JP2005270426A - ノズル及びノズル付盤状物払出装置 - Google Patents

ノズル及びノズル付盤状物払出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コイン、メダル等の盤状物のノズル内での搬送時に、盤状物と盤状物の通路底面との接触面積を減少することで、摩擦抵抗を低減する必要がある。
【解決手段】 ノズル51断面視、内面に凹部Bおよび凸部Aを設け、
凹部Bと凸部Aとの間に傾斜面e、凹部Bと一方の側面bとの間に平面f、凸部Aと他方の側面cとの間に平面dを設け、
一方の側面bの高さの方が他方の側面cよりも丈が高く、凸部Aと他方の側面Bとの間の平面dは盤状物Wの半径よりも小に、凹部Bと一方の側面bとの間の平面fは盤状物Wの径よりも小に設ける。
【選択図】 図5

Description

この発明は、ノズル、詳細にはコイン、メダル等遊技用盤状物が内部を移動するノズル、更に詳細にはコイン、メダル等の遊技媒体用円盤状物が内部を移動する盤状物払出装置用ノズルの内部構造と、そのノズル付盤状物払出装置に係る。
コイン、メダル等盤状物が内部を移動する円筒からなるノズルの断面が円形からなる場合は、その円形の各斜度に沿うことで滑落速度のばらつきが大きく、例えばメダル、コインの供給先であるスロットの受皿に、コイン、メダル等が起立転動して落ちる場合もあり、その結果勢いで外部に飛び出ることがあった。あるいは、円筒底面にメダルの両端が接触して低速で滑落するメダル、コインは、ノズルの傾斜を緩やかにすると、ノズルの途中で止ってしまったりする問題点を有していた。
そこで、図9に図示するような特許文献1記載のノズルが知られている。特許文献1記載のノズル101では、断面円形からなるノズル101の内部には内部に向かって設けられたリブ102が設けられている。
しかしながら、特許文献1記載のノズルでは、リブ102に沿ってリブ102側面にコイン、メダル等の盤状物が接触しながら導かれて起立して転動滑落すると、やはり、スロット受皿からバウンドするなどして勢いがあまり外に飛び出すコイン、メダル等の盤状物が生ずることがあり好ましくなかった。
更に、従来のノズルでは、盤状物とノズルは盤状物の両端部でノズルに接触していたのに対して、特許文献1記載のノズルでは盤状物の平面とリブ102とが、直線状に接触する。そのため、直線状で接触する分摩擦抵抗が大きくなり、ノズル途中で詰まりやすくなる。そこで、かえって滑落速度差を助長させることとなっていた。
他方、起立転動してスロット受皿からバウンドするなどして勢いがあまり外に飛び出すコイン、メダ等の盤状物が生ずることを防ぐために、ストッパを設けることが考えられる。
しかしながら、ストッパを設けると、コイン、メダル等の盤状物がストッパにあたり、その接触音がうるさく、あるいはコイン、メダル等がストッパにより停止する箇所で詰まりが生じやすくなるといった問題点を有した。
コイン、メダル等の盤状物の滑落速度のばらつきを極力抑えて、受皿からの飛び出しを防止する手段として、特許文献2には図10に図示するようなノズルが提案されている。111は、ノズル、111aはノズルの凹部、111bはノズルの搬送底面、111cはノズルの先端部である。
112はノズル支持部、113はマイクロスイッチ、114は下皿である。
特許文献2記載のノズル111では、盤状物の受皿からの飛び出しを防止するノズル111の搬送底面111bを平面として且つ適度な傾斜を持たせて、全てのメダルを水平にスロット受皿114に滑り落とすようにするものである。
しかしながら、特許文献2記載のノズル111では、メダルと搬送底面111bとの接触面積が増加し、高湿度等の気候条件や遊技者による飲食物の付着等の関係でメダルに水分が付着した場合には、ノズル111途中でメダルが停止し、詰まりを生ずる問題点を有していた。
そのため、この問題点を解決するためには、ある程度の傾斜を設ける必要がある。そのためには、ノズル111の取付け部を上部に設ける必要がある。
しかしそうすると、メダルタンクの設置位置を更に上部に設ける必要が生ずるが、メダルタンクの設置位置を高い位置に設けると、メダルタンクの容量は減少する。容量減少を補うには、メダル貸機の内部のホッパーから上部へメダルを搬送する必要が生る。この重力に反してのメダル上方搬送時には、メダルの詰まりが生じやすいという課題を有していた。
特開2002−210215号公報 特開2001−79143号公報
コイン、メダル等の盤状物のノズル内での搬送時に、盤状物と盤状物の通路底面との接触面積を減少することで、摩擦抵抗を低減する必要がある。
この発明は、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部を設けたことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設けたことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部を設けると共に上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、
凹部と凸部との間に傾斜面、凹部分と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に設けられたことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、
