JP2006299548A - 作業機械のリストレスト - Google Patents

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Akihiko Soga
彰彦 曽我
Kazue Tazaki
和重 田崎
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Abstract

【課題】作業機械の座席に座った運転者の操縦レバーを操作する手首部を乗せるリストレストの、手首部を乗せる部分の上下方向位置を任意に容易に調整できるようにする。
【解決手段】操縦レバー4の近傍に鉛直方向に延び立設された案内体8と、この案内体にその鉛直方向に移動を自在に、かつ任意の位置に固定を自在に取り付けられた移動体10と、この移動体に取り付けられた手首部を乗せるパッド12とを備える作業機械のリストレスト。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業機械の運転席の操縦レバーの近くに備えられ、操縦レバーを操作する運転者の手首部が乗せられるリストレストに関する。
作業機械、例えば油圧ショベル、クレーン車のような作業機械には、操縦レバーを長時間繰り返し操作するような場合における運転者の腕の疲れを軽減するために、操縦レバーの近くに操縦レバーを握る運転者の手首部(リスト)を乗せるリストレストが備えられている(例えば、特許文献1参照)。
代表的なリストレストは、その位置が固定されているので、運転者の体格、好みなどに合わせ操縦レバーとの位置関係を調整することができない。また、リストレストを必要としない場合には、リストレストが作業機械を運転する上で邪魔になる。そこで位置の調整を可能にした、揺動ステーを備えたリストレストが開発されている(例えば、特許文献2参照)。
実開平7−25052号公報 特開2003−227147号公報
しかしながら、上述したとおりの形態の従来の作業機械のリストレストには、手首部を乗せる部分の上下方向位置を任意に調整できないという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、手首部を乗せる部分の上下方向位置を任意に容易に調整することができる、作業機械のリストレストを提供することである。
請求項1記載の発明は、操縦レバーの近傍に鉛直方向に延び立設された案内体と、この案内体にその鉛直方向に移動を自在に、かつ任意の位置に固定を自在に取り付けられた移動体と、この移動体に取り付けられた該手首部を乗せるパッドとを備えている、ことを特徴とする作業機械のリストレストである。そして、運転者の手首部を乗せるパッドの取り付けられた移動体は、案内体に沿って鉛直方向に自在に移動され、かつ任意の位置に固定される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のリストレストが、移動体に形成された該鉛直方向に延びる長穴と、案内体に形成されたねじ穴と、このねじ穴に該長穴を通し螺合され移動体を案内体に解除自在に固定する締結部材とを備えている。そして、パッドを取り付けた移動体を、その長穴を通した締結部材によって任意の移動位置に固定する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のリストレストの締結部材が、操作摘み部を備えている。そして運転者は、摘み部を用いて締結部材を緩めあるいは締め付け、パッドの位置を調整する。
請求項4記載の発明は、請求項1から3までのいずれかに記載のリストレストの案内体が操縦レバーを支持するフレームにねじ部材により着脱を自在に取り付けられている。そしてリストレストを、操縦レバーを支持するフレームに着脱を自在に取り付ける。
請求項1記載の発明によれば、操縦レバーの近傍に、鉛直方向に立設された案内体に鉛直方向に移動自在にかつ任意の位置に固定自在に取り付けられた手首部を乗せるパッドを有した移動体を備えている。したがって、移動体を鉛直方向の任意の位置に移動固定でき、手首部を乗せる部分の上下方向位置を任意に容易に調整することができる。
請求項2記載の発明によれば、移動体を、それに形成された鉛直方向に延びる長穴を通し案内体のねじ穴に締結部材を締め付けあるいは緩めて、任意の位置に移動固定する。したがって、締結部材を緩めあるいは締め付けることにより、運転者の手首部を乗せるパッドの位置を長穴に沿って任意の位置に調整することができる。
