JP2002209938A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

パンツ型使い捨ておむつ

Info

Publication number
JP2002209938A
JP2002209938A JP2001008960A JP2001008960A JP2002209938A JP 2002209938 A JP2002209938 A JP 2002209938A JP 2001008960 A JP2001008960 A JP 2001008960A JP 2001008960 A JP2001008960 A JP 2001008960A JP 2002209938 A JP2002209938 A JP 2002209938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
type disposable
pants
disposable diaper
diaper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001008960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4330281B2 (ja
Inventor
Kenji Ando
賢治 安藤
Atsushi Murai
淳 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001008960A priority Critical patent/JP4330281B2/ja
Publication of JP2002209938A publication Critical patent/JP2002209938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4330281B2 publication Critical patent/JP4330281B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着者の脚回りへのフィット性が高く、下着
のブリーフ様の外観を有するパンツ型使い捨ておむつを
提供すること。 【解決手段】 トップシート2、バックシート3及び吸
収コア4を有し、腹側部11及び背側部13それぞれの
両側縁部が互いに接合されてウエスト開口部14及びレ
ッグ開口部15が形成されたパンツ型使い捨ておむつ1
において、弾性部材26a,26b,26cが不織布2
3に接合固定されて構成された伸縮自在な帯状弾性片2
0が、レッグ開口部15に沿って配されており、帯状弾
性片20は、その長さ方向に沿う一側部に自由縁部21
を有すると共に自由縁部21よりも内寄りの位置に固定
部22を有しており、固定部22がレッグ開口部15の
開口縁15a又はその近傍に接合固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着用者の脚回りへ
のフィット性が高いパンツ型使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
パンツ型使い捨ておむつとして、トップシート、バック
シート及び吸収コアを有する吸収性本体と、該吸収性本
体の前記バックシート側に配された外層シートとを備え
たタイプのものが知られている。このタイプのおむつに
おいては、外層シートの左右両側縁に円弧状の凹欠部が
形成されており、該外層シートにおける腹側部及び背側
部それぞれの両側縁部を互いに接合することで、前記凹
欠部からレッグ開口部が形成されている。そして、前記
凹欠部に、その縁に沿ってレッグ部弾性部材が伸張状態
で配されることで、レッグギャザーが形成されている。
【0003】しかし、このタイプのおむつにおいては、
レッグ部弾性部材は、おむつの腹側部と背側部とで別々
に配されることが多い。その場合には、レッグ部弾性部
材は、おむつの股下部において吸収体の幅方向へ横断す
ることになる。その結果、吸収体にヨレやしわが発生
し、吸収体を効率的に使うことができなかったため、漏
れが起こる場合があった。また、腹側部のレッグ部弾性
部材と背側部のレッグ部弾性部材とが股下部において接
近する部分においては、一般にレッグ部弾性部材の応力
が、おむつの長手方向というよりは、むしろその幅方向
に働いていたため、おむつ股下部のレッグ部弾性部材の
機能が不十分となり、レッグ部弾性部材の伸縮応力がレ
ッグ開口部の全周に亘って連続しなくなっていた。これ
に起因して、着用者の脚回りのフィット性が充分でなく
なり、脚回りからの液漏れが起こる場合があった。
【0004】従って、本発明は、装着者の脚回りへのフ
ィット性が高く、脚回りからの液漏れが防止された、下
着のブリーフ様の外観を有するパンツ型使い捨ておむつ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性のト
ップシート、液不透過性のバックシート及び両シート間
に介在された液保持性の吸収コアを有し、腹側部及び背
側部それぞれの両側縁部が互いに接合されてウエスト開
口部及び一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い
捨ておむつにおいて、弾性部材が不織布に接合固定され
て構成された伸縮自在な帯状弾性片が、前記レッグ開口
部に沿って配されており、前記帯状弾性片は、その長さ
方向に沿う一側部に自由縁部を有すると共に該自由縁部
よりも内寄りの位置に固定部を有しており、該固定部が
前記レッグ開口部の開口縁又はその近傍に接合固定され
ているパンツ型使い捨ておむつを提供することにより前
記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。第1実施形
態の使い捨ておむつ1は、図1、図2及び図3に示すよ
うに、液透過性のトップシート2、液不透過性のバック
シート3及び、トップシート2とバックシート3との間
に挟まれた液保持性の吸収コア4を有する実質的に縦長
の吸収性本体10と、吸収性本体10のバックシート3
側に配された外層シート5とを備えている。
【0007】おむつ1は、着用者の腹側に配される腹側
部11と背側に配される背側部13とその間に位置する
股下部12とを有している。そして、腹側部11の両側
縁11a,11aと背側部13の両側縁13a,13a
とが互いに接合され接合部位9が形成されている。これ
により、ウエスト開口部14及び一対のレッグ開口部1
5,15が形成される。この接合には例えばヒートシー
ル、高周波シール、超音波シール等が用いられる。
【0008】トップシート2、バックシート3及び吸収
コア4はそれぞれ矩形状であり、長さ方向の両側縁部が
おむつ1の股下部12において内方に湾曲している。こ
れら三者は一体化されて縦長の吸収性本体10を形成し
ている。トップシート2及びバックシート3としては、
