JP2005270514A - 生理用ショーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】防水布としての機能を満足させながら、装着時におけるムレや熱のこもりを無くし、装着感の向上等を図った生理用ショーツを提供する。
【解決手段】前身頃2、後身頃3及びこれら両者間を繋ぐ股下部4とからなり、吸収性物品が固定されて着用される生理用ショーツ1において、防水布を必要な部分にのみ配設し防水布の配設面積を最小化する。具体的には、前記股下部4において、両側部に防水布5A、5Bを配設し股下中間部から防水布を無くすとともに、前記後身頃3において、股下部4に配設された両側の防水布5A、5Bから連続するようにV字状又はY字状を成す防水布5Cを配設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、生理用ナプキンやパンティライナなどの吸収性物品が固定されて着用される生理用ショーツに係り、特にムレを無くし装着感の向上を図った生理用ショーツに関する。
従来より、生理用ナプキンやパンティライナなどの吸収性物品が固定されて着用される生理用ショーツが提案されている。この生理用ショーツが通常のショーツと異なるのは、付着した体液の汚れを落とし易いように、内面側にクロッチからヒップ側にかけて防水布が配設されている点である。
前記防水布は、下記特許文献1に記載されるように、股下部分にのみ配設した生理用ショーツと、図4に示されるように、防水布50を股下部から後身頃のほぼ全体を覆うように配設した生理用ショーツとがある。
特開2003−171802号公報
しかしながら、前記防水布を配設して不透液性とすることにより、体液を外部に漏らさないようにすることができるけれども、一方で前記防水布によって湿気や熱をショーツ内に滞らせてしまい、ムレが生じ、不快感が増すようになるなどの問題があった。
近年はムレを抑えるように透湿性の防水布なども提供されているが、透湿性が小さく根本的な解決策とはなっていない。
そこで本発明の主たる課題は、防水布としての機能を満足させながら、装着時におけるムレや熱のこもりを無くし、装着感の向上等を図った生理用ショーツを提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、前身頃、後身頃及びこれら両者間を繋ぐ股下部とからなり、吸収性物品が固定されて着用される生理用ショーツにおいて、
前記股下部において、両側部に防水布を配設し股下中間部から防水布を無くしたことを特徴とする生理用ショーツが提供される。
請求項2に係る本発明として、前記後身頃において、股下部に配設された両側の防水布から連続するようにV字状又はY字状に防水布を配設してある請求項1記載の生理用ショーツが提供される。
請求項3に係る本発明として、前記前身頃において、股下部に配設された両側の防水布から連続するようにV字状又はY字状に防水布を配設してある請求項1、2いずれかに記載の生理用ショーツが提供される。
請求項4に係る本発明として、前記股下部において、防水布の非配設領域の幅は30mm以下であり、かつ両側部に配設された防水布の幅が少なくとも10mm以上である請求項1〜3いずれかに記載の生理用ショーツが提供される。
請求項5に係る本発明として、前記防水布として、ショーツ素材よりも伸長時応力の大きい布帛を使用する請求項1〜4いずれかに記載の生理用ショーツが提供される。
以上詳説のとおり本発明によれば、防水布を必要な部分にのみ配設するようにしたため、防水布としての機能を満足させながら、装着時のムレを無くすことができるとともに、伸縮性が無いか少ない防水布の配設面積を最小化したことにより、ショーツの伸縮性が高まるため、ナプキンがより体にフィットするようになり装着感が高まるようになる。また同時にフィット性が向上することにより、漏れが防止されるようになるとともに、防水布によるガサツキ感が無くなる。さらに、前記防水布として、ショーツ素材よりも伸長時応力の大きい布帛を使用した場合には、ヒップアップ効果や体型補正効果を持たせることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る生理用ショーツ1の斜視図であり、図2はその展開図である。
本生理用ショーツ1は、生理用ナプキンやパンティライナなどの吸収性物品が固定されて着用されるものであり、前身頃2、後身頃3及びこれら両者間を繋ぐ股下部4とからなるものである。これら前身頃2、後身頃3及び股下部4は、綿布のように肌触り感及び通気性が良好で、かつエラストマー繊維を含み、縦及び横方向にある程度の伸縮性が付与された素材を使用するのが望ましい。
