JP2005272757A - ガスバリア性塗料及び該塗料を用いてなるガスバリア性積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)と、Mg、Ca、Al、Fe、Co、Ni及びCuからなる群より選ばれる2価以上の金属の、ハロゲン化物、硫酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属化合物(D)を、ポリカルボン酸系ポリマー(B)中のカルボキシル基に対して当量で1〜70%含有することを特徴とするガスバリア性塗料。
【選択図】 なし
Description
そこで、エチレンの共重合比の高いEVOHを用いてコーティング剤を得るには、有機溶媒または水と有機溶媒の混合溶媒を用いる必要があり、環境問題の観点からも望ましくなく、また有機溶媒の回収工程などを必要とするため、コスト高になるという問題がある。
特許文献1:特開平06−220221号公報には、PVAとポリアクリル酸もしくはポリメタクリル酸との混合物に200℃であれば15分以上の熱を加えて、両ポリマーをエステル結合により架橋し、ガスバリア性フィルムを形成することが記載されている。
イオン架橋構造を形成するための金属としては、アルカリ土類金属、その他2価金属イオンを与える金属、3価の金属イオンを与えることのできる金属が[0039]に開示されている。
また、第一工程のエステル化反応を促進するための触媒として、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸やそれらの塩を、予めPVAとポリアクリル酸もしくはポリメタクリル酸との混合物に添加しておくことも開示されている。次亜リン酸等の塩としては、アルカリ金属の他に、アルカリ土類金属の次亜リン酸塩が開示されている([0039]参照)。
また、高温で熱処理すると、ガスバリア層を構成するPVA等の変色や分解の恐れが生じる他、ガスバリア層を積層しているプラスチックフィルム等の基材に皺が生じたり、カールや収縮などの変形が生じたり、包装用材料として使用できなくなる。プラスチック基材の劣化を防ぐためには、高温加熱に十分耐え得るような特殊な耐熱性フィルムを基材とする必要があり、汎用性、経済性の点で難がある。
一方、熱処理温度が低いと、非常に長時間処理する必要があり、生産性が低下するという問題点が生じる。
尚、一般にポリマー分子を架橋することにより耐水性は向上するが、ガスバリア性は酸素等の比較的小さな分子の侵入や拡散を防ぐ性質であり、単にポリマーを架橋してもガスバリア性が得られるとは限らず、たとえば、エポキシ樹脂やフェノール樹脂などの三次元架橋性ポリマーはガスバリア性を有していない。
例えば、特許文献8には、PVA、エチレン−マレイン酸共重合体、ジルコニウム化合物及び前記エチレン−マレイン酸共重合体中のカルボキシル基中和用のアルカリ化合物を含有するガスバリア性コート剤が記載されている。そして、エチレン−マレイン酸共重合体中のカルボキシル基中和用のアルカリ化合物として、アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物等が使用し得る旨記載されている(請求項1、3、[0039]参照)。
しかし、上記文献8〜10に提案されている発明により得られるガスバリア性積層体は、高温高湿度下に暴露するとガスバリア性が劣化する欠点を有している、例えば40℃、90%RH下や50℃、90%RH下で数日間暴露するとガスバリア性は大きく劣化する。
このように、特許文献1〜7に開示される発明よりも穏和な条件で、かつ特許文献8〜10に開示される発明よりもガスバリア性に優れる積層体を提供することが要求されるようになった。
さらに、第3の発明は、ポリカルボン酸系ポリマー(B)が、オレフィン―マレイン酸共重合体であることを特徴とする第1又は第2の発明に記載のガスバリア性塗料に関し、
さらに、第4の発明は、オレフィン―マレイン酸共重合体が、エチレン―マレイン酸共重合体であることを特徴とする第3の発明に記載のガスバリア性塗料に関する。
さらに、第6の発明は、金属化合物(D)が、Mg又はCaのハロゲン化物からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする記第1〜第5の発明のいずれかに記載のガスバリア性塗料に関し、
さらに、第7の発明は、金属化合物(D)が、Mg又はCaの塩化物のうち少なくとも1種であることを特徴とする記第1〜第6の発明のいずれかに記載のガスバリア性塗料に関する。
[ガスバリア性塗料(C)]
ガスバリア性塗料(C)は、後述するプラスチック基材等に塗布し、ガスバリア性を付与するためのものであり、ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)と特定の2価以上の金属化合物(D)とを含有するものである。
本発明で使用するポリアルコール系ポリマー(A)は、分子内に2個以上の水酸基を有するアルコール系重合体であり、PVA、エチレンービニルアルコール共重合体、糖類や、ポリヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリグリセリン(メタ)アクリレートといった水酸基を有するモノマーを重合して成るポリマー等が挙げられる。