従来この種のおむつに用いられているものと同様のもの
を用いることができる。また吸収コア4は、高吸収性ポ
リマーの粒子及びパルプ等の繊維材料から構成されてお
り、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されて
いる。
【0009】吸収性本体10は、図2に示すように、そ
の長さ方向を外層シート5の長さ方向に一致させて、外
層シート5の中央部に固定されている。
【0010】外層シート5は、少なくとも二枚の不織
布、即ち外層不織布5aと該外層不織布5aの内面側に
配された内層不織布5bとを有している。外層不織布5
a及び内層不織布5bは同形をしている。外層シート5
は、おむつ1の外形を形成しており、外層シート5を構
成する外層不織布5aはおむつ1の外面をなし、内層不
織布5bは外層不織布5aの内面側に、ホットメルト粘
着剤等の接着剤によって接合されている。外層シート5
は、その両側縁が、長さ方向中央部において内方に括れ
て凹欠部を形成しており、全体として砂時計形の形状を
している。外層シート5が外層不織布5aと内層不織布
5bとから構成されていることで、後述するように、両
不織布間に弾性部材や帯状弾性片を介装させることがで
き、おむつ1の外観の印象を向上させることができる。
【0011】外層シート5は、吸収性本体10の前後端
縁から外方に延出している。外層シート5における前後
端部には、前後端縁に沿って、複数のウエスト部弾性部
材14aがその幅方向に亘り配されている。各ウエスト
部弾性部材14aは、外層不織布5aと内層不織布5b
とによって伸張状態で挟持固定されている。各ウエスト
部弾性部材14aは、おむつ1の腹側部11の両側縁1
1aと背側部13の両側縁13aとを互いに接合させた
ときに、腹側部11及び背側部13にそれぞれ配された
弾性部材14aの端部同士が重なるように配されてい
る。これによって、おむつ1のウエスト開口部14の付
近には実質的に連続したリング状のウエストギャザーが
形成される。
【0012】外層シート5における前後端部と左右両側
の湾曲部との間に位置する胴周囲部17には、外層シー
トの幅方向に亘って複数の胴周囲部弾性部材17aが所
定間隔で配されている。胴周囲部弾性部材17aは、お
むつ1の腹側部11及び背側部13において、外層不織
布5aと内層不織布5bとによって伸張状態で挟持固定
されている。胴周囲部弾性部材17aは、側縁部11
a,13aから中央部に向かって延びて、その一端が吸
収コア4の側縁部まで達しており、少なくとも吸収コア
4の両側縁よりも外方の部位において伸縮弾性が発現さ
れる。また胴周囲部弾性部材17aは、吸収コア4が存
在する部位の少なくとも中央部には配されていない。そ
して、胴周囲部弾性部材17aは、吸収コア4が存在す
る部位において弾性伸縮性を発現しないようになされて
いる。このように胴周囲部弾性部材17aを配すること
によって、着用者の胴回りにおけるフィット性が向上
し、おむつ1の装着感及び漏れ防止効果が向上する。し
かも胴周囲部弾性部材17aが、吸収コア4が存在する
部位において弾性伸縮性を発現しないようになされてい
るので、おむつ1の着用中における吸収コア4の縮みや
よれが効果的に防止され、そのため吸収コア4の幅を狭
くしてもその吸収性能を維持できる。これにより吸収コ
ア4に皺が寄りにくくなり着用し易く、また着用状態の
外観がすっきりしたものとなる。また、吸収コア4の小
型化、使用材料の削減等を図ることができる。
【0013】本実施形態のおむつ1においては、短冊形
の伸縮自在な帯状弾性片20が、その長さ方向がおむつ
1の長さ方向と一致するように、レッグ開口部15に沿
って配されている。帯状弾性片20は、レッグ開口部1
5における接合部位9(図1参照)の近傍を除く全域に
配されている。これによって、接合部位9の剛性が過度
に高くなっておむつ1の風合いが低下することが防止さ
れる。パンツ型の使い捨ておむつに、レッグギャザーを
形成する弾性部材を別体で取り付けるという考え方は、
当該技術分野において従来全く考えられていなかった。
【0014】帯状弾性片20は、弾性部材が不織布に接
合固定されて構成されている。具体的には、縦長矩形状
の不織布23と、該不織布と同形の液不透過性のシート
材24とが積層一体化してなる積層シートが、その長さ
方向に沿って且つ不織布23が外側を向くように二つ折
りにされ、二つ折りにされた内部に、複数の弾性部材2
6a,26b,26cが、積層シートの長さ方向に沿っ
て伸張状態で挟持固定されている。つまり弾性部材26
a,26b,26cは、シート材24を介して不織布2
3に間接的に接合固定されている。帯状弾性片20が液
不透過性のシート材24を備えていることにより、レッ
グ開口部15からの液漏れが効果的に防止される。特
に、後述するように、シート材24が水蒸気透過性であ
る場合には、脚回りにおける蒸れも効果的に防止され
る。
【0015】帯状弾性片20は、その長さ方向に沿う一
側部に自由縁部21を有すると共に該自由縁部21より
も内寄りの位置、具体的には他側部に沿って固定縁部2
2を有している。固定縁部22は、レッグ開口部15の
開口縁15a(外層シート5の側縁5c)の位置で、お
むつ1の肌対向面、即ち外層シート5における内層不織
布5b上に接合固定されている。つまり、帯状弾性片2
0は、レッグ開口部15における内面の位置において、
不織布23が肌に対向するように配される。これによ
り、外層シート5の側縁5cが肌に接触する従来の使い
捨ておむつと比較して、本実施形態のおむつ1はレッグ
開口部15において、着用者の肌に対する当たりがよ
く、また風合いにも優れたものとなる。また、本実施形
態においては外層シート5の側縁5cが外部に露出して
いないので、おむつ1の装着状態での外観が美しいもの
となる。
【0016】自由縁部21は、開口縁15aよりも外方
へ延出している。その結果、おむつ1の着用中、レッグ
開口部15の開口縁15a(外層シート5の側縁5a)
は着用者の肌に直接接触しなくなる。これによっても着
用感が向上する。
【0017】帯状弾性片20における弾性部材26a,
26b,26cは、前述した積層シートの折曲部側に偏
倚して配されており、開口縁15aよりも外方へ延出し
ている自由縁部21にこれら弾性部材26a,26b,
26cが存している。そして、固定縁部22には弾性部
材が存していない。帯状弾性片20は、自由状態におい
て弾性部材26a、26b、26cが収縮することによ
り、着用者の脚回りにフィットするレッグギャザーを形
成するが、自由縁部21のみに弾性部材26a、26
b、26cが存しているため、自由縁部21が主として
着用者の脚回りに接触し、固定縁部22はほとんど接触
しない。固定縁部22は内層不織布5bとの接合によっ
て剛性が高くなって風合いが低下することがあるが、固
定縁部22が着用者の脚回りに接触しないことで、おむ
つ1の装着感が損なわれることがなくなる。また自由縁
部21が開口縁15aよりも外方へ延出していること