凹部と凸部との間に傾斜面、凹部と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、凹部分と一方の側面との間の平面は盤状物の径よりも小に設けられたことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、
凹部と凸部との間に傾斜面、凹部と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、
凹部分と一方の側面との間の平面と、一方の側面との間に形成される隅部から凸部への距離が盤状物の略径に設けられたことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部および傾斜面を設けたことを特徴とするノズル、
および、
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部を設け、
対向させて設けられる一方の側面と他方の側面とからなる両側面のうち他方の側面と凹部との間に傾斜面を設け、
一方の側面には第2凹部を設けたことを特徴とするノズル、
上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないことを特徴とする請求項4乃至請求項8いずれか記載のノズル、
および、
[0008]乃至[0016]いずれか記載のノズルを有し、
金員を受け入れて識別可能であり、
または/及び、
有価価値を特定可能な有価価値特定情報を記録した記録媒体を受け入れて有価価値特定情報を読み出し、読み出した有価価値特定情報により有価価値を特定可能であり、
金員または/及び有価価値の範囲内で内部に貯留した盤状物をノズル内を滑落させて払い出すことを特徴とするノズル付盤状物払出装置、
を提供する。
この発明では、ノズル断面視、内面に凹部を設けたので、コイン、メダル等の盤状物のノズル内での搬送時に、盤状物と盤状物の通路底面との接触面積を減少することで、摩擦抵抗を低減することが可能となる。
そのため、コイン、メダル等の盤状物を確実に受皿に供給可能となる。
その結果、ノズルの傾斜角を低減することが可能でノズル取付け部を低位置とすることが可能となり、メダルタンク等の盤状物の収納部の設置位置が低位置とすることが可能となるので、収納部の増量、上方への搬送距離を短くすることが可能となり盤状物の詰まりを防止することが可能となる。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設けた場合は、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物の底面全体がノズル底面全体に接触することはない。
更に、ノズル断面視、内面に凹部を設けると共に上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないようにした場合は、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物は、ノズル内を起立して転動して滑落することはない。凸部がリブで構成されていても、凸部の側面に沿って凸部に盤状物の平面が接触して案内されて転動して滑落することはない。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、凹部と凸部との間に傾斜面、凹部分と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に設け他場合は、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物は、凸部分より下方に落下する。凹部と凸部との間に傾斜面が設けられているため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物の一端は、傾斜面を滑落する。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、凹部と凸部との間に傾斜面、凹部分と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、凹部と一方の側面との間の平面は盤状物の径よりも小に設けた場合は、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物とノズル内面の接触部は、盤状物の両端の2点、あるいは、盤状物の一端と盤状物の平面の一辺直線に規制される。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、凹部と凸部との間に傾斜面、凹部と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、一方の側面と、凹部分と一方の側面との間の平面との端部と凸部との距離が盤状物の略径に設けた場合は、
盤状物の一端は凹部分と一方の側面との間の平面との隅部に、盤状物の他端は凸部に一致して盤状物は、滑落するため、盤状物とノズルとの接触箇所を更に小さくすることが可能である。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および傾斜面を設けた場合は、傾斜面が設けられているため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物の一端は、傾斜面を滑落する。