本発明において用いられるPVAは、ビニルエステルの重合体を完全または部分ケン化するなどの公知の方法を用いて得ることができる。
ビニルエステルとしては、ぎ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等が挙げられ、中でも酢酸ビニルが工業的に最も好ましい。
上記糖類としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖、多糖類、糖アルコール、またはこれらの誘導体が挙げられる。単糖類は、二糖類、オリゴ糖、多糖類の構成成分であって、通常Cm(H2O)nで表される。単糖類としては、例えば、グルコース、ガラクトース、タロース、マンノース、ソルボース、タガトース、フルクトース、プシコース、エリトロース、トレオース、エリトルロース、アラビノース、キシロース、リボース、リキソース、リブロース等が挙げられる。
水酸基を有するモノマーを重合して成るポリマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、グリセリン(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート(CH2CH2Oユニットの繰り返しが1〜6のものが好ましい)、水酸基末端ウレタン(メタ)アクリレート等を、それぞれ単独で重合して成るホモポリマー、複数共重合して成るコポリマー、他のモノマーと共重合して成るコポリマーを挙げることができる。前2者、即ちホモポリマー、水酸基及びエチレン性不飽和二重結合を有するモノマー同士のコポリマーが好ましく、本発明のガスバリア形成用塗料は、ホモポリマーを2種以上、又は水酸基及びエチレン性不飽和二重結合を有するモノマー同士のコポリマーを2種以上含有することもできる。さらにホモポリマーとコポリマーとを含有することもできる。
例えば、クロトン酸、(メタ)アクリル酸等の不飽和モノカルボン酸エステル、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルニトリル、スチレン、スチレンスルホン酸、ビニルトルエン、エチレンなどの炭素数2〜30のα−オレフィン類、アルキルビニルエーテル類、ビニルピロリドン等が挙げられる。
本発明で使用するポリカルボン酸系ポリマー(B)は、分子内に2個以上のカルボキシル基もしくは酸無水物基を有するポリマーであり、カルボキシル基もしくは酸無水物基を有するモノマーを重合して成るポリマー、等が挙げられる。
カルボキシル基もしくは酸無水物基を有するモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、2−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレート、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、イタコン酸、無水イタコン酸が挙げられ、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸が好ましい。
例えば、クロトン酸、(メタ)アクリル酸等の不飽和モノカルボン酸エステル、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルニトリル、スチレン、スチレンスルホン酸、ビニルトルエン、エチレンなどの炭素数2〜30のα−オレフィン類、アルキルビニルエーテル類、ビニルピロリドン等が挙げられる。
本発明における、オレフィン−マレイン酸共重合体は、無水マレイン酸またはマレイン酸とオレフィンモノマーを溶液中などにおけるラジカル重合などの公知の方法で共重合することにより得られる。
したがって、本発明においては、特記しない限り、マレイン酸単位と無水マレイン単位とを総称してマレイン酸単位という。本発明のガスバリア性塗料(C)は水溶性であることが好ましいので、これらに疎水性の共重合成分を多量に含有させると水溶性が損なわれるため好ましくない。
また、本発明で用いられるオレフィン−マレイン酸共重合体は、重量平均分子量が3000〜1000000であることが好ましく、5000〜900000であることがより好ましく、10000〜800000であることが更に好ましい。
本発明において用いられるエチレン−マレイン酸共重合体(以下、EMAという)は、無水マレイン酸とエチレンとを溶液ラジカル重合などの公知の方法で重合することにより得られるものである。また、本発明の目的を損なわない範囲で他のビニル化合物を少量共重合することも可能である。ビニル化合物としては例えば、アルキルビニルエーテル類、アクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタアクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタアクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル類、ギ酸ビニル、酢酸ビニルなどのビニルエステル類、スチレン、p−スチレンスルホン酸、プロピレン、イソブチレンなどの炭素数3〜30のオレフィン類や、PVAの水酸基などと反応する反応性基を有する化合物を挙げることができる。