本生理用ショーツ1の場合には、特に防水布5を必要な部分にのみ配設し、防水布の配設面積を最小化するようにしている。
具体的には図2に示されるように、前記股下部4においては、両側部に防水布5A、5Bを配設し、股下中間部から防水布を無くすようにし、かつ後身頃3においては、前記股下部4に配設された両側の防水布5A、5Bから連続するようにV字状又はY字状(図示例ではY字状)を成す防水布5Cを配設するようにしている。なお、これら防水布5A〜5Cは、本例では一体の布帛を用いたが、それぞれが分割した布帛とされ、ショーツ1に縫合することにより製品状態で連続した状態となるようにしてもよい。
前記防水布5は、前記前身頃2、後身頃3と同素材からなる外面布の内面側に重ねてその周囲を縫い合わせたものであり、非肌面側の面(隠れた内面側)に防水処理、例えばシリコン系、フッ素系の撥水剤を塗工することにより、或いはポリフッ化エチレン、ポリウレタン、ポリエチレン等の撥水性シートを積層することにより防水処理が成されている布帛であり、近年はポリエチレンアミノ酸ウレタン重合体、ポリウレタン重合体、ポリテトラフルオロエチレン重合体を布帛にコーティング又はラミネートした透湿性防水布なども提供されている。本生理用ショーツ1の防水布5としては、極力、ムレを無くす観点から透湿性を有するものが好適に使用される。
前記股下部4において、防水布5A、5Bの間の非配設領域の幅Sは30mm以下とし、かつ両側部に配設された防水布5A、5Bの幅Bは少なくとも10mm以上とするのが望ましい。通常のナプキンは、中央に集まるようにヨレた場合でも30mm以下にはならないため、防水布5A、5Bの非配設領域の幅Sは30mm以下とするのが良い。また、サイド部分ではウイングフラップの有無に拘わらず、横漏れが発生し易い箇所であるため、脚開口縁から内側に少なくとも10mm以上の幅とするのが望ましい。
また、前記後身頃3においては、特に汗をかきやすい部分であるため、夜用ナプキン(29cm以上)でカバーできる部分については防水布を無くし、装着時のムレを無くすようにする。また、防水布の形状は、万が一、体液が漏れた場合を考慮して、ショーツ1の後端に向かうほど狭まるように、V字状又はY字状に配設している。
一方、前記前身頃2においては、前漏れの発生率が低いため、防水布を省略することも可能であるが、漏れ防止効果を高めるために防水布を配設するのが望ましい。この場合には、図3に示されるように、前記後見頃3と同様に、股下部4に配設された両側の防水布5A、5Bから連続するようにV字状又はY字状(図示ではV字状)を成す防水布5Dを配設するのが望ましい。
ところで、前記防水布5として、ショーツ素材よりも伸長時応力の大きい布地を使用することにより、ヒップアップ効果や体型補正効果を持たせることが可能である。この場合には、前記防水布5による伸縮力が大きく作用するように、ある程度伸長させた状態でショーツ1に縫合するのが望ましい。
〔他の形態例〕
(1)図2に示される生理用ショーツ1では、股下部4及び後身頃3の両方に防水布を配設するようにしたが、股下部4にのみ、中間を避けて両側に防水布5A、5Bを配設するようにしてもよい。
本発明に係る生理用ショーツ1の斜視図である。 その展開図である。 防水布6の配設パターンの変形例を示す生理用ショーツの展開図である。 従来の生理用ショーツの背面図である。
符号の説明
1…生理用ショーツ、2…前身頃、3…後身頃、4…股下部、5・5A〜5D…防水布、N…ナプキン

Claims (5)

  1. 前身頃、後身頃及びこれら両者間を繋ぐ股下部とからなり、吸収性物品が固定されて着用される生理用ショーツにおいて、
    前記股下部において、両側部に防水布を配設し股下中間部から防水布を無くしたことを特徴とする生理用ショーツ。
  2. 前記後身頃において、股下部に配設された両側の防水布から連続するようにV字状又はY字状に防水布を配設してある請求項1記載の生理用ショーツ。
  3. 前記前身頃において、股下部に配設された両側の防水布から連続するようにV字状又はY字状に防水布を配設してある請求項1、2いずれかに記載の生理用ショーツ。
  4. 前記股下部において、防水布の非配設領域の幅は30mm以下であり、かつ両側部に配設された防水布の幅が少なくとも10mm以上である請求項1〜3いずれかに記載の生理用ショーツ。
  5. 前記防水布として、ショーツ素材よりも伸長時応力の大きい布帛を使用する請求項1〜4いずれかに記載の生理用ショーツ。
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