本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の折り畳み式携帯電話装置の概観図であり、(A)は開いた状態の正面図、(B)は折り畳んだ状態の背面図である。
図2は本発明の折り畳み式携帯電話装置の主要構成を示す回路ブロック図である。
図3は本発明の折り畳み式携帯電話装置が備える音声着信表示管理テーブルの構成例を示す図である。
図4は本発明の折り畳み式携帯電話装置が備えるメール受信表示管理テーブルの構成例を示す図である。
図5は第1の実施の形態の音声着信時の着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
図6は第1の実施の形態の音声着信時の着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
図7は第2の実施の形態のメール受信時の着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
図8は第2の実施の形態のメール受信時の着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
図9は第3の実施の形態の音声着信時の着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
図10は第3の実施の形態の音声着信時の着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
図11は第4の実施の形態のメール受信時の着信制御処理を説明するフローチャートである。
図12は第4の実施の形態のメール受信時の着信制御処理を説明するフローチャートである。
図13は第5の実施の形態の音声着信時のオリジナルマナーモードの設定処理を説明するためのフローチャートである。
図14は第6の実施の形態のメール受信時のオリジナルマナーモードの設定処理を説明するためのフローチャートである。
図15はLED発光色テーブルの構成例を示す図である。
図16はLED発光パターンテーブルの構成例を示す図である。
図17はスピーカ音量テーブルの構成例を示す図である。
図18はスピーカ音色テーブルの構成例を示す図である。
図19はバイブレーター振動強度テーブルの構成例を示す図である。
図20はバイブレーター振動パターンテーブルの構成例を示す図である。
最初に図1を参照して本発明の折り畳み式携帯電話装置の構成について説明する。
折り畳み式携帯電話装置1は、下筐体と上筐体とがヒンジ部により結合され、図1(A)に示すように、上筐体には表示部3と、レシーバ部2が所定の位置に配設されている。
下筐体にはテンキーや各種ファンクションキーからなるキー操作部4とマイク部5が所定の位置に配設されている。
また上筐体の背面側には図1(B)に示すように、背面表示部6と、ランプ7と、LED8と、アンテナ9が配設されている。
ランプ7は、充電中を表示するLEDで、折り畳み式携帯電話装置のバッテリを充電中は例えば赤色で点灯し、充電完了後は消灯する。
LED8は、着信中および通話中に任意の発光色と発光パターンで点灯、点滅、または消灯する。以下、イルミネーションLED8と称す。
次に図2を参照して本発明の折り畳み式携帯電話装置の主要回路の構成について説明する。
折り畳み式携帯電話装置1は、図2に示すように、アンテナ9と、無線部11と、中央制御部12と、メモリ13と、マナーモード切替部23と、タイマ24と、キー操作部4を備えている。
また、折り畳み式携帯電話装置1は、表示制御部14と、表示駆動部15と、表示部3を備えている。
また、折り畳み式携帯電話装置1は、LED制御部16と、LED駆動部17と、イルミネーションLED8を備えている。
イルミネーションLED8は、複数の異なる色で発光可能なLED、例えば赤、緑、青色の複合LEDで、着信中および通話中に任意の発光色で点灯、点滅、または消灯する。
LED制御部16は、イルミネーションLED8の赤色素子を制御する赤色制御部16―1を備えている。
また、LED制御部16は、イルミネーションLED8の緑色素子を制御する緑色制御部16―2を備えている。
また、LED制御部16は、イルミネーションLED8の青色素子を制御する青色制御部16―3を備えている。
LED駆動部17は、イルミネーションLED8の赤色素子を駆動する赤色駆動部17―1を備えている。
また、LED駆動部17は、イルミネーションLED8の緑色素子を駆動する緑色駆動部17―2を備えている。
また、LED駆動部17は、イルミネーションLED8の青色素子を駆動する青色駆動部17―3を備えている。
また、折り畳み式携帯電話装置1は、着信音量設定部18と、スピーカ駆動部19と、スピーカ10を備えている。
更に、折り畳み式携帯電話装置1は、バイブレーター制御部20と、バイブレーター駆動部21と、バイブレーター22を備えている。
なお、折り畳み式携帯電話装置1は、図示していないが、マイクロホン、レシーバも備えている。
表示部3および背面表示部6(図1)は、電話番号等の使用者に必要な情報を表示するもので、音声着信やメール受信を文字や記号、図形等で通知する機能を有している。
キー操作部4は、ダイヤルや各種設定情報の入力時に使用する。
ランプ7は、携帯電話装置1の電池を充電中は赤く点灯し、充電が完了すると消灯する。
無線部11は、アンテナ9に接続されており、アンテナ9を通して無線信号の送受信処理を行う。
タイマ24は、音声着信時またはメール受信時の各報知手段による報知時間のカウントや通話時間をカウントする。
マナーモード切替部23は、キー操作部4の操作によりマナーモードのON、OFFを切り替える。
中央制御部12は、音声着信またはメール受信時に表示部3、イルミネーションLED8、スピーカ10、バイブレーター22を制御して着信報知する。
メモリ13は、電話帳やスケジュール情報等の外に、各種テーブルやユーザが指定する特定の相手先電話番号を格納する。
メモリ13は、図3に示す音声着信表示管理テーブルおよび図4に示すメール受信表示管理テーブルを備えている。
また、メモリ13は、図15に示すLED発光色テーブルおよび図16に示すLED発光パターンテーブルを備えている。
また、メモリ13は、図17に示すスピーカ音量テーブルおよび図18に示すスピーカ音色テーブルを備えている。
また、メモリ13は、図19に示すバイブレーター振動強度テーブルおよび図20に示すバイブレーター振動パターンテーブルを備えている。
ユーザは、LED発光色テーブルおよびLED発光パターンテーブルから任意の発光色と発光パターンを選択し、音声着信表示管理テーブルまたはメール受信表示管理テーブルへ格納する。
ユーザは、スピーカ音量テーブルおよびスピーカ音色テーブルから任意の音量と音色を選択し、音声着信表示管理テーブルまたはメール受信表示管理テーブルへ格納する。
ユーザは、バイブレーター振動強度テーブルおよびバイブレーター振動パターンテーブルから任意の振動強度と振動パターンを選択し、音声着信表示管理テーブルまたはメール受信表示管理テーブルへ格納する。
図3に示す音声着信表示管理テーブルは、相手先の電話番号(発信者番号)に対応して、イルミネーションLED8の着信時の点灯駆動情報、スピーカ鳴動駆動情報、バイブレーター振動駆動情報を格納する。
また、音声着信表示管理テーブルは、表示部の点灯駆動情報、着信中のキー操作規制情報、通話中のイルミネーションLED8の点灯駆動情報を格納する。
また、音声着信表示管理テーブルは、イルミネーションLED8の発光制御情報、スピーカ10の鳴動制御情報、バイブレーター22の振動制御情報を格納する。
イルミネーションLED8の発光制御情報は、発光色制御コード情報と発光パターン制御コード情報である。
スピーカ10の鳴動制御情報は、音量制御コード情報と音色(メロディー)制御コード情報である。
バイブレーター22の振動制御情報は、振動強度制御コード情報と振動パターン制御コード情報である。
また、音声着信表示管理テーブルは、ユーザが設定する相手先の電話番号(発信者番号)に対応する着信以外の着信に対し共通番号を格納する。
音声着信表示管理テーブルは、共通番号に対応してイルミネーションLED点灯駆動情報、スピーカ鳴動駆動情報、バイブレーター振動駆動情報を格納する。
また、音声着信表示管理テーブルは、共通番号に対応して表示部の点灯駆動情報、着信中のキー操作規制情報、通話中のイルミネーションLED8の点灯駆動情報を格納する。
また、音声着信表示管理テーブルは、共通番号に対応してイルミネーションLED8の発光制御情報、スピーカ10の鳴動制御情報、バイブレーター22の振動制御情報を格納する。
イルミネーションLED8の発光制御情報は、発光色制御コード情報と発光パターン制御コード情報である。
スピーカ10の鳴動制御情報は、音量制御コード情報と音色(メロディー)制御コード情報である。
バイブレーター22の振動制御情報は、振動強度制御コード情報と振動パターン制御コード情報である。
図4に示すメール受信表示管理テーブルは、相手先のメールアドレス(発信者メールアドレス)に対応して、受信時のイルミネーションLED8の点灯駆動情報、スピーカ鳴動駆動情報、バイブレーター振動駆動情報を格納する。
また、メール受信表示管理テーブルは、表示部の点灯駆動情報、着信中のキー操作規制情報、通話中のイルミネーションLED8の点灯駆動情報を格納する。
また、メール受信表示管理テーブルは、イルミネーションLED8の発光制御情報、スピーカ10の鳴動制御情報、バイブレーター22の振動制御情報を格納する。
イルミネーションLED8の発光制御情報は、発光色制御コード情報と発光パターン制御コード情報である。
スピーカ10の鳴動制御情報は、音量制御コード情報と音色(メロディー)制御コード情報である。
バイブレーター22の振動制御情報は、振動強度制御コード情報と振動パターン制御コード情報である。
また、メール受信表示管理テーブルは、ユーザが設定する相手先のメールアドレス(発信者メールアドレス)に対応する着信以外の着信に対し共通アドレスを格納する。
メール受信表示管理テーブルは、共通アドレスに対応してイルミネーションLED点灯駆動情報、スピーカ鳴動駆動情報、バイブレーター振動駆動情報を格納する。
また、メール受信表示管理テーブルは、共通アドレスに対応して表示部の点灯駆動情報、着信中のキー操作規制情報、通話中のイルミネーションLED8の点灯駆動情報を格納する。
また、メール受信表示管理テーブルは、共通アドレスに対応してイルミネーションLED8の発光制御情報、スピーカ10の鳴動制御情報、バイブレーター22の振動制御情報を格納する。
イルミネーションLED8の発光制御情報は、発光色制御コード情報と発光パターン制御コード情報である。
スピーカ10の鳴動制御情報は、音量制御コード情報と音色(メロディー)制御コード情報である。
バイブレーター22の振動制御情報は、振動強度制御コード情報と振動パターン制御コード情報である。
図15に示すLED発光色テーブルは、ユーザが所望するイルミネーションLEDの発光色を指定するための符号に対応して、異なる発光色と、発光色の制御コード情報を格納する。
発光色は赤、青、緑の複合LEDを使用することにより、任意の発光色を実現できる。
なお、この発光色テーブルは、製品出荷時にメーカが設定するものとする。
図16に示すLED発光パターンテーブルは、ユーザが所望するイルミネーションLEDの発光パターンを指定するための符号に対応して、異なる発光パターンと、発光パターンの制御コード情報を格納する。
発光パターン制御コード情報は、例えばイルミネーションLEDの点滅比により区分する。
なお、このLED発光パターンテーブルは、製品出荷時にメーカが設定するものとする。
図17に示すスピーカ音量テーブルは、ユーザが所望するスピーカの音量を指定するための符号に対応して、異なる音量と、音量の制御コード情報を格納する。
なお、このスピーカ音量テーブルは、製品出荷時にメーカが設定するものとする。
図18に示すスピーカ音色テーブルは、ユーザが所望するスピーカの音色を指定するための符号に対応して、異なる音色(メロディー)と、音色の制御コード情報を格納する。
なお、このスピーカ音色テーブルは、製品出荷時にメーカが設定するものとする。
図19に示すバイブレーター振動強度テーブルは、ユーザが所望するバイブレーターの振動を指定するための符号に対応して、異なる振動強度と、振動強度の制御コードを格納する。
なお、このバイブレーター振動強度テーブルは、製品出荷時にメーカが設定するものとする。
図20に示すバイブレーター振動パターンテーブルは、ユーザが所望するバイブレーターの振動パターンを指定するための符号に対応して、異なる振動パターンと、振動パターンの制御コード情報を格納する。
発光パターン制御コード情報は、例えばバイブレーターの振動対停止比で区分する。
なお、バイブレーター振動パターンテーブルは、製品出荷時にメーカが設定するものとする。
表示部3は、表示制御部14および表示駆動部15の制御を受け作動する。
イルミネーションLED8は、LED制御部16およびLED駆動部17の制御を受け作動し、音声着信表示管理テーブル(図3)またはメール受信表示管理テーブル(図4)に格納されている発光色と発光パターンで発光する。
スピーカ10は、着信音設定部18およびスピーカ駆動部19の制御を受け作動し、音声着信表示管理テーブル(図3)またはメール受信表示管理テーブル(図4)に格納されている音量と音色(メロディー)で報知音を発生する。
バイブレーター22は、バイブレーター制御部20およびバイブレーター駆動部21の制御を受け作動し、音声着信表示管理テーブル(図3)またはメール受信表示管理テーブル(図4)に格納されている振幅強度と振動パターンで振動する。
中央制御部12は、音声着信信号またはメール受信信号を受け取ると、表示部3に着信した旨を表示する。
中央制御部12は、表示部3に着信表示すると共に、スピーカ10を鳴動し着信音を放音させ、バイブレーター22を振動させ、イルミネーションLED8を点滅させる。
ここで、イルミネーションLED8は、音声着信時またはメール受信時において、ユーザが予め音声着信表示管理テーブルまたはメール受信表示管理テーブルに格納したLED点灯駆動情報に基づき点灯、または消灯する。
イルミネーションLED8は、LED点灯駆動情報が「ON」のときはLED発光制御情報の発光色制御コードと発光パターン制御コードに基づき点滅してユーザに着信を通知する。
従って、ユーザは相手先の電話番号個々に対応して、異なる発光色と発光パターンを音声着信表示管理テーブルに設定しておくことにより、イルミネーションLED8の発光色と発光パターンを外部から目視するだけで発信者を特定することができる。
また、ユーザは相手先の電話番号個々に対応して、異なる音量と音色(メロディー)を音声着信表示管理テーブルに設定しておくことにより、イルミネーションLED8の点滅とスピーカ10の鳴音により、発信者の特定がより容易になる。
また、ユーザは相手先の電話番号個々に対応して、異なる振動強度と振動パターンを音声着信表示管理テーブルに設定しておくことにより、イルミネーションLED8の点滅とスピーカ10の鳴音とバイブレーターの振動により、発信者の特定が更に容易になる。
ユーザは相手先のメールアドレス個々に対応して、異なる発光色と発光パターンをメール受信表示管理テーブルに設定しておくことにより、イルミネーションLED8の発光色と発光パターンを外部から目視するだけで発信者を特定することができる。
また、ユーザは相手先のメールアドレス個々に対応して、異なる音量と音色(メロディー)をメール受信表示管理テーブルに設定しておくことにより、イルミネーションLED8の点滅とスピーカ10の鳴音により、発信者の特定がより容易になる。
また、ユーザは相手先のメールアドレス個々に対応して、異なる振動強度と振動パターンをメール受信着信表示管理テーブルに設定しておくことにより、イルミネーションLED8の点滅とスピーカ10の鳴音とバイブレーターの振動により、発信者の特定が更に容易になる。
ここで音声着信表示管理テーブルの構成について説明する。
図3に示す音声着信表示管理テーブルは、予めユーザが任意に設定するものである。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに複数の所望する相手先電話番号、例えば「1234」、「3456」、「5678」を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、イルミネーションLED8のLED点灯駆動情報を設定する。
イルミネーションLED8のLED点灯駆動情報は、着信時にイルミネーションLED8を点灯または消灯するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、スピーカの鳴動駆動情報と、バイブレーターの振動駆動情報を設定する。
スピーカ鳴動駆動情報は、着信時にスピーカ10を鳴動または鳴動を停止するための「ON」または「OFF」情報である。
バイブレーター振動駆動情報は、着信時にバイブレーター22を振動または振動を停止するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、表示部点灯駆動情報を設定する。
表示部点灯駆動情報は、着信時に表示部3を起動または停止するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、着信中のキー操作規制情報を設定する。
