JPH07114766A - 動圧軸受装置 - Google Patents
動圧軸受装置Info
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- JPH07114766A JPH07114766A JP5283982A JP28398293A JPH07114766A JP H07114766 A JPH07114766 A JP H07114766A JP 5283982 A JP5283982 A JP 5283982A JP 28398293 A JP28398293 A JP 28398293A JP H07114766 A JPH07114766 A JP H07114766A
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- shafts
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 8
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
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-
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- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
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- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/107—Grooves for generating pressure
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動圧発生用溝を効率的かつ安価に製造するこ
とを可能とする。 【構成】 直径D・N(Nは自然数)を有する一群の軸
群13に対し、動圧発生用溝14の溝ピッチpを、π・
D/a(aは1以上の整数)に設定することにより、軸
径が異なる上記一群の軸群13に対して、動圧発生用溝
14を溝ピッチpで整数本成形するように構成し、動圧
発生用溝14の転写を行う転写装置における転写部を、
上記動圧発生用溝14と同様の溝ピッチpに設定するこ
とにより、異なる軸径を有する一群の軸群13に対して
同一の転写装置を用いて動圧発生用溝14の成形を可能
としたもの。
とを可能とする。 【構成】 直径D・N(Nは自然数)を有する一群の軸
群13に対し、動圧発生用溝14の溝ピッチpを、π・
D/a(aは1以上の整数)に設定することにより、軸
径が異なる上記一群の軸群13に対して、動圧発生用溝
14を溝ピッチpで整数本成形するように構成し、動圧
発生用溝14の転写を行う転写装置における転写部を、
上記動圧発生用溝14と同様の溝ピッチpに設定するこ
とにより、異なる軸径を有する一群の軸群13に対して
同一の転写装置を用いて動圧発生用溝14の成形を可能
としたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動圧発生用溝を軸表面
に設けて動圧により回転保持を行うようにした動圧軸受
装置に関する。
に設けて動圧により回転保持を行うようにした動圧軸受
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種モータ等において動圧軸受装
置が用いられつつある。この動圧軸受装置は、相対的に
回転移動する軸と軸受との間に潤滑油等の軸受流体を充
填するとともに、上記軸の外周表面に動圧発生用溝(グ
ルーブ)を形成し、この動圧発生用溝により誘起される
軸受流体の動圧によって回転保持を行うようにしたもの
であり、上記動圧発生用溝は、所定の溝ピッチで軸の外
周表面に対し周状に形成されている。この動圧発生用溝
の成形工法としては、転造工法、ホトリソ工法、印刷レ
ジスト工法、メッキ工法等の種々の転写工法が採用され
ている。
置が用いられつつある。この動圧軸受装置は、相対的に
回転移動する軸と軸受との間に潤滑油等の軸受流体を充
填するとともに、上記軸の外周表面に動圧発生用溝(グ
ルーブ)を形成し、この動圧発生用溝により誘起される
軸受流体の動圧によって回転保持を行うようにしたもの
であり、上記動圧発生用溝は、所定の溝ピッチで軸の外
周表面に対し周状に形成されている。この動圧発生用溝
の成形工法としては、転造工法、ホトリソ工法、印刷レ
ジスト工法、メッキ工法等の種々の転写工法が採用され
ている。
【0003】例えば図4に示されているような転造工法
では、まず図4(a)に示されているように、軸素材1
の外周表面が、研削によって所定の軸径に切り出され、
ついで図4(b)に示されているように、上記軸素材1
が転造ダイス2に掛けられ、転写凹凸部の上を軸素材1
が押圧転動されることによって、転造ダイス2側から軸
素材1側に動圧発生用溝が転造される。これにより図4
(c)に示されているような動圧発生用溝3,3が軸素
材1の外周表面上に形成される。そして、図4(d)の
ように所定の熱処理が施されて表面硬度が向上された
後、図4(e)に示されているように、仕上げの研削に
より転写後の凹凸が除去されて軸1の表面が高精度に仕
上げられる。
