JP4013866B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、外箱の内部に断熱構造の商品収容庫を構成し、該商品収容庫に商品収納ラックを介して商品を収容するようにした自動販売機に関するものである。
缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機においては、外箱の内部に断熱構造の商品収容庫が設けられているとともに、この商品収容庫の内部に商品を収納するための商品収納ラックが設けられており、商品収容庫の内部雰囲気を加熱、もしくは冷却することによって商品収納ラックに収納させた商品を所望の温度状態に維持するようにしている。例えばホット飲料を販売する場合には、商品収容庫の内部を加熱ヒータにより55℃程度に加熱する一方、コールド商品を販売する場合には、商品収容庫の内部を冷却ユニットにより5℃程度に冷却しており、利用者の選択した商品をそれぞれ最適販売温度で提供するようにしている。
商品収容庫は、外箱の内部に内箱を配設するとともに、これら外箱と内箱との間に断熱材を介在させることによって構成されている。内箱は、金属板によって箱状に構成されたもので、十分な強度が確保されている。商品収納ラックは、サーペンタイン式と称される蛇行状のものが一般的であり、その上端部がブラケット等の取付部材を介して内箱の上壁下面に保持されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−243531号公報
ところで、上記のような自動販売機にあっては、内箱が商品収納ラックを保持するための構造部材として機能するものの、この内箱を構成する金属板が熱の移動経路としても機能するようになるため、例えば商品収容庫の内部において加熱している室と冷却している室との間で熱の授受を完全に絶つことが困難である。このため、加熱ヒータや冷凍機を常に運転しておかなければならず、消費電力の点で必ずしも好ましいものとは言えない。
本発明は、上記実情に鑑みて、消費電力の低減を図ることのできる自動販売機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、金属材料から形成された上壁、一対の側壁、底壁、背壁からなる前面が開口した外箱の内部に断熱材からなる板状の断熱ボードを配設して断熱構造の商品収容庫を構成し、該商品収容庫の内部を仕切板により複数の室を画成し、各室ごとに商品収納ラックを配設した自動販売機であって、前記外箱の内壁面の前方縁及び後方縁にそれぞれ固着されるとともに当該内壁面から突設された取付部材を各室に跨って配設し、前記各室にそれぞれ配設されるラック支持フレームを前記外箱の上壁下面から少なくとも前記断熱ボードの板厚分だけ離隔する態様で前記取付部材に載置して架設したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記取付部材は、前記外箱の上壁前縁部から下方に向けて突設した前方フレーム材と、前記外箱の背壁上縁部から前方に向けて突設した後方フレーム材とを備え、これら前方フレーム材および後方フレーム材の間にラック支持フレームを架設することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項2において、前記前方フレーム材および前記後方フレーム材の少なくとも一方にスリットを形成し、前記ラック支持フレームの端部を前記スリットに差し込んだ後、該ラック支持フレームを前記前方フレーム材および/または前記後方フレーム材に載置させることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る自動販売機は、上述した請求項3において、前記前方フレーム材および/または前記後方フレーム材と前記ラック支持フレームとが相互に重なり合う重合部分を固定ネジによって固定したことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の自動販売機は、上述した請求項1において、前記ラック支持フレームを予め格子状に構成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の自動販売機は、上述した請求項2において、前記前方フレーム材および前記後方フレーム材は、それぞれ複屈曲した横断面形状を有することを特徴とする。
