JP2005264897A - 有限回転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】転動する錘球により、回転運動を得て、出力軸に回転エネルギを取り出して利用する。
【解決手段】間隔をあけて対向及び水平に支持された第1、第2回転軸1,2の内部端に対向させて設けた第1、第2傘歯車5,6と噛み合わされてフリー回転する第3傘歯車7、第1、第2回転軸に対向させて設けられた第1、第2円盤8,9の内側面縁部に対向及び連続させて設けられ内側端が開口された第1、第2錘球保持部10,11、第1、第2円盤の前記第1、第2回転軸の略両側位置の第1、第2錘球保持部間に傾斜を反対方向にして支持された第1、第2錘球転動路12,13の上流端部に設けられ該上流端に位置した第1及び第2錘球保持部内の錘球14を第1、第2錘球転動路へ転出する第1、第2ストッパー15,16、第1、第2円盤8,9の前記第1、第2錘球転動路以下の第1、第2錘球保持部に供給された錘球14。
【選択図】図1
【解決手段】間隔をあけて対向及び水平に支持された第1、第2回転軸1,2の内部端に対向させて設けた第1、第2傘歯車5,6と噛み合わされてフリー回転する第3傘歯車7、第1、第2回転軸に対向させて設けられた第1、第2円盤8,9の内側面縁部に対向及び連続させて設けられ内側端が開口された第1、第2錘球保持部10,11、第1、第2円盤の前記第1、第2回転軸の略両側位置の第1、第2錘球保持部間に傾斜を反対方向にして支持された第1、第2錘球転動路12,13の上流端部に設けられ該上流端に位置した第1及び第2錘球保持部内の錘球14を第1、第2錘球転動路へ転出する第1、第2ストッパー15,16、第1、第2円盤8,9の前記第1、第2錘球転動路以下の第1、第2錘球保持部に供給された錘球14。
【選択図】図1
Description
本発明は、転動する錘球により、回転運動を得て、出力軸に回転エネルギを取り出すことができる有限回転装置に関する。
従来から、動力を発生するのに電力を利用したモータ、水力を利用した水車、油圧を利用した油圧モータなどが広く用いられている。これらはいずれも外部から電力、水力、油圧を供給することにより機械トルクを発生し、各種機器に仕事をさせるように機能する。
しかしながら、前記の電力、水力、油圧などを利用する従来の動力発生システムにあっては、動力発生のために必要とされる電力エネルギ、水力エネルギ、油圧エネルギの利用コストが高くなってしまうという問題があった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、エネルギコストの高い電力や設備、施設などを用いずに、転動する錘球により、回転運動を経て、発電機等を駆動することができる有限回転装置を得ることを目的とする。
前記本発明の実施の一形態は、間隔をあけて対向及び水平に支持された第1及び第2回転軸、該第1及び第2回転軸の内部端に対向させて設けられた第1及び第2傘歯車、該第1及び第2傘歯車に噛み合わされてフリー回転する第3傘歯車、前記第1及び第2回転軸に対向させて設けられた第1及び第2円盤、該第1及び第2円盤の内側面縁部に対向及び連続させて設けられ内側端が開口された第1及び第2錘球保持部、前記第1及び第2円盤の前記第1及び第2回転軸の略両側位置の前記第1及び第2錘球保持部間に傾斜を反対方向にして支持された第1及び第2錘球転動路、該第1及び第2錘球転動路の上流端部に設けられ該上流端に位置した前記第1及び第2錘球保持部内の錘球を前記第1及び第2錘球転動路へ転出する第1及び第2ストッパー、前記第1及び第2円盤の前記第1及び第2錘球転動路以下の前記第1及び第2錘球保持部に供給された錘球からなることを特徴とする。
また、前記本発明の他の実施の一形態は、前記錘球転動路の一方を他方に比べて前記錘球保持部の一こま分高くしたことを特徴とする。
本願発明によれば、転動する錘球により、回転運動を得て、出力軸に回転エネルギを取り出して利用することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一形態について説明する。図1は、本発明に係る有限回転装置の一部切欠き斜視図、図2は平面図、図3は図1のF−F矢視図、図4は図1のG−G矢視図である。
間隔をあけて対向及び水平に第1回転軸1及び第2回転軸2が支持される。図面実施の一例では、前記第1回転軸1及び第2回転軸2が、それぞれ軸受3を有し、間隔をあけて設けられたスタンド4、4に支持されている。さらに、前記第1回転軸1及び第2回転軸2の内部端に対向させて第1傘歯車5及び第2傘歯車6が設けられる。
さらに、前記第1傘歯車5及び第2傘歯車6に、直交方向からフリー回転する第3傘歯車7が噛み合わされる。図面実施の一形態では、前記第3傘歯車7は、軸受31を有するスタンド32に支持されている。前記構成においては、前記第1回転軸1と第2回転軸2はそれぞれ逆方向に回転させられる。
さらに、前記第1回転軸1及び第2回転軸2に対向させて第1円盤8及び第2円盤9が設けられる。なお、前記第1円盤8及び第2円盤9は、軽量化を図るために不要部分を打ち抜き除去してもよい。
さらに、前記第1円盤8及び第2円盤9の内側面縁部に対向及び連続させて内部端が開口された第1錘球保持部10及び第2錘球保持部11が設けられる。該第1錘球保持部10及び第2錘球保持部11には、それぞれ後に述べる第1スリット開口17及び第2スリット開口18が設けられる。
さらに、前記第1円盤8及び第2円盤9の、前記第1回転軸1及び第2回転軸2のほぼ両側位置の前記第1錘球保持部10及び第2錘球保持部11間に、傾斜を反対方向にして第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13が設けられる。
前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13は、図6及び図8に示すように、対向する第1錘球保持部10及び第2錘球保持部11間に、支持枠33及び33によって支持され、図3及び図4に示すように、一方の錘球転動路、図示の場合、前記第1錘球転動路12よりも、他方の錘球転動路、図示の場合、前記第2錘球転動路13が、前記第1及び第2錘球保持部10、11の一こま分高く設けられる。なお、傾斜の度合いは、後に述べる錘球14が転動する最小の傾斜とされる。
さらに、前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13のそれぞれ上流端部に、図5及び図7に示すように、それぞれの上流端部に位置した前記第2錘球保持部11及び第1錘球保持部10内の錘球14を前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13へ転出させる第1ストッパー15及び第2ストッパー16が設けられる。