で、おむつの外側から見て脚廻りをシールするギャザー
であると確認でき、下着のブリーフ様の外観となり、見
た目がよく、漏れ防止性能が期待できると使用者に印象
づけられる。
【0018】帯状弾性片20を構成する不織布23は、
肌触りが良好で柔軟であり且つ液不透過性であることが
好ましい。その例としては、サクションボンド不織布、
ヒートボンド不織布、スパンレース不織布、メルトブロ
ーン不織布及びこれらを組み合わせた不織布等が挙げら
れる。これらの不織布は撥水処理されていることが液漏
れ防止の点から好ましい。一方、液不透過性のシート材
24としては、ポリエチレンやポリプロピレン等の熱可
塑性樹脂のフィルムなどが用いられる。該シート材24
は、液不透過性で且つ水蒸気透過性であっても良い。ま
た、不織布23とシート材24とは、ラミネートされて
いてもよい。弾性部材26a、26b、26cとして
は、糸ゴム、平ゴム、帯状発泡体など、従来、使い捨て
おむつに使用されている各種の材料を特に制限なく用い
ることができる。不織布23が撥水性の不織布である場
合には、液不透過性のシート材24を省略できる。この
ときの撥水性不織布の耐水圧は高い方が望ましい。
【0019】本実施形態のおむつ1においては、前述し
たように、帯状弾性片20がレッグ開口部15における
接合部位9(図1参照)の近傍を除く全域に配されてい
るので、レッグ開口部15には、ほぼその全周に亘って
レッグギャザーが形成され、該レッグギャザーの伸縮応
力がレッグ開口部15のほぼ全周に亘って連続したもの
となる。従って、レッグギャザーが股下部で途切れてい
る従来のパンツ型の使い捨ておむつと比較して、本実施
形態のおむつ1は、帯状弾性片20によって形成される
レッグギャザーが着用者の脚回りに対して優れたフィッ
ト性を示し、脚回りからの漏れが効果的に防止される。
要するに、本発明においては、おむつ股下部の排泄ポイ
ントに近い位置に帯状弾性片20を配することで着用者
の脚廻りのシール性を高めている。そのために帯状弾性
片20はレッグ開口部15の周長の1/4以上の長さ
で、おむつ股下部を中心にして前後方向に向けて配され
ていることが好ましい。但し、レッグ開口部15におけ
る接合部位9(図1参照)の近傍には帯状弾性片20が
配されていないことから、この部位のフィット性が低下
して、この部位から液漏れが起こるおそれがある。そこ
で、本実施形態においては、レッグ開口部15における
接合部位9(図1参照)の近傍であって、且つ帯状弾性
片20が配されていない部位に、レッグ開口部15の開
口縁15aに沿って、レッグ部弾性部材27を配してい
る。レッグ部弾性部材27は、従来のパンツ型おむつと
同様に、外層不織布5aと内層不織布5bとの間に挟持
固定されている。
【0020】本実施形態のおむつ1においては、前述し
たように帯状弾性片20中に液不透過性のシート材24
が配されているため、脚回りからの漏れが更に効果的に
防止される。
【0021】従来のパンツ型おむつにおいては、その製
造方法に起因して、各レッグ開口部に配されるレッグ部
弾性部材は、おむつの股下部を横断する弾性部材と一体
であることが半ば必然であった。これに対して本実施形
態のおむつ1においては、帯状弾性片20によってレッ
グギャザーを形成しているので、おむつの股下部を横断
する弾性部材は特に必要とされない。即ち、本実施形態
のおむつ1においては、股下部12に、股下部12を横
断する弾性部材が配されていない。これによって、おむ
つ1の装着中に吸収コア4が撚れにくく、吸収コア4の
吸収面積が狭くなりにくい。従って、吸収コア4の吸収
性能を無駄なく使用でき、吸収性能の向上を図れる。ま
た、装着状態でのおむつ1の外観がすっきりとした美し
いものとなる。
【0022】このように、本実施形態においては、吸収
コア4から離れた位置に帯状弾性片20の固定縁部22
が形成され、且つ該固定縁部22から離れた位置に、伸
縮する自由縁部21が形成されていることで、吸収コア
4がたとえヨレた場合であっても、そのヨレが、吸収コ
ア4から固定縁部22、該固定縁部22から自由縁部2
1へと2段階で伝達される間に、その間に存する部材の
緩衝効果によって抑制される。こうして、自由縁部21
によって形成されるレッグギャザーが着用者の動きに対
して柔軟に追従する。更に、自由縁部21によって形成
されるレッグギャザーは、ある程度の幅をもっているた
め、着用者に線でなく面で当接することができる。その
結果、身体との隙間を好適にシールでき、着用感が優れ
たものとなる。
【0023】本実施形態に用いられる帯状弾性片20
は、吸収性本体10や外層シート5とは別個に、予め別
体として製造された後、吸収性本体10と一体化された
外層シート5における内層不織布5b上に接合される。
別体として製造された帯状弾性片20を、外層シート5
における内層不織布5b上に取り付ける方法としては、
ホットメルト粘着剤、超音波シール、ヒートシール等の
従来公知の方法を用いることができる。特に、ホットメ
ルト粘着剤および/またはヒートシールを用いること
が、安価にしかも生産性を落とすことなく対応できるの
で好ましい。
【0024】ホットメルト粘着剤を用いて帯状弾性片2
0を外層シート5に接合する場合には、帯状弾性片側に
粘着剤を塗布することが、ホットメルト粘着剤がはみ出
しにくく、余計な部分に粘着剤が塗布されず、また粘着
剤の複雑な塗工技術が不要であるというメリットがあり
好ましい。一方、超音波シールやヒートシールを用いる
場合には、追加の変動費がなく、最適な条件に調整する
ことで柔らかく風合いの良い製品に仕上げることができ
るメリットがある。更に、外層不織布5aと内層不織布
5bとの間で帯状弾性片20を固定すれば、外観上さら
に完成度の高いパンツ型おむつとすることができる。
【0025】次に、本発明の第2〜第5実施形態を図4
〜図9を参照しながら説明する。第2〜第5実施形態に
ついては、第1実施形態と異なる点についてのみ説明
し、特に説明しない点に関しては第1実施形態と同様で
あり、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用さ
れる。また、図4〜図9において、図1〜図3と同じ部
材には同じ符号を付してある。
【0026】図4及び図5に示す第2実施形態のおむつ
1においては、吸収性本体10の左右両側部それぞれに
所定幅の帯状不織布23Aが配されており、各帯状不織
布23Aは、その幅方向の内側部に自由部31を有し且
つ該自由部31よりも外側の位置におむつ1のトップシ
ート2側に固着された固着部33を有していると共に、
該固着部33から外側に延出した延出部34を有し、自
由部31の側縁31aに沿って立体ガード弾性部材32
が伸張状態で配されて、自由部31が上方に起立し立体
ガード30が形成されるようになされていると共に、延
出部34に弾性部材26a、26b、26cが接合固定
され、延出部34及び固着部33によって帯状弾性片2
0が形成されている。
【0027】帯状不織布23Aは、その長さ方向に沿っ