本発明によれば、内箱を要することなく断熱構造の商品収容庫を構成することができるとともに、商品収納ラックを保持することができるため、熱の移動を可及的に抑制し、消費電力の低減を図ることが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例である自動販売機を概念的に示したものである。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を冷却、もしくは加熱した状態で販売するもので、外箱10を備えている。
外箱10は、図2に示すように、複数の金属板を適宜組み合わせることによって構成したもので、前面が開口した箱状に構成してある。より具体的には、上壁11、一対の側壁12、底壁13、背壁14を接合することによって箱状の外箱10を構成するようにしている。一対の側壁12は、それぞれ底壁13よりも下方に延在しており、互いの間に台座壁15を接合してある。
外箱10には、その内部に断熱構造の商品収容庫20が設けてある。本実施例では、図2に示すように、上壁11、一対の側壁12、底壁13、背壁14の内壁面にそれぞれ予め板状に成形した断熱ボード21を配設することにより、これら断熱ボード21によって囲まれる空間に商品収容庫20を構成するようにしている。断熱ボード21は、図には明示していないが、発泡ウレタン等の断熱材によって成形した板状部材の表裏両面にそれぞれ面材として樹脂フィルムやクラフト紙を貼着したものである。
この商品収容庫20の内部には、図3〜図5に示すように、上端部に前方フレーム材22および後方フレーム材23を介して複数のラック支持フレーム30が左右方向に沿って並設してある。
ラック支持フレーム30は、後述する商品収納ラック40を保持するためのもので、それぞれが一対の縦フレーム材31の間に複数の横フレーム材32を架設することによって予め格子状に構成してある。
縦フレーム材31は、図5に示すように、長尺平板状の縦材水平部31aと、縦材水平部31aの一端縁部から直角に屈曲した長尺平板状の縦材垂下部31bとを有したもので、横断面がL字状を成している。縦フレーム材31における縦材水平部31aの前端部には、それぞれネジ孔31cが設けてある。各ラック支持フレーム30の縦フレーム材31は、互いに縦材水平部31aの他端縁を対向させる態様で相互に平行に配設してある。
それぞれの縦フレーム材31の後端部には、規制手段として載置部31dおよび係合部31eが設けてある。載置部31dは、図6の(a)に示すように、縦材垂下部31bの下縁よりも上方となる位置に設けた下方に向く下面である。係合部31eは、載置部31dよりも後方側に位置する部位から下方に向けて突設した舌片状部分である。これら載置部31dおよび係合部31eは、いずれも縦フレーム材31の縦材垂下部31bと同一の板厚に構成してある。
横フレーム材32は、長尺平板状の横材水平部32aと、横材水平部32aの一端縁部から直角に屈曲した長尺平板状の横材垂下部32bと、横材垂下部32bの延在縁部から横材水平部32aに対して平行に延在した後に該横材水平部32aに向けて直角に屈曲した係止部32cとを有したもので、横材水平部32aの各端部をそれぞれ縦フレーム材31における縦材水平部31aの上面に接合させ、互いに平行となる態様で一対の縦フレーム材31に接合してある。
尚、本実施例では、互いに左右幅の異なる3種類のラック支持フレーム30を備えるものを例示している。これら3種類のラック支持フレーム30は、横フレーム材32の長さのみが異なるもので、個々の詳細構成は互いに同一である。
ラック支持フレーム30を保持する前方フレーム材22および後方フレーム材23は、金属によって成形した長尺部材であり、それぞれ複屈曲した横断面形状を成している。具体的には、長尺平板状を成す基部22a,23aと、基部22a,23aの両側縁部からそれぞれ同一方向に向けて直角に屈曲した長尺平板状を成す一対の側部22b,23bと、各側部22b,23bの延在縁部から互いに離隔する方向に向けて直角に屈曲した長尺平板状を成す一対のフランジ部22c,23cとを有し、横断面がいわゆるハット形状と称される前方フレーム材22および後方フレーム材23を構成してある。
前方フレーム材22は、フランジ部22cを介して上壁11の前縁部下面に接合してあり、該上壁11の下面から下方に向けて突出するとともに、左右方向に沿って延在している。後方フレーム材23は、フランジ部23cを介して背壁14の上縁部前面に接合してあり、該背壁14の前面から前方に向けて突出するとともに、左右方向に沿って延在している。前方フレーム材22の後方側に位置する側部22bと後方フレーム材23の基部23aとの間には、上述したラック支持フレーム30の縦フレーム材31よりも短い長さが確保してある。
