JP2005264402A - 接合用補助具付シームフェルト及び抄紙機械への取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 抄紙機のエンドレスシームフェルトを、オープンエンドのフェルトから製作する場合、接合作業現場の状況やフェルト構造の多様性に対応して、シーミング作業が簡単かつ確実にできる接合用補助具付シームフェルトの提供。
【解決手段】 端部に仮固定のための係止部材を有する接合補助具を、シームフェルトの両端縁の裏面に取り付けた接合用補助具付シームフェルトにおいて、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部と、接合補助具の端部近辺における折り曲げ縫い合わせ部とを合計2箇所以上設けた構造とし、これを抄紙機のプレスロールに掛け入れ、接合用補助具両端の係止部材同士を結合して仮固定した後、端部に近い方のシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部または接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部をほどいて、シームフェルトの両端部を接触させ、シームループ同士を噛み合わせて、エンドレスベルトを形成し、次いで接合補助具を取り外してシームフェルトの抄紙機械に取付ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 端部に仮固定のための係止部材を有する接合補助具を、シームフェルトの両端縁の裏面に取り付けた接合用補助具付シームフェルトにおいて、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部と、接合補助具の端部近辺における折り曲げ縫い合わせ部とを合計2箇所以上設けた構造とし、これを抄紙機のプレスロールに掛け入れ、接合用補助具両端の係止部材同士を結合して仮固定した後、端部に近い方のシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部または接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部をほどいて、シームフェルトの両端部を接触させ、シームループ同士を噛み合わせて、エンドレスベルトを形成し、次いで接合補助具を取り外してシームフェルトの抄紙機械に取付ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オープンエンドのフェルトを抄紙機械上で接合する事を容易にするための、仮固定用補助具付シームフェルト及びそれの抄紙機械への取付方法に関する。
更に詳しくは、オープンエンドのシームフェルトの両端部を互いに引き寄せてシームループを噛み合わせ、それによって出来た共通孔に芯線を通して接合させエンドレスシームフェルトを形成する際、あらかじめ仮固定させるための接合用補助具を取り付けたシームフェルトに関するものである。
更に詳しくは、オープンエンドのシームフェルトの両端部を互いに引き寄せてシームループを噛み合わせ、それによって出来た共通孔に芯線を通して接合させエンドレスシームフェルトを形成する際、あらかじめ仮固定させるための接合用補助具を取り付けたシームフェルトに関するものである。
製紙における抄紙工程においては、抄紙機械のロール間を走行するフェルトと、その上に載置される湿紙とを、抄紙機の一対のプレスロール間隙で加圧することによって、湿紙からの水分が脱水される。このフェルトはロールに巻きつけられたエンドレス形状であり、ロールとともに回転する。しかしこのフェルトは硬く、重いので、フェルトの新規装着、交換等のためにプレスフェルトを機械に掛け入れる際、エンドレスフェルトの形状のままでは作業が困難、かつ危険である。そのため、最近では抄紙機への掛け入れ作業を容易にするために非環状、オープンエンドのフェルトを用い、これを抄紙機上で無端状に接合(シーミング)し、エンドレスシームフェルトとして使用することが主流となりつつある(特開昭59-112091号公報)。
しかし、オープンエンドのシームフェルトの両端を接合してエンドレスシームフェルトを形成する作業は、フェルト両端部にあるシームループを噛み合わせ、それによって出来た共通孔に芯線を通して接合するという精密な作業によって行なわれるので、これを抄紙機上でそのまま行なうと、シームフェルト両端部が固定していないのできわめて困難である。そこでエンドレスシームフェルトを形成するに当たっては、端部にファスナーのような係止部材を取り付けた仮固定用補助具を、シームフェルトの両端縁の裏面に取り付け、まず仮固定用補助具の両端を、係止部材により仮に接合し、これによってシームフェルト本体の両端部を互いに接合可能な位置に固定し、そこで両端部にあるシームループを噛み合わせ、それによって出来た共通孔に芯線を通して接合する方法が行なわれている(特開昭62-250294号公報)。
このような仮固定用補助具付オープンエンドのシームフェルトを図6に示す。シームフェルト11は、図6のように両端部にシームループ12aと12bを備え、使用時にはこの部分を接合してエンドレスシームフェルトが形成される。このシームループ12aと12bを接合させるために、フエルト11の両端縁の裏面に接合用補助具13が、縫い合わせ部15で縫い付けられ、接合補助具13の端部には係止部材(例えばファスナー)14aと14bが取り付けられている。シームフェルトを抄紙機械上で接合する時には、先ず係止部材14aと14bを結合して仮固定する。接合用補助具の端部同士が係止部材により仮固定されることにより、前記フエルト11の両端部12は引き寄せられて、シームループ12aと12bとが接触するので、これを噛み合わせ、その共通孔に芯線を挿入して接合する。
シームフェルト11と接合用補助具13との取り付け部からシームループまでの距離aが、取り付け部から接合用補助具の係止部材までの距離bより少し長くなるように両者を取り付けることにより、係止部材同士を仮固定したときに、シームループ12aと12bは、緩やかな山型を作り、かつシームフェルト11の自重による緊張が発生しないので、接合作業がしやすい最適の位置に固定され、そこで両者の噛み合わせが行なわれ、エンドレスシームフェルトが形成される。
