JPH07299536A - 動圧軸受装置の軸受部の製造装置及び軸受部の製造方法 - Google Patents

動圧軸受装置の軸受部の製造装置及び軸受部の製造方法

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JPH07299536A
JPH07299536A JP12671594A JP12671594A JPH07299536A JP H07299536 A JPH07299536 A JP H07299536A JP 12671594 A JP12671594 A JP 12671594A JP 12671594 A JP12671594 A JP 12671594A JP H07299536 A JPH07299536 A JP H07299536A
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rolling
roll die
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peripheral surface
dynamic pressure
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Kimio Sato
公男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物に対して精度よい転造を行うこと。 【構成】 ロールダイス31の一部分のみに転造加工面
である転造部32を形成し、反対側の支持円盤35は加
工圧を受けるのみとしている。ロールダイス31の転造
部32を被加工物(スリーブ5)37の周面に圧接しな
がら回転させる。このロールダイス31の被加工物37
に対する転造加工は、1つの被加工物37に対してロー
ルダイス31の一回転であり、同じ被加工物37に対し
ては転造部32による繰り返しの転造加工は行わない。
被加工物37に対してロールダイス31の転造部32が
外れると、ロールダイス31の逃げ部33によりロール
ダイス31の周面は被加工物37には接触しない。ロー
ルダイス31は、例えば30〜60RPMで一方向に回
転し続けており、連続的に被加工物37を交換しつつ加
工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハードディスクドライ
ブ(HHD)やポリゴンミラー等に用いられる動圧軸受
装置の軸受部の製造装置及び軸受部の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】動圧軸受装置の基本的な構成は従来例及
び実施例も同様なので、実施例における図2を用いて動
圧軸受装置の構成を概略的に説明する(なお動圧軸受装
置の詳細は実施例において説明する)。実施例を示す図
2において、回転側となるモータハブ9の穴10の軸芯
となる部分には、固定側となるシャフト1が設けられて
いる。このシャフト1は、マグネット4と、このマグネ
ット4の軸方向の両側に設けた2つの軸2、3とで構成
されており、このシャフト1の外周に非磁性体製のスリ
ーブ5を圧入嵌合している。またこのスリーブ5の上面
及び下面に対応して一対のポールピース11a、11b
がモータハブ9側に設けてある。
【0003】モータハブ9の内周面側とスリーブ5の外
周面側との間に形成される間隙12、13a、13b、
14a、14b内に磁性流体15を封入してある。そし
てスリーブ5の外周面、上側のポールピース11aの下
面、下側のポールピース11bの上面には、モータハブ
9の回転によって上記磁性流体15に動圧を発生させる
ような表面加工が施されている。つまり上記スリーブ5
の外周部と上記モータハブ9の穴10の内周壁とでジャ
ーナル軸受を構成し、上記スリーブ5の上下外端面と各
ポールピース11a、11bの内側面とでスラスト軸受
を構成しているのである。
【0004】ここで上記略円筒状のスリーブ5の上下の
周面には、上述したように磁性流体15に動圧を発生さ
せるような表面加工が施されており、この部分を動圧発
生用表面加工部20としている。図3はスリーブ5の上
下の円周面に形成してある上記動圧発生用表面加工部2
0の部分を展開して平面的に表したものであり、W
動圧発生用表面加工部20の幅を示している。スリーブ
