JP2005270360A - 開閉式使い捨てパンツ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 後背部Qと、この後背部Qから幅方向の両側へ延びる前帯部P1、P2と、上記後背部Qから股下を通して着用者の前腹側へ折り返し可能な吸収性本体3と、この吸収性本体3に設けられ、着用者の胴回りに巻き付けられた前帯部P1、P2の外側面に対して、折り返された吸収性本体3を止着・剥離可能な第1フック材21とを備えた開閉式使い捨てパンツ1において、脚回り開口の周縁部を構成する吸収性本体3の両縁部近傍には、当該吸収性本体3を前帯部P1、P2に対して止着・剥離可能な第2フック材23がそれぞれ形成されている。
【選択図】 図1
Description
親水性(透液性)不織布材料が好ましい。例えば、親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布材料、或いは疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理し、透液性とした不織布材料が用いられる。好ましくは、疎水性繊維裏面を界面活性剤により処理し透液性とした目付10〜35g/m2の透液性不織布材料(ポイントボンド不織布、エアースルー不織布)である。
撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)、プラスチックフィルム(通気性であっても非通気性であっても良いが、好適な態様としては通気性プラスチックフィルムが望ましい)やその複合材料が用いられる。好ましくは、目付15〜50g/m2の通気性ポリエチレンフィルムである。
粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸水体を混合した吸収性コアを、ティッシュペーパーなどの紙シート或いは透液性不織布シート等の被覆シートで包んで、所定形状(長方形、砂時計型、ひょうたん型等)に成形した吸収体である。上記繊維や高分子吸水体をシート状に成形したシート状吸収体(例えば、エアレイド吸収体)等を、所定形状に成形して用いても構わない。また、着用者が歩いたり、寝返りを打ったりしても形状を保持できるように、親水性繊維集合層中やシートに形状保持手段(ホットメルト接着剤の塗布、合成繊維の混合)を施しても構わない。
第2バックシート12にプラスチックフィルムを使用した時に、肌触りを良くするためのものであって、撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)が好ましい。
親水性の場合は、第1、第2トップシート8、11と同様の不織布材料が好ましい。撥水性の場合は、第1、第2バックシート9、12と同様の不織布材料が好ましい。
通常使い捨ておむつに用いられる弾性伸縮材料(ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等)が用いられて、ホットメルト接着剤、熱接着、超音波接着など好適な添設手段でもって添設される。好ましくは、ゴム系のホットメルト接着剤である。また、繊度300〜2000デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜5.0倍に伸張して添設するのが好ましい。
撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)が用いられる。好ましくは、目付10〜35g/m2の撥水性不織布材料である。また、内面のみを親水化〔界面活性剤を塗布する或いは親水性繊維(レーヨン、コットン等)の層を作る〕しても良く、この場合には、肌に当接した場合の感触が良くなり、吸汗効果も期待できる。
通気性のある撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)が用いられる。好ましくは、目付10〜35g/m2の撥水性不織布材料である。
上記各シート材料の接合は、ホットメルト接着剤、熱接合、超音波シール等の方法が適宜用いられる。ホットメルト接着剤については、ゴム系、ポリオレフィン系、酢酸ビニル系等のホットメルト接着剤から適切に選定して、直接的なコーター塗布、間接的なスパイラル塗布、メルトブロー(カーテンスプレー)塗布、ビード塗布等の方法で塗布する。なお、サイドシールの接合には、熱接合が好ましい。
2 パンツ本体
3 吸収性本体
21、121 第1フック材
22、122 摘み用タブ
23、123 第2フック材
30 切断線
P1 右前帯部
P2 左前帯部
Q 後背部
S1 脚回り開口
U ウエスト開口部
Claims (8)
- 後背部と、この後背部から幅方向の両側へ延びる前帯部と、上記後背部から股下を通して着用者の前腹側へ折り返し可能な吸収性本体と、着用者の胴回りに巻き付けられた前帯部の外側面に対して、吸収性本体を折り返した形態で保持可能な第1止着部とを備えた開閉式使い捨てパンツにおいて、
上記各前帯部に対して第1止着部を止着して、後背部と前帯部と吸収性本体との間に一対の脚回り開口を形成した場合における、各脚回り開口の近傍位置には、吸収性本体を前帯部に対して止着・剥離可能な第2止着部がそれぞれ形成されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。 - 請求項1に記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記第2止着部は、後背部から前方に延長させた延長端部の両側縁部に対してそれぞれ形成されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
- 請求項1に記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記第1止着部は、パンツ幅方向における吸収性本体の両側に一対配設されている一方、上記第2止着部は、両脚回り開口の周縁部を構成する吸収性本体の両側縁部に配設され、これら第1止着部と上記各第2止着部とは、一対一対応で一体に形成されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
- 請求項1に記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記第1止着部は、吸収性本体の前部に配設されている一方、上記第2止着部は、両脚回り開口の周縁部を構成する吸収性本体の両側縁部に配設されており、第1止着部と各第2止着部とは、別体で形成されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
- 請求項4に記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記各第2止着部は、パンツ幅方向において第1止着部の外側に配置されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
- 請求項5に記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記吸収性本体には、パンツ幅方向の両側に延びる一対の摘み部が形成されているとともに、これら摘み部には、上記第2止着部がそれぞれ形成されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
- 請求項6に記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記両前帯部が相手の前帯部との間でウエスト開口部を形成した状態で分断可能に結合されているとともに、これら前帯部に対して吸収性本体が上記第1止着部によって止着した初期形態から、吸収性本体が各前帯部から剥離されているとともに、各前帯部が分断された形態に展開可能に構成されおり、上記摘み部は、上記初期形態において、吸収性本体とこの吸収性本体に止着した前帯部との間で、二つ折り状態で収容されていることを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
- 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の開閉式使い捨てパンツにおいて、上記第1止着部及び各第2止着部と各前帯部とは、互いに対をなすように、メカニカルファスナーのフック部とループ部とを備え、これらフック部とループ部によりそれぞれ剥離可能に係止することを特徴とする開閉式使い捨てパンツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004088392A JP2005270360A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 開閉式使い捨てパンツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004088392A JP2005270360A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 開閉式使い捨てパンツ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005270360A true JP2005270360A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35170636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004088392A Pending JP2005270360A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 開閉式使い捨てパンツ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005270360A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007268214A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Daio Paper Corp | 止着テープ型紙おむつ |
-
2004
- 2004-03-25 JP JP2004088392A patent/JP2005270360A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007268214A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Daio Paper Corp | 止着テープ型紙おむつ |
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