では、まず図4(a)に示されているように、軸素材1
の外周表面が、研削によって所定の軸径に切り出され、
ついで図4(b)に示されているように、上記軸素材1
が転造ダイス2に掛けられ、転写凹凸部の上を軸素材1
が押圧転動されることによって、転造ダイス2側から軸
素材1側に動圧発生用溝が転造される。これにより図4
(c)に示されているような動圧発生用溝3,3が軸素
材1の外周表面上に形成される。そして、図4(d)の
ように所定の熱処理が施されて表面硬度が向上された
後、図4(e)に示されているように、仕上げの研削に
より転写後の凹凸が除去されて軸1の表面が高精度に仕
上げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の動圧発生用溝の転写工法では、軸径が異なる毎に、
それに対応した転写装置を準備しておかなければならい
という問題がある。例えばハードディスク駆動(HD
D)モータでは、複数のディスク径及び回転数に対応し
て複数種類の軸径を有する軸が準備されるが、それら各
軸の軸径毎に転写装置がそれぞれ準備されている。従っ
て従来では、転写装置が大掛かりになっているととも
に、軸の生産効率低下が低下している。
来の動圧発生用溝の転写工法では、軸径が異なる毎に、
それに対応した転写装置を準備しておかなければならい
という問題がある。例えばハードディスク駆動(HD
D)モータでは、複数のディスク径及び回転数に対応し
て複数種類の軸径を有する軸が準備されるが、それら各
軸の軸径毎に転写装置がそれぞれ準備されている。従っ
て従来では、転写装置が大掛かりになっているととも
に、軸の生産効率低下が低下している。
【0005】そこで本発明は、簡易な転写装置によっ
て、動圧発生用溝を効率的で安価に製造することができ
るようにした動圧軸受装置を提供することを目的とす
る。
て、動圧発生用溝を効率的で安価に製造することができ
るようにした動圧軸受装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかる動圧軸受装置は、相対的に回転移動する
軸と軸受とを有し、上記軸の外周表面に、動圧発生用溝
を一定の溝ピッチで備えた動圧軸受装置において、上記
動圧発生用溝の溝ピッチpが、直径D・N(Nは自然
数)の異なる軸径を有する一群の軸群に対して、π・D
/a(aは1以上の整数)に設定された構成を有してい
る。
本発明にかかる動圧軸受装置は、相対的に回転移動する
軸と軸受とを有し、上記軸の外周表面に、動圧発生用溝
を一定の溝ピッチで備えた動圧軸受装置において、上記
動圧発生用溝の溝ピッチpが、直径D・N(Nは自然
数)の異なる軸径を有する一群の軸群に対して、π・D
/a(aは1以上の整数)に設定された構成を有してい
る。
【0007】
【作用】そして上記手段によれば、直径D・Nの異なる
軸径を有する一群の軸群のそれぞれが、同一の溝ピッチ
pで整数本の動圧発生用溝を有することとなる。従って
この動圧発生用溝の転写を行う転写装置における転写部
を、上記動圧発生用溝と同一の溝ピッチpに設定してお
けば、異なる軸径を有する一群の軸群に対して整数本の
動圧発生用溝が、同一の転写装置によって形成されるこ
ととなり、異なる軸径を有する一群の軸群に対する動圧
発生用溝の成形が、同一の転写装置により効率的に行わ
れるようになっている。
軸径を有する一群の軸群のそれぞれが、同一の溝ピッチ
pで整数本の動圧発生用溝を有することとなる。従って
この動圧発生用溝の転写を行う転写装置における転写部
を、上記動圧発生用溝と同一の溝ピッチpに設定してお
けば、異なる軸径を有する一群の軸群に対して整数本の
動圧発生用溝が、同一の転写装置によって形成されるこ
ととなり、異なる軸径を有する一群の軸群に対する動圧
発生用溝の成形が、同一の転写装置により効率的に行わ
れるようになっている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず動圧軸受装置の一例を説明すると、図
1に示されているように、円筒状の軸受ハウジング11
の内周壁面には、軸方向(図示上下方向)に所定間隔離
して一対のラジアル滑り軸受12,12が環状に取り付
けられている。またこのラジアル滑り軸受12,12の
内周側には、軸13が回転自在に遊嵌されており、ラジ
アル滑り軸受12,12と軸13とが相対的に回転移動
するように構成されている。
に説明する。まず動圧軸受装置の一例を説明すると、図
1に示されているように、円筒状の軸受ハウジング11
の内周壁面には、軸方向(図示上下方向)に所定間隔離
して一対のラジアル滑り軸受12,12が環状に取り付
けられている。またこのラジアル滑り軸受12,12の
内周側には、軸13が回転自在に遊嵌されており、ラジ
アル滑り軸受12,12と軸13とが相対的に回転移動
するように構成されている。
【0009】このとき上記軸13の外周面とラジアル滑
り軸受12,12の内周壁面とは、微小ギャップを介し
て対面されており、この軸13とラジアル滑り軸受12
との微小ギャップ内には、潤滑油等の軸受流体が充填さ
れている。そして上記軸13の外周表面には、ラジアル
滑り軸受12,12の内周壁面に対面するようにして一
対の動圧発生用溝(ヘリングボーン)14,14が形成
されており、この動圧発生用溝14,14により誘起さ
れる軸受流体の動圧によって、両者12,13の回転保