着信中キー操作規制情報は、着信中におけるキー操作部4のキー操作を有効または無効とするための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、イルミネーションLED8の通話中LED点灯駆動情報を設定する。
通話中LED点灯駆動情報は、通話中におけるイルミネーションLED8を点灯または消灯すれための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、LED発光制御情報を設定する。
LED発光制御情報は、イルミネーションLED8の「発光色」と「発光パターン(点滅)」情報である。
「発光色」は、ユーザが図15に示すLED発光色テーブルから任意の発光色の符号を選択して設定する。
「発光パターン」は、ユーザが図16に示すLED発光パターンテーブルから任意の発光パターンの符号を選択して設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、スピーカ鳴動制御情報を設定する。
スピーカ鳴動制御情報は、スピーカ10の「音量」と「音色(メロディー)」情報である。
「音量」は、ユーザが図17に示すスピーカ音量テーブルから任意の音量の符号を選択して設定する。
「音色(メロディー)」は、ユーザが図18に示すスピーカ音色テーブルから任意のメロディーの符号を選択して設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した複数の相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」それぞれに対応して、バイブレーター振動制御情報を設定する。
バイブレーター振動制御情報は、バイブレーター22の「振動強度」と「振動パターン」である。
「振動強度」は、ユーザが図19に示すバイブレーター振動強度テーブルから任意の振動強度の符号を選択して設定する。
「振動パターン」は、ユーザが図20に示すバイブレーター振動パターンテーブルから任意の振動パターンの符号を選択して設定する。
更にユーザは、音声着信表示管理テーブルに相手先電話番号「1234」、「3456」、「5678」以外に、共通番号として例えば「0000」を設定する。
この共通番号「0000」は、音声着信時に発信者番号通知サービスによる着信以外の着信のときの共通着信表示情報を登録するためのものである。
この共通番号「0000」は、発信者番号通知サービスによる発信者番号が、電話帳またはメモリに予め登録されていないときの共通着信表示情報を登録するためのものである。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、イルミネーションLED8のLED点灯駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、スピーカの鳴動駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、バイブレーターの振動駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、表示部点灯駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、通話中のキー操作規制情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、イルミネーションLED8の通話中LED点灯駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、LED発光制御情報(発光色と発光パターン)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、スピーカ鳴動制御情報(音量と音色)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通番号「0000」に対応して、バイブレーター振動制御情報(振動強度と振動パターン)を設定する。
次にメール受信表示管理テーブルの構成について説明する。
図4に示すメール受信表示管理テーブルは、予めユーザが任意に設定するものである。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに複数の所望する相手先メールアドレス、例えば「abcd」、「efgh」、「mnop」を設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、イルミネーションLED8のLED点灯駆動情報を設定する。
LED点灯駆動情報は、メール受信時にイルミネーションLED8を点灯または消灯するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、スピーカの鳴動駆動情報を設定する。
スピーカ鳴動駆動情報は、メール受信時にスピーカ10を鳴動または鳴動を停止するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、バイブレーターの振動駆動情報を設定する。
バイブレーター振動駆動情報は、メール受信時にバイブレーター22を振動または振動を停止するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、表示部点灯駆動情報を設定する。
表示部点灯駆動情報は、メール受信時に表示部3を起動または停止するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、メール受信中のキー操作規制情報を設定する。
着信中キー操作規制情報は、キー操作部4のメール受信中のキー操作を有効または無効とするための「ON」、「OFF」情報である。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、イルミネーションLED8の通話中LED点灯駆動情報を設定する。
表示部点灯駆動情報は、メール受信時に表示部3を起動または起動を停止するための「ON」または「OFF」情報である。
通話中LED点灯駆動情報は、メール送受信中にイルミネーションLED8を点灯または消灯するための「ON」または「OFF」情報である。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、LED発光制御情報を設定する。
LED発光制御情報は、イルミネーションLED8の「発光色」と「発光パターン(点滅)」情報である。
「発光色」は、ユーザが図15に示すLED発光色テーブルから任意の発光色の符号を選択して設定する。
「発光パターン」は、ユーザが図16に示すLED発光パターンテーブルから任意の発光パターンの符号を選択して設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、スピーカ鳴動制御情報を設定する。
スピーカ鳴動制御情報は、スピーカ10の「音量」と「音色(メロディー)」情報である。
「音量」は、ユーザが図17に示すスピーカ音量テーブルから任意の音量の符号を選択して設定する。
「音色(メロディー)」は、ユーザが図18に示すスピーカ音色テーブルから任意のメロディーの符号を選択して設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」それぞれに対応して、バイブレーター振動制御情報を設定する。
バイブレーター振動制御情報は、バイブレーター22の「振動強度」と「振動パターン」である。
「振動強度」は、ユーザが図19示すバイブレーター振動強度テーブルから任意の振動強度の符号を選択して設定する。
「振動パターン」は、ユーザが図20に示すバイブレーター振動パターンテーブルから任意の振動パターンの符号を選択して設定する。
更にユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した複数の相手先メールアドレス「abcd」、「efgh」、「mnop」以外に、共通アドレスとして「wxyz」を設定する。
この共通アドレス「wxyz」は、受信したメールのメールアドレスが、電話帳またはメモリに予め登録されていないときの共通着信表示情報を設定するためのものである。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、イルミネーションLED8のLED点灯駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、スピーカの鳴動駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、バイブレーターの振動駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、表示部点灯駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、通話中のキー操作規制情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、メール受信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、メール送受信中のイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報(ONまたはOFF)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、LED発光制御情報(発光色と発光パターン)を設定する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、スピーカ鳴動制御情報(音量と音色)を登録する。
ユーザは、音声着信表示管理テーブルに設定した共通アドレス「wxyz」に対応して、バイブレーター振動制御情報(振動強度と振動パターン)を登録する。
次に図5、図6に図2、図3を併せて参照し第1の実施の形態の音声着信時の着信報知制御について説明する。
中央制御部12は、音声着信信号を受信すると(図5のステップS101)、発信者番号通知サースによる着信か否かを判定する(S102)。
中央制御部12は、ステップS102における判定結果が発信者番号通知サービスによる着信であるとき、その発信者番号、例えば「1234」を検出する(S103)。
中央制御部12は、メモリ13に格納されている電話帳(図示せず)を検索し、ステップS103で検出した発信者番号を検出する(S104)。
中央制御部12は、ステップS103で検出した発信者番号「1234」と電話帳から検出した電話番号を照合する(S105)。
中央制御部12は、ステップS105における照合結果が一致であるとき、メモリ13に格納されている音声着信表示管理テーブル(図3)を検索し、発信者番号「1234」が設定されていることを認識する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルの相手先電話番号「1234」に対応して設定されているイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S106)。
中央制御部12は、ステップS106における判定結果が「OFF」であるときはイルミネーションLED8を点灯させずにステップS108へ移行する。
中央制御部12は、ステップS106における判定結果が「ON」であるときは、音声着信表示管理テーブから相手先電話番号「1234」に対応するイルミネーションLED8の発光色(橙色の制御コード情報)と発光パターン(パターン1の制御コード情報)を読み出す(S107)。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから読み出した「橙色の制御コード情報」と「パターン1の制御コード情報」をLED制御部16へ送出する。
LED制御部16は、受け取った「橙色の制御コード情報」と「パターン1の制御コード情報」を一時記憶する。
また、中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから相手先電話番号「1234」に対応して設定されているスピーカの鳴動駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S108)。
中央制御部12は、ステップS108における判定結果が「OFF」であるとき、スピーカ10を鳴動させることなくステップS110へ移行する。
中央制御部12は、ステップS108における判定結果が「ON」であるとき、音声着信表示管理テーブルから音量(音量1の制御コード情報)と音色(メロディー1の制御コード情報)を読み出し(S109)、着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「音量1の制御コード情報」と「メロディー1の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから相手先電話番号「1234」に対応して設定されているバイブレーターの振動制御情報が「ON」であるか否かを判定する(S110)。
中央制御部12は、ステップS110における判定結果が「OFF」であるとき、バイブレーターを振動させることなくステップS112へ移行する。
中央制御部12は、ステップS110における判定結果が「ON」であるとき、音声着信表示管理テーブルから振動強度(振動強度1の制御コード情報)と振動パターン(振動パターン1の制御コード情報)を読み出し(S111)、バイブレーター制御部20へ送出する。
バイブレーター制御部20は、受け取った「振動強度1の制御コード情報」と「振動パターン1の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから相手先電話番号「1234」に対応して設定されている表示部の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S112)。
中央制御部12は、ステップS112における判定結果が「OFF」であるとき、表示部を起動させることなくステップS124へ移行する。
中央制御部12は、ステップS112における判定結果が「ON」であるとき、着信を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S113)、表示制御部14へ送出する。
表示制御部14は、受け取った表示文字や表示記号を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから相手先電話番号「1234」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S114)。
中央制御部12は、ステップS114における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図6のステップS136へ移行する。
中央制御部12は、ステップS112における判定結果が「OFF」およびステップS114における判定結果が「ON」であるとき、LED制御部16、着信音設定部18、バイブレーター制御部20および表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けたLED制御部16は、イルミネーションLED8の発光色(橙色の制御コード情報)と発光パターン(パターン1の制御コード情報)に基づくLED駆動制御情報を生成する。
LED制御部16は、生成したLED駆動制御情報をLED駆動部17へ出力し、イルミネーションLED8を点灯させる(S124)。
また、着信報知の指示を受けた着信音設定部18は、スピーカの音量(音量1の制御コード情報)と音色(メロディー1の制御コード情報)に基づくスピーカ駆動制御情報を生成する。
着信音設定部18は、生成したスピーカ駆動情報をスピーカ駆動部21へ出力し、スピーカ10を鳴動させる(S124)。
また、着信報知の指示を受けたバイブレーター制御部20は、バイブレーターの振動強度(振動1の制御コード情報)と振動パターン(パターン1の制御コード情報)に基づくバイブレーター駆動制御情報を生成する。
バイブレーター制御部20は、生成したバイブレーター駆動制御情報をバイブレーター駆動部21へ出力し、バイブレーター22を振動させる(S124)。
また、着信報知の指示を受けた表示制御部14は、着信した旨を示す文字情報、記号情報に基づく表示部駆動情報を生成する。
表示制御部14は、生成した表示部駆動情報を表示駆動部15へ出力し、表示部3を起動させる(S124)。
中央制御部12は、ステップS102において発信者番号ザービス利用による着信でなかったとき、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応して格納されている共通着信表示情報を検出する。
また、中央制御部12は、ステップS105において発信者番号サービスによる発信者番号と電話帳メモリに予めユーザが登録した相手先電話番号が一致しなかったときにも、共通番号「0000」に対応して格納されている共通着信表示情報を検出する。
中央制御部12は、共通番号「0000」に対応するイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S115)。
中央制御部12は、ステップS115における判定結果が「OFF」であるときはイルミネーションLED8を点灯させずにステップS117へ移行する。