尚、前方フレーム材22および後方フレーム材23を外箱10に接合する方法としては、例えば溶接やネジ止めを適用すれば良い。これらの接合方法は、いずれか一方を適用しても良いし、両者を併用するようにしても良い。
これら前方フレーム材22および後方フレーム材23には、互いに対応する部位にスリット22d,23dが設けてある。
前方フレーム材22に設けたスリット(以下、単に前方スリット22dという)は、図7に示すように、後方側に位置する側部22bに設けた矩形開口部22d1と、該水平挿入部に連続する態様で基部22aに設けた溝状部22d2とを有するもので、3つのラック支持フレーム30を並設した場合に、それぞれの縦フレーム材31に対応する位置に形成してある。前方スリット22dの矩形開口部22d1は、縦フレーム材31の縦材水平部31aを挿入することのできる大きさを有している。前方スリット22dの溝状部22d2は、縦フレーム材31の縦材水平部31aを矩形開口部22d1に挿入した際に縦材垂下部31bを挿入することのできる大きさおよび位置に前後方向に沿って設けてある。この溝状部22d2は、図6の(a)に示すように、縦フレーム材31の縦材垂下部31bを前端部まで挿入した場合に、縦フレーム材31の後端部を後方フレーム材23から離隔させるだけの長さを有している。
後方フレーム材23に設けたスリット(以下、単に後方スリット23dという)は、図8に示すように、基部23aと上方側に位置する側部23bとに亘る部位に溝状に設けたもので、縦フレーム材31の縦材垂下部31bを挿入することのできる大きさに形成してある。
また、図7に示すように、前方フレーム材22の基部22aには、前方スリット22dにおける矩形開口部22d1の前方となる位置にそれぞれネジ挿通孔22eが設けてある一方、後方フレーム材23のフランジ部23cには、図3に示すように、ナット部材23eが設けてある。ネジ挿通孔22eは、ラック支持フレーム30の縦フレーム材31を後方フレーム材23との間に掛け渡した際に、該縦フレーム材31のネジ孔31cに対応する部位に設けたものである。ナット部材23eは、自動販売機を設置する際に、転倒防止用ボルトBを螺合するためのもので、後方フレーム材23の両端部に溶着してある。
上述した前方フレーム材22および後方フレーム材23との間にラック支持フレーム30を保持させる場合には、図6の(a)に示すように、まず、各縦フレーム材31の前端部を前方フレーム材22の前方スリット22dに挿入し、縦フレーム材31の後端部を後方フレーム材23から離隔した位置に配置させる。
この状態から、図6の(b)に示すように、縦フレーム材31の後端部に設けた係合部31eを後方フレーム材23の後方スリット23dに挿入し、その後、図6の(c)に示すように、係合部31eを後方フレーム材23の内部に位置させるとともに、載置部31dを介して縦フレーム材31の後端部を後方フレーム材23に載置させる。
図6の(c)に示す状態においては、縦フレーム材31の後端部を後方フレーム材23の後方スリット23dから脱落する方向へ移動させようとした場合、当該縦フレーム材31の係合部31eが後方フレーム材23の基部23aに当接係合することによってその移動が阻止されることになる。一方、縦フレーム材31の前端部を前方フレーム材22の前方スリット22dから脱落する方向へ移動させようとした場合には、縦フレーム材31の縦材垂下部31bが後方フレーム材23の基部23aに当接することによってその移動が阻止されることになる。従って、図6の(c)に示す状態においては、ラック支持フレーム30から手を離し、かつ振動や衝撃が加えられた場合にも、ラック支持フレーム30が不用意に脱落する虞れはない。
最後に、前方フレーム材22のネジ挿通孔22eを通じて縦フレーム材31のネジ孔31cに固定ネジ24を螺合させれば、前方フレーム材22および縦フレーム材31の互いに重なり合う重合部分が相互に固定され、ラック支持フレーム30を外箱10における上壁11の下面から離隔する態様で商品収容庫20の内部に取り付けることが可能となる。
これらの間、上記自動販売機によれば、縦フレーム材31と横フレーム材32とを予め格子状に構成してあるため、一度の操作によって一対の縦フレーム材31を前方フレーム材22と後方フレーム材23との間に架設することが可能となる。さらに、上述したように、縦フレーム材31の両端部をそれぞれ前方フレーム材22の前方スリット22dおよび後方フレーム材23の後方スリット23dに挿入載置させれば、不用意な脱落を招来することなく、ラック支持フレーム30を仮に組み付けることが可能となる。これらの結果、ラック支持フレーム30の取付作業をきわめて容易に行うことができるようになる。