て、おむつ1の両側部における外層シート5の内層不織
布5b上に接合されており、これによって長さ方向へ延
びる固着部33が形成されている。但し、固着部33
は、おむつ1の前後端縁までは延びていない。同様に、
自由部31もおむつ1の長さ方向のほぼ全域に亘って形
成されているが、おむつ1の前後端縁までは延びていな
い。自由部31の前後端部は、トップシート2に接合固
定されている。自由部31におけるトップシート2に接
合固定されていない部位から立体ガード30が形成され
ている。一方、延出部34は、第1実施形態の帯状弾性
片20と同様に、レッグ開口部15における接合部位9
の近傍を除く全域に形成されている。固着部33及び自
由部31それぞれの前後端部が、おむつ1の前後端縁ま
で延びていないことで、ウエストギャザーが硬くなら
ず、そのフィット性が良好となる。
【0028】本実施形態のおむつ1においては、帯状不
織布23Aを外層シート5における内層不織布5b上に
接合することによって形成された固着部33が、第1実
施形態における帯状弾性片20の固定縁部22としての
機能を果たす。また固着部33から外側に延出した延出
部34が、第1実施形態における帯状弾性片20の自由
縁部21としての機能を果たしている。
【0029】延出部34には前述の通り弾性部材26
a,26b,26cがおむつ1の長さ方向に沿って配さ
れており、これらの弾性部材は、帯状不織布23Aが、
おむつ1の幅方向内方へ折り返されることで不織布間に
挟持固定されている。また固着部33には一本の弾性部
材28がおむつ1の長さ方向に沿って配されており、こ
の弾性部材28も不織布間に挟持固定されている。そし
てこれらの弾性部材26a,26b,26c,28の収
縮によってレッグギャザーが形成される。
【0030】帯状不織布23Aとしては、第1実施形態
の不織布23と同じ素材のものを使用できるが、防漏効
果を高める点から、耐水圧の高い撥水性の不織布を用い
ることが好ましい。また、立体ガード弾性部材32とし
ては、従来、使い捨ておむつに使用されている各種の材
料を特に制限なく用いることができる。
【0031】第2実施形態のおむつ1においては、第1
実施形態のおむつと同様の効果が得られる。更に、本実
施形態のおむつ1においては、立体ガード30が形成さ
れているので、脚回りからの漏れが一層効果的に防止さ
れる。
【0032】図6及び図7に示す第3実施形態のおむつ
1は、前述した第2実施形態のおむつに類似する形態を
有している。本実施形態のおむつ1が第2実施形態のお
むつと異なる点は、第2実施形態では帯状不織布23A
は吸収性本体と別体であったが、本実施形態のおむつ1
では、吸収性本体10が、トップシート2,バックシー
ト3、吸収コア4及び帯状不織布23Aを有しており、
帯状不織布23Aが吸収性本体10の一部をなしている
点である。詳細には、帯状不織布23Aは二つ折りにさ
れており、二つ折りにされた帯状不織布23Aの一側部
から立体ガード30が形成されている。また、他側部
が、おむつ1の内方に向けて延出して、吸収コア4の下
面を覆うバックシート3の下に入り込み、吸収コア4の
側部下面まで達している。そして、延出した帯状不織布
23Aの上面がトップシート2及びバックシート3とそ
れそれ固着されている。その結果、帯状不織布23Aか
ら形成される立体ガード30及び延出部34が、吸収性
本体10と一体化する。これによって、第2実施形態の
おむつにおいて奏される効果に加えて、吸収性本体10
と外層シート5との貼り合わせでおむつが形成できるよ
うになり、ワークのハンドリング面で有利となるという
効果も奏される。吸収性本体10と外層シート5との貼
り合わせの際には、吸収コア4の側部下面まで延在する
帯状不織布23Aの一部が外層シート5と貼り合わされ
て、固定部33が形成される。そして、固定部33及び
延出部34によって帯状弾性片が構成される。帯状弾性
片を構成する弾性部材26a,26b26cは、外層シ
ート5の両側に形成された凹欠部にほぼ対応する位置に
配されている。
【0033】図8に示す第4実施形態のおむつ及び図9
に示す第5実施形態のおむつにおいては、帯状弾性片2
0は、直線が組み合わされた形状となっている。即ち、
図8に示す第4実施形態のおむつ1においては、屈曲部
40を有する略V字形状の帯状弾性片20が用いられて
いる。帯状弾性片20は、その屈曲部40が、おむつ1
の幅方向内方を向くように、レッグ開口部の全域に亘っ
て配されている。これにより帯状弾性片20が、レッグ
開口部15の凹欠形状に一層沿うようになる。従って、
本実施形態においては、第1及び第2実施形態で用いた
レッグ部弾性部材27は用いられていない。尚、弾性部
材26a,26b,26cは、帯状弾性片20における
自由縁部21の位置に配されている。
【0034】図9に示す第5実施形態のおむつ1におい
ては、台形の上底41及び2つの側辺42,43から構
成される形状の帯状弾性片20が用いられている。帯状
弾性片20は、その前記上底に対応する部分がおむつ1
の幅方向内方を向くように、レッグ開口部の全域に亘っ
て配されている。本実施形態のおむつ1では、第4実施
形態のおむつと同様にレッグ部弾性部材27が用いられ
ていない。弾性部材26a,26b,26cの配置位置
は第4実施形態と同様である。
【0035】以上、具体的な実施形態に基づき詳述した
通り、本発明のパンツ型使い捨ておむつによれば、帯状
弾性片単独で、又は帯状弾性片及び必要に応じて用いら
れるレッグ部弾性部材で、レッグ開口部に、実質的に連
続したリング状の弾性領域が形成され、これによってお
むつの漏れ防止性及びフィット性が向上する。
【0036】本発明は、前記実施形態に制限されない。
例えば、帯状弾性片は、着用者の肌に対向面のみに不織
布が設けられ、おむつ外側を向く面では弾性部材が露出
していてもよい。
【0037】また、帯状弾性片が、レッグ開口部の開口
縁よりも内方の位置において外層シートに接合固定され
て、帯状弾性片における自由縁部が該開口縁よりも外方
へ延出していなくてもよい。
【0038】また、第1、第3〜第5実施形態において
は、帯状弾性片における固定縁部に弾性部材が配されて
いてもよい。
【0039】また、前記実施形態においては、帯状弾性
片は外層シートに接合されているが、おむつの両側部に
トップシートや立体ガードを形成するシートが存在する
場合には、帯状弾性片はそれらシートの上に接合されて
いてもよい。
【0040】また、帯状弾性片は、外層シート5におけ
る外層不織布5a上に接合されていてもよい。
【0041】また、帯状弾性片は曲線形状であってもよ
い。ただし、第1〜第5実施形態のように、直線形状に
より又は直線形状を組み合わせて帯状弾性片を形成する
場合、曲線形状の帯状弾性片を形成する場合と比べて、
製造方法が簡単であるので好ましい。
【0042】また前記実施形態の構成は、相互に置換可
能である
【0043】
【発明の効果】本発明のパンツ型使い捨ておむつによれ
ば、脚周りのギャザーの追従性を高めることができ、着