しかしシームを無端状に接合する作業(シーミング作業)は抄紙機械上で行なわれるが、シーミング作業をする位置(抄紙機械上のロール上、ロール間隔等)もまちまちであるので、上記取り付け部からの距離aとbの関係を一定に保っても、シーミング作業ではシームループ12aと12bとは必ずしも最適な位置関係に保たれるとは限らない。例えばフェルトが屈曲するロール上で接合を行なうと、係止部材にはロールに接触する事である程度の緊張張力が発生するため、シームループ間の距離は直線部分で行なう場合に比べて離れる傾向になる。また、フェルトの自重により張力がかかった場合も同様にシームループ同士が離れるので、同じ接合用補助具付シームフェルトを用いるとシーミング作業がやりにくくなる。
更に、シームフェルトは通常、織布からなる基布とバット繊維とをニードルパンチによって一体化したものを用いるが、最近はシーム部付近の裏バットを剥がしてシーミング作業を容易にしている場合があるが、その剥がす幅を狭くして、シームループ同士が形成する山形の角度を大きく取ると、剥がされない部分バット同士が擦れあったり、バット厚みによりシーミング作業をし難くなるため、そのような場合にはシームループ同士の距離を短くすることが望まれる。
そのため、シームフェルトと結合用補助具とが一定の取り付け部で固定されたシームフェルトは、シーミング作業をする抄紙機械上の状況やフェルト構造の多様性に対応できないという問題があり、接合作業の位置、フェルトの構造等に関係なく使用できる接合補助具付シームフェルトの提供が望まれていた。
本発明の発明者は上記課題を解決するため、接合用補助具の形状、シームフェルトと接合補助具の縫い合わせ位置等を検討した結果、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部を複数箇所設けるか、またはシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部が1箇所であっても、接合補助具の端部近辺を折り曲げて重ね、重なった部分を縫い合わせた折り曲げ縫い合わせ部を設け、合計縫い合わせ箇所を複数とした接合用補助具付シームフェルトを用いれば、接合補助具の端部に最も近い縫い合わせ部または接合補助具同士の縫い合わせ部をほどくことにより、図3におけるシームループ2a/2b、接合補助具の係止部材4a/4b、及びシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部6で作られる3角形の角度が105°〜125°、好ましくは113°〜115°に成るように調節でき、現場の状況にあわせてシームフェルトの接合が容易にできることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、端部に仮固定のための係止部材を有する接合補助具を、シームフェルトの両端縁の裏面に取り付けた接合用補助具付シームフェルトにおいて、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部と、接合補助具の端部近辺における折り曲げ縫い合わせ部とが合計して少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする接合用補助具付シームフェルトである。
また本発明は、上記構造のオープンエンドの接合用補助具付シームフェルトを抄紙機のプレスロールに掛け入れ、接合用補助具両端の係止部材同士を結合して仮固定した後、端部に近い方のシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部または接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部をほどいて、シームフェルトの両端部を接触させ、シームループ同士を噛み合わせて、エンドレスベルトを形成し、次いで接合補助具を取り外すことからなるシームフェルトの抄紙機械への取付方法を提供する。
上記接合補助具の縫い合わせ部のうち、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部は当然のことながら、少なくとも1箇所は必要であり、本発明においてはこれが2箇所以上あれば接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部は必ずしも必要ではない。また接合補助具の端部近辺において接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部が1箇所あれば、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部は1箇所でもよいが、さらにこれを2箇所以上設けてもよい。
本発明によれば、シームフェルトの両端縁の裏面に、仮固定のための係止部材を端部に有する接合補助具を取り付けた接合用補助具付シームフェルトとし、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部と、接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部とが合計して少なくとも2箇所設け、接合の際現場の状況、シームフェルトの厚さや構造に合わせて、縫い合わせ部をほどくことにより、シームフェルト両端のシームループ間の位置関係を調節できるので、シーミング作業を簡単かつ確実に行なうことができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なおシームフェルトは通常織布からなる基布とバット繊維とをニードルパンチによって一体化した積層体が用いられるが、図1〜5は、簡単のため、シームフェルトはすべて1枚のシートとして図示した。
図1はシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部を2箇所設けた例である。図1において、1はシームフェルトであり、シームフェルト1の両端縁の裏面には接合補助具3が5、6の2箇所で縫い付け固定されている。
シームフェルト1は、図1のように両端部にそれぞれシームループ2a、2bを備え、使用時にはこの部分を接合し接合補助具3を取り外しすればエンドレスシームフェルトが形成される。接合補助具3の端部4aと4bは互いに結合できる構造(例えばスライド式ファスナー)を有し、相対向している。図中、距離aはシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部からシームループまでの距離、bは縫い合わせ部から接合補助具の係止部材までの距離、cはシームフェルトと接合補助具との縫い合わせの2箇所5、6間の距離である。