このようにして商品収容庫20の内部に配設されたラック支持フレーム30には、図9に示すように、隣接するラック支持フレーム30の相互間に断熱仕切板50が配設してある。つまり、隣接するラック支持フレーム30の間には、縦フレーム材31の縦材垂下部31bが対向して配置されることになり、これら縦材垂下部31bの相互間に断熱仕切板50の上端部が挟装保持されることになる。断熱仕切板50は、商品収容庫20の内部に複数の室を画成するためのもので、断熱ボードの適宜箇所に金属製の補強金具を取り付けることによって構成してある。図には明示していないが、本実施例では、断熱ボードの下方部、上縁部にそれぞれ上縁補強金具を取り付けた2枚の断熱仕切板50を配設することによって商品収容庫20の内部に3つの独立した室を画成するようにしている。
断熱仕切板50によって画成されたそれぞれの室には、商品収納ラック40が配設してある。商品収納ラック40は、図3に示すように、一対の側板41の間にセグメントと称される湾曲形状の案内部材42を配設することによって上下方向に延在する蛇行状の商品収納域43を構成したもので、該商品収納域43に商品を収納する一方、商品払出指令が与えられた場合に対応する商品の払い出しを行う。本実施例では、それぞれの室に複数の商品収納域43を有した商品収納ラック40を前後に配設するようにしている。
それぞれの商品収納ラック40は、側板41の上端部に設けた取付金具44をラック支持フレーム30の横フレーム材32に係止させ、さらにこれら取付金具44およびラック支持フレーム30の横フレーム材32をネジ45によって互いに螺着することにより、ラック支持フレーム30に吊下保持させてある。
ここで、上記自動販売機によれば、ラック支持フレーム30を保持するための取付部材として、前方フレーム材22を外箱10の上壁11に設ける一方、後方フレーム材23を背壁14に設けるようにしているため、商品収納ラック40の荷重が上壁11と背壁14とに分散されることになる。しかも、前方フレーム材22および後方フレーム材23として、それぞれ複屈曲したハット形状の横断面を有したものを適用しているため、これら前方フレーム材22および後方フレーム材23を通じて外箱10に加わる荷重も分散されることになる。これらの結果、商品収納ラック40に多数の商品を収納させた場合にも、外箱10に変形等の不具合を招来する虞れがない。
また、上記自動販売機によれば、商品収納ラック40を保持するラック支持フレーム30が前方フレーム材22および後方フレーム材23のそれぞれに載置された状態にあるため、前方フレーム材22と縦フレーム材31との重合部分を固定する固定ネジ24に過大な荷重が加えられることもなく、仮にこの固定ネジ24が外れた場合であっても、商品収納ラック40が脱落する事態を招来する虞れがない。
尚、図1中の符号46は、商品収納ラック40から払い出された商品を案内するべく室の後方から前方に向けて低く傾斜するように配設した商品シュータである。また、図には明示していないが、各室の内部において商品シュータ46より下方となる領域には、商品収納ラック40に収納した商品を所望の温度に維持するための冷却ユニットや加熱ヒータが設けてある。
一方、上記自動販売機には、図1に示すように、外扉60および内扉70が設けてある。外扉60は、外箱10の前面開口を覆うためのもので、外扉60の一側縁部に開閉可能に配設してある。図には明示していないが、この外扉60の前面には、商品を販売する際に必要となるディスプレイウィンドウ、商品選択押ボタン、紙幣挿通口、硬貨投入口、返却レバー、金額表示器、硬貨返却口、商品取出口61が設けてある。
内扉70は、外扉60の上部内面に設けた断熱体62とともに商品収容庫20の前面を覆うためのもので、外扉60よりも内方となる位置において外箱10の一側縁部に開閉可能に配設してある。この内扉70は、商品収容庫20の各室に対応した下端部に商品搬出口扉71を備えた商品搬出口72を備えており、商品収納ラック40から商品が商品シュータ46に払い出された場合に商品搬出口72を通じて商品を外部に搬出することが可能である。
図10に示すように、上記内扉70は、扉本体73と、一対の側縁補強部材74と、下部前面板金体75と、上部前面板金体76と、下部背面板金体77と、複数(本実施例では3つ)の商品搬出口枠78とを備えて構成してある。
扉本体73は、発泡ウレタン等の断熱材によって予め板状に成形したもので、内扉70の外形寸法とほぼ同一の大きさを有している。この扉本体73には、上述した商品搬出口72に対応する部位にそれぞれ搬出用開口73aが形成してある。各搬出用開口73aは、それぞれ一様な幅をもって扉本体73の下方に延在し、該扉本体73の下端面に開放している。図には明示していないが、この扉本体73においても、表裏両面にそれぞれ面材として樹脂フィルムやクラフト紙が貼着してあるのは、上述した断熱ボード21と同様である。