用者の脚回りへのフィット性が高く、脚回りからの液漏
れが効果的に防止される。また、本発明のパンツ型使い
捨ておむつは、脚周りのギャザーをソフトに仕上げるこ
とができ、着用者の脚回りに対する肌触りがよく、快適
な装着感がで得られる。また、本発明のパンツ型使い捨
ておむつは、下着のブリーフ様の外観となり、装着状態
での外観がすっきりとした美しいものである。更に、お
むつの外観(見た目)が良好であることにより、使用者
が、脚周りのフィット性が高いという効果を直感できる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンツ型使い捨ておむつの第1実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すパンツ型使い捨ておむつの展開状態
を示す平面図である。
【図3】図2のIII− III線に沿う断面図である。
【図4】本発明のパンツ型使い捨ておむつの第2実施形
態の展開状態を示す平面図(図2相当図)である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明のパンツ型使い捨ておむつの第2実施形
態の展開状態を示す平面図(図2相当図)である。
【図7】図4のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】本発明のパンツ型使い捨ておむつの第4実施形
態の展開状態を示す平面図(図2相当図)である。
【図9】本発明のパンツ型使い捨ておむつの第5実施形
態の展開状態を示す平面図(図2相当図)である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 トップシート 3 バックシート 4 吸収コア 5 外層シート 5a 外層不織布 5b 内層不織布 11 腹側部 12 股下部 13 背側部 14 ウェスト開口部 15 レッグ開口部 17 胴周囲部 18 胴回り弾性部材 20 帯状弾性片 21 自由縁部 22 固定縁部 23 不織布 24 液不透過性のシート材 30 立体ガード 31 自由部 32 立体ガード弾性部材 33 固定部 34 延出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシート、液不透過性の
    バックシート及び両シート間に介在された液保持性の吸
    収コアを有し、腹側部及び背側部それぞれの両側縁部が
    互いに接合されてウエスト開口部及び一対のレッグ開口
    部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、 弾性部材が不織布に接合固定されて構成された伸縮自在
    な帯状弾性片が、前記レッグ開口部に沿って配されてお
    り、 前記帯状弾性片は、その長さ方向に沿う一側部に自由縁
    部を有すると共に該自由縁部よりも内寄りの位置に固定
    部を有しており、該固定部が前記レッグ開口部の開口縁
    又はその近傍に接合固定されているパンツ型使い捨てお
    むつ。
  2. 【請求項2】 前記帯状弾性片における前記自由縁部に
    前記弾性部材が存しており且つ前記固定部には前記弾性
    部材が存していない請求項1記載のパンツ型使い捨てお
    むつ。
  3. 【請求項3】 前記帯状弾性片における前記固定部が、
    前記レッグ開口部の開口縁の位置で接合固定されて、該
    帯状弾性片における前記自由縁部が該開口縁よりも外方
    へ延出している請求項1又は2記載のパンツ型使い捨て
    おむつ。
  4. 【請求項4】 前記不織布と液不透過性のシート材とが
    積層され且つ前記不織布が外側を向くように両者が二つ
    折りされ、二つ折りされた内部に前記弾性部材が接合固
    定されて、前記帯状弾性片が構成されている請求項1〜
    3の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 【請求項5】 前記帯状弾性片が、前記レッグ開口部に
    おける内面の位置において、前記不織布が肌に対向する
    ように配されている請求項1〜4の何れかに記載のパン
    ツ型使い捨ておむつ。
  6. 【請求項6】 前記腹側部及び前記背側部の間に位置す
    る股下部と、前記ウエスト開口部との間に位置する胴周
    囲部に、周方向に沿って胴回り弾性部材が配されてお
    り、 前記胴回り弾性部材は、少なくとも前記吸収コアの両側
    縁よりも外方の部位に、伸縮弾性が発現されるように伸
    張状態で接合固定されており、且つ前記吸収体が存在す
    る部位の少なくとも中央部には配されていない請求項1
    〜5の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 【請求項7】 前記帯状弾性片が、前記レッグ開口部に
    おける、前記腹側部と前記背側部との接合部位の近傍を
    除く全域に亘って配されている請求項1〜6の何れかに
    記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 【請求項8】 前記股下部に、該股下部を横断する弾性
    部材が配されていない請求項1〜7の何れかに記載のパ
    ンツ型使い捨ておむつ。
  9. 【請求項9】 前記トップシート、前記バックシート及
    び前記吸収コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の
    前記バックシート側に配された外層シートとを備え、 前記吸収性本体の左右両側部それぞれに所定幅の帯状不
    織布が配されており、各帯状不織布は、その幅方向の内
    側部に自由部を有し且つ該自由部よりも外側の位置にお
    むつの前記トップシート側に固着された固着部を有して
    いると共に、該固定部から外側に延出した延出部を有
    し、 前記自由部の側縁に沿って立体ガード弾性部材が伸張状
    態で配されて、該自由部が上方に起立し立体ガードが形
    成されるようになされていると共に、前記延出部に前記
    弾性部材が接合固定され、該延出部及び前記固着部によ
    って前記帯状弾性片が形成されている請求項1〜8の何
    れかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
JP2001008960A 2001-01-17 2001-01-17 パンツ型使い捨ておむつ Expired - Fee Related JP4330281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008960A JP4330281B2 (ja) 2001-01-17 2001-01-17 パンツ型使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008960A JP4330281B2 (ja) 2001-01-17 2001-01-17 パンツ型使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002209938A true JP2002209938A (ja) 2002-07-30
