さらに第2の断熱材の外表面を覆う態様でパネル本体に金属製のカバープレートを配設したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項1において、第2の断熱材として真空断熱材を適用することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項1において、接着手段によってカバープレートをパネル本体に接合したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項1において、前記装着部はパネル本体を貫通する孔であることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項1または4において、複数のブロック化した断熱材を相互に接合することによって前記パネル本体を構成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項4において、第1の断熱材と第2の断熱材との隙間に流動性を有した発泡断熱材を充填し、これを硬化させたことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項4において、第1の断熱材と第2の断熱材との隙間に弾性を有する断熱材を充填したことを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項1において、第2の断熱材として周縁部に可撓性の薄膜部分を有した真空断熱材を適用し、この薄膜部分をパネル本体の表面とカバープレートとの間に配置した状態で真空断熱材をパネル本体の装着部に装着したことを特徴とする。
また、本発明の請求項9に係る自動販売機用断熱パネルは、上述した請求項1において、カバープレートに形成した取付孔に電気ケーブルを保持するためのブラケットを保持させるとともに、第2の断熱材とカバープレートとの間において少なくともカバープレートの取付孔に対応する部位に保護膜部材を介在させたことを特徴とする。
また、本発明の請求項10に係る自動販売機は、上述した請求項1〜9のいずれか一つに記載の自動販売機用断熱パネルを商品収容庫の内部を仕切るための仕切板として適用したことを特徴とする。
本発明によれば、予め板状に成形したパネル本体を適用して所望の部位に断熱機能の高い第2の断熱材を装着した自動販売機用断熱パネルを得るようにしているため、発泡成形するための時間が不要になるとともに、硬化する以前の状態にある断熱材の流動性原料を大量に取り扱うための設備も不要となり、所望の断熱機能を保持しつつ薄型化を図ることができ、かつ生産性の向上及び製造コストの低減を図ることが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機用断熱パネル及びこれを用いた自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態である自動販売機用断熱パネルを示したものである。ここで例示する自動販売機用断熱パネル10は、自動販売機の商品収容庫2(後述の図7参照)を複数の室に仕切るための仕切板として適用するもので、パネル本体11、真空断熱材12、一対の保護フィルム材(保護膜部材)13及び一対のカバープレート14を備えている。
パネル本体11は、例えば硬質プラスティックフォーム、発泡ウレタンやポリスチレン樹脂によって予め板状に成形した第1の断熱機能を有する断熱基材11aと、この断熱基材11aの表裏両面にそれぞれ貼着した樹脂フィルムやクラフト紙等の面材11bとを備えて構成したもので、商品収容庫2の内部高さと同等の高さを有するとともに商品収容庫2の前後方向長さと同等の幅を有した一体の矩形板状を成している。
このパネル本体11には、装着部となる貫通孔11cが設けてある。貫通孔11cは、パネル本体11の一方の表面から他方の表面に貫設した矩形状の開口であり、本実施の形態では、パネル本体11の下方部となる部位の中央部に設けてある。
真空断熱材12は、従来と同様に、例えば連続気泡形の硬質プラスティックフォームから成る板材とゼオライト等のゲッタ剤とを、ナイロン、PET、アルミ箔、ポリエチレン等を積層した少なくとも4層のドライラミネート材から成る被覆材に入れ、その内部を0.5Torr以下に減圧した後に封止したものであり、上述した断熱基材11aに比べて熱伝導率が低く、断熱基材11aの第1の断熱機能よりも高い第2の断熱機能を有している。本実施の形態で適用する真空断熱材12は、断熱基材11aに設けた貫通孔11cの内部に収容することのできる外形形状のマット状部12aを有し、かつマット状部12aの周縁部に被覆材から成る可撓性の薄膜部分12bを全周に亘って有している。
保護フィルム材13は、例えばポリエステルのように、比較的硬度の大きな材質によって薄膜のフィルム状に成形したもので、真空断熱材12よりも大きな矩形状に構成してある。