一対の側縁補強部材74は、扉本体73の両側縁部に配設した金属製の長尺部材である。より具体的には、扉本体73の側端面を覆う基準部分74aと、この基準部分74aの両側からそれぞれ扉本体73の前面および背面を覆う態様で直角に屈曲した側部分74bとを有して側縁補強部材74を構成してあり、横断面がコの字状を成している。図には明示していないが、側縁補強部材74と扉本体73との間は、例えば両面テープによって相互に接着してある。
それぞれの側縁補強部材74には、図13に示すように、基準部分74aに熱移動規制切欠74cが設けてある。熱移動規制切欠74cは、上下方向に沿って延在したスリット状を成すもので、扉本体73の前面側に位置する側部分74bと扉本体73の背面側に位置する側部分74bとの間の熱移動経路を迂回させるべく、2本の仮想直線上に千鳥状となる態様で形成してある。
下部前面板金体75、上部前面板金体76および下部背面板金体77は、それぞれ金属製の板状部材によって成形したものである。下部前面板金体75は、扉本体73の搬出用開口73aに対応する切欠75aを有したもので、図11に示すように、各切欠75aを搬出用開口73aに合致させ、該搬出用開口73aの周囲を覆うとともに、扉本体73の上方部前面を露出させる態様で扉本体73の下方部前面に配設してある。上部前面板金体76は、ほぼ矩形の平板状を成すもので、下部前面板金体75から離隔する態様で扉本体73の上方部前面に配設してある。この上部前面板金体76には、銘板等の付属品を保持するための保持手段76aが複数設けてある。下部背面板金体77は、扉本体73の搬出用開口73aに対応する切欠77aを有したもので、図12に示すように、各切欠77aを搬出用開口73aに合致させ、該搬出用開口73aの周囲を覆うとともに、扉本体73の上方部背面を露出させる態様で扉本体73の下方部背面に配設してある。
尚、これら下部前面板金体75、上部前面板金体76および下部背面板金体77を扉本体73に配設する方法としては、両面テープを適用すれば良い。また、それぞれの板金体75,76,77を側縁補強部材74にネジ止めするようにしても良い。
商品搬出口枠78は、内扉70の商品搬出口72を規定するためのもので、それぞれ樹脂材によって矩形の枠状に構成してある。各商品搬出口枠78には、図10に示すように、枠本体78aに背面フランジ78bおよび前面フランジ78cが設けてある。これら背面フランジ78bおよび前面フランジ78cは、枠本体78aの開口周縁部から外方に向けて延在した部分である。尚、図には明示していないが、それぞれの商品搬出口枠78には、個々の開口を閉塞する商品搬出口扉71が上方の水平軸を中心として開閉可能に配設してある。
上記の構成を有する商品搬出口枠78は、扉本体73に側縁補強部材74、下部前面板金体75、上部前面板金体76および下部背面板金体77を配設した後、図14の(a)〜(c)に示すように、扉本体73の下端面から搬出用開口73aにスライドさせることによって当該扉本体73に装着される。この場合、図15に示すように、背面フランジ78bを下部背面板金体77の外表面に重ね合わせるとともに、前面フランジ78cを下部前面板金体75の外表面に重ね合わせた状態で扉本体73に対する商品搬出口枠78の装着を行う。扉本体73に装着した商品搬出口枠78は、例えば背面フランジ78bを介して下部背面板金体77にネジ止めしたり、前面フランジ78cを介して下部前面板金体75にネジ止めすることによって所望の位置に固定する。
尚、図10中の符号79は、内扉70の上縁に取り付けたシール部材である。このシール部材79は、外扉60に設けた断熱体62との間をシールするためのものである。
さらに、上記内扉70には、その前面側において商品搬出口72の下方側縁部となる位置に防盗部品80が設けてある。この防盗部品80は、図16に示すように、内扉70の前面から前方に突出することによって外扉60との間の間隙を狭め、例えば悪意のあるものが商品取出口61から内扉70の前面に沿って手を差し入れようとした場合にもその動作を邪魔するためのものである。
本実施例においては、図17に示すように、補強部材81、補助補強部材82およびカバー部材83を介して内扉70に防盗部品80を取り付けるようにしている。
補強部材81は、下部前面板金体75よりも板厚の大きな金属板によって構成したもので、該下部前面板金体75の下部外表面から扉本体73の下端部に亘る部位に配設してある。この補強部材81には、その前面となる部分81aおよび下面となる部分81bにそれぞれ雌ネジ孔81cが設けてあり、前面となる部分81aに取付ネジ84を介して防盗部品80が取り付けてある。
補助補強部材82は、下部背面板金体77よりも板厚の大きな金属板によって構成したもので、該下部背面板金体77の下部外表面に沿って下方に延在した後、その下端部が後方側に向けて突出する態様で下部背面板金体77に接合してある。
カバー部材83は、補強部材81の下面に設けた雌ネジ孔81cにネジ85を介して内扉70の下端面に取り付けたもので、補強部材81の前面に位置して取付ネジ84の前方域に覆着したカバー部分83aと、補助補強部材82の下端部に係合する係合部分83bとを有している。
上記のように構成した自動販売機では、内扉70を閉成した場合、商品収容庫20に構成した室がそれぞれ外部雰囲気に対して熱的に遮断されることになり、加熱ヒータを駆動すれば、内部雰囲気を通じて商品収納ラック40の商品を55℃程度に加熱することができる一方、冷却ユニットを駆動すれば、内部雰囲気を通じて商品収納ラック40の商品を5℃程度に冷却することができるようになる。
ここで、上記自動販売機によれば、外箱10の内壁面に前方フレーム材22および後方フレーム材23を突設し、これら前方フレーム材22および後方フレーム材23を介して外箱10の上壁11から離隔する態様でラック支持フレーム30を配設しているため、内箱を要することなく断熱構造の商品収容庫20を構成することができるとともに、商品収納ラック40を保持することができる。さらに、断熱材によって構成した扉本体73の背面には、その下方部背面にのみ下部背面板金体77を設けるようにしているため、内扉70を閉成した場合にも熱の移動経路となる金属部分を可及的に小さくすることができる。また、商品収納ラック40を保持するラック支持フレーム30は、断熱仕切板50によって仕切られた室ごとに分割構成されたものであるため、これらが熱の移動経路となることもない。従って、例えば商品収容庫20の内部において商品を加熱している室と、商品を冷却している室との間での熱の授受を可及的に抑制することができ、消費電力を著しく低減することが可能となる。
しかも、上記自動販売機によれば、商品搬出口72の周囲を覆う態様で下部背面板金体77を設けるようにしているため、商品収容庫20から商品シュータ46に払い出された商品が衝突した場合であっても、断熱材である扉本体73に損傷を来す虞れがなく、常に十分な断熱機能を確保することができ、扉本体73の損傷に起因して消費電力が増大する事態を招来する虞れもない。
さらに、上記自動販売機によれば、内扉70の商品搬出口枠78に背面フランジ78bを設け、この背面フランジ78bを下部背面板金体77に重ね合わせるようにしているため、商品が商品搬出口枠78に衝突した場合にもその脱落を有効に防止することができるようになる。
またさらに、上記自動販売機によれば、扉本体73の前面が剥き出しではなく、下部前面板金体75を設けているため、悪意のあるものが商品取出口61から手を差し入れたとしても内扉70が容易に破壊される虞れはない。加えて、下部前面板金体75に補強部材81を介在させた状態で商品搬出口72の下方側縁部から下部前面板金体75の前方に突出する防盗部品80を設けるようにしているため、悪意のあるものが商品取出口61から内扉70の前面に沿って手を差し入れようとした場合にもその動作を確実に邪魔することができ、その防盗性を維持することが可能となる。
尚、上述した実施例では、前方フレーム材22および後方フレーム材23の双方にスリットを形成し、ラック支持フレーム30の両端部をこれらのフレーム材22,23に挿入載置させるようにしているため、ラック支持フレーム30の取付作業を容易に行うことができるが、必ずしもラック支持フレーム30の両端部を挿入載置させる必要はない。例えば、図18に示す変形例のように、後方フレーム材23にのみスリットを形成し、ラック支持フレーム30の後端部を挿入載置させる一方、前方フレーム材22にネジ孔を形成し、ラック支持フレーム30の前端部をネジ止めするようにしても良い。