JP4330281B2 JP4330281B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=18876511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001008960A Expired - Fee Related JP4330281B2 (ja) 2001-01-17 2001-01-17 パンツ型使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4330281B2 (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004216082A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Uni Charm Corp パンツ型の使い捨て着用物品
JP2006346439A (ja) * 2005-05-19 2006-12-28 Uni Charm Corp パンツ型使い捨て着用物品
JP2008511412A (ja) * 2004-09-01 2008-04-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 吸収性物品用縁部バンド及び作製方法
JP2008173285A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Kao Corp パンツ型吸収性物品
JP2010005007A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Livedo Corporation 吸収性物品
JP2012143305A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Unicharm Corp 使い捨てオムツ
JP5400982B1 (ja) * 2013-03-08 2014-01-29 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型おむつ
JP2014516758A (ja) * 2011-06-21 2014-07-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー ギャザーを有するウエストバンド及びレッグカフ付きの吸収性物品
WO2014136572A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 ユニ・チャーム株式会社 着用物品およびその製造方法
JP2014233500A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型おむつ
US9358161B2 (en) 2011-06-21 2016-06-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waistband having contraction
US9610203B2 (en) 2013-03-22 2017-04-04 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent articles
US10206825B2 (en) 2011-04-29 2019-02-19 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg gasketing cuff
US10485710B2 (en) 2015-03-18 2019-11-26 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10524962B2 (en) 2015-03-18 2020-01-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10524963B2 (en) 2015-03-18 2020-01-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10531990B2 (en) 2015-03-18 2020-01-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10531991B2 (en) 2015-03-18 2020-01-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10537481B2 (en) 2015-03-18 2020-01-21 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10543130B2 (en) 2015-03-18 2020-01-28 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10588790B2 (en) 2015-03-18 2020-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10716716B2 (en) 2015-03-18 2020-07-21 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10792198B2 (en) 2015-03-18 2020-10-06 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US11013642B2 (en) 2012-05-15 2021-05-25 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent pants with advantageous stretch and manufacturability features, and methods for manufacturing the same

Cited By (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004216082A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Uni Charm Corp パンツ型の使い捨て着用物品
JP2008511412A (ja) * 2004-09-01 2008-04-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 吸収性物品用縁部バンド及び作製方法