更に、ノズル断面視、内面に凹部を設け、
対向させて設けられる一方の側面と他方の側面とからなる両側面のうち他方の側面と凹部との間に傾斜面を設け、
一方の側面には第2凹部を設けた場合は、一方の側面の隅部の角度は大きくなり、盤状物の下端部は隅部に接しやすくなる。
更に、上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないノズルとした場合は、盤状物はノズル内を起立して転動滑落することはなく、横向きになって滑落する。
更に、以上の内容からなるノズルを有し、
金員を受け入れて識別可能であり、
または/及び、
有価価値を特定可能な有価価値特定情報を記録した記録媒体を受け入れて有価価値特定情報を読み出し、読み出した有価価値特定情報により有価価値を特定可能であり、
金員または/及び有価価値の範囲内で内部に貯留した盤状物をノズル内を滑落させて払い出すことを特徴とするノズル付盤状物払出装置とした場合は、以上の効果を得るノズルを有するノズル付盤状物払出装置を提供する。
内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、凹部と凸部との間に傾斜面、凹部と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、一方の側面と、凹部分と一方の側面との間の平面との隅部と凸部との距離が盤状物の略径に設けられたことを特徴とするノズル、
からなる。
ノズル断面視、内面に凹部を設けたことを特徴とするノズルからなるため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物の底面全体がノズル底面全体に接触することはない。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設けているので、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物の底面全体がノズル底面全体に接触することはない。
更に、ノズル断面視、内面に凹部を設けると共に上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないようにしたので、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物は、ノズル内を起立して転動して滑落することはない。凸部がリブで構成されていても、凸部の側面に沿って凸部に盤状物の平面が接触して案内されて転動して滑落することはない。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、凹部と凸部との間に傾斜面、凹部分と一方の側面との間に平面、凸部と他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に設けたので、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物は、凸部分より下方に落下する。凹部と凸部との間に傾斜面が設けられているため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物の一端は、傾斜面を滑落する。
更に、ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、凹部と凸部との間に傾斜面、凹部分と一方の側面との間に平面、凸部と他方の側面との間に平面を設け、
凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、凹部と一方の側面との間の平面は盤状物の径よりも小に設たので、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物とノズル内面の接触部は、盤状物の両端の2点、あるいは、盤状物の一端と盤状物の平面の一辺直線に規制される。
更に、盤状物の一端は凹部分と一方の側面との間の平面との隅部に、盤状物の他端は凸部に一致して盤状物は、滑落するため、盤状物とノズルとの接触箇所を更に小さくすることが可能である。
この発明の実施例1に係る盤状物払出装置の正面図を表す図1,同盤状物払出装置(ノズル付盤状物払出装置)の中央断面図を表す図2、同盤状物払出装置のノズルの正面図を表す図3、図4、同ノズルの断面図を表す図5、第1実施例に係る盤状物払出装置のノズル取付け部の説明図を表す図7に従って説明する。
11は、盤状物払出装置である。盤状物払出装置11は、この実施例では、遊技媒体であるコイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wを払い出して貸与する機械であり、盤状物を使用して遊技するメダル用遊技機に隣接して設置される。
21は、紙幣挿入口であり、盤状物の貸与を受けるために遊技者は、紙幣を投入する。22は、状態表示ランプである。状態表示ランプ22では、エラーが発生したときは赤色点滅してホール従業員に警告する。正常動作中は、状態表示ランプ22は、緑色点灯する。状態表示ランプが消灯しているときは、電源がオフ状態とされているか、オフライン動作中を表す。