5の上下の周面にV字型の凹部21と凸部22とを交互
にかつ連続して形成することで動圧発生用表面加工部2
0を形成している。図4に示すように、図3の斜線で示
した部分が凹部21であり、白い部分が凸部22であ
る。またWは溝状の凹部21の溝幅を示している。
【0005】なお動圧発生用表面加工部20の他の形状
としては、スパイラル・グループといわれているものが
ある。これは溝状の凹部と凸部とを斜めに交互、かつ連
続して形成したものであるが、最も一般的なものは図
3、図4に示すヘリングボーン・グループである。
【0006】HDD用モータで動圧軸受が用いられる場
合は、ボールベアリングの大きさや回転精度の限界を越
えたごく小型のものとなる。例えばシャフト1を構成す
る軸2、3の直径は約2mm、ジャーナル軸受径は3〜
4mmほどのものである。したがってグループ展開図の
図3では、Wが約0.7mm、Wが約0.2mm、
凹部21の溝の深さは0.02mmほどの微少なパター
ンとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで図6は上記動
圧発生用表面加工部20の溝加工を行うべく、一対のロ
ールダイス41、42による転造加工装置及び転造加工
方法を示している。両ロールダイス41、42は、軸4
1a、42aを中心にして回転するようになっており、
両ロールダイス41、42の間にスリーブ5である被加
工物43を配置して、被加工物43に両側からロールダ
イス41、42を圧接して転造加工するものである。な
お44、45はロールダイス41、42の表面の周面全
体にわたって形成してある転造部であり、この転造部4
4、45は動圧発生用表面加工部20の溝とは逆のパタ
ーンが凹凸形成されている。
【0008】転造加工は一般に図6に示すようなロール
ダイス41、42で被加工物43を押圧し、ロールダイ
ス41、42の外側面に形成した転造部44、45のパ
ターンを被加工物43に転造するものである。しかしな
がら本動圧軸受装置の動圧軸受部の溝加工において同様
の転造方法を採用すると、パターン(凹部21と凸部2
2)が微少なため、喰い付き部でのズレ、数回にわたる
転造パターンの繰り返しのズレ等によって正しいパター
ンが被加工物43に転造できないという問題があった。
【0009】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、被加工物に対し
て精度よい転造を可能とした動圧軸受装置の軸受部の製
造装置及び軸受部の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の動圧軸
受装置の軸受部の製造装置は、回転自在に軸支された被
加工物37の周面を転造するロールダイス31と、上記
ロールダイス31の被加工物37への転造加工圧を受け
る回転自在な支持体35とを備え、上記ロールダイス3
1の周面の一部に被加工物37の略一周長の長さに対応
した寸法を有する転造部32を周方向に沿って突出形成
し、上記ロールダイス31を回転させて転造部32によ
り被加工物37の外周面を転造して動圧発生用表面加工
部20を形成するようにしたことを特徴としている。
【0011】また請求項2の動圧軸受装置の軸受部の製
造装置は、上記ロールダイス31の転造部32以外の周
面33に、転造時における被加工物37安定用のパッド
38を周設したことを特徴としている。
【0012】さらに請求項3の動圧軸受装置の軸受部の
製造方法は、回転自在なロールダイス31の周面の一部
に被加工物37の略一周長の長さに対応した寸法を有す
る転造部32を周方向に沿って突出形成し、上記ロール
ダイス31の被加工物37への転造加工圧を受ける回転
自在な支持体35を形成し、この支持体35に加工圧を
受け持たせながら上記ロールダイス31を回転させて、
該ロールダイス31の転造部32により被加工物37の
外周面を転造して動圧発生用表面加工部20を形成する
ようにしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】上記請求項1の動圧軸受装置の軸受部の製造装
置では、ロールダイス31の転造部32を被加工物37
の周面に圧接しながら転造加工を行う。また上記転造部
32の長さは被加工物37の略一周長の長さであり、転
造加工は被加工物37の一回転で行え、複数回の転造を
不要としてむだな繰り返しの転造がないので精度のよい
転造が行える。また転造に際して転造部32はロールダ
イス31の一部にだけ形成しているので、ロールダイス
31の偏心精度も大きく許容される。
【0014】また請求項2の動圧軸受装置の軸受部の製
造装置では、転造部32以外のロールダイス31の周面
33に、転造時における被加工物37安定用のパッド3
8を周設しているので、転造部32が被加工物37に対
して転造加工を始めるとき(喰い付き時)にでも、パッ
ド38から転造部32への段差があまり生じないので、
被加工物37が台上で不安定になることがなく、精度よ
く転造加工が行える。
【0015】さらに請求項3の動圧軸受装置の軸受部の
製造方法では、請求項1と同様に、精度のよい転造が行
えるし、またロールダイス31の偏心精度も大きく許容
される。
【0016】
【実施例】次にこの発明の動圧軸受装置の軸受部の製造
装置及び軸受部の製造方法の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。まず動圧軸受装置の
全体を構成について説明する。図2はこの発明の実施例
における動圧軸受装置の断面図を示している。図2にお
いて、1はシャフトであり、第1の軸2と、第2の軸3
と、マグネット4とで構成されている。円柱状のマグネ
ット4は、図示するように軸方向に着磁されており、ま
た円柱状の第1の軸2及び第2の軸3は磁性体である。
両軸2、3の間にマグネット4を挟持している。ここで
マグネット4の外径は、両軸2、3の外径より径小とし
ている。またマグネット4の外径寸法は磁気的に充分の
面積を得るものでよく、高精度加工は不要である。マグ
ネット4の材質としては、サマリュウム・コバルト磁石
やネオジウム磁石、アルニコ磁石等の強力磁石を用いて
おり、これらの強力磁石を用いれば磁気的に充分で面積
(軸方向の端面の面積)を小さくできる。したがってマ
グネット4の外径を軸2、3の外径より細く形成するこ
とができる。
【0017】5はスリーブであり、非磁性体で構成して
いる。このスリーブ5は略円筒状に形成されており、そ
の軸芯となる挿通孔6内に上記シャフト1を圧入嵌合し
ている。そして軸2、3及びマグネット4から成るシャ
フト1とスリーブ5とが一体となって中心軸としての機
械的強度を保有している。またスリーブ5を一体化した
シャフト1の下部は、ベース7に固定されている。なお
8は、モータコイルである。
【0018】回転側となるモータハブ9は略円筒状に形
成され、磁性体製で構成されている。このモータハブ9
の軸芯にはスリーブ5の外径より大きい穴10が形成さ
れており、この穴10の上端部と下端部には円筒状で磁
性体製の一対のポールピース11a、11bが固定され
ている。
【0019】ここでスリーブ5の外周面とモータハブ9
の穴10の内周面との間に間隙12が形成され、またポ
ールピース11a、11bの下面及び上面とスリーブ5
の上面及び下面の間にも間隙13a、13bが形成され
ている。さらにポールピース11a、11bの内周面と
シャフト1の上下部の間にも間隙14a、14bが形成
され、これらの間隙12、13a、13b、14a、1
4bに作動油としての磁性流体15を封入している。
【0020】上記間隙12及び13a、13bを形成す
る各面、つまり穴10の内周面又はスリーブ5の外周
面、上側のポールピース11aの下面、下側のポールピ
ース11bの上面又はスリーブ5の上下の両面には、モ
ータハブ9の回転によって上記磁性流体15に動圧を発
生させるような表面加工が施されている。つまり上記ス
リーブ5の外周部と上記モータハブ9の穴10の内周壁
とでジャーナル軸受を構成し、上記スリーブ5の上下外
端面と各ポールピース11a、11bの内側面とでスラ
スト軸受を構成しているのである。
【0021】また上記ポールピース11a、11bはシ
ール部も構成している。つまりマグネット4によって順
に第1の軸2、上側のポールピース11a、モータハブ
9、下側のポールピース11b、第2の軸3を経てマグ
ネット4に返る磁気回路16が構成されるので、間隙1
4a、14bには磁界が形成され、この間隙14a、1
4bにおいて磁性流体15を封止し、このシール作用に
よって、上記各間隙12、13a、13b内の流体の漏
洩を防止している。
【0022】上記の構成において、モータハブ9及びポ
ールピース11a、11bが回転すると、各間隙12、
13a、13bに封入されている磁性流体15には動圧
が発生し、この動圧はモータハブ9の穴10の内周面、
スリーブ5、ポールピース11a、11bにそれぞれ作
用する。このときの半径方向のラジアル荷重はシャフト
1が支持し、軸方向のスラスト荷重は各ポールピース1
1a、11bを介してシャフト1が支持することにな
る。
【0023】次に上記スリーブ5における軸受部の転造
加工装置及び転造加工方法について説明する。スリーブ
5の上下の円周面に形成される動圧発生用表面加工部2
0の溝形状は、主として図3に示すようなヘリングボー
ン・グループとなる。この動圧発生用表面加工部20
は、上述したようにV字型の凹部21と凸部22とが交
互に連続して形成されているものであり、この動圧発生
用表面加工部20を図1に示すような方法で転造加工を
行う。
【0024】図1において、31はロールダイスであ
り、このロールダイス31の周面の一部のみに転造加工
面、つまり転造部32を形成している。そしてこのロー
ルダイス31の転造部32以外の周面は、該転造部32
より一段小径とした逃げ部33としている。さらにロー
ルダイス31のダイス加工面である転造部32の周方向
の長さは、被加工物(スリーブ5)37の略円周長さと
している。またこのロールダイス31は軸34を中心と
して回転するようになっている。ロールダイス31の反
対側には支持円盤35を軸36を中心にして逆回転可能
に配設し、この支持円盤35は加工圧を受けるのみとし
ている。
【0025】ここでロールダイス31の転造部32を被
加工物37の周面を圧接しながら回転させる。なおこの
ロールダイス31の被加工物37に対する転造加工は、
1つの被加工物37に対してロールダイス31の一回転
であり、同じ被加工物37に対しては転造部32による
繰り返しの転造加工は行わないようにしている。被加工
物37に対してロールダイス31の転造部32が外れる
と、ロールダイス31の逃げ部33によりロールダイス
31の周面は被加工物37には接触しない。ロールダイ
ス31は、例えば30〜60RPMで一方向に回転し続
けており、連続的に被加工物37を交換しつつ加工す
る。つまりロールダイス31の一回転につき、1個の被
加工物37に対して転造加工ができるものである。これ
により被加工物37の周面に動圧発生用表面加工部20
を転造してスリーブ5が形成されることになる。
【0026】また被加工物37への転造加工は、被加工
物37の軸方向へ送ることなくその位置で被加工物37
を回転させながら行うだけであり、そのために間欠的に
被加工物37の転造加工が行えることになるのである。
なお転造部32をロールダイス31の周面に間隔をあけ
て複数形成し、被加工物37を一回転させて転造加工す
るごとに被加工物37を交換していくことで、ロールダ
イス31の一回転にて転造部32の数だけ被加工物37
を転造加工することができるものである。
【0027】このように本実施例では、スリーブ5の動
圧発生用表面加工部20における動圧発生用の凹部21
の溝の深さはごく浅いものなので、複数回の転造は不要
であり、むだな繰り返しの転造がないので精度のよい転
造が可能となる。またロールダイス31の一部(転造部
32)しか使用しないので、ロールダイス31の偏心精
度も大きく許容されるものである。
【0028】(実施例2)ところで上記図1に示す方法
では、被加工物37が小さいため、喰い付き時に被加工
物37が台上で不安定になることがある。そこで第2実
施例では図5に示すような方法を採っている。すなわち
ロールダイス31の転造部32以外の逃げ部33となっ
ている周面に、硬質ゴム等の押さえパッド38を設けた
ものである。この押さえパッド38をロールダイス31
の非加工面に設けたことにより、転造部32が被加工物
37に対して転造加工を始めるとき(喰い付き時)にで
も、押さえパッド38から転造部32への段差があまり
生じないので、被加工物37が台上で不安定になること
がなく、精度よく転造加工が行える。
【0029】ここで上記各実施例では、動圧発生用表面
加工部20の溝形状を図3に示すようなヘリングボーン
・グループの場合について説明したが、スパイラル・グ
ループの場合にも本発明を適用することができる。また
上記各実施例では、シャフトの両端を封止する場合につ
いて説明したが、一端側だけを封止する構成の動圧軸受
装置のスリーブの場合も本発明を適用することができ
る。さらにシャフト側を固定する場合に限らず、シャフ
ト側を回転する構造の動圧軸受装置においても本発明を
適用することができる。またモータハブ9の内面とスリ
ーブ5の外面との間に封入される作動油として磁性流体
15を用いて説明したが、流体を封止する箇所(ポール
ピースとシャフトの間)にだけ磁性流体を使用し、他の
部分、つまり軸受の動圧を発生する部分には油を用いる
ようにしてもよい。ただ実際には、磁性流体15だけを
用いた方が信頼性は向上する。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の動圧軸受装置の
軸受部の製造装置では、ロールダイスの転造部を被加工
物の周面に圧接しながら転造加工を行う。また上記転造
部の長さは被加工物の略一周長の長さであり、転造加工
は被加工物の一回転で行え、複数回の転造を不要として
むだな繰り返しの転造がないので精度のよい転造が行え
る。また転造に際して転造部はロールダイスの一部にだ
け形成しているので、ロールダイスの偏心精度も大きく
許容される。
【0031】また請求項2の動圧軸受装置の軸受部の製
造装置では、転造部以外のロールダイスの周面に、転造
時における被加工物安定用のパッドを周設しているの
で、転造部が被加工物に対して転造加工を始めるとき
(喰い付き時)にでも、パッドから転造部への段差があ
まり生じないので、被加工物が台上で不安定になること
がなく、精度よく転造加工が行える。
【0032】さらに請求項3の動圧軸受装置の軸受部の
製造方法では、請求項1と同様に、精度のよい転造が行
えるし、またロールダイスの偏心精度も大きく許容され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のジャーナル軸受部の転造加
工装置を示す図である。
【図2】この発明の実施例の動圧軸受装置の断面図であ
る。
【図3】この発明の実施例のジャーナル軸受部の展開図
である。
【図4】上記実施例のジャーナル軸受部の要部断面図で
ある。
【図5】この発明の実施例2のジャーナル軸受部の転造
加工装置を示す図である。
【図6】従来例のジャーナル軸受部の転造加工装置を示
す図である。
【符号の説明】
5 スリーブ 20 動圧発生用表面加工部 31 ロールダイス 32 転造部 33 逃げ部 35 支持円盤(支持体) 37 被加工物 38 押さえパッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に軸支された被加工物(37)
    の周面を転造するロールダイス(31)と、上記ロール
    ダイス(31)の被加工物(37)への転造加工圧を受
    ける回転自在な支持体(35)とを備え、上記ロールダ
    イス(31)の周面の一部に被加工物(37)の略一周
    長の長さに対応した寸法を有する転造部(32)を周方
    向に沿って突出形成し、上記ロールダイス(31)を回
    転させて転造部(32)により被加工物(37)の外周
    面を転造して動圧発生用表面加工部(20)を形成する
    ようにしたことを特徴とする動圧軸受装置の軸受部の製
    造装置。
  2. 【請求項2】 上記ロールダイス(31)の転造部(3
    2)以外の周面(33)に、転造時における被加工物
    (37)安定用のパッド(38)を周設したことを特徴
    とする請求項1の動圧軸受装置の軸受部の製造装置。
  3. 【請求項3】 回転自在なロールダイス(31)の周面
    の一部に被加工物(37)の略一周長の長さに対応した
    寸法を有する転造部(32)を周方向に沿って突出形成
    し、上記ロールダイス(31)の被加工物(37)への
    転造加工圧を受ける回転自在な支持体(35)を形成
    し、この支持体(35)に加工圧を受け持たせながら上
    記ロールダイス(31)を回転させて、該ロールダイス
    (31)の転造部(32)により被加工物(37)の外
    周面を転造して動圧発生用表面加工部(20)を形成す
    るようにしたことを特徴とする動圧軸受装置の軸受部の
    製造方法。
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