持が行われるようになっている。
り軸受12,12の内周壁面とは、微小ギャップを介し
て対面されており、この軸13とラジアル滑り軸受12
との微小ギャップ内には、潤滑油等の軸受流体が充填さ
れている。そして上記軸13の外周表面には、ラジアル
滑り軸受12,12の内周壁面に対面するようにして一
対の動圧発生用溝(ヘリングボーン)14,14が形成
されており、この動圧発生用溝14,14により誘起さ
れる軸受流体の動圧によって、両者12,13の回転保
持が行われるようになっている。
【0010】さらにこのとき特に図2に示されているよ
うに、上記各動圧発生用溝14は、所定の溝ピッチpで
周状に並列するように形成されており、当該動圧発生用
溝14の溝ピッチpは、上記軸13の直径D・N(Nは
自然数)に対してπ・D/a(aは1以上の整数)に設
定されている。すなわち上記軸13は、Nを自然数とし
て変化させたときに得られる異なる軸径の一群の軸群で
ある。
うに、上記各動圧発生用溝14は、所定の溝ピッチpで
周状に並列するように形成されており、当該動圧発生用
溝14の溝ピッチpは、上記軸13の直径D・N(Nは
自然数)に対してπ・D/a(aは1以上の整数)に設
定されている。すなわち上記軸13は、Nを自然数とし
て変化させたときに得られる異なる軸径の一群の軸群で
ある。
【0011】例えばハードディスク駆動(HDD)モー
タに対しては、装着される各種ディスクの各外径及び回
転数に対応して、複数種類の軸径を有する一群の軸群が
次表のように準備されている。
タに対しては、装着される各種ディスクの各外径及び回
転数に対応して、複数種類の軸径を有する一群の軸群が
次表のように準備されている。
【0012】そして本実施例では、このような異なる軸
径D・Nを有する一群の軸群のそれぞれに対し、同一の
溝ピッチpで整数本の動圧発生用溝14が形成されてい
る。従ってこの動圧発生用溝14の転写を行う転写装
置、例えば転造ダイス(図4参照)における転写部を、
上記動圧発生用溝14と同一の溝ピッチp(π・D/a
(aは1以上の整数))に設定しておけば、異なる軸径
D・Nを有する一群の軸群に対して、整数本の動圧発生
用溝14が同一の転写装置により形成されることとな
る。従って本実施例によれば、異なる軸径を有する一群
の軸群に対する動圧発生用溝14の成形が、同一の転写
装置により効率的に行われるようになっている。
径D・Nを有する一群の軸群のそれぞれに対し、同一の
溝ピッチpで整数本の動圧発生用溝14が形成されてい
る。従ってこの動圧発生用溝14の転写を行う転写装
置、例えば転造ダイス(図4参照)における転写部を、
上記動圧発生用溝14と同一の溝ピッチp(π・D/a
(aは1以上の整数))に設定しておけば、異なる軸径
D・Nを有する一群の軸群に対して、整数本の動圧発生
用溝14が同一の転写装置により形成されることとな
る。従って本実施例によれば、異なる軸径を有する一群
の軸群に対する動圧発生用溝14の成形が、同一の転写
装置により効率的に行われるようになっている。
【0013】また図3に示されているように、動圧発生
用溝24における溝の1パターンが複数の溝24a,2
4bで構成されている場合には、動圧発生用溝24にお
ける溝の1パターンの溝ピッチpを、上記実施例と同様
に設定すれば、同様な作用・効果を得ることができる。
用溝24における溝の1パターンが複数の溝24a,2
4bで構成されている場合には、動圧発生用溝24にお
ける溝の1パターンの溝ピッチpを、上記実施例と同様
に設定すれば、同様な作用・効果を得ることができる。
【0014】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例え
ば、動圧発生用溝は、上記実施例のようなヘリングボー
ンに限定されることはなく、他のあらゆる動圧発生用溝
に対しても同様に本発明は適用することができる。また
軸回転あるいは軸固定にかかわらず本発明は適用するこ
とができるとともに、モータ以外の動圧軸受装置に対し
ても本発明は同様に適用することができる。さらに本発
明にかかる動圧軸受装置を製造するための転写工法は、
上記実施例のような転造ダイスによる転造工法に限定さ
れることはなく、ホトリソ工法、印刷レジスト工法、メ
ッキ工法等の種々の転写工法を同様に用いることも可能
である。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例え
ば、動圧発生用溝は、上記実施例のようなヘリングボー
ンに限定されることはなく、他のあらゆる動圧発生用溝
に対しても同様に本発明は適用することができる。また
軸回転あるいは軸固定にかかわらず本発明は適用するこ
とができるとともに、モータ以外の動圧軸受装置に対し
ても本発明は同様に適用することができる。さらに本発
明にかかる動圧軸受装置を製造するための転写工法は、
上記実施例のような転造ダイスによる転造工法に限定さ
れることはなく、ホトリソ工法、印刷レジスト工法、メ
ッキ工法等の種々の転写工法を同様に用いることも可能
である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる動圧軸
受装置は、直径D・N(Nは自然数)を有する一群の軸
群に対し、動圧発生用溝の溝ピッチpを、π・D/a
(aは1以上の整数)に設定することにより、軸径が異
なる上記一群の軸群に対して、動圧発生用溝を溝ピッチ