中央制御部12は、ステップS115における判定結果が「ON」であるときは、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するイルミネーションLED8の発光色(赤色の制御コード情報)と発光パターン(パターン4の制御コード情報)を読み出す(S116)。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブから読み出した「赤色の制御コード情報」と「パターン4の制御コード情報」をLED制御部16へ送出する。
LED制御部16は、受け取った「赤色の制御コード情報」と「パターン4の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するスピーカ10の鳴動駆動情報が「0N」であるか否かを判定する(S117)。
中央制御部12は、ステップS117における判定結果が「OFF」であるときはスピーカ10を鳴動させずにステップS119へ移行する。
中央制御部12は、ステップS117における判定結果が「ON」であるときは、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するスピーカ10の音量(音量4の制御コード情報)と音色(メロディー4の制御コード情報)を読み出し(S118)、着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「音量4の制御コード情報」と「メロディー4の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するバイブレーター22の振動駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S119)。
中央制御部12は、ステップS119における判定結果が「OFF」であるときはバイブレーター22を振動させずにステップS121へ移行する。
中央制御部12は、ステップS119における判定結果が「ON」であるときは、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するバイブレーター22の振動強度(振動強度4の制御コード情報)と振動パターン(パターン4の制御コード情報)を読み出し(S120)、バイブレーター制御部20へ送出する(S120)。
バイブレーター制御部20は、受け取った「振動強度4の制御コード情報」と「パターン4」の制御コード情報を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応する表示部14の点灯駆動情報が「0N」であるか否かを判定する(S121)。
中央制御部12は、ステップS121における判定結果が「OFF」であるときは表示部を点灯させずにステップS124へ移行する。
中央制御部12は、ステップS121における判定結果が「ON」であるときは、着信した旨を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S122)、表示制御部14へ送出する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから共通番号「0000」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S123)。
中央制御部12は、ステップS123における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図6のステップS136へ移行する。
中央制御部12は、ステップS121における判定結果が「OFF」およびステップS123における判定結果が「ON」であるとき、LED制御部16、着信音設定部18、バイブレーター制御部20および表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けたLED制御部16は、イルミネーションLED8の「赤色の制御コード」と「発光パターン4の制御コード情報」に基づくLED駆動情報を生成してLED駆動部17へ出力し、イルミネーションLED8を点灯させる(S124)。
また、着信報知の指示を受けた着信音設定部18は、スピーカ10の「音量4の制御コード情報」と「メロディー4の制御コード」に基づきスピーカ駆動情報を生成してスピーカ駆動部21へ出力し、スピーカ10を鳴動させる(S124)。
また、着信報知の指示を受けたバイブレーター制御部20は、バイブレーターの「振動4の制御コード情報」と「パターン4の制御コード情報」に基づきバイブレーター駆動情報を生成してバイブレーター駆動部21へ出力し、バイブレーター22を振動させる(S124。
また、着信報知の指示を受けた表示制御部14は、着信した旨を示す文字情報、記号情報に基づき表示駆動制御情報を生成して、表示駆動部18へ出力し、表示部3を起動する(S122)。
中央制御部12は、呼出開始(S124)と同時に、タイマ24を起動し(図6のステップS125)ユーザの応答を監視する(S126)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザの応答を検出すると、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動、表示部14を起動を停止し(S127)、通話モードに移行する(S128)。
中央制御部12は、通話モードに移行すると音声着信表示管理テーブルの相手先電話番号「1234」または共通番号「0000」に対応して設定されているイルミネーションLED8の通話中LED点灯駆動情報が「OFF」であるか否かを判定する(S129)。
中央制御部12は、ステップS129において通話中LED点灯駆動情報が「OFF」であることを判定したとき、イルミネーションLED8を消灯して通話を継続し(S130)、終話を検出すると(S131)、待ち受け状態へ移行する(S138)。
中央制御部12は、ステップS129において通話中のLED点灯駆動情報が「ON」であることを判定したとき、イルミネーションLED8を点灯し(S132)、通話を継続する。
中央制御部12は、終話を検出すると(S133)、イルミネーションLED8を消灯し(S134)、待ち受け状態へ移行する(S138)。
中央制御部12は、タイマ24を監視し、タイマ24のタイムアウト前に応答を検出できなかったとき(S135)、イルミネーションLED8を消灯、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止する(S136)。
なお、ステップS114およびステップS123においてキー操作規制情報が「OFF」であることを判定した場合もステップS136の処理を行う。
中央制御部12は、イルミネーションLED8を消灯、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止した後、表示部3に「着信有り」を表示し(S137)、待ち受け状態へ移行する(S138)。
ステップS124における呼出状態(着信報知状態)では、様々形態により着信報知を行うことができる。
イルミネーションLEDの点灯制御情報とスピーカ鳴動制御情報とバイブレーター振動制御情報と表示部点灯情報を任意に設定しておくことにより、組み合わせによる複数種の音声着信報知が可能になる。
例えば、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知と、表示部による表示報知を同時に行うことが可能である。
また、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知と、表示部による表示報知とを任意に組み合わせることも可能である。
特に、着信時においてイルミネーションLED8を消灯することにより、次のような様々な効果を得ることができる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、望まない相手からの執拗な迷惑電話に対してLEDの点灯による無駄な電力消費を回避することができる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、バイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、イルミネーションLEDの点灯による周囲の人々に対する迷惑を回避することができ、使用者のプライバシーが損なわれることも無くなる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、スピーカの音量、音色、バイブレーターの振動強度、振動パターンにより発信者を特定できるため、無駄な開閉によるヒンジ部の磨耗を回避することもできる。
また、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、イルミネーションLEDの延命を図ることができる。
例えば、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知と、表示部による表示報知を一切停止することも可能である。
従って、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知を一切停止し、且つ着信中のキー操作無効を設定しておくことにより、着信報知せずに着信を切断し、表示部に「着信有り」を表示することも可能である。
イルミネーションLEDは消灯のままであるため、着信に気付くことも無く、表示部の表示内容の確認や、着信に応答するなど、無駄な動作を回避することができる。
また、ユーザは、イルミネーションLEDは消灯のままであるため、発信者が誰かなど余計な気配りも不要である。
また、発信者番号が音声着信表示管理テーブルに登録されている場合は、発信者番号毎に異なる、発光色と発光パターンによるイルミネーション表示により、発信者を特定することができる。
また、発信者番号が音声着信表示管理テーブルに登録されている場合は、発信者番号毎に異なる、音量と音色による鳴動表示により、発信者を特定することができる。
また、発信者番号が音声着信表示管理テーブルに登録されている場合は、発信者番号毎に異なる、振動強度と振動パターンによる振動表示により発信者を特定することができる。
また、発信者番号が音声着信表示管理テーブルに登録されていない場合は、共通の発光色と発光パターンによるイルミネーション表示により、音声着信表示管理テーブルに登録した発信者以外の発信者からの着信であることがわかる。
また、発信者番号が音声着信表示管理テーブルに登録されていない場合は、共通の音量と音色による鳴動表示により、音声着信表示管理テーブルに登録した発信者以外の発信者からの着信であることがわかる。
また、発信者番号が音声着信表示管理テーブルに登録されていない場合は、共通の強度と振動パターンによる振動表示により、音声着信表示管理テーブルに登録した発信者以外からの着信であることがわかる。
次に図7、図8に図2、図4を併せて参照し第2の実施の形態のメール受信時の着信報知制御について説明する。
なお、携帯電話装置1のハードウェア構成は、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
中央制御部12は、メールを受信すると(図7のステップS201)、受信したメールから発信者アドレス、例えば「abcd」を検出する(S202)。
中央制御部12は、メモリ13に格納されている電話帳(図示せず)を検索し、ステップS202で検出した相手先メールアドレス「abcd」を検出する(S203)。
中央制御部12は、ステップS202で検出した発信者アドレス「abcd」とステップS203で電話帳から検出した発信者メールアドレスを照合する(S204)。
中央制御部12は、ステップS204における照合結果が一致であるとき、メモリ13に格納されているメール受信表示管理テーブル(図4)を検索し、発信者メールアドレス「abcd」が設定されていることを認識する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応して登録されているイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S205)。
中央制御部12は、ステップS205における判定結果が「OFF」であるときはイルミネーションLED8を点灯させずにステップS207へ移行する。
中央制御部12は、ステップS205における判定結果が「ON」であるときは、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応するイルミネーションLED8の発光色(紫色の制御コード情報)と発光パターン(パターン6の制御コード情報)を読み出す(S206)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから読み出した「紫色の制御コード情報」と「パターン6の制御コード情報」をLED制御部16へ送出する。
LED制御部16は、受け取った「紫色の制御コード情報」と「パターン6の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから相手先メールアドレス「abcd」に対応して設定されているスピーカの鳴動駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S207)。
中央制御部12は、ステップS207における判定結果が「OFF」であるとき、スピーカ10を鳴動させることなくステップS209へ移行する。
中央制御部12は、ステップS207における判定結果が「ON」であるとき、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応するスピーカ10の音量(音量6の制御コード情報)と音色(メロディー6の制御コード情報)を読み出す(S208)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから読み出した「音量6の制御コード情報」と「メロディー6の制御コード情報」を着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「音量6の制御コード情報」と「メロディー6の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから相手先メールアドレス「abcd」に対応して設定されているバイブレーターの振動駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S209)。
中央制御部12は、ステップS209における判定結果が「OFF」であるとき、バイブレーターを振動させることなくステップS211へ移行する。
中央制御部12は、ステップS209における判定結果が「ON」であるとき、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応するバイブレーターの振動強度(振動強度6の制御コード情報)と振動パターン(振動パターン6の制御コード情報)読み出す(S210)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから読み出した、「振動強度6の制御コード情報」と「振動パターン6の制御コード情報」をバイブレーター制御部20へ送出する。
バイブレーター制御部20は、受け取った「振動強度6の制御コード情報」と「振動パターン6の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応して設定されている表示部の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S211)。
中央制御部12は、ステップS211における判定結果が「OFF」であるとき、表示部を起動させることなくステップS223へ移行する。
中央制御部12は、ステップS211における判定結果が「ON」であるとき、メール受信を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S212)、表示制御部14へ送出する。
表示制御部14は、受け取った表示文字や表示記号を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S213)。
中央制御部12は、ステップS213における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図8のステップS229へ移行する。
中央制御部12は、ステップS211における判定結果が「OFF」およびステップS213における判定結果が「ON」であるとき、LED制御部16に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS211における判定結果が「OFF」およびステップS213における判定結果が「ON」であるとき、着信音設定部18に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS211における判定結果が「OFF」およびステップS213における判定結果が「ON」であるとき、バイブレーター制御部20に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS211における判定結果が「OFF」およびステップS213における判定結果が「ON」であるとき、表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けたLED制御部16は、イルミネーションLED8の「紫色の制御コード情報」と「発光パターン6の制御コード情報」に基づくLED駆動制御情報を生成する。