シームフェルト1は、図1のように両端部にそれぞれシームループ2a、2bを備え、使用時にはこの部分を接合し接合補助具3を取り外しすればエンドレスシームフェルトが形成される。接合補助具3の端部4aと4bは互いに結合できる構造(例えばスライド式ファスナー)を有し、相対向している。図中、距離aはシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部からシームループまでの距離、bは縫い合わせ部から接合補助具の係止部材までの距離、cはシームフェルトと接合補助具との縫い合わせの2箇所5、6間の距離である。
このような接合用補助具付シームフェルトをそのまま用いて、接合を行なう場合について図2により説明する。
先ず接合用補助具の係止部材(ファスナー)4aと4bとを係合し仮固定させる。この時、シームフェルト1の両端部にあるシームループ2aと2bは互いに引き寄せられて、シームループ2aと2bとがb/aをCos値とする角度で山型に盛り上がった状態で接触するので、これを噛み合わせ、その共通孔に芯線を挿入して接合することができる。この角度が接合作業に適度のものであれば接合は容易に行なわれる。
先ず接合用補助具の係止部材(ファスナー)4aと4bとを係合し仮固定させる。この時、シームフェルト1の両端部にあるシームループ2aと2bは互いに引き寄せられて、シームループ2aと2bとがb/aをCos値とする角度で山型に盛り上がった状態で接触するので、これを噛み合わせ、その共通孔に芯線を挿入して接合することができる。この角度が接合作業に適度のものであれば接合は容易に行なわれる。
しかしシーミング作業の位置や、裏バットを剥がす幅やフェルト構造の変動により、より浅い角度に保つことが求められた場合、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部のうち、端部に近い方の縫い合わせ部5の糸をほどくと、係止部材で仮固定したときの形状は図3のとおりとなり、シームフェルトが盛り上がる角度のCosは(b+c)/(a+c)となり、図2のように5の点で固定されていた場合の角度b/aよりも小さい所望の角度となり、より適切な条件で接合を行なうことができる。
図1〜3に示した方法において、各部分の好適な長さは、シームフェルトの長さ、幅等によっても異なるが、
aが40〜140mm、特に50〜110mm
bが30〜120mm、特に40〜100mm
cが5〜50mm、特に5〜20mm
a-bが0〜20mm、特に5〜15mm
となるように、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ箇所を決めるのが望ましい。
aが40〜140mm、特に50〜110mm
bが30〜120mm、特に40〜100mm
cが5〜50mm、特に5〜20mm
a-bが0〜20mm、特に5〜15mm
となるように、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ箇所を決めるのが望ましい。
図2ではシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部の数は2箇所であるが、この数を増やせば、角度の調節は更にきめ細かく行なうことができる。
また図4のように、隣接した縫い合わせ部5,6間の接合補助具をフェルトに密着させず、たるみ部を少なくとも1箇所設ければ、縫い合わせをほどいた時、角度は浅くなり、更にたるみの度合いにより、角度の変動を調節することもできる。これも本発明の別の一手段である
たるみを持たせる場合、たるみ部の長さ、即ち隣接した縫い合わせ部間の接合補助具の長さと直線距離との差は、好ましくは0〜100mm、より好ましくは20〜50mmである。
たるみを持たせる場合、たるみ部の長さ、即ち隣接した縫い合わせ部間の接合補助具の長さと直線距離との差は、好ましくは0〜100mm、より好ましくは20〜50mmである。
また図5はシームフェルトの盛り上がり角度を可変にするための更に別の手段であり、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部は1箇所であるが、接合補助具3がその端部近辺で折り曲げて重ねられ、重なった部分7で接合補助具同士が縫い合わされた折り曲げ縫い合わせ部を設けたことにより、接合補助具の縫い合わせ部を合計で2箇所とした構造になっている。図5において上記折り曲げ縫い合わせ部7をほどくことにより、最外の取り付け部5から係止部材4までの距離を延長することができるので、この方法によればシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部が1箇所であってもシームフェルトの接合作業における両端部2aと2bの位置関係を調節することができる。シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部が複数の場合において、さらにこのような接合補助具の折り曲げ部分や図4のたるみ部分があってもよい。この方法において折り曲げにより重なった部分の好適な長さは、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部が複数ある場合、好ましくは0〜100mm、ない場合、100〜300mm、好ましくは150〜200mmである。折り曲げ縫い合わせ部は1箇所でもよいが、折り曲げを複数回行い折り曲げ縫い合わせ部を2箇所以上設ければ、シームフェルトの両端部2aと2bの位置関係をさらに微調整することができる。
本発明に用いられるシームフェルトは、通常抄紙機に用いられるものであれば、任意のものが用いられ、材料、構造や大きさには特に限定はない。例えばシームフェルトとしては、織布からなる基布とバット繊維とをニードルパンチによって一体積層したプレスフェルトなどが用いられる。また必要に応じて基布は織布を2層またはそれ以上積層したものでもよい。
シームフェルト両端部を接合させるための部材は、エンドレスシームフェルトを形成するための通常のシームループが用いられ、両端部のシームループを噛み合わせ、それによって出来た共通孔に芯線を通して接合させる。