また、本発明で用いられるEMAは重量平均分子量が3000〜1000000であることが好ましく、5000〜900000であることがより好ましく、10000〜800000であることが更に好ましい。
本発明のガスバリア性塗料(C)は、ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)の他に、特定の2価以上の金属化合物(D)を含有することが重要である。特定の2価以上の金属化合物(D)を含有することによって、ガスバリア層中にさらに架橋構造を形成し得る。特定の2価以上の金属化合物(D)は、水酸基もしくはカルボキシル基と反応し得るものであることが好ましく、EMA由来のカルボキシル基と反応することがより好ましい。水酸基もしくはカルボキシル基と反応することによって、好適に架橋構造を形成する。ここで生じる架橋構造は、イオン結合、共有結合はもちろん配位的な結合であってもよい。
これら2価以上の金属化合物(D)は、EMA(B)中のカルボキシル基に対し、当量で1〜70%含有することが好ましく、当量で2〜60%含有することがより好ましく、5〜55%含有することがさらに好ましく、10〜50%であることが特に好ましく、20〜50%であることが最も好ましい。
ガスバリア性という観点からは、無機層状化合物の含有量は多い方が好ましい。しかし、無機層状化合物は、水親和性が強く吸湿しやすい。また無機層状化合物を含有する塗料は、高粘度化しやすいので塗装性を損ないやすい。さらに無機層状化合物の含有量が多いと、形成されるガスバリア層やガスバリア性積層体の透明性が低下する。
そこで、これらの観点から無機層状化合物は、ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)との合計100重量部に対して、1〜300重量部であることが好ましく、2〜200重量部であることがより好ましく、多くとも100重量部であることがさらに好ましい。
無機層状化合物の好ましい例としては、モンモリロナイト、バイデライト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、バーミキュライト、フッ素
雲母、白雲母、パラゴナイト、金雲母、黒雲母、レピドライト、マーガライト、クリントナイト、アナンダイト、緑泥石、ドンバサイト、スドーアイト、クッケアイト、クリノクロア、シャモサイト、ニマイト、テトラシリリックマイカ、タルク、パイロフィライト、ナクライト、カオリナイト、ハロイサイト、クリソタイル、ナトリウムテニオライト、ザンソフィライト、アンチゴライト、ディッカイト、ハイドロタルサイトなどがあり、膨潤性フッ素雲母又はモンモリロナイトが特に好ましい。
α(MF)・β(aMgF2・bMgO)・γSiO2(式中、Mはナトリウム又はリチウムを表し、α、β、γ、a及びbは各々係数を表し、0.1 ≦α≦2、2≦β≦3.5 、3≦γ≦4、0≦a≦1、0≦b≦1、a+b=1である。)
MaSi4(Al2-aMga)O10(OH)2・nH2O(式中、Mはナトリウムのカチオンを表し、aは0.25〜0.60である。また、層間のイオン交換性カチオンと結合している水分子の数は、カチオン種や湿度等の条件に応じて変わりうるので、式中ではnH2Oで表す。)
またモンモリロナイトには次式群で表される、マグネシアンモンモリロナイト、鉄モンモリロナイト、鉄マグネシアンモンモリロナイトの同型イオン置換体も存在し、これらを用いてもよい。
MaSi4(Al1.67-aMg0.5+a)O10(OH)2・nH2O
MaSi4(Fe(III)2-aMga)O10(OH)2・nH2O
MaSi4(Fe(III)1.67-aMg0.5+a)O10(OH)2・nH2O
(式中、Mはナトリウムのカチオンを表し、aは0.25〜0.60である。)
たとえば、ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)を別々に水溶液とし、使用前に混合して用いる方法が好ましい。
本発明のガスバリア性塗料(C)は、種々の方法で得ることができる。例えば、
(1)ポリアルコール系ポリマー(A)の水溶液とポリカルボン酸系ポリマー(B)の水溶液とを混合する際に2価以上の金属化合物(D)もしくは2価以上の金属化合物(D)の水溶液を混合する、
(2)ポリカルボン酸系ポリマー(B)の水溶液に2価以上の金属化合物(D)を予め溶解しておき、これとポリアルコール系ポリマー(A)の水溶液とを混合する、
(3)ポリアルコール系ポリマー(A)の水溶液に2価以上の金属化合物(D)を予め溶解しておき、これとポリカルボン酸系ポリマー(B)の水溶液とを混合する、
等の方法が挙げられ、(2)の方法が好ましい。
上述のガスバリア性塗料(C)をプラスチック基材上に直に、又はアンダーコート層(以下、UC層ともいう)を介してプラスチック基材上に塗布し、加熱処理することによって、ガスバリア性積層体を得ることができる。