JP2011092766A (ja) * 2004-09-01 2011-05-12 Procter & Gamble Co 吸収性物品用縁部バンド及び作製方法
JP2006346439A (ja) * 2005-05-19 2006-12-28 Uni Charm Corp パンツ型使い捨て着用物品
JP2008173285A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Kao Corp パンツ型吸収性物品
JP2010005007A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Livedo Corporation 吸収性物品
JP2012143305A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Unicharm Corp 使い捨てオムツ
US9375360B2 (en) 2011-01-07 2016-06-28 Unicharm Corporation Disposable diaper
EP2662059A4 (en) * 2011-01-07 2015-07-22 Uni Charm Corp DISPOSABLE DIAPERS
US11571343B2 (en) 2011-04-29 2023-02-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg gasketing cuff
US10918534B2 (en) 2011-04-29 2021-02-16 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg gasketing cuff
US10206825B2 (en) 2011-04-29 2019-02-19 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg gasketing cuff
US10058460B2 (en) 2011-06-21 2018-08-28 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waistband having contraction
JP2014516758A (ja) * 2011-06-21 2014-07-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー ギャザーを有するウエストバンド及びレッグカフ付きの吸収性物品
US9358161B2 (en) 2011-06-21 2016-06-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waistband having contraction
US10806638B2 (en) 2011-06-21 2020-10-20 The Procter & Gamble Company Absorbent article with a waistband and leg cuff having gathers
US9566195B2 (en) 2011-06-21 2017-02-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waistband having contraction
US9737444B2 (en) 2011-06-21 2017-08-22 The Procter & Gamble Company Absorbent article with a waistband and leg cuffs having gathers
US11013642B2 (en) 2012-05-15 2021-05-25 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent pants with advantageous stretch and manufacturability features, and methods for manufacturing the same
JP5400982B1 (ja) * 2013-03-08 2014-01-29 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型おむつ
EA030105B1 (ru) * 2013-03-08 2018-06-29 Юничарм Корпорейшн Подгузник одноразового использования натягиваемого типа
US10123915B2 (en) 2013-03-08 2018-11-13 Unicharm Corporation Disposable pull-on diaper
US10265222B2 (en) 2013-03-08 2019-04-23 Unicharm Corporation Wearing article and manufacturing process for the same
JP2014171690A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Uni Charm Corp 使い捨て着用物品およびその製造方法
WO2014136281A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型おむつ
WO2014136572A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 ユニ・チャーム株式会社 着用物品およびその製造方法
US9610203B2 (en) 2013-03-22 2017-04-04 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent articles
US10675190B2 (en) 2013-03-22 2020-06-09 The Procter And Gamble Company Disposable absorbent articles
JP2014233500A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型おむつ