このようにして抄紙機のプレスロール上でエンドレスベルトが形成された後、接合補助具を取り外すことによりエンドレスのシームベルトが取り付けられる。
また本発明において用いられる接合補助具は、シームフェルトへの取り付け(縫い合わせ等)と取り付け部の取り外しが簡単にでき、端部にスライドファスナーを取り付けることができ、両端を引き寄せて仮固定した状態で、シームループの接合を行なうことができる充分な強度があるものであれば、特に材料は限定されないが、織物や編物、不織布等の布帛等の繊維から成るシートが用いられる。
接合補助具端部の係止部材としてはスライドファスナー、マジックテープ類、プラスティックアシスト類等を用いることができるが、特にスライドファスナーが好ましい。
本発明の接合用補助具付シームフェルトを用いることにより、製紙用抄紙機のフェルトを新規装着、交換する際の、オープンエンドフェルトから抄紙機上で無端状に接合するシーミング作業は、抄紙機上の多様性に充分対応することができ、シーミング作業の場所や裏バットを剥がす幅やフェルトの厚み等に関係なく、接合作業時におけるシームフェルト両端のシームループ間の位置関係を最適の位置に設定することができるので、シーミング作業が簡単かつ確実となり、シーミングに要するコストと労力を大幅に軽減することができる。
1 シームフェルト
2 シームループ(2a及び2b)
3 接合用補助具
4 係止部材(4a及び4b)
5、6 シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部
7 接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部
8 接合補助具の折り曲げ部
11 シームフェルト
12 シームループ(12a及び12b)
13 接合用補助具
14 係止部材(14a及び14b)
15 シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部
2 シームループ(2a及び2b)
3 接合用補助具
4 係止部材(4a及び4b)
5、6 シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部
7 接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部
8 接合補助具の折り曲げ部
11 シームフェルト
12 シームループ(12a及び12b)
13 接合用補助具
14 係止部材(14a及び14b)
15 シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部
Claims (7)
- 端部に仮固定のための係止部材を有する接合補助具を、シームフェルトの両端縁の裏面に取り付けた接合用補助具付シームフェルトにおいて、シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部と、接合補助具の端部近辺における折り曲げ縫い合わせ部とが合計して少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする接合用補助具付シームフェルト。
- シームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部が少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする請求項1記載の接合用補助具付シームフェルト。
- 隣接するシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部が5〜20mmの間隔で設けられ、端部に近い方の縫い合わせ部からシームフェルト端部までの長さaが50〜110mm、上記縫い合わせ部から接合補助具端部までの長さbが40〜100mmで、かつ両者の差a-bが5〜15mmであることを特徴とする請求項2に記載の接合用補助具付シームフェルト。
- 隣接するシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部間の接合補助具にたるみを持たせていることを特徴とする請求項2〜3のいずれかに記載の接合用補助具付シームフェルト。
- 接合補助具の端部近辺において折り曲げ縫い合わせ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の接合用補助具付シームフェルト。
- 接合用補助具の係止部材が、スライド式ファスナーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の接合用補助具付シームフェルト。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のオープンエンドの接合用補助具付シームフェルトを抄紙機のプレスロールに掛け入れ、接合用補助具両端の係止部材同士を結合して仮固定した後、端部に近い方のシームフェルトと接合補助具との縫い合わせ部または接合補助具の折り曲げ縫い合わせ部をほどいて、シームフェルトの両端部を接触させ、シームループ同士を噛み合わせて、エンドレスベルトを形成し、次いで接合補助具を取り外すことからなるシームフェルトの抄紙機械への取付方法。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010275671A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Nippon Felt Co Ltd | 製紙用シームフェルトの掛け入れ用具 |
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JP2016002459A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | Ykk株式会社 | スライドファスナーとデッキシーム及び袋縫いを行うための支持ガイド |
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- 2004-03-22 JP JP2004081878A patent/JP2005264402A/ja active Pending
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