pで整数本成形するように構成したものであるから、動
圧発生用溝の転写を行う転写装置における転写部を、上
記動圧発生用溝と同様の溝ピッチに設定することによっ
て、異なる軸径を有する一群の軸群に対して同一の転写
装置を用いて製造を行うことができ、動圧発生用溝を効
率的かつ安価に製造することができるとともに、動圧発
生用溝の製造装置の簡易化を図ることができる。
受装置は、直径D・N(Nは自然数)を有する一群の軸
群に対し、動圧発生用溝の溝ピッチpを、π・D/a
(aは1以上の整数)に設定することにより、軸径が異
なる上記一群の軸群に対して、動圧発生用溝を溝ピッチ
pで整数本成形するように構成したものであるから、動
圧発生用溝の転写を行う転写装置における転写部を、上
記動圧発生用溝と同様の溝ピッチに設定することによっ
て、異なる軸径を有する一群の軸群に対して同一の転写
装置を用いて製造を行うことができ、動圧発生用溝を効
率的かつ安価に製造することができるとともに、動圧発
生用溝の製造装置の簡易化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例における動圧軸受装置を表し
た横断面説明図である。
た横断面説明図である。
【図2】図1に表された軸の動圧発生用溝を表した展開
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明の他の実施例における動圧発生用溝を表
した展開説明図である。
した展開説明図である。
【図4】転造工程の手順を説明するための概要説明図で
ある。
ある。
11 軸受ハウジング 12 ラジアル滑り軸受 13 軸 14,24 動圧発生用溝(ヘリングボーン)
Claims (1)
- 【請求項1】 相対的に回転移動する軸と軸受とを有
し、上記軸の外周表面に、動圧発生用溝を一定の溝ピッ
チで備えた動圧軸受装置において、 上記動圧発生用溝の溝ピッチpが、直径D・N(Nは自
然数)の異なる軸径を有する一群の軸群に対して、π・
D/a(aは1以上の整数)に設定されていることを特
徴とする動圧軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5283982A JPH07114766A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 動圧軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5283982A JPH07114766A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 動圧軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114766A true JPH07114766A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17672758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5283982A Withdrawn JPH07114766A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 動圧軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114766A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459875B1 (ko) * | 1997-05-13 | 2005-01-17 | 삼성전기주식회사 | 공기동압베어링구조체 |
WO2007083491A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Ntn Corporation | 動圧軸受装置用軸部材 |
JP2007192320A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Ntn Corp | 動圧軸受装置用軸部材 |
JP2007198400A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Ntn Corp | 動圧軸受装置用軸部材 |
US8926183B2 (en) | 2011-03-09 | 2015-01-06 | Ntn Corporation | Fluid dynamic bearing device |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5283982A patent/JPH07114766A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459875B1 (ko) * | 1997-05-13 | 2005-01-17 | 삼성전기주식회사 | 공기동압베어링구조체 |
WO2007083491A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Ntn Corporation | 動圧軸受装置用軸部材 |
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