LED制御部16は、生成したLED駆動制御情報をLED駆動部17へ出力し、イルミネーションLED8を点灯させる(S223)。
また、着信報知の指示を受けた着信音設定部18は、スピーカの「音量6の制御コード情報」と「メロディー6の制御コード情報」に基づくスピーカ駆動制御情報を生成する。
着信音設定部18は、生成したスピーカ駆動制御情報をスピーカ駆動部21へ出力し、スピーカ10を鳴動させる(S223)。
また、着信報知の指示を受けたバイブレーター制御部20は、バイブレーターの「振動強度6の制御コード情報」と「振動パターン6の制御コード情報」に基づくバイブレーター駆動情報を生成する。
バイブレーター制御部20は、生成したバイブレーター駆動情報をバイブレーター駆動部21へ出力し、バイブレーター22を振動させる(S223)。
中央制御部12は、ステップS204において受信メールから検出した発信者メールアドレスと電話帳の相手先メールアドレスが一致しなかったとき、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」の共通着信表示情報を検出する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」対応のイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S214)。
中央制御部12は、ステップS214における判定結果が「OFF」であるときは、イルミネーションLED8を点灯させずにステップS216へ移行する。
中央制御部12は、ステップS214における判定結果が「ON」であるときは、メール受信表示管理テーブルから共通アドレス「wxyz」に対応するイルミネーションLED8のLED発光制御情報の発光色(緑色の制御コード情報)と発光パターン(パターン9の制御コード情報)を読み出す(S215)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから読み出した「緑色の制御コード情報」と「パターン9の制御コード情報」をLED制御部16へ送出する。
LED制御部16は、受け取った「緑色の制御コード情報」と「パターン9の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応するスピーカ10の鳴動駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S216)。
中央制御部12は、ステップS216における判定結果が「OFF」であるときは、スピーカ10を鳴動させることなくステップS218へ移行する。
中央制御部12は、ステップS216における判定結果が「ON」であるときは、メール受信表示管理テーブルから共通アドレス「wxyz」に対応するスピーカ10の音量(音量9の制御コード情報)と音色(メロディー9の制御コード情報)を読み出す(S217)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから読み出した「音量9の制御コード情報」と音色「メロディー9の制御コード情報」を着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「音量9の制御コード情報」と音色「メロディー9の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応するバイブレーター22の振動駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S218)。
中央制御部12は、ステップS218における判定結果が「OFF」であるとき、バイブレーターを振動させることなくステップS220へ移行する。
中央制御部12は、ステップS218における判定結果が「ON」であるとき、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」対応するバイブレーター22の振動強度(振動強度9の制御コード情報)と音色(メロディー9の制御コード情報)を読み出す(S219)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから読み出した「振動強度9の制御コード情報」と「メロディー9の制御コード情報」を着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「振動強度9の制御コード情報」と「メロディー9の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応する表示部14の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S220)。
中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「OFF」であるとき、表示部14を点灯することなくステップS223へ移行する。
中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「ON」であるとき着信報知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S22)、表示制御部14へ送出する。
表示制御部14は、受け取った表示文字や表示記号を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから共通アドレス「wxyz」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S222)。
中央制御部12は、ステップS222における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図8のステップS229へ移行する。
中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「OFF」およびステップS222における判定結果が「ON」であるとき、LED制御部16に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「OFF」およびステップS222における判定結果が「ON」であるとき、着信音設定部18に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「OFF」およびステップS222における判定結果が「ON」であるとき、バイブレーター制御部20に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「OFF」およびステップS222における判定結果が「ON」であるとき、バイブレーター制御部20に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS220における判定結果が「OFF」およびステップS222における判定結果が「ON」であるとき、表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けたLED制御部16は、イルミネーションLED8の発光色(緑色の制御コード情報)と発光パターン(パターン9の制御コード情報)に基づくLED駆動情報を生成する。
LED制御部16は、生成したLED駆動制御情報をLED駆動部17へ出力し、イルミネーションLED8を点灯させる(S223)。
着信報知の指示を受けた着信音設定部19は、スピーカ10の音量(音量9の制御コード情報)と音色(メロディー9の制御コード情報)に基づきスピーカ駆動制御情報を生成する。
着信音設定部19は、生成しスピーカ駆動情報をスピーカ駆動部19へ出力し、スピーカ10を鳴動させる(S223)。
着信報知の指示を受けたバイブレーター制御部20は、バイブレーターの振動強度(振動強度9の制御コード情報)と振動パターン(パターン9の制御コード情報)に基づきバイブレーター駆動制御情報を生成する。
バイブレーター制御部20は、生成したバイブレーター駆動制御情報をバイブレーター駆動部21へ出力し、バイブレーター22を鳴動させる(S223)。
中央制御部12は、呼出開始(S223)と同時にタイマ24を起動し(図8のステップS224)、ユーザのキー操作を監視する(S225)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザのキー操作を検出すると、イルミネーションLED8を消灯する(S226)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザのキー操作を検出すると、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止する(S226)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザのキー操作を検出すると、表示部3の起動を停止する(S226)。
中央制御部12は、キー操作の終了を検出すると(S227)、待ち受け状態へ移行する(S231)。
中央制御部12は、タイマ24を監視し、タイマ24のタイムアウト前にキー操作を検出できなかったとき(S228)、イルミネーションLED8を消灯する(S229)。
中央制御部12は、タイマ24のタイムアウト前にキー操作を検出できなかったとき、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止する(S229)。
なお、ステップS213またはステップS222における判定結果が「無効(OFF)」である時も、ステップS229の処理を行う。
中央制御部12は、イルミネーションLED8の消灯、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止した後、表示部3に「新着メール有り」を表示し(S230)待ち受け状態に移行する(S231)。
ステップS223における呼出状態(着信報知状態)では、様々形態により着信報知を行うことができる。
イルミネーションLEDの点灯制御情報とスピーカ鳴動制御情報とバイブレーター振動制御情報と表示部点灯情報を任意に設定しておくことにより、組み合わせによる複数種のメール受信報知が可能になる。
例えば、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知と、表示部による表示報知を同時に行うことが可能である。
また、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知と、表示部による表示報知とを任意に組み合わせることも可能である。
特に、着信時においてイルミネーションLED8を消灯することにより、次のような様々な効果を得ることができる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、望まない相手からの執拗な迷惑メールに対してLEDの点灯による無駄な電力消費を回避することができる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、バイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、イルミネーションLEDの点灯による周囲の人々に対する迷惑を回避することができ、使用者のプライバシーが損なわれることも無くなる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、スピーカの音量、音色、バイブレーターの振動強度、振動パターンにより発信者を特定できるため、無駄な開閉によるヒンジ部の磨耗を回避することもできる。
また、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、イルミネーションLEDの延命を図ることができる。
例えば、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知と、表示部による表示報知を一切停止することも可能である。
従って、イルミネーションLED8による点滅報知と、スピーカによる鳴音報知と、バイブレーターによる振動報知を一切停止し、且つ着信中のキー操作無効を設定しておくことにより、メール受信報知せずに着信を切断し、表示部に「メール着信有り」を表示することも可能である。
イルミネーションLEDは消灯のままであるため、着信に気付くことも無く、表示部の表示内容の確認や、着信に応答するなど、無駄な動作を回避することができる。
また、ユーザは、イルミネーションLEDは消灯のままであるため、発信者が誰かなど余計な気配りも不要である。
また、発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに登録されている場合は、発信者メールアドレス毎に異なる、発光色と発光パターンによるイルミネーション表示により、発信者を特定することができる。
また、発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに登録されている場合は、発信者メールアドレス毎に異なる、音量と音色による鳴動表示により、発信者を特定することができる。
また、発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに登録されている場合は、発信者メールアドレス毎に異なる、振動強度と振動パターンによる振動表示により発信者を特定することができる。
また、発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに登録されていない場合は、共通の発光色と発光パターンによるイルミネーション表示により、メール受信表示管理テーブルに登録した発信者以外の発信者からのめる受信であることがわかる。
また、発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに登録されていない場合は、共通の音量と音色による鳴動表示により、メール受信表示管理テーブルに登録した発信者以外の発信者からのメール受信であることがわかる。
また、発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに登録されていない場合は、共通の強度と振動パターンによる振動表示により、メール受信表示管理テーブルに登録した発信者以外からのメール受信であることがわかる。
次に図9、図10に図2、図3を併せて参照し第3の実施の形態の音声着信時の着信報知制御について説明する。
なお、携帯電話装置1のハードウェア構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
中央制御部12は、音声着信信号を受信すると(図9のステップS301)、発信者番号通知サースによる着信か否かを判定する(S302)。
中央制御部12は、ステップS302における判定結果が発信者番号通知サービスによる着信でなかったとき、ステップS311へ移行する。
中央制御部12は、ステップS302における判定結果が発信者番号通知サービスによる着信であるとき、その発信者番号、例えば「1234」を検出する(S303)。
中央制御部12は、メモリ13に格納されている音声着信表示管理テーブル(図3)を検索し、ステップS303で検出した発信者番号「1234」を検出する(S304)。
中央制御部12は、ステップS303で検出した発信者番号「1234」とステップS304で音声着信表示管理テーブルから検出した電話番号を照合する(S305)。
中央制御部12は、ステップS305における照合結果が不一致であるとき、ステップS311へ移行する。
中央制御部12は、ステップS305における照合結果が一致であるとき、メモリ13に格納されている音声着信表示管理テーブル(図3)を検索する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルの相手先電話番号「1234」に対応して設定されているイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S306)。
中央制御部12は、ステップS306における判定結果が「OFF」であるときステップS311へ移行する。
中央制御部12は、ステップS306における判定結果が「ON」であるときは、音声着信表示管理テーブから相手先電話番号「1234」に対応するイルミネーションLED8の発光色(橙色の制御コード情報)と発光パターン(パターン1の制御コード情報)を読み出す(S307)。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブから読み出した「橙色の制御コード情報」と「パターン1の制御コード情報」をLED制御部16へ送出する。
LED制御部16は、受け取った「橙色の制御コード情報」と「パターン1の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから相手先電話番号「1234」に対応して設定されている表示部の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S308)。