請求項3記載の発明によれば、締結部材が摘み部を備えている。したがって、運転者は摘み部を用いて締結部材を容易に操作できる。
請求項4記載の発明によれば、案内体が、操縦レバーを支持するフレームにねじ部材により着脱を自在に取り付けられている。したがって、リストレストを必要とする作業機械に適宜に容易にリストレストを取り付けることができる。
以下、本発明に従って構成された作業機械のリストレストについて、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、詳細に説明する。
図1および図2を参照して説明する。この実施形態における作業機械は、運転座席2の左右に一対の操縦レバー4、5を備えている。操縦レバー4、5は、それぞれ前後左右に操作される、実質上同一の構成のものであり、操縦する機器およびレバーの設置向きなどが異なっている。一方の操縦レバー4の近傍にはリストレスト6が、他方の操縦レバー5の近傍にはリストレスト7がそれぞれ、操縦レバー4,5の後側、運転座席2の背当て2a側に備えられている。
リストレスト6、7は、運転座席2の左右方向(図2の上下方向)において対称に形成されている以外は実質上同一である。したがって、以下の説明においては左側の一方のリストレスト6について記述する。
リストレスト6は、操縦レバー4の近傍に鉛直方向(図1の上下方向、図2の紙面に垂直方向)に延び立設された案内体8と、案内体8に鉛直方向に移動を自在に、かつ任意の位置に固定を自在に取り付けられた移動体10と、移動体10に取り付けられ、操縦レバー4を操作する運転者の手首部が乗せられるパッド12を備えている。
移動体10は、鉛直方向に延びる長穴10aを備え、案内体8に形成されたねじ穴(後に詳述する)にこの長穴10aを通し螺合させた締結部材14により、案内体8に解除を自在に固定されている。
操縦レバー4は、運転座席2が設置された基台16に取り付けられたフレーム18に支持されている。フレーム18は、比較的厚い鋼板を鉛直方向に立設して備えられ、先端上部に操縦レバー取付部18aを備えている。フレーム18は、案内体8および移動体10の下部とともに、樹脂により形成されたコンソール20の中に納められている。
図1および図2とともに図3〜図5を参照してさらに詳細に説明する。案内体8は鋼部材を溶接して形成されている。案内体8は、板材を断面矩形のチャンネル状に成形しチャンネルの開口側をフレーム18側に位置付けた案内体本体8aと、案内体本体8aの上端部のチャンネル内に一体的に取り付けられチャンネルの底辺部に形成されたボルト穴8bを通し締結部材14の雄ねじ部14aが螺合されるねじ穴8cを有したブロック8dと、案内体本体8aの下端部のチャンネル内に一体的に取り付けられチャンネルの底辺部に貫通する一対のボルト穴8eが形成されたブロック8fを一対備えている。
フレーム18は、この4個のボルト穴8eに対応して4個のねじ穴18aを備えている。案内体8は、このねじ穴18aに螺合されるねじ部材としのボルト22、4個により、フレーム18の運転座席2から見て外側に着脱自在に取り付けられている。
移動体10は鋼部材を溶接して形成されている。移動体10は、案内体8の外縁部に摺動自在に被せられた断面矩形のチャンネル状の移動体本体10bと、移動体本体10bの上端部に水平方向に運転座席2側にオーバハングし延びたパッド12が取り付けられるパッド取付板10cを備えている。移動体本体10bのチャンネルの底辺部に、上述の鉛直方向に延びる長穴10aが長さLで形成されている。
締結部材14は、樹脂または鋼材により形成され、案内体8のねじ穴8cに螺合する雄ねじ部14aが一端側に形成され、他端側には手指により操作される円柱状の摘み部14bが形成されている。雄ねじ部14aと摘み部14bの間には、長穴10aの周縁部に当接するフランジ部14cが形成されている。摘み部14bの外周面にはローレット切りされた平行溝が形成されている。
パッド12は樹脂により成形され、パッド取付板10cの側からにボルト(図示は省略されている)により取り付けられている。
締結部材14の摘み部14bより下方の案内体8および移動体10の下部が、コンソール20の中に穴20aを通し位置付けられている。