23は、リモコン受光部である。リモコン受光部では、ホール従業員が携帯するリモコン操作装置の発光を受光する。
24は、使用種別表示である。使用種別表示24では、紙幣挿入口21から紙幣が挿入され、紙幣を使用して盤状物の貸与を受けている場合すなわちキャッシュオン状態のときには、緑色点灯を行う。非会員カードを使用して盤状物の貸与を受けているときは、使用種別表示24は赤色点灯する。会員カードを使用して盤状物の貸与を受けているときは、青色点灯する。
25は、表示部であり、各種の表示を行う。
31は、カード挿入口である。カード挿入口31には、会員カード、非会員カードが挿入されて、遊技媒体である盤状物Wの貸与が行われる。
32は、貸メダルボタンであり、盤状物の貸与を受ける遊技者が押して使用する。33は、返却ボタンであり、挿入されたカードの返却を求めるときに押す。
41は、メダル投入口である。メダル投入口41からは、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物を投入し遊技者に貸し出すために一時貯留する。42は、メダル投入口鍵穴であり、メダル投入口を塞ぐ蓋の施錠を行う。
図2において、43はホッパーである。ホッパー43は、盤状物払出装置11内部に設置され、メダル投入口41から投入される盤状物Wを保管し、貸与する。44はビルバリ、45は、有価価値が帰零した使用済み非会員カードの回収部である。
51は、ノズルである。ノズル51は、メダル投入口41から投入され内部に設置された図2に図示されるホッパー43にストックされる盤状物を貸与するときに内部を盤状物を通過させて遊技機の下皿などへ供給する。ホッパー43から、ノズル51への盤状物の供給は、盤状物払出装置11底部に設けられたホッパー43から上昇させて供給する。
52は、メダル払出口であり、貸与する盤状物を供給する。
ノズル51の断面を表す図5において、Aは凸部、Bは凹部、aは天井面、bは一方の側面、cは他方の側面、dは凸部Aと他方の側面cとの間の上部平面、eは凹部Bと凸部Aとの間に設けられた傾斜面、fは凹部Bと一方の側面bとの間に設けられた下部平面である。
一方の側面bの高さの方が他方の側面cよりも丈が高い。
Wは、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物である。
この第1実施例では、ノズル51断面視、内面に凹部Bを設けている。
そのため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wの底面全体がノズル51底面全体に接触することはない。
更に、第1実施例では、ノズル51断面視、ノズル51内面に凹部Bおよび凸部Aを設けている。そのためコイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wの底面全体がノズル51底面e、f全体に接触することはない。
更に、第1実施例では、ノズル51断面視、ノズル51内面に凹部Bを設けると共に上下方向の丈の高い方の一方の側面bにおいてもノズル内面高さが盤状物W径を超えないようにしている。この場合は、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wは、ノズル51内を起立して転動して滑落することはない。凸部Aがリブで構成されていても、凸部Aの側面に沿って凸部Aに盤状物Wの平面が接触して案内されて転動して滑落することはない。
更に、第1実施例では、ノズル51断面視、ノズル51内面に凹部Bおよび凸部Aを設け、凹部Bと凸部Aとの間に傾斜面e、凹部Bと凹部Bに近接する一方の側面bとの間に下部平面f、凸部Aと凸部Aに近接する他方の側面cとの間に上部平面dを設けている。
そして、一方の側面bの高さの方が他方の側面cよりも丈が高く、凸部Aと他方の側面cとの間の上部平面dは盤状物Wの半径よりも小に設けている。
そのため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wは、凸部Aより下方に落下する。凹部Bと凸部Aとの間に傾斜面eが設けられているため、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wの一端は、傾斜面eを滑落する。
更に、第1実施例では、凸部Aと他方の側面cとの間の上部平面dは盤状物Wの半径よりも小に、凹部Bと一方の側面bとの間の下部平面fは盤状物Wの径よりも小に設けている。そのためコイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wは、図5に図示されるように、上部平面からバランスを崩して、傾斜面eに落下し、コイン、メダル等の円盤状物を含む盤状物Wとノズル51内面の接触部は、盤状物Wの両端の2点、あるいは、盤状物Wの一端と盤状物Wの平面の一辺直線に規制される。この規制により、断面視円形の底部にリブを設けた場合と異なり盤状物の滑落速度のばらつきが少なく安定した払い出しが可能となる。
更に、上下方向のノズル51内面高さが盤状物W径を超えないノズル51とした場合は、盤状物Wはノズル51内を起立して転動滑落することはなく、横向きになって滑落する。