中央制御部12は、ステップS308における判定結果が「OFF」であるとき、表示部を起動させることなくステップS316へ移行する。
中央制御部12は、ステップS308における判定結果が「ON」であるとき、着信を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S309)、表示制御部14へ送出する。
表示制御部14は、受け取った表示文字や表示記号を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから相手先電話番号「1234」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S310)。
中央制御部12は、ステップS310における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図10のステップS328へ移行する。
中央制御部12は、ステップS308の判定結果が「OFF」、ステップS310の判定結果が「ON」のとき、LED制御部16、表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けたLED制御部16は、イルミネーションLED8の発光色(橙色の制御コード情報)と発光パターン(パターン1の制御コード情報)に基づくLED駆動制御情報を生成する。
LED制御部16は、生成したLED駆動制御情報をLED駆動部17へ出力し、イルミネーションLED8を点灯させる(S316)
着信報知に指示を受けた表示制御部14は、着信した旨を示す文字情報、記号情報に基づく表示部駆動情報を生成して表示駆動部15へ出力し、表示部3を起動する(S316)。
中央制御部12は、ステップS302における判定結果が発信者番号通知サービスによる着信でなかったとき、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するスピーカ10の音量(音量4の制御コード情報)と音色(メロディー4の制御コード情報)を読み出す(S311)。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから読み出した「音量4の制御コード情報」と「メロディー4の制御コード情報」を着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「音量4の制御コード情報」と「メロディー4の制御コード情報」を一時記憶する。
中制御部12は、ステップS305における照合結果が一致であるとき、またはステップS306における判定結果が「OFF」であるときも、ステップS311の処理を行う。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応するバイブレーター22の振動強度(振動強度4の制御コード情報)と振動パターン(振動パターン4の制御コード情報)を読み出す(S312)。
中央制御部12は、読み出した「振動強度4の制御コード情報」と「振動パターン4の制御コード情報」をバイブレーター制御部20へ送出する。
バイブレーター制御部20は、受け取った「振動強度4の制御コード情報」と「振動パターン4の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから共通番号「0000」に対応して設定されている表示部の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S313)。
中央制御部12は、ステップS313における判定結果が「OFF」であるとき、表示部を起動させることなくステップS316へ移行する。
中央制御部12は、ステップS313における判定結果が「ON」であるとき、着信を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S314)、表示制御部14へ送出する。
表示制御部14は、受け取った表示文字や表示記号を一時記憶する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルから共通番号「0000」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S315)。
中央制御部12は、ステップS315における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図10のステップS328へ移行する。
中央制御部12は、ステップS313における判定結果が「OFF」、およびステップS315における判定結果が「ON」であるとき、着信音設定部18に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS313における判定結果が「OFF」、およびステップS315における判定結果が「ON」であるとき、バイブレーター制御部20に対し着信報知を指示する。
同時に、中央制御部12は、ステップS313における判定結果が「OFF」、およびステップS315における判定結果が「ON」であるとき、表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けた着信音設定部18は、スピーカの(音量4の制御コード情報)と(メロディー4の制御コード情報)に基づくスピーカ駆動制御情報を生成する。
着信音設定部18は、生成したスピーカ駆動制御情報をスピーカ駆動部21へ出力し、スピーカ10を鳴動させる(S316)。
着信通知を受けたバイブレーター制御部20は、バイブレーターの(振動4の制御コード情報)と(パターン4の制御コード情報)に基づくバイブレーター駆動制御情報を生成する。
バイブレーター制御部20は、生成したバイブレーター駆動制御情報をバイブレーター駆動部21へ出力し、バイブレーター22を振動させる(S316)。
着信報知に指示を受けた表示制御部14は、着信した旨の文字情報、記号情報に基づく表示部制御情報を生成する。
表示制御部14は、生成した表示部制御情報を表示駆動部15へ出力し、表示部3を起動する(S316)。
中央制御部12は、呼出開始(S316)と同時に、タイマ24を起動し(図10のステップS317)ユーザの応答を監視する。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザの応答を検出すると(S318)、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動、表示部14の起動を停止し(S319)、通話モード(通話開始)に移行する(S320)。
中央制御部12は、通話モードに移行すると音声着信表示管理テーブルの相手先電話番号「1234」、または共通番号「0000」に対応して設定されているイルミネーションLED8の通話中LED点灯駆動情報が「OFF」であるか否かを判定する(S321)。
中央制御部12は、ステップS321において通話中LED点灯駆動情報が「OFF」であることを判定したとき、イルミネーションLED8を消灯し(S322)、通話を継続し、終話を検出すると(S323)、待ち受け状態へ移行する(S330)。
中央制御部12は、ステップS321において通話中のLED点灯駆動情報が「ON」であることを判定したとき、イルミネーションLED8を点灯し(S324)、通話を継続する。
中央制御部12は、終話を検出すると(S325)、イルミネーションLED8を消灯し(S326)、待ち受け状態へ移行する(S330)。
中央制御部12は、タイマ24を監視し、タイマ24のタイムアウト前に応答を検出できなかったとき(S327)、イルミネーションLED8を消灯、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止する(S328)。
なお、図9のステップS310またはステップS315においてキー操作有効設定が「無効(OFF)」であることを判定した場合もステップS328処理を行う。
中央制御部12は、イルミネーションLED8を消灯、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止した後、表示部3に「着信有り」を表示し(S329)、待ち受け状態へ移行する(S330)。
ステップS316における呼出状態(着信報知状態)では、様々な形態により着信報知を行うことができる。
音声着信が発信者番号通知サービスによる着信か否かで着信報知が異なる。
また、着信音声の発信者番号が音声着信表示管理テーブルに格納されているか否かで着信報知が異なる。
更に、イルミネーションLEDの設定がONかOFFかでも着信報知が異なる。
発信者番号通知サービスによる発信者番号が音声着信表示管理テーブルに格納され且つ、イルミネーションLEDの設定がONのときは、イルミネーションLEDの点滅と表示部の表示による着信報知が可能である。
このとき、イルミネーションLEDは、発信者番号毎に異なる発光色と発光パターンでイルミネーション表示する。
従って、発光色と発光パターンにより発信者を特定することができる。
発信者番号通知サービスによる着信以外の着信のとき、スピーカの鳴音、バイブレーターの振動、表示部の表示による着信報知が可能である。
このときスピーカは共通の音量と音色により鳴音報知し、バイブレーターは共通の振動強度と振動パターンにより振動報知する。
また、発信者番号通知サービスによる発信者番号がメール受信表示管理テーブルに格納されていないとき、スピーカの鳴音、バイブレーターの振動、表示部の表示による着信報知が可能である。
このときスピーカは共通の音量と音色により鳴音報知し、バイブレーターは共通の振動強度と振動パターンにより振動報知する。
更に、発信者番号通知サービスによる発信者番号がメール受信表示管理テーブルに格納され且つイルミネーションLEDの設定がOFFのときは、スピーカの鳴音、バイブレーターの振動、表示部の表示による着信報知が可能である。
このときスピーカは共通の音量と音色により鳴音報知し、バイブレーターは共通の振動強度と振動パターンにより振動報知する。
従って、共通の音量と音色による鳴音および共通の振動強度と振動パターンによる振動で特定の発信者以外からの着信であることがわかる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音およびバイブレーターの振動により着信表示することにより、望まない相手からの執拗な迷惑電話に対してLEDの点灯による無駄な電力消費を回避することができる。
また、イルミネーションLEDの点灯による周囲の人々に対する迷惑を回避することができ、使用者のプライバシーが損なわれることも無くなる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、表示部(この場合背面表示部6)の表示による着信報知により、発信者を特定できるため、無駄な開閉によるヒンジ部の磨耗を回避することもできる。
また、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、イルミネーションLEDの延命を図ることができる。
次に図11、図12に図2、図4を併せて参照し、第4の実施の形態のメール受信時の着信報知制御について説明する。
なお、携帯電話装置1のハードウェア構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
中央制御部12は、メールを受信すると(図11のステップS401)、受信したメールから発信者メールアドレス、例えば「abcd」を検出する(S402)。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルを検索し、相手先メールアドレス「abcd」を検出する(S403)。
中央制御部12は、ステップS402で検出した発信者メールアドレス「abcd」と、ステップS403で検出した相手先メールアドレスとを照合する(S404)。
中央制御部12は、ステップS404における照合結果が不一致であるときは、イルミネーションLED8を点灯することなくステップS410へ移行する。
中央制御部12は、ステップS404における照合結果が一致であるとき、メモリ13に格納されているメール受信表示管理テーブル(図4)を検索する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応して登録されているイルミネーションLED8のLED点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S405)。
中央制御部12は、ステップS405における判定結果が「OFF」であるときはイルミネーションLED8を点灯させずにステップS410へ移行する。
中央制御部12は、ステップS405における判定結果が「ON」であるときは、メール受信表示管理テーブルの相手先メールアドレス「abcd」に対応するイルミネーションLED8の発光色(紫色の制御コード情報)と発光パターン(パターン6の制御コード情報)を読み出し(S406)、LED制御部16へ送出する。
LED制御部16は受け取った「紫色の制御コード情報」と「パターン6の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから相手先メールアドレス「abcd」に対応して設定されている表示部の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S407)。
中央制御部12は、ステップS407における判定結果が「OFF」であるとき、表示部を点灯させることなくステップS415へ移行する。
中央制御部12は、ステップS407における判定結果が「ON」であるとき、着信を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S408)、表示制御部14へ送出する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから相手先メールアドレス「abcd」に対応して設定されているキー操作規制情報が「有効(ON)」であるか否かを判定する(S409)。
中央制御部12は、ステップS409における判定結果が「有効(ON)」であるときステップS415へ移行し、「無効(OFF)」であるとき図12のステップS421へ移行する。
中央制御部12は、ステップS407における判定結果が「OFF」であるとき、また、ステップS409における判定結果が「ON」であるとき、LED制御部16、表示制御部14へ着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けたLED制御部16は、イルミネーションLED8の発光色(紫色の制御コード情報)と発光パターン(パターン6の制御コード情報)に基づくLED駆動制御情報を生成する。
ED制御部16は、生成したLED駆動制御情報をLED駆動部17へ出力し、LED8を点灯させる(S415)。
着信報知の指示を受けた表示制御部14は、着信した旨を示す文字情報、記号情報に基づく表示部駆動情報を生成して表示駆動部15へ出力し、表示部3を起動させる(S415)。
中央制御部12は、ステップS404における照合結果が不一致であるとき、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応するスピーカ10の音量(音量9の制御コード情報)と音色(メロディー9の制御コード情報)を読み出す(S410)。
中央制御部12は、読み出した「音量9の制御コード情報」と「メロディー9の制御コード情報」を着信音設定部18へ送出する。
着信音設定部18は、受け取った「音量9の制御コード情報」と「メロディー9の制御コード情報」を一時記憶する。
中制御部12は、ステップS405における判定結果が「OFF」であるときも、ステップS410の処理を行う。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応するバイブレーター22の振動強度(振動強度9の制御コード情報)と振動パターン(振動パターン9の制御コード情報)を読み出す(S411)。
中央制御部12は、読み出した「振動強度9の制御コード情報」と「振動パターン9の制御コード情報」をバイブレーター制御部20へ送出する。
バイブレーター制御部20は、受け取った「振動強度9の制御コード情報」と「振動パターン9の制御コード情報」を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから共通アドレス「wxyz」に対応して設定されている表示部の点灯駆動情報が「ON」であるか否かを判定する(S412)。
中央制御部12は、ステップS412における判定結果が「OFF」であるとき、表示部を起動させることなくステップS415へ移行する。
中央制御部12は、ステップS412における判定結果が「ON」であるとき、着信を通知するための所定の表示文字や表示記号をメモリ13から検出し(S413)、表示制御部14へ送出する。
表示制御部14は、受け取った表示文字や表示記号を一時記憶する。
中央制御部12は、メール受信表示管理テーブルから共通アドレス「wxyz」に対応して設定されているキー操作規制情報が「ON」であるか否かを判定する(S414)。
中央制御部12は、ステップS414における判定結果が「無効(OFF)」であるとき、図12のステップS421へ移行する。
中央制御部12は、ステップS412の判定結果が「OFF」、ステップS414の判定結果が「ON」のとき、着信音設定部18、バイブレーター制御部20、表示制御部14に対し着信報知を指示する。
着信報知の指示を受けた着信音設定部18は、スピーカの音量(音量9の制御コード情報)と音色(メロディー9の制御コード情報)に基づくスピーカ駆動制御情報を生成する。
着信音設定部18は、生成したスピーカ駆動制御情報をスピーカ駆動部21へ出力し、スピーカ10を鳴動させる(S415)。
また、着信報知の指示を受けたバイブレーター制御部20は、バイブレーターの振動強度(振動強度9の制御コード情報)と振動パターン(振動パターン9の制御コード情報)に基づくバイブレーター駆動制御情報を生成する。
バイブレーター制御部20は、生成したバイブレーター駆動制御情報をバイブレーター駆動部21へ出力し、バイブレーター22を振動させる(S415)。
また、着信報知の指示を受けた表示制御部14は、着信した旨の文字情報、記号情報に基づく表示部駆動情報を生成して表示駆動部15へ出力し、表示部3を起動させる(S415)。
中央制御部12は、呼出開始(S415)と同時に、タイマ24を起動し(図12のステップS416)ユーザのキー操作を監視する(S417)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザのキー操作を検出すると、イルミネーションLED8を消灯する(S418)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザのキー操作を検出すると、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止する(S418)。
中央制御部12は、タイマ24がタイムアウトする前にユーザのキー操作を検出すると、表示部3の表示を停止する(S418)。
中央制御部12は、キー操作の終了を検出すると(S419)、待ち受け状態へ移行する(S423)。
中央制御部12は、タイマ24を監視し、タイマ24のタイムアウト前にキー操作を検出できなかったとき(S420)、イルミネーションLED8を消灯する(S421)。 中央制御部12は、タイマ24のタイムアウト前にキー操作を検出できなかったとき、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止する(S421)。
中央制御部12は、イルミネーションLED8の消灯、スピーカ10の鳴音およびバイブレーター22の振動を停止した後、表示部3に「新着メール有り」を表示し(S422)待ち受け状態に移行する(S423)。
ステップS415における呼出状態(着信報知状態)では、様々な形態により着信報知を行うことができる。
受信メールの発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに格納されているか否かで着信報知が異なる。
また、イルミネーションLEDの設定がONかOFFかでも着信報知が異なる。
発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに格納され且つ、イルミネーションLEDの設定がONのときは、イルミネーションLEDの点滅と表示部の表示による着信報知が可能である。
このとき、イルミネーションLEDは、発信者メールアドレス毎に異なる発光色と発光パターンでイルミネーション表示する。
従って、発光色と発光パターンにより発信者を特定することができる。
発信者メールアドレスがメール受信表示管理テーブルに格納されていないとき、およびイルミネーションLEDの設定がOFFのときは、スピーカの鳴音、バイブレーターの振動、表示部の表示による着信報知が可能である。
このときスピーカは共通の音量と音色により鳴音報知し、バイブレータは共通の振動強度と振動パターンにより振動報知する。
従って、共通の音量と音色による鳴音および共通の振動強度と振動パターンによる振動で特定の発信者以外からの着信であることがわかる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音およびバイブレーターの振動により着信表示することにより、望まない相手からの執拗な迷惑メールに対してLEDの点灯による無駄な電力消費を回避することができる。
また、イルミネーションLEDの点灯による周囲の人々に対する迷惑を回避することができ、使用者のプライバシーが損なわれることも無くなる。
例えば、イルミネーションLEDを消灯して、表示部(この場合背面表示部6)の表示による着信報知により、発信者を特定できるため、無駄な開閉によるヒンジ部の磨耗を回避することもできる。
また、イルミネーションLEDを消灯して、スピーカの鳴音やバイブレーターの振動による着信報知を設定することにより、イルミネーションLEDの延命を図ることができる。
次に図13に図2、図3を併せて参照し第5の実施の形態のオリジナルマナーモードの設定処理について説明する。
中央制御部12は、ユーザの所定の操作を検出しオリジナルマナーモードの設定モードを設定し(図13のステップS501)、表示部3に音声着信かメール受信かの選択画面を表示する(S502)。
中央制御部12は、ユーザによる音声着信の指定を検出し、表示部3に着信報知方法の選択画面を表示する(S503)。
この着信報知方法の選択は、ユーザが指定する相手先電話番号対応に着信報知するか、相手先を指定せずにすべての着信に対応して着信報知するかを選択するものである。
中央制御部12は、ユーザによる相手先電話番号対応の指定を検出し、表示部3に電話帳画面を表示する(S504)。
ユーザは、表示部に表示された電話帳画面から所望する電話番号(相手先電話番号)、例えば「1234」をカーソルにより選択し指定する(S505)。
中央制御部12は、ユーザが指定した相手先電話番号「1234」を検出し、音声着信表示管理テーブルに格納する。
中央制御部12は、ステップS504において、ユーザの指定が相手先電話番号対応でなかったとき、ステップS525へ移行する。
中央制御部12は、音声着信表示管理テーブルに対する、ステップS505において指定された相手先電話番号の音声着信表示管理テーブルへの格納が終了すると、表示部3にLED点灯駆動情報の設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたLED点灯設定画面にイルミネーションLED8の点灯による着信報知を行うか否かを指定する(S507)。
中央制御部12は、ユーザのイルミネーションLED8の点灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号、「1234」に対応してLED点灯駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、LED点灯駆動情報欄に「ON」を設定すると、表示部3にLED発光色テーブルを読み出し表示する。
LED発光色テーブルは、図15に示すように、複数の発光色と発光色制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「4」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光色を橙色に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「橙色」をイルミネーションLED8の発光色として音声着信表示管理テーブルの「発光色欄」に格納する(S508)。
中央制御部12は、発光色の格納が終了すると、表示部3にLED発光パターンテーブルを読み出し表示する。
LED発光パターンテーブルは、図16に示すように、複数の発光パターンと発光パターンコード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「1」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光パターンをパターン1に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「発光パターン1」をイルミネーションLED8の発光パターンとして音声着信表示管理テーブルの「発光パターン欄」に格納する(S508)。
中央制御部12は、ステップS507において、ユーザのイルミネーションLED8の消灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号、「1234」に対応してLED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S509)。
中央制御部12は、ステップS509において音声着信表示管理テーブルのスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS510へ移行する。
中央制御部12は、ステップS508における発光色および発光パターンの設定またはステップS509におけるLED消灯設定後、表示部3にスピーカの鳴動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたLED点灯設定画面にスピーカ10の鳴動による着信報知を行うか否かを指定する(S510)。
中央制御部12は、ユーザのスピーカ10の鳴動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「1234」に対応してスピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、LED点灯駆動情報欄に「ON」を設定すると、表示部3にスピーカ音量テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音量テーブルは、図17に示すように、複数の音量と音量制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「1」を選択することにより、スピーカ10の音量を「音量1」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「音量1」をスピーカの音量として音声着信表示管理テーブルの「音量欄」に格納する(S511)。
中央制御部12は、音量の格納が終了すると、表示部3にスピーカ音色テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音色テーブルは、図18に示すように、複数の音色(メロディー)と音色(メロディー)制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「1」を選択することにより、スピーカ10の音色を「メロディー1」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「メロディー1」をスピーカ10の音色として音声着信表示管理テーブルの「音色欄」に格納する(S511)。
中央制御部12は、ステップS510において、ユーザのスピーカ10の非鳴動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号、「1234」に対応してスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S512)。
中央制御部12は、ステップS512において音声着信表示管理テーブルのスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS513へ移行する。
中央制御部12は、ステップS511における音量および音色の設定またはステップS512におけるスピーカ非鳴動設定後、表示部3にバイブレーターの振動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたバイブレーターの振動設定画面にバイブレーター22の振動による着信報知を行うか否かを指定する(S513)。
中央制御部12は、ユーザのバイブレーター22の振動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号、「1234」に対応してバイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納する(S514)。
中央制御部12は、バイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納すると、表示部3にバイブレーター振動強度テーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動強度テーブルは、図19に示すように、複数の振動強度と振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「1」を選択することにより、バイブレーター22の振動強度を「振動1」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動1」をバイブレーター22の振動強度として音声着信表示管理テーブルの「振動強度欄」に格納する(S514)。
中央制御部12は、振動強度の格納が終了すると、表示部3にバイブレーター振動パターンテーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動パターンテーブルは、図20に示すように、複数の振動パターンと振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「1」を選択することにより、バイブレーター22の「振動パターン1」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動パターン1」をバイブレーター22の振動パターンとして音声着信表示管理テーブルの「振動パターン欄」に格納する(S514)。
中央制御部12は、ステップS513において、ユーザのバイブレーター22の非振動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号、「1234」に対応してバイブレーター振動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S515)。
中央制御部12は、ステップS514における振動強度および振動パターンの設定またはステップS515におけるバイブレーター非振動設定後、表示部3に表示部の起動設定画面を表示する。
ユーザは、表示された表示部の起動設定画面に表示部3の表示による着信報知を行うか否かを指定する(S516)。
中央制御部12は、ユーザの表示部3の起動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「1234」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「ON」を格納する(S517)。
中央制御部12は、ステップS516において、ユーザの表示部の非起動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号、「1234」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S518)。
中央制御部12は、ステップS517において音声着信表示管理テーブルの表示部点灯駆動情報欄に「ON」または、ステップS518において「OFF」を格納した後、ステップS519へ移行する。
中央制御部12は、ステップS517における表示部起動設定またはステップS518における表示部非起動設定後、表示部3にキー操作規制設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたキー操作規制設定画面に着信中のキー操作を許可(有効)するか否かを指定する(S519)。
中央制御部12は、ユーザのキー操作有効指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「1234」に対応して着信中キー操作規制情報欄にキー操作が有効である旨を示す「ON」を格納する(S520)。
中央制御部12は、ステップS519において、ユーザのキー操作無効を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「1234」に対応して着信中キー操作規制情報欄にキー操作が無効である旨を示す「OFF」を格納する(S521)。
中央制御部12は、ステップS520においてキー操作有効(ON)、またはステップS521においてキー操作無効(OFF)を格納した後、ステップS522へ移行する。
中央制御部12は、ステップS520におけるキー操作有効設定またはステップS521におけるキー操作無効設定後、表示部3に通信中LED点灯設定画面を表示する。
ユーザは、表示された通信中LED点灯設定画面にイルミネーションLED8を点灯するか否かを指定する(S522)。
中央制御部12は、ユーザの通信中LED点灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「1234」に対応して通信中LED点灯駆動情報欄に「ON」を格納する(S523)。