次に、図1〜図5を参照して、上述したとおりの作業機械のリストレスト6の作用効果について説明する。
リストレスト6は、操縦レバー4の近傍に鉛直方向に延び立設された案内体8に、鉛直方向に移動自在にかつ任意の位置に固定自在に取り付けられた手首部を乗せるパッド12を有した移動体10を備えているので、パッド12を、移動体10の長穴10aの長さLにより規定された、鉛直方向に図1に示す「上位置」および「下位置」の間を任意の位置に移動させ固定することができる。したがって、手首部を乗せるパッド12の上下方向位置を任意に容易に調整することができる。
リストレスト6は、移動体10を、その長穴10aを通し案内体8のねじ穴8cに締結部材14を締め付けあるいは緩めて任意の位置に移動固定できるので、締結部材14の操作でパッド12の位置を長穴10aに沿った任意の位置に調整できる。
リストレスト6は、締結部材14が摘み部14bを備えているので、運転者はこれを用いて締結部材14を容易に操作できる。また、パッド12の上下位置が変わっても摘み部14bの位置は変わらないので、操作が容易である。
リストレスト6は、案内体8が操縦レバー4を支持するフレーム18にねじ部材22によって着脱を自在に取り付けられるので、リストレストを必要とする作業機械にのみリストレストを容易に取り付けることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本実施例においては、移動体10の移動すなわち手首部を乗せるパッド12の「上位置」および「下位置」を規定する長さLの長穴10aを備えている。この長さLは作業機械、操縦レバーなどの形態に応じて適宜に変えればよい。例えば、作業形態によってリストレストが邪魔になる場合にはパッド12を備えた移動体10を下方に大きく移動できるようにすればよい。
本実施例においては、移動体10にスロット10aが形成されているが、スロットを案内体に形成し移動体をこのスロットに沿って移動させるようにしてもよい。
本実施例においては、締結部材14に手指により操作する円柱状の摘み部14bを備えたが、この円柱状の摘みに変えて例えばレバー状の摘みにしてもよい。
本実施例においては、リストレスト6を作業機械のフレーム18にねじ部材22によって着脱を自在に取り付けたが、案内体8をフレーム18に一体的に溶接して取り付けてもよい。
本発明に係る作業機械のリストレストの一実施の形態を備えた運転席の部分の側面図。 図1の運転席部分の平面図。 図1のA−A矢印方向に見てリストレストの部分を示した拡大断面図。 図3のB−B矢印方向に見て締結部材の部分を示した拡大断面図。 図1のC−C矢印方向に見て操縦レバーを取り付けるフレームへの案内体の取付部を示した拡大断面図。
符号の説明
2:運転座席
4,5:操縦レバー
6,7:リストレスト
8:案内体
8c:ねじ穴
10:移動体
10a:長穴
12:パッド
14:締結部材
14b:摘み部
18:フレーム
22:ボルト(ねじ部材)

Claims (4)

  1. 作業機械の座席に座った運転者の操縦レバーを操作する手首部を乗せるリストレストであって、
    操縦レバーの近傍に鉛直方向に延び立設された案内体と、
    この案内体にその鉛直方向に移動を自在に、かつ任意の位置に固定を自在に取り付けられた移動体と、
    この移動体に取り付けられた該手首部を乗せるパッドと
    を備えている、ことを特徴とする作業機械のリストレスト。
  2. 移動体に形成された該鉛直方向に延びる長穴と、
    案内体に形成されたねじ穴と、
    このねじ穴に該長穴を通し螺合され移動体を案内体に解除自在に固定する締結部材と
    を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の作業機械のリストレスト。
  3. 締結部材が、操作摘み部を備えている、
    ことを特徴とする請求項2記載の作業機械のリストレスト。
  4. 案内体が、操縦レバーを支持するフレームにねじ部材により着脱を自在に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の作業機械のリストレスト。
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