前記第1ストッパー15及び第2ストッパー16は、その先端が、前記全ての第2錘球保持部11及び第1錘球保持部10の適位置に予め設けられた第1スリット開口18及び第2スリット開口17に適合させられて、前記錘球14が接触することにより、前記第2錘球保持部11及び第1錘球保持部10内の錘球14を前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13へ転出させるものである。
前記構成において、前記錘球14は、重量を有する鋼球等からなり、該錘球14は、前記第1円盤8及び第2円盤9間に支持された前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13内に複数個と、該第2錘球転動路13及び前記第1錘球転動路12以下の前記第1錘球保持部10及び第2錘球保持部11内に供給される。図中、19は前記回転軸2の外側端部に設けられた出力プーリ、20は例えば発電機である。
つぎに作用を説明する。前記第1円盤8及び第2円盤9間に支持された前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13内に複数個の錘球14を供給し、さらに、前記第1錘球転動路12及び第2錘球転動路13以下の前記第1錘球保持部10及び第2錘球保持部11内に錘球14が保持される。
つぎに、前記第1円盤8及び第2円盤9を適宜の手段により、図示のX及びY方向へ回転させる。その結果、前記第1円盤8についてみると、図3に示すように、該第1円盤8の第1錘球保持部10aに前記第1錘球転動路12から錘球14が供給され、同時に、前記第1円盤8の反対側の第1錘球保持部10bが上昇させられ、その内部に保持された錘球14が、第2ストッパー16に接触して前記第2錘球転動路13へ転出させられて慣性も加わって前記矢印X方向の回転が助長させられる。
一方、前記第2円盤9側においては、図4に示すように、該第2円盤9の第2錘球保持部11a内の錘球14が第1ストッパー15に接触して前記第1錘球転動路12へ転出させられ、同時に、前記第2円盤9の反対側の第2錘球保持部11bが下降させられ、その内部に前記第2錘球転動路13から錘球14が供給され、慣性も加わって前記矢印Y方向の回転助長される。
すなわち、前記第2円盤は、前記第3傘歯車7の働きで、第1円盤8と反対方向に独立回転及び協働させられ、前記繰り返しにより、前記錘球14の連続転動により、前記第1円盤8及び第2円盤9及び前記第1回転軸1及び第2回転軸2の回転が行われ、該第1回転軸1及び第2回転軸2から回転エネルギを取り出すことができる。
1 第1回転軸
2 第2回転軸
5 第1傘歯車
6 第2傘歯車
7 第3傘歯車
8 第1円盤
9 第2円盤
10 第1錘球保持部
11 第2錘球保持部
12 第1錘球転動路
13 第2錘球転動路
14 錘球
15 第1ストッパー
16 第2ストッパー
2 第2回転軸
5 第1傘歯車
6 第2傘歯車
7 第3傘歯車
8 第1円盤
9 第2円盤
10 第1錘球保持部
11 第2錘球保持部
12 第1錘球転動路
13 第2錘球転動路
14 錘球
15 第1ストッパー
16 第2ストッパー
Claims (2)
- 間隔をあけて対向及び水平に支持された第1及び第2回転軸、該第1及び第2回転軸の内部端に対向させて設けられた第1及び第2傘歯車、該第1及び第2傘歯車に噛み合わされてフリー回転する第3傘歯車、前記第1及び第2回転軸に対向させて設けられた第1及び第2円盤、該第1及び第2円盤の内側面縁部に対向及び連続させて設けられ内側端が開口された第1及び第2錘球保持部、前記第1及び第2円盤の前記第1及び第2回転軸の略両側位置の前記第1及び第2錘球保持部間に傾斜を反対方向にして支持された第1及び第2錘球転動路、該第1及び第2錘球転動路の上流端部に設けられ該上流端に位置した前記第1及び第2錘球保持部内の錘球を前記第1及び第2錘球転動路へ転出する第1及び第2ストッパー、前記第1及び第2円盤の前記第1及び第2錘球転動路以下の前記第1及び第2錘球保持部に供給された錘球からなることを特徴とする有限回転装置。
- 前記錘球転動路の一方を他方に比べて前記錘球保持部の一こま分高くしたことを特徴とする請求項1に記載の有限回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082379A JP2005264897A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 有限回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082379A JP2005264897A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 有限回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005264897A true JP2005264897A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35089708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004082379A Pending JP2005264897A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 有限回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005264897A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013083303A1 (en) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | Montanuniversität Leoben | Solid state material driven turbine |
CN112619952A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-04-09 | 重庆大学 | 喷涂机器人肩关节 |
-
2004
- 2004-03-22 JP JP2004082379A patent/JP2005264897A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013083303A1 (en) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | Montanuniversität Leoben | Solid state material driven turbine |
CN112619952A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-04-09 | 重庆大学 | 喷涂机器人肩关节 |
CN112619952B (zh) * | 2020-11-16 | 2023-01-24 | 重庆大学 | 喷涂机器人肩关节 |
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