中央制御部12は、ステップS522において、ユーザの通信中LED消灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「1234」に対応して通信中LED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S524)。
中制御部12は、ステップS523におけるLEDの点灯設定(ON)またはステップS524におけるLED消灯設定(OFF)後、ステップS544へ移行する。
中央制御部12は、ステップS503におけるユーザの指定が相手先電話番号対応以外のすべての着信に対応する着信報知の指定であることを検出したとき(S525)、音声着信表示管理テーブルに共通番号として例えば、「0000」を格納する。
また、ステップS504において電話帳に発信者番号が登録されていなかったときも、音声着信表示管理テーブルに共通番号として例えば、「0000」を格納する。
中央制御部12は、共通番号「0000」を格納後、表示部3にLED点灯駆動情報の設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたLED点灯設定画面にイルミネーションLED8の点灯による着信報知を行うか否かを指定する(S526)。
中央制御部12は、ユーザのイルミネーションLED8の点灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号、「0000」に対応してLED点灯駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、LED点灯駆動情報欄に「ON」を設定すると、表示部3にLED発光色テーブルを読み出し表示する。
LED発光色テーブルは、図15に示すように、複数の発光色と発光色制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「1」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光色を赤色に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「赤色」をイルミネーションLED8の発光色として音声着信表示管理テーブルの「発光色欄」に格納する(S527)。
中央制御部12は、発光色の格納が終了すると、表示部3にLED発光パターンテーブルを読み出し表示する。
LED発光パターンテーブルは、図16に示すように、複数の発光パターンと発光パターンコード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「4」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光パターンをパターン4に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「発光パターン4」をイルミネーションLED8の発光パターンとして音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応する「発光パターン欄」に格納する(S527)。
中央制御部12は、ステップS526においてユーザが指定した、イルミネーションLED8の消灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応してLED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S528)。
中央制御部12は、ステップS527における発光色および発光パターンの設定またはステップS528におけるLED消灯設定後、表示部3にスピーカの鳴動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたスピーカ鳴動設定画面にスピーカ10の鳴動による着信報知を行うか否かを指定する(S529)。
中央制御部12は、ユーザが指定したスピーカ10の鳴動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応してスピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、スピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を格納すると、表示部3にスピーカ音量テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音量テーブルは、図17に示すように、複数の音量と音量制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「4」を選択することにより、スピーカ10の音量を「音量4」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「音量4」をスピーカの音量として音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応する「音量欄」に格納する(S530)。
中央制御部12は、音量の格納が終了すると、表示部3にスピーカ音色テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音色テーブルは、図18に示すように、複数の音色(メロディー)と音色制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「4」を選択することにより、スピーカ10の音色を「メロディー4」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「メロディー4」をスピーカ10の音色として音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応する「音色欄」に格納する(S530)。
中央制御部12は、ステップS529において、ユーザのスピーカ10の消灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応するスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S531)。
中央制御部12は、ステップS531において音声着信表示管理テーブルのスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS523へ移行する。
中央制御部12は、ステップS530における音量および音色の設定またはステップS531におけるスピーカ非鳴動設定後、表示部3にバイブレーターの振動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたバイブレーターの振動設定画面にバイブレーター22の振動による着信報知を行うか否かを指定する(S532)。
中央制御部12は、ユーザが指定したバイブレーター22の振動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通暗号「0000」に対応するバイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納する(S533)。
中央制御部12は、バイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納すると、表示部3にバイブレーター振動強度テーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動強度テーブルは、図19に示すように、複数の振動強度と振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「4」を選択することにより、バイブレーター22の振動強度を「振動4」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動4」をバイブレーター22の振動強度として音声着信表示管理テーブルの共通番号「0000」に対応する「振動強度欄」に格納する(S533)。
中央制御部12は、振動強度の格納が終了すると、表示部3にバイブレーター振動パターンテーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動パターンテーブルは、図20に示すように、複数の振動パターンと振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「4」を選択することにより、バイブレーター22の「振動パターン4」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動パターン4」をバイブレーター22の振動パターンとして音声着信表示管理テーブルの「振動パターン欄」に格納する(S533)。
中央制御部12は、ステップS532において、ユーザが指定したバイブレーター22の非振動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応するバイブレーター振動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S534)。
中央制御部12は、ステップS534において音声着信表示管理テーブルのバイブレーター振動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS535へ移行する。
中央制御部12は、ステップS533におけるバイブレーターの振動強度および振動パターンの設定終了後、表示部3に表示部の起動設定画面を表示する。
ユーザは、表示された表示部の起動設定画面に表示部3の表示による着信報知を行うか否かを指定する(S535)。
中央制御部12は、ユーザの表示部3の起動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「ON」を格納する(S536)。
中央制御部12は、ステップS535において、ユーザの表示部の非起動指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S537)。
中央制御部12は、ステップS537において音声着信表示管理テーブルの表示部点灯駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS538へ移行する。
中央制御部12は、ステップS536における表示部起動設定またはステップS537における表示部非起動設定後、表示部3にキー操作規制設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたキー操作規制設定画面に着信中のキー操作を許可(有効)するか否かを指定する(S538)。
中央制御部12は、ユーザのキー操作有効指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応して着信中キー操作規制情報欄にキー操作が有効である旨を示す「ON」を格納する(S539)。
中央制御部12は、ステップS538において、ユーザのキー操作無効を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応して着信中キー操作規制情報欄にキー操作が無効である旨を示す「OFF」を格納する(S540)。
中央制御部12は、ステップS539においてキー操作有効(ON)、またはステップS540においてキー操作無効(OFF)を格納した後、ステップS541へ移行する。
中央制御部12は、ステップS539におけるキー操作有効設定またはステップS540におけるキー操作無効設定後、表示部3に通信中LED点灯設定画面を表示する。
ユーザは、表示された通信中LED点灯設定画面にイルミネーションLED8を点灯するか否かを指定する(S541)。
中央制御部12は、ユーザの通信中LED点灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応して通信中LED点灯駆動情報欄に「ON」を格納する(S542)。
中央制御部12は、ステップS541において、ユーザの通信中LED消灯指定を検出したとき、音声着信表示管理テーブルに格納した共通番号「0000」に対応して通信中LED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S543)。
中制御部12は、ステップS542におけるLEDの点灯設定またはステップS543におけるLED消灯設定後、ステップS544へ移行する。
中制御部12は、ステップS523、またはステップS524、またはステップS542、またはステップS543の処理が終了すると、表示部3に設定確定画面を表示する(S544)。
ユーザは、表示された設定確定画面にステップS501からステップS543までに設定した各種設定情報を確定するか否かを指定する(S544)。
中制御部12は、ユーザの非確定設定を検出したとき、ステップS503へ移行し、ユーザの確定設定を検出したとき、ユーザによるキー操作が終了したか否かを監視する(S545)。
中制御部12は、キー操作の終了を検出すると(S545)、待ち受け状態(S546)へ移行し、音声着信におけるオリジナルマナーモードの設定処理を終了する。
次に図14に図2、図4を併せて参照し第6の実施の形態のオリジナルマナーモードの設定処理について説明する。
中央制御部12は、ユーザの所定の操作を検出しオリジナルマナーモードの設定モードを設定し、表示部3に音声着信かメール受信かの選択画面を表示する。
ユーザは、表示部3に表示された選択画面からメール受信を指定する(図14のステップS601)。
中央制御部12は、ユーザによるメール受信の指定を検出し、表示部3に着信報知方法の選択画面を表示する(S602)。
この着信報知方法の選択は、ユーザが指定する相手先メールアドレス対応に着信報知するか、相手先を指定せずにすべてのメール着信に対応して着信報知するかを選択するものである。
中央制御部12は、ユーザの指定が相手先メールアドレス対応でないことを検出したときは、メール着信対応と判定しステップS618へ移行する。
中央制御部12は、ユーザによる相手先メールアドレス対応の指定を検出したとき、表示部3に電話帳画面を表示する(S603)。
ユーザは、表示部に表示された電話帳画面から所望するメールアドレス(相手先メールアドレス、例えば「abcd」をカーソルにより選択し指定する(S604)。
中央制御部12は、ユーザが指定した相手先メールアドレス「abcd」を検出し、メール受信表示管理テーブルに格納する。
中央制御部12は、ステップS603において、ユーザの指定した相手先メールアドレスが電話帳に格納されていなかったとき、ステップS618へ移行する。
中央制御部12は、ステップS604において指定された相手先メールアドレスのメール受信表示管理テーブルへの格納が終了すると、表示部3にLED点灯駆動情報の設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたLED点灯設定画面にイルミネーションLED8の点灯による着信報知を行うか否かを指定する(S606)。
中央制御部12は、ユーザのイルミネーションLED8の点灯指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先電話番号「abcd」に対応してLED点灯駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、LED点灯駆動情報欄に「ON」を設定すると、表示部3にLED発光色テーブルを読み出し表示する。
LED発光色テーブルは、図15に示すように、複数の発光色と発光色制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「9」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光色を紫色に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「紫色」をイルミネーションLED8の発光色としてメール受信表示管理テーブルの「発光色欄」に格納する(S607)。
中央制御部12は、発光色の格納が終了すると、表示部3にLED発光パターンテーブルを読み出し表示する。
LED発光パターンテーブルは、図16に示すように、複数の発光パターンと発光パターンコード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「6」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光パターンをパターン6に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「発光パターン6」をイルミネーションLED8の発光パターンとしてメール受信表示管理テーブルの「発光パターン欄」に格納する(S607)。
中央制御部12は、ステップS606において、ユーザのイルミネーションLED8の消灯指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応してLED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S608)。
中央制御部12は、ステップS608においてメール受信表示管理テーブルのLED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS609へ移行する。