US10524963B2 (en) 2015-03-18 2020-01-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10543130B2 (en) 2015-03-18 2020-01-28 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10543131B2 (en) 2015-03-18 2020-01-28 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10583049B2 (en) 2015-03-18 2020-03-10 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10588791B2 (en) 2015-03-18 2020-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10588789B2 (en) 2015-03-18 2020-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10588790B2 (en) 2015-03-18 2020-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10603226B2 (en) 2015-03-18 2020-03-31 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10537481B2 (en) 2015-03-18 2020-01-21 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10716716B2 (en) 2015-03-18 2020-07-21 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10792198B2 (en) 2015-03-18 2020-10-06 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10531991B2 (en) 2015-03-18 2020-01-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10531990B2 (en) 2015-03-18 2020-01-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US10524962B2 (en) 2015-03-18 2020-01-07 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US11458045B2 (en) 2015-03-18 2022-10-04 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US11478385B2 (en) 2015-03-18 2022-10-25 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US11504282B2 (en) 2015-03-18 2022-11-22 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US11504283B2 (en) 2015-03-18 2022-11-22 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US10485710B2 (en) 2015-03-18 2019-11-26 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US11752044B2 (en) 2015-03-18 2023-09-12 The Procter & Gamble Company Absorbent article with leg cuffs
US11833012B2 (en) 2015-03-18 2023-12-05 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US11844669B2 (en) 2015-03-18 2023-12-19 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US11938006B2 (en) 2015-03-18 2024-03-26 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs
US11950990B2 (en) 2015-03-18 2024-04-09 The Procter & Gamble Company Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs

Also Published As

Publication number Publication date
JP4330281B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4330281B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP3343198B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3478722B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3769546B2 (ja) 使い捨て紙おむつ
JP5006470B2 (ja) パンツ型吸収性物品
KR20010052019A (ko) 일회용 착용 물품
KR101600656B1 (ko) 팬츠형 일회용 착용 물품
JP2009207778A (ja) 吸収性物品
JP2000354606A (ja) 使い捨ておむつ
GB2294865A (en) A panty-type sanitary napkin
JP2013102888A (ja) パンツ型吸収性物品
JP2007167166A (ja) 使い捨て吸収性パンツ
JP2002095692A (ja) 吸収性物品
JPH11323611A (ja) パンツ型使いすておむつ
JP4197835B2 (ja) 吸収性物品
JP4338619B2 (ja) 吸収性物品
JPH09290003A (ja) 使い捨ておむつ
JPH11188062A (ja) パンツ型の使い捨ておむつ
JP2016022023A (ja) 使い捨て着用品
JP3580323B2 (ja) 使いすておむつ
JP2004081618A (ja) 使い捨ておむつ
JP6255203B2 (ja) 吸収性物品
JPH07328067A (ja) 使い捨て紙おむつ
JP4028371B2 (ja) 使い捨て吸収性物品
JP4082932B2 (ja) 使い捨て吸収性物品およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090616

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4330281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees