JP2005264538A - 建設機械のペダル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】建設機械の操作ペダルの左右方向の位置調節を簡易に行えるようにする。
【解決手段】走行ペダル6の横に配置されるアタッチメント操作用リモートコントロールバルブの取付け穴8を左右方向へ拡張し、取付け穴の両端近傍に固定用のボルト穴を設け、リモートコントロールバルブ10の位置を左または右に調節して固定できるようにする。リモートコントロールバルブから配管を取外すことなく左右方向の位置を変更できる。取付け穴の露出部分はカバープレート14により遮蔽する。カバープレートにフットレストペダル16を設けてオペレータの便宜を図る。
【選択図】図5
【解決手段】走行ペダル6の横に配置されるアタッチメント操作用リモートコントロールバルブの取付け穴8を左右方向へ拡張し、取付け穴の両端近傍に固定用のボルト穴を設け、リモートコントロールバルブ10の位置を左または右に調節して固定できるようにする。リモートコントロールバルブから配管を取外すことなく左右方向の位置を変更できる。取付け穴の露出部分はカバープレート14により遮蔽する。カバープレートにフットレストペダル16を設けてオペレータの便宜を図る。
【選択図】図5
Description
この発明は、建設機械のペダル装置に関するものであり、特に、ペダルの位置を変更できるようにした建設機械のペダル装置に関するものである。
油圧クレーンや油圧ショベルなどの建設機械において、運転室内にアタッチメント操作用のペダルを設けたものがある。通常、運転席の前方の床面上には左右一対の走行ペダルが近接配置され、アタッチメント操作用のペダルは走行ペダルの右または左に配置されていて、走行ペダルからアタッチメント操作用のペダルへ足を載せ換えてアタッチメントの操作を行う。このペダルはリモートコントロールバルブの上に取付けられていて、床板にリモートコントロールバルブ取付け穴を形成し、この取付け穴へリモートコントロールバルブを挿入し、リモートコントロールバルブに設けた取付けフランジを床板へネジ止めして固定しており、リモートコントロールバルブ及びペダルの位置を移動することはできない取付け構造となっている。
アタッチメント操作用ペダルの取付け位置を変更できるようにした技術としては、特許文献1記載の建設機械が知られている。ここでは、床板にほぼ正方形のコントロールバルブ取付け穴を設け、リモートコントロールバルブ及びペダルの取付け方向を前後方向と横方向のいずれかに変更できるようにしている。
特開平2003-20688号公報
建設機械オペレータは、その体格によってペダルの最適位置が異なり、またオペレータの好みに応じてアタッチメント操作用ペダルの左右方向の位置を調節したい場合もあるが、従来はペダルの左右方向の位置を調節することができないので、オペレータによっては操作性に不満を感じる場合がある。
特許文献1記載のペダル取付け構造は、コントロールバルブ取付け穴をほぼ正方形にしてリモートコントロールバルブ及びペダルの取付け方向を縦又は横に変更できるものであり、これに縦方向取付け用のボルト穴を追加すれば、リモートコントロールバルブ及びペダルを一般的な前後方向(縦方向)の姿勢のままペダルの左右方向の位置を変更することが可能になるが、リモートコントロールバルブ及びペダルの取付け位置にかかわらず方形のコントロールバルブ取付け穴の大部分が開放された状態となるので見栄えが悪く、また、床下からコントロールバルブ取付け穴を通じて騒音や塵埃などが侵入して居住性が低下するという問題がある。
そこで、ペダルの左右方向の位置調節が可能であり、且つ騒音などが侵入することがなく見栄えもよい建設機械のペダル装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、運転席の前方に走行用リモートコントロールバルブ及びペダルを配置し、走行用リモートコントロールバルブ及びペダルの横にアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ及びペダルを配置した建設機械において、床板のアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴を左右方向へ拡張し、アタッチメント操作用リモートコントロールバルブの位置を左右に調節してボルトで固定できるようにボルト穴を左右に並設するとともに、前記アタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴をアタッチメント操作用リモートコントロールバルブとともに遮蔽する着脱自在なカバープレートを設けたことを特徴とする建設機械のペダル装置を提供するものである。
上記の構成により、アタッチメント操作用リモートコントロールバルブ及びペダルの左右位置を簡単に調節でき、また、リモートコントロールバルブを右に配置したときはカバープレートをその左に固定し、リモートコントロールバルブを左に配置したときはカバープレートをその右に固定することにより、相互補完的にアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴の開口を遮蔽することになる。
また、上記カバープレートをボルトにより上記床板のボルト穴へ固定するように形成することにより、カバープレートに特別な固定手段を設けることなく、リモートコントロールバルブ固定用のボルト穴を固定手段として利用できる。
また、上記カバープレートの上面にフットレストを設けることにより、ペダルの横にフットレストが配置されて、作業時におけるオペレータの着座安定性及び操作性が向上する。
この発明の建設機械のペダル装置は、オペレ一タの好みに合わせてアタッチメント操作用のペダルの位置を左右に調整でき、また、位置変更においてリモートコントロールバルブからパイロットホースを外す必要がなく、簡単にペダル位置を調節することができる。
また、拡張したアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴の開口部分をカバープレートにより遮蔽したので、床下からの騒音の侵入を防止でき、居住性が低下することがない。
また、カバープレートにフットレストを設けることにより、ペダルの横にフットレストが配置されることになり、オペレータの着座安定性が向上し、疲労度を軽減する効果もある。
本発明は、走行用ペダルの横に配置されるアタッチメント操作用リモートコントロールバルブの取付け穴を左右方向へ拡張し、モートコントロールバルブの位置を左右に調節してボルトで固定できるようにボルト穴を左右に並設し、前記アタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴をアタッチメント操作用リモートコントロールバルブとともに遮蔽する着脱自在なカバープレートを設けたことにより、アタッチメント操作用のペダルの左右位置調節が可能であり、且つ騒音などが侵入することがなく見栄えもよい建設機械のペダル装置を提供することができた。
図1は建設機械の運転室を示し、後述するアタッチメント操作用ペダルとカバープレートを取外した状態を示している。1は床板、2は運転席であり、運転席2の左と右に操作レバー3, 4が配置され、運転席2の前方の床板1上に左右一対の走行ペダル5, 6が配置され、左走行ペダル5の外側に左フットレスト7が設けられている。床板1のアタッチメント操作用リモートコントロールバルブが取付けられるべき位置には、方形のアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴8(以下、コントロールバルブ取付け穴8という)が形成されており、コントロールバルブ取付け穴8の上縁部と下縁部のそれぞれ左右両端に近い位置に合計四個のボルト穴9が形成されている。
図2は、アタッチメント操作用リモートコントロールバルブ10及びペダル11を示し、ペダル11の踏み込み方向(前後傾動方向)及びその角度に応じてリモートコントロールバルブ10に接続されたパイロット管路の油の流れ方向及び油圧が制御され、アタッチメントの油圧モータや油圧シリンダが遠隔操作される。
リモートコントロールバルブ10には取付けフランジ12が設けられていて、外周面から外側へ張り出した取付けフランジ12の前後両端近傍に、前述した床板1のボルト穴9に対応する円穴13が形成されている。
リモートコントロールバルブ10の下部筒体10aの前後幅とコントロールバルブ取付け穴8の前後幅とはほぼ等しく、リモートコントロールバルブ10の取付けフランジ12に形成した前後一対の円穴13の中心間ピッチとコントロールバルブ取付け穴8の前後のボルト穴9のピッチは等しくなっており、リモートコントロールバルブ10の下部筒体10aをコントロールバルブ取付け穴8へ挿入すれば、取付けフランジ12が床板1に載って支持される。
コントロールバルブ取付け穴8は、リモートコントロールバルブ10の横幅よりも横長に形成されており、コントロールバルブ取付け穴8の右端近傍と左端近傍にそれぞれボルト穴9を設けているので、コントロールバルブ取付け穴8の右端又は左端にリモートコントロールバルブ10の取付け位置を変更することができ、取付けフランジ12の円穴13へボルトBを挿して床板1のボルト穴9へ締結することにより、リモートコントロールバルブ10が床板1に固定される。
図3は、リモートコントロールバルブ10及びペダル11とともにコントロールバルブ取付け穴8へ取付けられるカバープレート14を示し、カバープレート14から上方へ立ち上がるステー15を設け、ステー15の上端にフットレストペダル16を固定している。カバープレート14の前後両端近傍には円穴17が形成されており、前後一対の円穴17の中心間ピッチは、リモートコントロールバルブ10の取付けフランジ12の円穴13の中心間ピッチと同様に、コントロールバルブ取付け穴8の前後のボルト穴9のピッチと等しくなっている。
図4に示すように、リモートコントロールバルブ10の円穴13及びカバープレート14の円穴17はそれぞれの左右中央に配置されており、リモートコントロールバルブ10とカバープレート14とを横に並べたときに、リモートコントロールバルブ10の円穴13とカバープレート14の円穴17との中心間ピッチがコントロールバルブ取付け穴8の左右のボルト穴9の中心間ピッチと等しくなるようにしている。
したがって、リモートコントロールバルブ10をコントロールバルブ取付け穴8の右端にボルトBを用いて固定し、リモートコントロールバルブ10の左にカバープレート14を並べてボルトBにより固定すれば、図5に示すように、アタッチメント操作用のペダル11の左にフットレストペダル16を配置した状態となるとともに、コントロールバルブ取付け穴8はリモートコントロールバルブ10の取付けフランジ12とカバープレート14とによって遮蔽される。
一方、図6に示すように、リモートコントロールバルブ10をコントロールバルブ取付け穴8の左端にボルトBを用いて固定し、リモートコントロールバルブ10の右にカバープレート14を並べてボルトBにより固定すれば、図7に示すように、アタッチメント操作用のペダル11を走行ペダル6寄りに配置し、ペダル11の右にフットレストペダル16を配置した状態となり、オペレータの好みによりアタッチメント操作用のペダル11の取付け位置を任意に変更することができる。
また、アタッチメント操作用のペダル11の位置を変更する際は、リモートコントロールバルブ10へ接続されているパイロットホースを着脱する必要はなく、固定用のボルトBを抜いてリモートコントロールバルブ10を横へスライドさせるだけですみ、作業が簡単である。
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
1 床板
2 運転席
3, 4 操作レバー
5, 6 走行ペダル
7 左フットレスト
8 コントロールバルブ取付け穴
9 ボルト穴
10 リモートコントロールバルブ
11 ペダル(アタッチメント操作用)
12 取付けフランジ
13 円穴
14 カバープレート
15 ステー
16 フットレストペダル
17 円穴
2 運転席
3, 4 操作レバー
5, 6 走行ペダル
7 左フットレスト
8 コントロールバルブ取付け穴
9 ボルト穴
10 リモートコントロールバルブ
11 ペダル(アタッチメント操作用)
12 取付けフランジ
13 円穴
14 カバープレート
15 ステー
16 フットレストペダル
17 円穴
Claims (3)
- 運転席の前方に走行用リモートコントロールバルブ及びペダルを配置し、走行用リモートコントロールバルブ及びペダルの横にアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ及びペダルを配置した建設機械において、
床板のアタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴を左右方向へ拡張し、アタッチメント操作用リモートコントロールバルブの位置を左右に調節してボルトで固定できるようにボルト穴を左右に並設するとともに、前記アタッチメント操作用リモートコントロールバルブ取付け穴をアタッチメント操作用リモートコントロールバルブとともに遮蔽する着脱自在なカバープレートを設けたことを特徴とする建設機械のペダル装置。 - 上記カバープレートをボルトにより上記床板のボルト穴へ固定するように形成した請求項1記載の建設機械のペダル装置。
- 上記カバープレートの上面にフットレストを設けた請求項1または2記載の建設機械のペダル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004077685A JP2005264538A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 建設機械のペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004077685A JP2005264538A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 建設機械のペダル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005264538A true JP2005264538A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35089375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004077685A Pending JP2005264538A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 建設機械のペダル装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005264538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103046605A (zh) * | 2011-10-17 | 2013-04-17 | 神钢建设机械株式会社 | 上部体及具有该上部体的工程机械 |
JP2015137523A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | コベルコ建機株式会社 | フロアユニット、キャブ、およびフロアユニットの製造方法 |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004077685A patent/JP2005264538A/ja active Pending
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EP2584102A2 (en) | 2011-10-17 | 2013-04-24 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Upper machine body for operating machine, and operating machine having the same |
US8657052B2 (en) | 2011-10-17 | 2014-02-25 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Upper machine body for operating machine, and operating machine having the same |
CN103046605B (zh) * | 2011-10-17 | 2016-07-13 | 神钢建设机械株式会社 | 上部体及具有该上部体的工程机械 |
JP2015137523A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | コベルコ建機株式会社 | フロアユニット、キャブ、およびフロアユニットの製造方法 |
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