中央制御部12は、ステップS607における発光色および発光パターンの設定またはステップS608におけるLED消灯設定後、表示部3にスピーカの鳴動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたスピーカの鳴動設定画面にスピーカ10の鳴動による着信報知を行うか否かを指定する(S609)。
中央制御部12は、ユーザのスピーカ10の鳴動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応してスピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、スピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を設定すると、表示部3にスピーカ音量テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音量テーブルは、図17に示すように、複数の音量と音量制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「6」を選択することにより、スピーカ10の音量を「音量6」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「音量6」をスピーカの音量としてメール受信表示管理テーブルの「音量欄」に格納する(S610)。
中央制御部12は、音量の格納が終了すると、表示部3にスピーカ音色テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音色テーブルは、図18に示すように、複数の音色(メロディー)と音色(メロディー)制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「6」を選択することにより、スピーカ10の音色を「メロディー6」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「メロディー6」をスピーカ10の音色としてメール受信表示管理テーブルの「音色欄」に格納する(S610)。
中央制御部12は、ステップS609において、ユーザのスピーカ10の非鳴動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応してスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S611)。
中央制御部12は、ステップS611においてメール受信表示管理テーブルのスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS612へ移行する。
中央制御部12は、ステップS610における音量および音色の設定またはステップS611におけるスピーカ非鳴動設定後、表示部3にバイブレーターの振動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたバイブレーターの振動設定画面にバイブレーター22の振動による着信報知を行うか否かを指定する(S612)。
中央制御部12は、ユーザのバイブレーター22の振動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応してバイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納する(S613)。
中央制御部12は、バイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納すると、表示部3にバイブレーター振動強度テーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動強度テーブルは、図19に示すように、複数の振動強度と振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「6」を選択することにより、バイブレーター22の振動強度を「振動6」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動6」をバイブレーター22の振動強度としてメール受信表示管理テーブルの「振動強度欄」に格納する(S613)。
中央制御部12は、振動強度の格納が終了すると、表示部3にバイブレーター振動パターンテーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動パターンテーブルは、図20に示すように、複数の振動パターンと振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば「6」を選択することにより、バイブレーター22の「振動パターン6」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動パターン6」をバイブレーター22の振動パターンとしてメール受信表示管理テーブルの「振動パターン欄」に格納する(S613)。
中央制御部12は、ステップS612において、ユーザのバイブレーター22の非振動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応してバイブレーター振動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S614)。
中央制御部12は、ステップS613における振動強度および振動パターンの設定またはステップS614におけるバイブレーター非振動設定後、表示部3に表示部の起動設定画面を表示する。
ユーザは、表示された表示部の起動設定画面に表示部3の表示による着信報知を行うか否かを指定する(S615)。
中央制御部12は、ユーザの表示部3の起動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「ON」を格納する(S616)。
中央制御部12は、ステップS615において、ユーザの表示部の非表示指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した相手先メールアドレス「abcd」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S617)。
中央制御部12は、ステップS617においてメール受信表示管理テーブルの表示部点灯駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS631へ移行する。
中央制御部12は、ステップS602におけるユーザの指定が相手先メールアドレス対応の着信報知でなく、すべてのメール着信に対応する着信報知の指定であることを検出したとき(S618)、メール受信表示管理テーブルに共通アドレスとして例えば、「wxyz」を格納する。
中央制御部12は、共通アドレス「wxyz」を格納後、表示部3にLED点灯駆動情報の設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたLED点灯設定画面にイルミネーションLED8の点灯による着信報知を行うか否かを指定する(S619)。
中央制御部12は、ユーザのイルミネーションLED8の点灯指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応してLED点灯駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、LED点灯駆動情報欄に「ON」を設定すると、表示部3にLED発光色テーブルを読み出し表示する。
LED発光色テーブルは、図15に示すように、複数の発光色と発光色制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「3」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光色を緑色に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「緑色」をイルミネーションLED8の発光色としてメール受信表示管理テーブルの「発光色欄」に格納する(S620)。
中央制御部12は、発光色の格納が終了すると、表示部3にLED発光パターンテーブルを読み出し表示する。
LED発光パターンテーブルは、図16に示すように、複数の発光パターンと発光パターンコード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「9」を選択することにより、イルミネーションLED8の発光パターンをパターン9に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「発光パターン9」をイルミネーションLED8の発光パターンとしてメール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応する「発光パターン欄」に格納する(S620)。
中央制御部12は、ステップS619においてユーザが指定した、イルミネーションLED8の消灯指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応してLED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S621)。
中央制御部12は、ステップS621においてメール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応するLED点灯駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS622へ移行する。
中央制御部12は、ステップS620における発光色および発光パターンの設定またはステップS621におけるLED消灯設定後、表示部3にスピーカの鳴動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたスピーカ鳴動設定画面にスピーカ10の鳴動による着信報知を行うか否かを指定する(S622)。
中央制御部12は、ユーザが指定したスピーカ10の鳴動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応してスピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を格納する。
中央制御部12は、スピーカ鳴動駆動情報欄に「ON」を格納すると、表示部3にスピーカ音量テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音量テーブルは、図17に示すように、複数の音量と音量制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「9」を選択することにより、スピーカ10の音量を「音量9」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「音量9」をスピーカの音量としてメール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応する「音量欄」に格納する(S623)。
中央制御部12は、音量の格納が終了すると、表示部3にスピーカ音色テーブルを読み出し表示する。
スピーカ音色テーブルは、図18に示すように、複数の音色(メロディー)と音色制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「9」を選択することにより、スピーカ10の音色を「メロディー9」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「メロディー9」をスピーカ10の音色としてメール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応する「音色欄」に格納する(S623)。
中央制御部12は、ステップS622において、ユーザのスピーカ10の消灯指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応するスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S624)。
中央制御部12は、ステップS624においてメール受信表示管理テーブルのスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS625へ移行する。
中央制御部12は、ステップS623における音量および音色の設定またはステップS624におけるスピーカ非鳴動設定後、表示部3にバイブレーターの振動設定画面を表示する。
ユーザは、表示されたバイブレーターの振動設定画面にバイブレーター22の振動による着信報知を行うか否かを指定する(S625)。
中央制御部12は、ユーザが指定したバイブレーター22の振動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応するバイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納する(S626)。
中央制御部12は、バイブレーター振動駆動情報欄に「ON」を格納すると、表示部3にバイブレーター振動強度テーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動強度テーブルは、図19に示すように、複数の振動強度と振動制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「9」を選択することにより、バイブレーター22の振動強度を「振動9」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動9」をバイブレーター22の振動強度としてメール受信表示管理テーブルの共通アドレス「wxyz」に対応する「振動強度欄」に格納する(S626)。
中央制御部12は、振動強度の格納が終了すると、表示部3にバイブレーター振動パターンテーブルを読み出し表示する。
バイブレーター振動パターンテーブルは、図20に示すように、複数の振動パターンと振動パターン制御コード情報が異なる符号に対応して格納されている。
ユーザは、表示画面から任意の符号、例えば符号「9」を選択することにより、バイブレーター22の「振動パターン9」に指定することができる。
中央制御部12は、ユーザが選択した「振動パターン9」をバイブレーター22の振動パターンとしてメール受信表示管理テーブルの「振動パターン欄」に格納する(S626)。
中央制御部12は、ステップS625において、ユーザが指定したバイブレーター22の非振動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応するバイブレーター振動駆動情報欄に「OFF」を格納する(S627)。
中央制御部12は、ステップS627において音声着信表示管理テーブルのバイブレーター振動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS628へ移行する。
中央制御部12は、ステップS526におけるバイブレーターの振動強度および振動パターンの設定終了後、表示部3に表示部の起動設定画面を表示する。
ユーザは、表示された表示部の起動設定画面に表示部3の表示による着信報知を行うか否かを指定する(S628)。
中央制御部12は、ユーザの表示部3の起動指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「ON」を格納する(S629)。
中央制御部12は、ステップS628において、ユーザの表示部の非表示指定を検出したとき、メール受信表示管理テーブルに格納した共通アドレス「wxyz」に対応して表示部点灯駆動情報欄に「OFF」を格納する(S630)。
中央制御部12は、ステップS630においてメール受信表示管理テーブルのスピーカ鳴動駆動情報欄に「OFF」を格納した後、ステップS631へ移行する。
中央制御部12は、ステップS616、またはステップS617、またはステップS629、またはステップS630の処理が終了すると、表示部3に設定確定画面を表示する。
ユーザは、表示された設定確定画面に、ステップS602からステップS630までに設定した各種設定情報を確定するか否かを設定する(S631)。
中制御部12は、ユーザの非確定設定を検出したとき、ステップS602へ移行し、ユーザの確定設定を検出したとき、ユーザによるキー操作が終了したか否かを監視する(S632)。
中制御部12は、キー操作の終了を検出すると(S633)、待ち受け状態へ移行し、音声着信におけるオリジナルマナーモードの設定処理を終了する。
第1の実施の形態から第6の実施の形態の説明において、着信報知をイルミネーションLEDを使用する例について説明したが、イルミネーションLEDに限定するものではない。
例えば、イルミネーションLEDの代わりに、折り畳み式携帯電話装置を充電する際に点灯する充電中ランプを使用してもよい。
また、第1の実施の形態から第6の実施の形態の説明において、折り畳み式携帯電話装置を例に説明したが、折り畳み式携帯電話装置に限定するものではなく、折り畳み式でない携帯電話装置でもよい。
この場合、イルミネーションLEDの代わりに通常の着信報知用のLEDを使用してもよい。