更に、第1実施例では、一方の側面bの高さの方が他方の側面cよりも丈が高く、凸部Aと他方の側面cとの間の上部平面dは盤状物Wの半径よりも小に、一方の側面bと、凹部Bと一方の側面bとの間の下部平面fとの隅部Cと凸部Aとの距離が盤状物Wの略径に設けている。そのため、盤状物Wの一端は凹部Bと一方の側面bとの間の下部平面fとの隅部Cに、盤状物Wの他端は凸部Aに一致して盤状物Wは、滑落するため、盤状物Wとノズル51との接触箇所を更に小さくすることが可能である。
次に、図7に基づき第1実施例のノズル接続部について説明する。
61は、盤状物払出装置11の前面パネルである。前面パネル61には、長孔状からなるスライド孔62a、62b、62c、62dが上下に2個づつそれぞれ平行に計4個設置される。63a、63b、63c、63dは、ピンである。ピン63a、63b、63c、63dは、それぞれスライド孔62a、62b、62c、62に嵌合される。
64a、64bは、それぞれ孔列であり、浅い溝が形成される。孔列64a、64bは、上部にもうけられたスライド孔62a、62bの間に平行に設置される。孔列64a、64bには、それぞれ複数のこの第1実施例では、5個の孔列64a、64bに設けられた浅い溝より深い孔が、孔列64aについては孔65a、孔65b、孔65c、孔65d、孔65e、孔列64bについては孔65f、孔65g、孔65h、孔65i、孔65jがそれぞれ設けられる。
66は、嵌合ピンである。嵌合ピン66には、内部にスプリング67が設置され、スプリング67先端に取り付けられる嵌合部68を常に先端方向に押圧する。嵌合ピン66は、孔列64a、64bごとに特定の孔にそれぞれ1個嵌合される。
71は、接続部である。接続部71は蓋状からなり、前面パネル61上から被せて使用する。接続部71の前面パネル61側には、それぞれ接続部71側に突設するスライド孔62a、スライド孔62b、スライド孔62c、スライド孔62dに嵌合されたピン63a、ピン63b、ピン63c、ピン63d、および孔65a、孔65b、孔65c、孔65d、孔65eのいずれか、孔65f、孔65g、孔65h、孔65i、孔65jのいずれかに嵌められた嵌合ピン66の突起部分を収納するピン収納部72が設けられる。ピンあるいは嵌合ピンをピン収納部72に収納させることで前面パネル61と接続部71とを一体とする。
73a、73bはノズル取付部である。ノズル取付部73a、73bは、それぞれ外側に突設される半円形状からなり、外周に沿って、合ピンを嵌合させる孔74を複数個それぞれ設ける。
75a、75bはノズル取付孔であり、ノズル取付部73a、73b基部中心に設けられる。
76は、空間部であり、ノズル取付部73a、73bの間の接続部71をえぐって設けられる。
81は、ノズル基部である。ノズル基部81は蓋状からなり、ノズル51が取り付けられる。82a、82bは取付突起である。取付突起82a、82bをそれぞれノズル取付孔75a、75bに嵌合させてノズル基部81を接続部71に取り付ける。すると、嵌合ピン66は、ノズル取付部73a、73bのいずれかの孔74に嵌合する。
そこで、ノズル51を上下方向に移動すると、ピン63a、63b、63c、63dは、スライド孔62a、62b、62c、62dに沿って上下に移動し、接続部71も上下に移動するので、ノズル51は上下に移動する。このとき嵌合ピン66は、孔列64a、64bに設けられた孔65a、孔65b、孔65c、孔65d、孔65eまたは、孔65f、孔65g、孔65h、孔65i、孔65jごとに停止して移動するので、節度感を与えながらノズル51接続部71は上下動する。
ノズル51を回転させると、ノズル51が取り付けられるノズル基部81は、取付突起82a、82bを回転中心として回転する。このとき嵌合ピン66が、ノズル取付部73a、73bに設けられたいずれかの孔74に嵌合しながら、回転するので節度感を持ちながらノズル51は回転する。
有価価値を特定可能な有価価値特定情報を記録した記録媒体を受け入れて有価価値特定情報を読み出し、読み出した有価価値特定情報により有価価値を特定可能であり、
金員または/及び有価価値の範囲内で内部に貯留した盤状物Wをノズル51内を滑落させて払い出すノズル付盤状物払出装置11とした場合は、以上の効果を得るノズル51を有するノズル付盤状物払出装置51となる。
第2実施例に係る盤状物払出装置のノズルの断面図を表す図6にしたがって、第2実施例の盤状物払出装置のノズルについて説明する。
第2実施例では、第1実施例と異なり、凹部Bは設けるが、凸部A上部平面dは設けていない。また、下部平面fは設けるが、上部平面dは設けていない。
他方、一方の側面bには第2凹部Dが設けられ、そのため隅部Cのθは90度より大きくなり、図6に図示されるように盤状物Wの下端部は隅部Cに接しやすくなる。第2凹部Dを隅部Cにできるだけ近づけて設けることにより第2凹部の突出量が小さくとも隅部Cの角度θを大きくとることが可能であり、盤状物Wの一端は凹部Bと一方の側面bとの間の下部平面fとの隅部Cに一致しやすくなる。
第2凹部Dは、一方の側面bの中間位置よりも隅部Cよりに設けることが隅部CのΘを90度より大きくする上で望ましい。第2実施例では、一方の側面bの1/3位置の隅部Cよりに設ける。盤状物Wの一端は凹部Bと一方の側面bとの間の下部平面fとの隅部Cに一致して、盤状物Wの他端は傾斜面eに接して盤状物Wは、滑落する
第3実施例に係る盤状物払出装置のノズル取付け部の説明図を表す図8にしたがって、第3実施例の盤状物払出装置のノズルについて説明する。