ここで用いられるプラスチック基材は、熱成形可能な熱可塑性樹脂から押出成形、射出成形、ブロー成形、延伸ブロー成形或いは絞り成形等の手段で製造された、フィルム状基材の他、ボトル、カップ、トレイ等の各種容器形状を呈する基材であってもよく、フィルム状であることが好ましく、透明性に優れるものであることが好ましい。透明性に優れるプラスチック基材を用いてなるガスバリア性積層体で包装材を作ると、包装材の中を外部から見ることができる。
また、プラスチック基材は、単一の層から構成されるものであってもよいし、あるいは例えば同時溶融押出しや、その他のラミネーションによって複数の層から構成されるものであってもよい。
ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート/イソフタレート、ポリエチレンナフタレート等が、
ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6,10、メタキシリレンアジパミド等のポリアミド;
スチレン系共重合体としては、ポリスチレン、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体(ABS樹脂)等が、
塩化ビニル系共重合体としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等が、
アクリル系共重合体としては、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレート・エチルアクリレート共重合体等がそれぞれ挙げられる。
これらの熱可塑性樹脂は、単独で使用してもよいし、2種以上を混合し使用しても良い。
また、本発明のガスバリア性積層体を用いて後述するように包装材を形成する場合、包装材としての強度を確保するために、ガスバリア性積層体を構成するプラスチック基材として、各種補強材入りのものを使用することができる。即ち、ガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維、カーボン繊維、パルプ、コットン・リンター等の繊維補強材、或いはカーボンブラック、ホワイトカーボン等の粉末補強材、或いはガラスフレーク、アルミフレーク等のフレーク状補強材の1種類或いは2種類以上を、前記熱可塑性樹脂100重量部当り合計量として2乃至150重量部の量で配合でき、更に増量の目的で、重質乃至軟質の炭酸カルシウム、雲母、滑石、カオリン、石膏、クレイ、硫酸バリウム、アルミナ粉、シリカ粉、炭酸マグネシウム等の1種類或いは2種類以上を前記熱可塑性樹脂100重量部当り合計量として5乃至100重量部の量でそれ自体公知の処方に従って配合しても何ら差支えない。
さらに、ガスバリア性の向上を目指して、鱗片状の無機微粉末、例えば水膨潤性雲母、クレイ等を前記熱可塑性樹脂100重量部当り合計量として5乃至100重量部の量でそれ自体公知の処方に従って配合しても何ら差支えない。
本発明のガスバリア性積層体は、上述のガスバリア性塗料(C)をプラスチック基材上に直に、又はUC層を介してプラスチック基材上に塗布し、加熱処理することによって得られる。UC層は、ガスバリア層とプラスチック基材との間に位置し、ガスバリア層の密着性向上の役割を主として担う。
UC層は、ウレタン系、ポリエステル系、アクリル系、エポキシ系等種々のポリマーから形成され得、ウレタン系のUC層が好ましい。
(1) ポリエステルポリオールやポリエーテルポリオール等のポリオール成分とポリイソシアネート成分とを含有するUC用組成物をプラスチック基材上に塗工、加熱し、ポリオール成分とポリイソシアネート成分とを反応させ、ウレタン系のUC層を形成することができる。該UC層上に、前記塗料(C)の溶液を塗工し、これを加熱すれば基材/UC層/ガスバリア層からなる積層体を得ることができる。
(2) UC用組成物をプラスチック基材上に塗工、乾燥し、ポリオール成分とポリイソシアネート成分との反応が完了していない、UC層の前駆体を得、該前駆体上に前記塗料(C)の溶液を塗工し、加熱することによってUC層の形成とガスバリア層の形成とを一度に行って、基材/UC層/ガスバリア層を得ることもできる。
(3) あるいは、UC用組成物をプラスチック基材上に塗工後、加熱せずに、前記ガスバリア性塗料を塗工し、加熱することによってUC層の形成とガスバリア層の形成とを一度に行って、基材/UC層/ガスバリア層からなる積層体を得ることもできる。
UC用組成物に含まれるポリイソシアネートが,ガスバリア層との界面領域において,ポリアルコール系ポリマー(A)中の水酸基とも反応し、密着性向上に寄与する他、ガスバリア層の架橋を補助し、耐水性の向上にも効果があると考えられるので、(2)、(3)の方法が好ましい。
多価カルボン酸としては、例えばイソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族多価カルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸,シクロヘキサンジカルボン酸の脂肪族多価カルボン酸が挙げられる。
グリコールとしては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6ーヘキサンジオールなどが挙げられる。
また,これらのポリエステルポリオールの数平均分子量は1000〜10万のものが好ましく,3000〜5万のものがより好ましく,1万〜4万のものがさらに好ましい。
例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フエニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ビフエニレンジイソシアネート、3,3’−ジクロロ−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネート、
テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジ イソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート、
上記ポリイソシアネート単量体から誘導されたイソシアヌレート、ビューレット、アロファネート等の多官能ポリイソシアネート化合物、あるいはトリメチロールプロパン、グリセリン等の3官能以上のポリオール化合物との反応により得られる末端イソシアネート基含有の多官能ポリイソシアネート化合物等を挙げることができる。ヘキサメチレンジイソシアネート(以下、HMDIともいう)の三量体である3官能イソシアヌレート体が好ましい。
UC層には上記成分の他に、公知である硬化促進触媒,充填剤、軟化剤、老化防止剤、安定剤、接着促進剤、レベリング剤、消泡剤、可塑剤、無機フィラー、粘着付与性樹脂、繊維類、顔料等の着色剤、可使用時間延長剤等を使用することもできる。
また、未延伸フィルムに塗布して乾燥した後、延伸処理することもできる。例えば、乾燥後、テンター式延伸機に供給してフィルムを走行方向と幅方向に同時に延伸(同時2軸延伸)、熱処理することもできる。あるいは、多段熱ロール等を用いてフィルムの走行方向に延伸を行った後に塗料等を塗布し、乾燥後、テンター式延伸機によって幅方向に延伸(逐次2軸延伸)してもよい。また、走行方向の延伸とテンターでの同時2軸延伸を組み合わせることも可能である。
本発明におけるガスバリア層の厚みは、積層体のガスバリア性を十分高めるためには少なくとも0.1μmより厚くすることが望ましい。
本発明のガスバリア性積層体は、上述のガスバリア性塗料(C)をプラスチック基材上に直に、又はUC層を介してプラスチック基材上に塗布し、加熱処理することによって得られる。
即ち、塗料(C)を塗布した後、加熱処理することによって、ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)とのエステル化反応、及び2価以上の金属化合物(D)とポリアルコール系ポリマー(A)、もしくは該金属化合物(D)とポリカルボン酸系ポリマー(B)との反応が生起し、ガスバリア性積層体が生成される。
詳しくは、100℃以上140℃未満の温度範囲で90秒以上、または140℃以上180℃未満の温度範囲で1分以上、または180℃以上250℃未満の温度範囲で30秒以上の熱処理を行うことが好ましく、
100℃以上140℃未満の温度範囲で2分以上、または140℃以上180℃未満の温度範囲で90秒以上、または180℃以上240℃以上の温度範囲で1分以上の熱処理を行うことがより好ましく、
100℃以上140℃未満の温度範囲で4分以上、または140℃以上180℃未満の温度範囲で3分以上、または180℃以上220℃未満の温度範囲で2分程度の熱処理を行うことが特に好ましい。
また、加熱処理時間が長いほど、高湿度下でのガスバリア性は向上する傾向にあるが、生産性および基材フィルムの熱による変形、劣化等を考慮すると加熱処理時間は1時間以内であることが好ましく、30分以内であるとより好ましく、20分以内であることが特に好ましい。
2価以上の金属化合物(E)を含有する水としては、イオン交換水や精製水や蒸留水以外の水であればよく、身近な水道水を用いることができる。前記水に含まれる2価以上の金属化合物(E)は、2価以上の金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩の少なくとも1種が含まれていることが好ましい
(a) ガスバリア性積層体を2価以上の金属化合物(E)を含有する水(湯)に浸漬する。
(b) ガスバリア性積層体に2価以上の金属化合物(E)を含有する水(湯)を霧状、シャワー状にして吹き付ける。
(c) ガスバリア性積層体を2価以上の金属化合物(E)を含有する水蒸気にさらす。
(d) ガスバリア層上に2価以上の金属化合物(E)を含有する水(湯)を塗工する。
(e) ガスバリア性積層体に金属化合物(E)を含有する水蒸気を吹き付けつつ、熱ロールで加熱する。
(f) ガスバリア層上に2価以上の金属化合物(E)を含有するコート剤を塗工する。
(g) 2価以上の金属化合物を含有する水(湯)に、ガスバリア層が接触するようにガスバリア性積層体を浮かべる。
いずれの方法も水がより作用し易いように、ガスバリア性積層体を加熱したり、環境温度を高くしたり、必要に応じて加圧したり、減圧したり、電界を作用させても良い。
上記(a)〜(e)、(g)の含有水(湯)にはさらにアルコールを含有することもできる。また、上記(f)のコート剤の液状媒体としては、水以外にもアルコール、その他有機溶剤などを併用することができる。さらに、溶媒の他に樹脂等を含んでいても良い。