本発明の実施例である自動販売機を概念的に示した斜視図である。 図1に示した自動販売機の外扉および商品収容庫の構成を示す概念図である。 図1に示した自動販売機の要部断面側面図である。 図1に示した自動販売機に適用されるラック支持フレームの取付構造を示す斜視図である。 図1に示した自動販売機に適用されるラック支持フレームを上方側から見た斜視図である。 図1に示した自動販売機においてラック支持フレームの取付手順を示す概念図である。 図1に示した自動販売機においてラック支持フレームの前端部と前方フレーム材との接続状態を示す拡大斜視図である。 図1に示した自動販売機においてラック支持フレームの後端部と後方フレーム材との接続状態を示す拡大斜視図である。 図1に示した自動販売機に適用されるラック支持フレームを下方側から見た斜視図である。 図1に示した自動販売機に適用される内扉の分解斜視図である。 図10に示した内扉を正面側から見た斜視図である。 図10に示した内扉を背面側から見た斜視図である。 図10に示した内扉の要部拡大斜視図である。 図10に示した内扉において商品搬出口枠の取付手順を示す概念図である。 図10に示した内扉の要部拡大断面図である。 図10に示した内扉の要部を概念的に示す側面図である。 図10に示した内扉の要部を示す拡大断面側面図である。 本発明に係る自動販売機の変形例を示す要部断面側面図である。
符号の説明
10 外箱
11 上壁
12 側壁
13 底壁
14 背壁
15 台座壁
20 商品収容庫
21 断熱ボード
22 前方フレーム材
22a 基部
22b 側部
22c フランジ部
22d 前方スリット
22d1 矩形開口部
22d2 溝状部
22e ネジ挿通孔
23 後方フレーム材
23a 基部
23b 側部
23c フランジ部
23d 後方スリット
23e ナット部材
24 固定ネジ
30 ラック支持フレーム
31 縦フレーム材
31a 縦材水平部
31b 縦材垂下部
31c ネジ孔
31d 載置部
31e 係合部
32 横フレーム材
32a 横材水平部
32b 横材垂下部
32c 係止部
40 商品収納ラック
41 側板
42 案内部材
43 商品収納域
44 取付金具
45 ネジ
46 商品シュータ
50 断熱仕切板
60 外扉
61 商品取出口
62 断熱体
70 内扉
71 商品搬出口扉
72 商品搬出口
73 扉本体
73a 搬出用開口
74 側縁補強部材
74a 基準部分
74b 側部分
74c 熱移動規制切欠
75 下部前面板金体
75a 切欠
76 上部前面板金体
76a 保持手段
77 下部背面板金体
77a 切欠
78 商品搬出口枠
78a 枠本体
78b 背面フランジ
78c 前面フランジ
79 シール部材
80 防盗部品
81 補強部材
81c 雌ネジ孔
82 補助補強部材
83 カバー部材
83a カバー部分
83b 係合部分
84 取付ネジ
85 ネジ
B 転倒防止用ボルト

Claims (6)

  1. 金属材料から形成された上壁、一対の側壁、底壁、背壁からなる前面が開口した外箱の内部に断熱材からなる板状の断熱ボードを配設して断熱構造の商品収容庫を構成し、該商品収容庫の内部を仕切板により複数の室を画成し、各室ごとに商品収納ラックを配設した自動販売機であって
    前記外箱の内壁面の前方縁及び後方縁にそれぞれ固着されるとともに当該内壁面から突設された取付部材を各室に跨って配設し、前記各室にそれぞれ配設されるラック支持フレームを前記外箱の上壁下面から少なくとも前記断熱ボードの板厚分だけ離隔する態様で前記取付部材に載置して架設したことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記取付部材は、前記外箱の上壁前縁部から下方に向けて突設した前方フレーム材と、前記外箱の背壁上縁部から前方に向けて突設した後方フレーム材とを備え、これら前方フレーム材および後方フレーム材の間にラック支持フレームを架設することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記前方フレーム材および前記後方フレーム材の少なくとも一方にスリットを形成し、前記ラック支持フレームの端部を前記スリットに差し込んだ後、該ラック支持フレームを前記前方フレーム材および/または前記後方フレーム材に載置させることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記前方フレーム材および/または前記後方フレーム材と前記ラック支持フレームとが相互に重なり合う重合部分を固定ネジによって固定したことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. 前記ラック支持フレームを予め格子状に構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  6. 前記前方フレーム材および前記後方フレーム材は、それぞれ複屈曲した横断面形状を有することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
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