第3実施例では、スライド孔62e、62fは円弧状に対向させて2個設置する。ピン63e、63fは、それぞれスライド孔62e、62fに嵌合される。
65k、65l、65m、65n、65o、65pまたは、65q、65r、65s、65t、65u、65vは孔である。
嵌合ピン66は、孔列64c、64dごとに特定の孔にそれぞれ1個嵌合される。
そこで、ノズル51を回転させると、ピン63e、63fは、スライド孔62e、62fに沿って移動する。このとき66は、孔列64c、64dに設けられた孔65k、孔65l、孔65m、孔65n、孔65o、孔65pまたは、孔65q、孔65r、孔65s、孔65t、孔65u、孔65vごとに停止して移動するので、節度感を与えながらノズル51接続部71は回転する。
したがって、この発明は、コイン、メダル等の遊技媒体用円盤状物が内部を移動する盤状物払出装置用ノズルに使用可能である。
この発明の第1実施例に係る盤状物払出装置の正面図 この発明の第1実施例に係る盤状物払出装置の中央断面図 この発明の第1実施例に係る盤状物払出装置のノズルの正面図 この発明の第1実施例に係る盤状物払出装置のノズルの正面図 この発明の第1実施例に係る盤状物払出装置のノズルの断面図 この発明の第2実施例に係る盤状物払出装置のノズルの断面図 この発明の第1実施例に係る盤状物払出装置のノズル取付け部の説明図 この発明の第3実施例に係る盤状物払出装置のノズル取付け部の説明図 特許文献1記載のノズル 特許文献2記載のノズル
符号の説明
11 盤状物払出装置
51 ノズル
A 凸部
B 凹部
a 天井面
b 一方の側面
c 他方の側面
d 凸部Aと他方の側面cとの間の上部平面
e 凹部Bと凸部Aとの間に設けられた傾斜面
f 凹部Bと一方の側面bとの間に設けられた下部平面
W 盤状物

Claims (10)

  1. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部を設けたことを特徴とするノズル。
  2. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設けたことを特徴とするノズル。
  3. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部を設けると共に上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないことを特徴とするノズル。
  4. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、
    凹部と凸部との間に傾斜面、凹部分と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
    凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に設けられたことを特徴とするノズル。
  5. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、
    凹部と凸部との間に傾斜面、凹部と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
    凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、凹部分と一方の側面との間の平面は盤状物の径よりも小に設けられたことを特徴とするノズル。
  6. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部および凸部を設け、
    凹部と凸部との間に傾斜面、凹部と凹部に近接する一方の側面との間に平面、凸部と凸部に近接する他方の側面との間に平面を設け、
    凸部と他方の側面との間の平面は盤状物の半径よりも小に、
    凹部分と一方の側面との間の平面と、一方の側面との間に形成される隅部から凸部への距離が盤状物の略径に設けられたことを特徴とするノズル。
  7. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部および傾斜面を設けたことを特徴とするノズル。
  8. 内部で盤状物を移動させ所望位置に案内するノズルにおいて、
    ノズル断面視、内面に凹部を設け、
    対向させて設けられる一方の側面と他方の側面とからなる両側面のうち他方の側面と凹部との間に傾斜面を設け、
    一方の側面には第2凹部を設けたことを特徴とするノズル。
  9. 上下方向のノズル内面高さが盤状物径を超えないことを特徴とする請求項4乃至請求項8いずれか記載のノズル。
  10. 請求項1乃至9いずれか記載のノズルを有し、
    金員を受け入れて識別可能であり、
    または/及び、
    有価価値を特定可能な有価価値特定情報を記録した記録媒体を受け入れて有価価値特定情報を読み出し、読み出した有価価値特定情報により有価価値を特定可能であり、
    金員または/及び有価価値の範囲内で内部に貯留した盤状物をノズル内を滑落させて払い出すことを特徴とするノズル付盤状物払出装置。
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