カバープレート14は、鋼製の薄板によって成形したもので、それぞれカバー部14aと一対の接合部14bとを有している。カバー部14aは、パネル本体11の下方部を覆う大きさの矩形状に構成した部分である。接合部14bは、カバー部14aの両側縁からそれぞれ同一方向に向けて直角に屈曲延在した部分であり、パネル本体11の板厚に対して1/2となる幅に構成してある。
このカバープレート14には、ケーブル保持ブラケット15が設けてある。ケーブル保持ブラケット15は、図3及び図4に示すように、横断面がコの字状を成す基部15aと、基部15aに設けた複数の爪片15bとを備えて構成してある。このケーブル保持ブラケット15は、それぞれの爪片15bをカバープレート14に設けた取付孔14cに挿入した後に下動させることにより、爪片15bを介してカバープレート14に保持され、カバープレート14の表面と基部15aとによって囲まれる部位に電気ケーブルCを保持するための空間を画成する。
上記のような構成を有する断熱パネル10は、例えばパネル本体11の一方の表面下方部に貫通孔11cを覆う態様で保護フィルム材13及びカバープレート14を順次配設した後、パネル本体11の貫通孔11cに真空断熱材12を装着し、さらにこの真空断熱材12を覆う態様でパネル本体11の他方の表面下方部に保護フィルム材13及びカバープレート14を配設することによって構成してある。この場合、図5に示すように、真空断熱材12の薄膜部分12bは、パネル本体11の他方の表面とカバープレート14との間に挟持させるようにしている。
また、図には明示していないが、断熱パネル10において商品収容庫2に配置した場合に手前側に位置する縁部には、その全長に亘ってガスケットが取り付けてある。このガスケットは、商品収容庫2の開口を開閉する自動販売機の内扉との間の気密性を向上させるためのものである。
パネル本体11と真空断熱材12の薄膜部分12bとの間、パネル本体11と各カバープレート14との間、並びに断熱パネル10とガスケットとの間は、いずれも両面テープや接着剤等の接着手段を適用して接合するようにしている。尚、パネル本体11の板厚に対して真空断熱材12の板厚が極端に小さい場合には、図6に示すように、真空断熱材12とカバープレート14との間にスペーサ部材16を介在させることが好ましい。スペーサ部材16としては、断熱機能を有したものが好ましく、例えば予めプレート状に成形した発泡ポリエチレン材を適用することができる。
こうして構成された断熱パネル10によれば、その全域に第1の断熱機能を確保することができるとともに、真空断熱材12を装着した部分に第1の断熱機能よりも高い第2の断熱機能を確保することが可能となり、断熱基材11aの単体によって成形した断熱パネル10に比べてより高い断熱機能を呈することができるようになる。従って、所望の断熱機能を保持しつつその薄型化を図ることができるようになり、適用する自動販売機の小型化及び収容する商品の大型化といった相反する要求を満足することが可能になる。
しかも、予め板状に成形したパネル本体11を適用して所望の部位に真空断熱材12を装着するようにしているため、発泡成形するための時間が不要になるとともに、硬質プラスティックフォームの原液等、硬化する以前の状態にある断熱材の流動性原料を大量に取り扱うための設備も不要となり、生産性の向上及び製造コストの低減を図ることが可能になる。
また、ネジ等の締結手段を適用せず、両面テープや接着剤等の接着手段を適用してカバープレート14を接合させるようにしているため、断熱パネル10に穴が開くことに起因した断熱機能の低下を招来することがない。さらには、ケーブル保持ブラケット15の爪片15bに対応する部位には、保護フィルム材13が介在しているため、この爪片15bによって真空断熱材12に損傷を来す虞れもない。
図7及び図8は、上述した断熱パネル10を仕切板として適用した自動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料や瓶入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を加熱、もしくは冷却した状態で販売するためのもので、本体キャビネット1の内部に断熱構造の商品収容庫2を有している。商品収容庫2は、それぞれ鋼板を適宜組み合わせることによって構成した外箱1aと内箱1bとの間に断熱材1cを充填することによって構成したものである。外箱1aと内箱1bとの間に充填する断熱材1cとしては、予め板状に成形したものを適用しても良いし、流動性原料を充填硬化させることによって構成したものであっても良い。
上述した断熱パネル10は、この商品収容庫2の内部を左右方向に沿った複数の室に仕切るための仕切板として適用するものである。本実施形態では、商品収容庫2に断熱パネル10を2枚配設することによってその内部を3つの室に仕切るようにしている。
それぞれの室の内部には、上方部に商品収納ラック3が配設してある一方、下方部に商品シュータ4が設けてあり、さらに商品シュータ4よりも下方となる部位に温度調整手段が配設してある。商品収納ラック3は、例えば一対の側板の間に湾曲形状のセグメントを配設することによって上下方向に延在する蛇行状の商品収納域を構成したものである。この商品収納ラック3は、上方から投入された商品を商品収納域に収納する一方、商品販売指令が与えられた場合に最下位に設けた商品払出装置3aを駆動することにより、最下位に位置する商品から順次払い出しを行う機能を有する。商品収納ラック3の下端部分は、いずれも仕切板(断熱パネル10)においてカバープレート14の側方となる高さに位置している。商品シュータ4は、商品収納ラック3から払い出された商品を商品取出口5まで案内するためのもので、仕切板(断熱パネル10)においてカバープレート14の側方となる高さ位置に前方に向けて漸次低くなる態様で傾斜配置してある。図には明示していないが、この商品シュータ4には、各室の内部雰囲気を流通させるための通気孔が多数設けてある。温度調整手段は、商品収納ラック3に収納した商品を所望の温度状態に維持するものである。図7に示す自動販売機では、冷却ユニットの蒸発器6や加熱ヒータ7、送風ファン8を備えて温度調整手段を構成してある。
図には明示していないが、自動販売機において商品販売の際に動作する電気部品、具体的には上述した商品払出装置3a、加熱ヒータ7、送風ファン8に対しては、駆動信号を伝送する信号ケーブルや駆動電源を供給する給電ケーブル等の電気ケーブルCが必要となる。本実施の形態では、仕切板(断熱パネル10)に設けたケーブル保持ブラケット15の空間に電気ケーブルCを通過させることによってこれらの電気ケーブルCを仕切板(断熱パネル10)に保持させるようにしている。
上記のように構成した自動販売機では、仕切板として機能する断熱パネル10の下方部に真空断熱材12が装着してあり、各商品収納ラック3の下端部が当該真空断熱材12の側方に位置することになる。このため、仮に隣合う室の一方が商品を冷却し、かつ他方が商品を加熱している状況下であっても、隣接する室の熱影響をより有効に防止することができるようになり、商品収納ラック3の下方部に位置する商品、つまり次に販売されることになる商品を所望の温度状態に維持することが可能となる。
しかも、商品収納ラック3から払い出された商品が商品シュータ4を通過する際に仕切板(断熱パネル10)に衝突したとしても、当該商品シュータ4の側方がカバープレート14によって覆われているため、仕切板(断熱パネル10)の断熱機能が損なわれる虞れがない。
さらに、カバープレート14の取付孔14cと真空断熱材12との間に保護フィルム材13を介在させるようにしているため、電気ケーブルCを保持させるためにカバープレート14に対してケーブル保持ブラケット15を着脱させた場合にも、ケーブル保持ブラケット15の爪片15bによって真空断熱材12が損傷する虞れがなく、真空断熱材12の損傷に起因した断熱機能の低下が招来されることもない。
尚、上述した実施の形態では、第2の断熱材として真空断熱材12を適用しているため、これを予めマット状に構成することにより、パネル本体11への装着作業を一層容易に行うことが可能になるが、パネル本体11よりも高い断熱機能を有するものであれば、その他の断熱材を適用しても構わない。
また、上述した実施の形態では、パネル本体11に設けた貫通孔11cに第2の断熱材を装着するようにしているが、必ずしも孔である必要はなく、例えばパネル本体11に設けた凹所に第2の断熱材を装着するようにしても構わない。
尚、パネル本体11に設けた貫通孔11cに第2の断熱材を装着する場合には、第2の断熱材と第1の断熱材である断熱基材11aとの隙間をなくすことにより、より断熱機能が向上するようになる。隙間をなくす方法としては、例えば図9及び図10に示すように、第1の断熱材11aと第2の断熱材12との隙間に硬質プラスティックフォーム等のように、流動性を有した発泡断熱材17を充填し、これを硬化させるようにしても良いし、図11及び図12に示すように、第1の断熱材11aと第2の断熱材12との隙間に軟質ウレタンクッション等のように、予めブロック状に構成し、かつ弾性を有した複数の断熱材18を充填するようにしても良い。
さらに、上述した実施の形態では、一体の矩形板状を成す断熱基材11aによってパネル本体11を構成するようにしているため、製造作業をより容易に行うことが可能になるが、必ずしも一体の断熱基材11aによってパネル本体11を構成する必要はない。例えば、図13及び図14に示すように、複数のブロック化した断熱材を相互に接合することによってパネル本体111を構成しても良い。具体的には、上方断熱基材111a、一対の側方断熱基材111b及び下方断熱基材111cによって貫通孔を有したパネル本体111を構成するようにしている。このように複数のブロック化した断熱材によってパネル本体111を構成した場合には、当該パネル本体111を製造する過程で無駄となる部分(例えば貫通孔に相当する部分)がなくなるため、歩留まりの点で有利となり、断熱パネル100の製造コストをさらに低減させることが可能になる。
また、上述した実施の形態では、第2の断熱材である真空断熱材12の外表面を全て覆う態様で保護膜部材を配設するようにしているが、必ずしも第2断熱材の全てを覆う必要はなく、少なくともカバープレートの取付孔に対応する部位を覆えば十分である。
本発明の実施の形態である自動販売機用断熱パネルを概念的に示す斜視図である。 図1に示した断熱パネルの分解斜視図である。 図1に示した断熱パネルの要部を示す分解斜視図である。 図1に示した断熱パネルの要部拡大半断面図である。 図1に示した断熱パネルにおいて第1の断熱材と第2の断熱材との接合部分を示す要部拡大断面図である。 図1に示した断熱パネルにおいて第1の断熱材と第2の断熱材との接合部分の他の例を示す要部拡大断面図である。 図1に示した断熱パネルを適用する自動販売機の断面側面図である。 図1に示した断熱パネルを適用する自動販売機の本体キャビネットを示す要部斜視図である。 図1に示した断熱パネルの第1変形例を示す概念図である。 図9に示した断熱パネルの要部拡大断面図である。 図1に示した断熱パネルの第2変形例を示す概念図である。 図11に示した断熱パネルの要部拡大断面図である。 図1に示した断熱パネルの第3変形例を示す分解斜視図である。 図13に示した断熱パネルの斜視図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
1a 外箱
1b 内箱
1c 断熱材
2 商品収容庫
3 商品収納ラック
3a 商品払出装置
4 商品シュータ
5 商品取出口
6 蒸発器
7 加熱ヒータ
8 送風ファン
10 断熱パネル
11 パネル本体
11a 断熱基材(第1の断熱材)
11b 面材
11c 貫通孔
12 真空断熱材(第2の断熱材)
12a マット状部
12b 薄膜部分
13 保護フィルム材(保護膜部材)
14 カバープレート
14a カバー部
14b 接合部
14c 取付孔
15 ケーブル保持ブラケット
15a 基部
15b 爪片
16 スペーサ部材
17 発泡断熱材
18 断熱材
100 断熱パネル
111 パネル本体
111a 上方断熱基材(第1の断熱材)
111b 側方断熱基材(第1の断熱材)
111c 下方断熱基材(第1の断熱材)
C 電気ケーブル

Claims (10)

  1. 予め板状に成形し、かつ第1の断熱機能を有する第1の断熱材によって所望の部位に装着部を有したパネル本体を構成するとともに、このパネル本体の装着部に第1の断熱機能よりも高い第2の断熱機能を有する第2の断熱材を装着し、さらに第2の断熱材の外表面を覆う態様でパネル本体に金属製のカバープレートを配設したことを特徴とする自動販売機用断熱パネル。
  2. 第2の断熱材として真空断熱材を適用することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用断熱パネル。
  3. 接着手段によってカバープレートをパネル本体に接合したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用断熱パネル。
  4. 前記装着部はパネル本体を貫通する孔であることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用断熱パネル。
  5. 複数のブロック化した断熱材を相互に接合することによって前記パネル本体を構成したことを特徴とする請求項1または4に記載の自動販売機用断熱パネル。
  6. 第1の断熱材と第2の断熱材との隙間に流動性を有した発泡断熱材を充填し、これを硬化させたことを特徴とする請求項4に記載の自動販売機用断熱パネル。
  7. 第1の断熱材と第2の断熱材との隙間に弾性を有する断熱材を充填したことを特徴とする請求項4に記載の自動販売機用断熱パネル。
  8. 第2の断熱材として周縁部に可撓性の薄膜部分を有した真空断熱材を適用し、この薄膜部分をパネル本体の表面とカバープレートとの間に配置した状態で真空断熱材をパネル本体の装着部に装着したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用断熱パネル。
  9. カバープレートに形成した取付孔に電気ケーブルを保持するためのブラケットを保持させるとともに、第2の断熱材とカバープレートとの間において少なくともカバープレートの取付孔に対応する部位に保護膜部材を介在させたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用断熱パネル。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載の自動販売機用断熱パネルを商品収容庫の内部を仕切るための仕切板として適用したことを特徴とする自動販売機。
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