また、2価以上の金属化合物(E)を含有する水の温度は、10℃〜130℃であることが好ましく、30℃〜100℃であることがより好ましい。
より具体的には熱によって形成されたガスバリア性積層体のガスバリア層を、2価以上の金属化合物(E)を含有する70〜100℃の温水に1秒以上5分以内接触させることが好ましく、80〜100℃の含有温水に5秒以上30秒以内接触させることがより好ましい。
Modern Control社製、酸素透過試験器OX−TRAN TWINを用い、25℃、80%RHにおける酸素透過度を求めた。具体的には、25℃、80%RHに加湿した酸素ガス及び窒素ガス(キャリアーガス)を用いた。
1/Ptotal=1/Pfilm+1/PNy
但し、
Ptotal:ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)とを含有するガスバリア性塗料(C)から形成されたガスバリア層、及び基材フィルム(2軸延伸ナイロンフィルム)層とからなる積層フィルムの酸素透過度。UC層を有する場合には、ガスバリア層、UC層及び基材フィルムの酸素透過度。
Pfilm:ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)とを含有するガスバリア性塗料(C)から形成されたフィルム層の酸素透過度。
PNy:基材フィルム(2軸延伸ナイロンフィルム)層の酸素透過度。UC層を有する場合には、UC層及び基材フィルムの酸素透過度。
PVA(クラレ(株)製、ポバール105(ポリビニルケン化度98〜99%、平均重合度約500)を熱水に溶解後、室温に冷却することにより、PVA水溶液を得た。
別途、対COOH当量がそれぞれ10%のMgCl2及び水酸化ナトリウムを添加したEMA(重量平均分子量100000)水溶液を調整した。
PVAとEMAの重量比が表1に示すようになるように、上記PVA水溶液と上記EMA水溶液とを混合し、固形分10重量%の混合液(=ガスバリア性塗料)を得た。
MgCl2の代わりにMg(OH)2を用い、対COOH当量がそれぞれ10%のMg(OH)2及び水酸化ナトリウムを溶解したEMA水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得、同様の処理を施した後に積層フィルムの酸素透過度を測定した。積層フィルム及びガスバリア層の酸素透過度を測定した結果を表1に示す。
MgCl2の代わりにNaClを用い、対COOH当量がそれぞれ10%のNaCl及び水酸化ナトリウムを溶解したEMA水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得、同様の処理を施した後に積層フィルムの酸素透過度を測定した。積層フィルム及びガスバリア層の酸素透過度を測定した結果を表1に示す。
MgCl2を用いずに、対COOH当量が10%の水酸化ナトリウムを溶解したEMA水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得、同様の処理を施した後に積層フィルムの酸素透過度を測定した。積層フィルム及びガスバリア層の酸素透過度を測定した結果を表1に示す。
Claims (8)
- ポリアルコール系ポリマー(A)とポリカルボン酸系ポリマー(B)と、Mg、Ca、Al、Fe、Co、Ni及びCuからなる群より選ばれる2価以上の金属の、ハロゲン化物、硫酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属化合物(D)を、ポリカルボン酸系ポリマー(B)中のカルボキシル基に対して当量で1〜70%含有することを特徴とするガスバリア性塗料。
- ポリアルコール系ポリマー(A)が、ポリビニルアルコール、エチレン―ビニルアルコール共重合体、糖類のいずれか1種又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項1記載のガスバリア性塗料。
- ポリカルボン酸系ポリマー(B)が、オレフィン―マレイン酸共重合体であることを特徴とする請求項1又は2記載のガスバリア性塗料。
- オレフィン―マレイン酸共重合体が、エチレン―マレイン酸共重合体であることを特徴とする請求項3記載のガスバリア性塗料。
- 金属化合物(D)が、Mg又はCaのハロゲン化物、硫酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1ないし4記載のガスバリア性塗料。
- 金属化合物(D)が、Mg又はCaのハロゲン化物からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1ないし5記載のガスバリア性塗料。
- 金属化合物(D)が、Mg又はCaの塩化物のうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項1ないし6記載のガスバリア性塗料。
- 請求項1〜7いずれか記載のガスバリア性塗料から形成されるガスバリア層が、プラスチック基材上に直に、又はアンダーコート層を介してプラスチック基材上に積層されていることを特徴とするガスバリア性積層体。
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